JPH099504A - 配電系統の目標構成決定方法および監視制御システム - Google Patents

配電系統の目標構成決定方法および監視制御システム

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JPH099504A
JPH099504A JP7147629A JP14762995A JPH099504A JP H099504 A JPH099504 A JP H099504A JP 7147629 A JP7147629 A JP 7147629A JP 14762995 A JP14762995 A JP 14762995A JP H099504 A JPH099504 A JP H099504A
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evaluation index
candidate
power
distribution system
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JP7147629A
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English (en)
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Yuzuru Imamura
譲 今村
Masahiro Adachi
昌宏 足立
Takashi Uchida
隆志 内田
Minoru Kanai
実 叶井
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配電系統の再構成において、定量的な評価指標
に基づく全系一括処理方式の改善を図る。 【構成】配電系統に地絡事故等の発生下場合、系統の監
視によって得られる運用情報320と予め用意した設備
情報310から、停電区間である負荷融通の対象系統を
抽出する。この対象系統の各負荷区間に対し、各電源の
供給可能容量である評価指標を算出し、この指標に基づ
いて各々の区間に評価指標の最大の電源を割付け第1の
候補パターンとする。さらに、評価指標の近接している
区間がある場合に、第1の候補パターンで指標の近接し
ている電源に代替し、これによって複数の候補パターン
を選定する。最後に、停電量、開閉器の操作回数、電圧
降下量などを選択基準として最適な目標パターンを決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電系統の目標構成決
定方法およびそれを用いる監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配電系統の応急的な停電回避(以
下、負荷融通と呼ぶ)のための開閉器制御による系統再
構成は、特開昭63−310333号で提案されてよう
なヒューリスティクス用いた逐次法が知られている。逐
次法では、融通形態の決定プロセスにおいて、各ノード
へのフィーダの割付け処理が多段的なため、対象が大規
模になると膨大な計算時間が必要になる。このため、実
際の逐次法では局面毎に最適とは限らないヒューリステ
ィクな判定を重ねていくので、最適または実用上問題の
ない目標パターンを求めようとすると、しばしば試行錯
誤が生じる。この試行錯誤によって処理性が低下すると
ともに、処理時間の制限から最適性も十分ではなく、且
つ、ユーザにとって求めたパターンの善し悪し、即ち、
目標パターンの妥当性が把握できないという問題があ
る。
【0003】そこで、特開平04−12625号や特開
平06−62535号に記載のように、定量的な評価指
標に基く全系一括的な処理方法(以下、全系一括的手法
と呼ぶ)が、本発明者等によって提案されている。図9
は、負荷融通系統の構成を例に、全系一括的手法の処理
フローを示したものである。
【0004】この手法の説明の前に、従来技術及び本発
明で共通の適用対象となる配電系統の一例を図2に示
し、簡単に説明する。この配電系統は、配電用変圧器1
11の2次側の負荷側母線121に接続する複数の配電
線151から154で構成されている。配電線153を
例にとると、根元に遮断器133と計測装置143があ
り、配電線を複数の区間に分割可能な開閉器161から
169が設けられている。また、隣接の配電線とも連系
可能なように開閉器171,172,181,191も設
置されている。これら遮断器や開閉器の入、切の状態お
よび計測装置により求まる計測値は、配電線154を例
にとると、子局210,220,221,222...
と、通信線200を介して、配電系統監視制御システム
に取込まれている。
【0005】ここで配電線153に着目すると、通常は
開閉器161から169は閉じており(入状態)、一
方、171,172,181,191は開いている(切状
態)。仮に、根元に近いX印の部分(事故点)153で
地絡等の事故が発生したとすると、事故点を切放すため
に遮断器133と開閉器161が開放される。その結
果、負荷側の健全な区間(#1から#9)も全て停電し
てしまう。そこで、これら負荷側の健全区間に対し電力
の応急的な給電復旧を行うために、周囲の配電線13
1,132,134から開閉器171,172,181,1
91を操作して負荷融通を行う。
【0006】図9(a)に、負荷融通系統決定の全体的
な処理を示す。まず、全体の配電系統から融通対象区間
の抽出を行う(s10)。図2の配電系統で事故点15
3となる場合の融通対象区間は、事故により停電してい
る負荷側の区間#1〜#9となる。次に、各区間につい
て、所定の制約(各区間の負荷量を距離として、着目区
間への最短経路が供給可能な電源の容量以内であるこ
と)に従って、供給可能な候補電源の抽出を行う(s2
0)。上記の場合、候補電源はF1、F2及びF3とな
る。
【0007】図10(a)に、本例における融通対象系
統を示す。停電している負荷側の区間(ノード)#1〜
#9と、各区間に供給可能な電源(あるいはフィーダ)
F1、F2及びF3からなり、各負荷区間に示す丸付き
数字は負荷量、各電源に括弧で付記している数字は融通
可能な容量(電力または電流)を示している。
【0008】次に、各区間について、候補電源毎の供給
妥当性を示す評価指標を算出する(s30)。算出した
評価指標を表1に示す。
【0009】
【表1】
【0010】評価指標は各区間への電源毎の供給の妥当
性の度合で、各区間に対する電源毎の供給可能容量と等
価である。なお、表中の横棒は当該電源の容量内では供
給不可能を示す。また、εは評価指数が十分小さく、事
実上、供給不可能となることが自明なことを示してい
る。
【0011】図9(b)に、評価指標算出処理の詳細フ
ローを示す。この処理(s30)は、電源(j)で各区
間(i)に対し供給可能容量P(ij)を算出する処理
である。理解を容易にするために、電源F3に着目して
説明する。まず、電源F3(j=3)から区間#4(i
=4)への経路がその直前で分岐しているか判定する
(s301)。この場合は分岐していないので、手前の
区間までの負荷量を電源容量から差し引いた残りの容量
P(ij)を算出する(s302)。従って、区間#4
に対するF3の供給可能容量P43=30.0となる。同
様に区間#3についてもF3から#4を経由する経路が
分岐していないので、手前の区間(#4)の負荷量(1
0)を差し引いてP33=20.0となる。
【0012】さらに、区間#2または#6では、直前に
経路が#2と#6に分岐するので、分岐毎の期待負荷量
を算出する(s303)。期待負荷量は区間負荷量/供
給可能電源数として求める。この期待負荷量に基づいて
分岐毎の配分比率を算出し(s304)、配分比率から
供給可能容量P(ij)を算出する(s305)。区間
#2の場合は、負荷量=8、供給可能電源数はF1とF
3の2つであるから(F2からの経路は電源容量を超
過)、期待負荷量=8/2=4.0となる。また、区間
#6の場合は、負荷量=10、供給可能電源数=3(F
1,F2,F3)で、期待負荷量=10/3=3.3と
なる。これらの期待負荷量から、#2の配分比率=4.
0/(4.0+3.3)=0.55、#6の配分比率=
3.3/(4.0+3.3)=4.5となる。電源F3
の残容量=30−10(#4)−10(#3)=10
に、各々の配分比率を乗じて、#2、#6に対するF3
の供給可能容量はP23=5.5、P63=4.5と算出さ
れる。
【0013】このように求めた各供給可能容量は、評価
指標テーブルに参照可能に記憶される。なお、配分比率
は、期待負荷量で按分した値の補正値でもよい。
【0014】次に、評価指標テーブルを参照して、停電
回避を目的に各負荷区間に指標最大、即ち、電力を最も
多く供給可能な電源を割付け、融通目標パターンを仮決
定する(s40)。図10(b)に、このように決定さ
れた仮パターンを示す。この仮パターンに対し、各供給
経路は樹枝状に構成されているか、電源容量の範囲内に
あるかなど、制約違反の有無をチエックする(s5
0)。さらに、仮パターンがステップs10で抽出した
負荷融通対象系統(停電区間)を全て網羅しているかチ
エックする(s60)。制約違反も未処理のままの停電
区間もなければ、この仮パターンは負荷融通の正式目標
パターンとなり、開閉器操作手順を作成する(s8
0)。一方、制約違反や残存する停電区間がある場合
は、再処理のために仮パターンの違反部分を白紙に戻す
(s70)。
【0015】この全系一括的な処理方法によれば、定量
的な評価指標を求めて各ノードに対するフィーダ毎の供
給妥当性を判定して、負荷融通の目標パターンを高速に
決定できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した全系一括的手
法による負荷融通目標パターンの決定は、従来の逐次法
に較べ高速処理が可能となるとともに、評価指標に基づ
くことからパタンを求めた根拠も把握できるもので、従
来技術における処理時間の問題点を解決する画期的な手
法である。
【0017】しかし、ここでの評価指標は供給可能容量
に基づく大まかな目安であり、指標相互の微妙な差異に
よる良否判定までは考慮されていない。表1に示すよう
に、例えば区間#2に対する電源F1、F2の評価指数
は5.2と5.5とその差は小さく、仮パターンで電源
F3を選択している根拠は薄い。もし、区間#2に対し
て電源F2から供給する仮パターンによっても、制約条
件に反することなく全停電区間の融通が可能であれば、
決定される目標パターンの最適性は保証されていないこ
とになる。このように、従来の全系一括的手法は、唯1
つのパタンを求めることを前提にしているので、得られ
たパタンの最適性や処理性に未解決の問題が残されてい
る。
【0018】本発明の目的は、従来の全系一括的手法の
不具合を解消し、最適性の高い良質な目標パタンを系統
的に求めることのできる、配電系統の目標構成決定方法
を提供することにある。
【0019】本発明の目的は、決定される最適パターン
の経過を提供でき、ユーザにとって系統管理が容易で、
信頼性に富む配電系統監視制御システムを提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するために、配電系統を目的に応じて構成または再構
成する配電系統の目標構成決定方法において、予め用意
された配電系統を構成する設備情報と系統監視(計測)
によって得られた運用情報を用いて、構成または再構成
する複数の負荷区間からなる対象系統を抽出し、負荷区
間に供給する電源の妥当性の度合を示す評価指標に基い
て前記負荷区間毎に最大の評価指標の候補電源を割付け
て第1の候補パターンを作成し、前記最大の評価指標に
対し他の候補電源の評価指標が所定の近接関係にある所
定の負荷区間について、前記第1の候補パターンから前
記他の電源に置換した他の候補パターンを作成し、これ
ら複数の候補パターンから最適なパターンを選択して目
標構成とすることを特徴とする。
【0021】また、前記評価指標は、負荷区間に対する
電源の供給可能容量に等価な値で示されることを特徴と
する。
【0022】さらに、前記他の電源による置換に際し、
置換してみた仮パターンについて停電区間または供給経
路分断の発生の有無を判定し、それらの無い場合には前
記他の候補パターンを作成し、有る場合には仮パターン
の見直し処理を行うことを特徴とする。
【0023】本発明の第2の目的を達成するために、配
電系統の設備情報や運用情報などを格納する記憶装置
と、配電系統との間で運用状態や開閉器操作指令を送受
する伝送装置と、目的に応じた系統パターンを生成する
目標構成決定手段及び、決定された系統パターンに応じ
て開閉器操作指令を出力する制御手段を有する中央処理
装置(CPU)と、を備える配電系統の監視制御システ
ムにおいて、前記目標構成決定手段は、前記設備情報と
前記運用情報を用いて、目的に対応した対象系統に含ま
れる複数の負荷区間を抽出する対象系統抽出手段と、負
荷区間に供給する電源の妥当性の度合を示す評価指標
を、負荷区間と電源とに対応して記憶する評価指標テー
ブルと、前記対象系統の負荷区間毎に前記評価指標テー
ブルを参照して、最大の評価指標の候補電源を割付けて
第1の候補パターンを作成し、前記最大の評価指標に対
し他の候補電源の評価指標が所定の近接関係にある所定
の負荷区間について、前記第1の候補パターンから前記
他の電源に置換した他の候補パターンを作成する候補パ
ターン作成手段と、複数の前記候補パターンから最適な
パターンを選択し前記系統パターンを決定する最適パタ
ーン選択手段と、を設けることを特徴とする。
【0024】また、前記目標構成決定手段は、前記対象
系統に対する評価指標を算出して前記評価指標テーブル
に記憶する評価指標算出手段を設けることを特徴とす
る。
【0025】また、前記目標構成決定手段は、前記複数
の候補パターンを対話端末に提供し、最適なパターンの
指示を受付るオフライン評価手段を設けることを特徴と
する。
【0026】さらに、前記最適パターン選択手段に代え
て、複数の前記候補パターンを初期値として、遺伝的ア
ルゴリズム(GA)または焼きなまし法(SA)によっ
て最適なパターンを精選する最適化処理手段を設けるこ
とを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明の構成によって、複数の候補パターンか
ら停電量が0ないし最小となる系統構成を決定できる。
さらに、開閉器の操作回数、負荷融通後の各電源の予備
量のバランス度および電圧降下等をによっても選択でき
るので、目的に応じた最適な系統構成を実現できる。
【0028】本発明の全系一括処理手法によれば、他の
候補パターンを作成する際の見直し処理において、停電
区間の発生する場合は、置換する電源の供給経路で且
つ、前記所定の負荷区間を含まない分岐経路の末端の負
荷区間から順次、前記置換する電源の容量不足を解消す
るまで別の電源を割付けた見直しパターンを、また、供
給経路分断の発生する場合は、分断の負荷区間に前記置
換する電源を割付けた見直しパターンを作成し、これら
実現可能な複数の候補パターンの中から最適パターンを
選択するので、ユーザが納得のできる系統構成が可能に
なる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、負荷融通におけ
る配電系統の再構成を例に、図1〜図7を用いて説明す
る。
【0030】図1は、本発明の実施例を示す配電系統監
視制御システムの構成図、図2は、本発明を適用する配
電系統図である。
【0031】配電系統監視制御装置300は、系統状態
の計測データを入力し制御指令を出力する通信装置、制
御演算装置(CPU)、記憶装置(主記憶及び補助記
憶)及び対話用端末(CRTなど)から構成される。
【0032】制御演算装置(CPU)は、系統再構成処
理統括部400の制御の下に、各サンプリング時点にお
ける実系統100の計測や制御指令の出力を行う監視・
制御部410や操作手順作成部420、本実施例による
目標パターン作成処理部500を備える。なお、同図で
矩形のブロックは、CPUの処理機能を示す。記憶装置
は、開閉器131,132...などの設備情報ファイ
ル310、各サンプリング時点での開閉器の入/切や負
荷量などの運用情報ファイル320、目標パターンから
操作手順を作成するための操作手順ファイル330、さ
らに、再構成用の対象系統データを記憶する対象系統フ
ァイル600、対象系統に供給可能な供給候補電源ファ
イル610、目標パターン決定処理に使用される評価指
標テーブル620、候補パターンファイル630、目標
パターンファイル640、候補パターン選定ルールファ
イル650、目標パターン選定ルールファイル660等
を格納する。
【0033】目標パターン作成処理部500は、設備情
報310と運用情報320を参照して対象系統を抽出し
ファイル600に記憶する対象系統抽出部510、対象
系統に供給可能な候補電源を抽出する候補電源抽出部5
20、各負荷区間に対し電源毎の評価指標を算出し評価
指標テーブル610に記憶する評価指標算出部530、
各区間の評価指標を基に複数の候補パターンを選択する
候補パターン選定部540、複数の候補パターンから最
適パターンを決定する目標パターン決定部550を有し
ている。また、目標パターンをユーザの指示または選択
に基づいて決定するためのオフライン評価部560を有
している。
【0034】本実施例では、従来の全系一括処理に比
べ、特に、候補パターン選定部540と目標パターン決
定部550に特徴がある。
【0035】図3は、本実施例による目標パターンの決
定方法を説明する処理フロー図である。負荷融通に際し
ては、対象系統内の停電事故発生により起動される。な
お、対象系統の構成や事故状態は図2に示す通りで、従
来例における場合と同一条件とする。
【0036】本処理のステップs101〜s105は、
図8に示した従来のs10〜s40の処理と同等であ
り、詳細な説明は省略する。図5(a)に、図2の配電
系統からs10で抽出された融通対象系統を、図5
(b)に、各負荷区間(#1〜#9)に候補パターン選
定ルール640に従い評価指標最大の電源を割付けた
(s104)第1の候補パターン(イ)を示す。評価指
標は表1と同値である。
【0037】ところで、表1の評価指標から、負荷区間
#2には電源F3の他に評価指数の近接した電源F1も
存在し、これからだけでは最適なパターン何れかは分か
らない。このため、決定されたパターンがユーザにとっ
て十分に納得できるものであることが必要になる。
【0038】そこで、評価指標テーブル620におい
て、負荷区間毎に評価指標が一定値以内に近接している
ものがあるか判定し、ある場合には評価指標近接区間と
して評価の近接する電源とともに一次記憶する(s10
6)。次に、評価指標近接区間の一つを取りだし、候補
パターン(イ)の該当区間の電源を近接する電源に変更
した新たな仮パターンを作成し(s107)、制約違反
や停電区間の有無のチエックを行う(s108)。次
に、仮パターンの見直しの要否を判定し(s109)、
仮パターンに制約違反や停電が無なければ、正式の候補
パターンとして候補パターンファイル630に格納する
(s111)。もし、制約違反や停電があれば、パター
ンの見直し処理を行ない(s110)、見直しによる仮
パターンが作成される場合は、候補パターンとして格納
する。ステップs108〜s111の処理は、評価指標
近接区間がなくなるまで繰り返される。
【0039】図5(b)のパターン(ロ)は、評価指標
近接区間#2で、供給電源をF3からF1に変更したも
のである。ここで、F1の容量=30に対し、接続すべ
き区間負荷は総量=31となって制約違反となる。この
ような場合、以下の見直し処理によって、F1から供給
する負荷を一部を、他の電源へ置換える処理が行われ
る。
【0040】図4に、見直し処理s110のフロー図を
示す。同図は、着目の区間i(この例では、#2)に対
し、供給候補の電源Fj(この例では、F3)を電源F
k(この例では、F1)に変更した場合の手順である。
【0041】まず、本処理の実行要因(見直し要因;こ
こでは停電/経路の分断)をチエックし(s110−
1)、停電の場合は電源F1からの分岐を調べ、着目の
区間#2を含む分岐1(#1,#2)とは別の分岐2
(#9,#8)の区間負荷を、F1から遠い順に必要量
(ここでは#8)を他の電源に仮に置換し(s110−
2)、必要量が置換できたか否かを判定する(s110
−3)。置換できていれば、候補パターンに選定する
(s110−6)。
【0042】本例では、表1の評価指標より、区間#8
にはF1に代わる供給可能な電源がないので、置換は不
可能と判定される。従って、パタン(ロ)では区間#8
の停電が不可避となる。この場合は、停電量を算出し
(s110−4)、停電量が許容値以内にあるか判定す
る(s110−5)。許容値を超えていれば、この仮パ
ターンを廃棄する(s110−7)。なお、停電量の許
容値が、第1のパターンの登録に対しても設定されてい
る場合、第2のパターン以降の許容値はそれと同等以上
の値として、仮パターンの制限をゆるやかにしている。
【0043】一方、ステップs110−1で、見直し要
因が経路の分断である場合は、分断の型を判定する。即
ち、区間iへの電源Fkの割付けによる他の供給経路の
分断か(型)、電源Fkから区間iの供給経路の分断
か(型)を判定する(s110−8)。
【0044】型の場合は、電源Fkが分断した区間へ
Fkを割付ける(s110−9)。型の場合は、Fk
から区間iの経路で分断している他の電源の供給経路
(複数ある場合は最小容量となる経路)をFkからの供
給経路に変更する(s110−10)。この結果、電源
Fkの容量に不足が判定されれば(s110−11)、
ステップs110−2に移行して割付の置換を行う。あ
るいは、Fkの容量不足分を停電区間としてステップs
110−2に移行する。
【0045】図5(b)のパターン(ハ)は、評価指標
近接区間#6で、供給電源をF2からF3に変更したも
のである。この場合、ステップs109で経路の制約違
反が判定される。即ち、F3から#6への供給で、F2
から#7への経路が分断されている(上記の前者)。一
つの区間に対し二つの電源からの供給は制約違反となる
ので、F2から#7への供給経路は断たれる。このた
め、s110−9でF3から供給しようとするが、F3
の容量不足のために停電区間となる。また、変更前から
F3を割付けていた#2も容量不足のために停電区間と
なる。これら、#2、#7の不足分については、F3か
ら#2の分岐の見直しがステップs110−2で行なわ
れるが、F1の容量不足のために置換は不可能となる。
【0046】次に、登録されている複数の候補パターン
について、目標パターン選定ルール650に従って最適
パターンを選択し、目標パターンファイル640に格納
する(s112)。最後に、操作手順部420で、目標
パターンに対応して各開閉器の入/切を指示する制御信
号を作成し(s113)、実系統(実際には、図示して
いない遠方監視制御装置)に出力する。目標パターン選
定ルール660は、ここでは停電量最小を選択基準とし
ている。従って、候補パターン(イ)〜(ハ)のうち唯
一停電を生じないパターン(イ)が選択される。
【0047】次に他の適用例について説明する。図6
(a)に、融通対象系統を示す。前例(図5)と系統構
成や電源容量は同じだが、#1区間と#2区間の負荷量
を5に変更している。表2に、本例の評価指標を示す。
【0048】
【表2】
【0049】評価指標に基づいて、図6(b)に示す第
1の候補パターン(イ)が選定される。次に、区間#2
を電源F3に置換した仮パターン(ロ)が求まる。この
パターン(ロ)には、制約違反も停電区間もないので、
正式の候補パターン(ロ)として登録される。このよう
に、複数の候補パターン(イ)、(ロ)に停電区間のな
い場合に、目標パターンの決定は次のように行われる。
【0050】目標パターンの選定ルールは負荷融通の場
合、前述のように停電量最小が最優先される。次いで、
開閉器の操作回数、融通後の各電源の予備量のバラン
ス、送電損失との相関大な電圧降下などを指標とする選
択基準を用いる。
【0051】ここで、開閉器の操作回数は、図6から分
かるように入操作が9回、切操作が3回で、共に等し
い。また、融通後の各電源の予備量は、F1とF3につ
いて元々の予備量は共に30で、負荷量は#2を供給し
た場合が20でしない場合が25となるので、パタン全
体としては(イ)と(ロ)で等しい(F2は不変)。
【0052】電圧降下について、パターン(イ)と
(ロ)を比較してみる。図7に、#2をF1で供給する
場合の電圧降下(a)、この場合の他の分岐の電圧降下
(b)、#2をF3から供給する場合の電圧降下を示
す。ここで、各区間の抵抗値を等しいなどと仮定する
と、電圧降下は電流のグラフと座標軸で囲まれる面積に
比例する。同図(c)のように、#2をF3で供給する
場合に3つの区間(#4⇒#3⇒#2)が直列になり、
末端#2の電圧降下が最大になる。この結果、電圧降下
の点で秀れているパタン(イ)が目標パターンに決定さ
れる。
【0053】なお、開閉器の操作回数、融通後の各電源
の予備量のバランス、電圧降下などは網羅的に含む必要
はなく、その優先順位もケースバイケースである。ま
た、オフライン評価部560により、対話用端末800
を介して、複数の候補パターンをユーザに提示し、ユー
ザの選択指示によって決定するオフライン評価も可能で
ある。
【0054】このように、本実施例の目標パターン作成
処理によれば、各負荷区間に評価指標の最大の電源を割
り付けた第1の候補パターンを基に、評価指標の近接し
た電源のある評価指標近接区間に着目し、電源を代替し
てみた仮パターンに、停電区間のある場合はその回避処
理を行い、制約違反のある場合はその解消処理を行っ
て、順次、複数の候補パターンを作成するので、これら
候補パターンから所定の選択基準に従って最適パターン
を提供することができる。
【0055】次に、本発明の第二の実施例を説明する。
図8は、第二の実施例の概略の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0056】融通対象系統を抽出し(A)、各負荷区間
に対する電源毎の評価指標に基づき、融通のための複数
の候補パターンを前述のように決定し(B1)、各候補
パターンを初期値としてGA(Genetic Algorithm:遺
伝的アルゴリズム)またはSA(Simulated Annealin
g:焼なまし法)を実施して、目標パターンを決定する
(B2)。処理B1による候補パターンは、適度に多様
な複数の初期パターンがあればよく、第一の実施例のよ
うに候補のパターンを極力漏らさないための見直し処理
(図4)は必ずしも必要ではない。
【0057】処理B2でSAを採用する場合は、SAは
時間を十分にかければ最適性の高い解が求まるので、事
故時の応急的復旧よりも系統の増設や保守作業計画等
の、オフライン的な業務に適している。この場合、オフ
ラインでの評価手段Dにより、第一の実施例により求め
た目標パターンに対し、本実施例で求めた目標パターン
と突合わせ、その結果を運用者が判断して、候補パター
ン選定ルール650や目標パターン決定ルール660に
反映し、その選択基準を精選することができる。それに
よって、第一の実施例による高速処理における最適化処
理を一層向上させることが可能になる。
【0058】なお、以上では停電回避のための負荷融通
を例に、目標(負荷融通)系統構成の決定方式について
説明したが、これに限られるものではない。例えば、送
電損失低減の系統構成の場合には、選択基準で送電損失
や電圧降下を優先すればよく、このように他の目的の系
統構成にも選択基準を考慮するのみで適用できる。さら
に、配電系統に限らず送電系統などにも適用できること
は言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、配電系統の目標系統構
成を求めるのに際し、負荷区間に割当る電源の妥当性を
示す評価指標に基き、全系一括処理により複数の候補パ
ターンを抽出し、目的に応じた評価基準に従って最適の
目標系統構成を決定できる。また、複数の候補パターン
とその決定をユーザに提供でき、あるいは、ユーザによ
る決定を可能にしているので、ユーザに納得のできる信
頼性の高い配電系統監視制御システムを構築できる。
【0060】本発明によれば、複数の候補パターンを初
期値として、GAまたはSAを実施して目標系統構成を
決定するので、最適化処理の質をより向上でき、この結
果をGAまたはSAによらない決定ルールに反映して、
その改善を図ることができる。また、系統の増設や保守
作業の計画を効率化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す配電系統監視制御シス
テムの構成図。
【図2】本発明を適用する一配電系統の構成図。
【図3】本発明の一実施例を示す目標系統構成決定方法
の処理フロー図。
【図4】図3における見直し処理の詳細を示すフロー
図。
【図5】負荷融通系統と候補パターンを説明する模式
図。
【図6】図5と別の負荷融通系統と候補パターンを説明
する模式図。
【図7】候補パターンの電圧降下を説明するグラフ図。
【図8】本発明の他の実施例を示す目標系統構成決定方
法の概略の処理フロー図。
【図9】従来の全系一括方式による負荷融通構成決定の
処理のフロー図。
【図10】従来の負荷融通系統と目標パターンを説明す
る模式図。
【符号の説明】
100…配電系統、101…上位系統、111…配電用
変圧器、121…負荷側母線、131〜134…遮断
器、141〜144…計測装置、151〜154…配電
線、161〜169…開閉器(区分)、171,17
2,181,191…開閉器(連系)、200…通信
線、210,220〜222…子局、300…配電系統
監視制御装置、310…設備情報ファイル、320…運
用情報ファイル、330…操作手順作成ファイル、40
0…系統再構成処理統括部、410…監視・制御部、4
20…操作手順作成部、500…目標パターン作成処理
部、510…対象系統抽出部、520…候補電源抽出
部、530…評価指標算出部、540…候補パターン選
定部、550…目標パターン決定部、600…対象系統
ファイル(再構成保存用)、610…供給候補電源ファ
イル、620…評価指標テーブル、630…候補パター
ンファイル、640…目標パターンファイル、650…
候補パターン選定ルールファイル、660…目標パター
ン選定ルールファイル、800…対話用端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 隆志 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 叶井 実 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電系統を目的に応じて構成または再構
    成する配電系統の目標構成決定方法において、 予め用意された配電系統を構成する設備情報と系統監視
    (計測)によって得られた運用情報を用いて、構成また
    は再構成する複数の負荷区間からなる対象系統を抽出
    し、負荷区間に供給する電源の妥当性の度合を示す評価
    指標に基いて前記負荷区間毎に最大の評価指標の候補電
    源を割付けて第1の候補パターンを作成し、前記最大の
    評価指標に対し他の候補電源の評価指標が所定の近接関
    係にある所定の負荷区間について、前記第1の候補パタ
    ーンから前記他の電源に置換した他の候補パターンを作
    成し、これら複数の候補パターンから最適なパターンを
    選択して目標構成とすることを特徴とする配電系統の目
    標構成決定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記評価指標は、負荷区間に対する電源の供給可能容量
    に等価な値で示されることを特徴とする配電系統の目標
    構成決定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記他の電源による置換に際し、置換してみた仮パター
    ンについて停電区間または供給経路分断の発生の有無を
    判定し、それらの無い場合には前記他の候補パターンを
    作成し、有る場合には仮パターンの見直し処理を行うこ
    とを特徴とする配電系統の目標構成決定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記見直し処理は、前記仮パターンに停電区間の発生す
    る場合、置換する電源の供給経路で且つ、前記所定の負
    荷区間を含まない分岐経路の末端の負荷区間から順次、
    前記置換する電源の容量不足を解消するまで別の電源を
    割付けた見直しパターンを作成することを特徴とする配
    電系統の目標構成決定方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 前記見直し処理は、前記仮パターンに供給経路分断の発
    生する場合、分断の負荷区間に前記置換する電源を割付
    けた見直しパターンを作成することを特徴とする配電系
    統の目標構成決定方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 前記見直しパターンにおける停電量が所定値以下のとき
    に、前記他の候補パターンを作成することを特徴とする
    配電系統の目標構成決定方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 前記最適なパターンの選択は、入力される選択指示また
    は所定の選択基準によることを特徴とする配電系統の目
    標構成決定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記所定の選択基準は、目的が負荷融通の再構成である
    場合に、停電量が最小の候補パターンを最優先すること
    を特徴とする配電系統の目標構成決定方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記所定の選択基準は、開閉器の操作回数、負荷融通後
    の各電源の予備量のバランス度および電圧降下の少なく
    とも一つを含むことを特徴とする配電系統の目標構成決
    定方法。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 前記所定の選択基準は、目的が低送電損失系統の構成の
    場合に、電圧降下が最小の候補パターンを最優先するこ
    とを特徴とする配電系統の目標構成決定方法。
  11. 【請求項11】 負荷融通のために再構成する配電系統
    の目標構成決定方法において、 予め用意された配電系統の構成を示す設備情報と系統監
    視によって得られた開閉器の入切り状態などの運用情報
    を用いて、負荷融通すべき複数の負荷区間からなる対象
    系統を抽出し、前記負荷区間毎に各電源の供給可能容量
    を表わす評価指標を算出し、前記負荷区間の各々に前記
    評価指標が最大のの候補電源を割付けて第1の候補パタ
    ーンを作成し、前記最大の評価指標に対し他の候補電源
    の評価指標が所定の近接関係にある所定の負荷区間につ
    いて、前記第1の候補パターンから前記他の電源に置換
    した他の候補パターンを作成し、これら複数の候補パタ
    ーンから停電量が最小であり、さらに、開閉器の操作回
    数、負荷融通後の各電源の予備量のバランス度および電
    圧降下の少なくとも一つを目安にして選択したパターン
    を負荷融通構成とすることを特徴とする配電系統の目標
    構成決定方法。
  12. 【請求項12】 配電系統の設備情報や運用情報などを
    格納する記憶装置と、配電系統との間で運用状態や開閉
    器操作指令を送受する伝送装置と、目的に応じた系統パ
    ターンを生成する目標構成決定手段及び、決定された系
    統パターンに応じて開閉器操作指令を出力する制御手段
    を有する中央処理装置(CPU)と、 を備える配電系統の監視制御システムにおいて、前記目
    標構成決定手段は、 前記設備情報と前記運用情報を用いて、目的に対応した
    対象系統に含まれる複数の負荷区間を抽出する対象系統
    抽出手段と、 負荷区間に供給する電源の妥当性の度合を示す評価指標
    を、負荷区間と電源とに対応して記憶する評価指標テー
    ブルと、 前記対象系統の負荷区間毎に前記評価指標テーブルを参
    照して、最大の評価指標の候補電源を割付けて第1の候
    補パターンを作成し、前記最大の評価指標に対し他の候
    補電源の評価指標が所定の近接関係にある所定の負荷区
    間について、前記第1の候補パターンから前記他の電源
    に置換した他の候補パターンを作成する候補パターン作
    成手段と、 複数の前記候補パターンから最適なパターンを選択し前
    記系統パターンを決定する最適パターン選択手段と、を
    設けることを特徴とする配電系統の監視制御システム。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記目標構成決定手段は、前記対象系統に対する評価指
    標を算出して前記評価指標テーブルに記憶する評価指標
    算出手段を設けることを特徴とする配電系統の監視制御
    システム。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、 前記目標構成決定手段は、前記複数の候補パターンを対
    話端末に提供し、最適なパターンの指示を受付るオフラ
    イン評価手段を設けることを特徴とする配電系統の監視
    制御システム。
  15. 【請求項15】 配電系統の設備情報や運用情報などを
    格納する記憶装置と、配電系統との間で運用状態や開閉
    器操作指令を送受する伝送装置と、目的に応じた系統パ
    ターンを生成する目標構成決定手段及び、決定された系
    統パターンに応じて開閉器操作指令を出力する制御手段
    を有する中央処理装置(CPU)と、を備える配電系統
    の監視制御システムにおいて、前記目標構成決定手段
    は、 前記設備情報と前記運用情報を用いて、目的に対応した
    対象系統に含まれる複数の負荷区間を抽出する対象系統
    抽出手段と、 負荷区間に供給する電源の妥当性の度合を示す評価指標
    を、負荷区間と電源とに対応して記憶する評価指標テー
    ブルと、 前記対象系統の負荷区間毎に前記評価指標テーブルを参
    照して、最大の評価指標の候補電源を割付けて第1の候
    補パターンを作成し、前記最大の評価指標に対し他の候
    補電源の評価指標が所定の近接関係にある所定の負荷区
    間について、前記第1の候補パターンから前記他の電源
    に置換した他の候補パターンを作成する候補パターン作
    成手段と、 複数の前記候補パターンを初期値として、遺伝的アルゴ
    リズム(GA)または焼きなまし法(SA)によって最
    適なパターンを精選する最適化処理手段と、を設けるこ
    とを特徴とする配電系統の監視制御システム。
JP7147629A 1995-06-14 1995-06-14 配電系統の目標構成決定方法および監視制御システム Pending JPH099504A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061334A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Meidensha Corp 配電自動化システムの電力融通方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061334A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Meidensha Corp 配電自動化システムの電力融通方法
JP4622968B2 (ja) * 2006-08-30 2011-02-02 株式会社明電舎 配電自動化システムの電力融通方法

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