JPH0997192A - 共通領域制御方式 - Google Patents

共通領域制御方式

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JPH0997192A
JPH0997192A JP7252777A JP25277795A JPH0997192A JP H0997192 A JPH0997192 A JP H0997192A JP 7252777 A JP7252777 A JP 7252777A JP 25277795 A JP25277795 A JP 25277795A JP H0997192 A JPH0997192 A JP H0997192A
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JP7252777A
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Osamu Matsumoto
修 松本
Kazuyuki Otsu
和之 大津
Yoshihiko Kishi
嘉彦 貴志
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化制御システムにおける共通領域制御方
式に関し、主記憶装置内の共通領域のデータの破壊を極
力防止し、信頼性の向上を目的とする。 【解決手段】 現用系と待機予備系とで運用し、現用系
主記憶装置(2)の共通領域に書込まれたデータを、予
備系主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能を具備する
制御システム(10)において、中央処理装置(1)が
プロセスを実行する際に使用する各データが、共通領域
に書込む必要性の有無を登録する共通性登録手段(10
0)と、現用系の中央処理装置で実行中のプロセスが共
通性登録手段に共通領域を必要と登録済のデータの格納
領域のみを共通領域と決定する共通領域設定手段(20
0)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二重化構成を有する
制御システムにおける共通領域制御方式に関し、特に一
方を現用系、他方を待機予備系として運用する二重化さ
れた中央処理装置および主記憶装置を具備し、現用系主
記憶装置において、両系の主記憶装置の共通領域と定め
られた記憶領域に書込まれたデータを、予備系の主記憶
装置の同一記憶領域に書込む機能を具備する制御システ
ムにおける共通領域制御方式に関する。
【0002】一般にこの種の制御システムにおいては、
現用系から予備系へ運用を切替える際に、現在実行中の
プロセスの継続性を維持するに必要とする諸情報、例え
ばプロセスの使用する資源に関する情報、並びにハード
ウェア制御する為の情報等、を保持する為に、共通領域
が使用される。
【0003】
【従来の技術】図9は従来ある二重化制御システムを例
示する図である。図9に示される制御システムは、二組
の制御システム(10)〔一方を0系制御システム(1
0 )、他方を1系制御システム(101 )と称する、
以下同様〕から構成されている。
【0004】各制御システム(10)は、それぞれ中央
処理装置(1)、主記憶装置(2)、補助記憶装置
(3)、バス(4)、バス監視・アクセス回路(5)お
よび他系メモリ転送制御回路(6)を具備しており、系
間通信路(7)により相互に接続されている。
【0005】主記憶装置(20 )および(21 )には、
同一記憶領域に共通領域(CA)が設けられている。な
お共通領域(CA)の記憶容量および位置は、当該制御
システム(10)において共通領域(CA)に書込まれ
るべきデータの種類等を考慮した上で、予め固定的に定
められている。
【0006】例えば0系制御システム(100 )を現用
系、1系制御システム(101 )を待機予備系として運
用中とすると、0系の中央処理装置(10 )が、バス
(40)を経由して主記憶装置(20 )に、所要のデー
タを格納する場合に、バス監視・アクセス回路(50
が、バス(40 )を経由して中央処理装置(10 )から
主記憶装置(20 )に転送されるアドレスおよびデータ
を監視しており、監視結果〔アドレスおよびデータ〕を
他系メモリ転送制御回路(60 )に伝達する。
【0007】他系メモリ転送制御回路(60 )は、共通
領域(CA)の範囲を予め設定されており、バス監視・
アクセス回路(50 )から伝達された監視結果のアドレ
スが、共通領域(CA)のアドレス内に含まれる場合に
は、中央処理装置(10 )が主記憶装置(20 )の共通
領域(CA)に書込みを実行したと判定し、バス監視・
アクセス回路(50 )に対し、監視結果のアドレスおよ
びデータを、1系の主記憶装置(21 )の共通領域(C
A)にコピーする様に指示する。
【0008】バス監視・アクセス回路(50 )は、他系
メモリ転送制御回路(60 )から指示された監視結果
〔アドレスおよびデータ〕を、系間通信路(7)を経由
して1系のバス監視・アクセス回路(51 )に転送し、
1系主記憶装置(21 )の共通領域(CA)への書込み
を指示する。
【0009】バス監視・アクセス回路(51 )は、0系
バス監視・アクセス回路(50 )からの指示に基づき、
転送された監視結果のデータを、主記憶装置(21 )の
共通領域(CA)内の、転送された監視結果のアドレス
に書込む。
【0010】以上により、0系中央処理装置(10 )が
主記憶装置(20 )の共通領域(CA)に書込んだデー
タが、1系の主記憶装置(21 )の共通領域(CA)内
の同一アドレスに書込まれることとなり、両系の共通領
域(CA)には、同一データが書込まれることとなる。
【0011】かかる状態で、0系主記憶装置(20 )の
共通領域(CA)に、誤ったデータが書込まれ、正常な
データが破壊されると、前述と同様の過程で、1系主記
憶装置(21 )の共通領域(CA)にも、同一の誤った
データが書込まれ、0系主記憶装置(20 )と同様に、
正常なデータが破壊されることとなる。
【0012】従って、0系主記憶装置(20 )の共通領
域(CA)に発生したデータ破壊により、0系制御シス
テム(100 )が異常状態となった結果、1系制御シス
テム(101 )を現用系に切替えても、主記憶装置(2
1 )の共通領域(CA)内の破壊されたデータを使用す
る限りは、0系制御システム(100 )と同様の異常状
態が発生し、結局、両系の制御システム(100 )およ
び(101 )を一旦停止させ、初期プログラムローディ
ングを実行した後に制御システム(10)を再開させる
以外に、救済する方法は無くなる。
【0013】即ち共通領域(CA)に書込まれたデータ
が破壊された場合に限り、二重化による信頼性の向上は
得られない。なお主記憶装置(20 )内の所定領域に書
込済のデータは、本来所定領域を使用すべきプロセス
(P)がアクセスした場合には滅多に破壊されることは
無いが、本来使用すべきでは無いプロセス(P)が誤っ
てアクセスした場合に、予期しないデータが書込まれて
破壊される可能性が高い。
【0014】また共通領域(CA)のデータが破壊され
た直後に、制御システム(10)の異常が発生した場合
には、原因の究明も比較的容易であるが、破壊された共
通領域(CA)のデータが直ちに使用されず、現用系が
定期切替等で切替えられた後、暫くして制御システム
(10)で異常が発生した場合には、原因の究明が中々
困難となり、診断および修復時間も長くなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある制御システムにおいては、主記憶装置
(2)の共通領域(CA)の範囲が固定的に定められて
いる為、誤って共通領域(CA)にアクセスしたプロセ
ス(P)が共通領域(CA)内の正常なデータを破壊す
ると、現用系および予備系の切替えが機能せず、制御シ
ステム(10)を停止させる羽目となり、当該制御シス
テムの信頼性が低下する問題があった。
【0016】本発明は、主記憶装置内の共通領域のデー
タが破壊される機会を極力減少させることにより、当該
制御システムの信頼性の低下を極力防止させることを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、10は、一方の現用系、他方を待
機予備系として運用する二重化された中央処理装置
(1)および主記憶装置(2)を具備する制御システム
である。
【0018】また制御システム(10)は、両系の主記
憶装置(2)に共通領域(CA)を定めており、現用系
の主記憶装置(2)の共通領域(CA)に書込まれたデ
ータを、予備系の主記憶装置(2)の同一記憶領域にも
書込む機能を具備する。
【0019】3は、補助記憶装置である。100−(1
〜7)は、本発明(請求項1乃至7)により制御システ
ム(10)に設けられた第一乃至第七の共通性登録手段
である。
【0020】200は、本発明(請求項1乃至7)によ
り制御システム(10)に設けられた共通領域設定手段
である。第一の共通性登録手段(100−1)は、中央
処理装置(1)がプロセスを実行する際に使用する各デ
ータが、共通領域(CA)に書込む必要性の有無を登録
する。
【0021】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項1)においては、現用系の中央処理装置(1)
で実行中のプロセスが主記憶装置(2)に格納済のデー
タへアクセスする際に、第一の共通性登録手段(100
−1)を参照し、該データが共通領域(CA)に書込む
必要有りと登録済の場合に、該データの格納領域を共通
領域(CA)と決定する。
【0022】第二の共通性登録手段(100−2)は、
中央処理装置(1)がプロセスを実行する際に使用する
データと、各データを共通領域(CA)に書込む必要性
の有無とを登録する。
【0023】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項2)においては、現用系でプロセスを実行する
際に、第二の共通性登録手段(100−2)を参照し、
共通領域(CA)に書込む必要有りと登録済のデータの
格納領域を共通領域(CA)と決定する。
【0024】第三の共通性登録手段(100−3)は、
外部の補助記憶装置(3)から主記憶装置(2)に転送
して書込まれるデータに対応して、共通領域(CA)に
書込む必要性の有無を登録する。
【0025】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項3)においては、補助記憶装置(3)からデー
タを抽出し、主記憶装置(2)に格納する際に、第三の
共通性登録手段(100−3)を参照し、共通領域(C
A)に書込む必要有りと登録済のデータの格納領域を共
通領域(CA)と決定する。
【0026】第四の共通性登録手段(100−4)は、
外部の補助記憶装置(3)から所要のデータを抽出
し、主記憶装置(2)に格納を要求する際に、データを
共通領域(CA)に書込む必要性の有無を登録する。
【0027】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項4)においては、補助記憶装置(3)からデー
タを抽出し、主記憶装置(2)に格納する際に、第四の
共通性登録手段(100−4)を参照し、共通領域(C
A)に書込む必要有りと登録済のデータの格納領域を共
通領域(CA)と決定する。
【0028】第五の共通性登録手段(100−5)は、
複数の制御システム(10)が複合システムを構成し、
他の制御システム(10)から取得し、主記憶装置
(2)に書込まれるデータに対応して、共通領域(C
A)に書込む必要性の有無を登録する。
【0029】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項5)においては、他の制御システム(10)か
らデータを取得し、主記憶装置(2)に格納する際に、
第五の共通性登録手段(100−5)を参照し、共通領
域(CA)に書込む必要有りと登録済のデータの格納領
域を共通領域(CA)と決定する。
【0030】第六の共通性登録手段(100)は、複数
の制御システム(10)が複合システムを構成し、他の
制御システム(10)から所要のデータを取得し、主記
憶装置(2)に格納する際に、共通領域(CA)に書込
む必要の有無を示す情報を登録する。
【0031】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項6)においては、他の制御システム(10)か
らデータを取得し、主記憶装置(2)に格納する際に、
第六の共通性登録手段(100−6)を参照し、共通領
域(CA)に書込む必要有りと登録済のデータの格納領
域を共通領域(CA)と決定する。
【0032】第七の共通性登録手段(100)は、両主
記憶装置(2)に所定の情報をローディングする際に、
主記憶装置(2)の全格納領域を共通領域(CA)と登
録する。
【0033】共通領域設定手段(200)は、本発明
(請求項7)においては、現用系の主記憶装置(2)に
ローディングを実行する際に、第七の共通性登録手段
(100−7)を参照し、所定の情報をローディングす
る総ての領域を共通領域(CA)と決定する。
【0034】従って、前記二重化制御システムにおい
て、現用系および待機予備系の主記憶装置の共通領域
が、各稼働状態における最小限の範囲に設定される為、
前記共通領域の範囲外に誤ってアクセスし、正常なデー
タを破壊しても、待機予備系の主記憶装置のデータは破
壊される恐れは無くなり、当該二重化制御システムの信
頼性を大幅に向上すると共に、両系の主記憶装置の全記
憶領域を共通領域と設定することにより、両系主記憶装
置のローディングを伴う再開処理も大幅に効率向上され
ることとなり、当該二重化制御システムの保全性を大幅
に向上することが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による二重化制
御システムを示す図であり、図3は図2における第一デ
ータ情報テーブルを例示する図であり、図4は図2にお
けるプロセス情報管理テーブルを例示する図であり、図
5は図2における第二データ情報テーブルを例示する図
であり、図6は図2における入出力制御/通信制御パラ
メータを例示する図であり、図7は図2における共通領
域指示情報を例示する図であり、図8は図2における共
通領域変更状況を例示する図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。
【0036】図2においては、図1における二重化制御
システムとして、図9に示されると同様の二重化制御シ
ステム(100 )および(101 )が示されており、図
1における第一乃至第七の共通性登録手段(100−
1)乃至(100−7)として、第一データ情報テーブ
ル(21)、プロセス情報管理テーブル(22)、第二
データ情報テーブル(23)、入出力制御パラメータ
(24)、通信制御パラメータ(25)が各主記憶装置
(2)に設けられ、また図1における共通領域設定手段
(200)として共通領域指定レジスタ(8)が設けら
れている。
【0037】最初に、本発明(請求項1)の実施形態
を、図2、図3、図7および図8を用いて説明する。本
発明(請求項1)の実施形態においては、図2に示され
る二重化制御システム(10)の各中央処理装置(1)
にそれぞれプロセス実行制御部(11)、データアクセ
ス宣言処理部(12)および共通領域変更部(15)が
設けられ、また各主記憶装置(2)にそれぞれプロセス
第一データ情報テーブル(21)が、運用に先立ち予め
設定されている。
【0038】第一データ情報テーブル(21)には、図
3に示される如く、当該制御システム(10)が稼働す
る為に必要となる各データ名に対応して、当該データが
現用系制御システム〔例えば(100 )〕と予備系制御
システム〔例えば(101 )〕とにおいて同時に更新さ
れる必要が有るか否かを示す情報〔以後共通性(CM)
と称し、同時更新を必要とする場合には共通性(CM)
=共通(例えば論理“1”)に設定し、同時更新を必要
としない場合には共通性(CM)=非共通(例えば論理
“0”)に設定する〕が、各データの主記憶装置
(20 )上の割付アドレスと共に、予め登録されてい
る。
【0039】以後データ名(DC01)なるデータを、
データ(DC01)と称し、またデータ(DC01)
を、データ種別である呼処理リソース(DC01)と称
する場合がある。
【0040】例えば図3に示される第一データ情報テー
ブル(21)においては、呼処理リソース(DC01)
乃至(DC04)、或いはハードスイッチング情報(D
S01)および(DS02)等が共通性(CM)=共通
〔即ち論理“1”〕として登録されており、また保守運
用情報等が共通性(CM)=非共通〔即ち論理“0”〕
として登録されている。
【0041】例えば二重化制御システムが、0系制御シ
ステム(100 )を現用系、1系制御システム(1
1 )を待機予備系として運用中とし、中央処理装置
(10 )内のプロセス実行制御部(110 )が、内蔵す
る呼処理プロセス(PC01)を実行中に、主記憶装置
(20 )に格納済の呼処理リソース(DC01)の書込
みを行うに先立ち、中央処理装置(10 )内のデータア
クセス宣言処理部(12)を起動する。
【0042】起動されたデータアクセス宣言処理部(1
2)は、第一データ情報テーブル(21)を参照し、呼
処理リソース(DC01)に対応して共通性(CM)=
論理“1”が登録済であることを識別すると、呼処理リ
ソース(DC01)の、主記憶装置(20 )上の割付ア
ドレス(1000乃至1200番地)を共通領域(C
A)とすることに決定し、決定結果を共通領域変更部
(15)に通知する。
【0043】共通領域変更部(15)は、データアクセ
ス宣言処理部(12)から主記憶装置(20 )のアドレ
ス(1000乃至1200番地)を共通領域(CA)と
する決定通知を受信すると、共通領域指定レジスタ(8
0 )内に設けられている共通領域指示情報(81)に、
主記憶装置(20 )のアドレス(1000乃至1200
番地)に対応する共通性(CM)を論理“1”に設定す
る。
【0044】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
アドレス(1000乃至1200番地)に、呼処理リソ
ース(DC01)を書込む。
【0045】バス監視・アクセス回路(50 )は、バス
(40 )を経由して転送されるアドレスおよびデータを
監視し、中央処理装置(10 )から送出されるアドレス
を、他系メモリ転送制御回路(60 )に伝達する。
【0046】他系メモリ転送制御回路(60 )は、バス
監視・アクセス回路(50 )から伝達されたアドレスを
受信すると、共通領域指定レジスタ(80 )を参照し、
受信したアドレスが(1000乃至1200番地)であ
り、対応する共通性(CM)が論理“1”であることを
確認すると、中央処理装置(10 )が主記憶装置
(2 0 )の共通領域(CA)に書込みを開始する為、待
機予備系の主記憶装置(21)の同一領域にも同一デー
タを書込む必要ありと判断し、バス監視・アクセス回路
(50 )に、アドレス(1000乃至1200番地)と
共にバス(40 )を経由して転送される呼処理リソース
(DC01)を、系間通信路(7)を経由してバス監視
・アクセス回路(51 )に転送し、主記憶装置(21
のアドレス(1000乃至1200番地)に書込ませる
様に指示する。
【0047】バス監視・アクセス回路(50 )は、他系
メモリ転送制御回路(60 )からの指示に基づき、中央
処理装置(10 )からバス(40 )を経由して主記憶装
置(20 )に転送されるアドレス(1000乃至120
0番地)と呼処理リソース(DC01)とを、系間通信
路(7)を経由してバス監視・アクセス回路(51 )に
転送し、主記憶装置(21 )に書込む様に指示する。
【0048】バス監視・アクセス回路(51 )は、系間
通信路(7)を経由してバス監視・アクセス回路
(50 )から伝達される指示に基づき、主記憶装置(2
1 )内のアドレス(1000乃至1200番地)に、呼
処理リソース(DC01)を書込む。
【0049】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、呼処理リソース(DC01)にアクセス
するに先立ちデータアクセス宣言処理部(12)を起動
し、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情
報(81)に、呼処理リソース(DC01)の割付アド
レス(1000乃至1200番地)を共通性(CM)=
論理“1”に設定した後、主記憶装置(20 )のアドレ
ス(1000乃至1200番地)に呼処理リソース(D
C01)を書込むと、バス監視・アクセス回路
(50 )、他系メモリ転送制御回路(60 )および1系
制御システム(101 )のバス監視・アクセス回路(5
1 )が、主記憶装置(21 )の同一アドレス(1000
乃至1200番地)に、同一のデータ名(C001)を
有する呼処理リソースであるデータを書込むこととな
り、呼処理リソース(DC01)が共通領域(CA)に
書込まれたこととなる。
【0050】次に、中央処理装置(10 )内のプロセス
実行制御部(110 )が、内蔵する保守運用プロセス
(PA01)を実行中に、主記憶装置(20 )に格納済
の保守運用情報(DA01)に書込みを行うに先立ち、
中央処理装置(10 )内のデータアクセス宣言処理部
(12)を起動する。
【0051】起動されたデータアクセス宣言処理部(1
2)は、第一データ情報テーブル(21)を参照し、保
守運用情報(DA01)に対応して、共通性(CM)=
論理“0”と登録済であることを識別すると、保守運用
情報(DA01)の、主記憶装置(20 )上の割付アド
レス(D000乃至D200番地)を非共通領域(NC
A)とすることに決定し、決定結果を共通領域変更部
(15)に通知する。
【0052】共通領域変更部(15)は、データアクセ
ス宣言処理部(12)から主記憶装置(20 )のアドレ
ス(D000乃至D200番地)を非共通領域(NC
A)とする決定通知を受信すると、共通領域指定レジス
タ(80 )内に設けられている共通領域指示情報(8
1)に、主記憶装置(20 )のアドレス(D000乃至
D200番地)に対応する共通性(CM)を論理“0”
に設定する。
【0053】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、保守運用プロセス(PA01)を
実行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内
のアドレス(D000乃至D200番地)に、保守運用
情報(DA01)を書込む。
【0054】バス監視・アクセス回路(50 )は、前述
と同様に、バス(40 )を経由して転送されるアドレス
およびデータを監視し、中央処理装置(10 )から送出
されるアドレスを他系メモリ転送制御回路(60 )に伝
達し、また他系メモリ転送制御回路(60 )は、バス監
視・アクセス回路(50 )から伝達されたアドレスを受
信すると、共通領域指定レジスタ(80 )を参照し、受
信したアドレスが(D000乃至D200番地)であ
り、対応する共通性(CM)が論理“0”であることを
確認すると、中央処理装置(10 )が主記憶装置
(20 )の非共通領域(NCA)に書込みを開始する
為、待機予備系の主記憶装置(21 )に同一データを書
込む必要無しと判断し、バス監視・アクセス回路
(50 )に、アドレス(D000乃至D200番地)と
共にバス(40 )を経由して転送される保守運用情報
(DA01)を、待機予備系制御システム(101 )に
転送・格納しない様に指示する。
【0055】バス監視・アクセス回路(50 )は、他系
メモリ転送制御回路(60 )からの指示に基づき、中央
処理装置(10 )からバス(40 )を経由して主記憶装
置(20 )に転送されるアドレス(D000乃至D20
0番地)と保守運用情報(DA01)とを、系間通信路
(7)を経由してバス監視・アクセス回路(51 )に転
送は行わない。
【0056】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、保守運用情報(DA01)にアクセスす
るに先立ちデータアクセス宣言処理部(12)を起動
し、共通領域指定レジスタ(8 0 )内の共通領域指示情
報(81)に、保守運用情報(DA01)の割付アドレ
ス(D000乃至D200番地)を共通性(CM)=論
理“0”に設定した後、主記憶装置(20 )のアドレス
(D000乃至D200番地)に保守運用情報(DA0
1)を書込むと、バス監視・アクセス回路(50 )およ
び他系メモリ転送制御回路(60 )が、待機予備系の制
御システム(101 )の主記憶装置(21)へ、同一の
保守運用情報(DA01)を書込まぬこととなり、保守
運用情報(DA01)が、共通領域(CA)に書込まれ
なかったたこととなる。
【0057】図8(a) に、第一データ情報テーブル(2
1)に共通性(CM)=論理“1”と登録済の呼処理リ
ソース(DC01)の、主記憶装置(20 )への格納領
域が共通領域(CA)と決定されて待機予備系の主記憶
装置(21 )にも格納され、また第一データ情報テーブ
ル(21)に共通性(CM)=論理“0”と登録済の保
守運用情報(DA01)の、主記憶装置(20 )への格
納領域が非共通領域(NCA)と決定されて待機予備系
の主記憶装置(21 )には格納されない状態が示され
る。
【0058】次に、本発明(請求項2)の実施形態を、
図2、図4、図7および図8を用いて説明する。本発明
(請求項2)の実施形態においては、図2に示される二
重化制御システム(10)の各中央処理装置(1)にそ
れぞれプロセス実行制御部(11)および共通領域変更
部(15)が設けられ、また各主記憶装置(2)にそれ
ぞれプロセス情報管理テーブル(22)が、運用に先立
ち予め設定されている。
【0059】プロセス情報管理テーブル(22)には、
図4に示される如く、当該制御システム(10)が稼働
する際に実行する各プロセス名に対応して、当該プロセ
スが書込みの可能性のあるデータ名と、当該データの共
通性(CM)とが、予め登録されている。
【0060】例えば図4に示されるプロセス情報管理テ
ーブル(22)においては、呼処理プロセス(PC0
1)がデータ(DC01)乃至(DC03)に対して書
込みの可能性があり、各データ(DC01)乃至(DC
03)共、共通性(CM)が=論理“1”に設定されて
いることを示し、また呼処理プロセス(PC02)がデ
ータ(DC01)および(DC02)に対して書込みの
可能性があり、各データ(DC01)および(DC0
2)共、共通性(CM)=論理“1”に設定されている
ことを示し、またハードスイッチングプロセス(PS0
1)がデータ(PS01)に対して書込みの可能性があ
り、データ(PS01)の共通性(CM)=論理“1”
に設定されていることを示し、更に保守運用プロセス
(PA01)がデータ(PA01)乃至(PA05)に
対して書込みの可能性があり、各データ(PA01)乃
至(PA05)共、共通性(CM)=論理“0”に設定
されていることを示している。
【0061】例えば二重化制御システムが、0系制御シ
ステム(100 )を現用系、1系制御システム(1
1 )を待機予備系として運用中とし、中央処理装置
(10 )内のプロセス実行制御部(110 )が、内蔵す
る呼処理プロセス(PC01)を実行するに先立ち、主
記憶装置(20 )内に格納されているプロセス情報管理
テーブル(22)を参照し、呼処理プロセス(PC0
1)に対応して登録済の書込み可能性のあるデータ(D
C01)乃至(DC03)と、対応する各共通性(C
M)〔何れも=論理“1”〕を抽出し、データ(DC0
1)乃至(DC03)の、主記憶装置(20 )上の割付
アドレスを共通領域(CA)とすることに決定し、決定
結果を共通領域変更部(15)に通知する。
【0062】共通領域変更部(15)は、プロセス実行
制御部(11)からの決定通知を受信すると、共通領域
指定レジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示
情報(81)に、主記憶装置(20 )のデータ(DC0
1)乃至(DC03)の割付アドレスに対応する共通性
(CM)を論理“1”に設定する。
【0063】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、データ(DC01)乃至(DC03)を書
込むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系メ
モリ転送制御回路(60 )が、前述と同様に機能し、デ
ータ(DC01)乃至(DC03)の格納領域が、共通
領域指定レジスタ(8 0 )内の共通領域指示情報(8
1)に共通性(CM)=論理“1”と設定されているこ
とを確認の上、1系制御システム(101 )のバス監視
・アクセス回路(51 )を制御し、主記憶装置(20
に格納するデータ(DC01)乃至(DC03)を、1
系制御システム(101 )の主記憶装置(21 )の同一
格納領域に格納する。
【0064】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実行に先
立ち、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領域指示
情報(81)に、呼処理プロセス(PC01)で使用す
る可能性のあるデータ(DC01)乃至(DC03)の
割付アドレスを共通性(CM)=論理“1”に設定した
後、主記憶装置(20)の所定領域にデータ(DC0
1)乃至(DC03)を書込むと、バス監視・アクセス
回路(50 )、他系メモリ転送制御回路(60 )および
1系制御システム(101 )のバス監視・アクセス回路
(51 )が、主記憶装置(21 )の同一領域に同一のデ
ータ(DC01)乃至(DC03)を書込むこととな
り、データ(DC01)乃至(DC03)が共通領域
(CA)に書込まれたこととなる。
【0065】次に、中央処理装置(10 )内のプロセス
実行制御部(110 )が、内蔵する保守運用プロセス
(PA01)を実行するに先立ち、主記憶装置(20
内に格納されているプロセス情報管理テーブル(22)
を参照し、保守運用プロセス(PA01)に対応して登
録済の書込み可能性のあるデータ(DA01)乃至(D
A05)と、それぞれ対応する共通性(CM)〔何れも
論理“0”〕を抽出し、データ(DA01)乃至(DA
05)の、主記憶装置(20 )上の割付アドレスを非共
通領域(NCA)とすることに決定し、決定結果を共通
領域変更部(15)に通知する。
【0066】共通領域変更部(15)は、プロセス実行
制御部(11)からの決定通知を受信すると、共通領域
指定レジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示
情報(81)に、主記憶装置(20 )のデータ(DA0
1)乃至(DA05)の割付アドレスに対応する共通性
(CM)を論理“0”に設定する。
【0067】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、保守運用プロセス(PA01)を
実行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内
の所定領域に、データ(DA01)乃至(DA05)を
書込むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系
メモリ転送制御回路(60 )が、前述と同様に機能し、
データ(DA01)乃至(DA05)の格納領域が、共
通領域指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情報(8
1)に共通性(CM)=論理“0”と設定されているこ
とを確認の上、主記憶装置(20 )に格納するデータ
(DA01)乃至(DA05)を、1系制御システム
(101 )の主記憶装置(21 )に格納しない。
【0068】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、保守運用プロセス(PA01)を実行に
先立ち、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領域指
示情報(81)に、保守運用プロセス(PA01)で使
用する可能性のあるデータ(DA01)乃至(DA0
5)の割付アドレスを共通性(CM)=論理“0”に設
定した後、主記憶装置(20 )の所定領域にデータ(D
A01)乃至(DA05)を書込むと、バス監視・アク
セス回路(50 )および他系メモリ転送制御回路
(60 )が、主記憶装置(21 )に同一のデータ(DA
01)乃至(DA05)を書込まぬこととなり、データ
(DA01)乃至(DA05)が非共通領域(NCA)
に書込まれたこととなる。
【0069】図8(b) に、プロセス情報管理テーブル
(22)に共通性(CM)=論理“1”と登録済の呼処
理プロセス(PC01)の使用可能性のあるデータ(D
C01)乃至(DC03)の、主記憶装置(20 )への
格納領域が共通領域(CA)と決定されて待機予備系の
主記憶装置(21 )にも格納され、またプロセス情報管
理テーブル(22)に共通性(CM)=論理“0”と登
録済の保守運用プロセス(PA01)の使用可能性のあ
るデータ(DA01)乃至(DA05)の、主記憶装置
(20 )への格納領域が非共通領域(NCA)と決定さ
れて待機予備系の主記憶装置(21 )には格納されない
状態が示される。
【0070】次に、本発明(請求項3)の実施形態を、
図2、図5および図7を用いて説明する。本発明(請求
項3)の実施形態においては、図2に示される二重化制
御システム(10)の各中央処理装置(1)にそれぞれ
プロセス実行制御部(11)、入出力制御部(13)お
よび共通領域変更部(15)が設けられ、また各主記憶
装置(2)にそれぞれ第二データ情報テーブル(23)
が、運用に先立ち予め設定されている。
【0071】第二データ情報テーブル(23)には、図
5に示される如く、当該制御システム(10)が各プロ
セスを実行する場合に、補助記憶装置(30 )から読出
す可能性のあるデータ名と、当該データ(の共通性(C
M)とが、予め登録されている。
【0072】例えば図5に示される第二データ情報テー
ブル(23)においては、課金情報(DK01)および
(DK02)の各共通性(CM)が何れも論理“1”に
設定されていることを示し、またトラヒック情報(DT
01)乃至(DT03)の各共通性(CM)が何れも論
理“1”に設定されていることを示し、更にオーバレイ
プログラム(OVL1)乃至(OVL5)の各共通性
(CM)が、何れも論理“0”に設定されていることを
示している。
【0073】例えば二重化制御システムが、0系制御シ
ステム(100 )を現用系、1系制御システム(1
1 )を待機予備系として運用中とし、中央処理装置
(10 )内のプロセス実行制御部(110 )が、内蔵す
る呼処理プロセス(PC01)を実行する過程で、補助
記憶装置(30 )から課金情報(DK01)を抽出し、
主記憶装置(20 )上に書込む必要が生じた場合に、入
出力制御部(13)を起動する。
【0074】起動された入出力制御部(13)は、課金
情報(DK01)の抽出に先立ち、主記憶装置(20
内に格納されている第二データ情報テーブル(23)を
参照し、課金情報(DK01)に対応して登録済の共通
性(CM)が論理“1”に設定されていることを認識す
ると、課金情報(DK01)の主記憶装置(20 )上の
割付アドレスを共通領域(CA)とすることに決定した
後、課金情報(DK01)を補助記憶装置(30 )から
抽出し、主記憶装置(20 )上の所定領域に格納し、課
金情報(DK01)の格納領域を共通領域(CA)とす
る決定を共通領域変更部(15)に通知する。
【0075】共通領域変更部(15)は、入出力制御部
(13)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )の課金情報(DK0
1)の格納領域に対応する共通性(CM)を論理“1”
に設定する。
【0076】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、課金情報(DK01)を書込むと、バス監
視・アクセス回路(50 )および他系メモリ転送制御回
路(60 )が、前述と同様に機能し、課金情報(DK0
1)の格納領域が、共通領域指定レジスタ(80 )内の
共通領域指示情報(81)に共通性(CM)=論理
“1”と設定されていることを確認の上、1系制御シス
テム(101 )のバス監視・アクセス回路(51 )を制
御し、主記憶装置(20 )に格納する課金情報(DK0
1)を、1系制御システム(101 )の主記憶装置(2
1 )の同一格納領域に格納する。
【0077】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実行する
過程で、補助記憶装置(30 )から主記憶装置(20
に課金情報(DK01)を転送する必要が生じた場合
に、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情
報(81)に、課金情報(DK01)の格納領域を、第
二データ情報テーブル(23)に基づき共通性(CM)
=論理“1”に設定した後、主記憶装置(20 )の所定
領域に課金情報(DK01)を書込むと、バス監視・ア
クセス回路(50)、他系メモリ転送制御回路(60
および1系制御システム(101 )のバス監視・アクセ
ス回路(51 )が、主記憶装置(21 )の同一領域に同
一の課金情報(DK01)を書込むこととなり、課金情
報(DK01)が共通領域(CA)に書込まれたことと
なる。
【0078】次に、中央処理装置(10 )内のプロセス
実行制御部(110 )が、内蔵する呼処理プロセス(P
C01)を実行する過程で、補助記憶装置(30 )から
オーバレイプログラム(OVL1)を抽出し、主記憶装
置(20 )上に書込む必要が生じた場合に、入出力制御
部(13)を起動する。
【0079】起動された入出力制御部(13)は、オー
バレイプログラム(OVL1)の抽出に先立ち、主記憶
装置(20 )内に格納されている第二データ情報テーブ
ル(23)を参照し、オーバレイプログラム(OVL
1)に対応して登録済の共通性(CM)が論理“0”に
設定されていることを認識すると、オーバレイプログラ
ム(OVL1)の主記憶装置(20 )上の割付アドレス
を非共通領域(NCA)とすることに決定した後、オー
バレイプログラム(OVL1)を補助記憶装置(30
から抽出し、主記憶装置(20 )上の所定領域に格納
し、オーバレイプログラム(OVL1)の格納領域を非
共通領域(NCA)とする決定を共通領域変更部(1
5)に通知する。
【0080】共通領域変更部(15)は、入出力制御部
(13)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )のオーバレイプログラ
ム(OVL1)の格納領域に対応する共通性(CM)を
論理“0”に設定する。
【0081】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、オーバレイプログラム(OVL1)を書込
むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系メモ
リ転送制御回路(60 )が、前述と同様に機能し、オー
バレイプログラム(OVL1)の格納領域が、共通領域
指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情報(81)に
共通性(CM)=論理“0”と設定されていることを確
認の上、主記憶装置(20 )に格納するオーバレイプロ
グラム(OVL1)を、1系制御システム(101 )の
主記憶装置(21 )に格納しない。
【0082】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が呼処理プロセス(PC01)を実行する過
程で、補助記憶装置(30 )から主記憶装置(20 )に
オーバレイプログラム(OVL1)を転送する必要が生
じた場合に、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領
域指示情報(81)に、オーバレイプログラム(OVL
1)の格納領域を、第二データ情報テーブル(23)に
基づき共通性(CM)=論理“0”に設定した後、主記
憶装置(20 )の所定領域にオーバレイプログラム(O
VL1)を書込むと、バス監視・アクセス回路(50
および他系メモリ転送制御回路(60 )が、待機予備系
の制御システム(101 )の主記憶装置(21 )へ、同
一のオーバレイプログラム(OVL1)を書込まぬこと
となり、オーバレイプログラム(OVL1)が、共通領
域(CA)に書込まれなかったたこととなる。
【0083】次に、本発明(請求項4)の実施形態を、
図2、図6および図7を用いて説明する。本発明(請求
項4)の実施形態においては、図2に示される二重化制
御システム(10)の各中央処理装置(1)にそれぞれ
プロセス実行制御部(11)、入出力制御部(13)お
よび共通領域変更部(15)が設けられている。
【0084】例えば二重化制御システムが、0系制御シ
ステム(100 )を現用系、1系制御システム(1
1 )を待機予備系として運用中とし、中央処理装置
(10 )内のプロセス実行制御部(110 )が、内蔵す
る呼処理プロセス(PC01)を実行する過程で、補助
記憶装置(30 )から課金情報(DK01)を抽出し、
主記憶装置(20 )上に書込む必要が生じた場合に、呼
処理プロセス(PC01)は、図6(a) に示される如
き、転送対象となるデータ〔今回は課金情報(DK0
1)〕に関する入出力制御パラメータ(24)を作成し
て主記憶装置(20 )内の所定領域に格納し、また入出
力制御部(13)を起動する。
【0085】入出力制御パラメータ(24)には、図6
に示される如く、転送対象データの共通性(CM)〔課
金情報(DK01)の場合は共通性(CM)=論理
“1”〕が指定されている。
【0086】起動された入出力制御部(13)は、課金
情報(DK01)の抽出に先立ち、主記憶装置(20
内に格納済の入出力制御パラメータ(24)を分析し、
課金情報(DK01)の共通性(CM)が論理“1”に
設定されていることを認識すると、課金情報(DK0
1)の主記憶装置(20 )上の割付アドレスを共通領域
(CA)とすることに決定した後、課金情報(DK0
1)を補助記憶装置(30)から抽出し、主記憶装置
(20 )上の所定領域に格納し、課金情報(DK01)
の格納領域を共通領域(CA)とする決定を共通領域変
更部(15)に通知する。
【0087】共通領域変更部(15)は、入出力制御部
(13)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )の課金情報(K00
1)の格納領域に対応する共通性(CM)を論理“1”
に設定する。
【0088】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、課金情報(DK01)を書込むと、バス監
視・アクセス回路(50 )および他系メモリ転送制御回
路(60 )が、前述と同様に機能し、課金情報(DK0
1)の格納領域が、共通領域指定レジスタ(80 )内の
共通領域指示情報(81)に共通性(CM)=論理
“1”と設定されていることを確認の上、1系制御シス
テム(101 )のバス監視・アクセス回路(51 )を制
御し、主記憶装置(20 )に格納する課金情報(DK0
1)を、1系制御システム(101 )の主記憶装置(2
1 )の同一格納領域に格納する。
【0089】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実行する
過程で、補助記憶装置(30 )から主記憶装置(20
に課金情報(DK01)を転送する必要が生じた場合
に、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情
報(81)に、課金情報(DK01)の格納領域を、入
出力制御パラメータ(24)に基づき共通性(CM)=
論理“1”に設定した後、主記憶装置(20 )の所定領
域に課金情報(DK01)を書込むと、バス監視・アク
セス回路(50 )、他系メモリ転送制御回路(60 )お
よび1系制御システム(101 )のバス監視・アクセス
回路(51 )が、主記憶装置(21 )の同一領域に同一
の課金情報(DK01)を書込むこととなり、課金情報
(DK01)が共通領域(CA)に書込まれたこととな
る。
【0090】次に、中央処理装置(10 )内のプロセス
実行制御部(110 )が、内蔵する呼処理プロセス(P
C01)を実行する過程で、補助記憶装置(30 )から
オーバレイプログラム(OVL1)を抽出し、主記憶装
置(20 )上に書込む必要が生じた場合に、図6(a) に
示される如き、転送対象となるデータ〔今回はオーバレ
イプログラム(OVL1)〕に関する入出力制御パラメ
ータ(24)を作成して主記憶装置(20 )内の所定領
域に格納し、また入出力制御部(13)を起動する。
【0091】起動された入出力制御部(13)は、オー
バレイプログラム(OVL1)の抽出に先立ち、主記憶
装置(20 )内に格納済の入出力制御パラメータ(2
4)を分析し、オーバレイプログラム(OVL1)の共
通性(CM)が論理“0”に設定されていることを認識
すると、オーバレイプログラム(OVL1)の主記憶装
置(20 )上の割付アドレスを非共通領域(NCA)と
することに決定した後、オーバレイプログラム(OVL
1)を補助記憶装置(30 )から抽出し、主記憶装置
(20 )上の所定領域に格納し、オーバレイプログラム
(OVL1)の格納領域を非共通領域(NCA)とする
決定を共通領域変更部(15)に通知する。
【0092】共通領域変更部(15)は、入出力制御部
(13)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )のオーバレイプログラ
ム(OVL1)の格納領域に対応する共通性(CM)を
論理“0”に設定する。
【0093】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、オーバレイプログラム(OVL1)を書込
むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系メモ
リ転送制御回路(60 )が、前述と同様に機能し、オー
バレイプログラム(OVL1)の格納領域が、共通領域
指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情報(81)に
共通性(CM)=論理“0”と設定されていることを確
認の上、主記憶装置(20 )に格納するオーバレイプロ
グラム(OVL1)を、1系制御システム(101 )の
主記憶装置(21 )に格納しない。
【0094】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が呼処理プロセス(PC01)を実行する過
程で、補助記憶装置(30 )から主記憶装置(20 )に
オーバレイプログラム(OVL1)を転送する必要が生
じた場合に、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領
域指示情報(81)に、オーバレイプログラム(OVL
1)の格納領域を、入出力制御パラメータ(24)に基
づき共通性(CM)=論理“0”に設定した後、主記憶
装置(20 )の所定領域にオーバレイプログラム(OV
L1)を書込むと、バス監視・アクセス回路(50 )お
よび他系メモリ転送制御回路(60 )が、待機予備系の
制御システム(101 )の主記憶装置(21 )へ、同一
のオーバレイプログラム(OVL1)を書込まぬことと
なり、オーバレイプログラム(OVL1)が、共通領域
(CA)に書込まれなかったたこととなる。
【0095】次に、本発明(請求項5)の実施形態を、
図2、図5および図7を用いて説明する。本発明(請求
項5)の実施形態においては、図2に示される二重化制
御システム(10)の各中央処理装置(1)にそれぞれ
プロセス実行制御部(11)、通信制御部(14)およ
び共通領域変更部(15)が設けられ、また各主記憶装
置(2)にそれぞれ第二データ情報テーブル(23)
が、運用に先立ち予め設定されている。
【0096】例えば二重化制御システムが、0系制御シ
ステム(100 )を現用系、1系制御システム(1
1 )を待機予備系として運用中とし、中央処理装置
(10 )内のプロセス実行制御部(110 )が、内蔵す
る呼処理プロセス(PC01)を実行する過程で、図示
されぬ他の制御システムから課金情報(DK01)を取
得し、主記憶装置(20 )上に書込む必要が生じた場合
に、通信制御部(14)を起動する。
【0097】起動された通信制御部(14)は、課金情
報(DK01)の受信に先立ち、主記憶装置(20 )内
に格納されている第二データ情報テーブル(23)を参
照し、課金情報(DK01)に対応して登録済の共通性
(CM)が論理“1”に設定されていることを認識する
と、課金情報(DK01)の主記憶装置(20 )上の割
付アドレスを共通領域(CA)とすることに決定した
後、他の制御システムから課金情報(DK01)を取得
し、主記憶装置(20 )上の所定領域に格納し、課金情
報(DK01)の格納領域を共通領域(CA)とする決
定を共通領域変更部(15)に通知する。
【0098】共通領域変更部(15)は、入出力制御部
(13)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )の課金情報(DK0
1)の格納領域に対応する共通性(CM)を共通(=論
理“1”)に設定する。
【0099】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、課金情報(DK01)を書込むと、バス監
視・アクセス回路(50 )および他系メモリ転送制御回
路(60 )が、前述と同様に機能し、課金情報(DK0
1)の格納領域が、共通領域指定レジスタ(80 )内の
共通領域指示情報(81)に共通性(CM)=論理
“1”と設定されていることを確認の上、1系制御シス
テム(101 )のバス監視・アクセス回路(51 )を制
御し、主記憶装置(20 )に格納する課金情報(DK0
1)を、1系制御システム(101 )の主記憶装置(2
1 )の同一格納領域に格納する。
【0100】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実行する
過程で、他の制御システム(10)から課金情報(DK
01)を取得して主記憶装置(20 )に格納する必要が
生じた場合に、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通
領域指示情報(81)に、課金情報(DK01)の格納
領域を、第二データ情報テーブル(23)に基づき共通
性(CM)=論理“1”に設定した後、主記憶装置(2
0 )の所定領域に課金情報(DK01)を書込むと、バ
ス監視・アクセス回路(50 )、他系メモリ転送制御回
路(60 )および1系制御システム(101 )のバス監
視・アクセス回路(51 )が、主記憶装置(21 )の同
一領域に同一の課金情報(DK01)を書込むこととな
り、課金情報(DK01)が共通領域(CA)に書込ま
れたこととなる。
【0101】次に、中央処理装置(10 )内のプロセス
実行制御部(110 )が、内蔵する呼処理プロセス(P
C01)を実行する過程で、他の制御システムからオー
バレイプログラム(OVL1)を取得し、主記憶装置
(20 )上に書込む必要が生じた場合に、通信制御部
(14)を起動する。
【0102】起動された通信制御部(14)は、オーバ
レイプログラム(OVL1)の受信に先立ち、主記憶装
置(20 )内に格納されている第二データ情報テーブル
(23)を参照し、オーバレイプログラム(OVL1)
に対応して登録済の共通性(CM)が論理“0”に設定
されていることを認識すると、オーバレイプログラム
(OVL1)の主記憶装置(20 )上の割付アドレスを
非共通領域(NCA)とすることに決定した後、他の制
御システムからオーバレイプログラム(OVL1)を取
得し、主記憶装置(20 )上の所定領域に格納し、オー
バレイプログラム(OVL1)の格納領域を非共通領域
(NCA)とする決定を共通領域変更部(15)に通知
する。
【0103】共通領域変更部(15)は、入出力制御部
(13)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )のオーバレイプログラ
ム(OVL1)の格納領域に対応する共通性(CM)を
論理“0”に設定する。
【0104】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、オーバレイプログラム(OVL1)を書込
むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系メモ
リ転送制御回路(60 )が、前述と同様に機能し、オー
バレイプログラム(OVL1)の格納領域が、共通領域
指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情報(81)に
共通性(CM)=論理“0”と設定されていることを確
認の上、主記憶装置(20 )に格納するオーバレイプロ
グラム(OVL1)を、1系制御システム(101 )の
主記憶装置(21 )に格納しない。
【0105】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が呼処理プロセス(PC01)を実行する過
程で、他の制御システム(10)からオーバレイプログ
ラム(OVL1)を取得して主記憶装置(20 )に格納
する必要が生じた場合に、共通領域指定レジスタ
(8 0 )内の共通領域指示情報(81)に、オーバレイ
プログラム(OVL1)の格納領域を、第二データ情報
テーブル(23)に基づき共通性(CM)=論理“0”
に設定した後、主記憶装置(20 )の所定領域にオーバ
レイプログラム(OVL1)を書込むと、バス監視・ア
クセス回路(50 )および他系メモリ転送制御回路(6
0 )が、待機予備系の制御システム(101 )の主記憶
装置(21 )へ、同一のオーバレイプログラム(OVL
1)を書込まぬこととなり、オーバレイプログラム(O
VL1)が、共通領域(CA)に書込まれなかったたこ
ととなる。
【0106】次に、本発明(請求項6)の実施形態を、
図2、図6および図7を用いて説明する。本発明(請求
項6)の実施形態においては、図2に示される二重化制
御システム(10)の各中央処理装置(1)にそれぞれ
プロセス実行制御部(11)、通信制御部(14)およ
び共通領域変更部(15)が設けられている。
【0107】例えば二重化制御システムが、0系制御シ
ステム(100 )を現用系、1系制御システム(1
1 )を待機予備系として運用中とし、中央処理装置
(10 )内のプロセス実行制御部(110 )が、内蔵す
る呼処理プロセス(PC01)を実行する過程で、図示
されぬ他の制御システムから課金情報(DK01)を取
得し、主記憶装置(20 )上に書込む必要が生じた場合
に、呼処理プロセス(PC01)は、図6(b) に示され
る如き、転送対象となるデータ〔今回は課金情報(DK
01)〕に関する通信制御パラメータ(25)を作成し
て主記憶装置(20 )内の所定領域に格納し、また通信
制御部(14)を起動する。
【0108】通信制御パラメータ(25)には、図6
(b) に示される如く、転送対象データの共通性(CM)
〔課金情報(DK01)の場合は共通性(CM)=論理
“1”〕が指定されている。
【0109】起動された通信制御部(14)は、課金情
報(DK01)の抽出に先立ち、主記憶装置(20 )内
に格納済の通信制御パラメータ(25)を分析し、課金
情報(DK01)の共通性(CM)が論理“1”に設定
されていることを認識すると、課金情報(DK01)の
主記憶装置(20 )上の割付アドレスを共通領域(C
A)とすることに決定した後、課金情報(DK01)を
他の制御システム(10)から取得し、主記憶装置(2
0 )上の所定領域に格納し、課金情報(DK01)の格
納領域を共通領域(CA)とする決定を共通領域変更部
(15)に通知する。
【0110】共通領域変更部(15)は、通信制御部
(14)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )の課金情報(DK0
1)の格納領域に対応する共通性(CM)を論理“1”
に設定する。
【0111】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、課金情報(DK01)を書込むと、バス監
視・アクセス回路(50 )および他系メモリ転送制御回
路(60 )が、前述と同様に機能し、課金情報(DK0
1)の格納領域が、共通領域指定レジスタ(80 )内の
共通領域指示情報(81)に共通性(CM)=論理
“1”と設定されていることを確認の上、1系制御シス
テム(101 )のバス監視・アクセス回路(51 )を制
御し、主記憶装置(20 )に格納する課金情報(DK0
1)を、1系制御システム(101 )の主記憶装置(2
1 )の同一格納領域に格納する。
【0112】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実行する
過程で、他の制御システム(10)から課金情報(DK
01)を取得して主記憶装置(20 )に格納する必要が
生じた場合に、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通
領域指示情報(81)に、課金情報(DK01)の格納
領域を、通信制御パラメータ(25)に基づき共通性
(CM)=論理“1”に設定した後、主記憶装置
(20 )の所定領域に課金情報(DK01)を書込む
と、バス監視・アクセス回路(50 )、他系メモリ転送
制御回路(60 )および1系制御システム(101)の
バス監視・アクセス回路(51 )が、主記憶装置
(21 )の同一領域に同一の課金情報(DK01)を書
込むこととなり、課金情報(DK01)が共通領域(C
A)に書込まれたこととなる。
【0113】次に、中央処理装置(10 )内のプロセス
実行制御部(110 )が、内蔵する呼処理プロセス(P
1 )を実行する過程で、図示されぬ他の制御システムか
らオーバレイプログラム(OVL1)を取得し、主記憶
装置(20 )上に書込む必要が生じた場合に、呼処理プ
ロセス(PC01)は、図6(b) に示される如き、転送
対象となるデータ〔今回はオーバレイプログラム(OV
L1)〕に関する通信制御パラメータ(25)を作成し
て主記憶装置(20 )内の所定領域に格納し、また通信
制御部(14)を起動する。
【0114】起動された通信制御部(14)は、オーバ
レイプログラム(OVL1)の抽出に先立ち、主記憶装
置(20 )内に格納済の通信制御パラメータ(25)を
分析し、オーバレイプログラム(OVL1)の共通性
(CM)が論理“0”に設定されていることを認識する
と、オーバレイプログラム(OVL1)の主記憶装置
(20 )上の割付アドレスを非共通領域(NCA)とす
ることに決定した後、オーバレイプログラム(OVL
1)を他の制御システム(10)から取得し、主記憶装
置(20 )上の所定領域に格納し、オーバレイプログラ
ム(OVL1)の格納領域を非共通領域(NCA)とす
る決定を共通領域変更部(15)に通知する。
【0115】共通領域変更部(15)は、通信制御部
(14)からの決定通知を受信すると、共通領域指定レ
ジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示情報
(81)に、主記憶装置(20 )のオーバレイプログラ
ム(OVL1)の格納領域に対応する共通性(CM)を
論理“0”に設定する。
【0116】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(PC01)を実
行し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内の
所定領域に、オーバレイプログラム(OVL1)を書込
むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系メモ
リ転送制御回路(60 )が、前述と同様に機能し、オー
バレイプログラム(OVL1)の格納領域が、共通領域
指定レジスタ(80 )内の共通領域指示情報(81)に
共通性(CM)=論理“0”と設定されていることを確
認の上、主記憶装置(20 )に格納するオーバレイプロ
グラム(OVL1)を、1系制御システム(101 )の
主記憶装置(21 )に格納しない。
【0117】以上により、0系制御システム(100
において、中央処理装置(10 )内のプロセス実行制御
部(11)が呼処理プロセス(PC01)を実行する過
程で、他の制御システム(10)からオーバレイプログ
ラム(OVL1)を取得して主記憶装置(20 )に格納
する必要が生じた場合に、共通領域指定レジスタ
(8 0 )内の共通領域指示情報(81)に、オーバレイ
プログラム(OVL1)の格納領域を、通信制御パラメ
ータ(25)に基づき共通性(CM)=論理“0”に設
定した後、主記憶装置(20 )の所定領域にオーバレイ
プログラム(OVL1)を書込むと、バス監視・アクセ
ス回路(50 )および他系メモリ転送制御回路(60
が、待機予備系の制御システム(101 )の主記憶装置
(21 )へ、同一のオーバレイプログラム(OVL1)
を書込まぬこととなり、オーバレイプログラム(OVL
1)が、共通領域(CA)に書込まれなかったたことと
なる。
【0118】以後中央処理装置(10 )内のプロセス実
行制御部(11)が、呼処理プロセス(P1 )を実行
し、バス(40 )を経由して主記憶装置(20 )内のオ
ーバレイプログラム(OVL1)の格納領域に、オーバ
レイプログラム(OVL1)を書込む。
【0119】次に、本発明(請求項7)の実施形態を、
図2、図7および図8を用いて説明する。本発明(請求
項7)の実施形態においては、図2に示される二重化制
御システム(10)の各中央処理装置(1)に、それぞ
れ再開処理制御部(16)、入出力制御部(13)およ
び共通領域変更部(15)が設けられている。
【0120】図2、図7および図8において、本二重化
制御システムが、補助記憶装置(3)の記憶内容のロー
ディングを伴う再開処理により、二重化システムとして
稼働を開始する場合に、再開処理制御部(16)は、ロ
ーディング処理を実行するに先立ち、主記憶装置(2)
の全記憶領域を共通領域(CA)とする為に、共通領域
指定レジスタ(80 )内に設けられている共通領域指示
情報(81)に、主記憶装置(20 )の全記憶領域に対
応する共通性(CM)を共通(=論理“1”)に設定す
る。
【0121】以後再開処理制御部(16)が、入出力制
御部(13)を起動し、補助記憶装置(30 )の内容を
ローディング処理単位に、主記憶装置(20 )の格納ア
ドレスと共に、バス(40 )を経由して主記憶装置(2
0 )に転送し、主記憶装置(20 )の指定領域に順次書
込むと、バス監視・アクセス回路(50 )および他系メ
モリ転送制御回路(60 )は、前述と同様に機能し、ロ
ーディング用データの格納領域が、共通領域指定レジス
タ(80 )内の共通領域指示情報(81)に総て共通性
(CM)=論理“1”と設定されていることを確認する
と、1系制御システム(101 )のバス監視・アクセス
回路(51 )を制御し、主記憶装置(2 0 )の全記憶領
域に格納するローディング用データを、1系制御システ
ム(10 1 )の主記憶装置(21 )の全記憶領域に格納
する。
【0122】以上により、二重化制御システムにおい
て、ローディングを伴う再開処理を実行する場合に、0
系制御システム(100 )の中央処理装置(10 )に設
けられた再開処理制御部(16)および共通領域変更部
(15)が、共通領域指定レジスタ(80 )内の共通領
域指示情報(81)に、主記憶装置(2)の全記憶領域
を共通性(CM)=論理“1”に設定した後、主記憶装
置(20 )の全記憶領域にローディングデータを書込む
と、バス監視・アクセス回路(50 )、他系メモリ転送
制御回路(60 )および1系制御システム(101 )の
バス監視・アクセス回路(51 )が、主記憶装置
(21 )の同一領域〔即ち全記憶領域〕に、同一のロー
ディングデータを書込むこととなり、1系の主記憶装置
(21 )へ、改めてローディング用データを転送するこ
と無く、両系の主記憶装置(2)にローディング用デー
タが書込まれることとなり、二重化制御システムのロー
ディング処理が自動的に終了し、再開可能となる。
【0123】図8(c) に、二重化制御システムがローデ
ィングを伴う再開処理を実行する場合に、主記憶装置
(2)の全記憶領域を共通領域(CA)と設定した後、
0系の主記憶装置(20 )の全記憶領域にローディング
用データを順次格納することにより、1系主記憶装置
(21 )の全記憶領域にローディング用データが格納さ
れる状態が、例示されている。
【0124】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1乃至6)の実施形態によれば、現用系の中央処理
装置(10 )の実行するプロセスがデータにアクセスす
るに先立ち、使用するデータの格納領域のみを共通領域
(CA)として設定する為、実行中のプロセスが、誤っ
て他の領域にアクセスし、正常なデータを破壊した場合
にも、破壊されたデータの格納領域が共通領域(CA)
に設定されていない為、待機予備系のデータが破壊され
ることは防止され、現用系と待機予備系とを切替えるこ
とにより、正常なデータで稼働を開始することが可能と
なる。
【0125】また、本発明(請求項7)の実施形態によ
れば、二重化制御システムがローディングを伴う再開処
理を実行する場合に、主記憶装置(2)の全記憶領域を
共通領域(CA)と設定した後、0系の主記憶装置(2
0 )の全記憶領域にローディング用データを順次格納す
ることにより、1系主記憶装置(21 )の全記憶領域に
ローディング用データが自動的に格納されることとな
り、当該二重化制御システムのローディング処理効率が
大幅に向上する。
【0126】なお、図2乃至図8はあく迄本発明の一実
施形態に過ぎず、例えは本発明の対象となる二重化制御
システムの構成は図示されるものに限定されることは無
く、例えはバンク切替えを行う様な拡張メモリを持つ制
御システムにおいても、メモリブロック単位に前記共通
性(CM)を登録する等、他に幾多の変形が考慮される
が、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
【0127】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記二重化制御
システムにおいて、現用系および待機予備系の主記憶装
置の共通領域が、各稼働状態における最小限の範囲に設
定される為、前記共通領域の範囲外に誤ってアクセス
し、正常なデータを破壊しても、待機予備系の主記憶装
置のデータは破壊される恐れは無くなり、当該二重化制
御システムの信頼性を大幅に向上すると共に、両系の主
記憶装置の全記憶領域を共通領域と設定することによ
り、両系主記憶装置のローディングを伴う再開処理も大
幅に効率向上されることとなり、当該二重化制御システ
ムの保全性を大幅に向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による二重化制御システム
【図3】 図2における第一データ情報テーブル
【図4】 図2におけるプロセス情報管理テーブル
【図5】 図2における第二データ情報テーブル
【図6】 図2における入出力制御/通信制御パラメー
【図7】 図2における共通領域指示情報
【図8】 図2における共通領域変更状況
【図9】 従来ある二重化制御システム
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 主記憶装置 3 補助記憶装置 4 バス 5 バス監視・アクセス回路 6 他系メモリ転送制御回路 7 系間通信路 8 共通領域指定レジスタ 10 制御システム 11 プロセス実行制御部 12 データアクセス宣言処理部 13 入出力制御部 14 通信制御部 15 共通領域変更部 16 再開処理制御部 21 第一データ情報テーブル 22 プロセス情報管理テーブル 23 第二データ情報テーブル 24 入出力制御パラメータ 25 通信制御パラメータ 81 共通領域指示情報 100−1乃至100−7 第一乃至第七の共通性登録
手段 200 共通領域設定手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 前記中央処理装置がプロセスを実行する際に使用する各
    データが、前記共通領域に書込む必要性の有無を登録す
    る第一の共通性登録手段と、 現用系の中央処理装置で実行中のプロセスが主記憶装置
    に格納済のデータへアクセスする際に、前記第一の共通
    性登録手段を参照し、該データが共通領域に書込む必要
    有りと登録済の場合に、該データの格納領域を共通領域
    と決定する共通領域設定手段とを設けることを特徴とす
    る共通領域制御方式。
  2. 【請求項2】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 前記中央処理装置がプロセスを実行する際に使用するデ
    ータと、該各データを前記共通領域に書込む必要性の有
    無とを登録する第二の共通性登録手段と、 現用系でプロセスを実行する際に、前記第二の共通性登
    録手段を参照し、共通領域に書込む必要有りと登録済の
    データの格納領域を共通領域と決定する共通領域設定手
    段とを設けることを特徴とする共通領域制御方式。
  3. 【請求項3】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 外部の補助記憶装置から前記主記憶装置に転送して書込
    まれるデータに対応して、前記共通領域に書込む必要性
    の有無を登録する第三の共通性登録手段と、 前記補助記憶装置から前記データを抽出し、前記主記憶
    装置に格納する際に、前記第三の共通性登録手段を参照
    し、共通領域に書込む必要有りと登録済のデータの格納
    領域を共通領域と決定する共通領域設定手段とを設ける
    ことを特徴とする共通領域制御方式。
  4. 【請求項4】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 外部の補助記憶装置から所要のデータを抽出し、前記主
    記憶装置に格納を要求する際に、前記データを前記共通
    領域に書込む必要性の有無を登録する第四の共通性登録
    手段と、 前記補助記憶装置から前記データを抽出し、前記主記憶
    装置に格納する際に、前記第四の共通性登録手段を参照
    し、共通領域に書込む必要有りと登録済のデータの格納
    領域を共通領域と決定する共通領域設定手段とを設ける
    ことを特徴とする共通領域制御方式。
  5. 【請求項5】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 複数の制御システムが複合システムを構成し、他の制御
    システムから取得し、前記主記憶装置に書込まれるデー
    タに対応して、前記共通領域に書込む必要性の有無を登
    録する第五の共通性登録手段と、 前記他の制御システムから前記データを取得し、前記主
    記憶装置に格納する際に、前記第五の共通性登録手段を
    参照し、共通領域に書込む必要有りと登録済のデータの
    格納領域を共通領域と決定する共通領域設定手段とを設
    けることを特徴とする共通領域制御方式。
  6. 【請求項6】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 複数の制御システムが複合システムを構成し、他の制御
    システムから所要のデータを取得し、前記主記憶装置に
    格納する際に、前記共通領域に書込む必要の有無を示す
    情報を登録する第六の共通性登録手段と、 前記他の制御システムから前記データを取得し、前記主
    記憶装置に格納する際に、前記第六の共通性登録手段を
    参照し、共通領域に書込む必要有りと登録済のデータの
    格納領域を共通領域と決定する共通領域設定手段とを設
    けることを特徴とする共通領域制御方式。
  7. 【請求項7】 一方を現用系、他方を待機予備系として
    運用する二重化された中央処理装置および主記憶装置を
    具備し、現用系主記憶装置において、前記両系の主記憶
    装置の共通領域と定められた記憶領域に書込まれたデー
    タを、予備系の主記憶装置の同一記憶領域に書込む機能
    を具備する制御システムにおいて、 前記両主記憶装置に所定の情報をローディングする際
    に、前記主記憶装置の全格納領域を共通領域と登録する
    第七の共通性登録手段と、 現用系の主記憶装置に前記ローディングを実行する際
    に、前記第七の共通性登録手段を参照し、前記所定の情
    報をローディングする総ての領域を共通領域と決定する
    共通領域設定手段とを設けることを特徴とする共通領域
    制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007026374A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Toshiba Corp プログラム配信方法

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JP2007026374A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Toshiba Corp プログラム配信方法

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