JPH0996938A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0996938A
JPH0996938A JP7278397A JP27839795A JPH0996938A JP H0996938 A JPH0996938 A JP H0996938A JP 7278397 A JP7278397 A JP 7278397A JP 27839795 A JP27839795 A JP 27839795A JP H0996938 A JPH0996938 A JP H0996938A
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JP
Japan
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cartridge
mounting
image forming
set position
forming apparatus
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Application number
JP7278397A
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English (en)
Inventor
Satoshi Matsuzaka
聡 松坂
Makoto Kanai
真 金井
Kenji Suzuki
健二 鈴木
Shinichi Naito
晋一 内藤
Osamu Shimizu
治 清水
Toshihiko Mihashi
利彦 三橋
Akitoshi Akaike
彰俊 赤池
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体に対するカートリッジの位置決め機
能を満足させながら、特別複雑な機構を設けることな
く、駆動力伝達部材の破損という懸念を拭いつつ、装置
本体へのカートリッジの着脱作業を容易にする。 【解決手段】 装着モード判別手段6からの装着モード
操作であるという判別信号に基づいて、強制移動装着手
段7にて仮セット位置Kに挿入載置されたカートリッジ
1を仮セット位置Kから正規セット位置Sまで強制移動
せしめる。また、離脱モード判別手段12からの離脱モ
ード操作であるという判別信号に基づいて、強制移動離
脱手段13にて正規セット位置Sに装着されているカー
トリッジ1を正規セット位置Sから仮セット位置Kまで
強制移動せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式を
採用した複写機、プリンタなどの画像形成装置に係り、
特に、像担持体及び電子写真方式の少なくとも一つのプ
ロセス手段が一つの筺体内に包含されたカートリッジを
利用した画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置のうち装置のコン
パクト化あるいはメンテナンスの容易化を企図したタイ
プにあっては、像担持体及び電子写真方式の一若しくは
複数のプロセス手段、例えば帯電デバイス、現像デバイ
ス、クリーニングデバイスなどが一つの筺体内に包含さ
れたプロセスカートリッジを用意し、このプロセスカー
トリッジを装置本体のカートリッジ受部に対して着脱す
るようにしたものが知られている。
【0003】この種の着脱可能なプロセスカートリッジ
を持つ画像形成装置においては、プロセスカートリッジ
が着脱可能であるが故に、例えば駆動ギアなどによる必
要不可欠な外的負荷や、転写ローラによる加圧負荷等に
よりプロセスカートリッジの位置が安定しずらいという
問題が有り、より良い画質を得るために、装置本体に装
着されたプロセスカートリッジの位置をいかにして安定
させるか、という点の開発がなされてきた。
【0004】例えば、プロセスカートリッジの装填方向
と転写ローラとの加圧力とを対向させたものにおいて、
プロセスカートリッジの重量よりも転写ローラによる加
圧力(負荷)を小さくするようにしたもの(特開平4−
140759号公報参照)や、プロセスカートリッジの
装着方向を転写ローラによる負荷の方向と垂直となすよ
うにしたもの(特開平1−229270号公報参照)
や、画像形成装置本体に対してカートリッジガイドを回
動自在に支承し、このカートリッジガイドにプロセスカ
ートリッジを添わせつつ装置本体の第1の位置まで挿入
した後、装置本体に対してカートリッジガイドを回動さ
せ、カートリッジガイドに保持されているプロセスカー
トリッジを装置本体の第2の位置へ装着するようにした
もの(特開平4−90561号公報参照)などが知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平4−
140759号公報で提唱された方式にあっては、転写
ローラの加圧力が不十分であり、良好な画質を得られな
いという技術的課題が生ずる。
【0006】また、特開平1−229270号公報で提
唱された方式にあっては、プロセスカートリッジの画像
形成装置本体への位置決めという機能を十分満足してい
るが、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着
若しくは装置本体から取り出す際、装置本体側の駆動伝
達ギアとプロセスカートリッジ側の駆動伝達ギアとの噛
み合いや転写ローラの乗り越えが発生するため、画像形
成装置本体にプロセスカートリッジを装着する際、ある
いは、装置本体からプロセスカートリッジを取り出す際
の操作力が不必要に嵩み、プロセスカートリッジの装
着、離脱作業性が悪いという弊害があるばかりか、装置
本体側あるいはプロセスカートリッジ側の駆動伝達ギア
が破損し易いという技術的課題もある。
【0007】更に、特開平4−90561号公報で提唱
されている方式にあっては、装置本体に対して回動自在
な開閉部材にカートリッジガイドを設け、このカートリ
ッジガイドにプロセスカートリッジを係合させた後にカ
ートリッジガイドを回動させる操作が必要になるため、
装置構成が複雑になるばかりか、プロセスカートリッジ
の装着作業が面倒であり、更に、回動自在なカートリッ
ジガイドによるプロセスカートリッジの位置決め精度は
分割された一方(開閉部材)に対しては良好であるが、
もう一方(装置本体)に対しては位置決めがラフになり
易いという技術的課題がある。
【0008】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、装置本体に対するカート
リッジの位置決め機能を満足させながら、特別複雑な機
構を設けることなく、駆動力伝達部材の破損という懸念
を拭いつつ、装置本体へのカートリッジの着脱作業を容
易にした画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明に係
る画像形成装置は、図1に示すように、像担持体2及び
電子写真方式の少なくとも一つのプロセス手段3が一つ
の筺体内に包含されたカートリッジ1を装置本体4のカ
ートリッジ受部5に対して着脱するようにしたタイプに
おいて、装置本体4のカートリッジ受部5にはカートリ
ッジ1の正規セット位置Sに対し僅かに離間してカート
リッジ1が着脱可能に載置される仮セット位置Kを設
け、カートリッジ1を正規セット位置Sに装着すべき装
着モード操作であるか否かが判別される装着モード判別
手段6を設けると共に、この装着モード判別手段6から
の装着モード操作であるという判別信号に基づいて、仮
セット位置Kに挿入載置されたカートリッジ1が仮セッ
ト位置Kから正規セット位置Sまで強制移動せしめられ
る強制移動装着手段7を設けたことを特徴とする。
【0010】このような技術的手段において、カートリ
ッジ1は像担持体2及び少なくとも一つのプロセス手段
3を包含していればよく、プロセス手段3としては帯電
デバイス、現像デバイス、クリーニングデバイスなどが
挙げられる。また、カートリッジ受部5に対するカート
リッジ1の挿入方向については、カートリッジ装着操作
時には、仮セット位置Kにカートリッジ1を仮置きすれ
ばよく、正規セット位置Sに直接装着しなくてよいた
め、装置本体4側の転写デバイスの加圧力方向に対向す
る方向であってもよいし、あるいは、転写デバイスの加
圧力方向と略直交する方向であってもよく、任意の方向
で差し支えない。
【0011】更に、本発明において、カートリッジ受部
5の正規セット位置Sは、装置本体1にカートリッジ1
が一体的に組込まれて使用できる状態である位置を意味
するものであり、装置本体4側の駆動力伝達部材10と
カートリッジ1側の駆動力伝達部材11とが完全に係合
(両駆動力伝達部材10,11がギアであれば噛合)し
た状態にある。一方、カートリッジ受部5の仮セット位
置Kは、正規セット位置Sの手前位置であり、例えば装
置本体4側の駆動力伝達部材10とカートリッジ1側の
駆動力伝達部材11とが当接して係合し始めた状態(両
駆動力伝達部材10,11がギアであれば噛合し始めた
状態)を意味する。
【0012】更にまた、前記装着モード判別手段6とし
ては、カートリッジ1の装着モード操作であるか否かを
判別し得るものであれば適宜選定して差し支えなく、カ
ートリッジ1が仮セット位置Kに挿入されたことを検知
する位置検知手段であってもよいし、また、カートリッ
ジ1が仮セット位置Kに挿入されたことを間接的に検知
する、例えばカートリッジ受部5の開閉カバーの閉動作
を検知するカバー閉動作検知手段であってよいし、更
に、カートリッジ1の装着操作を行なうという意思表示
について操作するスイッチを装置本体4に設け、このス
イッチと前記位置検知手段や開閉カバー閉動作検知手段
などを組み合わせて用いるようにしてもよい。
【0013】また、カートリッジ1の挿入操作として
は、カートリッジ受部5の仮セット位置Kにカートリッ
ジ1を挿入載置すればよいが、カートリッジ1の挿入操
作をより簡略化するという観点からすれば、仮セット位
置Kが一部に含まれるカートリッジ1の仮置き領域mを
ある程度の範囲に亘って確保し、カートリッジ受部5の
開閉カバー8に押し込み部材9を設け、開閉カバー8閉
動作時に前記仮置き領域mの任意の位置に挿入載置され
たカートリッジ5を仮セット位置Kまで押し込み移動せ
しめるようにすることが好ましい。
【0014】更に、前記強制移動装着手段7としては、
別個独立に設けても差し支えないが、装置構成の簡略化
という観点からすれば既存の部品を利用することが好ま
しく、例えば装置本体4側の駆動力伝達部材10とカー
トリッジ1側の駆動力伝達部材11との係合による駆動
伝達力を用いてカートリッジ1を移動させるものが挙げ
られる。
【0015】また、前記強制移動装着手段7として、装
置本体4側からの駆動力を利用する態様を用いた場合に
は、例えばカートリッジ1がプロセス手段3として現像
手段を包含しているタイプにおいて、前記装置本体4側
からの駆動力で現像手段の攪拌部材をも回転させ、カー
トリッジ1装着時において同時に現像剤の攪拌動作をも
行なわせることが効率的で好ましい。
【0016】また、本発明の他の態様に係る画像形成装
置は、図1に示すように、前記カートリッジ1を装置本
体4のカートリッジ受部5に対して着脱するようにした
タイプにおいて、装置本体4のカートリッジ受部5には
カートリッジ1の正規セット位置Sに対し僅かに離間し
てカートリッジ1が着脱可能に載置される仮セット位置
Kを設け、カートリッジ1を正規セット位置Sから離脱
すべき離脱モード操作であるか否かが判別される離脱モ
ード判別手段12を設けると共に、この離脱モード判別
手段12からの離脱モード操作であるという判別信号に
基づいて、正規セット位置Sに装着されているカートリ
ッジ1が正規セット位置Sから仮セット位置Kまで強制
移動せしめられる強制移動離脱手段13を設けたことを
特徴とする。
【0017】前記離脱モード判別手段12としては、カ
ートリッジ1の離脱モード操作であるか否かを判別し得
るものであれば、カートリッジ1の離脱モード操作であ
る場合のみを判別しなくても、カートリッジ1の離脱モ
ード操作である可能性のある場合全てを判別する態様の
ものを含んで適宜選定して差し支えない。例えばカート
リッジ受部5の開閉カバー8の開動作を検知するカバー
開動作検知手段であってもよいし、また、カートリッジ
1の画像形成動作が不可能であることを検知するカート
リッジライフ検知手段であってもよく、更に、カートリ
ッジ1の離脱操作を行なうという意思表示について操作
するスイッチを装置本体4に設け、このスイッチと前記
開閉カバー開動作検知手段やカートリッジ1の位置検知
手段(正規セット位置用及び/又は仮セット位置用)な
どを組み合わせて用いるようにしてもよい。
【0018】また、強制移動離脱手段13としては、別
個独立に設けても差し支えないが、装置構成の簡略化と
いう観点からすれば既存の部品を利用することが好まし
く、例えば装置本体4側の駆動力伝達部材10とカート
リッジ1側の駆動力伝達部材11との係合による駆動伝
達力を用いてカートリッジ1を移動させるものが挙げら
れる。
【0019】また、本発明の更に他の態様の画像形成装
置は、図1に示すように、前記カートリッジ1を装置本
体4のカートリッジ受部5に対して着脱するようにした
タイプにおいて、カートリッジ受部5に正規セット位置
Sとは別に仮セット位置Kを設け、装着モード判別手段
6及び強制移動装着手段7を設ける一方、離脱モード判
別手段12及び強制移動離脱手段13を設けるようにし
たことを特徴とする。
【0020】この態様の画像形成装置において、装着モ
ード判別手段6及び離脱モード判別手段12としては、
前述したような各種態様のものを任意に選定して差し支
えないが、装置構成の簡略化という観点からすれば、可
能な限り兼用化することが好ましい。
【0021】また、強制移動装着手段7及び強制移動離
脱手段13については、夫々別個独列に設けても差し支
えないが、装置構成の簡略化という観点からすれば、装
置本体4側の駆動力伝達部材10とカートリッジ1側の
駆動力伝達部材11との係合による駆動伝達力を正逆切
換えて用い、カートリッジ1を装着方向あるいは離脱方
向へ移動させるようにすることが好ましい。
【0022】次に、本発明の各態様の作用について説明
する。先ず、第一の態様に係る発明は、カートリッジの
1の挿入操作に関するものであり、カートリッジ受部5
の仮セット位置Kにカートリッジ1を挿入載置すると、
装着モード判別手段6がカートリッジ1を正規セット位
置Sに装着すべき装着モード操作であると判別し、装着
モード操作であるという判別信号を送出する。すると、
強制移動装着手段7は、前記装着モード判別手段6から
の装着モード操作であるという判別信号に基づいて、仮
セット位置Kに挿入載置されたカートリッジ1を仮セッ
ト位置Kから正規セット位置Sまで強制移動せしめる。
【0023】次に、第二の態様に係る発明は、カートリ
ッジ1の離脱操作に関するものであり、離脱モード判別
手段12がカートリッジ1を正規セット位置Sから離脱
すべき離脱モード操作であると判別すると、強制移動離
脱手段13は、前記離脱モード判別手段12からの離脱
モード操作であるという判別信号に基づいて、正規セッ
ト位置Sに装着されているカートリッジ1を正規セット
位置Sから仮セット位置Kまで強制移動せしめる。この
状態で、カートリッジ1は仮セット位置Kに着脱可能に
載置されているだけになるため、オペレータは仮置き位
置Kに押し出されたカートリッジ1を取り出すようにす
ればよい。
【0024】更に、第三の態様に係る発明は、カートリ
ッジ1の装着及び離脱操作に関するもので、前記第一及
び第二の態様に係る発明の作用を組み合わせた作用を奏
するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 (1)レーザ・ビーム・プリンタの概要 図2は、この発明が適用された画像形成装置の実施の一
形態としてのレーザ・ビーム・プリンタの概略構成を表
したものである。同図において、このレーザ・ビーム・
プリンタ21はレーザ走査装置22を備えている。レー
ザ走査装置22には、画信号に応じてレーザ光を変調し
て出力する図示しない半導体レーザが配置されている。
この半導体レーザから射出されたレーザ・ビームは、図
示しないミラーにて進行方向を変えられポリゴン・ミラ
ー24に入射し、この回転に応じて偏向される。偏向さ
れたレーザ・ビームはfθレンズ(結像レンズ)25を
通過した後、ミラー26、27によって再び進行方向を
変えられ、このレーザ走査装置22から出力される。な
お、レーザ・ビームの光路は図2において点線28で示
されている。
【0026】レーザ走査装置22の下方には、矢印方向
に定速で回転する感光体ドラム30が配置されている。
レーザ走査装置22から出力されたレーザ・ビームは、
この感光体ドラム30の所定の露光位置34をその軸方
向、すなわち、主走査方向に繰り返し走査する。この露
光位置34よりも、僅かに手前には、感光体ドラム30
に対向して帯電ローラ40が配置されており、感光体ド
ラム30の表面を一様に帯電させるようになっている。
なお、本実施の形態では感光体ドラム30にOPC(Or
ganic Photoconductor,有機光導電体)を用いており、
このOPCはマイナス帯電なので帯電ローラ40には交
流電圧にマイナスの直流バイアス電圧を重畳したものが
印加されている。また、レーザ・ビームが感光体ドラム
30上を露光するのは画像部分(記録用紙上でトナーが
乗る部分)である。
【0027】帯電後の感光体ドラム30にレーザ・ビー
ムが照射されることで、ドラム表面には画像情報に対応
した静電潜像が形成される。この静電潜像は、露光位置
34よりも下流側のドラム表面で現像装置41によって
現像される。この現像装置41内には、トナーを磁気的
に穂立ちさせて静電潜像の現像を行うための現像ロール
42や、トナーカートリッジ内のトナーを現像ロール4
2に供給するためのトナー供給装置43等の部品が配置
されている。現像装置41には、所定の現像バイアス
(本実施の形態では交流電圧にマイナス直流バイアス電
圧を重畳したもの)が印加されている。現像装置41の
現像によって形成されたトナー像は、感光体ドラム30
の回転によって転写ローラ44に対向する位置まで移動
し、ここで記録用紙(普通紙)31に静電的に転写され
ることになる。
【0028】次に、転写材としての記録用紙31の搬送
経路について簡単に説明する。ここで、転写材としての
記録用紙31は、このレーザ・ビーム・プリンタ21の
下部に着脱自在に配置されたカセット・トレイ45に積
載されるようになっている。カセット・トレイ45の最
上層に配置された記録用紙31は、半月状の形状をした
半月ロール46によってトレイ外に送り出される。な
お、半月ロール46の代わりにリタード・ロール等の他
の手段が用いられることもある。
【0029】記録用紙31は、感光体ドラム30の回転
位置と同期をとってカセット・トレイ45から半月ロー
ル46によって送り出され、所望のタイミングで感光体
ドラム30と転写ローラ44の間を通過する。この通過
の時点だけ転写ローラ44にはプラス直流バイアス電圧
が印加され、これによって感光体ドラム30上のトナー
像が静電的に転写ローラ44方向に吸引され、記録用紙
31上にトナー像の転写が行なわれる。
【0030】更に、転写の行なわれた記録用紙31は、
転写ローラ44の下流側に配置された除電針47によっ
てその背面から除電され、感光体ドラム30表面から剥
離される。
【0031】そして、剥離された記録用紙31は搬送路
上を搬送された後、ヒート・ロール48とプレッシャ・
ロール49の対からなる定着装置50に運ばれる。定着
装置50では記録用紙31が所定幅でニップしているヒ
ート・ロール48とプレッシャ・ロール49との間を通
過する。この時、記録用紙31におけるトナー像の転写
された側がヒート・ロール48側になり、プレッシャ・
ロール49は記録用紙31をヒート・ロール48側に押
し付けて効率的な熱伝達を可能にする。ヒート・ロール
48は一定した高温に制御されている。この状態で、記
録用紙31上のトナー像は用紙面に熱定着される。な
お、記録用紙31の搬送経路は図2において点線51で
示されている。
【0032】ところで、記録用紙31に転写されなかっ
たトナー像は、転写ローラ44の更に下流側に配置され
たクリーニング装置52によって感光体ドラム30表面
から除去される。また、感光体ドラム30は再び帯電ロ
ーラ40で、規定の帯電を受け次のサイクルに移る。
【0033】(2)プロセスカートリッジの周辺構成に
ついて また、本実施の形態においては、図3及び図6に示すよ
うに、前記感光ドラム30、帯電ローラ40、現像装置
41及びクリーニング装置52は一つの筺体61内に包
含され、全体として交換可能なプロセスカートリッジ6
0として構成されている。そして、前記筺体61のう
ち、転写ローラ44に対向する感光体ドラム30部位及
びレーザ走査装置22からの露光ビーム通過部位には夫
々開口が形成されている。
【0034】また、本実施の形態において、前記プロセ
スカートリッジ60の筺体61には位置決めピン62が
突設されており、更に、前記プロセスカートリッジ60
の感光体ドラム30には駆動力伝達用の感光体ドラムギ
ア63(図中一点鎖線で示す)が同軸に設けられ、ま
た、トナー補給装置43のトナー攪拌部材にも駆動力伝
達用のトナー攪拌部材ギア64(図中一点鎖線で示す)
が同軸に設けられている。
【0035】一方、装置本体70にはプロセスカートリ
ッジ60が着脱されるカートリッジ受部71が設けられ
ており、このカートリッジ受部71にはプロセスカート
リッジ60を位置決めするための位置決めガイド72
(図中一点鎖線で示す)が固定的に配設されている。本
実施の形態において、位置決めガイド72は、前記プロ
セスカートリッジ60側の位置決めピン62を仮置きす
る略水平面状の仮置きガイド台73と、この仮置きガイ
ド台73の奥側に設けられる位置決めスリット74とを
備えている。前記位置決めスリット74は、位置決めピ
ン62の外径寸法に一致する幅寸法を有して長孔状に延
びるもので、プロセスカートリッジ60が転写ローラ4
4により受ける負荷の向きに対してプロセスカートリッ
ジ60のカートリッジ受部71への挿入方向が100゜
を成す程度に傾斜配置されている。本実施の形態では、
位置決めピン62が位置決めスリット74の入口に達し
た位置がプロセスカートリッジ60の仮セット位置
(K:図8参照)であり、一方、位置決めピン62が位
置決めスリット74の奥に達した位置がプロセスカート
リッジ60の正規セット位置(S:図9参照)である。
【0036】更に、装置本体70側には主駆動源として
のメインモータ80が配設され、このメインモータ80
からの駆動力が伝達される第一駆動伝達ギア列81が設
けられ、この第一駆動伝達ギア列81の最終列の駆動伝
達ギア82がカートリッジ受部71の下側に面して配設
されている。そして、この最終列の駆動伝達ギア82
は、プロセスカートリッジ60が仮セット位置Kにある
とき、感光体ドラムギア63と当接して噛合し始め、プ
ロセスカートリッジ60が正規セット位置Sにあると
き、感光体ドラムギア63と完全に噛合するように配置
されている。
【0037】また、本実施の形態においては、メインモ
ータ80からの駆動力が伝達される第二駆動伝達ギア列
(一部省略)83が設けられ、この第二駆動伝達ギア列
83は、プロセスカートリッジ60が仮セット位置Kに
あるとき、トナー攪拌部材ギア64と当接して噛合し始
め、プロセスカートリッジ60が正規セット位置Sにあ
るとき、トナー攪拌部材ギア64と完全に噛合するよう
に配置されている。
【0038】更に、本実施の形態においては、プロセス
カートリッジ60を着脱する際に開閉するカバー90に
はプロセスカートリッジ60を押し込み移動させる押し
込み部材91が突設されており、この押し込み部材91
は、カバー90閉時に、図3に一点鎖線で示すように、
プロセスカートリッジ60に当接し、プロセスカートリ
ッジ60の感光体ドラムギア63に対して装置本体70
側の駆動伝達ギア82の少なくとも先端が噛み合う位置
(すなわち仮セット位置K)まで押し込むものである。
更にまた、本実施の形態においては、装置本体70とカ
バー90との間にはカバー90の開閉状態を検知するカ
バー開閉センサ101(リミットスイッチ101a,ス
イッチ押し片101b)が設けられており、図3に二点
鎖線で示すように、カバー90が閉じたとき、カバー開
閉センサ101がオンするようになっている。
【0039】(3)プロセスカートリッジの装着、離脱
シーケンス 図4は本実施の形態におけるプロセスカートリッジの装
着、離脱シーケンスを制御する制御装置例を示す。同図
において、符号110はCPU111、RAM112及
びROM113並びに入力インタフェース114、出力
インタフェース115からなるマイクロコンピュータシ
ステムであり、本実施の形態では、図5に示すようなプ
ロセスカートリッジの装着、離脱シーケンスの制御プロ
グラムが前記ROM113に予め格納され、CPU11
1はカバー開閉スイッチ101からの信号を入力インタ
フェース114から取り込み、前記プロセスカートリッ
ジの装着、離脱シーケンスの制御プログラムを実行し、
出力インタフェース115を介してメインモータ80に
対して所定の制御信号を送出するものである。
【0040】次に、プロセスカートリッジの装着シーケ
ンスについて説明する。今、プロセスカートリッジ60
を装着する場合には、図6に示すように、カバー90を
開放した状態で、プロセスカートリッジ60を位置決め
ガイド72の任意の位置(位置決めピン62が仮置きガ
イド台73上に載置される位置)に載置し、その後、カ
バー90を閉じるようにすればよい。
【0041】このとき、カバー90を閉じていくと、図
7に示すように、カバー90の押し込み部材91がプロ
セスカートリッジ60の筺体61の背面部に当接した
後、プロセスカートリッジ60を押し込んでいく。そし
て、カバー90が完全に閉じられると、図8に示すよう
に、プロセスカートリッジ60は仮セット位置Kに到達
し、感光体ドラムギア63が装置本体70側の駆動伝達
ギア82に少なくとも先端が噛み合う状態になる。
【0042】一方、カバー90が閉じると、カバー開閉
センサ101がカバー90の開状態(OFF)から閉状
態(ON)を検知し(図5参照)、メインモータ80を
n秒(本実施の形態では2〜3秒程度)正転させる。す
ると、このメインモータ80の正転により、駆動伝達ギ
ア82から感光体ドラムギア63に駆動力が伝達され、
図9に示すように、プロセスカートリッジ60は位置決
めスリット74に沿って押し付けられるように引き込ま
れ、難無くプロセスカートリッジ60はカートリッジ受
部71の正規セット位置Sへセットされる。
【0043】なお、本実施の形態では、前記メインモー
タ80が正転すると、第二の駆動伝達ギア列83を介し
てトナー攪拌部材ギア64が回転するので、プロセスカ
ートリッジ60装着移動時にトナーの攪拌動作が同時に
行なわれる。
【0044】次に、プロセスカートリッジの離脱シーケ
ンスについて説明する。プロセスカートリッジ60を装
置本体70から離脱する場合には、カバー90を開放し
た後、仮セット位置Kに引出されたプロセスカートリッ
ジ60を取り出すようにすればよい。すなわち、カバー
90を開けると、図5に示すように、カバー開閉センサ
101がカバーの閉状態(オン)から開状態(オフ)を
検知し、メインモータ80を1秒間逆転させる。する
と、メインモータ80からの駆動力が駆動伝達ギア82
を介して感光体ドラムギア63に伝達され、また、押し
込み部材91がプロセスカートリッジ60から離間する
ため、プロセスカートリッジ60は位置決めスリット7
4より引き出される方向へ負荷を受け、位置決めピン6
2が位置決めスリット74の入口に到達するまでプロセ
スカートリッジ60は引き抜かれる。この状態では、図
10に示すように、プロセスカートリッジ60は仮セッ
ト位置Kまで押し戻されることになり、正規セット位置
Sのような駆動伝達ギア82と感光体ドラムギア63と
の完全な噛合状態は解除されるため、オペレータは難無
くプロセスカートリッジ60を取り出すことができる。
【0045】尚、プロセスカートリッジ60を取り出す
際、メインモータ80(駆動伝達ギア82)の逆転時間
が長いと、ユーザが駆動装置等に触れ怪我をする恐れが
あるため、メインモータ80(駆動伝達ギア82)の逆
転時間は一秒以下とすることが望ましく、本実施の形態
では1秒とした。
【0046】(4)変形例 プロセスカートリッジの装着、離脱シーケンスについて
は図5に示す態様に限られるものではなく、以下のよう
に、いくつかの変形例を挙げることが可能である。第一
の変形例は、前記実施の形態において、更に、プロセス
カートリッジ60が仮セット位置にあることを検知する
カートリッジ位置センサ102(図4参照)を付加し、
図11に示すように、実施の形態と異なるプロセスカー
トリッジの装着シーケンスを行なわせるようにしたもの
である。この変形例によれば、カートリッジ位置センサ
102がオン、すなわち、プロセスカートリッジ60が
仮セット位置Kに挿入配置されると、メインモータ80
がn秒(本実施の形態では2〜3秒程度)正転し、プロ
セスカートリッジ60がカートリッジ受部71の正規セ
ット位置Sへセットされる。
【0047】また、第二の変形例は、前記実施の形態に
おいて、更に、プロセスカートリッジ60のライフが終
了したことを示すカートリッジライフセンサ104(図
4参照)を付加し、図12に示すように、実施の形態と
異なるプロセスカートリッジの離脱シーケンスを行なわ
せるようにしたものである。この変形例によれば、カバ
ー開閉センサ101が閉状態(オン)から開状態(オ
フ)を検知すると、カートリッジライフセンサ104が
オンか否かを検知する。そして、カートリッジライフセ
ンサ104がオン、すなわち、プロセスカートリッジ6
0のライフが終了したことが検知されると、メインモー
タ80が1秒逆転し、プロセスカートリッジ60が正規
セット位置Sから仮セット位置Kまで押し戻され、オペ
レータによりプロセスカートリッジ60が容易に取り除
かれる。
【0048】更に、第三の変形例は、前記実施の形態に
おいて、更に、プロセスカートリッジ60が仮セット位
置にあることを検知するカートリッジ位置センサ102
(図4参照)及びプロセスカートリッジ60が正規セッ
ト位置Sにあることを検知するカートリッジ位置センサ
103(図4参照)を設けると共に、装置本体にはプロ
セスカートリッジ60の装着操作あるいは離脱操作が行
なわれることを指示するカートリッジ着脱スイッチ10
5を設け、図13に示すようなプロセスカートリッジの
装着、離脱シートケンスを行なわせるようにしたもので
ある。
【0049】この変形例によれば、プロセスカートリッ
ジ60の装着作業を行なう場合には、カートリッジ着脱
スイッチ105をオン操作し、カバー90を開けてプロ
セスカートリッジ60を仮置きガイド台73上に仮置き
した後、カバー90を閉じればよい。このとき、カバー
開閉センサ101がカバー90の開状態(オフ)を検知
し、カートリッジ位置センサ102(仮セット位置用)
がオン、カートリッジ位置センサ103(正規セット位
置用)がオフである条件の下で、メインモータ80がn
秒(本実施の形態では2〜3秒程度)正転し、プロセス
カートリッジ60がカートリッジ受部71の正規セット
位置Sへセットされる。
【0050】一方、プロセスカートリッジ60の離脱作
業を行なう場合には、先ず、カートリッジ着脱スイッチ
105をオン操作し、カバー90を開ければよい。この
とき、カバー開閉センサ101がカバー90の開状態
(オフ)を検知し、カートリッジ位置センサ102(仮
セット位置用)がオフ、カートリッジ位置センサ103
(正規セット位置用)がオンである条件の下で、メイン
モータ80が1秒逆転し、プロセスカートリッジ60が
正規セット位置Sから仮セット位置Kまで押し戻され
る。この状態において、オペレータはプロセスカートリ
ッジ60を取り除くようにすればよい。
【0051】なお、本変形例においては、カートリッジ
着脱スイッチ105をオン操作した後、カバー開閉セン
サ101が閉状態(オン)を維持したままである場合、
あるいは、カバー開閉スイッチ101が開状態(オフ)
であるとしても、カートリッジ位置センサ102,10
3の出力がいずれもオン、あるいはオフである場合に
は、カートリッジ着脱スイッチ105のオン操作をキャ
ンセルするようになっている。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、カートリッジの装着操作時において、カートリッジ
受部の仮セット位置に挿入載置されたカートリッジを自
動的に正規セット位置まで自動的に強制移動させ、ま
た、カートリッジの離脱操作時において、正規セット位
置に設定されたカートリッジを仮セット位置まで自動的
に強制移動させるようにしたので、カートリッジの装
着、離脱操作力が不必要に嵩むことなく、装置本体に対
するカートリッジの位置決めを正確に維持しながら、カ
ートリッジの着脱作業を容易に行なうことができる。
【0053】そして、本発明においては、強制移動装着
手段あるいは強制移動離脱手段としては、装置本体側の
駆動力伝達部材とカートリッジ側の駆動力伝達部材との
係合による駆動伝達力を利用することが可能であるの
で、駆動力伝達部材に過剰な負荷が作用して破損すると
いう事態を有効に抑え、しかも、複雑な構成を新たに付
設することなく、既存の必要機能のみでカートリッジの
着脱作業を容易に行なうことができる。特に、装置本体
側の駆動力伝達部材とカートリッジ側の駆動力伝達部材
との係合による駆動伝達力を正逆切換えて用い、カート
リッジを装着方向あるいは離脱方向へ移動させるように
すれば、強制移動装着手段及び強制移動離脱手段を容易
に兼用することができる。
【0054】また、本発明において、開閉カバーの押し
込み部材により開閉カバー閉時にカートリッジを仮セッ
ト位置まで押し込み移動させるようにすれば、カートリ
ッジ受部の仮置き領域の任意の位置にカートリッジをお
くだけで、後は自動的にカートリッジの装着動作を行な
うことが可能になり、カートリッジの装着操作を極めて
簡単にすることができる。
【0055】更に、本発明においては、装着モード判別
手段や離脱モード判別手段として各種の検知手段、スイ
ッチを利用することが可能であるので、装置構成が徒に
複雑化する懸念もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る画像形成装置の構成を示す説
明図である。
【図2】 この発明が適用された画像形成装置の実施の
一形態を示す説明図である。
【図3】 実施の形態に係るプロセスカートリッジ周辺
構成を示す説明図である。
【図4】 実施の形態に係るプロセスカートリッジの装
着、離脱操作シーケンスを制御する制御ブロック図であ
る。
【図5】 実施の形態に係るプロセスカートリッジの装
着、離脱操作シーケンスを示すフローチャートである。
【図6】 プロセスカートリッジの装着操作過程の初期
操作を示す説明図である。
【図7】 プロセスカートリッジの装着操作過程のうち
開閉カバー閉動作過程の状態を示す説明図である。
【図8】 プロセスカートリッジの装着操作過程のうち
開閉カバー閉時の状態(仮セット位置設定状態)を示す
説明図である。
【図9】 プロセスカートリッジの装着操作過程のうち
プロセスカートリッジが正規セット位置に設定される過
程を示す説明図である。
【図10】 プロセスカートリッジの離脱操作過程のう
ち開閉カバー開動作時の状態を示す説明図である。
【図11】 実施の形態に係るプロセスカートリッジの
装着、離脱操作シーケンスの変形例を示すフローチャー
トである。
【図12】 実施の形態に係るプロセスカートリッジの
装着、離脱操作シーケンスの他の変形例を示すフローチ
ャートである。
【図13】 実施の形態に係るプロセスカートリッジの
装着、離脱操作シーケンスの更に他の変形例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…カートリッジ,2…像担持体,3…プロセス手段,
4…装置本体,5…カートリッジ受部,6…装着モード
判別手段,7…強制移動装着手段,8…開閉カバー,9
…押し込み部材,10,11…駆動力伝達部材,12…
離脱モード判別手段,13…強制移動離脱手段,S…正
規セット位置,K…仮セット位置,m…仮置き領域
フロントページの続き (72)発明者 内藤 晋一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 清水 治 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 三橋 利彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 赤池 彰俊 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体(2)及び電子写真方式の少な
    くとも一つのプロセス手段(3)が一つの筺体内に包含
    されたカートリッジ(1)を装置本体(4)のカートリ
    ッジ受部(5)に対して着脱するようにした画像形成装
    置において、 装置本体(4)のカートリッジ受部(5)にはカートリ
    ッジ(1)の正規セット位置(S)に対し僅かに離間し
    てカートリッジ(1)が着脱可能に載置される仮セット
    位置(K)を設け、 カートリッジ(1)を正規セット位置(S)に装着すべ
    き装着モード操作であるか否かが判別される装着モード
    判別手段(6)を設けると共に、 この装着モード判別手段(6)からの装着モード操作で
    あるという判別信号に基づいて、仮セット位置(K)に
    挿入載置されたカートリッジ(1)が仮セット位置
    (K)から正規セット位置(S)まで強制移動せしめら
    れる強制移動装着手段(7)を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、装着モー
    ド判別手段(6)はカートリッジ(1)が仮セット位置
    (K)に挿入されたことを検知する位置検知手段である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、カートリ
    ッジ受部(5)は仮セット位置(K)が一部に含まれる
    カートリッジ(1)の仮置き領域(m)を有し、このカ
    ートリッジ受部(5)の開閉カバー(8)には、開閉カ
    バー(8)閉動作時に前記仮置き領域(m)の任意の位
    置に挿入載置されたカートリッジ受部(5)が仮セット
    位置(K)まで押し込み移動せしめられる押し込み部材
    (9)を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、強制移動
    装着手段(7)は装置本体(4)側の駆動力伝達部材
    (10)とカートリッジ(1)側の駆動力伝達部材(1
    1)との係合による駆動伝達力を用いてカートリッジ
    (1)を移動させるものであることを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のもののうち、カートリッ
    ジ(1)がプロセス手段(3)として現像手段を包含し
    ているタイプにおいて、強制移動装着手段(7)は装置
    本体(4)側の駆動力伝達部材(10)とカートリッジ
    (1)側の駆動力伝達部材(11)との係合による駆動
    伝達力を用いてカートリッジ(1)を移動させ、かつ、
    現像手段の攪拌部材をも回転させるものであることを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像担持体(2)及び電子写真方式の少な
    くとも一つのプロセス手段(3)が一つの筺体内に包含
    されたカートリッジ(1)を装置本体(4)のカートリ
    ッジ受部(5)に対して着脱するようにした画像形成装
    置において、 装置本体(4)のカートリッジ受部(5)にはカートリ
    ッジ(1)の正規セット位置(S)に対し僅かに離間し
    てカートリッジ(1)が着脱可能に載置される仮セット
    位置(K)を設け、 カートリッジ(1)を正規セット位置(S)から離脱す
    べき離脱モード操作であるか否かが判別される離脱モー
    ド判別手段(12)を設けると共に、 この離脱モード判別手段(12)からの離脱モード操作
    であるという判別信号に基づいて、正規セット位置
    (S)に装着されているカートリッジ(1)が正規セッ
    ト位置(S)から仮セット位置(K)まで強制移動せし
    められる強制移動離脱手段(13)を設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のものにおいて、離脱モー
    ド判別手段(12)はカートリッジ受部(5)の開閉カ
    バー(8)の開動作を検知するカバー開動作検知手段で
    あることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のものにおいて、離脱モー
    ド判別手段(12)はカートリッジ(1)の画像形成動
    作が不可能であることを検知するカートリッジライフ検
    知手段であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のものにおいて、強制移動
    離脱手段(13)は装置本体(4)側の駆動力伝達部材
    (10)とカートリッジ(1)側の駆動力伝達部材(1
    1)との係合による駆動伝達力を用いてカートリッジ
    (1)を移動させるものであることを特徴とする画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 像担持体(2)及び電子写真方式の少
    なくとも一つのプロセス手段(3)が一つの筺体内に包
    含されたカートリッジ(1)を装置本体(4)のカート
    リッジ受部(5)に対して着脱するようにした画像形成
    装置において、 装置本体(4)のカートリッジ受部(5)にはカートリ
    ッジ(1)の正規セット位置(S)に対し僅かに離間し
    てカートリッジ(1)が着脱可能に載置される仮セット
    位置(K)を設け、 カートリッジ(1)を正規セット位置(S)に装着すべ
    き装着モード操作であるか否かが判別される装着モード
    判別手段(6)を設けると共に、 この装着モード判別手段(6)からの装着モード操作で
    あるという判別信号に基づいて、仮セット位置(K)に
    挿入載置されたカートリッジ(1)が仮セット位置
    (K)から正規セット位置(S)まで強制移動せしめら
    れる強制移動装着手段(7)を設け、 更に、カートリッジ(1)を正規セット位置(S)から
    離脱すべき離脱モード操作であるか否かが判別される離
    脱モード判別手段(12)を設けると共に、 この離脱モード判別手段(12)からの離脱モード操作
    であるという判別信号に基づいて、正規セット位置
    (S)に装着されているカートリッジ(1)が正規セッ
    ト位置(S)から仮セット位置(K)まで強制移動せし
    められる強制移動離脱手段(13)を設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のものにおいて、強制
    移動装着手段(7)及び強制移動離脱手段(13)は、
    装置本体(4)側の駆動力伝達部材(10)とカートリ
    ッジ(1)側の駆動力伝達部材(11)との係合による
    駆動伝達力を正逆切換えて用い、カートリッジ(1)を
    装着方向あるいは離脱方向へ移動させることを特徴とす
    る画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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