JPH099659A - 低電圧供給装置 - Google Patents

低電圧供給装置

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Publication number
JPH099659A
JPH099659A JP15776195A JP15776195A JPH099659A JP H099659 A JPH099659 A JP H099659A JP 15776195 A JP15776195 A JP 15776195A JP 15776195 A JP15776195 A JP 15776195A JP H099659 A JPH099659 A JP H099659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
air compressor
low voltage
voltage
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15776195A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Sakazume
秋郎 坂爪
Katsunori Akatsu
勝則 赤津
Shinichi Haruki
慎一 春木
Yasushi Nozaki
矢須志 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP15776195A priority Critical patent/JPH099659A/ja
Publication of JPH099659A publication Critical patent/JPH099659A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、低温時におけるモータの始
動を容易に行うための低電圧供給装置を提供することで
ある。 【構成】 変圧器1の電圧変換器2及びタイマ3によ
り、入力接続部4から入力された電圧を必要に応じて、
所定の低電圧で所定の時間だけ、出力接続部5から出力
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気圧縮機等に所定の
低電圧を供給することのできる低電圧供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来における小形空気圧縮装置は、特開
平1−232184号公報に開示されており、周囲温度
が0℃以下になる所に長時間放置した後、始動させよう
とすると、潤滑油の粘度が高いため負荷トルクが大きく
なり始動できなくなってしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来における装置は、
上述したように負荷トルクが大きいため始動できなくな
ってしまうという問題を有していた。このような問題を
解消するため圧縮機を断続運転したり、夜間だけ周囲温
度のあまり低くならない場所に移動させておく等の手段
を用いていた。即ち、このような手段によって、圧縮機
の温度が極端に低くなってしまうことを防止していた。
また上記のような手段を採ることができない場合には、
始動する前に温風機で温風を送り圧縮機を加熱する等の
手段が採られていた。
【0004】本発明の目的は、低温時における圧縮機の
始動を簡単に行うための低電圧供給装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、圧縮機のモ
ータに所定の時間、低い電圧を印加しモータの発熱を利
用することで、圧縮機の摺動部の潤滑油の温度を上昇さ
せることにより達成される。
【0006】
【作用】低温時において、油の粘性により始動できない
圧縮機のモータに低電圧を印加することによってモータ
に適度の電流が流れるため、モータの巻線、ステータ及
びロータの温度が上昇する。よってステータが取付けら
れているシリンダフレームからシリンダへ、またロータ
からクランクシャフトの軸受部へ伝熱され、大きな粘性
抵抗の要因となっているシリンダとピストンとの間及び
軸受のクリアランスに入っている潤滑油の温度が上昇
し、始動の負荷トルクを軽減するように作用する。また
負荷トルクを小さくした後、タイマにより低電圧供給装
置の出力接続部にモータの定格電圧を出力することによ
って、モータを正常に始動させるように作用する。
【0007】
【実施例】本発明になる一実施例を図1を用いて説明す
る。図1において、1は変圧器、1aは変圧器1の低電
圧出力端子、2は変圧器1より構成される電圧変換器、
3はタイマ、3a,3b,3cはタイマ3の切換接点、
4は入力接続部、5は出力接続部、6は電圧変換器2,
タイマ3,入力接続部4および出力接続部5等より構成
される低電圧供給装置である。
【0008】次に動作手順について述べる。通常は、タ
イマ接点3aが閉じており、出力接続部5には電圧は出
力されない。そして冬季の気温の低いとき以外、空気圧
縮機7を運転するときには、タイマ接点3cを接続し、
入力接続部4の電圧をそのまま出力接続部5から出力す
る。冬季など空気圧縮機7の周囲温度が低くなり、始動
できない場合には、トランス1の低電圧出力端子1aに
結線されているタイマ接点3bに接続する。すると出力
接続部5には低電圧(本実施例では約25V程度)が出
力され、空気圧縮機7の電流は通常の始動電流より少な
い電流(本実施例では約8A程度)となり、空気圧縮機
7の過電流保護装置が動作することなく空気圧縮機7の
モータを加熱することができる。そして所定の時間(本
例では約30分)経過後、タイマ3によりタイマ接点を
3bから3cに切換えることにより、出力接続部5には
定格電圧が出力され、空気圧縮機7は正常に始動する。
【0009】次に、本発明になる他の実施例を図2を用
いて説明する。図2は図1のトランス1とタイマ3部分
のみ示したものであり、低電圧出力端子1a,1bを複
数設けることにより、出力接続部5からの出力電圧を複
数にすることができ、周囲温度により適した電圧を選定
し、設定することができる。
【0010】次に本発明になる更に他の実施例(サイリ
スタのような半導体を使用した例)を図3から図5を用
いて説明する。
【0011】図3はブロック図であり、9はサイリス
タ、10はサイリスタ9にトリガを与えるためのトリガ
回路、11はサイリスタ9、トリガ回路10等よりなる
電圧変換器、12はタイマ、13は電圧変換器11、タ
イマ12、入力接続部4、出力接続部5等により構成さ
れる低電圧供給装置である。
【0012】次に動作手順について説明する。空気圧縮
器の周囲温度が低くない場合には、サイリスタ9の導通
角を180度とし、入力接続部4の電圧をそのまま出力
接続部5に出力させ、空気圧縮機7を始動させる。周囲
温度が低い場合には、図4の動作例に示すように、時刻
1でタイマ12により低電圧出力指示をトリガ回路1
1に送る。するとトリガ回路10で、所定の電圧になる
よう導通角になるようなトリガを発生し、電圧変換器1
1から所定の電圧を発生する。そして所定の時間経過
後、時刻T2でタイマ12から定格電圧出力指示を出
し、トリガ回路10を経て、サイリスタ9の導通角を1
80度とし、電圧変換器11から定格電圧を出力する。
このようにすることにより時刻T1とT2の間の低電圧で
のモータの発熱により圧縮機を加熱し、時刻T2で定格
電圧により圧縮機を始動させる。このようにサイリスタ
9のような半導体を使用した電圧変換器11を用いるこ
とにより、より軽量で取扱いやすい低電圧供給装置12
を提供することができる。
【0013】また図5において、13はサーミスタ等よ
りなる温度検出器、14は金属カバーあるいはウレタン
フォームなどよりなる伝熱調整体である。周囲温度の変
化に対する空気圧縮機7の温度変化の遅れとほぼ同じ特
性に伝熱調整体14を製作することにより、温度検出器
13の温度変化を空気圧縮機7の温度変化にほぼ近似す
ることができる。その結果、空気圧縮機7の温度が低い
とき始動させるときに自動的に図4のようにまず低電圧
を出力し、その後定格電圧を出力するようにすることが
できる。このようにすることにより、より簡単に人手を
かけないで空気圧縮機7を始動することができる。ま
た、図4において15は電圧変換器11の出力電圧を検
出する電圧検出器、16は帰還回路である。このように
電圧検出器15、帰還回路16を設けることにより、よ
り精確に電圧変換器11の出力電圧を所定の電圧に制御
することができ、より精確に空気圧縮機7を加熱するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、空気圧縮機のモータに
低電圧を供給しモータの発熱によって空気圧縮機を加熱
するため、低温時においても容易に空気圧縮機を始動す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる低電圧供給装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】 図1におけるトランス及びタイマ部分のみを
示すブロック図である。
【図3】 本発明になる低電圧供給装置の他の実施例を
示すブロック図である。
【図4】 図3におけるタイミングチャートである。
【図5】 本発明になる低電圧供給装置の更に他の実施
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1は変圧器、2は電圧変換器、3はタイマ、4は入力接
続部、5は出力接続部、6は低電圧供給装置、9はサイ
リスタ、10はトリガ回路、11は電圧変換器、12は
タイマ、13は温度検出器、14は伝熱調節体、15は
電圧検出器、16は帰還回路である。
フロントページの続き (72)発明者 野崎 矢須志 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧変換器と、入力接続部及び出力接続
    部とを備えた低電圧供給装置において、所定の電圧を所
    定時間だけ前記出力接続部に出力することを特徴とする
    低電圧供給装置。
  2. 【請求項2】 前記低電圧を前記所定時間だけ出力した
    後、前記入力接続部から入力した定格電圧を前記出力接
    続部に出力することを特徴とする請求項1記載の低電圧
    供給装置。
JP15776195A 1995-06-23 1995-06-23 低電圧供給装置 Pending JPH099659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15776195A JPH099659A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 低電圧供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15776195A JPH099659A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 低電圧供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH099659A true JPH099659A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15656750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15776195A Pending JPH099659A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 低電圧供給装置

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JP (1) JPH099659A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735035B1 (en) 2000-11-20 2004-05-11 International Business Machines Corporation Method and apparatus for enabling cold temperature performance of a disk

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020910