JPH099525A - 電源バックアップ回路 - Google Patents

電源バックアップ回路

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JPH099525A
JPH099525A JP7150136A JP15013695A JPH099525A JP H099525 A JPH099525 A JP H099525A JP 7150136 A JP7150136 A JP 7150136A JP 15013695 A JP15013695 A JP 15013695A JP H099525 A JPH099525 A JP H099525A
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power
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Koshin Kageyama
弘進 影山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、AC−DC変換回路とDC−DC
変換回路とからなる電源回路をバックアップするための
回路を、コンデンサを用いた安価な外付けのユニットと
して提供することを目的とする。 【構成】 コンデンサと放電抵抗とからなる放電抵抗付
コンデンサ回路と、ACが供給されている間は放電抵抗
付コンデンサ回路に一定の電流を供給し、ACの供給が
遮断された時はコンデンサの放電電流を流す定電流回路
と、定電流回路を駆動する直流電源とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサに充電され
た電荷を利用して電源をバックアップする、電源バック
アップ回路に関する。電源の遮断には、非常に短時間の
遮断ですぐ復旧するため日常生活に殆ど影響を及ぼすこ
とのない瞬断と、遮断が継続する停電とがある。
【0002】一般に、情報処理システムにおいては、情
報を更新しながら繰り返し使用することが多く、磁気デ
ィスク,磁気テープ等情報を保持するための給電が不要
な不揮発性媒体に情報を保存している。しかし、これら
の媒体では、読出し,書込みに時間がかかるため、情報
を処理する際には、保持のために給電が必要な揮発性の
半導体メモリ素子からなる記憶装置に情報を移し、中央
処理装置で処理した後記憶装置に一旦処理結果を保持
し、しかる後、記憶装置から磁気ディスク,磁気テープ
等に結果を格納する。
【0003】そこで、中央処理装置や記憶装置で情報を
処理している間に電源の瞬断が生じると、処理の途中結
果が失われ再処理が必要となるばかりでなく、媒体上の
ファイルを再生する等多大の人手と時間を要することに
なる。また、回線制御装置の様にデータ転送を行う装置
の場合には、データ転送の途中で電源の遮断が生じる
と、転送先装置に対し転送されたデータのどこまでが信
頼できるデータか不明となり、確認のため多大の人手と
時間を要し、あるいは誤動作を生じる等の大きな影響を
生じる。
【0004】従って、情報処理システムにおいては、電
源が瞬断した場合にも負荷回路に安定した電源を供給
し、また、データ転送中に電源が遮断した場合でも、転
送中のデータの信頼できる範囲を認識するデータ転送中
断処理を完了するまでの間、負荷回路に安定した電源を
供給する安価な電源バックアップ回路が必要である。
【0005】
【従来の技術】一般に情報処理システムを構成する各装
置は、商用のAC電源の供給を受け、整流,平滑,安定
化してDCとして負荷回路へ供給している。大型の装置
では消費電力が大きいため、AC−DC変換回路で整
流,平滑して作られるDCを負荷回路の必要とする低電
圧(例えば、5V程度)とすると、DC−DC変換回路
へ分配する際に大きな電力ロスが生じることから、AC
−DC変換回路ではDC高電圧(例えば、300V程
度)を出力し、DC−DC変換回路で安定化して負荷回
路の必要とする電圧に変換している。
【0006】電源の供給停止に対するバックアップの為
の回路としては、図8に示す如く、AC−DC変換回路
とDC−DC変換回路との間の該DC−DC変換回路と
並列に接続されたコンデンサに充電し、コンデンサに蓄
積された電荷により電源をバックアップする回路と、図
9に示す如く、AC−DC変換回路とDC−DC変換回
路との間に該DC−DC変換回路と並列に接続されたバ
ッテリーにより電源をバックアップする回路とがある。
【0007】ところが、コンデンサによりバックアップ
する回路では、長時間バックアップするためには大容量
のコンデンサが必要となり、それに伴い、該コンデンサ
専用に大電力用の突入電流防止抵抗を設けることが必要
となって装置が大型化し、また電源投入後充電が完了
し、装置が使用可能になるまでに長時間を要することか
ら、コンデンサによるバックアップは、小容量のコンデ
ンサを電源ユニットに内蔵し、短時間(例えば、10ms
程度)のバックアップ専用に用いられていた。
【0008】一方、バッテリーによりバックアップする
回路では、長時間のバックアップが出来るが、バッテリ
ーが大型で高価なため、外付けユニットとしてオプショ
ンで用いられていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、電源遮断に備
え回線制御装置の様なデータ転送を行う装置に付加した
り、瞬断に備え中央処理装置や記憶装置に付加するに
は、バッテリーを用いた電源バックアップ回路は高価で
大型であり、コンデンサを用いた電源バックアップ回路
ではバックアップ時間が短い(もし、200ms電源バッ
クアップができれば、瞬断の80%は救済できる)とい
う問題があった。
【0010】更に、コンデンサを電源バックアップのた
めの外付けユニットにした場合は、取り外して保守を行
う際に保守員が誤って触れても感電しないように、安全
電圧(例えば、60VDC以下)で且つ安全エネルギー
(例えば、20J以下)になる様に放電するため、抵抗
値の小さい放電抵抗をコンデンサと並列に接続する必要
がある。その場合、図10に示す如く、コンデンサは突
入電流防止抵抗と直列に接続され、両極間に印加される
電圧はAC−DC変換回路の両極間の電位差を放電抵抗
と抵抗分割した値となり、回路保護のために突入電流防
止抵抗の抵抗値を大きく、安全確保のために放電抵抗の
抵抗値を小さくすると、コンデンサの両極間にかかる電
圧が低くなり、大容量のコンデンサを接続しても多量の
電荷を蓄えることができず、必要時間だけのバックアッ
プが困難という問題があった。
【0011】そこで本発明は、コンデンサを用いて電源
遮断に対し十分に対処できる電源バックアップ回路を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の第1の
原理説明図である。尚、以下の説明において、同一部位
については同一番号を付す。図1において、10は、装
置に供給されたACを整流・平滑し、高電圧の直流に変
換してDC−DC変換回路に分配するAC−DC変換回
路である。
【0013】11は、AC−DC変換回路から分配され
た高電圧の直流を安定化し、負荷回路の定格電圧に変換
して負荷回路に供給するDC−DC変換回路である。1
2は、回線制御装置,中央処理装置,記憶装置等の情報
処理を行う、低電圧で動作する負荷回路である。
【0014】2は、放電抵抗付コンデンサ回路と直列に
接続され、該放電抵抗付コンデンサ回路と共にAC─D
C変換回路10とDC−DC変換回路11との間に、D
C−DC変換回路11と並列に接続され、該放電抵抗付
コンデンサ回路に、電源が供給されている間一定の電流
を流し、電源の供給が遮断すると逆方向に電流を流す定
電流回路である。
【0015】16は、定電流回路2と直列に接続され、
該定電流回路と共にAC─DC変換回路10とDC−D
C変換回路11との間に、DC−DC変換回路11と並
列に接続され、電源が供給されている間はコンデンサを
充電し、電源が遮断された場合はコンデンサから放電す
る、コンデンサと放電抵抗が並列に接続された放電抵抗
付コンデンサ回路である。なお、定電流回路2と放電抵
抗付コンデンサ回路16の位置が入れ替わってもよい。
【0016】図2は、本発明の第2の原理説明図であ
る。図2において、15は、放電抵抗切断機能付コンデ
ンサ回路と直列に接続され、該放電抵抗切断機能付コン
デンサ回路と共にAC─DC変換回路10とDC−DC
変換回路11との間に、DC−DC変換回路11と並列
に接続され、電源投入時該放電抵抗切断機能付コンデン
サ回路に突入電流が流れることを防止し、電源の供給が
遮断すると逆方向に電流を流す突入電流防止回路であ
る。
【0017】17は、突入電流防止回路15と直列に接
続され、該突入電流防止回路と共にAC─DC変換回路
10とDC−DC変換回路11との間に、DC−DC変
換回路11と並列に接続され、ACが遮断されると内部
の放電抵抗を接続し、コンデンサに充電された電荷を放
電する放電抵抗切断機能付コンデンサ回路である。82
は、ACが供給されている間放電抵抗切断機能付コンデ
ンサ回路17に直流を供給する直流電源である。
【0018】
【作用】第1の原理説明図を参照しながら本発明につい
て説明する。ACが供給されるとAC−DC変換回路1
0の出力端子間に電位差が生じ、DC−DC変換回路1
1を通して負荷回路12に電力が供給される。この時、
定電流回路2をとおして一定の電流が放電抵抗付コンデ
ンサ回路16を流れ、放電抵抗付コンデンサ回路16の
中のコンデンサが充電される。
【0019】ACの供給が遮断されると、放電抵抗付コ
ンデンサ回路16の中のコンデンサが放電し、DC−D
C変換回路11を通して負荷回路12に電力が供給され
る。放電抵抗付コンデンサ回路16の中のコンデンサの
両極間の電位差は抵抗分割されないため、AC−DC変
換回路10の出力端子の電圧とほぼ等しく、該コンデン
サに容量の大きいものを使用することにより、電源遮断
時において十分な電源バックアップが出来る。
【0020】次に、第2の原理説明図を参照しながら本
発明について説明する。ACが供給されるとAC−DC
変換回路10の出力端子間に電位差が生じ、DC−DC
変換回路11を通して負荷回路12に電力が供給され
る。この時、直流電源82から放電抵抗切断機能付コン
デンサ回路17にDCが流れ、放電抵抗切断機能付コン
デンサ回路17の中にあり、コンデンサと並列に接続さ
れている放電抵抗が切り離されるため、AC−DC変換
回路10の両極間の電位差は突入電流防止回路15と直
列に接続された放電抵抗切断機能付コンデンサ回路17
の中のコンデンサに印加される電圧となって、該コンデ
ンサが充電される。
【0021】この場合も、放電抵抗切断機能付コンデン
サ回路17の中のコンデンサの両極間の電位差は、抵抗
分割されないため、AC−DC変換回路10の出力端子
間の電位差とほぼ等しくなり、容量の大きいコンデンサ
を用いることにより十分な電源バックアップが出来る。
従って、何れの場合もAC−DC変換回路10の出力端
子間に生じる電位差がそのままコンデンサの両端子間の
電圧となって充電されるため、コンデンサを用いて比較
的長時間の電源バックアップが行える。
【0022】
【実施例】以下、定電流回路を用いて充電時の突入電流
を防止し、かつコンデンサをAC−DC変換回路の出力
電圧で充電する実施例について図を参照しながら説明す
る。図3は、本発明の第1の実施例回路図である。図3
において、6は電源をバックアップするための大容量の
コンデンサである。
【0023】1は、コンデンサ6と並列に接続された放
電抵抗で、コンデンサ6と共に放電抵抗付コンデンサ回
路16をなすものである。43は、からへ向けて流
れる充電電流の電流値を検出する抵抗である。61は、
ゲート電圧が変動するとドレインからソースへ流れる電
流が変動する特性を持ち、からへ向けて流れる充電
電流を一定に保持する電界効果トランジスタである。
【0024】71は、カソードからアノードへ流れる電
流の多寡によらず、リファレンス端子に加えられた電圧
をカソードの電圧として出力する特性を持ち、抵抗43
と、電界効果トランジスタ61と共にフィードバックル
ープを構成するシャントレギュレータである。3は、
からへ充電電流を流すダイオードである。
【0025】4は、からへ放電電流を流すダイオー
ドで、抵抗43,44と、電界効果トランジスタ61
と、シャントレギュレータ71と、ダイオード3,と共
に定電流回路ををなすものである。81は、電池または
AC─DC変換回路10から作られ、常時またはACが
供給されている間定電流回路2にDCを供給し定電流回
路2を駆動する直流電源である。
【0026】ACが供給されると直流電源81の+極か
ら−極へ向け、抵抗44,シャントレギュレータ71の
順に電流が流れ、電界効果トランジスタ61のゲートに
電圧がかかる。一方、AC−DC変換回路10の出力端
子間に生じた電位差により、からへ向け電界効果ト
ランジスタ61のドレインからソース、電流検出用抵抗
43の順に電流が流れる。この時、電流検出用抵抗43
の両端子間に生じる電位差(即ち、シャントレギュレー
タ71のリファレンスの入力電圧)として電流が検出さ
れ、シャントレギュレータ71のカソードの電圧(即
ち、電界効果トランジスタ61のゲート電圧)としてフ
ィードバックされる。このように、からへ流れる電
流は常に一定となり、電源バックアップ用のコンデンサ
6を充電する際も突入電流が流れることはない。
【0027】ACの供給が遮断されると、AC−DC変
換回路10からの電力の供給が遮断され、コンデンサ6
に蓄えられている電荷が唯一の電力源となる。このと
き、ダイオード4と直列に接続されたDC−DC変換回
路11に印加される電圧は、ダイオード4とDC−DC
変換回路11が直列に接続され、かつ、放電抵抗1に対
して並列に接続されているため、コンデンサ6の両端子
間の電圧とほぼ等しくなる。
【0028】次に、図4,図5,図6を参照しながらソ
フトスタート回路を付加した定電流回路について説明す
る。図4は、ソフトスタート回路を付加した定電流回路
の1例であり、図5は、ソフトスタート回路を付加した
場合の時間─電流の第1の関係図であり、図6は、ソフ
トスタート回路を付加した場合の時間─電流の第2の関
係図で、2段階に渡り段階をおって徐々に一定の電流に
達する場合を示す図である。
【0029】図4において、32は、直流電源81によ
り印加される電圧を抵抗44,45,46により抵抗分
割された電圧になる様徐々に充電され、オペアンプの正
相入力端子に規準電圧を与えるコンデンサである。63
は、タイマ等の時限制御回路に接続されたの端子を制
御することによりコンデンサ32に印加される電圧を変
え、2段階にわたって徐々に充電電流を一定値に近づけ
るトランジスタである(トランジスタ63と、抵抗44
が無い場合、段階をおわずに徐々に充電電流が一定値に
近づく)。
【0030】18は、トランジスタ63に接続され、A
C供給後一定時間トランジスタ63をオンとしその後オ
フとする時限制御回路である。5は、互いに並列に接続
された、抵抗46と、コンデンサ32と、直列に接続さ
れたトランジスタ63と抵抗44からなる回路と、これ
らの並列に接続された回路と直列に接続された抵抗45
から構成され、オペアンプ72の正相入力端子に徐々に
増加する電圧を印加して定電流回路2を流れる充電電流
を徐々に一定電流に近づけて、充電電流を一定になるよ
う直接制御するトランジスタのコレクタ,エミッタ間に
過大な電力がかかることを防止し、該トランジスタが常
に安全動作領域で動作し破損することのない様制御する
ソフトスタート回路である。
【0031】62は、からへ向けて流れる充電電流
を一定になるよう直接制御するトランジスタである。7
2は、電流検出用抵抗43で電圧として検出した充電電
流を逆相入力端子にフィードバックし、正相入力端子に
入力された規準電圧との差異によりトランジスタ62の
ベース電流を制御して、トランジスタ62のコレクタ,
エミッタ間を流れる電流を一定にするオペアンプであ
る。
【0032】図5は、図4においてトランジスタ63,
抵抗44が無い場合の時間─電流の関係を表した図であ
る。図6は、図4において電源投入直後からトランジス
タ63をオンとしておき、タイマ等の時限制御回路によ
り一定時間後に端子をオフとした場合の時間─電流の
関係を表した図である。
【0033】図4において、ACが供給されると同時に
がオンとなり、トランジスタ63のコレクタからエミ
ッタへ向けて電流が流れる。この時、オペアンプ72の
正相端子にはコンデンサ32の両極間の電位差が基準電
圧として印加され、図6の如く0から直流電源81の電
圧を抵抗分割した値にまで徐々に増加する。但し、抵抗
45の抵抗値は抵抗44のそれに比べて十分に大きいた
め、この期間はあまり電流が流れない。ここで、タイマ
等の時限制御回路の制御によりがオフとなると、トラ
ンジスタ63のコレクタからエミッタへ流れる電流が遮
断され、コンデンサ32の両極間の電位差が増加しオペ
アンプ72の正相入力端子に印加される規準電圧が高く
なるため、からへ流れる電流はがオフとなる点を
境としてリニアに増加し設定値に達する。
【0034】次に、充電時に放電抵抗を切り離し、コン
デンサをAC−DC変換回路の出力電圧で充電する実施
例について図を参照しながら説明する。図7は、本発明
の第2の実施例発明図である。図7において、7は、突
入電流防止抵抗42と並列に接続され、放電時突入電流
防止抵抗42の替わりに電流を流すためのダイオードで
ある。
【0035】42は、電源バックアップ用のコンデンサ
6を充電する際生じる突入電流を防止する抵抗である。
14は、AC−DC変換回路10と、直流電源82と、
DC−DC変換回路11と、突入電流防止回路15とか
ら構成され、ACをDCに変換し負荷回路へ供給する電
源ユニットである。
【0036】91は、ACが供給されると接点を切り離
し、ACの供給が遮断されると接点を閉じる、ブレーク
接点を持つリレーである。53は、リレー91と並列に
接続され、直流電源82から電力が供給されている状態
でリレー91を切り離した時、リレー91のインダクタ
ンスによる電圧の跳ね上がりを防止するダイオードであ
る。
【0037】92は、放電抵抗1と直列に接続され、放
電抵抗1と共に電源バックアップ用のコンデンサ6と並
列に接続されて放電時のみコンデンサ6と放電抵抗1の
閉ループを作る、リレー91の接点である。13は、リ
レー91と、ダイオード53と、コンデンサ6と、放電
抵抗1と、リレー91の接点92とから構成され、電源
ユニット14に接続されて電源をバックアップする電源
バックアップユニットである。
【0038】図7において、ACが供給されると直流電
源82からDCが供給され、リレ91に電流が流れ、接
点92が開放される。一方、AC−DC変換回路10の
出力端子間に生じた電位差は、直列に接続された突入電
流防止抵抗5と電源バックアップコンデンサ6とに印加
され、電源バックアップコンデンサ6の両端子間の電圧
がAC−DC変換回路10の出力端子間に生じた電位差
と等しくなるまで電流が流れ充電される。尚、その際突
入電流は流れない。
【0039】ACの供給が遮断されると直流電源82か
らのDCの供給も遮断され、リレー91の電流が停止
し、接点92が閉じて放電抵抗1が接続される。また、
電源バックアップコンデンサ6に蓄えられている電荷が
放電され、DC−DC変換回路11を通して負荷回路1
2に電力が供給される。放電の途中でACの供給が再開
すると直流電源82からのDCの供給も再開し、リレー
91に電流が流れ、接点92が開放されて放電抵抗1が
切り離される。また、AC−DC変換回路10から電力
が供給され、DC−DC変換回路11を通して負荷回路
12に対する電力の供給が再開すると共に、電源バック
アップコンデンサ6の充電が再開される。
【0040】次に、ACが供給された状態で誤って電源
バックアップユニット13を電源ユニット14から切り
離した場合、リレー91を流れる電流が切断されるため
接点92が閉じる。そのため、電源バックアップコンデ
ンサ6に蓄えられている電荷は放電抵抗1を通し放電さ
れ、保守員の安全が確保される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、容量
の大きなコンデンサをAC−DC変換回路の出力電圧で
充電することにより、バックアップ用に多量の電荷を蓄
えることができる。従って、電源遮断時において、コン
デンサで比較的長時間の電力供給が行えるため、コスト
ダウンと信頼性の向上が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図
【図2】本発明の第2の原理説明図
【図3】本発明の第1の実施例回路構成図
【図4】ソフトスタート回路を付加した定電流回路の一
実施例
【図5】ソフトスタート回路を付加した場合の時間─電
流の第1の関係図
【図6】ソフトスタート回路を付加した場合の時間─電
流の第2の関係図
【図7】本発明の第2の実施例回路構成図
【図8】第1の従来例の回路構成図
【図9】第2の従来例の回路構成図
【図10】第3の従来例の回路構成図
【符号の説明】
2 定電流回路 10 AC−DC変換回路 11 DC−DC変換回路 12 負荷回路 15 突入電流防止回路 16 放電抵抗付コンデンサ回路 17 放電抵抗切断機能付コンデンサ回路 82 直流電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC−DC変換回路と、該AC−DC変
    換回路のDC出力を所望のDCに変換するDC−DC変
    換回路とから構成される電源回路において、 放電抵抗付コンデンサ回路と、 該放電抵抗付コンデンサ回路と直列に接続された定電流
    回路とを有し、 前記AC−DC変換回路と前記DC−DC変換回路との
    間に、直列に接続された該放電抵抗付コンデンサ回路と
    該定電流回路とが該DC−DC変換回路に対し並列に接
    続されたことを特徴とする電源バックアップ回路。
  2. 【請求項2】 電源投入後、前記放電抵抗付コンデンサ
    回路のコンデンサへの充電電流を一定値に達するまで徐
    々に増加させるソフトスタート回路を具備することを特
    徴とする、請求項1記載の電源バックアップ回路。
  3. 【請求項3】 電源投入後、前記放電抵抗付コンデンサ
    回路のコンデンサへの充電電流を一定値に達するまで階
    段状に、また、その一段毎に徐々に増加させるソフトス
    タート回路と、該ソフトスタート回路に接続され、電源
    投入後一定時間たったことを該ソフトスタート回路に通
    知する時限制御回路とを具備することを特徴とする、請
    求項1記載の電源バックアップ回路。
  4. 【請求項4】 AC−DC変換回路と、該AC−DC変
    換回路のDC出力を所望のDCに変換するDC−DC変
    換回路とから構成される電源回路において、放電抵抗切
    断機能付コンデンサ回路と、 前記AC−DC変換回路からのDC供給に同期して該放
    電抵抗切断機能付コンデンサ回路に直流を供給する直流
    電源と、 該放電抵抗付コンデンサ回路と直列に接続された突入電
    流防止回路とを有し、 AC−DC変換回路とDC−DC変換回路との間に、直
    列に接続された該放電抵抗切断機能付コンデンサ回路と
    該突入電流防止回路とが該DC−DC変換回路と並列に
    接続されたことを特徴とする電源バックアップ回路。
  5. 【請求項5】 前記放電抵抗切断機能付コンデンサ回路
    を電源ユニットとは別の外付けのユニットとして分離し
    たことを特徴とする、請求項4記載の電源バックアップ
    回路。
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