JPH0993416A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0993416A
JPH0993416A JP7270465A JP27046595A JPH0993416A JP H0993416 A JPH0993416 A JP H0993416A JP 7270465 A JP7270465 A JP 7270465A JP 27046595 A JP27046595 A JP 27046595A JP H0993416 A JPH0993416 A JP H0993416A
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Satoshi Ishikawa
智 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話に対する遠隔操作において、録音
再生要求機能の動作中にファクシミリ受信に切り換わっ
てしまい、以降の録音内容を聴くことが不可能になる、
という不都合を解決し、遠隔操作の信頼性を向上させ
る。 【解決手段】 CNG信号を検出する手段と、自機に接
続された電話機が使用中か否かを検出する手段と、DT
MF信号を検出する手段と、自機に接続された電話機が
使用中であると判断されたとき、CNG信号の検出を開
始させる第1の制御手段と、CNG信号が検出されたと
き、ファクシミリ受信動作を行う第2の制御手段とを備
えたファクシミリ装置において、自機に接続された電話
機が使用中であると判断されたとき、第1の制御手段を
作動させると同時に、DTMF信号の検出を開始させる
第3の制御手段と、DTMF信号が検出されたとき、C
NG信号の検出動作の停止または第2の制御手段の動作
を停止させる第4の制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外付け電話機の
使用中にCNG信号(ファクシミリ呼出し信号)の有無
を監視し、CNG信号を検出した場合に、自動的にファ
クシミリ受信動作を行う切換え機能、いわゆる電話/フ
ァクシミリ(TEL/FAX)の自動切換え機能を有す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、外部回線に接続された外付け
電話機の使用中にCNG信号の有無を監視し、CNG信
号を検出した場合に、ファクシミリ受信動作を行うTE
L/FAX自動切換え機能を有するファクシミリ装置は
公知である(例えば特開昭62−116077号公
報)。この従来のTEL/FAX自動切換え機能では、
電話機側に接続されたCNG信号検出回路を設け、回線
を介して相手方からCNG信号が送出されたことを検出
すると、駆動部に切換え信号を出力して切換え器をファ
クシミリ送受信部側に切換えるようにして、短時間でフ
ァクシミリの自動受信を可能にしている。
【0003】このTEL/FAX自動切換え機能を使用
すれば、例えば外付け電話として留守番電話を接続し、
留守番電話モードに設定して外出しても、留守中に通話
してきた側が人間の場合に、接続された留守番電話にメ
ッセージを録音することができ、ファクシミリの場合に
は、ファクシミリ受信を行うことが可能となる。この場
合に、CNG信号は、フックオフ(人間が受話器を上げ
た)状態において、3秒間隔で0.5秒の時間幅の信号
(例えばHレベル)で発生されるので、このCNG信号
を迅速に検出すれば、短時間でファクシミリ受信への切
換えを行うことができる。したがって、1本の回線に外
付け電話とファクシミリ装置とが接続されたシステムに
おいて、相手方からの呼出しに応じた迅速なTEL/F
AX自動切換えが行われ、操作性が向上される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のTEL/FAX自動切換え機能は、外付けの電話機
が留守番電話機能を備え、留守番電話モードに設定され
ている場合には、次のような問題が生じる。留守番電話
モードに設定された外付け電話機において、その留守番
電話の応答メッセージが短い場合や、応答メッセージに
1,100Hzに近い音があって、CNG信号のカデンス
(韻律)が崩されるような場合に、ファクシミリからの
着信を受けたとき、留守番電話の応答メッセージの送出
中にCNG信号の検出ができず、CNG信号を録音して
しまう、というケースが生じる虞れがある。
【0005】このような原因で、CNG信号が録音され
てしまうと、留守番電話が遠隔操作(いわゆるリモート
コントロール)機能を有しており、外部装置あるいはD
TMF信号を使用して、遠隔操作機能によって留守番電
話機に録音された内容を再生させる場合に、先に録音さ
れたCNG信号が再生された時点で、ファクシミリ受信
に切換えられてしまい、それ以降の録音内容を聴くこと
ができなくなる、という不都合があった。この発明で
は、留守番電話の遠隔操作における再生時に生じる不都
合、すなわち、留守番電話に対する再生要求(外部装置
あるいはDTMF信号を用いた遠隔操作)機能の動作中
に、ファクシミリ受信に切り換わってしまい、以降の録
音内容を聴くことが不可能になる、という不都合を解決
し、遠隔操作の信頼性を向上させたTEL/FAX(電
話/ファクシミリ)自動切換え機能付きファクシミリ装
置を実現する(請求項1から請求項3の発明)。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、フ
ァクシミリ通信のCNG信号(ファクシミリ呼出し信
号)を検出する第1の検出手段と、自機に接続された電
話機が使用中か否かを検出する第2の検出手段と、DT
MF信号を検出する第3の検出手段と、第2の検出手段
により自機に接続された電話機が使用中であると判断さ
れたとき、第1の検出手段によりCNG信号の検出を開
始する第1の制御手段と、第1の制御手段によりCNG
信号が検出されたとき、ファクシミリ受信動作を行う第
2の制御手段とを備えたファクシミリ装置において、第
1の制御手段を作動させると同時に、第3の検出手段に
よりDTMF信号の検出を開始する第3の制御手段と、
第3の制御手段によりDTMF信号が検出されたとき、
第1の検出手段による検出動作の停止または第2の制御
手段の動作を停止させる第4の制御手段とを設けてい
る。
【0007】請求項2の発明では、請求項1のファクシ
ミリ装置において、DTMF信号で作成できる特定の記
号を記憶する第1の記憶手段を備え、第3の制御手段の
動作中に、第3の検出手段により検出したDTMF信号
の示す記号と、第1の記憶手段に記憶されている記号と
が一致した場合のみ、第4の制御手段を有効とし、現在
実行中の動作を継続するようにしている。
【0008】請求項3の発明では、請求項1のファクシ
ミリ装置において、DTMF信号によって作成できる特
定の記号の順列を記憶する第2の記憶手段を備え、第3
の制御手段の動作中に、第3の検出手段により検出した
DTMF信号の示す記号の順列と、第2の記憶手段に記
憶されている記号の順列とが一致した場合のみ、第4の
制御手段を有効とし、現在実行中の動作を継続するよう
にしている。
【0009】この発明のファクシミリ装置では、従来の
TEL/FAX自動切換え機能を改良し、留守番電話機
能を備えた外付け電話機とファクシミリ装置とが1本の
外部回線に接続され、留守番電話モードに設定されてい
る状態で(電話機側に接続されている状態で)、リンギ
ングを検出し、かつ、ファクシミリ通信のCNG信号
(呼出し信号)を検出したときは、ファクシミリ受信を
行い、遠隔操作機能によって留守番電話に録音された内
容の再生動作中には、CNG信号の検出を無効にするこ
とによって、ファクシミリ受信動作を行わない(録音の
再生動作を継続する)ようにしている(請求項1の発
明)。
【0010】また、DTMF信号で作成できる特定の記
号を予め登録しておき、遠隔操作機能によって留守番電
話に録音された内容の再生要求に際して、最初に検出さ
れたDTMF信号の示す記号と、予め登録された特定の
記号とが一致した場合のみ、CNG信号を検出しても、
ファクシミリ受信動作を行わないようにしている(請求
項2の発明)。さらに、DTMF信号で作成できる特定
の記号の順列を予め登録しておき、遠隔操作機能によっ
て留守番電話に録音された内容の再生要求に際して、検
出されたDTMF信号の示す記号の順列と、予め登録さ
れた特定の記号の順列(順番)とが一致した場合のみ、
CNG信号を検出しても、ファクシミリ受信動作を行わ
ないようにしている(請求項3の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明のファクシミリ装
置について、図面を参照しながら、その実施の形態を詳
細に説明する。この実施の形態は、請求項1から請求項
3の発明に対応しているが、請求項1の発明が基本発明
である。
【0012】図1は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。図において、1は主制御部、2は網制御部、3は
CNG信号検出部、4はDTMF信号検出部、5は操作
/表示部、6はRAM、7はFAX送受信部、8は留守
番電話機、9は回線を示す。
【0013】この図1には、この発明のファクシミリ装
置について、TEL/FAX自動切換えに関係する要部
のみを示している。各部の機能の概略は、次のとおりで
ある。主制御部1は、図1のファクシミリ装置の個別動
作および全体の動作を制御する機能を有している(第1
から第4の制御手段)。網制御部2は、発着信を制御す
る制御手段である(第2の検出手段)。
【0014】CNG信号検出部3は、回線9から送出さ
れてくるCNG信号(ファクシミリ呼出し信号)を検出
する機能を有している(第1の検出手段)。DTMF信
号検出部4は、同じく回線9から送出されてくるDTM
F信号(録音内容の再生要求信号)を検出する検出手段
である(第3の検出手段)。操作/表示部5は、操作用
のキーや、各種の情報を表示する表示部からなる操作/
表示パネルである。
【0015】RAM6は、装置に固有の各種情報を記憶
するメモリである(第1と第2の記憶手段)。FAX送
受信部7は、ファクシミリ送受信を実行するための制御
を行う送受信部である。留守番電話機8は、ファクシミ
リ装置に接続されている録音機能を有する電話機であ
る。
【0016】この図1に示したファクシミリ装置は、基
本的には従来の装置と同様の構成であるが、主制御部1
が、後出の図2に示すフローチャートに従って、TEL
/FAX自動切換え制御を行い、DTMF信号が検出さ
れたときは、CNG信号の検出を停止させるか、CNG
信号を検出しても、ファクシミリ受信動作を行わないよ
うにした点に特徴を有している。ここでは、予め登録さ
れたDTMF信号によって作成できる特定の記号の順列
と、検出したDTMF信号の示す記号の順番とが一致し
た場合のみ、CNG信号の検出を停止させる動作の場合
を中心に説明する(請求項3の発明)。
【0017】まず、図1の操作/表示部5を操作して、
RAM6の所定エリアに、検出すべきDTMF信号によ
り作成できる特定の記号の順列を登録しておく。特定の
記号の順列としては、例えば、「0123」の順番で登
録する。この場合に、「01260123221」とい
う順番でDTMF信号を検出したときは、8桁目の
「3」を受信した時点で予め登録された「0123」と
一致するので、その後は、CNG信号を検出してもファ
クシミリ受信動作を行わないようにする。この特定の記
号の順列としては、ファクシミリ装置に接続されている
留守番電話機8の遠隔操作時に使用できるパスワードと
同じものを登録しておくと、好適である。
【0018】また、留守番電話の種類によっては、遠隔
操作時に使用できるパスワードを複数個登録することが
可能な機種も知られている。このような機種において
は、RAM6に登録する記号の順列も複数個の登録が可
能であれば、予め複数個を登録しておくことによって、
留守番電話の録音再生を要求するための遠隔操作である
か、それ以外の操作であるかを一層正確に識別すること
ができる。ところで、図1の装置では、留守番電話モー
ドが設定されると、網制御部2により回線9を留守番電
話8側に接続させて、FAX送受信部7は回線9から切
り離される。
【0019】このような接続状態で、網制御部2によっ
てリンギングが検出され、その旨が主制御部1へ伝えら
れると、この発明によるTEL/FAX自動切換え機能
が開始される。なお、リンギングの継続がなくなったこ
とを検知すると、この発明によるTEL/FAX自動切
換え機能は終了する。TEL/FAX自動切換え機能
は、次のとおりである。
【0020】この発明によるTEL/FAX自動切換え
機能が開始されると、最初に、網制御部2によって、リ
ンギングの継続の有無の監視と、外付け留守番電話のオ
フフックの検出とが行われる。リンギングの継続中に留
守番電話のオフフック(留守番電話起動)を検出したと
きは、主制御部1は、CNG信号検出部3に対してCN
G信号の検出を、DTMF信号検出部4に対してDTM
F信号の検出を、それぞれ要求する。
【0021】その後、オフフック(留守番電話の動作)
の継続、およびCNG信号(ファクシミリ呼出し信
号)、DTMF信号(録音内容の再生要求信号)の有無
を監視する。そして、オンフック(留守番電話動作の終
了)を検出したときは、この発明によるTEL/FAX
自動切換え機能を終了させる。また、CNG信号を検出
した場合には、網制御部2により回線9をファクシミリ
側に接続させ、留守番電話8を回線9から切り離して、
FAX送受信部7によってファクシミリ受信動作を行
う。
【0022】一方、DTMF信号を検出した場合には、
先にRAM6に登録した特定の記号の順列と、検出した
最新のDTMF信号を示す記号の順番とが一致している
か否かを判定し、検出したDTMF信号を示す記号の順
番と、予め登録しておいた特定の番号とが一致した場合
には、CNG信号検出部3に対してCNG信号の検出を
終了するよう要求して、オンフック(留守番電話動作の
終了)を待つ(請求項3の発明)。例えば、先に述べた
ように、RAM6に「0123」の順番で登録し、「0
1260123221」という順番でDTMF信号を検
出した場合には、8桁目の「3」を受信した時点でCN
G信号を検出しても、ファクシミリ受信動作を行わない
ようにする。
【0023】オンフック(留守番電話の動作終了)を検
出したときは、この発明によるTEL/FAX自動切換
え機能を終了させる。また、このDTMF信号を検出し
た場合に、最初に検出したDTMF信号の示す記号と、
RAM6に記憶されている記号とが一致しているか否か
を判定し、両者が一致した場合に、CNG信号検出部3
に対してCNG信号の検出を終了するよう要求して、オ
ンフック(留守番電話の動作終了)を待つ(請求項2の
発明)ようにしてもよい。
【0024】なお、以上の説明は、DTMF信号を検出
したとき、検出したDTMF信号を示す記号の順番と、
予め登録しておいた特定の番号とが一致した場合に、C
NG信号検出部3に対してCNG信号の検出を終了する
よう要求したり(請求項3の発明)、最初に検出したD
TMF信号の示す記号と、RAM6に記憶されている記
号とが一致した場合に、CNG信号検出部3に対してC
NG信号の検出を終了するよう要求する(請求項2の発
明)場合であるが、CNG信号の検出を終了させる代り
に、その検出結果を無効として処理してもよい。さら
に、このような判定を行わず、直ちに、CNG信号検出
部3に対してCNG信号の検出を終了するよう要求した
り、CNG信号検出部3による検出結果を無効として、
オンフック(留守番電話の動作終了)を待つようにして
もよい(請求項1の発明)。以上の動作をフローで説明
する。
【0025】図2は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、留守番電話の設定時における主要な処理の流れを
示すフローチャートである。図において、#1〜#10
はステップを示す。
【0026】図1に示した網制御部2によってリンギン
グを検出すると、この図2のフローがスタートする。す
なわち、ステップ#1で、リンギングがあるかどうか判
断する。リンギングがなければ、この図2のフローを終
了する。リンギングがあれば、ステップ#2へ進み、オ
フフック(通話状態)であるかどうか判断する。オフフ
ックでなければ、再び先のステップ#1へ戻る。
【0027】そして、ステップ#2で、オフフックであ
ることを検出すると、次のステップ#3へ進む。ステッ
プ#3で、CNG信号の検出を開始し、次のステップ#
4で、DTMF信号の検出を開始する。ステップ#5
で、オフフックであるかどうか判断する。オフフックで
なければ、この図2のフローを終了する。
【0028】もし、オフフックであれば、次のステップ
#6へ進み、CNG信号が未検出であるかどうか判断す
る。CNG信号が未検出でないとき(CNG信号が検出
されたとき)は、ステップ#7へ進み、網制御部2によ
り回線9をファクシミリ側に切換え、FAX送受信部7
によってファクシミリ受信動作を行う。一方、先のステ
ップ#6で判断した結果、CNG信号が未検出のとき
は、ステップ#8へ進み、DTMF信号が検出されたか
どうか判断する。
【0029】DTMF信号が検出されたときは、次のス
テップ#9で、予め登録されている特定の記号の順列
と、検出した最新のDTMF信号が示す記号の順番とが
一致しているかどうか判断する(請求項3の発明)。ス
テップ#9で判断した結果、両者が一致したときは、ス
テップ#10で、CNG信号の検出を停止させて、再び
先のステップ#5へ戻る。また、ステップ#8やステッ
プ#9で判断した結果、DTMF信号が検出されないと
きや、予め登録されている特定の記号の順列と、検出し
た最新のDTMF信号が示す記号の順番とが一致してい
ないときも、先のステップ#5へ戻り、オンフック(留
守番電話動作の終了:オフフックでない状態)を待つ。
【0030】以上のステップ#1〜#10の処理によ
り、予め登録されている特定の記号の順列と、検出した
最新のDTMF信号が示す記号の順番とが一致している
場合、遠隔操作機能によって留守番電話に録音された内
容の再生動作中には、CNG信号の検出が無効にされ
て、ファクシミリ受信動作を行わない(録音の再生動作
を継続する)ので、留守番電話の録音内容再生動作が確
実に行われる(請求項3の発明)。この図2のフローに
おいて、ステップ#9の処理を省略することも可能であ
り(請求項1の発明)、あるいは、ステップ#9の処理
として、予め登録されている記号と、最初に検出したD
TMF信号が示す記号とが一致しているか否を判断する
ようにしてもよい(請求項2の発明)。
【0031】
【発明の効果】請求項1のファクシミリ装置では、DT
MF信号の検出後に、CNG信号の検出を停止するか、
CNG信号を検出してもファクシミリ受信動作を行わな
いようにしている。したがって、留守番電話にCNG信
号等が録音されても、留守番電話のDTMF信号を用い
た遠隔操作の録音内容の再生機能に支障を与えることが
なくなり、信頼性が向上される。
【0032】請求項2のファクシミリ装置では、請求項
1のファクシミリ装置において、TEL/FAX自動切
換えの動作時に、最初に検出したDTMF信号と、予め
登録されている番号(記号)とを比較し、両者が一致し
た場合のみ、CNG信号の検出を停止するか、CNG信
号を検出してもファクシミリ受信動作を行わないように
している。したがって、請求項1のファクシミリ装置に
比べて、より正確に留守番電話のDTMF信号を用いた
遠隔操作と、それ以外の操作とを判断することができ、
留守番電話のDTMF信号を用いた遠隔操作の録音内容
の再生機能に支障を与えることがなくなる。
【0033】この場合に、留守番電話の遠隔操作に際し
て、最初に入力する信号(記号列)をファクシミリ受信
動作を行わなくする信号(記号列)として登録しておけ
ば、遠隔操作であるか否かを、一層高い確率で識別する
ことができる。また、留守番電話の機種によっては、遠
隔操作を行う場合に使用するパスワードの複数個を登録
可能なタイプもあるので、この種類の場合には、ファク
シミリ受信動作を行わなくする記号も、複数個登録して
おけば、より良い効果が期待できる。
【0034】請求項3のファクシミリ装置では、請求項
1のファクシミリ装置において、TEL/FAX自動切
換えの動作時に、検出したDTMF信号の順番と、予め
登録されている番号とを比較し、両者が一致した場合の
み、CNG信号の検出を停止するか、CNG信号を検出
してもファクシミリ受信動作を行わないようにしてい
る。したがって、請求項1のファクシミリ装置に比べ
て、より確実で、しかも、ユーザがDTMF信号の入力
ミスを犯した場合でも、留守番電話のDTMF信号を用
いた遠隔操作と、それ以外の操作とを判断することがで
き、TEL/FAXの正確な自動切換えが可能になり、
留守番電話にCNG信号等が録音されても、留守番電話
のDTMF信号を用いた遠隔操作の録音内容の再生機能
に支障を与える不都合が回避される。
【0035】例えば、留守番電話の遠隔操作を行う場合
に使用するパスワードを、ファクシミリ受信動作を行わ
なくする記号列として登録すれば、ユーザが一度パスワ
ードの入力ミスをしても、再度正しいパスワードが入力
されたとき、遠隔操作の動作中であることを認識するこ
とが可能になる。また、留守番電話の機種によっては、
遠隔操作を行う場合に使用するパスワードとして、複数
個が登録可能なタイプもあり、このような機種の場合に
は、ファクシミリ受信動作を行わなくする記号列も、複
数登録しておけば、より良い効果を期待することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明のファクシミリ装置について、留守番
電話の設定時における主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 網制御部 3 CNG信号検出部 4 DTMF信号検出部 5 操作/表示部 6 RAM 7 FAX送受信部 8 留守番電話機 9 回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信のCNG信号(ファク
    シミリ呼出し信号)を検出する第1の検出手段と、自機
    に接続された電話機が使用中か否かを検出する第2の検
    出手段と、DTMF信号を検出する第3の検出手段と、
    第2の検出手段により自機に接続された電話機が使用中
    であると判断されたとき、第1の検出手段によりCNG
    信号の検出を開始する第1の制御手段と、第1の制御手
    段によりCNG信号が検出されたとき、ファクシミリ受
    信動作を行う第2の制御手段とを備えたファクシミリ装
    置において、 前記第1の制御手段を作動させると同時に、前記第3の
    検出手段によりDTMF信号の検出を開始する第3の制
    御手段と、 前記第3の制御手段によりDTMF信号が検出されたと
    き、前記第1の検出手段による検出動作の停止または前
    記第2の制御手段の動作を停止させる第4の制御手段、
    とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、 DTMF信号により作成できる特定の記号を記憶する第
    1の記憶手段を備え、 上記第3の制御手段の動作中に、上記第3の検出手段に
    より検出したDTMF信号の示す記号と、前記第1の記
    憶手段に記憶されている記号とが一致した場合のみ、上
    記第4の制御手段を有効とし、現在実行中の動作を継続
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のファクシミリ装置において、 DTMF信号により作成できる特定の記号の順列を記憶
    する第2の記憶手段を備え、 上記第3の制御手段の動作中に、上記第3の検出手段に
    より検出したDTMF信号の示す記号の順列と、前記第
    2の記憶手段に記憶されている記号の順列とが一致した
    場合のみ、上記第4の制御手段を有効とし、現在実行中
    の動作を継続することを特徴とするファクシミリ装置。
JP7270465A 1995-09-25 1995-09-25 ファクシミリ装置 Pending JPH0993416A (ja)

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