JPH0994670A - 抵抗溶接装置 - Google Patents

抵抗溶接装置

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Publication number
JPH0994670A
JPH0994670A JP7253492A JP25349295A JPH0994670A JP H0994670 A JPH0994670 A JP H0994670A JP 7253492 A JP7253492 A JP 7253492A JP 25349295 A JP25349295 A JP 25349295A JP H0994670 A JPH0994670 A JP H0994670A
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JP
Japan
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electrode
welded
welding
tip
back electrode
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Application number
JP7253492A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Totsuka
洋光 戸塚
Etsushi Kato
悦嗣 加藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極にドレッシングを行った後に、都度、当
該ドレッシングによって変化した電極の先端面占位位置
を調整しなければならず、作業の煩雑化および生産性の
低下を招来する。 【解決手段】 本発明では、下側スタッドガン17の作
動により、バック電極13を被溶接材Wの外表面Waに
対して近接離反移動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポット溶接装置
等のように、被溶接材の一方の表面と一方の電極とを互
いに当接させた後に、該被溶接材の他方の表面における
前記一方の電極に対応する部位に他方の電極を当接さ
せ、これら一対の電極を通じて前記被溶接材に溶接電流
および圧力を加える抵抗溶接装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、この種の抵抗溶接装置を概念
的に示したものである。ここで例示する抵抗溶接装置
は、被溶接材Wの複数の溶接ポイントに一時に抵抗溶接
を施すマルチスポット溶接装置と称されるもので、クラ
ンパCを介して上面に被溶接材Wを位置決め保持する下
側治具LJと、該被溶接材Wの上方域を覆う態様で配設
した上側治具UJとを具備して構成しており、各治具L
J,UJにおける被溶接材Wの溶接ポイントに対応する
部位にそれぞれ電極BD,DTを備えている。
【0003】下側治具LJが備える電極(以下、単にバ
ック電極BDと称する)は、先端面が平坦な柱状を成す
もので、上記クランパCに被溶接材Wを挟持させた場合
に、個々の先端面が該被溶接材Wの下面に当接する態様
で該下側治具LJに固定設置されている。
【0004】一方、上側治具UJが備える電極(以下、
単に電極チップDTと称する)は、それぞれスタッドガ
ンSGと称されるアクチュエータを介して該上側治具U
Jに個別に保持されており、各スタッドガンSGの作動
に基づいて進退し、上記被溶接材Wの上面に近接離反移
動することが可能である。
【0005】上記のように構成したマルチスポット溶接
装置では、クランパCを介して上記下側治具LJに被溶
接材Wを位置決め保持させた後、上述した各スタッドガ
ンSGを作動させると、該被溶接材Wの各溶接ポイント
がそれぞれ対応するバック電極BDと電極チップDTと
の間に加圧挟持され、さらにこの状態からバック電極B
Dおよび電極チップDTを通じて上記被溶接材Wに所定
の大きさの溶接電流を流すと、各溶接ポイントに発生す
る抵抗熱によって当該被溶接材Wが加熱溶融することに
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の抵抗
溶接装置にあっては、溶接作業の回数が多くなると、電
極BD,DTに変形やピックアップ等の劣化が生じ、そ
のまま溶接作業を続行した場合に溶接不良を招来するこ
とになる。
【0007】このため従来では、定期的に電極BD,D
Tの変形を修正し、かつ研磨や研削によって電極BD,
DTからピックアップを除去する作業、つまりドレッシ
ングを施し、溶接不良の発生を未然に防止するようにし
ている。
【0008】しかしながら、電極BD,DTに対してド
レッシングを施した場合、各電極BD,DTが漸次短く
なるため、上述したマルチスポット溶接装置にあって
は、クランパCに被溶接材Wを挟持させた際に、該被溶
接材Wの下面とバック電極BDの先端面との間に間隙が
生じることになり、このまま電極チップDTの先端面を
被溶接材Wの上面に当接させてこれらバック電極BDと
電極チップDTとの間に被溶接材Wを加圧挟持した場
合、当該被溶接材Wの溶接ポイントに凹凸が形成される
ことになる。
【0009】したがって、この種の抵抗溶接装置にあっ
ては、ドレッシングを施した後に、都度、当該ドレッシ
ングによって変化したバック電極BDの先端面占位位置
を調整しなければならず、作業が煩雑になるばかりか、
生産性低下の要因となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、被溶接材の
一方の表面と一方の電極とを互いに当接させた後に、該
被溶接材の他方の表面における前記一方の電極に対応す
る部位に他方の電極を当接させ、これら一対の電極を通
じて前記被溶接材に溶接電流および圧力を加える抵抗溶
接装置において、前記一方の電極を前記被溶接材の一方
の表面に対して近接離反移動可能に配設している。
【0011】前記一方の電極を前記被溶接材における一
方の表面の延在方向に沿って移動可能に配設することが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る
抵抗溶接装置の第1実施形態を概念的に示したもので、
図3に示すような、貨物運搬専用四輪自動車(トラッ
ク)のデッキサポート部品(以下、単に被溶接材Wと称
する)に設定した複数の溶接ポイントXに対して一時に
抵抗溶接を施すマルチスポット溶接装置を例示してい
る。
【0013】図1に示すように、このマルチスポット溶
接装置は、上記被溶接材Wを載置するに十分な大きさを
有した下側治具10と、この下側治具10の上面を覆う
に十分な大きさを有した上側治具20とを備えている。
【0014】下側治具10は、上記被溶接材Wの周縁部
に対応する部位に側壁11を有し、この側壁11を上方
に向ける態様で固定設置したもので、該側壁11の上端
部複数箇所にそれぞれクランプ手段12を配置している
とともに、上記側壁11よりも内方に位置する部位にお
いて上述した被溶接材Wの溶接ポイントXに対応する箇
所にそれぞれバック電極13を配置している。
【0015】クランプ手段12は、下側治具10に設け
た側壁11の内方側上端部から立設した固定クランパ1
4と、各固定クランパ14の外方側に位置する部位に軸
部材15を介して揺動可能に支承させた可動クランパ1
6とを具備しており、図示していないクランプアクチュ
エータの作動により、各固定クランパ14に対してそれ
ぞれ可動クランパ16を閉塞移動させた場合に、互いの
間に外表面Waが下方に向いた状態で被溶接材Wの周縁
部を挟持する作用を成す。
【0016】バック電極13は、先端面13aを平坦に
形成した太径の柱状を成しており、各先端面13aが被
溶接材Wにおいて対応する溶接ポイントXの外表面Wa
に対向する態様で、それぞれスタッドガンと称されるア
クチュエータ(以下、単に下側スタッドガン17と称す
る)を介して上記下側治具10に保持されている。下側
スタッドガン17は、それぞれバック電極13の基端部
に連結し、各バック電極13を個々の軸心方向に沿って
進退移動させるもので、最も縮退作動した場合に上記バ
ック電極13の先端面13aをそれぞれ被溶接材Wの対
応する溶接ポイントXにおいて外表面Waに相当する高
さ位置よりも下方側に退行配置させる一方、最も伸長作
動した場合に上記バック電極13の先端面13aをそれ
ぞれ被溶接材Wの対応する溶接ポイントXにおいて外表
面Waに相当する高さ位置よりも僅かに上方側に突出配
置させる作用を成す。
【0017】上側治具20は、その下面が上記被溶接材
Wの内表面Wbに応じた形状を成し、この下面を上記下
側治具10に対向させる態様で当該下側治具10から所
定距離離隔した位置に固定設置したもので、該下側治具
10の各バック電極13に対向する部位にそれぞれ電極
チップ21を配置している。
【0018】電極チップ21は、上記バック電極13よ
りも細径の柱状を成しており、個々の軸心を対応するバ
ック電極13の軸心に合致させる態様で、それぞれスタ
ッドガンと称されるアクチュエータ(以下、単に上側ス
タッドガン22と称する)を介して上記上側治具20に
保持されている。上側スタッドガン22は、上述した下
側スタッドガン17と同様、それぞれ電極チップ21の
基端部に連結し、各電極チップ21を個々の軸心方向に
沿って進退移動させるもので、最も縮退作動した場合に
上記電極チップ21の先端面21aをそれぞれ被溶接材
Wの対応する溶接ポイントXにおいて内表面Wbに相当
する高さ位置よりも上方側に退行配置させる一方、最も
伸長作動した場合に上記電極チップ21の先端面21a
をそれぞれ被溶接材Wの対応する溶接ポイントXにおい
て内表面Wbに相当する高さ位置よりも僅かに下方側に
突出配置させる作用を成す。
【0019】なお、図には明示していないが、上述した
下側スタッドガン17および上側スタッドガン22は、
いずれも同一の構成要素によって構成し、かつ最も伸長
作動した場合に、バック電極13の先端面13a、もし
くは電極チップ21の先端面21aのそれぞれ対応する
被溶接材Wの外表面Wa、もしくは内表面Wbからの突
出量αが互いに同一となるように設定配置している。
【0020】上記のように構成したマルチスポット溶接
装置では、溶接作業待機状態において、各クランプ手段
12の可動クランパ16をそれぞれ固定クランパ14に
対して拡開した状態に保持し、かつ上述した下側スタッ
ドガン17および上側スタッドガン22をいずれも縮退
作動させた状態に保持している。
【0021】上述した溶接作業待機状態から被溶接材W
に溶接作業を行う場合には、まず、クランプ手段12を
介して下側治具10に被溶接材Wを位置決め保持させる
作業を行う。すなわち、外表面Waが下向きとなる態様
で被溶接材Wを下側治具10の上面に載置した後、クラ
ンプ手段12の図示していないクランプアクチュエータ
を作動させることにより、各固定クランパ14に対して
それぞれ可動クランパ16を閉塞移動させ、これら固定
クランパ14および可動クランパ16の間に被溶接材W
の周縁部を挟持させる。
【0022】この状態においては、図2(a)に示すよ
うに、被溶接材Wの各溶接ポイントXにおいてバック電
極13の先端面13aおよび電極チップ21の先端面2
1aのいずれもが被溶接材Wから離隔している。
【0023】次いで、下側治具10に配設した下側スタ
ッドガン17を同時に作動させ、それぞれを伸長した状
態に保持させる。
【0024】このとき、各バック電極13は、図2
(b)に示すように、それぞれの先端面13aが対応す
る溶接ポイントXにおいて被溶接材Wの外表面Waに当
接し、該被溶接材Wの剛性によって以降の上動が阻止さ
れるため、当該被溶接材Wによって個々の先端面占位位
置が規定されることになる。
【0025】下側スタッドガン17を作動させた後、今
度は上側治具20に配設した上側スタッドガン22を同
時に作動させ、それぞれを伸長した状態に保持させる。
【0026】この状態においては、図2(c)に示すよ
うに、各電極チップ21の先端面21aが対応する溶接
ポイントXにおいて被溶接材Wの内表面Wbに当接し、
当該溶接ポイントXがバック電極13の先端面13aと
電極チップ21の先端面21aとの間に挟持されること
になる。
【0027】したがって、この状態からバック電極13
および電極チップ21を通じて上記被溶接材Wの各溶接
ポイントXに所定の大きさの圧力を加えるとともに、所
定の大きさの溶接電流を流せば、各溶接ポイントXに発
生する抵抗熱によって当該被溶接材Wが加熱溶融するこ
とになる。
【0028】溶接作業が終了すると、図2(d)に示す
ように、下側スタッドガン17および上側スタッドガン
22をそれぞれ縮退作動させることによってバック電極
13の先端面13aおよび電極チップ21の先端面21
aをそれぞれ被溶接材Wの表面Wa,Wbから離隔さ
せ、さらにクランプ手段12の各可動クランパ16を開
放移動させることによって、マルチスポット溶接装置が
上述した溶接作業待機状態に復帰することになり、溶接
終了後の被溶接材Wを下側治具10から取り出すことが
できるようになる。
【0029】以下、上述した作用を繰り返し行うことに
より、被溶接材Wに順次溶接作業を行うことができる。
【0030】ところで、上述したマルチスポット溶接装
置においても、溶接作業の回数が多くなると電極13,
21に劣化が招来されるため、溶接作業を予設定回数行
う毎にこれら電極13,21にドレッシングを施す必要
があり、該ドレッシングによって上記バック電極13お
よび上記電極チップ21の双方が漸次短くなる。
【0031】しかしながら、上記マルチスポット溶接装
置によれば、バック電極13および電極チップ21の減
少量が、それぞれ上述した被溶接材Wの表面からの突出
量αに至るまでの間、スタッドガン17,22の作動に
よって各電極13,21の先端面13a,21aを確実
に被溶接材Wの表面Wa,Wbに当接させることができ
るため、これらバック電極13と電極チップ21との間
に被溶接材Wを加圧挟持した場合にも、当該被溶接材W
の溶接ポイントXに凹凸が形成されることがなくなる。
【0032】したがって、上記マルチスポット溶接装置
では、ドレッシングを施した後に、バック電極13の先
端面占位位置を調整する作業が不要となり、作業の煩雑
化、並びに生産性の低下を可及的に防止することが可能
となる。
【0033】因に、バック電極13および電極チップ2
1の減少量がそれぞれ上述した被溶接材Wの表面Wa,
Wbからの突出量αに至った場合には、各電極13,2
1を交換して溶接作業を続行することになる。
【0034】図4は、本発明に係る抵抗溶接装置の第2
実施形態を概念的に示したものである。ここで例示する
抵抗溶接装置は、図1に示した第1実施形態のものと同
様に、図3に示すような、トラックのデッキサポート部
品(以下、単に被溶接材Wと称する)に設定した複数の
溶接ポイントXに対して順次抵抗溶接を施すスポット溶
接装置であり、上述した第1実施形態のものとは上側治
具120の構成が異なっている。
【0035】すなわち、このスポット溶接装置では、上
側治具120における下側治具10に対向する下面に一
対の上側第1レール部材121を配置している。上側第
1レール部材121は、互いに平行となる態様で上記上
側治具120の下面に水平に延在しており、互いの下端
部間に上側第2レール部材122を支承している。上側
第2レール部材122は、上記上側第1レール部材12
1に直交する方向に延在し、かつ該上側第1レール部材
121の延在方向に沿って移動可能に配設したもので、
その下方部に上側走行体123を備えている。上側走行
体123は、上記上側第2レール部材122の延在方向
に沿って移動可能に配設した上側走行部124と、この
上側走行部124の一側部に上記下側治具10に対して
近接離反移動可能に配設した上側昇降部125とを有し
ており、該上側昇降部125の下面にスタッドガンと称
されるアクチュエータ(以下、単に上側スタッドガン1
26と称する)および支持部材127を保持している。
【0036】上側スタッドガン126は、下側治具10
に配置したバック電極13よりも細径の柱状を成す電極
チップ128の基端部に連結し、この電極チップ128
をその軸心方向に沿って進退移動させる作用を成すもの
で、該電極チップ128の先端面128aを鉛直下方に
向ける態様で上記上側昇降部125の下面に取り付けて
いる。
【0037】支持部材127は、図6に示すように、上
記上側スタッドガン126の一側方に位置する部位から
電極チップ128の延設方向に沿って下方に延在した延
在部127aと、この延在部127aの下端部から電極
チップ128に向けて直角に屈曲した当接部127bと
を有したもので、上記延在部127aの基端部に設けた
取付部127cを介して上記上側昇降部125の下面に
取り付けている。
【0038】なお、図1に示した第1実施形態のものと
同様の構成要素に関しては、同一の符号を付して詳細説
明を省略する。
【0039】上記のように構成したスポット溶接装置で
は、溶接作業待機状態において下側治具10に配設した
各クランプ手段12の可動クランパ16をそれぞれ固定
クランパ14に対して拡開した状態に保持し、かつ下側
スタッドガン17および上側スタッドガン126をいず
れも縮退作動させた状態に保持し、さらに上側走行体1
23の上側昇降部125を上側走行部124に対して最
も上動した状態に保持している。
【0040】上述した溶接作業待機状態から、実際の被
溶接材Wに溶接作業を行う場合には、まず、クランプ手
段12を適宜作動させて下側治具10に被溶接材Wを位
置決め保持させる。
【0041】この状態においては、図5(a)に示すよ
うに、バック電極13の先端面13a、電極チップ12
8の先端面128aおよび支持部材127における当接
部127bの下端面のいずれもが被溶接材Wの表面W
a,Wbから離隔している。
【0042】次いで、上側第1レール部材121に対し
て上側第2レール部材122を適宜移動させるととも
に、この上側第2レール部材122に対して上側走行体
123の上側走行部124を適宜移動させることによ
り、該上側走行体123の下端部に配設した電極チップ
128を第1の溶接ポイントXにおいてバック電極13
に対応する部位に位置決め配置させる。
【0043】さらにこの状態から上側走行体123を駆
動することにより、上側走行部124に対して上側昇降
部125を予設定量だけ下動させ、図5(b)に示すよ
うに、支持部材127における当接部127bの下端面
を被溶接材Wの内表面Wbに当接した状態に保持させ
る。
【0044】支持部材127における当接部127bの
下端面が被溶接材Wの内表面Wbに当接すると、次い
で、第1の溶接ポイントXに対応した下側スタッドガン
17のみを作動させ、これを伸長した状態に保持させ
る。
【0045】このとき、上記第1の溶接ポイントXにお
いては、図5(c)に示すように、バック電極13の先
端面13aが被溶接材Wの外表面Waに当接し、該被溶
接材Wの内表面Wbに当接した支持部材127からの抗
力によって以降の上動が阻止されるため、当該被溶接材
Wの剛性が低い場合にも、上記バック電極13の先端面
占位位置が正確に規定されることになる。
【0046】下側スタッドガン17を作動させた後、今
度は上側治具120に配設した上側スタッドガン126
を作動させ、これを伸長した状態に保持させる。
【0047】この状態においては、図5(d)に示すよ
うに、電極チップ128の先端面128aが被溶接材W
の内表面Wbに当接しており、上記第1の溶接ポイント
Xがバック電極13の先端面13aと電極チップ128
の先端面128aとの間に挟持されることになる。
【0048】したがって、この状態からバック電極13
および電極チップ128を通じて被溶接材Wの第1の溶
接ポイントXに所定の大きさの圧力を加えるとともに、
所定の大きさの溶接電流を流せば、該第1の溶接ポイン
トXに発生する抵抗熱によって被溶接材Wが加熱溶融す
ることになる。
【0049】第1の溶接ポイントXにおいて溶接作業が
終了すると、下側スタッドガン17および上側スタッド
ガン126をそれぞれ縮退作動させ、さらに上側走行部
124に対して上側昇降部125を上動させることによ
ってバック電極13の先端面13aおよび電極チップ1
28の先端面128a、さらには支持部材127におけ
る当接部127bの下端面をそれぞれ被溶接材Wの表面
Wa,Wbから離隔させる。
【0050】以下、上述した操作を第2の溶接ポイント
X以降において繰り返し行えば、被溶接材Wに設定した
複数の溶接ポイントX全てに対して溶接作業を行うこと
ができるようになる。
【0051】因に、被溶接材Wの全ての溶接ポイントX
に対する溶接作業を終了した場合には、クランプ手段1
2の各可動クランパ16を開放移動させ、スポット溶接
装置を上述した溶接作業待機状態に復帰させることによ
って、溶接終了後の被溶接材Wを下側治具10から取り
出すことができるようになり、新たな被溶接材Wに対す
る溶接作業を行うことができる。
【0052】ところで、上述したスポット溶接装置にお
いても、溶接作業の回数が多くなると電極13,128
に劣化が招来されるため、溶接作業を予設定回数行う毎
にこれら電極13,128にドレッシングを施す必要が
あり、該ドレッシングによって上記バック電極13およ
び上記電極チップ128の双方が漸次短くなる。
【0053】しかしながら、上記スポット溶接装置によ
れば、スタッドガン17,126の作動によって各電極
13,128の先端面13a,128aを確実に被溶接
材Wの表面Wa,Wbに当接させることができるため、
これらバック電極13と電極チップ128との間に被溶
接材Wを加圧挟持した場合にも、当該被溶接材Wの溶接
ポイントXに凹凸が形成されることがなくなる。
【0054】したがって、上記スポット溶接装置では、
ドレッシングを施した後に、バック電極13の先端面占
位位置を調整する作業が不要となり、作業の煩雑化、並
びに生産性の低下を可及的に防止することが可能とな
る。
【0055】しかも、上述したように、被溶接材Wの外
表面Waにバック電極13が当接する場合には、予め対
応する内表面Wbに支持部材127における当接部12
7bの下端面が当接しているため、当該バック電極13
が当接することに起因した被溶接材Wの変形が招来され
ることもない。
【0056】なお、上述した第2実施形態のスポット溶
接装置では、上側走行体123、上側第2レール部材1
22および上側第1レール部材121を介して上側治具
120に上側スタッドガン126を移動可能に配設して
いるが、図8に示す第3実施形態のように、多関節型の
上側ロボット220のハンド221に上側スタッドガン
226および支持部材227を配置し、該上側ロボット
220の作動によって電極チップ228を被溶接材Wの
各溶接ポイントXにおいてバック電極13に対応する部
位に位置決め配置させるようにしても構わない。
【0057】また、支持部材として、上側スタッドガン
126の一側方に位置する部位から電極チップ128の
延設方向に沿って下方に延在した延在部127aと、こ
の延在部127aの下端部から電極チップ128に向け
て直角に屈曲した当接部127bとを有したものを例示
しているが、たとえば図7に示すように、上側スタッド
ガン126の両側方に位置する部位からそれぞれ電極チ
ップ128の延設方向に沿って延在する一対の延在部3
27aと、これら延在部327aの先端部間に架設し、
上記電極チップ128の先端面128aに対向する部位
に該電極チップ128よりも太径の挿通孔327dを有
した当接部327bを有した支持部材327を適用して
もよい。
【0058】図9は、本発明に係る抵抗溶接装置の第4
実施形態を概念的に示したものである。ここで例示する
抵抗溶接装置は、図4に示した第2実施形態のものと同
様に、図3に示すような、トラックのデッキサポート部
品(以下、単に被溶接材Wと称する)に設定した複数の
溶接ポイントXに対して順次抵抗溶接を施すスポット溶
接装置であり、上述した第2実施形態のものとは下側治
具410の構成が異なっている。
【0059】すなわち、このスポット溶接装置では、下
側治具410における上側治具120に対向する上面に
一対の下側第1レール部材411を配置している。下側
第1レール部材411は、互いに平行となる態様で上記
上側治具120の上面に水平に延在しており、互いの上
端部間に下側第2レール部材412を支承している。下
側第2レール部材412は、上記下側第1レール部材4
11に直交する方向に延在し、かつ該下側第1レール部
材411の延在方向に沿って移動可能に配設したもの
で、その上方部に下側走行体413を備えている。下側
走行体413は、上記下側第2レール部材412の延在
方向に沿って移動可能に配設したもので、その上面にス
タッドガンと称されるアクチュエータ(以下、単に下側
スタッドガン414と称する)および支持部材を保持し
ている。
【0060】下側スタッドガン414は、上側治具12
0に配置した電極チップ128よりも太径の柱状を成す
バック電極415の基端部に連結し、このバック電極4
15をその軸心方向に沿って進退移動させる作用を成す
もので、該バック電極415の先端面を鉛直上方に向け
る態様で上記下側走行体413の上面に取り付けてい
る。
【0061】なお、図4に示した第2実施形態のものと
同様の構成要素に関しては、同一の符号を付して詳細説
明を省略する。
【0062】上記のように構成したスポット溶接装置で
は、溶接作業待機状態において下側治具410に配設し
た各クランプ手段12の可動クランパ16をそれぞれ固
定クランパ14に対して拡開した状態に保持し、かつ下
側スタッドガン414および上側スタッドガン126を
いずれも縮退作動させた状態に保持し、さらに上側走行
体123の上側昇降部125を上側走行部124に対し
て最も上動した状態に保持している。
【0063】上述した溶接作業待機状態から、実際の被
溶接材Wに溶接作業を行う場合には、まず、クランプ手
段12を適宜作動させて下側治具410に被溶接材Wを
位置決め保持させる。
【0064】この状態においては、バック電極415の
先端面、電極チップ128の先端面および支持部材12
7における当接部127bの下端面のいずれもが被溶接
材Wの表面Wa,Wbから離隔している。
【0065】この状態からまず、下側第1レール部材4
11に対して下側第2レール部材412を適宜移動させ
るとともに、この下側第2レール部材412に対して下
側走行体413を適宜移動させることにより、該下側走
行体413の上端部に配設したバック電極415を被溶
接材Wにおける第1の溶接ポイントXに対向する部位に
位置決め配置させる。
【0066】次いで、上側第1レール部材121に対し
て上側第2レール部材122を適宜移動させるととも
に、この上側第2レール部材122に対して上側走行体
123の上側走行部124を適宜移動させることによ
り、該上側走行体123の下端部に配設した電極チップ
128を第1の溶接ポイントXにおいてバック電極41
5に対応する部位に位置決め配置させる。
【0067】さらに、この状態から上側走行体123を
駆動することにより、上側走行部124に対して上側昇
降部125を予設定量だけ下動させ、支持部材127に
おける当接部127bの下端面を被溶接材Wの内表面W
bに当接した状態に保持させる。
【0068】支持部材127における当接部127bの
下端面が被溶接材Wの内表面Wbに当接すると、先に下
側スタッドガン414を作動させ、これを伸長した状態
に保持させる。
【0069】このとき、上記第1の溶接ポイントXにお
いては、バック電極415の先端面が被溶接材Wの外表
面Waに当接し、該被溶接材Wの内表面Wbに当接した
支持部材127からの抗力によって以降の上動が阻止さ
れるため、当該被溶接材Wの剛性が低い場合にも、上記
バック電極415の先端面占位位置が正確に規定される
ことになる。
【0070】下側スタッドガン414を作動させた後、
今度は上側スタッドガン126を作動させ、これを伸長
した状態に保持させる。
【0071】この状態においては、電極チップ128の
先端面が被溶接材Wの内表面Wbに当接しており、上記
第1の溶接ポイントXがバック電極415の先端面と電
極チップ128の先端面との間に挟持されることにな
る。
【0072】したがって、この状態からバック電極41
5および電極チップ128を通じて被溶接材Wの第1の
溶接ポイントXに所定の大きさの圧力を加えるととも
に、所定の大きさの溶接電流を流せば、該第1の溶接ポ
イントXに発生する抵抗熱によって被溶接材Wが加熱溶
融することになる。
【0073】第1の溶接ポイントXにおいて溶接作業が
終了すると、下側スタッドガン414および上側スタッ
ドガン126をそれぞれ縮退作動させ、さらに上側走行
部124に対して上側昇降部125を上動させることに
よってバック電極415の先端面および電極チップ12
8の先端面、さらには支持部材127における当接部1
27bの下端面をそれぞれ被溶接材Wの表面Wa,Wb
から離隔させる。
【0074】以下、上述した操作を第2の溶接ポイント
X以降において繰り返し行えば、被溶接材Wに設定した
複数の溶接ポイントX全てに対して溶接作業を行うこと
ができるようになる。
【0075】因に、被溶接材Wの全ての溶接ポイントX
に対する溶接作業を終了した場合には、クランプ手段1
2の各可動クランパ16を開放移動させ、スポット溶接
装置を上述した溶接作業待機状態に復帰させることによ
って、溶接終了後の被溶接材Wを下側治具410から取
り出すことができるようになり、新たな被溶接材Wに対
する溶接作業を行うことができる。
【0076】ところで、上述したスポット溶接装置にお
いても、溶接作業の回数が多くなると電極128,41
5に劣化が招来されるため、溶接作業を予設定回数行う
毎にこれら電極128,415にドレッシングを施す必
要があり、該ドレッシングによって上記バック電極41
5および上記電極チップ128の双方が漸次短くなる事
態が発生する。
【0077】しかしながら、上記スポット溶接装置によ
れば、スタッドガン126,414の作動によって各電
極128,415の先端面を確実に被溶接材Wの表面W
a,Wbに当接させることができるため、これらバック
電極415と電極チップ128との間に被溶接材Wを加
圧挟持した場合にも、当該被溶接材Wの溶接ポイントX
に凹凸が形成されることがなくなる。
【0078】したがって、上記スポット溶接装置では、
ドレッシングを施した後に、バック電極415の先端面
占位位置を調整する作業が不要となり、作業の煩雑化、
並びに生産性の低下を可及的に防止することが可能とな
る。
【0079】しかも、上述したように、被溶接材Wの外
表面Waにバック電極415が当接する場合には、予め
対応する内表面Wbに支持部材127における当接部1
27bの下端面が当接しているため、当該バック電極4
15が当接することに起因した被溶接材Wの変形が招来
されることもない。
【0080】さらに、上記スポット溶接装置によれば、
電極128,415を保持したスタッドガン126,4
14をそれぞれ治具120,410に対して移動可能に
配設しているため、溶接ポイントXに対応した数の電極
を用意する必要がなくなるばかりか、被溶接材Wの溶接
ポイントXに変更があった場合にも容易に、かつ迅速に
これに対応することができるようになる。
【0081】なお、上述した第4実施形態のスポット溶
接装置では、上側走行体123、上側第2レール部材1
22および上側第1レール部材121を介して上側治具
120に上側スタッドガン126を移動可能に配設して
いるが、図10に示す第5実施形態のように、第3実施
形態で適用した多関節型の上側ロボット220のハンド
221に上側スタッドガン226および支持部材227
を配置し、該上側ロボット220の作動によって電極チ
ップ228を被溶接材Wの各溶接ポイントXに位置決め
配置させるようにしても構わない。
【0082】またさらに、下側走行体413、下側第2
レール部材412および下側第1レール部材411を介
して下側治具410に下側スタッドガン414を移動可
能に配設しているが、図11に示す第6実施形態のよう
に、多関節型の下側ロボット520のハンド521に下
側スタッドガン514を配置し、該下側ロボット520
の作動によってバック電極515を被溶接材Wの各溶接
ポイントXに位置決め配置させるように構成しても構わ
ない。
【0083】なお、上記各実施形態の抵抗溶接装置で
は、いずれもトラックのデッキサポート部品に溶接作業
を施すものを例示しているが、もちろんその他の被溶接
材に溶接作業を施すものにも適用することが可能であ
る。また、電極を上下に配置しているが、必ずしも上下
である必要はなく、たとえば左右に電極を配置してこれ
らの間に被溶接材を挟装保持するようにしても構わな
い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被溶接材に先に当接させる電極を該被溶接材に対して近
接離反移動可能に配設しているため、電極にドレッシン
グを施した場合にもその先端面を確実に被溶接材の表面
に当接することができるようになる。したがって、ドレ
ッシングを施した後に、上記電極の先端面占位位置を調
整する作業が不要となり、作業の煩雑化、並びに生産性
の低下を可及的に防止することが可能となる。
【0085】また、本発明によれば、電極を被溶接材に
おける表面の延在方向に沿って配設しているため、溶接
ポイントに対応した数の電極を用意する必要がなくなる
ばかりか、被溶接材の溶接ポイントに変更があった場合
にも容易に、かつ迅速にこれに対応することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る抵抗溶接装置の第1実施形態を概
念的に示した側面図である。
【図2】図1に示した抵抗溶接装置の作用を順に示した
要部拡大図である。
【図3】図1に示した抵抗溶接装置が溶接対象とする被
溶接材を概念的に示した図である。
【図4】本発明に係る抵抗溶接装置の第2実施形態を概
念的に示した側面図である。
【図5】図4に示した抵抗溶接装置の作用を順に示した
要部拡大図である。
【図6】図4に示した抵抗溶接装置に適用する支持部材
を示した拡大斜視図である。
【図7】図6に示した支持部材の変形例を示した拡大斜
視図である。
【図8】本発明に係る抵抗溶接装置の第3実施形態を概
念的に示した側面図である。
【図9】本発明に係る抵抗溶接装置の第4実施形態を概
念的に示した側面図である。
【図10】本発明に係る抵抗溶接装置の第5実施形態を
概念的に示した側面図である。
【図11】本発明に係る抵抗溶接装置の第6実施形態を
概念的に示した側面図である。
【図12】従来の抵抗溶接装置を概念的に示した側面図
である。
【符号の説明】
13,415,515…バック電極 17,22,126,226,414,514…スタッ
ドガン 21,128,228,…電極チップ W…被溶接材 Wa…被溶接材の外表面 Wb…被溶接材の内表面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接材の一方の表面と一方の電極とを
    互いに当接させた後に、該被溶接材の他方の表面におけ
    る前記一方の電極に対応する部位に他方の電極を当接さ
    せ、これら一対の電極を通じて前記被溶接材に溶接電流
    および圧力を加える抵抗溶接装置において、 前記一方の電極を前記被溶接材の一方の表面に対して近
    接離反移動可能に配設したことを特徴とする抵抗溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 前記一方の電極を前記被溶接材における
    一方の表面の延在方向に沿って移動可能に配設したこと
    を特徴とする請求項1記載の抵抗溶接装置。
JP7253492A 1995-09-29 1995-09-29 抵抗溶接装置 Pending JPH0994670A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120074104A1 (en) * 2009-06-05 2012-03-29 Honda Motor Co., Ltd. Resistance welding method and device therefor

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9676052B2 (en) * 2009-06-05 2017-06-13 Honda Motor Co., Ltd. Resistance welding method

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