JPH0999020A - 納棺用合掌リング - Google Patents

納棺用合掌リング

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JPH0999020A
JPH0999020A JP28260895A JP28260895A JPH0999020A JP H0999020 A JPH0999020 A JP H0999020A JP 28260895 A JP28260895 A JP 28260895A JP 28260895 A JP28260895 A JP 28260895A JP H0999020 A JPH0999020 A JP H0999020A
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JP
Japan
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casket
ring
sheet
hands
cover
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Isamu Sano
勇 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 なきがらを納棺するときに、合掌させるため
のリング状の飾り。 【解決手段】 ゴム紐を内蔵した不透明な布地の基部
と、半透明な布地の覆い部とから構成された納棺用合掌
リング。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、納棺用合掌リン
グ、特になきがらを納棺するさいに、合掌させるための
飾りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、なきがらを納棺するさいに、合掌
させるための器材は皆無に等しく、紐で手首を縛って指
を組ませているのが一般的であり、わずかに実開平2-11
6443号公報に、粘着材で手首を合掌させる器材が開示さ
れているだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】古来、なきがらを納棺
する際には、合掌させるのが民族的習慣であるが、死後
硬直のために手首を綺麗にそろえて合掌させることは困
難で、無理に力を加えて指を組ませ紐で手首を縛ってい
るのが実情である。しかし、なきがらといえども手首を
紐で縛ることは、遺族にとって耐え難い苦痛である。さ
らに、人間の死亡後数時間で始まる筋肉の収縮による硬
直によって、関節や筋肉を動かすことが非常に困難とな
り無理に指を組ませて合掌させると、指や手首の筋肉が
切れ、見た目に痛々しく死者の荘厳さも損なわれる。死
後は衣服を改め死装束となし、髪を整え、化粧をして死
者を彼岸に旅立たせるが、綺麗に合掌させて永遠の旅立
ちを見送りたい遺族の願望は、現在まで満たされていな
い。それ故に、この発明は、死者の納棺にさいし、なき
がらの手を綺麗に合掌させることができる器材を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するためになされたもので、死者の納棺に
さいし、なきがらの手を綺麗に合掌させることができる
器材に関するものであり、ゴム紐を内蔵する基部と覆い
部からなり、基部は不透明な布地又はシートで、覆い部
は半透明な布地又はシートで形成された、なきがらを合
掌させる飾りより構成される。覆い部は、好ましくはレ
−ス生地で形成され、さらに、レ−ス生地に装飾が施さ
れても良く、また、覆い部の半透明の布地の内部に造花
が一体化されても良い。具体的には、基部はなきがらの
手首を通し手首を覆う部材で、手首を通す程度の大きさ
の筒状であり、ゴム紐が縫い付け等の手段で内蔵一体化
され、覆い部は基部の端部に縫い付け等により形成さ
れ、合掌させた手指を覆う半透明のレース状の部材で扇
状に広がる筒状体であり、合掌させた手指を覆うに十分
な大きさを有す。レ−ス生地の装飾は、上品な花柄のよ
うな意匠からなり、覆い部の生地の内部の花は、蓮の花
の生花又は造花がふさわしく、花の茎の根本を基部に接
着等の手段にて保持させる。また、上記シートの材料
は、ポリエチレン、プロピレン、ポリエステルなどの透
明又は不透明の合成樹脂フイルムを使用することもで
き、シート材料のときは接着して上記基材を形成するこ
ともできる。
【0005】
【作用】本発明の納棺用合掌リングは、なきがらの合掌
した手の手首を基部で覆いゴム紐で固定し、合掌した手
を覆い部で覆い、覆い部がなきがらの胸元に位置するよ
うにして使用する。手首を綺麗にそろえて合掌させるた
めに手首を縛っている紐や、合掌させて切れた手首の筋
肉は、不透明な基部で覆い隠され、無理に指を組ませて
合掌させて切れた指の筋肉は、半透明な覆い部でぼかし
て隠される。レ−ス生地やその装飾および造花等によっ
て、遺体の胸元に荘厳さをかもしだす。さらに生地を使
用する方が、合成樹脂フイルムを使用するときよりも高
貴な雰囲気感がただようので適当である。
【0006】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基いて、本発明に
係わる納棺用合掌リングについて更に説明する。図1
は、本発明に係わる納棺用合掌リングの構造を説明する
斜視図、図2は、本発明に係わる納棺用合掌リングの使
用状態を示す平面図である。納棺用合掌リング(1) は、
基部(2) と覆い部(3) から構成され、基部は、不透明な
布地又はシートで作成され、ゴム紐(4) を内蔵してお
り、ゴム紐のために絞りがかかっている。覆い部は、半
透明なレ−ス生地又はシートで作成され、上品な花柄の
模様(5) が施され、覆い部の内部には、蓮の花の生花又
は造花(6) が、組み込まれている。納棺用合掌リング
は、死者(7) の胸元において使用され、合掌させた手
(8) を覆っている。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる納棺用合
掌リングは、死者の納棺にさいし、綺麗に合掌させるこ
とができる。そして、手首を綺麗にそろえて合掌させる
ために手首を縛っている紐や、合掌させて切れた指と手
首の筋肉は、覆い隠されレ−ス生地やその装飾および造
花等は、遺体の胸元に荘厳さをかもしだす。従って、遺
族の心の痛みを和らげ、綺麗に合掌させて永遠の旅立ち
を荘厳に見送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる納棺用合掌リングの構造を説明
する斜視図。
【図2】本発明に係わる納棺用合掌リングの使用状態を
示す平面図。
【符号の説明】
1 納棺用合掌リング 2 基部 3 覆い部 4 ゴム紐 5 模様 6 生花又は造花 7 死者 8 合掌させた手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム紐を内蔵する基部と覆い部からな
    り、基部は不透明な布地又はシート、覆い部は半透明な
    布地又はシートで構成されたことを特徴とする、納棺用
    合掌リング。
  2. 【請求項2】 覆い部はレ−ス生地で構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の納棺用合掌リング。
  3. 【請求項3】 覆い部のレ−ス生地に装飾が施されたこ
    とを特徴とする請求項1に乃至請求項2のいずれかに記
    載の納棺用合掌リング。
  4. 【請求項4】 覆い部の生地又はシートの内部に生花又
    は造花が一体化されたことを特徴とする請求項1に記載
    の納棺用合掌リング。
JP28260895A 1995-10-04 1995-10-04 納棺用合掌リング Expired - Lifetime JP2901139B2 (ja)

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JP28260895A JP2901139B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 納棺用合掌リング

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JPH0999020A true JPH0999020A (ja) 1997-04-15
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