JPH0999720A - エアスプリング車体支持機構 - Google Patents
エアスプリング車体支持機構Info
- Publication number
- JPH0999720A JPH0999720A JP28257595A JP28257595A JPH0999720A JP H0999720 A JPH0999720 A JP H0999720A JP 28257595 A JP28257595 A JP 28257595A JP 28257595 A JP28257595 A JP 28257595A JP H0999720 A JPH0999720 A JP H0999720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air spring
- support beam
- axle
- torque
- lot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/314—Rigid axle suspensions with longitudinally arranged arms articulated on the axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/10—Type of spring
- B60G2202/13—Torsion spring
- B60G2202/135—Stabiliser bar and/or tube
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/10—Type of spring
- B60G2202/15—Fluid spring
- B60G2202/152—Pneumatic spring
- B60G2202/1524—Pneumatic spring with two air springs per wheel, arranged before and after the wheel axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/126—Mounting of pneumatic springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/40—Constructional features of dampers and/or springs
- B60G2206/42—Springs
- B60G2206/424—Plunger or top retainer construction for bellows or rolling lobe type air springs
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアスプリング車体支持機構のサポートビー
ムを薄くし、軽量化する。 【構成】 車体側と車輪側との間に介装されるエアスプ
リング2が車両長手方向に沿い離隔して上記車輪の前方
と後方とに配設され、各エアスプリング2の上端側が車
体フレーム1に接続される一方、各エアスプリング2の
下端側が共通のサポートビーム31に接続されたエアス
プリング車体支持機構において、アクスル4をサポート
ビーム31に固定するアクスル取付ブラケット5と、一
端をアクスル4に固定し、他端をトルクロット6に固定
するトルクロット取付ブラケット28とを備えたもので
ある。
ムを薄くし、軽量化する。 【構成】 車体側と車輪側との間に介装されるエアスプ
リング2が車両長手方向に沿い離隔して上記車輪の前方
と後方とに配設され、各エアスプリング2の上端側が車
体フレーム1に接続される一方、各エアスプリング2の
下端側が共通のサポートビーム31に接続されたエアス
プリング車体支持機構において、アクスル4をサポート
ビーム31に固定するアクスル取付ブラケット5と、一
端をアクスル4に固定し、他端をトルクロット6に固定
するトルクロット取付ブラケット28とを備えたもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアスプリングを大型
トラックの後部に取り付けるエアスプリング車体支持機
構に関するものである。
トラックの後部に取り付けるエアスプリング車体支持機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のエアスプリング車体支持機
構を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面図であ
り、図7は図6の平面図である。1はフレームであり、
このフレーム1は荷台やエアスプリング車体支持機構な
どを支えるものである。2はエアスプリングであり、こ
のエアスプリング2はアクスルの上下方向の荷重を吸収
し、かつ、外部からの空気の供給、排出を制御すること
により空車から積車などの荷重の変化に対して車両姿勢
を一定に保つものである。3はデフであり、このデフ3
はプロペラシャフト(図示せず)によって伝達された回
転駆動力の伝達方向を直角に変えるものである。4はア
クスルであり、このアクスル4はデフ3から伝達された
回転駆動力を駆動輪に伝達する車軸である。5はアクス
ル取付ブラケットであり、このアクスル取付ブラケット
5は固定部材5Aとボルト5Bとナット5Cとからな
り、アクスル4を固定するものである。
構を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面図であ
り、図7は図6の平面図である。1はフレームであり、
このフレーム1は荷台やエアスプリング車体支持機構な
どを支えるものである。2はエアスプリングであり、こ
のエアスプリング2はアクスルの上下方向の荷重を吸収
し、かつ、外部からの空気の供給、排出を制御すること
により空車から積車などの荷重の変化に対して車両姿勢
を一定に保つものである。3はデフであり、このデフ3
はプロペラシャフト(図示せず)によって伝達された回
転駆動力の伝達方向を直角に変えるものである。4はア
クスルであり、このアクスル4はデフ3から伝達された
回転駆動力を駆動輪に伝達する車軸である。5はアクス
ル取付ブラケットであり、このアクスル取付ブラケット
5は固定部材5Aとボルト5Bとナット5Cとからな
り、アクスル4を固定するものである。
【0003】6はトルクロットであり、このトルクロッ
ト6はアクスル4の前後(車の前後)方向の動きを規制
するためのものである。7はサポートビームであり、こ
のサポートビーム7は鋳鋼からなり、エアスプリング2
の下部を固定するものである。8は補強板であり、この
補強板8はサポートビーム7の側面(デフ側)に取り付
けられ、サポートビーム7を補強している。9はトルク
ロット取付ブラケットであり、このトルクロット取付ブ
ラケット9はサポートビーム7に溶接されており、トル
クロット6の一端をボルト10とナット11とで固定す
るものである。12はブラケットであり、このブラケッ
ト12はフレーム1にボルト13で固定するフレーム固
定部12Aとトルクロット6を固定するためのトルクロ
ット固定部12Bとからなるものである。14はスタビ
ライザであり、このスタビライザ14は、車体のローリ
ングを防止するものである。
ト6はアクスル4の前後(車の前後)方向の動きを規制
するためのものである。7はサポートビームであり、こ
のサポートビーム7は鋳鋼からなり、エアスプリング2
の下部を固定するものである。8は補強板であり、この
補強板8はサポートビーム7の側面(デフ側)に取り付
けられ、サポートビーム7を補強している。9はトルク
ロット取付ブラケットであり、このトルクロット取付ブ
ラケット9はサポートビーム7に溶接されており、トル
クロット6の一端をボルト10とナット11とで固定す
るものである。12はブラケットであり、このブラケッ
ト12はフレーム1にボルト13で固定するフレーム固
定部12Aとトルクロット6を固定するためのトルクロ
ット固定部12Bとからなるものである。14はスタビ
ライザであり、このスタビライザ14は、車体のローリ
ングを防止するものである。
【0004】15はスタビライザ取付ブラケットであ
り、このスタビライザ取付ブラケット15はボルト16
でフレーム1に取り付けられるベース部15Aと、スタ
ビライザ14を固定するためのブッシュ部15Bと、ベ
ース部15Aとブッシュ部15Bとをジョイントするア
ーム部15Cと、スタビライザ14の先端部を固定する
先端固定部15Dとからなるものである。17はレベリ
ングバルブ取付ブラケットであり、このレベリングバル
ブ取付ブラケット17は車高を調整するためのレベリン
グバルブ(図示せず)を取り付けるためのものである。
18(図7参照)はクロスビームであり、このクロスビ
ーム18はフレーム1の補強板である。19はVロッド
であり、このVロッド19は一端がデフ3に取り付けら
れ、他端がクロスビーム18に取り付けられているもの
であり、デフ3の前後(車の前後)方向の動きを規制す
るためのものである。20はVロッド取付ブラケットで
あり、このVロッド取付ブラケット20はVロッド19
をデフ3に固定するためのものである。
り、このスタビライザ取付ブラケット15はボルト16
でフレーム1に取り付けられるベース部15Aと、スタ
ビライザ14を固定するためのブッシュ部15Bと、ベ
ース部15Aとブッシュ部15Bとをジョイントするア
ーム部15Cと、スタビライザ14の先端部を固定する
先端固定部15Dとからなるものである。17はレベリ
ングバルブ取付ブラケットであり、このレベリングバル
ブ取付ブラケット17は車高を調整するためのレベリン
グバルブ(図示せず)を取り付けるためのものである。
18(図7参照)はクロスビームであり、このクロスビ
ーム18はフレーム1の補強板である。19はVロッド
であり、このVロッド19は一端がデフ3に取り付けら
れ、他端がクロスビーム18に取り付けられているもの
であり、デフ3の前後(車の前後)方向の動きを規制す
るためのものである。20はVロッド取付ブラケットで
あり、このVロッド取付ブラケット20はVロッド19
をデフ3に固定するためのものである。
【0005】次に、エアスプリング車体支持機構の取付
方法を述べる。まず、図6、図7において、ボルト21
でエアスプリング2をフレーム1に取り付ける。そし
て、サポートビーム7の両端のボルト穴(図示せず)に
エアスプリング2から突出しているネジ2Aを嵌合させ
てナット22で固定する。そして、アクスル取付ブラケ
ット5でアクスル4をサポートビーム7に固定する。そ
して、サポートビーム7の一方の側面に補強板8を溶接
し、他方の側面にトルクロット取付ブラケット9を溶接
し、ボルト10とナット11とでトルクロット6の一端
をトルクロット取付ブラケット9に固定する。そして、
ボルト13でブラケット12のフレーム固定部12Aを
フレーム1に取り付け、ボルト23とナット24とでト
ルクロット6の他端をブラケット12のトルクロット固
定部12Bに取り付ける。そして、図6において、二分
割のブッシュ部15Bをスタビライザ14に嵌合して、
ブッシュ部15Bとアーム部15Cとをボルト(図示せ
ず)およびナット(図示せず)で固定する。そして、ボ
ルト16でベース部15Aの一端をフレーム1に固定
し、アーム部15Cとベース部15Aの他端とをボルト
25とナット(図示せず)とで固定する。そして、図7
において、ボルト26とナット27とでスタビライザ1
4の先端部を先端固定部15Dを介してサポートビーム
7に固定する。
方法を述べる。まず、図6、図7において、ボルト21
でエアスプリング2をフレーム1に取り付ける。そし
て、サポートビーム7の両端のボルト穴(図示せず)に
エアスプリング2から突出しているネジ2Aを嵌合させ
てナット22で固定する。そして、アクスル取付ブラケ
ット5でアクスル4をサポートビーム7に固定する。そ
して、サポートビーム7の一方の側面に補強板8を溶接
し、他方の側面にトルクロット取付ブラケット9を溶接
し、ボルト10とナット11とでトルクロット6の一端
をトルクロット取付ブラケット9に固定する。そして、
ボルト13でブラケット12のフレーム固定部12Aを
フレーム1に取り付け、ボルト23とナット24とでト
ルクロット6の他端をブラケット12のトルクロット固
定部12Bに取り付ける。そして、図6において、二分
割のブッシュ部15Bをスタビライザ14に嵌合して、
ブッシュ部15Bとアーム部15Cとをボルト(図示せ
ず)およびナット(図示せず)で固定する。そして、ボ
ルト16でベース部15Aの一端をフレーム1に固定
し、アーム部15Cとベース部15Aの他端とをボルト
25とナット(図示せず)とで固定する。そして、図7
において、ボルト26とナット27とでスタビライザ1
4の先端部を先端固定部15Dを介してサポートビーム
7に固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアスプリング車体支持機構は、走行中、サポートビー
ムにアクスルの前後方向および上下方向の荷重がかかる
ので、耐久強度的に充分な強度を具備した大きくて重い
サポートビームを用いなければならないという問題点が
あった。
エアスプリング車体支持機構は、走行中、サポートビー
ムにアクスルの前後方向および上下方向の荷重がかかる
ので、耐久強度的に充分な強度を具備した大きくて重い
サポートビームを用いなければならないという問題点が
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアスプリ
ング車体支持機構は、車体側と車輪側との間に介装され
るエアスプリングが車両長手方向に沿い離隔して上記車
輪の前方と後方とに配設され、各エアスプリングの上端
側が車体フレームに接続される一方、各エアスプリング
の下端側が共通のサポートビームに接続されたエアスプ
リング車体支持機構において、アクスルをサポートビー
ムに固定するアクスル取付ブラケットと、一端をアクス
ルに固定し、他端をトルクロットに固定するトルクロッ
ト取付ブラケットとを備えたものである。
ング車体支持機構は、車体側と車輪側との間に介装され
るエアスプリングが車両長手方向に沿い離隔して上記車
輪の前方と後方とに配設され、各エアスプリングの上端
側が車体フレームに接続される一方、各エアスプリング
の下端側が共通のサポートビームに接続されたエアスプ
リング車体支持機構において、アクスルをサポートビー
ムに固定するアクスル取付ブラケットと、一端をアクス
ルに固定し、他端をトルクロットに固定するトルクロッ
ト取付ブラケットとを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は、サポートビームを薄くし、軽量化す
ることができる。また、サポートビームの替わりに板ば
ねを用いることができ、さらに軽量化することができ
る。
ることができる。また、サポートビームの替わりに板ば
ねを用いることができ、さらに軽量化することができ
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明のエアスプリング車体支持機構
の一実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面
図であり、図2は図1の平面図である。図において、2
8はトルクロット取付ブラケットであり、このトルクロ
ット取付ブラケット28は、一端がアクスル4に溶接さ
れ、他端がボルト29とナット30とでトルクロット6
の一端を固定しているものである。31はサポートビー
ムであり、このサポートビーム31は鋳鋼からなり、エ
アスプリング2を固定するためのものである。その他の
構成は、図6、図7と同様である。
の一実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面
図であり、図2は図1の平面図である。図において、2
8はトルクロット取付ブラケットであり、このトルクロ
ット取付ブラケット28は、一端がアクスル4に溶接さ
れ、他端がボルト29とナット30とでトルクロット6
の一端を固定しているものである。31はサポートビー
ムであり、このサポートビーム31は鋳鋼からなり、エ
アスプリング2を固定するためのものである。その他の
構成は、図6、図7と同様である。
【0010】次に、エアスプリング車体支持機構の取付
方法を述べる。まず、図1、図2において、ボルト21
でエアスプリング2をフレーム1に取り付ける。そし
て、サポートビーム31の両端のボルト穴(図示せず)
にエアスプリング2から突出しているネジ2Aを嵌合さ
せてナット22で固定する。そして、トルクロット取付
ブラケット28の一方をアクスル4に溶接して固定し、
他方をボルト29とナット30とでトルクロット6の一
端に固定する。そして、トルクロット6の他方をボルト
23とナット24とでブラケット12のトルクロット固
定部12Bに固定する。このように、サポートビーム3
1とトルクロット取付ブラケット28とを分割すること
によって、サポートビーム31にかかっていたアクスル
4の前後方向の荷重を、アクスル4に連結しているトル
クロット取付ブラケット28で受け、サポートビーム3
1にかかる荷重をアクスル4の上下方向だけにすること
ができる。したがって、このサポートビーム31にかか
る荷重が小さくなり、このサポートビーム31の厚みを
薄くすることで、軽量化される。
方法を述べる。まず、図1、図2において、ボルト21
でエアスプリング2をフレーム1に取り付ける。そし
て、サポートビーム31の両端のボルト穴(図示せず)
にエアスプリング2から突出しているネジ2Aを嵌合さ
せてナット22で固定する。そして、トルクロット取付
ブラケット28の一方をアクスル4に溶接して固定し、
他方をボルト29とナット30とでトルクロット6の一
端に固定する。そして、トルクロット6の他方をボルト
23とナット24とでブラケット12のトルクロット固
定部12Bに固定する。このように、サポートビーム3
1とトルクロット取付ブラケット28とを分割すること
によって、サポートビーム31にかかっていたアクスル
4の前後方向の荷重を、アクスル4に連結しているトル
クロット取付ブラケット28で受け、サポートビーム3
1にかかる荷重をアクスル4の上下方向だけにすること
ができる。したがって、このサポートビーム31にかか
る荷重が小さくなり、このサポートビーム31の厚みを
薄くすることで、軽量化される。
【0011】図3は本発明のエアスプリング車体支持機
構の他の実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な
側面図である。図において、32は懸架ばねであり、こ
の懸架ばね32はその側面図を図4に示すように、ばね
板32Aと、このばね板32Aを拘束するセンタボルト
32Bと、ばね板32Aの横ずれを防止するクリップ3
2Cと、固定部32Dとからなり、車体を支持し、路面
からくる振動や衝撃荷重が車体へ伝播するのを緩和させ
るための1枚または複数枚の板ばねである。33は固定
部材であり、この固定部材33は一方でエアスプリング
2の下部を固定し、他方で懸架ばね32の固定部32D
を固定している。その他の構成は図1および図2と同様
である。
構の他の実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な
側面図である。図において、32は懸架ばねであり、こ
の懸架ばね32はその側面図を図4に示すように、ばね
板32Aと、このばね板32Aを拘束するセンタボルト
32Bと、ばね板32Aの横ずれを防止するクリップ3
2Cと、固定部32Dとからなり、車体を支持し、路面
からくる振動や衝撃荷重が車体へ伝播するのを緩和させ
るための1枚または複数枚の板ばねである。33は固定
部材であり、この固定部材33は一方でエアスプリング
2の下部を固定し、他方で懸架ばね32の固定部32D
を固定している。その他の構成は図1および図2と同様
である。
【0012】次に、エアスプリング車体支持機構の取付
方法を述べる。まず、図3において、ボルト21でエア
スプリング2をフレーム1に取り付ける。そして、固定
部材33のボルト穴(図示せず)にエアスプリング2か
ら突出しているネジ(図示せず)を嵌合させてナット2
2で固定する。そして、懸架バネ32の固定部32Dを
ボルト(図示せず)で固定部材33の他方に固定する。
そして、アクスル取付ブラケット5でアクスル4を懸架
ばね32に固定する。その他の構成は図1および図2と
同様である。このように、サポートビーム31とトルク
ロット取付ブラケット28とを分割することによって、
アクスル4の上下方向の荷重を受けるサポートビーム3
1(鋳鋼)の替わりに懸架ばね32を用いることができ
る。したがって、サポートビーム31より幅や高さを小
さくすることができるので、軽量化される。
方法を述べる。まず、図3において、ボルト21でエア
スプリング2をフレーム1に取り付ける。そして、固定
部材33のボルト穴(図示せず)にエアスプリング2か
ら突出しているネジ(図示せず)を嵌合させてナット2
2で固定する。そして、懸架バネ32の固定部32Dを
ボルト(図示せず)で固定部材33の他方に固定する。
そして、アクスル取付ブラケット5でアクスル4を懸架
ばね32に固定する。その他の構成は図1および図2と
同様である。このように、サポートビーム31とトルク
ロット取付ブラケット28とを分割することによって、
アクスル4の上下方向の荷重を受けるサポートビーム3
1(鋳鋼)の替わりに懸架ばね32を用いることができ
る。したがって、サポートビーム31より幅や高さを小
さくすることができるので、軽量化される。
【0013】図5はエアスプリング車体支持機構の重量
について、サポートビームおよびトルクロット取付ブラ
ケットを分割した本発明のエアスプリング車体支持機構
A(図1、図2参照)と、このエアスプリング車体支持
機構Aのサポートビームを懸架ばねに替えた本発明のエ
アスプリング車体支持機構B(図3参照)と、従来のエ
アスプリング車体支持機構(図6、図7参照)とを比較
したものである。図において、サポートビーム7および
トルクロット取付ブラケット5を分割することによって
10kg軽量化された。また、サポートビーム31の替
わりに懸架ばね32を用いることにより20kg軽量化
された。したがって、サポートビーム7とトルクロット
取付ブラケット5を分割することによってエアスプリン
グ車体支持機構を軽量化することができる。
について、サポートビームおよびトルクロット取付ブラ
ケットを分割した本発明のエアスプリング車体支持機構
A(図1、図2参照)と、このエアスプリング車体支持
機構Aのサポートビームを懸架ばねに替えた本発明のエ
アスプリング車体支持機構B(図3参照)と、従来のエ
アスプリング車体支持機構(図6、図7参照)とを比較
したものである。図において、サポートビーム7および
トルクロット取付ブラケット5を分割することによって
10kg軽量化された。また、サポートビーム31の替
わりに懸架ばね32を用いることにより20kg軽量化
された。したがって、サポートビーム7とトルクロット
取付ブラケット5を分割することによってエアスプリン
グ車体支持機構を軽量化することができる。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るエアスプリング車体支持機構によれば、アクスルの
上下方向の荷重しかサポートビームにかからないため、
このサポートビームの厚みを薄くすることができ、軽量
化ができる。また、サポートビームの替わりに、懸架ば
ねを使用することができるので、さらに軽量化が可能に
なるなどの効果がある。
係るエアスプリング車体支持機構によれば、アクスルの
上下方向の荷重しかサポートビームにかからないため、
このサポートビームの厚みを薄くすることができ、軽量
化ができる。また、サポートビームの替わりに、懸架ば
ねを使用することができるので、さらに軽量化が可能に
なるなどの効果がある。
【図1】本発明に係るエアスプリング車体支持機構の一
実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面図で
ある。
実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係るエアスプリング車体支持機構の他
の実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面図
である。
の実施例を大型トラックに取り付けた一部詳細な側面図
である。
【図4】図3の懸架ばねを示す側面図である。
【図5】図1、図3および図6に示すエアスプリング車
体支持機構の重量を比較したものである。
体支持機構の重量を比較したものである。
【図6】従来のエアスプリング車体支持機構の側面図で
ある。
ある。
【図7】図6の平面図である。
28 トルクロット取付ブラケット 31 サポートビーム 32 懸架ばね 33 固定部材
Claims (2)
- 【請求項1】 車体側と車輪側との間に介装されるエア
スプリングが車両長手方向に沿い離隔して上記車輪の前
方と後方とに配設され、各エアスプリングの上端側が車
体フレームに接続される一方、各エアスプリングの下端
側が共通のサポートビームに接続されたエアスプリング
車体支持機構において、 アクスルをサポートビームに固定するアクスル取付ブラ
ケットと、一端をアクスルに固定し、他端をトルクロッ
トに固定するトルクロット取付ブラケットとを備えたこ
とを特徴とするエアスプリング車体支持機構。 - 【請求項2】 上記サポートビームは懸架ばねであるこ
とを特徴とする請求項1記載のエアスプリング車体支持
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28257595A JPH0999720A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | エアスプリング車体支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28257595A JPH0999720A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | エアスプリング車体支持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0999720A true JPH0999720A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17654282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28257595A Pending JPH0999720A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | エアスプリング車体支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0999720A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1995-10-03 JP JP28257595A patent/JPH0999720A/ja active Pending
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