JPH0993064A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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Publication number
JPH0993064A
JPH0993064A JP24991495A JP24991495A JPH0993064A JP H0993064 A JPH0993064 A JP H0993064A JP 24991495 A JP24991495 A JP 24991495A JP 24991495 A JP24991495 A JP 24991495A JP H0993064 A JPH0993064 A JP H0993064A
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JP
Japan
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level
signal
output
audio signal
input
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JP24991495A
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Inventor
Hiroshi Sato
啓 佐藤
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】音量変化が大きくても一定の音量設定で良好に
聴取できる音声出力装置を提供する。 【解決手段】切換スイッチ14より出力される音声信号
を音量調節用の可変抵抗器15を介してレベル制御部1
6に供給する。レベル検出器17にはレベル制御部16
の入力側および出力側の双方または一方の音声信号を供
給し、そのレベル検出出力DLをレベル制御部16に制
御信号として供給する。レベル制御部16の出力音声信
号を音声増幅回路18を介してスピーカ19に供給す
る。自動音量調節モードでは、レベル制御部16におい
て入力音声信号のダイナミックレンジを圧縮する処理が
行われる。そのため、音量変化が大きくても可変抵抗器
15による一定の音量設定で良好に聴取できるようにな
る。これに対して、通常モードでは、レベル制御部16
で入力音声信号のダイナミックレンジの圧縮処理は行わ
れず、充分なダイナミックレンジの音声出力を得ること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば個人的に
使用される小型テレビ受像機等に適用して好適な音声出
力装置に関する。詳しくは、入力音声信号のダイナミッ
クレンジを圧縮して音量差を抑制することによって、音
量変化が大きくても一定の音量設定で良好に聴取できる
ようにした音声出力装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のテレビ受像機の構成例
を示している。図14に示すテレビ受像機は、テレビ放
送信号を受信するための受信アンテナ31と、選局を行
うためのチューナ32と、映像中間周波信号を増幅する
ための映像中間周波増幅回路33と、映像中間周波信号
より映像信号を得るための映像検波回路34と、映像信
号の処理を行うための映像処理回路35と、カラー画像
を表示するためのカラー受像管36とを有している。
【0003】チューナ32には、受信アンテナ31で受
信されるテレビ放送信号(高周波信号)が供給される。
チューナ32では、ユーザの選局操作に基づき、受信ア
ンテナ31で受信される複数チャネルのテレビ放送信号
より所望のチャネルのテレビ放送信号が選択され、中間
周波信号(58.75MHzの映像中間周波信号および
54.25MHzの音声第1中間周波信号)として出力
される。
【0004】映像中間周波増幅回路33には、チューナ
32より出力される中間周波信号が供給されて増幅され
る。映像検波回路34には、映像中間周波増幅回路33
で増幅されて得られる映像中間周波信号SVIFが供給さ
れて検波される。映像処理回路35には、映像検波回路
34より出力される映像信号SVが供給される。この映
像処理回路35では、映像信号SVの増幅処理、輝度信
号と色信号の分離処理、色信号の復調処理、輝度信号お
よび色差信号のマトリックス処理等が行われて、赤色信
号R、緑色信号G、青色信号Bが形成される。そして、
カラー受像管36には映像処理回路35より出力される
色信号R,G,Bが供給され、このカラー受像管36の
画面上に色信号R,G,Bによるカラー画像が表示され
る。
【0005】また、図14に示すテレビ受像機は、音声
第2中間周波信号を増幅するための音声中間周波増幅回
路41と、音声第2中間周波信号より音声信号を得るた
めの音声検波回路42と、外部より音声信号を入力する
ための外部音声入力端子43と、音声信号の切り換えを
行うための切換スイッチ44と、音量調節用の可変抵抗
器45と、音声増幅回路(低周波増幅回路)46と、ス
ピーカ47とを有している。
【0006】音声中間周波増幅回路41には、映像中間
周波増幅回路33で上述した中間周波信号が振幅検波さ
れて得られる4.5MHzの音声第2中間周波信号SSI
Fが供給されて増幅される。音声検波回路42には、音
声中間周波増幅回路41で増幅された音声第2中間周波
信号SSIFが供給されて検波される。切換スイッチ44
のa側の固定端子には音声検波回路42より出力される
音声信号SAが供給され、そのb側の固定端子には外部
音声入力端子43に供給される音声信号SAoが供給さ
れる。スピーカ47には切換スイッチ44より出力され
る音声信号が可変抵抗器45でレベル調整され、さらに
音声増幅回路46で増幅されて供給され、このスピーカ
47より音声が出力される。
【0007】以上の構成において、映像検波回路34か
らはチューナ32で選択された所望のチャネルのテレビ
放送信号に対応する映像信号SVが出力され、カラー受
像管36にはこの映像信号SVによるカラー画像が表示
される。
【0008】また、音声検波回路42からはチューナ3
2で選択された所望のチャネルのテレビ放送信号に対応
する音声信号SAが出力される。そのため、切換スイッ
チ44がa側に接続される場合には、この音声信号SA
が可変抵抗器45および音声増幅回路46を介してスピ
ーカ47に供給され、スピーカ47からは音声信号SA
による音声が出力される。切換スイッチ44がb側に接
続される場合には、外部音声入力端子43に供給される
音声信号SAoが可変抵抗器45および音声増幅回路4
6を介してスピーカ47に供給され、スピーカ47から
は音声信号SAoによる音声が出力される。ここで、可
変抵抗器45の可動子位置を調節することでスピーカ4
7に供給される音声信号のレベルを変化させることがで
き、これにより音量調節が可能となる。
【0009】図15は、従来のテレビ受像機の他の構成
例を示しており、電子ボリューム方式を採用した例であ
る。この図15において、図14と対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0010】図15に示すテレビ受像機は、図14に示
すテレビ受像機における音量調節用の可変抵抗器45に
代わりに、電圧制御減衰器48が設けられる。電圧制御
減衰器48にはマイクロコンピュータ(以下、「マイコ
ン」という)49より制御信号SCが供給されてゲイン
(減衰量)が制御される。
【0011】マイコン49には音量アップキー50uお
よび音量ダウンキー50dが接続される。この場合、音
量アップキー50uが押圧操作されるときはマイコン4
9より出力される制御信号SCが順次大きくなって電圧
制御減衰器48のゲインが大きくなる方向に制御され、
音量ダウンキー50dが押圧操作されるときはマイコン
49より出力される制御信号SCが順次小さくなって電
圧制御減衰器48のゲインが小さくなる方向に制御され
る。図16は、電圧制御減衰器48のゲイン制御特性を
示したものであり、制御信号SCに対してゲインは対数
的に制御される。なお、図16は縦軸のみ対数表示とさ
れている。
【0012】また、マイコン49にはリモートコントロ
ール信号(以下、「リモコン信号」という)の受信部5
1が接続される。そして、リモコン信号の送信機52よ
り出力されるリモコン信号は受信部51で受信されてマ
イコン49に供給される。送信機52には上述したキー
50u、50dに対応するキーが配されており、この送
信機52のキー操作でもって電圧制御減衰器48のゲイ
ン制御も可能とされる。
【0013】このように図15に示すテレビ受像機で
は、キー50u,50dの押圧操作あるいはリモコン信
号の送信機52のキー操作でもって、電圧制御減衰器4
8のゲインを制御してスピーカ47に供給される音声信
号のレベルを変化させることができ、これにより音量調
節が可能となる。なお、図15に示すテレビ受像機のそ
の他の動作は、図14に示すテレビ受像機の動作と同様
であるので説明は省略する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、20インチ
程度以下の小型テレビ受像機は2〜3台目の需要が主体
であって個人的使用が多くなる。また、1台目だとして
もそのサイズから身近に設置されることが多く、例えば
寝室に設置されて使用される。この場合、視聴が深夜に
及ぶこともあるが、近隣への音声モレに配慮する必要が
ある。
【0015】その場合、図14に示すテレビ受像機では
可変抵抗器45を手で直接操作することによって、図1
5に示すテレビ受像機ではキー50u,50dの押圧操
作あるいはリモコン信号の送信機52のキー操作によっ
て、それぞれ音量を調節することになる。この場合、会
話部分と音楽部分とで著しく音量変化のある映画等を視
聴しているときは、音量の下げ幅が大きいと会話が聞き
取れなくなり、逆に音量の下げ幅が小さいと大音量部分
の音量低下が不十分となって突然の大音量にあわてるこ
ととなる。したがって、一定の音量設定で良好に聴取で
きないという不都合がある。つまり、音量調節を頻繁に
行うことが必要となり、ユーザにとって非常に煩わしい
ものとなる。
【0016】図17は、ユーザの音量調節の操作を示し
ている。すなわち、大音量の場合には音量を下げるよう
に調節すると共に、小音量の場合には音量を上げるよう
に調節する。これにより、例えば40dB以上の音量差
を、音量調節を行うことによって20dB以下の音量差
とできる。
【0017】なお、上述した不都合はテレビ放送信号を
受信するテレビ受像機に限られるものではなく、ラジオ
受信機や、ビデオテープレコーダ、ビデオディスクプレ
ーヤ、オーディオディスクプレーヤ等を使用したシステ
ムにおいても同様に発生する。
【0018】そこで、この発明では、音量変化が大きく
ても一定の音量設定で良好に聴取できるようにした音声
出力装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る音声出力
装置は、入力音声信号のダイナミックレンジを圧縮して
出力する信号圧縮手段と、信号圧縮手段の入力側および
出力側の双方または一方の信号レベルを検出するレベル
検出手段とを備え、信号圧縮手段は、レベル検出手段の
検出出力に応じて入力音声信号の大レベル部分のゲイン
を小さくする第1のレベル制御部とレベル検出手段の検
出出力に応じて入力音声信号の小レベル部分のゲインを
大きくする第2のレベル制御部との双方または一方を有
してなるものである。
【0020】第1のレベル制御部では、入力音声信号が
大レベルであるときゲインが小さくされるため、出力音
声信号のレベルは小さくなる。一方、第2のレベル制御
部では、入力音声信号が小レベルであるときゲインが大
きくされるため、出力音声信号のレベルは大きくなる。
これにより、入力音声信号のダイナミックレンジが自動
的に圧縮されて音量調節される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、実
施の形態としてのテレビ受像機を示している。
【0022】図1に示すテレビ受像機は、テレビ放送信
号を受信するための受信アンテナ1と、選局を行うため
のチューナ2と、映像中間周波信号を増幅するための映
像中間周波増幅回路3と、映像中間周波信号より映像信
号を得るための映像検波回路4と、映像信号の処理を行
うための映像処理回路5と、カラー画像を表示するため
のカラー受像管6とを有している。
【0023】チューナ2には、受信アンテナ1で受信さ
れるテレビ放送信号(高周波信号)が供給される。チュ
ーナ2では、ユーザの選局操作に基づき、受信アンテナ
1で受信される複数チャネルのテレビ放送信号より所望
のチャネルのテレビ放送信号が選択され、中間周波信号
(58.75MHzの映像中間周波信号および54.2
5MHzの音声第1中間周波信号)として出力される。
【0024】映像中間周波増幅回路3には、チューナ2
より出力される中間周波信号が供給されて増幅される。
映像検波回路4には、映像中間周波増幅回路3で増幅さ
れて得られる映像中間周波信号SVIFが供給されて検波
される。映像処理回路5には、映像検波回路4より出力
される映像信号SVが供給される。この映像処理回路5
では、映像信号SVの増幅処理、輝度信号と色信号の分
離処理、色信号の復調処理、輝度信号および色差信号の
マトリックス処理等が行われて、赤色信号R、緑色信号
G、青色信号Bが形成される。そして、カラー受像管6
には映像処理回路5より出力される色信号R,G,Bが
供給され、このカラー受像管6の画面上に色信号R,
G,Bによるカラー画像が表示される。
【0025】また、図1に示すテレビ受像機は、音声第
2中間周波信号を増幅するための音声中間周波増幅回路
11と、音声第2中間周波信号より音声信号を得るため
の音声検波回路12と、外部より音声信号を入力するた
めの外部音声入力端子13と、音声信号の切り換えを行
うための切換スイッチ14と、音量調節器として機能す
る可変抵抗器15と、入力音声信号のダイナミックレン
ジを圧縮するためのレベル制御部16と、整流平滑回路
等で構成され、音声信号のレベルを検出するためのレベ
ル検出器17と、音声信号を増幅するための音声増幅回
路(低周波増幅回路)18と、スピーカ19とを有して
いる。
【0026】音声中間周波増幅回路11には、映像中間
周波増幅回路3で上述した中間周波信号が振幅検波され
て得られる4.5MHzの音声第2中間周波信号SSIF
が供給されて増幅される。音声検波回路12には、音声
中間周波増幅回路11で増幅された音声第2中間周波信
号SSIFが供給されて検波される。切換スイッチ44の
a側の固定端子には音声検波回路12より出力される音
声信号SAが供給され、そのb側の固定端子には外部音
声入力端子13に供給される音声信号SAoが供給され
る。
【0027】レベル制御部16には、切換スイッチ14
より出力される音声信号が可変抵抗器15でレベル調整
されて供給される。レベル検出器17にはレベル制御部
16の入力側および出力側の双方または一方の音声信号
が供給され、その音声信号のレベルが検出される。そし
て、このレベル検出器17より出力されるレベル検出出
力DLはレベル制御部16に制御信号として供給され
る。自動音量調節モードに設定されている場合、レベル
制御部16では、レベル検出出力DLに基づいて、入力
音声信号が大レベルであるときはゲインを小さくすると
共に入力音声信号が小レベルであるときはゲインを大き
くして入力音声信号のダイナミックレンジを圧縮する処
理が行われる。これに対して、通常モードに設定されて
いる場合、レベル制御部16では入力音声信号のダイナ
ミックレンジの圧縮処理は行われない。スピーカ19に
はレベル制御部16より出力される音声信号が音声増幅
回路18で増幅されて供給され、このスピーカ19より
音声が出力される。
【0028】以上の構成において、映像検波回路4から
はチューナ2で選択された所望のチャネルのテレビ放送
信号に対応する映像信号SVが出力され、カラー受像管
6にはこの映像信号SVによるカラー画像が表示され
る。
【0029】また、音声検波回路12からはチューナ2
で選択された所望のチャネルのテレビ放送信号に対応す
る音声信号SAが出力される。そのため、切換スイッチ
14がa側に接続される場合には、この音声信号SAが
可変抵抗器15、レベル制御部16および音声増幅回路
18を介してスピーカ19に供給され、スピーカ19か
らは音声信号SAによる音声が出力される。切換スイッ
チ14がb側に接続される場合には、外部音声入力端子
13に供給される音声信号SAoが可変抵抗器15、レ
ベル制御部16および音声増幅回路18を介してスピー
カ19に供給され、スピーカ19からは音声信号SAo
による音声が出力される。
【0030】ここで、可変抵抗器15の可動子位置を調
節することでスピーカ19に供給される音声信号のレベ
ルを変化させることができ、これにより音量調節が可能
となる。また、自動音量調節モードに設定しておくこと
で、レベル制御部16では音声信号のダイナミックレン
ジの圧縮処理が行われるため、音量変化が大きくても可
変抵抗器15による一定の音量設定で良好に聴取できる
ようになる。
【0031】図2は、レベル制御部16およびレベル検
出器17の部分の具体構成例を示している。図におい
て、入力音声信号SAinが供給されるレベル制御部16
の入力端子16aは抵抗器100を介して演算増幅器1
01の非反転入力端子に接続され、この非反転入力端子
は電界効果トランジスタ102のドレイン・ソースを介
して接地される。また、演算増幅器101の出力端子は
抵抗器103を介してその反転入力端子に接続され、こ
の反転入力端子はさらに抵抗器104および電界効果ト
ランジスタ105のドレイン・ソースの直列回路を介し
て接地される。そして、演算増幅器101の出力端子よ
り出力音声信号SAoutが得られるレベル制御部16の
出力端子16bが導出される。電界効果トランジスタ1
02および105はそれぞれ可変抵抗素子として機能す
る。
【0032】また、演算増幅器101の出力端子は接続
スイッチ106を介した後に、レベル検出器17を構成
するダイオード201、抵抗器202およびコンデンサ
203の直列回路を介して接地される。そして、抵抗器
202およびコンデンサ203の接続点には、出力音声
信号SAoutに対応したレベル検出出力DLが得られ
る。レベル検出器17より出力されるレベル検出出力D
Lは、レベル制御部16の電界効果トランジスタ102
のゲートに供給される。
【0033】また、レベル検出器17より出力されるレ
ベル検出出力DLは、レベル制御部16を構成する極性
反転回路107の入力端子に供給される。この極性反転
回路107の出力端子は抵抗器108および109の直
列回路を介して直流電圧+Bが供給される電源端子11
0に接続される。そして、抵抗器108および109の
接続点に得られる信号は電界効果トランジスタ105の
ゲートに供給される。
【0034】レベル制御部16の接続スイッチ106
は、通常モードではオフ状態とされ、自動音量調節モー
ドではオン状態とされる。図3は、電界効果トランジス
タ103,105のゲート・ソース間電圧VGSとドレイ
ン・ソース間抵抗RDSとの関係を示している。この場
合、電圧VGSが小さくなるにつれて抵抗RDSは指数的に
大きくなっていく。
【0035】図2に示すような構成において、まず、接
続スイッチ106がオン状態とされる自動音量調節モー
ドの動作を説明する。
【0036】入力音声信号SAinのレベルが小さいとき
は、レベル検出器17より出力されるレベル検出出力D
Lが小さくなることから、トランジスタ102の抵抗R
DSは大きくなる。そのため、演算増幅器101の非反転
入力端子には入力音声信号SAinがほぼそのままのレベ
ルで供給される。また、レベル検出器17より出力され
るレベル検出出力DLが小さくなることから、抵抗器1
08および109の接続点に得られる信号は大きくな
り、トランジスタ105の抵抗RDSは小さくなる。その
ため、演算増幅器101のゲインは大きくなる。したが
って、入力音声信号SAinのレベルが小さいときはレベ
ル制御部16のゲインは大きくなる。
【0037】逆に、入力音声信号SAinのレベルが大き
いときは、レベル検出器17より出力されるレベル検出
出力DLが大きくなることから、抵抗器108および1
09の接続点に得られる信号は小さくなり、トランジス
タ105の抵抗RDSは大きくなる。そのため、演算増幅
器101のゲインは1(0dB)に近づく。また、レベ
ル検出器17より出力されるレベル検出出力DLが大き
くなることから、トランジスタ102の抵抗RDSは小さ
くなる。そのため、演算増幅器101の非反転入力端子
には入力音声信号SAinが大きく減衰されて供給され
る。したがって、入力音声信号SAinのレベルが大きい
ときはレベル制御部16のゲインは小さくなる。
【0038】以上から、自動音量調節モードにおけるレ
ベル制御部16の入出力特性は、図4の実線aに示すよ
うになり、レベル制御部16では、入力音声信号SAin
が大レベルであるときはゲインを小さくすると共に入力
音声信号SAinが小レベルであるときはゲインを大きく
して入力音声信号SAinのダイナミックレンジを圧縮す
る処理が行われる。
【0039】次に、接続スイッチ106がオフ状態とさ
れる通常モードの動作を説明する。この場合、入力音声
信号SAinのレベルに関係なくトランジスタ102のゲ
ートに供給される信号は小さくなり、トランジスタ10
2の抵抗RDSは大きくなり、演算増幅器101の非反転
入力端子には入力音声信号SAinがほぼそのままのレベ
ルで供給される。また、入力音声信号SAinのレベルに
関係なくトランジスタ105のゲートに供給される信号
が大きくなり、トランジスタ105の抵抗RDSは小さく
なり、演算増幅器101のゲインは一定となる。
【0040】以上から、通常モードにおけるレベル制御
部16の入力出力特性は、図4の破線bに示すようにな
り、レベル制御部16では、入力音声信号SAinのダイ
ナミックレンジを圧縮する処理は行われない。
【0041】図5は、レベル制御部16およびレベル検
出器17の部分の他の具体構成例を示している。図にお
いて、入力音声信号SAinが供給されるレベル制御部1
6の入力端子16aは抵抗器300を介して演算増幅器
301の反転入力端子に供給され、この演算増幅器30
1の非反転入力端子は接地される。そして、演算増幅器
301の出力端子は抵抗器302および可変抵抗素子と
しての電圧制御抵抗素子303の直列回路を介してその
反転入力端子に接続される。
【0042】また、レベル制御部16の入力端子16a
は可変抵抗器304を介して演算増幅器301の出力端
子に接続される。そして、可変抵抗器304の可動子は
抵抗器305を介してレベル検出器17の入力側に接続
される。そして、レベル検出器17より出力されるレベ
ル検出出力DLは、電圧制御抵抗素子303に制御信号
として供給される。ここで、電圧制御抵抗素子303
は、レベル検出出力DLが大きくなる程その抵抗値が小
さくなる。
【0043】また、演算増幅器301の出力端子は切換
スイッチ306のa側の固定端子に接続され、この切換
スイッチ306のb側の固定端子は入力端子16aに接
続される。この切換スイッチ306は、通常モードでは
b側に接続され、自動音量調節モードではa側に接続さ
れる。そして、切換スイッチ306の可動端子より出力
音声信号SAoutが得られるレベル制御部16の出力端
子16bが導出される。
【0044】図5に示すような構成において、まず、切
換スイッチ306がa側に接続される自動音量調節モー
ドの動作を説明する。
【0045】入力音声信号SAinのレベルが小さいとき
は、レベル検出器17より出力されるレベル検出出力D
Lが小さくなることから、電圧制御抵抗素子303の抵
抗値が大きくなって演算増幅器301のゲインは大きく
なる。逆に、入力音声信号SAinのレベルが大きいとき
は、レベル検出器17より出力されるレベル検出出力D
Lが大きくなることから、電圧制御抵抗素子303の抵
抗値が小さくなって演算増幅器301のゲインは小さく
なる。これにより、自動音量調節モードにおけるレベル
制御部16の入出力特性は、図6の実線aに示すように
なり、入力音声信号SAinが大レベルであるときはゲイ
ンを小さくすると共に入力音声信号SAinが小レベルで
あるときはゲインを大きくして入力音声信号SAinのダ
イナミックレンジを圧縮する処理が行われる。
【0046】図6の実線aは、同図の一点鎖線bと二点
鎖線cで決まる範囲内(破線図示)に位置している。可
変抵抗器304の可動子を演算増幅器301の出力端子
側の端部に位置させた場合、図5は等価的に図7Aに示
すような構成となる。この場合、圧縮比Kがα、例えば
1/2に固定され、レベル制御部16の入出力特性は図
6の一点鎖線bに示すようなる。一方、可変抵抗器30
4の可動子を入力端子16a側の端部に位置させた場
合、図5は等価的に図7Bに示すような構成となる。こ
の場合、圧縮比Kがβ、例えば1に固定され、レベル制
御部16の入出力特性は図6の二点鎖線cに示すような
る。よって、可変抵抗器304の可動子位置を調整する
ことで、圧縮比Kをαからβの間で調整することが可能
となる。
【0047】ここで、入力音声信号SAinのダイナミッ
クレンジをDinとし、出力音声信号SAoutのダイナミ
ックレンジをDoutとするとき、圧縮比Kは(1−Dout
/Din)で表される。よって、圧縮比Kが0の場合に
は、出力ダイナミックレンジDoutは入力ダイナミック
レンジDinと等しくなる。また、圧縮比Kが1/2の場
合には、出力ダイナミックレンジDoutは入力ダイナミ
ックレンジDinの半分となる。さらに、圧縮比Kが1の
場合には、出力ダイナミックレンジDoutが0、つまり
入力音声信号SAinのレベルに拘りなく、出力音声信号
SAoutのレベルは一定となる。
【0048】次に、切換スイッチ306がb側に接続さ
れる通常モードの動作を説明する。この場合、入力音声
信号SAinが出力端子16bよりそのまま出力音声信号
SAoutとして出力される。したがって、通常モードに
おけるレベル制御部16の入力出力特性は、図6の破線
dに示すようになり、レベル制御部16では、入力音声
信号SAinのダイナミックレンジを圧縮する処理は行わ
れない。
【0049】このように、図1に示すテレビジョン受像
機では、自動音量調節モードに設定することで、レベル
制御部16では音声信号のダイナミックレンジの圧縮処
理が行われ、音量変化が大きくても一定の音量設定で良
好に聴取できるようになる。したがって、例えば会話部
分と音楽部分とで著しく音量変化のある映画等を音漏れ
が気になる深夜に視聴するとき、視聴者は従来のように
音量調節を頻繁に行うことが必要でなくなり、使い勝手
を大幅に向上できる。
【0050】なお、レベル制御部16が図2に示すよう
に構成されるものでは、上述したように入力音声信号S
Ainの大レベル部分を電界効果トランジスタ102を使
用してレベル圧縮すると共に、入力音声信号SAin の
小レベル部分を電界効果トランジスタ105を使用して
レベル圧縮しているが、入力音声信号SAinの大レベル
部分または小レベル部分のいずれか一方のみをレベル圧
縮するように構成することもできる。すなわち、入力音
声信号SAinの大レベル部分のみをレベル圧縮する場合
には電界効果トランジスタ105に係る部分を省略で
き、一方入力音声信号SAinの小レベル部分のみをレベ
ル圧縮する場合には電界効果トランジスタ102に係る
部分を省略できる。
【0051】次に、図面を参照しながら、この発明の第
2の実施の形態について説明する。図8は、実施の形態
としてのテレビ受像機を示している。図8に示すテレビ
受像機は電子ボリューム方式を採用した例であって、音
量調節用の電圧制御減衰器をダイナミックレンジの圧縮
処理用に兼用するようにした例である。この図8におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。
【0052】図8に示すテレビ受像機は、入力音声信号
のダイナミックレンジを圧縮するためのレベル制御部2
0を有している。レベル制御部20には、切換スイッチ
14より出力される音声信号が供給される。レベル検出
器17にはレベル制御部20より出力される音声信号が
供給され、その音声信号のレベルが検出される。そし
て、このレベル検出器17より出力されるレベル検出出
力DLはレベル制御部20に制御信号として供給され
る。
【0053】自動音量調節モードに設定されている場
合、レベル制御部20では、レベル検出出力DLに基づ
いて、入力音声信号が大レベルであるときはゲインを小
さくすると共に入力音声信号が小レベルであるときはゲ
インを大きくして入力音声信号のダイナミックレンジを
圧縮する処理が行われる。これに対して、通常モードに
設定されている場合、レベル制御部20では入力音声信
号のダイナミックレンジの圧縮処理は行われない。
【0054】また、レベル制御部20には、マイコン2
1より制御信号SCが供給されてレベル制御部20にお
けるゲイン(減衰量)が制御される。マイコン21には
音量アップキー22uおよび音量ダウンキー22dが接
続される。この場合、音量アップキー22uが押圧操作
されるときはマイコン21より出力される制御信号SC
が順次大きくなってレベル制御部20のゲインが大きく
なる方向に制御され、音量ダウンキー22dが押圧操作
されるときはマイコン21より出力される制御信号SC
が順次小さくなってレベル制御部20のゲインが小さく
なる方向に制御される。
【0055】また、マイコン21にはリモコン信号の受
信部23が接続される。そして、リモコン信号の送信機
24より出力されるリモコン信号は受信部23で受信さ
れてマイコン21に供給される。送信機24には上述し
たキー22u、22dに対応するキーが配されており、
この送信機24のキー操作でもってレベル制御部20の
ゲイン制御も可能とされる。
【0056】スピーカ19にはレベル制御部20より出
力される音声信号が音声増幅回路18で増幅されて供給
され、このスピーカ19より音声が出力される。図8に
示すテレビ受像機では、キー22u,22dの押圧操作
あるいはリモコン信号の送信機24のキー操作でもっ
て、レベル制御部20のゲインを制御してスピーカ47
に供給される音声信号のレベルを変化させることがで
き、これにより音量調節が可能となる。
【0057】このように図8に示すテレビ受像機では、
キー22u,22dの押圧操作あるいはリモコン信号の
送信機24のキー操作でもって、レベル制御部20のゲ
インを制御してスピーカ19に供給される音声信号のレ
ベルを変化させることができ、これにより音量調節が可
能となる。なお、図8に示すテレビ受像機のその他の動
作は、図1に示すテレビ受像機の動作と同様であるので
説明は省略する。
【0058】図9は、レベル制御部20およびレベル検
出器17の部分の具体構成例を示している。図におい
て、入力音声信号SAinが供給されるレベル制御部20
の入力端子20aは音量調節用の電圧制御減衰器400
の入力側に供給される。図10は、電圧制御減衰器40
0のゲイン制御特性を示したものであり、制御信号SC
に対してゲインは対数的に制御される。なお、図10は
縦軸のみ対数表示とされている。この電圧制御減衰器4
00の出力側より出力音声信号SAoutが得られるレベ
ル制御部20の出力端子20bが導出される。
【0059】また、電圧制御減衰器400の出力信号、
つまり出力音声信号SAoutはレベル検出器17に供給
され、このレベル検出器17より出力されるレベル検出
出力DLは、レベル制御部20の対数特性付加回路40
1に供給されて対数特性が付加される。図11は対数特
性付加回路401の入出力特性を示しており、入力信号
Viの変化に対して出力信号Voは対数的に変化する。
なお、図11は縦軸のみ対数表示とされている。
【0060】図12は、対数特性付加回路401の構成
例を示している。この例は、半導体のPN接合部の順方
向電圧−電流特性を利用して対数特性を付加するもので
ある。図において、入力信号Viが供給される入力端子
401aは抵抗器401bを介して演算増幅器401c
の反転入力端子に接続され、この演算増幅器401cの
非反転入力端子は接地される。また、演算増幅器401
cの出力端子は抵抗器401dを介して出力端子401
eに接続されると共に、NPN形トランジスタ401f
のエミッタ・コレクタを介して演算増幅器401cの反
転入力端子に接続される。
【0061】この場合、出力信号Voと入力信号Vi
は、(1)式の関係を満足するため、出力信号Voは対
数特性が付加されたものとなる。この(1)式におい
て、Tは周囲温度[K]、Ieはトランジスタ401f
のエミッタ飽和電流(0.1μA以下)、Rsは抵抗器
401bの抵抗値である。
【0062】
【数1】
【0063】図9に戻って、対数特性付加回路401で
対数特性が付加されたレベル検出出力DLlogは極性反
転回路402で極性が反転され、さらに接続スイッチ4
03を介して加算器404に供給されてマイコン21よ
り供給される制御信号SCに加算される。そして、加算
器404の出力信号が電圧制御減衰器400に制御信号
として供給される。レベル制御部20の接続スイッチ4
03は、通常モードではオフ状態とされ、自動音量調節
モードではオン状態とされる。なお、対数特性付加回路
401でレベル検出出力DLに対数特性を付加する理由
は、上述したように電圧制御減衰器400が制御信号S
Cによって対数的に制御されるからである(図10参
照)。
【0064】図9に示すような構成において、まず、接
続スイッチ403がオン状態とされる自動音量調節モー
ドの動作を説明する。
【0065】入力音声信号SAinのレベルが小さいとき
は、レベル検出器17より出力されるレベル検出出力D
Lが小さくなることから、加算器404で制御信号SC
より減算される信号は小さく、電圧制御減衰器400の
ゲインの低下は少なくなる。逆に、入力音声信号SAin
のレベルが大きいときは、レベル検出器17より出力さ
れるレベル検出出力DLが大きくなることから、加算器
404で制御信号SCより減算される信号は大きく、電
圧制御減衰器400のゲインの低下は多くなる。そのた
め、自動音量調節モードにおけるレベル制御部20の入
出力特性は、図13の実線aに示すようになり、実質的
に、入力音声信号SAinが大レベルであるときはゲイン
を小さくすると共に入力音声信号SAinが小レベルであ
るときはゲインを大きくして入力音声信号SAinのダイ
ナミックレンジを圧縮する処理が行われる。
【0066】ここで、圧縮比Kは、レベル検出器17、
対数特性付加回路401、極性反転回路402等のゲイ
ンや、極性反転回路402の出力信号の制御信号SCへ
の加算割合を調整することで任意に設定される。
【0067】なお、この自動音量調整モードにおいて、
キー22u,22dの押圧操作あるいはリモコン信号の
送信機24のキー操作でもって、マイコン21より出力
される制御信号SCを変化させることで、電圧制御減衰
器400のゲインを変化させることができ、出力音声信
号SAoutのレベル調節、従って音量調節が行われる。
【0068】次に、接続スイッチ403がオフ状態とさ
れる通常モードの動作を説明する。この場合、電圧制御
減衰器400には制御信号SCがそのまま供給されるた
め、入力音声信号SAinのレベルに関係なく、電圧制御
減衰器400のゲインは一定となる。そのため、通常モ
ードにおけるレベル制御部20の入力出力特性は、図1
3の破線bに示すようになり、レベル制御部20では、
入力音声信号SAinのダイナミックレンジを圧縮する処
理は行われない。
【0069】なお、この通常モードにおいても、キー2
2u,22dの押圧操作あるいはリモコン信号の送信機
24のキー操作でもって、マイコン21より出力される
制御信号SCを変化させることで、電圧制御減衰器40
0のゲインを変化させることができ、出力音声信号SA
outのレベル調節、従って音量調節が行われる。
【0070】このように、図8に示すテレビジョン受像
機では、自動音量調節モードに設定することで、レベル
制御部20では音声信号のダイナミックレンジの圧縮処
理が行われるため、図1に示すテレビジョン受像機と同
様に、音量変化が大きくても一定の音量設定で良好に聴
取できるようになる。したがって、例えば会話部分と音
楽部分とで著しく音量変化のある映画等を音漏れが気に
なる深夜に視聴するとき、視聴者は従来のように音量調
節を頻繁に行うことが必要でなくなり、使い勝手を大幅
に向上できる。また、音量調節用の電圧制御減衰器40
0をダイナミックレンジの圧縮処理用に兼用しているた
め(図9参照)、部品点数を少なくできる利益がある。
【0071】なお、上述した第1および第2の実施の形
態は、この発明をテレビジョン受像機に適用したもので
あるが、この発明はラジオ受信機や、ビデオテープレコ
ーダ、ビデオディスクプレーヤ、オーディオディスクプ
レーヤ等のその他の音声出力装置にも同様に適用できる
ことは勿論である。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、入力音声信号のダイ
ナミックレンジを圧縮して音量差を抑制できるため、音
量変化が大きくても一定の音量設定で良好に聴取でき
る。したがって、例えば会話部分と音楽部分とで著しく
音量変化のある映画等を音漏れが気になる深夜に視聴す
るとき、視聴者は従来のように音量調節を頻繁に行うこ
とが必要でなくなり、使い勝手を大幅に向上できる。ま
た、自動音量調節モードで入力音声信号のダイナミック
レンジの圧縮処理が行われるようにすることで、例えば
深夜には通常モードから音量自動調節モードに切り換え
る簡単な操作をするだけで近隣への音漏れを何等不都合
なく防止でき、逆に通常モードに切り換えることで充分
なダイナミックレンジの音声出力を得ることができる。
また、音量調節用の電圧制御減衰器をダイナミックレン
ジの圧縮処理用に兼用することで、部品点数を少なくで
きる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態としてのテレビ受像機を示す
ブロック図である。
【図2】レベル制御部等の構成例を示す接続図である。
【図3】電界効果トランジスタのゲート・ソース間電圧
GSとドレイン・ソース間抵抗RDSの関係を示す図であ
る。
【図4】図2の例におけるレベル制御部の入出力特性を
示す図である。
【図5】レベル制御部等の構成例を示す接続図である。
【図6】図5の例におけるレベル制御部の入出力特性を
示す図である。
【図7】図5の例のレベル制御部の等価回路を示す接続
図である。
【図8】第2の実施の形態としてのテレビ受像機を示す
ブロック図である。
【図9】レベル制御部等の構成例を示す接続図である。
【図10】音量調節用の電圧制御減衰器のゲイン制御特
性を示す図である。
【図11】対数特性付加回路の入出力特性を示す図であ
る。
【図12】対数特性付加回路の構成例を示す接続図であ
る。
【図13】図9の例におけるレベル制御部の入出力特性
を示す図である。
【図14】従来のテレビ受像機の構成例を示すブロック
図である。
【図15】従来のテレビ受像機の他の構成例を示すブロ
ック図である。
【図16】図15の例における音量調節用の電圧制御減
衰器のゲイン制御特性を示す図である。
【図17】ユーザの音量調節操作を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
2 チューナ 3 映像中間周波増幅回路 11 音声中間周波増幅回路 12 音声検波回路 13 外部音声入力端子 14 切換スイッチ 15 音量調節用の可変抵抗器 16,20 レベル制御部 17 レベル検出器 18 音声増幅回路 19 スピーカ 21 マイクロコンピュータ 22u 音量アップキー 22d 音量ダウンキー 23 リモートコントロール信号の受信部 24 リモートコントロール信号の送信機 101,301 演算増幅器 102,105 電界効果トランジスタ 303 電圧制御抵抗素子 400 電圧制御減衰器 401 対数特性付加回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声信号のダイナミックレンジを圧
    縮して出力する信号圧縮手段と、 上記信号圧縮手段の入力側および出力側の双方または一
    方の信号レベルを検出するレベル検出手段とを備え、 上記信号圧縮手段は、上記レベル検出手段の検出出力に
    応じて上記入力音声信号の大レベル部分のゲインを小さ
    くする第1のレベル制御部と上記レベル検出手段の検出
    出力に応じて上記入力音声信号の小レベル部分のゲイン
    を大きくする第2のレベル制御部との双方または一方を
    有してなることを特徴とする音声出力装置。
  2. 【請求項2】 通常モードと自動音量調節モードとを切
    り換えるモード切換手段を設け、 上記モード切換手段で上記自動音量調節モードに切り換
    えられるとき、上記信号圧縮手段によって上記入力音声
    信号のダイナミックレンジを圧縮して出力音声信号を得
    ることを特徴とする請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のレベル制御部は、
    演算増幅器と、上記演算増幅器の利得を制御する可変抵
    抗素子とを有して構成され、 上記レベル検出手段の検出出力に応じて上記可変抵抗素
    子の抵抗値が制御されることを特徴とする請求項1に記
    載の音声出力装置。
  4. 【請求項4】 上記第1および第2のレベル制御部は、
    演算増幅器と、上記演算増幅器の利得を制御する第1の
    可変抵抗素子と、上記演算増幅器の入力レベルを制御す
    る第2の可変抵抗素子とを有して構成され、 上記レベル検出手段の検出出力に応じて上記第1および
    第2の可変抵抗素子の抵抗値が制御されることを特徴と
    する請求項1に記載の音声出力装置。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2のレベル制御部とし
    て音量調節用の電圧制御減衰器が使用され、 上記レベル検出手段の検出出力に対数特性を付加する対
    数特性付加手段を設け、 上記電圧制御減衰器の減衰量は上記対数特性付加手段で
    対数特性が付加された上記レベル検出手段の検出出力に
    応じて制御されることを特徴とする請求項1に記載の音
    声出力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114420A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Hioki Ee Corp 増幅回路
US8107643B2 (en) 2004-07-24 2012-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of automatically compensating an audio volume in response to channel change
US8514017B2 (en) 2010-11-16 2013-08-20 Ricoh Company, Ltd. Variable gain amplifier and audio device

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JP2011114420A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Hioki Ee Corp 増幅回路
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