JPH0993590A - テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置 - Google Patents

テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置

Info

Publication number
JPH0993590A
JPH0993590A JP7251525A JP25152595A JPH0993590A JP H0993590 A JPH0993590 A JP H0993590A JP 7251525 A JP7251525 A JP 7251525A JP 25152595 A JP25152595 A JP 25152595A JP H0993590 A JPH0993590 A JP H0993590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
television screen
data rate
divided
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7251525A
Other languages
English (en)
Inventor
Hodaka Mizuguchi
穂高 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority to JP7251525A priority Critical patent/JPH0993590A/ja
Publication of JPH0993590A publication Critical patent/JPH0993590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化画質を各分割画像間で均一にするとと
もに、高効率符号化を行う。 【解決手段】 走査変換器5,6,7は、アドレス供給
部8からアドレスを供給され、第一のテレビジョン画面
を構成する複数の分割画面のすべてのブロックを隣接す
る分割画面を順次一回だけ走査して連続するデータブロ
ック列として取り出す。サブサンプラ11〜14(31
〜34,51〜54)は、データブロック列Dyをブロ
ック毎に抜き取って、低速データレートのテレビジョン
画面用の符号化回路により処理し得るデータレートで並
列にDy1 〜Dy4 を分割出力する。一次元サブバンド
フィルタ15〜18は、データ列Dy1 〜Dy4 を帯域
分割し、量子化器19〜22は帯域成分に応じて量子化
し、可変長符号化回路23〜26は量子化出力を可逆符
号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精細画像の伝送
または記録に当たってデータ圧縮のための画像データ符
号化を行うのに好適なテレビジョン画面の分割符号化方
法および装置、ならびにデータ圧縮されて符号化され伝
送または記録された高精細画像の再生のための画像デー
タ復号化を行うのに好適なテレビジョン画面の合成復号
化方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高速処理を要求される高精細
テレビジョン(たとえばHDTV)画像の符号化を行う
際に、比較的低速処理で済むたとえばNTSC方式クラ
スのテレビジョン画像の符号化に通常用いられている回
路や装置を、複数組使用して並列処理することが一般的
に行われている。
【0003】並列処理を行うには高精細テレビジョン画
面を複数の領域に分割する必要があるが、分割方法とし
ては、たとえば以下に述べる2つの方法が良く知られて
いる。一つは空間的分割(Spatial(SP)division) であ
り、もう一つは画素インタリーブ分割(Pixel Interleav
e(PI)division)である。
【0004】前者は、HDTV信号を単純に水平方向に
M分割(MはM>1なる整数)、垂直方向にN分割(N
はN>1なる整数) し、格子状に分割された複数個(M
N個)の方形の分割画像を得る方法である。後者は、H
DTV信号を水平方向にM対1、垂直方向にN対1でそ
れぞれサブサンプリング(抜き取り)を行い、サブサン
プリング位相を水平、垂直方向にずらすことにより複数
個(MN個)の分割画像を得る方法である。得られた分
割画像は、均等な符号化ビットレートで符号化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空間的
(SP)分割の場合には、分割された複数の領域のうち
ある領域の画像の動きが多いかまたは絵柄が細かい等し
て情報量が大きく、一方、他の領域の画像の動きが少な
いかまたは絵柄が粗いなどして情報量が小さい場合が起
きることがある。すなわち、各分割画像の符号化ビット
レートが等しいと、情報量が大きく異なる領域間では符
号化画質が不均一になるという課題があった。
【0006】また、画素インタリーブ(PI)分割の場
合には、間隔を隔てた画素が各分割画像では隣り合うこ
とになり、画素間の相関性が小さくなる。このため、符
号化効率が低下するという課題があった。
【0007】そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであって、符号化画質を各分割画像間で均一にす
るとともに、符号化効率の低下を防ぎ得るテレビジョン
画面の分割符号化方法および装置、ならびにこの分割符
号化方法および装置により符号化された画像を復号化し
得るテレビジョン画面の合成復号化方法および装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために、符号化側において、第一のテレビジョ
ン画面を構成する複数の分割画面のすべてのブロックを
隣接する分割画面を順次一回だけ走査して連続するデー
タブロック列として取り出し、データブロック列をブロ
ック毎に抜き取って第二のテレビジョン画面用の符号化
手段により処理し得るデータレートで並列に分割出力
し、分割出力されたデータ列を帯域分割し帯域成分に応
じて量子化した上で符号化することを特徴とする。
【0009】このようにして得られたデータブロック列
は、分割画面内の互いに隣り合う画素間隔が大きくなる
ことはないので、画素間の相関が小さくなり符号化効率
が低下するという問題は生じない。また、画面上で隣接
するブロックを連続して取り出しブロック毎に並列に分
割出力して分割画像を得ているので、情報量は各分割画
像に平均して分配され、符号化画質が分割画像間で不均
一になるという問題は生じない。
【0010】また、復号化側において、可逆復号化した
データを逆量子化した上で帯域合成し、帯域合成された
データを並列データから高速データレートの直列データ
に変換し、分割画面を逆走査変換することで高速データ
レートの原画像を合成することを特徴とする。
【0011】このようにして合成された画像は、送信側
とは逆の処理を施されて得られるので、送信された原画
像を正しく再生することができる。
【0012】また、符号化側においてはデータブロック
列を取り出す際の可変自在な走査パターンのシーケンス
を記録し、復号化側においては、分割画面を逆走査変換
する際に符号化側で記録されたシーケンスを読み出して
走査パターンを決定することを特徴とする。
【0013】このように符号化時の走査パターンのシー
ケンスを記録し、復号化時にはこれを読み出して走査パ
ターンを決定しているので、走査パターンのシーケンス
を記録した記録媒体が無ければ正しい逆走査変換を行う
ことができない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第一形態
を示すブロック図である。
【0015】図1は送信側の構成を示しており、入力端
子1,2,3には、たとえばHDTV等の高精細テレビ
ジョン信号をエンコードして得た輝度信号Yと色差信号
Pb,Prをアナログ−ディジタル変換した輝度信号デ
ータYdおよび色差信号データPbd,Prdがそれぞ
れ入力されているものとする。
【0016】一方、出力端子4は、たとえば符号化され
たNTSC方式クラスのテレビジョン画像データを伝送
し得る伝送路、またはこれを記録し得る画像データ記録
装置(たとえばCD−ROMライタ)、またはこれを記
録再生し得る画像データ記録再生装置(たとえば、ディ
ジタルビデオテープレコーダ)の入力側に接続されてい
る。出力端子4からは後述の如く符号化された画像デー
タDoutが出力され、伝送路を介して受信側に伝送さ
れるか、画像データ記録装置または画像データ記録再生
装置によって記録される。
【0017】入力端子1に供給された輝度信号データY
dは走査変換器5に、入力端子2に供給された色差信号
データPbdは走査変換器6に、入力端子3に供給され
た色差信号データPrdは走査変換器7にそれぞれ入力
される。各走査変換器5,6,7は、同一構成で同一の
機能を有しており、アドレス供給部8から供給される各
走査変換器5,6,7内のメモリの書き込みアドレスと
読み出しアドレスに基づいて、ブロック内走査変換とブ
ロック間の一筆書き走査変換を行う。
【0018】上記の走査変換のうち、ブロック内走査変
換はサブバンド分割符号化の符号化効率を効率よく行う
ための走査変換であり、本発明とは直接は関係がない。
したがってブロック内走査変換はどのように行っても良
いが、本出願人が先に出願した特願平5−52499号
(発明の名称「サブバンド符号化装置」)により提案し
た技術を分割されたブロック内の画素について適用する
と高効率符号化を行うことができる。
【0019】ここで、本発明の特徴であるブロック間の
一筆書き走査変換について、図2を参照して説明する。
【0020】図2に示すように、たとえば水平方向に4
8画素、垂直方向に32画素からなる画像Pを均等な領
域の複数のブロックに分割する。すなわち、通常の符号
化では1ブロックは8画素×8画素からなり、総ブロッ
ク数は、B11,B12,B13,B14,B15,B16,B21
22,B23,B24,B25,B26,B31,B32,B33,B
34,B35,B36,B41,B42,B43,B44,B45および
46の24個となる。
【0021】これらの各ブロックについて一筆書き走査
(隣接するブロックを順次一回だけ走査して全ブロック
を取り出す)を行った場合、たとえばB11を始点とする
と、B11→B12→B22→B23→B13→B14→B24→B25
→B15→B16→B26→B36→B46→B45→B35→B34
44→B43→B33→B32→B42→B41→B31→B21の順
の走査パターンで走査し、ブロックを単位とする連続す
るデータ列(データブロック列)ができる。このような
処理が、各走査変換器5,6,7によって、輝度信号デ
ータYdおよび色差信号データPbd,Prdについて
それぞれ行われる。
【0022】なお、アドレス供給部8は、各走査変換器
5,6,7のメモリのライトアドレスとリードアドレス
を発生するライトアドレス・リードアドレス発生器8
1,82,83,84を含んでいる。各ライトアドレス
・リードアドレス発生器81,82,83,84はそれ
ぞれ異なるアドレスを発生し、これらのアドレスはアド
レス切換器85に入力される。切換制御器86は、4個
のライトアドレス・リードアドレス発生器81,82,
83,84が発生したアドレスのうちどのアドレスをア
ドレス切換器85が各走査変換器5,6,7に供給する
かを切り換え制御する。
【0023】このアドレスに応じて各走査変換器5,
6,7によるブロック間の一筆書き走査パターンが異な
るので、ブロック間の一筆書き走査パターンは上記した
ものに限らない。また、アドレス切換器85がフレーム
毎にアドレスを切り換えると、一筆書き走査パターンを
任意のフレーム毎に4通りに変化させることができる。
【0024】図1の例では、アドレス供給部8はライト
アドレス・リードアドレス発生器を4個有しているが、
これを増設することにより多くのライトアドレスおよび
リードアドレスを各走査変換器5,6,7に供給するこ
とができ、さらに多くの一筆書き走査パターンを生成す
ることが可能になる。切換制御器86により切り換えら
れて各走査変換器5,6,7に供給されたライトアドレ
スおよびリードアドレスは、切換制御器86からカード
ライタ9に送られ、たとえば磁気カードに記録される。
すなわち、送信時の走査パターンのシーケンスが記録媒
体に記録される。記録媒体は、磁気記録媒体に限るもの
ではなく、ICカード、CD−ROMなどを使用しても
良い。
【0025】走査変換器5,6,7からの各出力データ
列は、それぞれ全く同一構成の輝度データ符号化部1
0、および色差データ符号化部30,50によって同様
の処理を施され、符号化される。輝度データ符号化部1
0、および色差データ符号化部30,50のすべての構
成要素は、たとえば高精細テレビジョン(たとえばHD
TV)画像の符号化を行う際に、比較的低速処理で済む
たとえばNTSC方式クラスのテレビジョン画像の符号
化に通常用いられている既存の回路や装置である。そこ
で、ここでは輝度データ符号化部10の構成とともに、
輝度データ列Dyの処理についてのみ説明する。
【0026】輝度データ符号化部10は、同一回路構成
(サブサンプラ、一次元サブバンド分割フィルタ、量子
化器、および可変長符号化器)からなる四系統の構成で
ある。輝度データ符号化部10は、走査変換器5から出
力される輝度データ列Dyを供給される4個のサブサン
プラ11,12,13,14を入力側に有している。こ
こで、図3および図4を参照して、サブサンプラ11,
12,13,14の動作について説明する。
【0027】図3は、各サブサンプラの動作を説明する
ための波形図である。図3(a)は、前述した通りにブ
ロック間を一筆書き走査した場合の入力波形を示してい
る。すなわち、B11→B12→B22→B23→B11→B14
24→B25…の順で輝度データ列Dyが入力されてい
る。
【0028】各サブサンプラ11,12,13,14
は、入力輝度データ列Dy(図3(a)参照)を4ブロ
ックおきにサブサンプリング(抜き取り )する。サブサ
ンプラ11は、入力輝度データ列Dyに対して位相をず
らして、1番目のブロックB11,5番目のブロック
13,9番目のブロック…(第一の位相)をサブサンプ
リングし、出力輝度データ列Dy1 (図3(b)参照)
を出力する。また、サブサンプラ12は、入力輝度デー
タ列Dyに対して位相をずらして、入力データ列から2
番目のブロックB12,6番目のブロックB14,10番目
のブロック…(第二の位相)をサブサンプリングし、出
力輝度データ列Dy2 (図3(c)参照)を出力する。
【0029】また、サブサンプラ13は、入力輝度デー
タ列Dyに対して位相をずらして、3番目のブロックB
22、7番目のブロックB24、11番目のブロック…(第
三の位相)をサブサンプリングし、出力輝度データ列D
3 (図3(d)参照)を出力する。そして、サブサン
プラ14は、入力輝度データ列Dyに対して位相をずら
して、4番目のブロックB23、8番目のブロックB25
12番目のブロック…(第四の位相)をサブサンプリン
グし、出力輝度データ列Dy4 (図3(e)参照)を出
力する。
【0030】このように、4個のサブサンプラ11,1
2,13,14により入力輝度データ列DyがDy1
Dy4 の四系統に分割(四相分割)されたのであるか
ら、各サブサンプラ11,12,13,14の出力輝度
データ列Dy1 〜Dy4 のデータレートは、入力輝度デ
ータ列Dyのそれに対して1/4に低下している。入力
輝度データ列Dyをさらに多くのサブサンプラに並列に
入力する構成にすれば、多相分割された出力輝度データ
列のデータレートをさらに低下させることができる。換
言すると、NTSC方式クラスのテレビジョン画像の符
号化に通常用いられている既存の回路や装置を使用し
て、より高速処理を必要とするテレビジョンデータを符
号化することが可能になる。一般に、分割数は任意でよ
い。
【0031】図4は、図2の画像Pをサブサンプラによ
り四相分割して得た各位相の分割画像を表す図である。
【0032】図4(a)は、ブロックB11,B13
15,B42,B44、およびB46の6ブロックから構成さ
れている第一の位相の分割画像を表している。また図4
(b)は、ブロックB12,B14,B16,B41,B43、お
よびB45の6ブロックから構成されている第二の位相の
分割画像を表している。また図4(c)は、ブロックB
22,B24,B26,B31,B33、およびB35の6ブロック
から構成されている第三の位相の分割画像を表してい
る。そして図4(d)は、ブロックB21,B23,B25
32,B34、およびB36の6ブロックから構成されてい
る第四の位相の分割画像を表している。第一〜第四の位
相の分割画像を合成すると、図2の原画像Pとなること
は明白である。
【0033】これらの各分割画像は並列に得られるの
で、それぞれの位相に従って合成し直列データとし、こ
の直列データを符号化時の走査順に従って画面構成す
る。
【0034】サブサンプラ11(12,13,14)の
出力は、一次元サブバンド分割フィルタ15(16,1
7,18)に供給される。一次元サブバンド分割フィル
タ15(16,17,18)は、図3(b)(同図
(c),(d),(e))に示した輝度データ列Dy1
を帯域分割し、分割された各サブバンド成分のデータを
シリアルな形にして出力する。
【0035】一次元サブバンド分割フィルタ15(1
6,17,18)の出力は、量子化器19(20,2
1,22)に供給される。量子化器19(20,21,
22)は、各サブバンド成分の帯域に応じた適当な量子
化精度を決定した上で、量子化を行う。すなわち、分割
された各ブロックの情報量に応じて量子化精度が決定さ
れる。
【0036】量子化器19(20,21,22)の出力
は、可変長符号化器23(24,25,26)に供給さ
れ符号化される。なお、可変長符号化の方法としては、
たとえばゼロラン長と非ゼロ値のペアデータの形に変換
した後に、二次元ハフマン符号化を行うことが一般的に
考えられる。このようにして、四相分割された輝度デー
タ列が符号化されて、可変長符号化器23,24,2
5、および26から出力される。
【0037】同様に、色差信号データPbd,Prdを
走査変換器6,7によりブロック間で一筆書き走査して
得た色差データ列が、輝度データ符号化部10と全く同
一構成の色差データ符号化部30,50によってデータ
レートを1/4に落とされた上で符号化される。そし
て、得られた符号は可変長符号化器43,44,45,
46,63,64,65および66から出力される。
【0038】これら12個の可変長符号化器出力は、マ
ルチプレクサ70に供給され、時分割多重される。この
際、同期コード発生器71から同期コードが発生され、
12個の可変長符号化器出力とともに時分割多重され
る。時分割多重されたマルチプレクサ70からの出力は
バッファメモリ72に供給されて一旦書き込まれた後、
均一なデータレートとなるよう所定のレート制御がなさ
れて読み出される。ライトアドレス・リードアドレス発
生器73はバッファメモリ72のライトアドレスおよび
リードアドレスを発生し、バッファメモリ72に供給し
ている。バッファメモリ72からの符号化出力データD
outは、出力端子4より出力される。
【0039】このように図1の構成のテレビジョン画面
の分割符号化装置によれば、走査変換器5,6,7によ
りブロック毎に一筆書き走査されているため画素間の相
関性が低下することがなく、したがって高効率符号化を
行うことができる。
【0040】また、画面上で隣接するブロックを連続し
て取り出し、ブロック毎に並列に分割出力して分割画像
を得ているので、情報量は各分割画像に平均して分配さ
れる。したがって、符号化画質が分割画像毎に不均一に
なることなく、良好な符号化画質を得ることができる。
【0041】図5は、本発明の実施の第二形態を示すブ
ロック図である。
【0042】図5は受信側の構成を示しており、入力端
子101には、図1に示したテレビジョン画面の符号化
装置により得られた符号化出力データDoutが、伝送
路または画像データ記録再生装置を介して入力データD
inとして入力される。そして、出力端子102,10
3,104には、図2に示した原画像Pのディジタル輝
度信号データYdおよび色差信号データPbd,Prd
がそれぞれ出力される構成とされている。これらのディ
ジタルデータYd,Pbd,Prdは、図示しない周知
の回路によってディジタル−アナログ変換されて輝度信
号Y、色差信号Pb,Prとされた後デコードされ、高
精細テレビジョン信号が得られる。
【0043】次に、各回路の動作について説明する。バ
ッファメモリ105はライトアドレス・リードアドレス
発生器106からリードアドレスとライトアドレスを供
給されて、入力端子101からの均一なデータレートの
入力データDinを一旦書き込んだ後、図1中のバッフ
ァメモリ72の入力とデータレートが同じになるように
読み出す。
【0044】バッファメモリ106からの出力は、同期
コード分離器107とデマルチプレクサ108に供給さ
れる。同期コード分離器107は、送信時に多重された
同期コードを分離してデマルチプレクサ108に供給す
る。この同期コードに基づいて、デマルチプレクサ10
8はバッファメモリ106からの時分割多重されたデー
タを分割出力する。すなわち、それぞれ四相の輝度デー
タ列と、色差信号データPbdに関わる色差信号データ
列と、色差信号データPrdに関わる色差信号データ列
とに分割する。これらのデータ列のタイミングは、同期
コードに基づいて図1中のマルチプレクサ70への入力
タイミングと同様のタイミングとされる。
【0045】四相の輝度データ列は輝度データ復号化部
110に、色差信号データPbdに関わる四相の色差信
号データ列は色差データ復号化部130に、色差信号デ
ータPrdに関わる四相の色差信号データ列は色差デー
タ復号化部150にそれぞれ供給される。各データ復号
化部110,130,150はそれぞれ全く同一構成で
あり、同様の機能を有する。すなわち、各データ復号化
部110,130,150は、図1中の輝度データ符号
化部10, 色差データ符号化部30,50とは逆の処理
を入力データに対して行う。そこで、ここでは輝度デー
タ復号化部110の構成とともに、輝度データ列の処理
についてのみ説明する。
【0046】輝度データ復号化部110は、たとえばN
TSCクラスのテレビジョン画像の復号化に通常用いら
れている既存の回路や装置からなる同一回路構成(可変
長復号化器、逆量子化器、一次元サブバンド合成フィル
タ、およびアップサンプラ)を四系統有する構成であ
る。輝度データ復号化部110は、デマルチプレクサ1
08から分割出力される輝度データ列を供給される4個
の可変長復号化器111,112,113,114を入
力側に有している。
【0047】可変長復号化器111(112,113,
114)は、図1中の可変長符号化器23(24,2
5,26)とは逆の動作を行う。すなわち、二次元ハフ
マン復号化を行い、可変長符号をゼロラン長と非ゼロ値
のペアデータに逆変換する。
【0048】可変長復号化器111(112,113,
114)の出力は、逆量子化器115(116,11
7,118)に供給される。逆量子化器115(11
6,117,118)は図1中の量子化器19(20,
21,22)とは逆の動作を行い、復号化されたデータ
列を逆量子化する。逆量子化された出力データ列は、帯
域分割されたサブバンド成分がシリアルな形になったデ
ータ列である。
【0049】この逆量子化されたデータ列は、一次元サ
ブバンド合成フィルタ119(120,121,12
2)に供給される。一次元サブバンド合成フィルタ11
9(120,121,122)は、図1中の一次元サブ
バンド分割フィルタ15(16,17,18)とは逆の
動作を行う。すなわち、帯域分割されたサブバンド成分
がシリアルな形になったデータ列を帯域合成して、図3
(b)(同図(c),(d),(e))に示した輝度デ
ータ列Dy1 (Dy2 ,Dy3 ,Dy4 )を出力する。
これらの輝度データ列Dy1 ,Dy2 ,Dy3 ,Dy4
は、図4(a)〜同図(d)に示した第一〜第四の位相
の分割画像を表している。
【0050】そして、輝度データ列Dy1 ,Dy2 ,D
3 ,Dy4 は、アップサンプラ123,124,12
5,126にそれぞれ供給される。アップサンプラ12
3,124,125,126は、図1中のサブサンプラ
11,12,13,14とは逆の動作を行う。すなわ
ち、第一〜第四の輝度データ列Dy1 ,Dy2 ,D
3,Dy4 を4倍のデータレートに変換して、順次連
続したデータ列として一本化して出力する。
【0051】アップサンプラ123,124,125,
126からの連続した輝度データ列Dyは、走査変換器
171に供給される。走査変換器171は、走査変換器
172および173と同一構成で、それぞれ同様に動作
する。
【0052】ここでは、走査変換器171の動作につい
て説明する。走査変換器171には、走査変換器171
内のメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスが、
アドレス供給部180から供給される。ところで、アド
レス供給部180にはカードリーダ190が接続されて
おり、カードリーダ190は、図1中の切換制御器86
の送信時の切換制御シーケンス、すなわち走査パターン
のシーケンスをカードライタ9により記録した磁気カー
ドから読み取ることができる。カードリーダ190が読
み取ったシーケンスデータはアドレス供給部180内の
切換制御器186に供給される。
【0053】一方、アドレス供給部180は、各走査変
換器171,172,173のメモリのライトアドレス
とリードアドレスを発生するライトアドレス・リードア
ドレス発生器181,182,183,184を含んで
いる。各ライトアドレス・リードアドレス発生器18
1,182,183,184は、図1中のライトアドレ
ス・リードアドレス発生器81,82,83,84が送
信時に発生した各アドレスとそれぞれ同じアドレスを発
生するものとする。
【0054】すなわち、ライトアドレス・リードアドレ
ス発生器181からのアドレスに基づいた走査パターン
はライトアドレス・リードアドレス発生器81からのア
ドレスに基づいた走査パターンと等しく、ライトアドレ
ス・リードアドレス発生器182からのアドレスに基づ
いた走査パターンはライトアドレス・リードアドレス発
生器82からのアドレスに基づいた走査パターンと等し
く、ライトアドレス・リードアドレス発生器183から
のアドレスに基づいた走査パターンはライトアドレス・
リードアドレス発生器83からのアドレスに基づいた走
査パターンと等しく、ライトアドレス・リードアドレス
発生器184からのアドレスに基づいた走査パターンは
ライトアドレス・リードアドレス発生器84からのアド
レスに基づいた走査パターンと等しい。
【0055】各ライトアドレス・リードアドレス発生器
181,182,183,184が発生したアドレス
は、アドレス切換器185に入力される。切換制御器1
86は、カードリーダ190が読み取ったシーケンスデ
ータに基づいて、4個のライトアドレス・リードアドレ
ス発生器181,182,183,184が発生したア
ドレスのうちどのアドレスをアドレス切換器185が走
査変換器171(172,173)に供給するかを切り
換え制御し、走査パターンが決定される。
【0056】したがって、カードリーダ190が送信時
の切換制御シーケンスデータをカードから読み取ること
で、初めて走査変換器171(172,173)は送信
時と同じアドレスに基づいて逆走査変換を行うことがで
きる。換言すれば、送信時の切換制御データを記録した
磁気カード等の記録媒体が無ければ、受信側では復号化
したデータを正しく逆走査変換することができず、原画
像Pを再生することができない。すなわち、送信データ
または記録データの秘匿化を行うことができる。
【0057】送信時の切換制御データを記録した磁気カ
ード等の記録媒体がある場合には、走査変換器171
は、アドレス供給部180から供給される送信時の正し
いアドレスに基づいた走査パターンにより、ブロック内
の逆走査変換とブロック間の一筆書き逆走査変換を行
う。
【0058】ブロック間の一筆書き逆走査変換は、送信
時に一筆書き走査により取り出した順番で全ブロックB
11,B12,B13,B14,B15,B16,B21,B22
23,B24,B25,B26,B31,B32,B33,B34,B
35,B36,B41,B42,B43,B44,B45,およびB46
を逆走査変換し、全ブロックが図2に示す元の位置に位
置して原画像Pが合成されるように行われる。ここで
は、ブロック内の逆走査変換については省略する。
【0059】
【発明の効果】上述の如く請求項1および請求項3に記
載の発明によれば、複数の分割画面のすべてのブロック
を隣接する分割画面を順次一回だけ走査して得られたデ
ータブロック列は、分割画面内の互いに隣り合う画素間
隔が大きくなることはないので、画素間の相関が小さく
なり符号化効率が低下することがない。また、画面上で
隣接するブロックを連続して取り出しブロック毎に並列
に分割出力して分割画像を得ているので、情報量は各分
割画像に平均して分配され、符号化画質が分割画像間で
不均一になるということもない。したがって、符号化画
質を各分割画像間で均一にできるとともに、高効率符号
化を行うことができる。
【0060】また、請求項5および請求項7に記載の発
明によれば、請求項1および請求項3に記載の発明とは
逆の処理を施されて合成画像が得られるので、請求項1
または請求項3に記載の方法または装置によって送信さ
れた原画像を正しく合成して再生することができる。
【0061】そして、請求項2および請求項4および請
求項6および請求項8に記載の発明によれば、送信側で
データブロック列を取り出す際の可変自在な走査パター
ンのシーケンスが記録され、受信側で分割画面を逆走査
変換する際に送信側で記録されたシーケンスを読み出し
て走査パターンを決定するので、シーケンスが記録され
た記録媒体がなければ正しい受信データを得ることがで
きず、送信データの秘匿化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示すブロック図であ
る。
【図2】ブロック間の走査変換について説明するための
図である。
【図3】サブサンプラの動作を説明するための図であ
る。
【図4】画像Pをサブサンプラにより四相分割して得た
各位相の分割画像を表す図である。
【図5】本発明の実施の第二形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,101 入力端子 4,102,103,104 出力端子 5,6,7,171,172,173 走査変換器 8,180 アドレス供給部 9 カードライタ 10 輝度データ符号化部 11,12,13,14,31,32,33,34,5
1,52,53,54サブサンプラ 15,16,17,18,35,36,37,38,5
5,56,57,58一次元サブバンド分割フィルタ 19,20,21,22,39,40,41,42,5
9,60,61,62量子化器 23,24,25,26,43,44,45,46,6
3,64,65,66可変長符号化器 30,50 色差データ符号化部 72,105 バッファメモリ 73,81,82,83,84,106,181,18
2,183,184ライトアドレス・リードアドレス発
生器 85,185 アドレス切換器 86,186 切換制御器 107 同期コード分離器 108 デマルチプレクサ 110 輝度データ復号化部 111,112,113,114,131,132,1
33,134,151,152,153,154 可変
長復号化器 115,116,117,118,135,136,1
37,138,155,156,157,158 逆量
子化器 119,120,121,122,139,140,1
41,142,159,160,161,162 一次
元サブバンド合成フィルタ 123,124,125,126,143,144,1
45,146,163,164,165,166 アッ
プサンプラ 130,150 色差データ復号化部 190 カードリーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のデータレートの第一のテレビジョ
    ン画面を複数に分割し、該第一のデータレートより低速
    の第二のデータレートの第二のテレビジョン画面用の符
    号化手段を用いて並列処理するテレビジョン画面の分割
    符号化方法において、 前記第一のテレビジョン画面を構成する複数の分割画面
    のすべてのブロックを隣接する分割画面を順次一回だけ
    走査して連続するデータブロック列として取り出し、 該データブロック列をブロック毎に抜き取って、前記第
    二のテレビジョン画面用の符号化手段により処理し得る
    データレートで並列に分割出力し、 分割出力されたデータ列を帯域分割し、帯域成分に応じ
    て量子化した上で可逆符号化することを特徴とするテレ
    ビジョン画面の分割符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記データブロック列を取り出す際の走
    査パターンは可変自在とされており、該走査パターンの
    シーケンスを記録することを特徴とする請求項1に記載
    のテレビジョン画面の分割符号化方法。
  3. 【請求項3】 第一のデータレートの第一のテレビジョ
    ン画面を複数に分割し、該第一のデータレートより低速
    の第二のデータレートの第二のテレビジョン画面用の符
    号化手段を用いて並列処理するテレビジョン画面の分割
    符号化装置において、 前記第一のテレビジョン画面を構成する複数の分割画面
    のすべてのブロックを隣接する分割画面を順次一回だけ
    走査して連続するデータブロック列として取り出す第一
    の手段と、 該データブロック列をブロック毎に抜き取って、前記第
    二のテレビジョン画面用の符号化手段により処理し得る
    データレートで並列に分割出力する第二の手段と、 該第二の手段からのデータ列を帯域分割し、帯域成分に
    応じて量子化した上で可逆符号化する第三の手段とを具
    備したことを特徴とするテレビジョン画面の分割符号化
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第一の手段は走査パターンを可変自
    在とされており、該走査パターンのシーケンスを記録す
    る記録手段を含んでなることを特徴とする請求項3に記
    載のテレビジョン画面の分割符号化装置。
  5. 【請求項5】 第一のデータレートの第一のテレビジョ
    ン画面用の符号化手段を複数用いて符号化された分割画
    面の並列データを可逆復号化し、該第一のデータレート
    より高速の第二のデータレートのテレビジョン画面を合
    成するテレビジョン画面の合成復号化方法において、 前記可逆復号化したデータを逆量子化した上で帯域合成
    し、 帯域合成されたデータを並列データから前記第二のデー
    タレートの直列データに変換し、 前記分割画面を逆走査変換することで前記第二のデータ
    レートの原画像を合成することを特徴とするテレビジョ
    ン画面の合成復号化方法。
  6. 【請求項6】 前記分割画面を逆走査変換する際に、請
    求項2に記載の記録された前記シーケンスを読み出して
    走査パターンを決定することを特徴とする請求項5に記
    載のテレビジョン画面の合成復号化方法。
  7. 【請求項7】 第一のデータレートの第一のテレビジョ
    ン画面用の符号化手段を複数用いて符号化された分割画
    面の並列データを復号化し、該第一のデータレートより
    高速の第二のデータレートのテレビジョン画面を合成す
    るテレビジョン画面の合成復号化方法において、 前記可逆復号化したデータを逆量子化した上で帯域合成
    する第一の手段と、 帯域合成されたデータを並列データから前記第二のデー
    タレートの直列データに変換する第二の手段と、 前記分割画面を逆走査変換することで前記第二のデータ
    レートの原画像を合成する第三の手段とを具備したこと
    を特徴とするテレビジョン画面の合成復号化装置。
  8. 【請求項8】 前記第三の手段は、請求項4に記載の前
    記記録手段に記録された前記シーケンスを読み出して走
    査パターンを決定して分割画面を逆走査変換することを
    特徴とする請求項7に記載のテレビジョン画面の合成復
    号化装置。
JP7251525A 1995-09-28 1995-09-28 テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置 Pending JPH0993590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7251525A JPH0993590A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7251525A JPH0993590A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0993590A true JPH0993590A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17224115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7251525A Pending JPH0993590A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0993590A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100290983B1 (ko) 데이터를 혼합 및 혼합해제 하는 데이터 재형성 방법과 그 장치
US5920343A (en) Imaging system with image processing for re-writing a portion of a pixel block
EP0576290B1 (en) Picture signal coding and decoding
US5694173A (en) Video data arranging method and video data encoding/decoding apparatus
KR960002278A (ko) 비디오 신호의 고속 코팅, 기록 및 재생 및, 전송장치
JPH04326255A (ja) 画像符号化方法及び装置
JPH04360484A (ja) 画像信号の変換符号化用符号化回路、その信号のデコード用デコード回路、符号化方法及びデコード方法
JPH05292540A (ja) 映像データ多重化及び多重分離装置及び方法
US5526131A (en) Data coding for a digital video tape recorder suitable for high speed picture playback
JP3133878B2 (ja) 高速画像再生に適したデジタルビデオテープレコーダのテープ上のデータ配置技術
JPH0879701A (ja) 画面分割映像符号化復号化装置
KR0138000B1 (ko) 디지탈 비디오 신호 처리 장치(processing system for digital video signal)
JPH06292184A (ja) 符号化方式
JPH0993590A (ja) テレビジョン画面の分割符号化方法および装置、ならびにテレビジョン画面の合成復号化方法および装置
JPH05153550A (ja) 映像信号の記録装置および再生装置
KR0160621B1 (ko) 영상 압축 및 신장방법과 그 장치
JPH01261989A (ja) カラービデオ信号処理方法
JP2925043B2 (ja) データ伸長装置
JP3604471B2 (ja) サブバンド符号化装置
JPH0646395A (ja) データ圧縮装置
JPH09200755A (ja) 直交変換符号化装置および復号化装置
JPS63227271A (ja) 静止画の階層的伝送方式
JPH0646369A (ja) 映像信号処理装置
JPH066777A (ja) 画像符号化装置
JP3087563B2 (ja) ディジタル画像データの伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102