JPH0996816A - 液晶表示パネルおよびその製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルおよびその製造方法

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JPH0996816A
JPH0996816A JP25516695A JP25516695A JPH0996816A JP H0996816 A JPH0996816 A JP H0996816A JP 25516695 A JP25516695 A JP 25516695A JP 25516695 A JP25516695 A JP 25516695A JP H0996816 A JPH0996816 A JP H0996816A
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liquid crystal
shielding layer
light
light shielding
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JP25516695A
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English (en)
Inventor
Yoshio Iwai
義夫 岩井
Hiroshi Kubota
浩史 久保田
Yoshinori Yamamoto
義則 山本
Hiroyuki Onishi
博之 大西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラックマトリックスオンアレイ技術での遮
光層の段差による光漏れの発生やディスクリネーション
ラインの発生を抑制できる液晶表示パネルを実現する。 【解決手段】 アレイ基板上に、感光性の黒色樹脂から
なる遮光層105を、保護膜107を介してTFT素子
102、ゲート線103、ソース線104上および画素
電極106の端部上に形成している。遮光層105およ
び画素電極106上には垂直配向膜110を形成してラ
ビングする。対向基板には、対向電極109上に水平配
向膜111を形成し、アレイ基板とは直交方向にラビン
グする。両基板間に液晶を挟持し、外側に偏光板113
を配置する。遮光層105の側面では、段差により垂直
配向膜110がラビングされず、垂直配向状態となり、
両基板間で捻れハイブリッド配向することにより、電圧
印加時の遮光層105の側面での光漏れを低減でき、デ
ィスクリネーションラインの発生も抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶の電気光学
特性を利用したアクティブマトリックス型の液晶表示パ
ネルおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶の電気光学特性を利用した液晶表示
パネルは、大画面化、大容量化によりOA機器への応用
が盛んに進められている。現在一般に実用化されている
液晶表示パネルの動作モードとして、2枚のガラス基板
間で液晶分子が90゜ねじれた配向状態を呈するツイス
テッドネマティック(TN)型、180゜〜270゜の
捻れた配向状態を呈するスーパーツイステッドネマティ
ック(STN)型がある。TN型は主としてアクティブ
マトリックス型液晶表示パネルに、STN型は単純マト
リックス型液晶表示パネルに用いられている。
【0003】特に近年、アクティブマトリックス型液晶
表示パネルの使用用途が飛躍的に拡大し、それに伴い広
視野角化、高輝度化、低反射化、高精細化、フルカラー
化に対する要望が増大している。このような要望に対し
て、高輝度化、低反射化を実現する技術としてブラック
マトリックス オン TFTアレイ技術(例えば、エッ
チ・ヤマナカ、ティー・フクナガ、ティー・コセキ、ケ
イ・ナガヤマ、ティ・ウエキ:エスアイディー ’92
ダイジェスト、789頁−792頁、1992年;H.
Yamanaka, T.Fukunaga, T. Koseki, K. Nagayama, T.
Ueki:SID '92 Digest,pp789-792,(1992)や、野崎、朝
倉、日経BP社刊「フラットパネル・ディスプレイ19
94年」、PP50−63、1993年12月)が実用
化されている。ブラックマトリックス オン TFTア
レイ技術(以下「BMオンアレイ技術」と呼ぶ)は、ア
レイ基板上のアクティブ素子上やソース線上やゲート線
上に黒色樹脂からなる遮光層を形成するものである。
【0004】従来のカラーフィルタ基板(以下「CF基
板」と呼ぶ)上にブラックマトリックス(以下「BM」
と呼ぶ)層を形成する技術と比較すると、BMオンアレ
イ技術ではBMが直接アレイ基板上に形成されているた
め、パネル組立時のアレイ基板とCF基板との貼合わせ
マージンが不要となり、BMの幅を狭くすることが可能
となる。このBM幅の細線化により画素電極部の開口率
を向上させることができ、CF基板上にBM層を形成す
る技術に比べて高輝度化を図ることが可能になる。更
に、BMオンアレイ技術では、顔料分散型の黒色レジス
トをBM層の材料にしているため反射率が低く、金属材
料を用いた従来のBMに比べると、大幅に表面反射を抑
えることができ、表示品位を高めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BMオ
ンアレイ技術では、アクティブ素子やソース線やゲート
線上にBM層を形成するために、画素電極部との間に数
μmの段差が発生する。この段差近傍での液晶の異常配
向の発生が、BMオンアレイ技術では問題になる。一般
に工業的には液晶の配向処理は、ラビング法により行わ
れる。ラビング法は基板上に形成されたポリイミド等か
らなる配向膜をレーヨン布等の合成繊維で一方向に擦る
方法である。ラビングでの合成繊維と配向膜との接触に
より配向膜を構成するポリマーの主鎖が一方向に延伸さ
れ、ポリマーと液晶との相互作用により液晶がポリマー
の延伸方向に束縛され、液晶がラビング方向に配向する
と考えられている。BM等の段差を有する基板に対して
ラビングを行った場合、段差近傍では配向膜がラビング
されにくい。なぜなら、一般に用いられるレーヨン布の
繊維の長さは数mm程度、直径は15〜20μm程度で
あり、段差の高さと比較するとそのサイズが余りにも大
き過ぎるためである。
【0006】図5に段差がある場合でのラビングの状態
を模式的に示す。基板505上に段差部501がある場
合、段差部501近傍ではラビング布繊維502と配向
膜503とが接触しない領域504が発生し、この領域
504の配向膜503は未延伸状態となる。特に、ラビ
ング布繊維502の回転方向が段差に対して擦り下げる
状態では、未延伸状態の領域504が拡大する傾向にあ
る。このため未延伸状態の領域504上では、液晶は正
規のラビング方向とは異なる方向に配向し、異常配向領
域を形成する。
【0007】異常配向領域では正規のTN配向領域とは
異なる光学的特性を示し、表示特性を悪化させる問題を
有している。異常配向領域では、液晶のダイレクターが
BM樹脂辺に沿って平行配向しているために、そのツイ
スト角は正規のTN配向した領域のツイスト角とは異な
る。このため異常配向領域を通過する光は複屈折的な挙
動を示し、電圧−透過率特性における急峻性が悪化し、
正規TN配向領域とは異なる透過率を持つ。具体的に
は、ノーマリホワイト構成の偏光板配置をしたTN型液
晶セルの場合、画素内に段差に伴う異常配向が発生する
と、電圧印加時に異常配向領域での複屈折効果による光
漏れが発生し、コントラストを大きく低下させるという
問題を有する。
【0008】さらに、電圧印加時に、異常配向領域と正
規TN配向領域間で、ディスクリネーションラインが発
生しやすく、ディスクリネーションによる残像等の問題
を有する。この発明は、上記問題を解決し、BMオンア
レイ技術での遮光層の段差による異常配向を低減し、光
漏れの発生やディスクリネーションラインの発生を抑制
することができる液晶表示パネルおよびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液晶表示
パネルは、画素電極,配線電極およびスイッチング素子
を有するアレイ基板と、対向電極を有する対向基板との
間に、液晶を挟持した液晶表示パネルであって、画素電
極の端部,配線電極およびスイッチング素子上に遮光層
を形成し、遮光層の側面における液晶は概ね垂直に近い
配向状態を呈するとともにアレイ基板と対向基板の間で
捻れハイブリッド配向し、画素電極上における液晶はア
レイ基板と対向基板の間で所定のプレチルト角をもって
ツイステッドネマティック(TN)配向したことを特徴
とする。このように、遮光層の側面における液晶は、遮
光層の側面に沿って概ね垂直配向状態を呈するとともに
アレイ基板と対向基板の間で捻れハイブリッド配向す
る。この捻れハイブリッド配向状態では、電圧印加状態
において液晶のダイレクターはより立ち上がった状態と
なるので、画素電極上のTN配向領域よりもリタデーシ
ョンは小さくなり、偏光板配置をクロスニコルにした場
合、より低電圧で黒表示になる。さらに、電圧印加状態
では遮光層近傍での配向歪み領域は少なくなり、光漏れ
領域を抑制するとともに、逆チルトによるディスクリネ
ーションラインの出現を抑制することができる。
【0010】請求項2記載の液晶表示パネルは、請求項
1記載の液晶表示パネルにおいて、遮光層の膜厚は0.
5μm以上2μm以下である。光漏れ領域は遮光層の膜
厚依存があり、遮光層の膜厚が厚いほど配向歪み領域は
大きくなり、光漏れは激しくなる。遮光層の膜厚が0.
5μm〜2μmの範囲にあれば、ハイブリッド配向によ
り効果的に光漏れを抑制することができる。
【0011】請求項3記載の液晶表示パネルは、請求項
1記載の液晶表示パネルにおいて、画素電極上における
液晶のプレチルト角は5゜以上10゜以下である。ディ
スクリネーションラインの消失時間は遮光層の膜厚と画
素電極部のプレチルト角に依存しており、遮光層の膜厚
を0.5μm〜2μm、液晶のプレチルト角を5゜以上
10゜以下にすることで消失時間は早くなり、ほとんど
瞬時にディスクリネーションラインを消失させることが
できる。
【0012】請求項4記載の液晶表示パネルは、請求項
1記載の液晶表示パネルにおいて、遮光層の光透過率は
1%以下である。これにより、スイッチング素子のフォ
トコンによる特性劣化および液晶表示パネルのコントラ
スト低下を防ぐことができる。請求項5記載の液晶表示
パネルの製造方法は、画素電極,配線電極およびスイッ
チング素子を有するアレイ基板と、対向電極を有する対
向基板との間に、液晶を挟持した液晶表示パネルの製造
方法であって、アレイ基板の画素電極の端部,配線電極
およびスイッチング素子上に遮光層を形成し、その後、
画素電極および遮光層上に垂直配向膜を形成してラビン
グする工程と、対向基板の対向電極上に水平配向膜を形
成してラビングする工程とを含むことを特徴とする。ア
レイ基板上に遮光層を形成した後、垂直配向膜を形成し
てラビングすることにより、遮光層側面での液晶配向を
概ね垂直配向にすることができる。これは、遮光層の段
差の影響により遮光層側面がラビングされないために、
この部分の液晶配向は垂直配向膜の効果により垂直配向
のままとなる。したがって、アレイ基板と対向基板の間
では捻れハイブリッド配向となる。一方、画素電極部分
では垂直配向膜がラビングされるので、プレチルト角を
持った水平配向となり、アレイ基板と対向基板の間では
TN配向となり、請求項1記載の液晶表示パネルを実現
することができる。
【0013】請求項6記載の液晶表示パネルの製造方法
は、画素電極,配線電極およびスイッチング素子を有す
るアレイ基板と、対向電極を有する対向基板との間に、
液晶を挟持した液晶表示パネルの製造方法であって、ア
レイ基板上に水平配向膜を形成してラビングし、その
後、画素電極の端部,配線電極およびスイッチング素子
上に遮光層を形成する工程と、対向基板の対向電極上に
水平配向膜を形成してラビングする工程とを含むことを
特徴とする。アレイ基板上に水平配向膜を形成してラビ
ングした後で、遮光層を形成することにより、遮光層の
側面および上面では、水平配向膜が存在しないため液晶
は概ね垂直配向となり、アレイ基板と対向基板の間では
捻れハイブリッド配向となる。これは、遮光層の臨界表
面張力を液晶の表面張力よりも小さくすることによっ
て、遮光層部分での液晶の配向制御を行うことができ、
遮光層の臨界表面張力を例えば20dyne/cm以下
にすることで、液晶を概ね垂直配向させることができ
る。一方、画素電極部分ではプレチルト角を持った水平
配向となり、アレイ基板と対向基板の間ではTN配向と
なり、請求項1記載の液晶表示パネルを実現することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕図1はこの発明の第1の実施の形
態の液晶表示パネルの構成を示す断面図である。図1に
おいて、101はアレイ側ガラス基板、102はスイッ
チング素子である薄膜トランジスタ(TFT)素子、1
03は配線電極であるゲート線、104は配線電極であ
るソース線、105は感光性の黒色樹脂からなる遮光
層、106は画素電極、107は窒化シリコンからなる
保護膜、108は対向側ガラス基板、109は対向電
極、110は垂直配向膜、111は水平配向膜、112
は液晶分子、113は偏光板である。また、図2は同液
晶表示パネルの平面図であり、図3は同液晶表示パネル
のアレイ基板のソース線部分の断面図である。
【0015】この実施の形態では、アレイ基板上に、マ
トリックス状に配置したTFT素子102、ゲート線1
03、ソース線104,画素電極106および保護膜1
07を形成した後、感光性の黒色樹脂からなる遮光層1
05を、保護膜107を介してTFT素子102、ゲー
ト線103、ソース線104上および画素電極106の
端部上に形成している。遮光層105はその側面が画素
電極106に対して斜面状であり、その断面は概ね台形
状となっている。さらに、遮光層105上および画素電
極106上には垂直配向膜110を形成しており、図2
の矢印121で示す方向にラビングしている。そして、
対向基板には、対向電極109上に水平配向膜111を
形成し、アレイ基板とは直交する方向にラビングしてい
る。この対向基板とアレイ基板との間に液晶を挟持し、
その両外側に偏光板113を配置している。
【0016】この実施の形態によれば、遮光層105の
側面では、遮光層105と画素電極106の段差によ
り、垂直配向膜110がラビングされず、液晶は垂直配
向状態となる。一方、画素電極106上および遮光層1
05の上面では、垂直配向膜110がラビングされるの
で、プレチルト角を持って水平配向状態になる。対向基
板には水平配向膜111が形成されており、アレイ基板
とは直交する方向にラビングされ、液晶はプレチルト角
を持って水平配向する。このため、アレイ基板と対向基
板の間において、画素電極106上および遮光層105
の上面ではTN配向し、遮光層105の側面では捻れハ
イブリッド配向する。この配向状態により、電圧印加時
における遮光層105の側面での光漏れを低減でき、コ
ントラストの向上を図ることができるとともに、ディス
クリネーションラインの発生も抑制することができる。
【0017】さらに、遮光層105の膜厚が0.5μm
〜2μmの範囲にあれば、ハイブリッド配向により効果
的に光漏れを抑制することができる。また、遮光層10
5の膜厚を0.5μm〜2μm、画素電極106上での
液晶のプレチルト角を5゜以上10゜以下にすること
で、電圧印加時でのTN配向領域での液晶分子112の
立ち上がりを早め、ディスクリネーションラインの消失
を早めることができ、残像を抑制する効果がある。
【0018】〔第2の実施の形態〕図4はこの発明の第
2の実施の形態の液晶表示パネルの構成を示す断面図で
ある。図4において、201はアレイ側ガラス基板、2
02はスイッチング素子である薄膜トランジスタ(TF
T)素子、203は配線電極であるゲート線、204は
配線電極であるソース線、205は感光性の黒色樹脂か
らなる遮光層、206は画素電極、207は窒化シリコ
ンからなる保護膜、208は対向側ガラス基板、209
は対向電極、210は水平配向膜、211は液晶分子、
212は偏光板である。
【0019】この実施の形態では、アレイ基板に、マト
リックス状に配置されたTFT素子202、ゲート線2
03、ソース線204,画素電極206および保護膜2
07を形成した後、水平配向膜210を形成し、ラビン
グしている。その後で、感光性の黒色樹脂からなる遮光
層205を、TFT素子202、ゲート線203、ソー
ス線204上および画素電極206の端部上に形成して
いる。そして、対向基板には、対向電極209上に水平
配向膜210を形成し、アレイ基板とは直交する方向に
ラビングしている。この対向基板とアレイ基板との間に
液晶を挟持し、その両外側に偏光板212を配置してい
る。
【0020】この実施の形態によれば、遮光層205の
側面および上面では、水平配向膜210が存在しないた
め遮光層205の臨界表面張力を液晶の表面張力よりも
小さくすることによって、液晶は概ね垂直配向となり、
アレイ基板と対向基板の間では捻れハイブリッド配向と
なる。これは、遮光層205の臨界表面張力を例えば2
0dyne/cm以下にすることで、遮光層205表面
の液晶を概ね垂直配向させることができる。一方、画素
電極206上では、プレチルト角を持った水平配向とな
り、アレイ基板と対向基板の間ではTN配向となる。し
たがって、遮光層205側面において、概ね垂直配向
し、アレイ基板と対向基板の間で捻れハイブリッド配向
となるため、第1の実施の形態と同様の効果を得られ
る。
【0021】さらに、遮光層205の膜厚および画素電
極206上での液晶のプレチルト角を、第1の実施の形
態と同様に最適化することにより、効果的に光漏れを抑
制し、また、ディスクリネーションラインの消失を早
め、残像をより抑制することができる。
【0022】
【実施例】
〔第1の実施例〕この第1の実施例では、第1の実施の
形態の具体例として図1〜図3を参照しながら、その構
成および製造方法について説明する。図1に示すよう
に、アレイ側ガラス基板(7059:コーニング社製)
101上に、アモルファスシリコンTFT素子102、
Al/Taからなるゲート線103、Ti/Alからな
るソース線104、酸化インジュウム錫(ITO)から
なる画素電極106を形成し、画素電極106以外の領
域に窒化シリコンからなる保護膜107を形成してアレ
イ基板を作製した。
【0023】次に、遮光層105を形成するために、ア
レイ基板上に、感光性の黒色樹脂(例えば、ブラックレ
ジスト CK−S092B:富士ハントテクノロジィー
株式会社製)をコーターによりアライメントマーカー以
外の部分に全面に塗布した。その後、110℃で20分
間プリベークした後、所定のマスクでアライメントした
後、プロキシミティー露光方式で2μmの間隙を設けて
160mJのパワーで露光を行い、所定の条件にて現像
を行った。
【0024】その後、250℃で30分間ホットプレー
ト上でポストベークを行い、遮光層105をTFT素子
102、ゲート線103、ソース線104の全面と画素
電極106の一部に形成した。なお、画素電極106上
には画素電極端部より3μm内側の領域まで遮光層10
5を形成した。遮光層105の膜厚は1.5μmであっ
た。
【0025】次に、アレイ基板を酸素プラズマ中に一定
時間暴露して、遮光層105の表面改質を行った後、固
形分濃度6%の垂直配向用ポリイミドワニス(例えばS
E−7511L:日産化学工業株式会社製)をアレイ基
板上に印刷法により塗布し、190℃で30分間ホット
プレート上でベークして、垂直配向膜110を形成し
た。垂直配向膜110の膜厚は約70nmであった。
【0026】また、対向基板として、対向側ガラス基板
108上に対向電極109を形成した。この対向基板上
に、固形分濃度6%の水平配向用ポリイミドワニス(例
えばSE−7210:日産化学工業株式会社製)を印刷
法により塗布した後、190℃で30分間ベークして、
水平配向膜111を形成した。次に、液晶が90゜TN
配向するようにアレイ基板と対向基板にそれぞれ一方向
にラビングを施した。ラビング布はレーヨン布(YA−
18R:吉川化工製)を用い、ラビング圧は0.3mm
にした。
【0027】次に、アレイ基板上にプラスチックからな
る球状のスペーサ(例えばミクロパール:積水ファイン
株式会社製)を均一に分散させた。スペーサの球径は4
μmである。対向基板の周辺部に熱硬化型のシール材
(例えばストラクトボンド:三井東圧化学株式会社製)
を液晶注入口を設けて印刷形成し、アレイ基板と対向基
板を貼り合わせ、所定の温度でシール材を完全硬化さ
せ、液晶セルを作製した。
【0028】次に、屈折率異方性が0.097であるネ
マチック液晶(例えばZLI−4792:メルクジャパ
ン株式会社製)に左捻れのカイラル物質(例えばS−8
11:メルクジャパン株式会社製)を添加して、ねじれ
ピッチが80μmになるように濃度調整した。このよう
な条件で作製したカイラルネマチック液晶を真空注入法
で液晶セルに注入し、カイラルネマチック液晶が完全に
充填された後、液晶注入口を封止樹脂により封口する。
その後、アレイ基板と対向基板の表面に、偏光板113
をその吸収軸がラビング方向に平行になるように貼り付
け、液晶表示パネルを作製した。
【0029】次に、作製した液晶表示パネルの配向観察
を行った。液晶表示パネルを容量結合方式で駆動し、O
N(オン)/OFF(オフ)状態での配向を観察した。
図2は液晶表示パネルを上部より観察した図である。1
21はラビング方向である。122,123はラビング
の擦り下げ部分であり、最もラビングされにくい領域で
ある。また、ラビングの擦り下げ部分122に相当する
領域はソース線104による横電界を最も受けやすい領
域である。124は画素開口部である。
【0030】この実施例では、ラビングの擦り下げ部分
122,123の領域で電圧無印加(OFF)状態で透
過率の低下が見られ、光学的にリタデーションが低下し
ていることが観察された。画素開口部124では、アレ
イ基板上の垂直配向膜110が十分にラビングされ、T
N配向していた。中間調表示状態では、ラビングの擦り
下げ部分122,123の領域から暗状態に移行し、画
素開口部124よりもしきい値電圧が低下していた。こ
の結果、遮光層105側面では捻れハイブリッド配向し
ていることが分かった。ON状態では、ラビングの擦り
下げ部分122,123の領域での光漏れが発生せず、
画素全体が暗状態になっていることが確認できた。
【0031】また、ソース線104の横電界の影響によ
って通常発生するディスクリネーションラインも、この
実施例の場合は瞬時に消失した。これは、液晶のプレチ
ルト角と、遮光層105側面での配向性と、遮光層10
5の膜厚とが関係している。プレチルト角が高い場合に
はTN配向部での液晶分子の立ち上がりが早く、かつ遮
光層105側面が垂直配向することにより、ディスクリ
ネーションの発生領域が狭くなり、さらに、遮光層10
5の膜厚が薄い場合には、液晶の配向歪み領域が狭くな
ることから、ディスクリネーションの消失は加速された
ものと考えられる。
【0032】また、遮光層105の光透過率が1%以下
であれば、TFT特性の光劣化は見られなかった。次
に、作製した液晶表示パネルの電気光学特性の測定を行
った。測定は液晶評価装置(LCD−7000:大塚電
子株式会社製)を用い、ON/OFF状態でのコントラ
ストの測定を行った。この実施例でのコントラストは2
50程度であり、良好な特性を得ることができた。
【0033】次に、遮光層105の断面形状の観察を走
査型電子顕微鏡により行った。図3にアレイ基板のソー
ス線部分の断面形状を示す。ソース線104上に形成さ
れた遮光層105の断面形状は、概ね台形状になってお
り、その端部は画素電極106の一部を覆うようになっ
ていた。遮光層105は画素電極106の端部より3μ
m内側まで存在していた。遮光層105の側面と画素電
極106とのなす角度は、約60゜〜80°であった。
垂直配向膜110は、遮光層105の上部および側面と
画素電極106上に形成されていた。
【0034】この実施例によれば、遮光層105の側面
での液晶配向を垂直配向とすることで、光漏れを大きく
低減でき、更に遮光層105の膜厚、プレチルト角を最
適化することにより、ディスクリネーションラインによ
る残像等の悪影響をなくせることができた。なお、この
実施例の場合、従来の対向基板側にCrからなる遮光層
を設けた液晶パネルと比較すると、開口率は1.4倍、
反射率は1/5にすることができ、性能面での大きな向
上が図れた。
【0035】〔第1の比較例〕第1の実施例と同様のア
レイ基板に、同様の感光性の黒色樹脂を用いて、同様の
条件で遮光層を形成して、液晶表示パネルを作製した。
ただし、配向膜はアレイ基板と対向基板の両方に水平配
向膜(SE−7210:日産化学工業株式会社製)を用
いた。プレチルト角は約5〜6°程度であった。
【0036】この比較例において、ON状態での配向状
態の観察を行ったところ、各画素内で画素電極の一部、
特にラビングの擦り下げ部に相当する遮光層近傍で光漏
れが見られた。これは、遮光層端部では、遮光層と画素
電極間の段差により配向膜がラビングがされず、液晶分
子が遮光層側面に沿って水平配向したためであると考え
られる。各画素ではソース線に沿って規則的に光漏れが
発生しており、光漏れの領域は遮光層端部から5〜6μ
mであった。
【0037】この比較例でのコントラストを測定したと
ころ、光漏れのためにコントラストは80程度であっ
た。 〔第2の比較例〕第1の実施例と全く同様にアレイ基板
に、同様の感光性の黒色樹脂を用いて遮光層を形成し
て、液晶表示パネルを作製した。ただし、遮光層の膜厚
を0.5μm、2μm、2.5μmとした。この比較例
の場合、遮光層の断面形状は概ね台形状となり、遮光層
側面には垂直配向膜が形成されていた。しかし、ON状
態で配向観察を行うと、遮光層の膜厚に比例して、光漏
れ領域が拡大しているのが認められた。遮光層の膜厚が
2μmの場合、ラビング擦り下げ部分で約2μm幅でわ
ずかに光漏れ領域が発生し、更に2.5μmの膜厚では
3〜4μm幅で光漏れが発生した。このためコントラス
ト測定を行うと、それぞれ140、65程度の値であっ
た。
【0038】一方、遮光層の膜厚が0.5μmの場合に
は、光漏れは全く観察されなかったが、遮光層自体の光
透過率が2%程度あり、TFT特性の光劣化が見られ、
好ましくなかった。 〔第3の比較例〕第1の実施例と全く同様にアレイ基板
上に遮光層および垂直配向膜を形成した後、対向基板に
ポリイミドワニス(AL−1051:日本合成ゴム株式
会社製)を塗布して、水平配向膜を形成した。その後、
第1の実施例と全く同様の構成で液晶表示パネルを作製
した。この比較例の場合、画素電極上における液晶のプ
レチルト角は1〜2゜程度である。
【0039】ON状態で配向を観察したところ、ソース
線による横電界の影響を受けてディスクリネーションが
発生し、消失するのに約3秒を要した。このため、画像
としては残像現象が見られ、表示品位が低下していた。 〔第4の比較例〕第1の実施例と全く同様にアレイ基板
上に遮光層および垂直配向膜を形成した後、対向基板に
ポリイミドワニス(PSI−A−5404:チッソ石油
化学工業株式会社製)を塗布して、水平配向膜を形成し
た。その後、第1の実施例と全く同様の構成で液晶表示
パネルを作製した。この比較例の場合、画素電極上にお
ける液晶のプレチルト角は11〜12゜程度である。
【0040】ON状態で配向を観察したところ、ディス
クリネーションは瞬時に消失したが、ラビングムラによ
る筋状の表示ムラが発生し、表示品位が低下していた。
以上の比較例より、第1の実施例において、遮光層10
5の膜厚は0.5μm以上2μm以下が好ましく、画素
電極106上における液晶のプレチルト角は5゜以上1
0゜以下、特に表示品位と視野角特性の関係から8゜程
度が最も好ましい。また、遮光層105の光透過率は1
%以下が好ましい。
【0041】〔第2の実施例〕この第2の実施例では、
第2の実施の形態の具体例として図4を参照しながら、
その構成および製造方法について説明する。図4に示す
ように、第1の実施例と同様に、アレイ側ガラス基板2
01上に、アモルファスシリコンTFT素子202、ゲ
ート線203、ソース線204、画素電極206および
保護膜207を形成し、アレイ基板を作製した。
【0042】また、対向基板として、対向側ガラス基板
208上に対向電極209を形成した。次に、対向基板
およびアレイ基板上に、水平配向用ポリイミドワニス
(例えばSE−7210:日産化学工業株式会社製)を
印刷法により塗布し、230℃で30分間ベークして、
水平配向膜210を形成した。水平配向膜210の膜厚
は約70nm程度であった。その後、アレイ基板と対向
基板に、液晶が90゜TN配向するようにそれぞれラビ
ングを施した。ラビング布はレーヨン布を用いて、ラビ
ング圧は0.3mmであった。
【0043】次に、アレイ基板上に、感光性の黒色樹脂
(ブラックレジスト CK−S092B:富士ハントテ
クノロジィー株式会社製)をコーターによりアライメン
トマーカー以外の部分に全面に塗布した。その後、11
0℃で20分プリベークした後、所定のマスクでアライ
メントした後、コンタクト露光方式で100mJのパワ
ーで露光を行い、所定の条件にて現像を行った。
【0044】その後、220℃で30分間ホットプレー
ト上でポストベークを行い、遮光層205を、TFT素
子202、ゲート線203、ソース線204の全面と画
素電極206の一部に形成した。なお、画素電極206
上には画素電極端部より3μm内側の領域まで遮光層2
05を形成した。遮光層205の膜厚は1.5μmであ
った。
【0045】次に、アレイ基板上にプラスチックからな
る球状のスペーサ(例えばミクロパール:積水ファイン
株式会社製)を均一に分散させた。スペーサの球径は4
μmである。対向基板の周辺部に熱硬化型のシール材
(例えばストラクトボンド:三井東圧化学株式会社製)
を液晶注入口を設けて印刷形成し、アレイ基板と対向基
板を貼り合わせ、所定の温度でシール材を完全硬化さ
せ、液晶セルを作製した。
【0046】次に、屈折率異方性が0.097であるネ
マチック液晶(例えばZLI−4792:メルクジャパ
ン株式会社製)に左捻れのカイラル物質(例えばS−8
11:メルクジャパン株式会社製)を添加して、ねじれ
ピッチが80μmになるように濃度調整した。このよう
な条件で作製したカイラルネマチック液晶を真空注入法
で液晶セルに注入し、カイラルネマチック液晶が完全に
充填された後、液晶注入口を封止樹脂により封口する。
その後、アレイ基板と対向基板の表面に偏光板212を
その吸収軸がラビング方向に平行になるように貼り付
け、液晶表示パネルを作製した。
【0047】上記条件により形成した遮光層205の臨
界表面張力は20dyne/cm以下であり、液晶の表
面張力と比べると十分小さかった。このため、遮光層2
05上での液晶配向は垂直配向状態となり、画素電極2
06上では8°程度のプレチルト角を持った水平配向状
態となり、アレイ基板と対向基板間において、遮光層2
05の上部と側面では捻れハイブリッド配向し、画素電
極206上ではTN配向とすることができた。
【0048】次に、作製した液晶表示パネルの配向観察
を行った。液晶表示パネルを容量結合方式で駆動して、
ON/OFF状態での配向を観察した。この実施例で
も、第1の実施例と同様、ON状態で異常配向の発生に
よる光漏れが発生していないことを確認できた。これ
は、遮光層205の側面が捻れハイブリッド配向となっ
たためであると考えられる。
【0049】また、ディスクリネーションも瞬時に消失
し、残像等の表示品位の低下は見られなかった。コント
ラストも200程度であった。以上のようにこの実施例
においても、第1の実施例と同様の効果を得ることがで
きる。また、第1の実施例同様、遮光層205の膜厚は
0.5μm以上2μm以下が好ましく、画素電極206
上における液晶のプレチルト角は5゜以上10゜以下、
特に表示品位と視野角特性の関係から8゜程度が最も好
ましい。また、遮光層205の光透過率は1%以下が好
ましい。
【0050】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アレイ
基板において、画素電極の端部,配線電極およびスイッ
チング素子上に形成した遮光層の側面における液晶は概
ね垂直に近い配向状態を呈するとともにアレイ基板と対
向基板の間で捻れハイブリッド配向し、画素電極上にお
ける液晶はアレイ基板と対向基板の間で所定のプレチル
ト角をもってTN配向したことにより、遮光層の段差に
よる異常配向を低減し、光漏れの発生やディスクリネー
ションラインの発生を抑制することができ、コントラス
トの向上、表示品位の向上に効果がある。
【0051】さらに、液晶のプレチルト角と遮光層の膜
厚の最適化を図ることにより、ディスクリネーションラ
インの消失を早めることができ、残像等を無くし、コン
トラストの向上、表示品位の向上に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の液晶表示パネル
の構成を示す断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の液晶表示パネル
の平面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態の液晶表示パネル
のアレイ基板のソース線部分の断面図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態の液晶表示パネル
の構成を示す断面図である。
【図5】従来の問題点を説明するためのラビング状態を
示す模式図である。
【符号の説明】
101 アレイ側ガラス基板 102 TFT素子 103 ゲート線 104 ソース線 105 遮光層 106 画素電極 107 保護膜 108 対向側ガラス基板 109 対向電極 110 垂直配向膜 111 水平配向膜 112 液晶分子 113 偏光板 121 ラビング方向 122 ラビング擦り下げ部分 123 ラビング擦り下げ部分 124 画素開口部 201 アレイ側ガラス基板 202 TFT素子 203 ゲート線 204 ソース線 205 遮光層 206 画素電極 207 保護膜 208 対向側ガラス基板 209 対向電極 210 水平配向膜 211 液晶分子 212 偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素電極,配線電極およびスイッチング
    素子を有するアレイ基板と、対向電極を有する対向基板
    との間に、液晶を挟持した液晶表示パネルであって、 前記画素電極の端部,前記配線電極および前記スイッチ
    ング素子上に遮光層を形成し、前記遮光層の側面におけ
    る液晶は概ね垂直に近い配向状態を呈するとともに前記
    アレイ基板と前記対向基板の間で捻れハイブリッド配向
    し、前記画素電極上における液晶は前記アレイ基板と前
    記対向基板の間で所定のプレチルト角をもってツイステ
    ッドネマティック配向したことを特徴とする液晶表示パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 遮光層の膜厚は0.5μm以上2μm以
    下である請求項1記載の液晶表示パネル。
  3. 【請求項3】 画素電極上における液晶のプレチルト角
    は5゜以上10゜以下である請求項1記載の液晶表示パ
    ネル。
  4. 【請求項4】 遮光層の光透過率は1%以下である請求
    項1記載の液晶表示パネル。
  5. 【請求項5】 画素電極,配線電極およびスイッチング
    素子を有するアレイ基板と、対向電極を有する対向基板
    との間に、液晶を挟持した液晶表示パネルの製造方法で
    あって、 前記アレイ基板の前記画素電極の端部,前記配線電極お
    よび前記スイッチング素子上に遮光層を形成し、その
    後、前記画素電極および前記遮光層上に垂直配向膜を形
    成してラビングする工程と、 前記対向基板の対向電極上に水平配向膜を形成してラビ
    ングする工程とを含むことを特徴とする液晶表示パネル
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 画素電極,配線電極およびスイッチング
    素子を有するアレイ基板と、対向電極を有する対向基板
    との間に、液晶を挟持した液晶表示パネルの製造方法で
    あって、 前記アレイ基板上に水平配向膜を形成してラビングし、
    その後、前記画素電極の端部,前記配線電極および前記
    スイッチング素子上に遮光層を形成する工程と、 前記対向基板の対向電極上に水平配向膜を形成してラビ
    ングする工程とを含むことを特徴とする液晶表示パネル
    の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000065706A (ko) * 1999-04-08 2000-11-15 김순택 액정표시소자와 배향막의 표면 처리방법 및 장치
JP2005201982A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nec Lcd Technologies Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
US7064735B2 (en) 1999-08-20 2006-06-20 Seiko Epson Corporation Electro-optical device
US7345726B2 (en) 2003-10-29 2008-03-18 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display and electronic apparatus having dielectric structures and colorant layers

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