JPH0999844A - プレスヨーク及びプレスヨークの製造方法 - Google Patents

プレスヨーク及びプレスヨークの製造方法

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JPH0999844A
JPH0999844A JP7261353A JP26135395A JPH0999844A JP H0999844 A JPH0999844 A JP H0999844A JP 7261353 A JP7261353 A JP 7261353A JP 26135395 A JP26135395 A JP 26135395A JP H0999844 A JPH0999844 A JP H0999844A
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JP
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ear
yoke
section
thickness
cup
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JP7261353A
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Tetsuji Egawa
哲司 江川
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平板をコップ状容器の形状に絞り加工する方式
を採用したプレスヨーク及びプレスヨークの製造方法を
提供すること。 【解決手段】このプレスヨークはプレス成形で形成され
たものであり、円筒体と、円筒体の軸長方向の一端部に
延設された一対の耳部とを備えている。耳部の平均肉厚
は円筒体の平均肉厚よりも厚い。製造に際しては、平板
を絞り加工し、絞り加工に伴う縮みフランジ効果により
フランジ部を厚肉化し、そのフランジ部から耳部を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス成形で製造
したプレスヨーク及びプレスヨークの製造方法に関す
る。本発明は、例えば車両のステアリング機構に使用さ
れるインタミディエイトヨークに利用できる。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング機構に使用されるイ
ンタミディエイトヨークを例にとって説明する。このヨ
ークは次の様なUO曲成形方法により製造される。即
ち、図13(A)に示す様に、平板を打ち抜いて突片1
00aをもつ打抜板100を形成する打ち抜き工程、図
13(B)に示す様にその打抜板100の端部100c
を若干曲げる端曲げ工程、図13(C)に示す様にその
打抜板100を更に曲げて『断面U形状』とする曲げ工
程、図13(D)に示す様にその打抜板100を更に円
筒形状に曲げて『断面O形状』つまり円筒体104とす
る曲げ工程、円筒体104の歪取り工程、更に図13
(E)に示す様に円筒体104の合わせ部104aをア
ーク溶接して接合し、溶接ビード部106を肉盛りする
溶接工程、溶接ビード部106を機械加工すると共に、
円筒体104の内周面及び外周面を切削加工して加工面
104c、104eを形成する機械加工工程とを順に実
施することにしている。
【0003】円筒体104の内周面及び外周面を切削加
工して加工面104c、104eを得るのは、溶接によ
る熱歪みによる真円度の低下を是正するためである。更
に従来技術によれば、特公平3−1190号公報には、
長い円筒形状の単一のチューブから、これの軸長方向の
一旦に一対の耳部を形成した操舵輪シャフトが開示され
ている。この公報技術は、耳部の厚肉化を図るもので
も、平板をコップ状容器の形状に成形する絞り加工を利
用するものでもない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したUO
曲成形方法に係る従来技術及び特公平3−1190号公
報に係る従来技術とは異なる方式、つまり平板をコップ
状容器の形状に絞り加工する方式を採用したプレスヨー
ク及びプレスヨークの製造方法を提供することにある。
【0005】殊に請求項2は、『縮みフランジ効果』を
利用でき、ヨークの耳部の平均肉厚が円筒体の平均肉厚
よりも厚いプレスヨークを得るのに有利なプレスヨーク
の製造方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプレスヨー
クは、円筒体と、該円筒体の軸長方向の一端部に延設さ
れた耳部とを備えると共にプレス成形で形成された金属
製のプレスヨークであって、ヨークの耳部の平均肉厚
は、円筒体の平均肉厚よりも厚いことを特徴とするもの
である。
【0007】本発明に係るプレスヨークの製造方法は、
請求項1に係るプレスヨークの製造に適する方法であ
り、金属製の平板を用い、ダイス型にセットした平板を
パンチ型で押圧することにより平板を絞り加工し、軸長
方向の一端に径外方向にのびるフランジ部を備えると共
に軸長方向の他端に底壁を備えたコップ状容器を得る絞
り工程と、コップ状容器のフランジ部を打ち抜いて耳部
を形成し、更に耳部を円筒体の側壁に沿う方向に曲成す
る耳部形成工程とを順に実施することを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。 (実施形態の構成)まず製造方法から説明する。本実施
形態によれば、図1(A)(B)に示す様に、円板形状
をなす金属製つまり鋼製の平板1を用いる。図1(A)
は平板1の断面を示し、図1(B)は平板1の平面を示
す。この平板1の材質は、自動車用加工性熱間圧延高張
力鋼板(JASO M107−77)である。平板1の
肉厚T1で示されている。
【0009】次に図1(C)(D)に示す第1絞り加工
を行う。即ち第1絞り加工では図略のダイス型にセット
した円形状の平板1の中央域をパンチ型2xの先端部で
押圧することにより、平板1から第1コップ状容器2を
成形する。なお図1(C)は第1コップ状容器2の断面
を示し、図1(D)は第1コップ状容器2の平面を示
す。
【0010】更に第2絞り加工を行い、図1(E)
(F)に示す第2コップ状容器3を得る。なお図1
(E)は第2コップ状容器3の断面を示し、図1(F)
は第2コップ状容器3の平面を示す。次に第3絞り加工
を行い、図1(G)に示す第3コップ状容器4を得る。
次に第4絞り加工を行い、図1(H)に示す第4コップ
状容器5を得る。
【0011】図1(H)に示す様に、この第4コップ状
容器5は、絞り加工で成形された中空室50xを備えた
円筒体50と、円筒体50の軸長方向の一端である上端
に径外方向にのびるリング状のフランジ部51を備える
と共に、円筒体50の軸長方向の他端である下端を閉じ
る底壁52を備えている。フランジ部51の肉厚はT2
で示されている。なお円筒体50の肉厚は、絞り加工に
よりやや薄くなる傾向がある。
【0012】その後、図2(A)(B)に示す様に、上
記した第4コップ状容器5のリング状のフランジ部51
を打ち抜き、これにより2個一対の耳部55を対向する
位置に形成する。この耳部55は、円筒体50の軸長方
向の上端から径外方向つまり横方向に伸びている。更に
この工程では図2(A)から理解できる様に、第1打抜
き片56hを打ち抜いて耳部55の略中央域に貫通状態
の径小の下孔56を形成すると共に、円筒体50の底壁
52を打ち抜いて第2打ち抜き片57hを形成して打抜
孔57を形成する。なお図2(A)は、耳部55を形成
した第4コップ状容器5の断面を示し、図2(B)は平
面を示す。
【0013】図3では第4コップ状容器5の形状が実線
で示され、リング状のフランジ部51に形成される耳部
55の形状、下孔56の形状が鎖線で示されている。次
に図4に示す様に、浅底状の座成形凹部60mを備えた
ダイス型60と、押さえ型61とを用い、耳部55の下
孔56が座成形凹部60mの底面60nに対面した状態
で、第4コップ状容器5の耳部55をダイス型60にセ
ットすると共に、ダイス型60と押さえ型61で耳部5
5を挟持する。
【0014】その状態で、図5から理解できる様に、耳
部55の下孔56付近に座成形用のパンチ型62の先端
部を強圧して、下孔56の周囲に座部58を膨出成形す
る。図5から理解できる様に座部58は、パンチ型62
の先端の外周面で規定されたリング状の内側段部58s
と、ダイス型60の座成形凹部60mの内周面で規定さ
れたリング状の外側段部58rとを備えている。
【0015】このとき耳部55のうち下孔56の周縁の
肉部分がパンチ型62の先端部で肉厚方向に強圧される
ので、下孔56の周縁の肉部分が径外方向つまり矢印A
1方向に流動して下孔56の内径が増すと共に、下孔5
6の周縁領域に×印であらわされたリング形状の肉厚増
加部59が形成される。なお試験よれば、下孔56が形
成されないときには、良好な肉厚増加部59が得られな
かった。
【0016】肉厚増加部59の幅は、図5においてΔk
で示されている。肉厚増加部59の肉厚はT3で示さ
れ、耳部55の肉厚T2よりも厚い(T3>T2)。次
に図7から理解できる様に、第4コップ状容器5をダイ
ス型70にセットすると共に押さえ部71で押さえ、第
4コップ状容器5の円筒体50の内にパンチ型72を挿
入しておく。この状態で、ダイス型70を矢印B1方向
にパンチ型72に対して相対移動させ、これにより耳部
55を矢印C1方向に曲げて円筒体50の側壁に沿う方
向とする。なおダイス型70には、座部58との干渉を
避ける凹部が形成されている。
【0017】次に図6から理解できる様に耳部55の外
面55k側から、下孔56にドリルFcを矢印E1方向
に挿入して、下孔56の内周面を整形して圧入孔56y
を形成する。なお圧入孔56yの精度は、ドリルFcに
よる仕上切削により確保される。圧入孔56yはベアリ
ングが圧入されるものである。これにより図6から理解
できる様に肉厚増加部59は、耳部55の内面55p側
に突出したリング形状となる。
【0018】更に本実施形態によれば図8から理解でき
る様に、一対の耳部55の先端55iの対向距離Laを
狭める工程を行うと共に、図9から理解できる様に耳部
55のうち円筒体50側の根元に、凹状係合部55xを
形成する。耳部55のスプリングバック等の影響で、耳
部55の対向距離Laは微小変位する可能性がある。こ
の点本実施形態によれば、補強リブとして機能する凹状
係合部55xが耳部55に形成されているので、耳部5
5が強化され、耳部55の根元領域の断面係数が良好と
なる。故に、スプリングバック等の影響で耳部55の対
向距離Laが変動することを軽減、回避するのに有利で
ある。
【0019】更に本実施形態によれば、補強リブとして
機能する凹状係合部55xは耳部55のなかでもその根
元に形成されているので、耳部55の先端55iの対向
距離Laの変動を軽減、回避するのに一層有利である。
ところでヨークにおいては相手ヨークと接続する関係で
耳部55は強度が要請されている。更に、耳部55に形
成した圧入孔56yは前述の様にベアリングが圧入され
るものであり、この関係で圧入孔56yの周縁もできる
だけ厚肉化して強度の増加を図ることが要請されてい
る。しかしヨーク全体の肉厚を増大すれば、強度確保に
有利であるものの、ヨーク自体の重量が増大し、近年強
く要請されている部品の軽量化の面で不利となる。
【0020】この点本実施形態に係る製造方法を実行す
れば、耳部55の平均肉厚は円筒体50の平均肉厚より
も厚くなり、耳部55の強度の確保に貢献できる。その
理由は、図11から理解できる様に、平板1を絞り加工
してコップ状容器とする場合には、平板1の外縁1fが
縮径しながら絞り成形される関係で、フランジ部51は
周方向つまり矢印E1方向に圧縮力を受けつつ縮径成形
される『縮みフランジ効果』が期待できる。
【0021】この様に本実施形態によれば、コップ状容
器のフランジ部51は周方向に圧縮力を受けつつ成形さ
れるため、フランジ部51の肉厚が厚くなる。結果とし
てフランジ部51から形成される耳部55の肉厚の増加
も期待できる。試験によれば、絞り加工前の平板1の肉
厚T1が4mmのときには、フランジ部51ひいては耳
部55の平均肉厚T2は5mm程度であり、約1mm程
度増加していた。耳部55の肉厚増加率をみると、肉厚
増加率α1={(5mm−4mm)/4mm}×100
=25%となり、かなり大きい。
【0022】更に絞り加工に伴う『縮みフランジ効果』
によりフランジ部51には周方向における圧縮力が作用
するので、フランジ部51から形成される耳部55の硬
度も、素材である平板1の硬度に比較してかなり高くな
り、硬度の増加による耳部55の強度の向上も期待でき
る。試験によれば、マイクロビッカース硬度で、絞り加
工前の平板1の硬度がHv200程度のとき、耳部55
の硬度はHv260〜290程度であった。
【0023】更に本実施形態によれば、図5から理解で
きる様に、耳部55をダイス型60及び押さえ型61で
保持した状態で、パンチ型62で耳部55の下孔56付
近を肉厚方向に強圧し、これにより下穴56の周縁の肉
部分を径外方向つまり矢印A1方向に供給し、リング状
の肉厚増加部59を形成する。これにより下孔56付近
の一層の強度増加を図り得る。
【0024】なおパンチ型62による強圧する前の耳部
55の平均肉厚T2は5mm程度、パンチ型62による
強圧で形成した肉厚増加部59の平均肉厚T3は6mm
程度であり、1mm程度の増加が確認された。従って素
材である平板1の肉厚T1が4mmであることを考える
と、平板1に対する肉厚増加部59の肉厚増加率α2
は、α2={(6mm−4mm)/4mm}×100=
50%となり、かなり大きくなる。
【0025】(適用例)さて図12は上記したヨークを
車両のステアリング機構に組み付けた状態を示す。ヨー
クの耳部55には、ベアリング90を介して相手ヨーク
91が接続されている。ヨーク内には、横断面が十字形
状をなす十字シャフト93が嵌合されている。
【0026】(実施形態の効果)以上説明した様に本実
施形態によれば、周方向に縮んでフランジ部51を成形
する『縮みフランジ効果』により、フランジ部51の肉
厚ひいては耳部55の肉厚を増大できる。従って、使用
する素材である平板1の肉厚T1を抑えたままで、強度
が要請される耳部55の肉厚T2を厚肉化して、耳部5
5の強度の増加を図り得る。
【0027】更に本実施形態によれば、『縮みフランジ
効果』により耳部55の硬度も、素材である平板1の硬
度よりも高くなり、硬度の増加による耳部55の強度の
向上も期待できる。更に本実施形態によれば、図5及び
図6から理解できる様に、パンチ型62による強圧流動
効果により圧入孔56yの周縁領域にリング状の肉厚増
加部59を形成できる。その結果、使用する素材である
平板1の肉厚T1を抑えたままで、耳部55のうち強度
が一層要請される圧入孔56yの周縁領域の肉厚T3を
厚肉化して、圧入孔56yの周縁領域の強度の増加も図
り得る。
【0028】この様に本実施形態では強度が要請される
耳部55、更には耳部55のうち圧入孔56yの周縁領
域の肉厚の厚肉化を図りつつ、使用する素材である平板
1の肉厚T1を抑え得る。換言すれば、ヨークとしての
必要強度を確保しつつヨークの軽量化するのに有利であ
る。加えて本実施形態によれば、図6から理解できる様
にリング状に突出する肉厚増加部59は一方向つまり矢
印Y1方向に延設されており、逆方向である矢印Y2方
向には延設されていない。そのため、ドリルFcによっ
て圧入孔56yを切削仕上する際に、突出する肉厚増加
部59の先端とドリルFcとの干渉を回避でき、ドリル
Fcによる切削を良好になし得、精密な切削に有利であ
る。
【0029】更に本実施形態によれば、図13に示す従
来技術とは異なり、ヨークには溶接ビード部も存在しな
いため、精度の低下を誘発する溶接歪みの問題もなく、
ヨークの精度確保に有利である。更に本実施形態によれ
ば図10に示す様に、補強リブとして機能する凹状係合
部55xが耳部55に形成されているので、スプリング
バック等の影響で耳部55の対向距離Laが変動するこ
とを軽減、回避するのに有利である。更にこの凹状係合
部55xは耳部55の根元に形成されているので、耳部
55の先端55iの対向距離Laの変動を軽減、回避す
るのに一層有利である。
【0030】(他の形態)上記した実施形態によれば、
圧入孔56yの回りにリング状に突出する肉厚増加部5
9を形成しているが、これに限らず、ヨークとしての必
要強度が充分確保される場合には、肉厚増加部59を形
成せずとも良い。プレスヨークの材質は特に限定され
ず、絞り加工できるものであれば良い。
【0031】上記した実施形態によれば、車両のステア
リング機構に使用されるインタミディエイトヨークに適
用しているが、これに限らず他のヨークにも適用でき
る。 (付記)上記した実施形態から次の技術的思想も把握で
きる。 ○円筒体は、周方向において非溶接部分が連続する非溶
接構造である請求項1に係るプレスヨーク。これによれ
ば、溶接工程を廃止でき、溶接歪み、溶接不良等の問題
も解消できる。 ○耳部の根元には補強リブが形成されており、根元が強
化されている請求項1に係るプレスヨーク。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るプレスヨークによれば、耳
部の平均肉厚が円筒体の平均肉厚よりも厚いので、ヨー
クの軽量化を図りつつ、耳部の強度確保に有利であり、
従ってヨークの耐久性を確保できる。更に本発明に係る
プレスヨークの製造方法によれば、絞り加工に伴う『縮
みフランジ効果』により耳部の肉厚を厚肉化できる。従
って上記した請求項1に係るプレスヨークを製造するの
に有利である。
【0033】更に『縮みフランジ効果』により耳部の硬
度も、素材である平板の硬度よりも高くなり、硬度の増
加による耳部の強度の向上も一層期待できる。更に本発
明に係るプレスヨークの製造方法によれば、強度の低下
を誘発する溶接歪みの問題もなく、ヨークの精度確保に
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】平板から第4コップ状容器を得るまでの工程を
示す構成図である。
【図2】第4コップ状容器のフランジ部から耳部を得る
構成図である。
【図3】第4コップ状容器の斜視図である。
【図4】浅底状の座成形凹部を備えたダイス型に耳部を
セットした状態を示す構成図である。
【図5】浅底状の座成形凹部を備えたダイス型を用い
て、耳部に座部を形成している状態を示す構成図であ
る。
【図6】圧入孔を形成する状態を示す構成図である。
【図7】耳部を曲げる工程を示す構成図である。
【図8】ヨークの側面図である。
【図9】ヨークの断面図である。
【図10】ヨークの斜視図である。
【図11】絞り加工に伴う縮みフランジ効果を示す構成
図である。
【図12】ヨークの使用状態を示す構成図である。
【図13】従来技術に係る工程を示す構成図である。
【符号の説明】
図中、1は平板、5は第4コップ状容器、50は円筒
体、51はフランジ部、52は底壁、55は耳部、55
xは凹状係合部、56は下孔、58は座部、59は肉厚
増加部を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒体と、該円筒体の軸長方向の一端部に
    延設された耳部とを備えると共にプレス成形で形成され
    た金属製のプレスヨークであって、 該ヨークの耳部の平均肉厚は、該円筒体の平均肉厚より
    も厚いことを特徴とするプレスヨーク。
  2. 【請求項2】金属製の平板を用い、ダイス型にセットし
    た平板をパンチ型で押圧することにより平板を絞り加工
    し、 軸長方向の一端に径外方向にのびるフランジ部を備える
    と共に軸長方向の他端に底壁を備えたコップ状容器を得
    る絞り工程と、 該コップ状容器の該フランジ部を打ち抜いて耳部を形成
    し、更に該耳部を該円筒体の側壁に沿う方向に曲成する
    耳部形成工程とを順に実施することを特徴とするプレス
    ヨークの製造方法。
JP7261353A 1995-10-09 1995-10-09 プレスヨーク及びプレスヨークの製造方法 Pending JPH0999844A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112355134A (zh) * 2020-10-14 2021-02-12 东风汽车有限公司 一种有耳挡圈的自动加工方法

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CN112355134A (zh) * 2020-10-14 2021-02-12 东风汽车有限公司 一种有耳挡圈的自动加工方法
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