JPH099380A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH099380A JPH099380A JP15160395A JP15160395A JPH099380A JP H099380 A JPH099380 A JP H099380A JP 15160395 A JP15160395 A JP 15160395A JP 15160395 A JP15160395 A JP 15160395A JP H099380 A JPH099380 A JP H099380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker unit
- elastic body
- front case
- ring
- information processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立て作業性が良く、かつ音質が高い、ス
ピーカーユニット取り付け構造を持つ情報処理装置を提
供することを目的とする。 【構成】 前面ケース14と組み合わせて装置を形成す
る装置背面ケース15内部の上面に、弾性体16を固定
し、前記弾性体16の上にスピーカーユニット6を固定
し、前記スピーカーユニット6のフレーム12の開口部
の前記前面ケース14側の端部に、振動体10の最大振
動時に前記前面ケース14に前記振動体10が接触しな
いような、すきまをとれる厚さをもったリング状弾性体
13を設け、前記弾性体16が前記スピーカーユニット
6を支え、前記スピーカーユニット6に圧力を加え、前
記前面ケース14に前記リング状弾性体13を介して、
前記フレーム12開口部の端部が密着できるような、ス
ピーカー取り付け構造を持つ情報処理装置の構成とす
る。
ピーカーユニット取り付け構造を持つ情報処理装置を提
供することを目的とする。 【構成】 前面ケース14と組み合わせて装置を形成す
る装置背面ケース15内部の上面に、弾性体16を固定
し、前記弾性体16の上にスピーカーユニット6を固定
し、前記スピーカーユニット6のフレーム12の開口部
の前記前面ケース14側の端部に、振動体10の最大振
動時に前記前面ケース14に前記振動体10が接触しな
いような、すきまをとれる厚さをもったリング状弾性体
13を設け、前記弾性体16が前記スピーカーユニット
6を支え、前記スピーカーユニット6に圧力を加え、前
記前面ケース14に前記リング状弾性体13を介して、
前記フレーム12開口部の端部が密着できるような、ス
ピーカー取り付け構造を持つ情報処理装置の構成とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は卓上型コンピュータ、携
帯型コンピュータ、携帯無線機等の機器で、特にスピー
カーユニットを内蔵した情報処理装置に関するものであ
る。
帯型コンピュータ、携帯無線機等の機器で、特にスピー
カーユニットを内蔵した情報処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置には、高い
音質や高い画質は求められず、機器の小型化、軽量化、
情報処理速度の高速化が、市場の要求であった。そのた
め、スピーカーユニットを内蔵する際には、機器の厚み
や大きさを極力小さく、かつ薄くすることが最優先であ
り、薄型のスピーカーユニットを装置外装の前面裏側か
ら簡便な方法で取り付けることで市場の要求を満たして
いた。
音質や高い画質は求められず、機器の小型化、軽量化、
情報処理速度の高速化が、市場の要求であった。そのた
め、スピーカーユニットを内蔵する際には、機器の厚み
や大きさを極力小さく、かつ薄くすることが最優先であ
り、薄型のスピーカーユニットを装置外装の前面裏側か
ら簡便な方法で取り付けることで市場の要求を満たして
いた。
【0003】図5、図6はスピーカーユニットを携帯型
コンピュータに内蔵する時の代表的な取り付け方法の断
面図を示す。スピーカーユニット101は通常、磁石1
02、磁界形成金属103、可動コイル104、振動体
105、端子106とこれら部品を固定するための開口
部を持ったフレーム107で構成されており、フレーム
107の形状は薄型化をはかるため、最小限の高さに押
さえられており、フレーム107開口部の端面は通常、
振動体105上面と同一面である。
コンピュータに内蔵する時の代表的な取り付け方法の断
面図を示す。スピーカーユニット101は通常、磁石1
02、磁界形成金属103、可動コイル104、振動体
105、端子106とこれら部品を固定するための開口
部を持ったフレーム107で構成されており、フレーム
107の形状は薄型化をはかるため、最小限の高さに押
さえられており、フレーム107開口部の端面は通常、
振動体105上面と同一面である。
【0004】図5はスピーカーユニット101を装置外
装の前面ケース108裏側から取り付ける例を示してい
る。前面ケース108裏側のスピーカーユニット101
取り付け部に、音を逃がす複数の開口穴と、円周状の段
差109を設け、段差面dにフレーム107の開口部端
面eを当て、前面ケース108にネジ111等で固定さ
れる板バネ110でフレーム107底面を加圧して固定
される、電流を供給する配線112はスピーカーユニッ
ト101背面から端子106に接続されている、113
は前面ケース108と装置外装を形成する背面ケースで
ある。
装の前面ケース108裏側から取り付ける例を示してい
る。前面ケース108裏側のスピーカーユニット101
取り付け部に、音を逃がす複数の開口穴と、円周状の段
差109を設け、段差面dにフレーム107の開口部端
面eを当て、前面ケース108にネジ111等で固定さ
れる板バネ110でフレーム107底面を加圧して固定
される、電流を供給する配線112はスピーカーユニッ
ト101背面から端子106に接続されている、113
は前面ケース108と装置外装を形成する背面ケースで
ある。
【0005】前面ケース108のf面とd面の段差t
は、フレーム107開口部の端面が、振動体105上面
と同一面であるため、スピーカーユニット101通電発
音時、振動体105が前面ケース108に接触して、音
がびびるため、振動体105の最大振幅sよりも高く設
定するためのにげである。また板バネ110はスピーカ
ーユニット101通電発音時、振動を吸収する役割を持
っている。
は、フレーム107開口部の端面が、振動体105上面
と同一面であるため、スピーカーユニット101通電発
音時、振動体105が前面ケース108に接触して、音
がびびるため、振動体105の最大振幅sよりも高く設
定するためのにげである。また板バネ110はスピーカ
ーユニット101通電発音時、振動を吸収する役割を持
っている。
【0006】図6はスピーカーユニット101を装置外
装の背面ケース113上面から取り付ける例を示してい
る。この場合はスポンジまたはゴムのような弾性体11
4を背面ケース113上面に固定し、弾性体114でフ
レーム107底面を固定し、かつ加圧する、前面ケース
108裏側には図4と同様な円周状段差を設け、弾性体
114の加圧力で段差面dにフレーム107の開口部端
面eを当てるような構造を持っている。
装の背面ケース113上面から取り付ける例を示してい
る。この場合はスポンジまたはゴムのような弾性体11
4を背面ケース113上面に固定し、弾性体114でフ
レーム107底面を固定し、かつ加圧する、前面ケース
108裏側には図4と同様な円周状段差を設け、弾性体
114の加圧力で段差面dにフレーム107の開口部端
面eを当てるような構造を持っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年情
報処理装置において、文書作成や表計算だけでなく、マ
ルチメディアやプレゼンテーション等の要求が高まり、
卓上型コンピュータをはじめ、需要が急増している携帯
型コンピュータにおいても、製品価格を上げることな
く、高い音質や高い画質が求められてきた。
報処理装置において、文書作成や表計算だけでなく、マ
ルチメディアやプレゼンテーション等の要求が高まり、
卓上型コンピュータをはじめ、需要が急増している携帯
型コンピュータにおいても、製品価格を上げることな
く、高い音質や高い画質が求められてきた。
【0008】従来例図5の構成では通常、装置の背面ケ
ース113に各種の表示装置、回路基板、配線等が固定
され、前面ケース108は外装カバーとして背面ケース
113に組み合わせて使用される。図5のように配線1
12が付いたスピーカーユニット101のみ前面ケース
108側に固定されることになり、背面ケース113と
前面ケース108を組み立てる時の作業性が非常に悪い
課題を持っていた。
ース113に各種の表示装置、回路基板、配線等が固定
され、前面ケース108は外装カバーとして背面ケース
113に組み合わせて使用される。図5のように配線1
12が付いたスピーカーユニット101のみ前面ケース
108側に固定されることになり、背面ケース113と
前面ケース108を組み立てる時の作業性が非常に悪い
課題を持っていた。
【0009】また段差面dにフレーム107の開口部端
面eを当て、板バネ110でフレーム107底面を加圧
して固定しても、段差面dとフレーム107の開口部端
面eとの密着性が部品ばらつき等でとれず、音圧が前面
ケース108開口穴以外にもれ、音質の低下を起こすと
同時に、個別装置間の音質ばらつきの発生が課題となっ
ていた。
面eを当て、板バネ110でフレーム107底面を加圧
して固定しても、段差面dとフレーム107の開口部端
面eとの密着性が部品ばらつき等でとれず、音圧が前面
ケース108開口穴以外にもれ、音質の低下を起こすと
同時に、個別装置間の音質ばらつきの発生が課題となっ
ていた。
【0010】図6の例でも、図5の前半の作業性の問題
は解決できるが、図5の後半の課題、音質の低下とばら
つきの課題は解決できなかった。これに加えて前面ケー
ス108の段差部109と背面ケース113上面から弾
性体114を介して保持される、スピーカーユニット1
01との位置合わせが困難であり、新たに組み立て作業
性の課題が発生していた。
は解決できるが、図5の後半の課題、音質の低下とばら
つきの課題は解決できなかった。これに加えて前面ケー
ス108の段差部109と背面ケース113上面から弾
性体114を介して保持される、スピーカーユニット1
01との位置合わせが困難であり、新たに組み立て作業
性の課題が発生していた。
【0011】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、高い音質を確保し、位置決め容易で、組
み立て作業性の良い、スピーカーユニット取り付け構造
を持った情報処理装置を提供することを目的とする。
るものであり、高い音質を確保し、位置決め容易で、組
み立て作業性の良い、スピーカーユニット取り付け構造
を持った情報処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスピーカーユニットを持つ情報処理装置は、
前記スピーカーユニットの装置内部への取り付け構造に
おいて、装置前面ケースと、前記前面ケースと組み合わ
せて装置を形成する装置背面ケース内部の上面に、弾性
体を固定し、前記弾性体の上に前記スピーカーユニット
を固定し、前記スピーカーユニットのフレーム開口部の
端部に、振動体の最大振動時に前記前面ケースに前記振
動体が接触しないような、すきまをとれる厚さをもった
リング状弾性体を設け、前記弾性体の加圧力で、前記前
面ケースに前記リング状弾性体を介して、前記フレーム
開口部の端部が密着できるような構成とする。
に本発明のスピーカーユニットを持つ情報処理装置は、
前記スピーカーユニットの装置内部への取り付け構造に
おいて、装置前面ケースと、前記前面ケースと組み合わ
せて装置を形成する装置背面ケース内部の上面に、弾性
体を固定し、前記弾性体の上に前記スピーカーユニット
を固定し、前記スピーカーユニットのフレーム開口部の
端部に、振動体の最大振動時に前記前面ケースに前記振
動体が接触しないような、すきまをとれる厚さをもった
リング状弾性体を設け、前記弾性体の加圧力で、前記前
面ケースに前記リング状弾性体を介して、前記フレーム
開口部の端部が密着できるような構成とする。
【0013】
【作用】本発明は上記の方法により、スピーカーユニッ
トを装置背面ケースから弾性体をはさんで取り付け、装
置前面ケースとフレーム開口部端部の間に、振動体が前
面ケースに接触しないようなリング状弾性体を設けるこ
とにより、装置前面ケースとスピーカーユニットのフレ
ーム間の密着性を高め、音質を向上させて、かつ組み立
て作業性を良くすることができる。
トを装置背面ケースから弾性体をはさんで取り付け、装
置前面ケースとフレーム開口部端部の間に、振動体が前
面ケースに接触しないようなリング状弾性体を設けるこ
とにより、装置前面ケースとスピーカーユニットのフレ
ーム間の密着性を高め、音質を向上させて、かつ組み立
て作業性を良くすることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例のスピーカーユニット
を持つ情報処理装置を図1を参照にして説明する。本実
施例はノート型コンピュータであり、機器本体1と、機
器蓋2が1つの軸3(図示せず)を中心として連結さ
れ、かつ開閉できるようになっている。機器本体1には
キーボード4が装備され、機器蓋2の内側にディスプレ
イ5が装備されている。
を持つ情報処理装置を図1を参照にして説明する。本実
施例はノート型コンピュータであり、機器本体1と、機
器蓋2が1つの軸3(図示せず)を中心として連結さ
れ、かつ開閉できるようになっている。機器本体1には
キーボード4が装備され、機器蓋2の内側にディスプレ
イ5が装備されている。
【0015】さらに機器蓋2のディスプレイ5の両側部
には、ステレオ用として2つのスピーカーユニット6を
配置している。図2と図3に本発明によるスピーカーユ
ニット取り付け構造の断面図を示す。
には、ステレオ用として2つのスピーカーユニット6を
配置している。図2と図3に本発明によるスピーカーユ
ニット取り付け構造の断面図を示す。
【0016】スピーカーユニット6は磁石7、磁界形成
金属8、可動コイル9、振動体10、端子11とこれら
部品を固定するための開口部を持ったフレーム12で構
成されており、フレーム12の形状は薄型化をはかるた
め、最小限の高さに押さえられており、フレーム12開
口部の端面は通常、振動体10を保護する必要十分の高
さ、すなわち振動体10の上面と同一面となっている。
金属8、可動コイル9、振動体10、端子11とこれら
部品を固定するための開口部を持ったフレーム12で構
成されており、フレーム12の形状は薄型化をはかるた
め、最小限の高さに押さえられており、フレーム12開
口部の端面は通常、振動体10を保護する必要十分の高
さ、すなわち振動体10の上面と同一面となっている。
【0017】スピーカーユニット6のフレーム12の開
口部端面に、円周状に突起部を設けたリング状弾性体1
3をはめこみ、スピーカーユニット6の円周方向に位置
決めされる。前記リング状弾性体13の上面aとフレー
ム12の開口部端面bとのすきまTは、振動体10の最
大振幅時、振動体10が音を逃がす複数の開口穴を設け
た機器蓋2の前面ケース14の裏面cに干渉して、音が
びびらないように前記リング状弾性体13の形状は振動
体10のフレーム12の開口部端面bからの最大突出高
さSとすると、T>Sとして決められる。
口部端面に、円周状に突起部を設けたリング状弾性体1
3をはめこみ、スピーカーユニット6の円周方向に位置
決めされる。前記リング状弾性体13の上面aとフレー
ム12の開口部端面bとのすきまTは、振動体10の最
大振幅時、振動体10が音を逃がす複数の開口穴を設け
た機器蓋2の前面ケース14の裏面cに干渉して、音が
びびらないように前記リング状弾性体13の形状は振動
体10のフレーム12の開口部端面bからの最大突出高
さSとすると、T>Sとして決められる。
【0018】そして前面ケース14と組み合わせて機器
蓋2を形成する背面ケース15の上面に、弾性体16を
貼り付け固定する。リング状弾性体13をはめこんだス
ピーカーユニット6を背面ケースから立つリブ17をガ
イドにして、弾性体16に貼り付け固定する、これでス
ピーカーユニット6を機器蓋2に内蔵することができ
る。
蓋2を形成する背面ケース15の上面に、弾性体16を
貼り付け固定する。リング状弾性体13をはめこんだス
ピーカーユニット6を背面ケースから立つリブ17をガ
イドにして、弾性体16に貼り付け固定する、これでス
ピーカーユニット6を機器蓋2に内蔵することができ
る。
【0019】このようにすると、スピーカーユニット6
は弾性体16の弾性力により、リング状弾性体13を介
して、前面ケース14に押し付けられるため、フレーム
12の開口部端面bとリング状弾性体13、リング状弾
性体13と前面ケース14の裏面cとの密着性が向上す
ることになる。またスピーカーユニット6はディスプレ
イ5とそれらの回路基板、配線等が固定される機器蓋2
の背面ケース15にすべて固定されるため、前面ケース
14はカバーとして背面ケース15に最終組み合わせる
だけでよく、組み立て作業性が良い構造を持つことにな
る。
は弾性体16の弾性力により、リング状弾性体13を介
して、前面ケース14に押し付けられるため、フレーム
12の開口部端面bとリング状弾性体13、リング状弾
性体13と前面ケース14の裏面cとの密着性が向上す
ることになる。またスピーカーユニット6はディスプレ
イ5とそれらの回路基板、配線等が固定される機器蓋2
の背面ケース15にすべて固定されるため、前面ケース
14はカバーとして背面ケース15に最終組み合わせる
だけでよく、組み立て作業性が良い構造を持つことにな
る。
【0020】図2がフレーム12の開口部の内側を位置
決めとして、リング状弾性体13を取り付けた例を示
し、図3はフレーム12の開口部の外側を位置決めとし
て、リング状弾性体18を取り付けた例を示す。
決めとして、リング状弾性体13を取り付けた例を示
し、図3はフレーム12の開口部の外側を位置決めとし
て、リング状弾性体18を取り付けた例を示す。
【0021】リング状弾性体13、18の材質には、ゴ
ムや柔軟性のあるプラスティックが使用でき、弾性体1
6の材質には、スポンジのような多孔質のプラスティッ
クやゴム、板バネ、圧縮コイルバネ等が使用できる。
ムや柔軟性のあるプラスティックが使用でき、弾性体1
6の材質には、スポンジのような多孔質のプラスティッ
クやゴム、板バネ、圧縮コイルバネ等が使用できる。
【0022】図4はリング状弾性体13の代わりに前記
スピーカーユニット6のフレーム12開口部の前面ケー
ス14側の端部bに、両面接着材19でリング状プラス
ティック板20を貼り付けたものを使用し、材料の低価
格化と組み立て性をさらに向上させた実施例を示してい
る。
スピーカーユニット6のフレーム12開口部の前面ケー
ス14側の端部bに、両面接着材19でリング状プラス
ティック板20を貼り付けたものを使用し、材料の低価
格化と組み立て性をさらに向上させた実施例を示してい
る。
【0023】なお図1〜4ではフレーム端面が円形のス
ピーカーユニットの実施例を示しているが、これは多角
形でも楕円形でも、リング状弾性体の形状を変更するこ
とにより同様の効果が得られる。また本実施例のスピー
カーユニットは、磁石、磁界形成金属、可動コイル、振
動体、端子とこれら部品を固定するための開口部を持っ
たフレームで構成される最も簡易な構造のものを示して
いるが、同様の機能を持った部品で構成される、より複
雑な構造をしたスピーカーユニットにも同様に適用でき
る。そして図1〜4では開閉できるノート型コンピュー
タの機器蓋左右にスピーカーユニット2組を取り付ける
実施例を示しているが、卓上型コンピュータや携帯無線
機、その他スピーカー内蔵の携帯情報処理装置等に、同
様に適用できることは明らかである。
ピーカーユニットの実施例を示しているが、これは多角
形でも楕円形でも、リング状弾性体の形状を変更するこ
とにより同様の効果が得られる。また本実施例のスピー
カーユニットは、磁石、磁界形成金属、可動コイル、振
動体、端子とこれら部品を固定するための開口部を持っ
たフレームで構成される最も簡易な構造のものを示して
いるが、同様の機能を持った部品で構成される、より複
雑な構造をしたスピーカーユニットにも同様に適用でき
る。そして図1〜4では開閉できるノート型コンピュー
タの機器蓋左右にスピーカーユニット2組を取り付ける
実施例を示しているが、卓上型コンピュータや携帯無線
機、その他スピーカー内蔵の携帯情報処理装置等に、同
様に適用できることは明らかである。
【0024】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明によりば、スピーカーユニットの情報装置内部へ
の取り付け構造において、前面ケースと組み合わせて装
置を形成する装置背面ケース内部の上面に、弾性体を固
定し、前記弾性体の上に前記スピーカーユニットを固定
し、前記スピーカーユニットのフレームの開口部の端部
に、振動体の最大振動時に前記前面ケースに前記振動体
が接触しないような、すきまをとれる厚さをもったリン
グ状弾性体を設ける構成にすることにより、前記弾性体
が前記スピーカーユニットを支え、前記スピーカーユニ
ットに圧力を加え、前記前面ケースに対して、前記リン
グ状弾性体を介して、前記フレーム開口部の端部の密着
を高めることができる。すなわち、組み立て作業性が良
く、かつ音質が高い、スピーカーユニット取り付け構造
を持つ情報処理装置を得ることができ、その効果は大き
い。
本発明によりば、スピーカーユニットの情報装置内部へ
の取り付け構造において、前面ケースと組み合わせて装
置を形成する装置背面ケース内部の上面に、弾性体を固
定し、前記弾性体の上に前記スピーカーユニットを固定
し、前記スピーカーユニットのフレームの開口部の端部
に、振動体の最大振動時に前記前面ケースに前記振動体
が接触しないような、すきまをとれる厚さをもったリン
グ状弾性体を設ける構成にすることにより、前記弾性体
が前記スピーカーユニットを支え、前記スピーカーユニ
ットに圧力を加え、前記前面ケースに対して、前記リン
グ状弾性体を介して、前記フレーム開口部の端部の密着
を高めることができる。すなわち、組み立て作業性が良
く、かつ音質が高い、スピーカーユニット取り付け構造
を持つ情報処理装置を得ることができ、その効果は大き
い。
【図1】本発明一実施例のスピーカーユニット取り付け
構造を持つ情報処理装置の斜視図
構造を持つ情報処理装置の斜視図
【図2】同スピーカーユニット取り付け構造を持つ情報
処理装置(リング状弾性体がフレーム開口部の内側を位
置決めとする例)の要部断面図
処理装置(リング状弾性体がフレーム開口部の内側を位
置決めとする例)の要部断面図
【図3】同スピーカーユニット取り付け構造を持つ情報
処理装置(リング状弾性体がフレーム開口部の外側を位
置決めとする例)の要部断面図
処理装置(リング状弾性体がフレーム開口部の外側を位
置決めとする例)の要部断面図
【図4】同スピーカーユニット取り付け構造を持つ情報
処理装置(リング状弾性体の代わりに、フレーム開口部
の端部に、両面接着材でリング状プラスティック板を貼
り付けた例)の要部断面図
処理装置(リング状弾性体の代わりに、フレーム開口部
の端部に、両面接着材でリング状プラスティック板を貼
り付けた例)の要部断面図
【図5】従来例におけるスピーカーユニットを情報処理
装置の前面ケースに取り付けた構成を示す要部断面図
装置の前面ケースに取り付けた構成を示す要部断面図
【図6】従来例におけるスピーカーユニットを情報処理
装置の背面ケースに取り付けた構成を示す要部断面図
装置の背面ケースに取り付けた構成を示す要部断面図
1 機器本体 2 機器蓋 3 軸 4 キーボード 5 ディスプレイ 6 スピーカーユニット 7 磁石 8 磁界形成金属 9 可動コイル 10 振動体 11 端子 12 フレーム 13 リング状弾性体 14 前面ケース 15 背面ケース 16 弾性体 17 リブ 18 リング状弾性体 19 両面接着材 20 リング状プラスティック板 21 配線 101 スピーカーユニット 102 磁石 103 磁界形成金属 104 可動コイル 105 振動体 106 端子 107 フレーム 108 前面ケース 109 円周状の段差 110 板バネ 111 ネジ 112 配線 113 背面ケース 114 弾性体
Claims (3)
- 【請求項1】 磁界を形成する磁石と、磁界形成金属
と、形成された磁界の中を動く可動コイルと、前記可動
コイルに端子を通じて加えられた電流により、前記可動
コイルの一部に固定され、前記可動コイルと同期して振
動する、振動体と、前記磁石、前記磁界形成金属、前記
可動コイル、前記振動体、前記端子を構成するための開
口部を持ったフレームからなるスピーカーユニットの装
置内部への取り付けにおいて、前記スピーカーユニット
の発音側の装置前面ケースと、前記前面ケースと組み合
わせて装置を形成する装置背面ケース内部の上面に、弾
性体を固定し、前記弾性体の上に前記スピーカーユニッ
トを固定し、前記スピーカーユニットの前記フレーム開
口部の前記前面ケース側の端部に、前記振動体の最大振
動時に前記前面ケースに前記振動体が接触しないよう
な、すきまをとれる厚さをもったリング状弾性体を設
け、前記弾性体が前記スピーカーユニットを支え、前記
スピーカーユニットに圧力を加え、前記前面ケースに前
記リング状弾性体を介して、前記フレーム開口部の端部
が密着できるような、スピーカー取り付け構造と、前記
スピーカーユニットを、一組み以上設けたことを特徴と
する、情報処理装置。 - 【請求項2】 前記リング状弾性体において、前記フレ
ーム開口部の前記前面ケース側の端部にはめこみ、前記
スピーカーユニット円周方向に位置決めできる円周状に
突起部を設けたことを特徴とする、請求項1記載の情報
処理装置。 - 【請求項3】 前記リング状弾性体の代りに、前記フレ
ーム開口部の前記前面ケース側の端部に、両面接着材で
リング状プラスティックを貼り付けたことを特徴とす
る、請求項1記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15160395A JPH099380A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15160395A JPH099380A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH099380A true JPH099380A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15522147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15160395A Pending JPH099380A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH099380A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003143675A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-05-16 | Lg Electronics Inc | スピーカー内蔵型コンピュータ |
WO2006011604A1 (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピーカシステム、携帯端末装置および電子機器 |
JP2006238111A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ装置 |
JP2007259006A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Authentic Ltd | 情報機器のスピーカシステム |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP15160395A patent/JPH099380A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003143675A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-05-16 | Lg Electronics Inc | スピーカー内蔵型コンピュータ |
WO2006011604A1 (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピーカシステム、携帯端末装置および電子機器 |
JP2006238111A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ装置 |
JP2007259006A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Authentic Ltd | 情報機器のスピーカシステム |
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