JPH0998988A - ブラケット - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/12—Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
- A61C7/14—Brackets; Fixing brackets to teeth
- A61C7/141—Brackets with reinforcing structure, e.g. inserts
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
んだ合成樹脂製ブラケットは、ツイン型ブラケットの形
状をしているが、シングル型ブラケットの様に、歯の左
右側、即ち近遠心方向側を別々の力で調整することが困
難であるという問題がある。そこで、審美性に優れ、且
つ歯の矯正移動をあらゆる方向にコントロールし易いと
いう利点を発揮できるブラケットを提供することを目的
とする。 【解決手段】 アーチワイヤー嵌合用の金属製溝部材が
合成樹脂製本体中に埋め込まれ、前記アーチワイヤーを
取付ける為のウイング部を2組備えてなるツイン型のブ
ラケットである。前記金属製溝部材は、ブラケットの中
央部分で、溝空間が大きくなる様に窪んでいる。
Description
取付ける為のウイング部を左右に2組備えたツイン型の
歯列矯正用ブラケットに関するものである。
いうことは、見た目が悪いというのみならず、歯並びの
悪い所に歯垢が堆積し易く、虫歯や歯槽膿漏の原因にな
るということから、近年の歯科治療分野においては、歯
並びの悪い患者の為の歯列矯正治療が広く行われるよう
になってきている。
ケットを接着剤等で固定し、該各ブラケットにアーチワ
イヤーを通し、該アーチワイヤーの復元力によって歯に
押圧・引戻し・捩り等の外力を加えることにより、歯列
を正しい位置及び向きに変位させて矯正していくという
ものである。
ものが主流であったが、金属色を放ち、審美性に劣るも
のである為、最近では乳白色や透明或いは半透明といっ
た審美的に優れたブラケットの要求が高まっている。
ラケットの表面に色付けする、乳白色や透明のセラミ
ック製のブラケットとする、また乳白色や透明の合成
樹脂製のブラケットとする等が提案されている。
隠すことのできる色を付けるものである為透明感がな
く、かえって目立ち易くなるという問題がある。上記
のブラケットは、透明感もあり審美的に優れているもの
の、脆く、割れて口腔内を傷つける危険があり、加えて
コストが高くつくという問題もある。上記のブラケッ
トは、審美的に良くまたコストも安いものであるが、摩
耗し易く、強度の点で問題がある。尚、金属を主体と
し、表面にプラスチック或いはセラミックを多層コーテ
ィングしたブラケットも考えられるが、コストが非常に
高いものとなる。
ト部(溝部)に金属製溝部材を嵌め込み、他の本体部分
を合成樹脂製としたブラケットが開発されている(従来
例)。
じ易いのは、主としてアーチワイヤーと当接するスロッ
ト部分であり、ここが摩耗すると、意図した矯正角度を
歯に与えるのが困難になるという問題がある。しかし、
従来例のブラケットはスロット部(溝部)が金属製で
あり、耐摩耗性に優れるから、長期間使用しても歯に矯
正の力を適切に与え続けることができるという利点があ
る。また金属はアーチワイヤーとの滑りが良く好まし
い。しかも該ブラケットはコストが安いものである。
視図であり、図7の(a) は該ブラケット52にアーチワ
イヤー2が嵌められた様子を現す斜視図で、図7の(b)
はそのD−D線における断面図である。
脂製であって、該ブラケット52の中央横方向に設けら
れたスロット部50には、金属製溝部材53が埋め込ま
れている。図6,7に示すブラケット52は、ウイング
部51Ru,51Rdの組とウイング部51Lu,51Ldの組
の2組のウイング部を持つツイン型のブラケットであ
る。
面52aを歯(図示せず)表面に接着し、スロット部5
0にアーチワイヤー2を嵌め、例えば図7の様に取付ワ
イヤー56をウイング部51Ru,51Rdに巻回して巻締
めすることによって、アーチワイヤー2をブラケット5
2に押し付け固定する。尚、取付ワイヤー56によるア
ーチワイヤー2の固定は、ウイング部51Ru,51Rdの
みに巻回す場合だけでなく、4つのウイング部51Ru,
51Rd,51Lu,51Ld全てに取付ワイヤー56を巻回
して固定する様にしても良い。また取付ワイヤー56は
針金等の金属製ワイヤーに限らず、ゴム製等のリングで
あっても良い。ブラケットの形状としては、このツイン
型ブラケットの他、ウイング部がブラケット中央に1組
設けられたシングル型ブラケットもある。
杭状態の歯列を先ず1次治療として大まかに歯列矯正す
ることから始まる(以下、粗揃え段階と称す)。この段
階のブラケットに対するアーチワイヤーの固定の程度は
しっかりしたものではなく、ある程度の遊びがある。こ
の様な遊びがないと、歯に対して過大な押圧力を与える
こととなり、患者に不快感を与えるばかりでなく、局部
的な矯正のみが必要以上に進行することがあり、歯を正
しい位置へ移動させるという広い観点からも不具合が生
じる。
2は断面丸形のものが用いられており、ブラケット52
のスロット部50に対する固定は、以下述べる様に遊び
を持った緩やかな固定状態となっている。即ち、丸型ア
ーチワイヤー2を用いると角溝のスロット部50に対し
てワイヤー外周の一点で接触することになり、またアー
チワイヤー2は断面円形であることからその接点はアー
チワイヤー2の捩れにより容易に変わる為、強固な固定
とはならない。また粗揃え段階では取付ワイヤー56の
締結の程度も緩やかなものとされている。従ってアーチ
ワイヤーのブラケットへの固定程度は全体として弱いも
のとなっている。
整った歯は、次の治療段階において精密に矯正される
(以下、正位置矯正段階と称す)。この段階では図7に
示す様に、アーチワイヤー2として断面角形のものを用
い、また取付ワイヤー56を強く巻締めることによって
アーチワイヤー2をブラケット52にしっかりと押付け
固定する。角形アーチワイヤー2を用いると角溝のスロ
ット部50に対して面接触でぴったりと嵌め込まれるこ
とになり、角形アーチワイヤー2は転動することがない
ので、設計されたトルク角θに応じたトルクが正しく付
与され続け、歯の歪みを矯正することができる。
ットの場合は、ブラケットの大きさを小さくできるとい
う利点はあるが、歯の水平方向の中心部分に、ブラケッ
トのウイング部の中心がくるため、歯の近遠心方向側、
即ち1本の歯の左右側を別々の力で調整することが困難
である。これに対しツイン型ブラケットは、例えば片側
の組のウイング部のみを取付ワイヤーによって固定する
等、4つのウイング部を種々組み合わせてアーチワイヤ
ーの固定を行うことで、歯の矯正移動をあらゆる方向に
コントロールし易いという利点が元来あり、殊に正位置
矯正段階における矯正作用への期待が大きい。
がある。図8は、図7の(a) のE−E線における断面図
である。尚、図7と同じ構成部分については同一の符号
を付して重複説明を避ける。従来例のブラケット52
の金属製溝部材53は、平板をコ字状に折り曲げたもの
で、各壁面がフラットな形状のものである。この為、例
えば図8に示す右側のウイング部51Ru,51Rdのみ
を、取付ワイヤー56によりアーチワイヤー2に締付固
定しようとしても、スロット部50内では溝底側壁面
(歯側壁面)等へアーチワイヤー2が撓むことがなく、
アーチワイヤー2が撓むほどに強く当接できるのはスロ
ット部50の端部(矢印βで指し示す部分)のみであ
る。従って、ブラケット52の中央側では取付ワイヤー
56を十分に押さえることができず、弱い固定となって
しまう。固定が弱いと、両側のウイング部を2組とも締
付固定しなければならなくなり、結果として歯列矯正の
コントロールが難しくなり、また十分にできない。
締め付け固定することができたとしても、金属製溝部材
53の溝底側壁面の全体、即ちスロット部の遠心側端部
から近心側端部までの全体にアーチワイヤー2を嵌め込
む様にして固定することになる為、結果的に両ウイング
部を締付固定したのと同様の矯正力がかかることにな
る。即ち、金属製のツイン型ブラケットの様に、歯の近
遠心方向側、即ち1本の歯の左右側を別々の力で調整す
るというコントロールが不可能である。従って、ウイン
グ部を2組有するツイン型ブラケットであるにもかかわ
らず、実質的には上記シングル型ブラケットと同様の歯
列矯正しかできないという問題がある。
に埋め込んだブラケットとして、ブラケットのスロット
部の中央部分には金属製溝部材を設けず、ウイング部の
存在するところのスロット部のみに金属製溝部材を設け
る、即ち金属製溝部材を2つに分けて設けるという方法
が考えられるが、この場合は強度的に弱くなり、容易に
曲がってしまうという問題がある。
は、前述の様な利点を発揮するので、応用範囲が広く、
一般にシングル型ブラケットよりもツイン型ブラケット
の方が数多く用いられているが、従来例の様に金属製
溝部材を合成樹脂製本体内に埋め込んだブラケットの場
合は、上記問題を有している。
形状の金属製溝部材53を有するブラケット52は、ス
ロット部50の溝幅方向に力が加えられたときの強度が
比較的弱く、曲がり易いという問題がある。
ものであって、安価で審美性に優れ、摩耗や曲げ等に対
する強度が高く、且つ歯の矯正移動をあらゆる方向にコ
ントロールし易いという利点を発揮できるブラケットを
提供することを目的とする。
は、アーチワイヤー嵌合用の金属製溝部材が合成樹脂製
本体中に埋め込まれ、前記アーチワイヤーを取付ける為
のウイング部を2組備えてなるツイン型のブラケットで
あって、前記金属製溝部材が、ブラケットの中央部分
で、溝空間が大きくなる様に窪んでいることを要旨とす
る。更に、前記溝空間がブラケット中央部で溝幅方向ま
たは溝底方向に、若しくは溝幅方向及び溝底方向に窪ん
でいることが好ましい。
ブラケットを示す図であり、図1の(a) は、取付ワイヤ
ー56によってアーチワイヤー2をブラケット1に固定
した様子を現す斜視図で、図1の(b) はそのB−B線に
おける断面図、図1の(c) はそのC−C線における斜視
図である。また図3は図1の(a) のA−A線における断
面図である。図2の(a) は金属製溝部材3を示す斜視
図、図2の(b) はその側面図である。尚、以下の説明に
おいては、図に示す右側を、図に現されるブラケット等
の右側と呼び、図に示す左側を、ブラケット等の左側と
呼ぶ。
のウイング部4Ru,4Rd,4Lu,4 Ldを有するツイン型
ブラケットであり、ブラケット1の中央水平方向に設け
られたスロット部には、図2に示される金属製溝部材3
が埋設されている。
しており、ブラケット1の中央部分の溝部材中央部3C
で、溝空間が大きくなる様に溝幅方向及び溝底方向に窪
んでいる。溝部材右部3L 及び溝部材左部3R は、少し
遊びを持って角型アーチワイヤー2を嵌合する形状であ
り、取付ワイヤーにより巻き締めされることでアーチワ
イヤー2をぴったりと嵌め込み、前述の様にトルク角等
を与えて歯列矯正の働きをする。金属製溝部材3の溝部
材端部3E は、スロット部の底面(歯側面)のみが、溝
部材右部3L ,溝部材左部3R から少し出た形となって
おり、その端面はブラケット1の左右の側面と同一平面
上にある。
ト1本体内に埋め込まれており、金属製溝部材3の内
壁、及び上記溝部材端部3E の端面のみが露出し、他の
部分は合成樹脂により包み込まれている。治療に際して
は、歯に接着されたブラケット1のスロット部にアーチ
ワイヤー2を嵌め込み、取付ワイヤー56を巻回して巻
き締め、ブラケット1にアーチワイヤー2を固定する。
用いて、取付ワイヤー56でアーチワイヤー2を巻き締
めたものである。図1の(b) に示す様に、ウイング部4
Ru,4Rdの部分のスロット部、即ち溝部材右部3R の部
分ではアーチワイヤー2がスロット部内壁にぴったりと
当接して動かないようになっている。図1の(c) に示す
様に、ブラケット1の中央部分では金属製溝部材3が窪
んでいる(溝部材中央部3C の部分)から、アーチワイ
ヤー2が当接せずに浮いた位置にある。
中央部3C が窪み、空間が形成されているから、図3に
示す如く、強く巻き締めた取付ワイヤー56によってア
ーチワイヤー2が撓み、図3のα,βで指し示す部分で
強く当接してアーチワイヤー2が拘止される。即ち上記
従来例とは異なり、アーチワイヤー2の強固な固定が
得られ、従って図1の様に片側1組のウイング部のみを
締付固定した場合であっても、アーチワイヤー2がずれ
るということがないから、前述の様に4つのウイング部
4Ru,4Rd,4Lu,4Ldへの締付けを種々組み合わせて
取付ワイヤー56で巻き締める手法が採用でき、歯の矯
正移動をあらゆる方向にコントロールできる。言い替え
れば、ツイン型ブラケットとしての作用効果を十分に発
揮することができる。
であるから、フラットなコ字状の従来例の金属製溝部
材53と異なり、曲げの力に対する抵抗力が高く、変形
し難い。従ってスロット部が当初の形状を保ち続けるこ
とができる。
来の金属製溝部材よりも薄いものを使用することが可能
となる。ブラケット1本体の合成樹脂が透明の場合は、
埋設された金属製溝部材が透けて、金属色が外に表れる
ことになるが、金属製溝部材を薄いものとすれば、外か
ら見える金属色を低減でき、審美性が向上する。
ラケット1の左右の側壁面と同一平面上まで出ており、
スロット部の端まで金属となっている。当該端部分も合
成樹脂で被われているブラケットでは、その合成樹脂部
分にアーチワイヤー2が当たり、合成樹脂を摩耗させる
ので変形して行き、ひいては歯列の矯正移動に悪影響を
及ぼすが、上記ブラケット1の様にスロット部の端まで
金属となっていると、図3のβで指し示す様に金属がア
ーチワイヤー2と当接することになって、スロット部の
端部における変形が生じない。尚溝部材端部3E は、必
ずしも全てが、ブラケット1の左右の側面と同一平面上
までせり出ている必要はなく、多少合成樹脂で被われて
いる部分があっても、ある程度のところまで溝部材端部
3E があれば、スロット部の端部分の変形は極少ないも
のにとどまるから、歯列の矯正移動に影響を及ぼさな
い。
部材中央部3C が溝幅方向と溝底方向の両方に窪んでい
るものであるが、これに限るものではなく、溝空間が大
きくなるのであれば良く、例えば溝底方向のみが窪んだ
形状の金属製溝部材を埋設したブラケットも本発明に包
含される。
の例を示す。図4は金属製溝部材3の製造工程の一例を
示す図である。まず図4の(a) [平面図]に示す様に、
金属の平板を略H型に型抜きし、図に点線で示した部分
を曲げて、図4の(b) [(a) の下方からの側面図]に示
す様に、窪みを形成する。次に図4の(c-1) [正面
図]、及び図4の(c-2) [右側面図]に示す様に、矢印
F方向に、図の点線で示した部分から折り曲げて、図2
に示す略コ字状の金属製溝部材3を形成する。
射出成形する際のブラケット用型の定位置に上記金属製
溝部材3を設置し、ブラケット1本体を射出成形しつつ
金属製溝部材3を埋設する(以下、インサート成形と称
す)。従来例のフラットなコ字状の金属製溝部材53
と異なり、本発明の金属製溝部材3は窪みを有するか
ら、上記インサート成形の際、上記ブラケット用型に溝
部材中央部3C に相当する凸部を設けておけば、該凸部
に窪み(溝部材中央部3C )が嵌まり、金属製溝部材3
のブラケット1への位置決めが容易となる。
鈑金による方法の他、鋳造や金属粉末冶金による方法で
も良い。また、ブラケット1への金属製溝部材3の埋設
の方法としては、上記インサート成形の他、圧入により
嵌め込む様にしても良い。
材53の様にフラットなコ字状の場合は、引っかかりが
ない為、金属製溝部材53が左右に抜けてしまうことが
あるが、本発明の金属製溝部材3では中央部分に窪みが
あり、その外形が中央部で膨らんでいる形状であるか
ら、該膨らみがひっかかって左右に抜けることがない。
例について述べる。図5は該具体例に係るブラケット1
1の、ウイング部14Ru,14Rdにおける垂直方向の断
面図であり、図1の(b) に相当する断面を示す(但し、
図5ではアーチワイヤー及び取付ワイヤーは記載されて
いない)。
り、金属製溝部材13は、ブラケット11のスロット部
内に露出した溝部13M と、ウイング部14Ru,14Rd
内に埋入したウイング芯部13W からなり、溝部13M
は、図1に示す具体例と同様に、ブラケット11の中央
部分で溝空間が大きくなる様に窪んでいる。治療に際し
ては、図1に示す具体例と同様に、金属製溝部材の溝部
13M にアーチワイヤー(図示せず)が嵌め込まれ、取
付ワイヤー(図示せず)によって巻締固定される。
ー部11C によって覆われており、露出していない。カ
バー部11C の合成樹脂が透明若しくは半透明の場合
は、ウイング芯部13W が透けて見えることになるか
ら、その場合はウイング芯部13 W 表面に乳白色等の色
付けをすると良い。色付けした金属が露出している場合
は前記従来例の如く、かえって目立ち易くなるが、本
具体例の場合は金属製のウイング芯部13W が透明若し
くは半透明の合成樹脂で覆われているから、透明感があ
り、審美的に劣るものではない。また今後透明のアーチ
ワイヤーが用いられる場合に対応して溝部13M表面に
色付けして用いることもできる。この場合もアーチワイ
ヤーにより覆われることになるから、審美性は劣らな
い。本具体例においては、金属製溝部材13のウイング
芯部13W によって、ウイング部の強度を高めることが
できる。
ット1本体の合成樹脂としてポリカーボネイトを用いた
ものとする。金属製溝部材3の各部分の大きさは次の通
り、金属の厚み:0.5mm 、図2に示す符号のN:0.46m
m、P:0.1mm 、I及びJ:0.83mm、G:10mm、K:0.1
8mm、H:0.95mm、M:0.1mm 、Q:0.3mm である。ブ
ラケット1の各部の大きさは、水平方向:3.5mm 、垂直
方向の最も広い部分:3.0mm 、厚み(高さ)の最も厚い
部分:2.05mmである。ブラケット1の各部の角度は、所
望のスロットルやトルク角に設定したものとする。尚、
上記実施例に限るものではなく、種々の変形変更が可能
である。
本体が合成樹脂製である為、乳白色や半透明或いは透明
のものとすることができて、審美性に優れると共に、金
属製溝部材を前述の形状としたから、歯列矯正治療に際
して歯の矯正を簡便に且つ正確にコントロールすること
ができる、即ちツイン型ブラケットの性能を発揮でき、
且つ強度が十分にあり、しかも安価である。
側面図。
溝部材の製造工程を説明する為の図。
図。
を固定した様子を現す斜視図、(b) はそのD−D線にお
ける断面図。
1Rd,51Lu,51Ld:ウイング部 50:スロット部 56:取付ワイヤー
Claims (2)
- 【請求項1】 アーチワイヤー嵌合用の金属製溝部材が
合成樹脂製本体中に埋め込まれ、前記アーチワイヤーを
取付ける為のウイング部を2組備えてなるツイン型のブ
ラケットにおいて、 前記金属製溝部材が、ブラケットの中央部分で、溝空間
が大きくなる様に窪んでいることを特徴とするブラケッ
ト。 - 【請求項2】 前記溝空間がブラケット中央部で溝幅方
向及び/または溝底方向に窪んでいる請求項1に記載の
ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25659495A JP3651622B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25659495A JP3651622B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | ブラケット |
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---|---|
JPH0998988A true JPH0998988A (ja) | 1997-04-15 |
JP3651622B2 JP3651622B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=17294806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25659495A Expired - Lifetime JP3651622B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3651622B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1070483A2 (en) | 1999-07-19 | 2001-01-24 | Tomy Incorporated | Orthodontic appliance |
WO2012020810A1 (ja) * | 2010-08-12 | 2012-02-16 | デンツプライ三金株式会社 | ポリアミド製歯列矯正用ブラケット |
WO2016112795A1 (zh) * | 2015-01-12 | 2016-07-21 | 梁甲兴 | 带状直丝弓托槽 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5642259B1 (ja) * | 2013-12-31 | 2014-12-17 | 尋士 山田 | 歯列矯正用ブラケット |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP25659495A patent/JP3651622B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPWO2012020810A1 (ja) * | 2010-08-12 | 2013-10-28 | デンツプライ三金株式会社 | ポリアミド製歯列矯正用ブラケット |
WO2016112795A1 (zh) * | 2015-01-12 | 2016-07-21 | 梁甲兴 | 带状直丝弓托槽 |
Also Published As
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JP3651622B2 (ja) | 2005-05-25 |
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Legal Events
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