JPH0998806A

JPH0998806A - 靴用中敷

Info

Publication number: JPH0998806A
Application number: JP28790995A
Authority: JP
Inventors: Masao Ogawa; 雅央小川
Original assignee: Mizuno Corp
Current assignee: Mizuno Corp
Priority date: 1995-10-09
Filing date: 1995-10-09
Publication date: 1997-04-15
Anticipated expiration: 2015-10-09
Also published as: JP3037118B2

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、踵部のフィット性と安定性に優れ
た靴用中敷に関するものである。【構成】前足部領域と土踏まず部領域と踵部領域を備
え、踵部領域の踏みつけ部の周縁部に壁面部を連続状に
一体に形成してなる中敷本体を形成し、該中敷本体の土
踏まず部領域と踵部領域の境界部位の内甲側と外甲側の
両側の周縁部の近傍に収納穴を形成し、該収納穴に、賦
形性と緩衝性を有するパッド材を、パッド材の表面部が
踏みつけ部の表面より突出状になるように収納し、該パ
ッド材の延長部を中敷本体と裏打材の間に挿入固着した
構成から成る靴用中敷である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、踵部のフィット性と安
定性に優れた靴用中敷に関する発明である。

【０００２】

【従来の技術】従来から一般に用いられていた靴用中敷
は、皮革や、フエルトや、合成樹脂の弾性体から成るシ
ート状の材料を足形に打ち抜いた平面形状のものや、土
不踏部を隆起させたものや、踵部周縁を踵の形状に添う
ように立ち上げたカップインソールと言われているもの
が提供されており、特にスポーツ用靴にはこのカップイ
ンソールが多用されており、足と接する表面部には足当
たりの良好な吸湿性を有するパイル状の布や、不織布等
を貼着したものが提供されている。

【０００３】これらのカップインソールは、靴内におけ
る足と靴内面との空間部を充填し、足部特に踵部のフィ
ット性を向上させ、歩行中や走行中における踵部の安定
性を高める目的で用いられていた。またこれらのカップ
インソールは、硬質体のものや軟質体のものやこれ等を
組み合わせた複合体のものなど、使用目的用途により種
々提供されている。そしてその種類も、踵から受ける圧
力により踵の形状に沿って圧縮変形され、履用者が靴を
脱ぐと復元する最も一般的なタイプのものや、例えば実
公昭６１−１６８０７号公報や実公昭６２−２８１６３
号公報に記載されているように、いったん圧縮変形させ
られると履用者が靴を脱いでも復元しないタイプのも
の、あるいは実公昭６２−７１２６号公報に記載されて
いるように未硬化の発泡性合成樹脂を硬化剤と混合し、
袋体に流し込みその袋上に足を載せ、足裏に沿って賦形
させて発泡性樹脂の硬化が完了すると足裏の形状に添っ
た形に形成された密着性の良いカップインソールになる
ものなどが開示されている。

【０００４】これらのカップインソールに用いられてい
る衝撃緩衝層及び靴内の空隙充填材はポリウレタン系や
ポリオレフィン系あるいは他の同効質の発泡性合成樹脂
を使用したものであって、その物性的特性である圧縮変
形性を利用したものが大半である。よって、これらのカ
ップインソールを用いた靴を履用者が履いた場合、発泡
性合成樹脂からなるカップインソールの衝撃緩衝層は履
用者の体重により圧縮変形し、履用者の足裏の形状に沿
う形状となる。

【０００５】そして、歩行中や走行中に該衝撃緩衝層は
地面から受ける強い衝撃力に対し、更に圧縮変形しなが
ら地面からの衝撃を吸収するのであるが、その際、発泡
性合成樹脂からなる衝撃緩衝層は、踵からの圧力を受け
て自由に変形してしまい、踵のずれを防止することがで
きなかった。そのため、歩行中や走行中に踵が安定せ
ず、衝撃緩衝層が揺れることによって足首部の過回内や
過回外を誘発し、脚部に障害を来す場合があった。ま
た、これらのカップインソールの衝撃緩衝層や空隙充填
材に用いられている素材は、ポリオレフィン系発泡樹脂
やクロロプレンゴム系発泡体などが一般に用いられてい
るが、これらの素材は履用による反復圧縮によって一般
に言われるヘタリが生じ、柔軟性や復元性が著しく低下
してしまい衝撃緩衝層や空隙充填材としての機能を発揮
しなくなる場合があった。

【０００６】そこで、これらの欠点を改良したものとし
て、本発明の出願人により、実用新案登録出願平成５年
第７５３４２号「カップインソール」が出願されている
（以下実願平５−７５３４２号考案と云う）。該考案の
構成は、弾性素材からなるカップインソール本体の底面
は靴内底面にフィットする形状であり、内甲不踏部から
踵後部を通って外甲側部へ至る側壁部と踵部上面の平坦
部が連続的に形成された凹曲面状を呈しており、前記側
壁部の上面にバウンシングパテを用いた衝撃緩衝材が設
置され、布帛、不織布、皮革のいずれか一によって被覆
係止された構成からなるカップインソールである。

【０００７】前記衝撃緩衝材に用いられたバウンシング
パテは、緩慢な応力に対しては容易に塑性変形し、衝撃
的な応力に対しては良好な反発弾性を示す性質を有す
る。又バウンシングパテは、ポリウレタンスポンジ等の
連立気泡タイプの発泡体の発泡空間部内にバウンシング
パテを含浸させたバウンシングパテ・スポンジとして多
用されており、このバウンシングパテ・スポンジを踵を
包囲するのに適当な馬蹄形状にしたり、その他用途に合
わせてブロック状に切り出して使用している。そして、
バウンシングパテ・スポンジは該合成樹脂フイルムで被
覆して使用し、合成樹脂フイルムとしてはポリウレタン
フイルムやシリコーンラバーフイルムなどが使用されて
いる。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】ところが、前記「カッ
プインソール」は衝撃吸収性や賦形性については十分機
能を発揮するが、重量が大になるとともに、バウンシン
グパテ・スポンジの使用量が多いため比較的高価になる
等経済的な問題を有していた。そこで、バウンシングパ
テ・スポンジの使用量を少なくしても、前記実願平５−
７５３４２号考案と同等の効果を有するものが要求され
ていた。

【０００９】

【課題を解決するための手段】そこで運動を、ランニン
グや野球やラグビー等の激しい運動を伴うスポーツと、
ウオーキングやゴルフ等のように比較的穏やかな運動の
スポーツに分けて考え、後者の比較的穏やかな運動のス
ポーツに用いられる靴には、土踏まず部領域と踵部領域
の境界部の両側を安定させ靴との密着性を向上させると
運動性が顕著に向上することが判明したため、靴の中
に、土踏まず部領域と踵部領域を備え踵部領域の踏みつ
け部の周縁部にカップ状の壁面部を一体に形成してなる
中敷本体を形成し、該中敷本体の土踏まず部領域と踵部
領域の境界部の両側の周縁部の近傍に収納穴を形成し、
該収納穴に、賦形性と緩衝性を有するパッド材を、パッ
ド材の上面部が踏みつけ部の表面より突出状になるよう
に収納し、該パッド材の延長部を中敷本体と裏打材の間
に挿入固着した構成から成る靴用中敷を形成することに
より前記課題を解決するものである。

【００１０】前記パッド材に用いられる素材は、シリコ
ーンバウンシングパテ・スポンジやポリウレタンバウン
シングパテ・スポンジのみで用いたり、シリコーンバウ
ンシングパテ・スポンジ又はポリウレタンバウンシング
パテ・スポンジの下面に圧縮永久歪みの少ないラテック
ススポンジ等からなる弾性体を添着してパッド材を形成
し、該パッド材を、所望部に通気孔を設けた厚さが５０
〜１５０μｍのポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リ塩化ビニール、低密度或は中密度ポリエチレン、又は
これ等と同効質の合成樹脂フイルムで被覆したものであ
る。

【００１１】

【作用】前記靴用中敷を挿入した靴に足を挿入すると、
土踏まず部領域と踵部領域の境界部に突出状に設けたパ
ッド材は賦形性を有するから、徐々に加えられた体重に
より、足の土踏まず部領域と踵部領域の境界部の両側の
形状に変形し靴底との間隙を無くし、足を靴に密着せし
めて踵部を安定せしめ、運動時の力のロスを予防する作
用を呈する。

【００１２】又靴底に受ける衝撃的応力に対しては、バ
ウンシングパテ・スポンジ又はバウンシングパテ・スポ
ンジと、該バウンシングパテ・スポンジの下面に設けた
圧縮永久歪みの少ない弾性体、例えば、ラテックススポ
ンジやポリウレタンフォームその他これらと同効質の弾
性体との組み合わせからなる相乗効果による衝撃緩衝作
用により緩和されて足への障害を予防する作用を呈す
る。又、前記バウンシングパテ・スポンジ又は、バウン
シングパテ・スポンジと圧縮永久歪みの少ない弾性体か
らなる緩衝材は合成樹脂フイルムの被覆材で被覆し、延
長部の所望部位に任意数の通気孔を設けたものであるか
ら、通気孔の形状、数量、吸排気量を調節することによ
り空気の弾性からなる緩衝作用をも利用することが可能
となり少量のバウンシングパテ・スポンジの使用であっ
ても、実願平５−７５３４２号考案と同等の効果を期待
できるものである。

【００１３】

【実施例】本発明に係る靴用中敷の実施例を図面に基づ
いて説明する。図１は本発明に係る靴用中敷の平面図。
図２は図１におけるＸ−Ｘ線部位の切断拡大端面図。図
３は本発明に係る靴用中敷の裏面図。図４は本発明に係
る靴用中敷の側面図。図５はパッド材の平面図。図６は
図５におけるＹ−Ｙ線部位の切断拡大端面図。図７は人
体足部の骨格図とパッド材の配置関係を示す説明図であ
る。

【００１４】前足部領域（Ａ）と土踏まず部領域（Ｂ）
と踵部領域（Ｃ）を備え踵部領域（Ｃ）の踏みつけ部
（３）の周縁部（５）に壁面部（４）を連続状に一体に
形成し中敷本体（２）を形成する。次に、前記中敷本体
（２）の土踏まず部領域（Ｂ）と踵部領域（Ｃ）の境界
部（１７）の両側の内甲側と外甲側の周縁部（５）の近
傍に収納穴（６）を形成し、該収納穴（６）に賦形性と
緩衝性を有するパッド材（７）の上面部を踏みつけ部
（３）の表面より突出状（Ｆ）になるように収納し、該
パッド材（７）の延長部（１１）を中敷本体（２）と裏
打材（８）の間に挿入し、接着剤等で接着し靴用中敷
（１）を形成する。

【００１５】賦形性と緩衝性を有するパッド材（７）と
しては、図６の（ｂ）に示すようにバウンシングパテ・
スポンジ（１３）のみのものや、図６の（ａ）に示すよ
うにバウンシングパテ・スポンジ（１３）の下面に圧縮
永久歪みの少ないラテックススポンジやポリウレタンフ
ォームその他これらと同効質の弾性体（１４）を添着し
たものからなるパッド材（７）を用いるものである。バ
ウンシングパテ・スポンジのバウンシングパテの組成の
一例をシリコーンバウンシングパテで例示すると、シリ
コーンバウンシングパテはホウ素原子を含むシロキサン
からなるものであり、徐々に伸ばしていくと水あめのよ
うに伸び、これにハンマーなどによって急激な衝撃を加
えるともろくガラスのように割れ、放置すると次第に変
形して平板状になるもので、ボール状に丸めるとゴムボ
ールよりも弾む性質を有するものである。

【００１６】バウンシングパテ・スポンジのスポンジ
は、連続気泡体であり、内部連通空間を有するものであ
れば任意に使用可能であり、その一例を挙げると、一般
に連続気泡スポンジといわれている、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニール、ポリウレタン、フエノ
ール樹脂、ユリア樹脂、シリコーン樹脂の連続気泡体そ
の他これらと同効質の素材を発泡させた合成樹脂発泡体
があり、この他には、海綿や、コルク等の多孔性天然物
質や織布や不織布等の繊維状物質からなる多孔性物質が
使用可能である。

【００１７】バウンシングパテ・スポンジの形成は、前
記バウンシングパテを、アルコール類やエステル類その
他の溶剤により溶解して、前記連続気泡体に含浸させ気
泡空間部に充填状に介在させた後、溶剤を揮発させてバ
ウンシングパテ・スポンジ（１３）を形成する。次に、
該バウンシングパテ・スポンジ（１３）又は、バウンシ
ングパテ・スポンジ（１３）の下面に圧縮永久歪みの少
ないラテックススポンジ等からなる弾性体（１４）を添
着したものを所望の形状に形成し、厚さが５０〜１５０
μｍのポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビ
ニール、低密度或は中密度ポリエチレン、又はこれ等と
同効質の合成樹脂フイルムからなる被覆材（１２）でパ
ック状に被覆する。この被覆材（１２）の延長部（１
１）には通気孔（１０）を設ける。通気孔（１０）は、
パッド材（７）が圧縮された時にバウンシングパテ・ス
ポンジ（１３）の気泡空間部の空気や、バウンシングパ
テ・スポンジ（１３）の下面に設けた弾性体（１４）内
に含まれている空気を排出するためのものであり、通気
孔（１０）の形状、数量、吸排気量を調節することによ
り排出する空気によっても弾性の調整が可能となる。

【００１８】パッド材（７）の形状は、少なくとも、土
踏まず部領域（Ｂ）と踵部領域（Ｃ）の境界部（１７）
の両側の周縁部（５）の近傍領域をカバーするものであ
れば良く、図７の足部骨格図の（ａ）に示すアーチ部の
内側と、足部骨格図の（ｂ）に示すアーチ部の外側を保
持する形状であれば良い（図７の足部骨格図は右足の内
甲側の側面をａ，同外甲側の側面をｂとしてある）。実
施例図１に示すパッド材（７）の形状は、靴先部が細く
後方部が太い略楕円形状に形成したがこの形状に限定さ
れるものではない。

【００１９】又、中敷本体（２）は、前足部領域（Ａ）
と土踏まず部領域（Ｂ）と踵部領域（Ｃ）を備え踵部領
域（Ｃ）の踏みつけ部（３）の周縁部（５）にカップ状
の壁面部（４）を連続状に一体に形成してなるもので、
中敷本体（２）に用いられる素材としては、ラバースポ
ンジ，ＥＶＡ，ポリエチレン，ポリウレタン等の合成樹
脂スポンジ並びに合成繊維からなる不織布等熱成型性の
良好なものを使用する。図１に使用の中敷本体（２）
は、踵部領域（Ｃ）の踏みつけ部（３）の周縁部（５）
に壁面部（４）を連続状に一体に形成し、前足部領域
（Ａ）を形成する前足部材（１６）は弾力性を有する素
材で形成し、土踏まず部領域（Ｂ）の境界部を縫合した
ものであるが、前足部領域（Ａ）と土踏まず部領域
（Ｂ）と踵部領域（Ｃ）を単一の素材で一体に形成する
等は任意に実施可能である。又、前足部領域（Ａ）は不
織布とし、土踏まず部領域（Ｂ）と踵部領域（Ｃ）の素
材を合成樹脂弾性体の熱成型品として、前足部領域
（Ａ）の不織布と合成樹脂弾性体の熱成型品とを縫着す
る等任意に実施である。裏打材（８）は、収納穴（６）
に挿入したパッド材（７）が脱落しないようにするもの
であり、合成繊維の織布等の布帛（９）で裏打ちし中敷
本体（２）の裏面部（Ｅ）に接着剤により固着（１５）
する。

【００２０】

【発明の効果】前記靴用中敷を挿入した靴に足を挿入す
ると、土踏まず部領域と踵部領域の境界部の内甲側と外
甲側の周縁部に収納穴を形成し、該収納穴に賦形性と緩
衝性を有するパッド材の上面部を踏みつけ部の表面より
突出状になるように収納し、該パッド材の延長部を中敷
本体と裏打材の間に挿入固着したパッド材は賦形性を有
するから、徐々に加えられた体重により、足の土踏まず
部領域と踵部領域の境界部の内甲側と外甲側の周縁部に
おいて足と靴底との間隙を無くすように形状が変形し、
足を靴に密着せしめて踵部を安定せしめ運動時の力のロ
スを予防する効果を有する。

【００２１】又靴底に受ける衝撃的応力に対しては、バ
ウンシングパテ・スポンジ及び該バウンシングパテ・ス
ポンジの下面に設けた弾性体からなるパッド材の衝撃緩
衝作用により緩和されて足の障害を予防する。又、前記
パッド材は延長部の所望部位に任意数の通気孔を設けた
ものであるから、パッド材が圧縮される時に被覆材の空
気は通気孔から排出されるが、通気孔の形状、数量等に
より吸排気量を調節することが可能であるから、空気の
弾性からなる緩衝作用をも利用することが可能となり少
量のバウンシングパテ・スポンジの使用であっても、実
願平５−７５３４２号考案と同等若しくはそれ以上の効
果を期待できるものである。

【００２２】又、パッド材の上面部は、踏みつけ部の表
面より突出状になるように収納したものであるから、突
出部の上面部が足裏を局所的に刺激し、指圧効果をも期
待できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明に係る靴用中敷の平面図。

【図２】図２は、図１におけるＸ−Ｘ線部位の切断拡大
端面図。

【図３】図３は、本発明に係る靴用中敷の裏面図。

【図４】図４は、本発明に係る靴用中敷の側面図。

【図５】図５は、パッド材の平面図。

【図６】図６は、図５におけるＹ−Ｙ線部位の切断拡大
端面図。

【図７】図７は、人体足部の骨格図とパット材の配置関
係を示す説明図である。

【符号の説明】

１靴用中敷２中敷本体３踏みつけ部４壁面部５周縁部６収納穴７パッド材８裏打材９布帛１０通気孔１１延長部１２被覆材１３バウンシングパテ・スポンジ１４弾性体１５固着１６前足部材１７境界部Ａ前足部領域Ｂ土踏まず部領域Ｃ踵部領域Ｄ表面部Ｅ裏面部Ｆ突出状

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】前足部領域と土踏まず部領域と踵部領域
を備え、該踵部領域の踏みつけ部の周縁部に壁面部を連
続状に一体に形成してなる中敷本体において、土踏まず
部領域と踵部領域の境界部の内甲側と外甲側の周縁部に
収納穴を形成し、該収納穴に、賦形性と緩衝性を有する
パッド材を、パッド材の上面部が踏みつけ部の表面より
突出状になるように収納し、該パッド材の延長部を中敷
本体と裏打材の間に挿入固着したことを特徴とする靴用
中敷。
【請求項２】前記パッド材は、バウンシングパテ・ス
ポンジからなることを特徴とする請求項１に記載の靴用
中敷。
【請求項３】前記パッド材は、バウンシングパテ・ス
ポンジの下面に圧縮永久歪みの少ない弾性体を添着した
ことを特徴とする請求項１に記載の靴用中敷。
【請求項４】前記パッド材は、合成樹脂フイルムから
なる被覆材で被覆し、延長部の所望部位に任意数の通気
孔を設けたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか
１項に記載の靴用中敷。
【請求項５】前記被覆材は、厚さが５０〜１５０μｍ
のポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニー
ル、低密度或は中密度ポリエチレン、又はこれ等と同効
質の合成樹脂フイルムからなることを特徴とする請求項
１乃至４のいずれか１項に記載の靴用中敷。