JPH0992692A - Tabテープの検査装置および検査方法ならびに実装tabテープの製造方法および製造装置 - Google Patents

Tabテープの検査装置および検査方法ならびに実装tabテープの製造方法および製造装置

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JPH0992692A
JPH0992692A JP20308496A JP20308496A JPH0992692A JP H0992692 A JPH0992692 A JP H0992692A JP 20308496 A JP20308496 A JP 20308496A JP 20308496 A JP20308496 A JP 20308496A JP H0992692 A JPH0992692 A JP H0992692A
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tape
blue
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JP20308496A
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Yasuhiro Nakai
康博 中井
Shuzo Takeda
修三 武田
Takashi Nagayama
孝 長山
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TABテープの欠点を、1検査ステージで精
度よく行うことができ、表裏両面について検査でき、し
かも安定した高精度の判別処理が可能な、TABテープ
の検査装置、方法、さらには実装TABテープの製造方
法および製造装置を提供する。 【解決手段】 TABテープを搬送する手段と、装置の
基準位置とTABテープ回路パターン相互の位置決め手
段と、TABテープの表側に配置した照明手段と、該照
明手段により照明される面と同じテープ面の画像を採取
する画像採取手段と、該画像を処理して欠点の有無を判
別する判別処理手段を有するTABテープ検査装置であ
って、処理画像が青色画像、緑色画像、両者よりなる色
画像であることを特徴とする、TABテープの検査装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TABテープの欠
点検査を行う検査装置と検査方法、ならびにTABテー
プへ半導体素子を実装加工する実装TABテープの製造
方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TABテープ(IC実装前または
実装済みのもの)の欠点検査波、裸眼もしくは顕微鏡等
の光学装置を使って目視検査によっていたほか、自動検
査する方法が利用されていた。自動検査する方法を図6
を用いて説明するに、スプロケットホイール2、3を介
して搬送されるTABテープ1は、検査の第1ステージ
では、拡散フィルタ254を付加した円形蛍光灯251
によってテープ表面が照明され、2次元CCDカメラ1
51で被照明面の画像を採取する。採取画像を判別装置
305で処理して封止樹脂部の欠点の有無を判定し、分
別部702で欠点部分を除去する。続く第2ステージで
は、拡散フィルタ255を備えたリング照明252と、
LEDを2次元に配列した照明器253を併用してテー
プ表面と裏面とを照明し、テープ表面から2次元のCC
Dカメラ152でリード部の画像を採取する。採取画像
を判別処理装置306で処理してリード部の欠点の有無
を判別し、欠点部分は分別部702で除去する。
【0003】ところで、検査対象であるTABテープと
しては、 (1)2層(ポリイミド系ベースフィルムとパターン回
路) (2)3層(ポリイミド系ベースフィルムと接着剤層、
パターン回路) のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来方法においては、次のような問題がある。ま
ず、目視検査においては、テープ表裏に散在する複数種
類の欠点を検査するので処理能力が不足し、TABテー
プ加工ラインのスピードに適合しない。また、長時間に
わたって検査を継続できず、検査精度が安定しない。
【0005】自動検査する場合においては、 A.裏面に生じる欠点(裏面の樹脂付着など)の検出に
対応できず、裏面側へも照明手段と画像採取手段の取付
けが必要となる。 B.半導体素子を表面に実装する品種があり、この品種
に対しては、樹脂部欠点を検出するための円形蛍光灯と
2次元CCDカメラを、テープ裏面側にも設ける必要が
ある。 C.テープに実装された半導体素子を封止する工程で発
生する樹脂部欠点とリード部欠点を同時に検出できな
い。すなわち、樹脂部欠点(樹脂発泡、樹脂不良など)
の検出に適した照明強度(カメラ用レンズの絞りの開閉
による調整も含む)と、リード曲り欠点の検出に適した
照明強度が異なるので、画像を2回に分けて採取する、
もしくは2つの検査ステージで個別の条件で画像を採取
する必要がある。前者を採用してTABテープの各欠点
毎に、カメラのレンズ絞りを切り替える、もしくは照明
強度を切り替えることは、切替機構の早期故障と照明不
安定を招く結果になるため適さない。後者の検査ステー
ジ追加は、前記AないしB項からも装置の大型化・高価
格化につながるので好ましくない。
【0006】ところで、前述した3層構造のTABテー
プにおいては、ベースフィルムとパターン回路の間に接
着剤層が介在するので、従来の画像採取手段、照明手段
では検査できない。
【0007】本発明の課題は、TABテープの欠点検査
を、1検査ステージで精度よく行うことができ、表裏両
面について検査でき、しかも安定した高精度の判別処理
が可能な、TABテープの検査装置、方法、さらには実
装TABテープの製造方法を提供することにある。
【0008】また、本発明の別の課題は、検査対象のT
ABテープが2層構造や、特に接着剤層が介在している
3層以上のTABテープであっても、1検査ステージで
精度良く欠点検査を行うことができ、表裏両面について
検査でき、しかも安定した高精度の判別処理が可能な、
TABテープの検査装置、方法、さらには実装TABテ
ープの製造方法および製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のTABテープの検査装置は、TABテープ
を搬送する手段と、装置の基準位置とTABテープ回路
パターン相互の位置決め手段と、TABテープの表側に
配置した照明手段と、該照明手段により照明される面と
同じテープ面の画像を採取する画像採取手段と、該画像
を処理して欠点の有無を判別する判別処理手段を有する
TABテープ検査装置であって、処理画像が青色画像、
緑色画像、両者よりなる色画像であることを特徴とする
ものからなる。
【0010】また、本発明に係るTABテープの検査装
置は、TABテープを搬送する手段と、装置の基準位置
とTABテープ回路パターン相互の位置決め手段と、T
ABテープの回路パターン加工面側に配置した第1の照
明手段と、該照明手段により照明される面と同じパター
ン面側から画像を採取する第1の画像採取手段と、該画
像を処理する判別処理手段と、前記パターン面と反対面
側に配置した第2の照明手段と、該反対面から画像を採
取する第2の画像採取手段とを備えたことを特徴とする
ものからなる。
【0011】また、本発明に係る実装TABテープの製
造方法は、上記のようなTABテープの検査装置を用い
て、TABテープに半導体素子を実装加工する方法から
なる。また、本発明に係る実装TABテープの製造装置
は、TABテープの検査装置を備えた、TABテープに
半導体素子を実装加工するための装置からなる。
【0012】また、本発明に係るTABテープの検査方
法は、装置の基準位置とTABテープ回路パターン相互
間を位置決めしつつTABテープを搬送し、TABテー
プ表側を照明するとともに該照明面と同じテープ面の画
像を採取し、該画像を青色画像、緑色画像、両者よりな
る色画像として処理し、該処理画像から欠点の有無を判
別することを特徴とする方法からなる。
【0013】さらに、本発明に係るTABテープの検査
方法は、装置の基準位置とTABテープ回路パターン相
互間を位置決めしつつTABテープを搬送し、TABテ
ープの回路パターン加工面を照明して該パターン面から
画像を採取するとともに、前記パターン面と反対面を照
明して該反対面からも画像を採取し、両面からの画像を
判別処理することを特徴とする方法からなる。
【0014】本発明において、テープ搬送手段として
は、TABテープに加工され、所定のスプロケットホイ
ールに係合するように加工されたTABテープをスプロ
ケットホイールに巻き掛けて搬送する等の従来技術によ
る搬送手段を用いることができる。また、テープの位置
決め手段は、スプロケットホイール位置あるいはテープ
表面の回路パターンを検出して、テープに接合済みの半
導体素子が装置の基準位置に対して所定の位置に来るよ
うに搬送手段を制御する。
【0015】照明手段としては、ハロゲンランプ光を光
ファイバーで導いて出射端を円形に配列したライトガイ
ド、あるいは円形の平面光源に同心円の貫通穴を加工し
たタイプ等のものが使える。照明効果を制御するため
に、照明手段の前面に光拡散フィルタ、光学色フィルタ
を用いてもよい。画像採取手段は色特性信号を出力する
テレビカメラもしくはラインセンサであるが、画像採取
手段の前面に光学色フィルタを置くことによって白黒画
像のタイプを使用することができる。
【0016】また、第1の画像採取手段は青色画像を採
取し、第2の画像採取手段は緑色を採取する。あるいは
その逆でもよい。判別処理手段は、第1の画像採取手段
による第1の画像を画像処理し、欠点の有無を判別して
判別結果を出力すると共に、第2の画像採取手段による
第2の画像を画像処理し、欠点の有無を判別して判別結
果を出力する。判別処理手段による判別処理結果に基づ
き、不良のある部分に目印を付ける目印手段を設け、判
別処理手段が欠点有りと判別したTABテープの該欠点
を含む1単位回路内に目印を付けるようにしてもよい。
【0017】また、照明手段は、テープ表裏面側に設け
た円形照明であり、ハロゲン光を光ファイバで導いて出
射端を円形に配列し、さらにテープ面に対して指向性を
持たせたものである。テープ表面側の照明手段は、テー
プ面に対して20〜30°の角度で照射するのが望まし
い。また、テープ裏面の照明手段は、テープ面に対して
40〜50°の角度で照射するのが望ましい。
【0018】この場合、第1の画像採取手段は赤色画像
を採取し、第2の画像採取手段は緑色または青色画像を
採取する。
【0019】また、検査対象であるTABテープとして
は、ベースフィルムとパターン回路の間に接着剤層が介
在している、少なくとも3層以上のものである。
【0020】本発明において青色画像とは、画像を構成
する光の主要部の波長範囲が500nm以下の範囲に含
まれるものをいう。また、緑色画像とは、画像を構成す
る光の主要部の波長範囲が600nm以下の範囲に含ま
れるものをいい、赤色画像とは、画像を構成する光の主
要部の波長範囲が600nm以上の範囲に含まれるもの
をいう。
【0021】目印手段としては、TABテープの欠点位
置へスタンピング、スプレー、印刷、ラベリング等のマ
ーキング手段の他、欠点を含む単位回路の一部を打抜く
パンチャー等が使える。判別処理手段は、採取した色画
像を2値化して2値画像の特徴量(寸法、形状など)を
基準値と比較して欠点の有無を判別する、あるいは正常
画像と比較処理して欠点の有無を判別する等の画像処理
の方法を用いて欠点の有無を判別し、判別結果を出力す
る。
【0022】TABテープに半導体素子を実装する実装
TABテープ製造工程で発生する欠点は、表1に示すよ
うに、TABテープの表裏両面に発生する。
【0023】
【表1】
【0024】テープ表側に照明手段を配置して採取した
色画像では、回路パターンの銅箔部(表面に金メッキ、
その他のメッキ処理をしてある)および外部回路との接
続用リード部分(スリット状に加工してある)の輝度レ
ベルを同一照明で比較すると赤、緑、青色画像の順に低
下する。白黒画像においては、通常赤色画像に相当して
輝度レベルは高い。TABテープに接続済みの半導体素
子を封止加工する工程で発生する欠点の1つである、回
路パターン上への封止樹脂が付着する欠点の輝度レベル
は、上記照明手段を配置して採取した色画像では同一照
明で比較すると赤、緑、青色画像の順に上昇する。白黒
画像においては、通常赤色画像に相当して輝度レベルが
低い。また通常使用するTABテープの基材であるポリ
イミドフィルムは青色光を透過させず、また回路パター
ンの一部(通常、半導体素子を実装するインナーリード
部分周辺)に加工されているソルダーレジスト部(以
下、レジスト部と称する)は赤色光を通さない。これら
から色画像を選択し、透過光と落射光を組合わせて利用
することによって、上述した問題点を解決することがで
きる。
【0025】本発明のTABテープを搬送する手段と、
装置の基準位置とTABテープ回路パターン相互の位置
決め手段と、TABテープ表面側に配置した照明手段
と、該照明と同じテープ面の画像を採取する画像採取手
段と、該画像を処理して欠点の有無を判別する判別処理
手段を備えるTABテープの検査装置では、従来の白黒
画像によるものと比較して、半導体素子封止の樹脂部分
およびテープ表面に付着する樹脂付着欠点部分の輝度が
上昇する一方、リード部分の輝度が抑制されるので、一
回の採取画像を判別処理して樹脂部欠点、樹脂付着欠
点、リード部欠点の有無を判別でき、複数の検査ステー
ジに分ける必要がない。
【0026】また、テープ裏面側にも第2の照明手段と
第2の画像採取手段を備え、TABテープの両面側に画
像採取手段のある検査装置では、TABテープの表面側
に半導体素子を実装する品種にも対応することができる
ので、半導体素子実装面を問わず、上記の如くテープ裏
面に備えた第2の画像採取手段による画像を処理して、
テープ裏面に発生している欠点の有無を判別することが
できる。第2の画像採取手段は、第1の画像採取手段と
同時に画像採取できるので、テープ裏側の欠点を検出す
るため新たに検査ステージを設ける必要がない。
【0027】また、第1の画像採取手段による画像が青
色画像であり、第2の画像採取手段による画像が緑色画
像である検査装置では、上記態様の如く半導体素子をテ
ープ表・裏面いずれに実装した品種にも適用でき、また
テープ裏側の欠点を検出するために新たに検査ステージ
を設ける必要がなく、さらに第2の画像採取手段による
緑色画像は第1の照明手段による透過照明と第2の照明
手段による落射照明を併用した色画像を選択することも
可能であり、判別処理手段における画像処理に適した画
像に調整できるので欠点の有無を判別し易い。
【0028】また、第1の画像採取手段による画像が緑
色画像であり、第2の画像採取手段による画像が青色画
像である検査装置では、第1の画像採取手段による緑色
画像は第2の照明手段によってテープ裏面およびテープ
表面の樹脂付着欠点部が低い輝度レベルの透過像として
画像化し、かつ、TABテープ基材(たとえばポリイミ
ド)部分と銅箔パターンのないソルダーレジスト部は透
過光によって輝度レベルが高くなる。銅箔回路パターン
のある部分は、第2の照明手段だけの場合は光透過が無
く低輝度レベルの回路パターン画像として残るが、第1
の照明手段で照明すると銅箔部は強く反射して輝度が高
くなる。第1と第2の照明を併用すると、全体に高輝度
化したテープ面画像の中に表・裏面の樹脂付着欠点部と
半導体素子封止部だけが低輝度レベルの像として残る画
像を作ることができるので、該画像を2値化する等の汎
用の画像処理の方法で、テープ表裏面の樹脂付着欠点の
有無を検査できる。
【0029】また、色画像採取手段をカラーカメラまた
はカラーのラインセンサとすることにより、カメラおよ
びラインセンサに青、緑、赤色画像用光学素子を内蔵し
ていて色画像を選択できるので、照明手段の照明光色を
色画像に適応させる必要がなく、前記の白色光源を使え
る。
【0030】画像を採取する手段が光学フィルタと白黒
テレビカメラまたはラインセンサとすることにより、カ
ラーのタイプに比べて素子数の多い機種が使えるので、
対象欠点の大きさに適した寸法分解能で検査できる。
【0031】照明手段を光学フィルタと白色光源とを組
合わせたものとすることにより、白黒のテレビカメラま
たはラインセンサが使えるので、対象欠点の大きさに適
した画像採取手段を構成できる。
【0032】また、目印手段を備えている検査装置で
は、欠点のある部分に目印を付けるので、欠点部分を含
む実装TABテープ製品を、良品として混入させること
なく除去できる。
【0033】さらに、上記した各実施態様の検査装置を
備えるTABテープの製造方法によれば、実装済みTA
Bテープを、リール単位で別の目視検査ラインに移し、
目視検査せずに、製造ラインに直結して自動検査するの
で、別ラインに移して検査する場合に発生しやすいリー
ド曲がり等の欠点を新たに発生しない。またラインのス
ピードでテープ表・裏両面の各種欠点を自動検査し、欠
点があれば1回路単位内で目印(必要があれば除去する
ことも含む)して後工程で排除できるようになり、また
ラインの連続運転にも対応して長時間にわたる自動検査
ができる。
【0034】また、本発明に係るTABテープの検査方
法によれば、前述の如く、従来の白黒画像によるものと
比較して、半導体素子封止の樹脂部分およびテープ裏面
に付着する樹脂付着欠点部分の輝度が上昇する一方、リ
ード部分の輝度が抑制されるので、一回の採取画像を判
別処理して樹脂部欠点、樹脂付着欠点、リード部欠点の
有無を判別でき、複数の検査ステージに分ける必要がな
い。
【0035】また、TABテープ両面を照明し、両面か
ら色画像を採取して処理する方法では、半導体素子実装
面を問わず、テープ両面の欠点の有無を判別でき、か
つ、テープ裏面の欠点を検出するために新たに検査ステ
ージを設ける必要がない。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明のTABテープの検
査装置と検査方法ならびに実装TABテープの製造方法
および製造装置の望ましい実施態様を、図面を参照しな
がら説明する。一実施態様の構成を図1に示す。この図
1の検査装置は、搬送手段900、位置決め手段80
0、第1の照明手段201、第1の画像採取手段10
1、判別処理手段301、第2の照明手段202、第2
の画像採取手段102、目印手段701を備えている。
搬送手段900は、前工程で半導体素子10を実装済み
のTABテープ1をスプロケットホイール2,3に巻き
掛け、搬送駆動部901によって回転搬送する。位置決
め手段800は、スプロケットホイール位置あるいはテ
ープ表面の回路パターン位置を検出部801で検出し、
位置制御部850は接合済み半導体素子と検査装置の基
準位置との相対位置が所定値に達した際に位置信号を判
別処理手段301に出力する。位置決め手段800の別
の運転モードでは、接合ずみ半導体素子と検査装置の基
準位置との距離信号を判別処理手段301に出力する。
【0037】第1の照明手段201および第2の照明手
段202は円形蛍光灯であり、図示していない高周波点
灯装置で点灯する。第1の画像採取手段101および第
2の画像採取手段102は青、緑、赤の各色画像信号を
個別に出力するタイプのテレビカメラである。判別処理
手段301は、位置制御部850からの位置信号入力と
所定の同期をとって第1の画像採取手段101または第
2の画像採取手段102の出力する画像信号を取り込
み、画像処理してテープ表面あるいは裏面の欠点の有無
を判別し、判別結果と欠点位置と欠点の種類に関するデ
ータを目印手段701に送る。目印手段701は、欠点
の種類が半導体素子を封止する樹脂部欠点の場合には、
欠点の重大性を判断して欠点のある半導体素子部を打抜
いて除去し、テープ表面への樹脂付着欠点の如く比較的
軽度の欠点である場合には、欠点部分にマーキングを施
す。
【0038】
【実施例】次に図面を参照しながら、実施例を示す。 実施例1 まず、図2は、上記した図1の構成における第2の照明
手段と第2の画像採取手段を設けていない、照明手段2
01は高周波点灯した円形蛍光灯である。画像採取手段
101として赤色、緑色、青色画像および白黒画像を採
取するテレビカメラを用い、表1に示した半導体素子実
装済みTABテープ表面にある欠点を検出すべく、実装
済みテープを走行させて検査した。この結果、白黒画像
および赤色画像を処理した場合には、樹脂部輝度が低く
一回の画像採取ではリード曲がりと樹脂発泡と樹脂不良
を同時に検出できず、照明条件を変えて再度の画像採取
と画像処理判別をする必要があり、またレジスト部への
付着樹脂の輝度も上がらず、樹脂付着欠点が検出できな
かった。緑色画像を処理した場合には、レジスト部と樹
脂付着欠点の双方の輝度が上がり両者を分離できず、レ
ジスト部の樹脂付着欠点を検出できなかった。緑色画
像、青色画像を処理した場合には、樹脂部の輝度が上が
りリード部の輝度が抑制されて、リード曲がりと樹脂発
泡と樹脂不良を同時に検出できた。
【0039】次に、第2の照明手段202と第2の画像
採取手段102をテープ裏面側に設けた図1の態様であ
って、第1の画像採取手段101と第2の画像採取手段
102の色画像を青と青、青と緑、緑と青の各色画像を
採取する方法により、半導体素子をテープ裏側に実装す
る品種とテープ表側に実装する品種の両方について、表
1で示した実装TABテープに発生する欠点の検査を実
施した。
【0040】第1、第2の色画像が青・青色画像の場
合、第2の照明手段202の照明光は、テープ基材(ポ
リイミドなど)が青色光を通さないので第1の画像採取
手段101で検知されず、したがってテープ表側・裏側
画像は反対側照明に影響することなく図2の実施例と同
じように、樹脂部欠点・銅パターン部欠点・付着異物欠
点を検出でき、テープ裏側にある樹脂部欠点とテープ裏
側樹脂付着の欠点も検出できた。リード部はスリット状
に銅箔と基材を加工してあるので、第2の照明手段20
2の光が第1の画像採取手段101にも入射するため、
照明手段201,202を、光強度を調整できる、光フ
ァイバーを円形に配列してハロゲンランプ光を円形に導
くタイプに代え、カメラ(画像採取手段)の絞りと照明
光強さで第1の照明による反射光と第2の照明による透
過光のバランスを図ることにより、リード部分を輝度飽
和させずにリード曲がりを検出できた。
【0041】第1、第2の色画像が青・緑色画像の場合
についても、第1の画像採取手段の青色画像は上記の場
合と同様、青色光はテープ基材を透過しないので、第2
の照明手段に影響されずに樹脂部欠点、銅パターンとレ
ジスト部の樹脂付着欠点を検出できた。リード部はスリ
ット状に穴加工されているので、上記青・青画像利用の
場合と同様な照明強度とカメラ絞りのバランス調整を行
い検出できた。第2の画像採取手段102へは、第2の
照明光による落射光とテープを透過した第1の照明光が
共に入射するが、半導体素子部は光を透過させないの
で、第2の画像採取手段による半導体素子部分の画像は
第2の照明手段単独の照明によるものであり、上記実施
例と同様に検出できた。リード部の表裏両面への樹脂付
着と裏面テープ部樹脂付着欠点は、第1、第2の照明手
段併用による緑色画像で容易に検出できた。
【0042】第1、第2の色画像が緑・青色画像の場合
についても、上記同様に実施して各欠点を検出できた。
本実施例で、はテープ表面、裏面への樹脂付着欠点を、
全て第1の画像採取手段101による緑色画像を処理し
て欠点の有無を判別する点が、他の実施例と比較して特
徴的である。すなわち、本実施例におけるカラーカメラ
101の緑色画像は、前記のとおり第2の照明手段20
2による透過画像と第1の照明手段による落射画像が組
み合わされる結果、テープ表面の回路パターンが消失
し、テープ表裏の樹脂付着欠点と半導体素子だけの単調
な画像になるので、判別処理装置301で画像を2値化
して樹脂付着欠点を容易に検出できた。リード曲がりと
樹脂部の各欠点は他の上記実施例と同様に判別処理でき
た。図1に示す実施態様の中では、第1の画像採取手段
を緑色画像、第2の画像採取手段が青色画像である態様
が、より望ましい。
【0043】図3に別の実施態様を示す。図3は、図2
に示した実施態様とほとんど同じであるが、画像採取手
段101が白黒画像に対応するテレビカメラであり、そ
の前面に光学色フィルタ115を設け、照明手段201
の前面に光学色フィルタ215を設けた点が異なる。
【0044】光学色フィルタ215は、白黒テレビカメ
ラ101の波長特性と組み合わせて青色画像を出力でき
る115−1(図示略)と緑色画像を出力できる115
−2(図示略)とを交換できるようにした。照明手段2
01は、光ファイバーを円形に配列して図示していない
ハロゲンランプ光を導いて照明するタイプであり、光学
フィルタ115を設けない場合にもテレビカメラ101
の波長特性と組み合わせて青色画像を出力できる215
−1(図示略)と緑色画像を出力できる215−2(図
示略)を交換できるようにした。
【0045】まず、光学色フィルタ215を設けず、白
黒画像タイプのテレビカメラ101と光学色フィルタ1
15−1を組合わせ、青色画像を出力できる画像採取手
段を構成してTABテープ表面の検査を実施し、前記青
色画像の場合と同じ結果を得た。次に光学色フィルタを
115−2に交換して緑色画像を出力できる構成として
同じTABテープ表面の検査を実施し、前記緑色画像の
場合と同じ結果を得た。次に光学色フィルタ115を外
し、光学色フィルタ215−1と215−2を照明手段
201の前面に設けて青色画像および緑色画像を出力で
きる照明・画像採取手段を構成し、TABテープ表面の
検査を実施した結果、青色画像、緑色画像での判定どお
り検出できた。
【0046】次に、画像採取手段としてラインセンサを
使った実施例を述べる。実施態様は図3と同じであり、
画像採取手段101として1024素子の白黒タイプラ
インセンサを使った。このラインセンサの出力を、図4
に示すように、1次元/2次元画像変換部312に導
き、1次元信号を2次元画像に変換して2次元画像出力
を判別処理装置301へ入力した。光学色フィルタ21
5を取り外し、光学色フィルタ115−1を取り付けて
青色画像を採取する手段を構成してTABテープ表面に
ある欠点を検査した結果、前記青色画像での検査結果ど
おり検出できた。
【0047】次に光学色フィルタ115−2を取付けて
緑色画像を採取する手段を構成してTABテープ表面に
ある欠点を検査した結果、前記緑色画像での検査結果ど
おり検出できた。
【0048】実施例2 上記実施例1で説明したTABテープ検査装置、検査方
法、製造方法は主として検査対象のTABテープがベー
スフィルムとパターン回路とからなる2層構造のものに
効果があったが、本実施例はベースフィルムとパターン
回路の間に接着剤層が介在する3層構造のTABテープ
について効果があるものであり、以下にこの実施例につ
いて説明する。
【0049】図5は、主に3層構造のTABテープを検
査対象とする検査装置の概略構成図である。照明手段2
01aは、ハロゲン光を光ファイバで導いて、出射端を
テープ面に対して20°に指向性を持たせて、円形に配
列したライトガイド、照明手段202aは、ハロゲン光
を光ファイバで導いて、出射端をテープ面に対して45
°に指向性を持たせて、円形に配列したライトガイドで
ある。画像採取手段101aとして赤色画像を採取する
テレビカメラを、画像採取手段102aとして緑色画像
を採取するテレビカメラを用いて、表1に示した半導体
素子実装済みの3層TABテープ裏表にある欠点を検出
すべく、実装済みテープを走行させて検査した。3層の
TABテープはパターン回路面側のベースフィルムとパ
ターン回路の間に接着剤が塗布してある。この接着剤層
が拡散の効果をもたらし、第1の画像採取手段における
ベースフィルムの輝度が高くなった。さらに、照明手段
202aによるテープ裏面側からの透過光の効果とベー
スフィルムが赤色光をよく透過することから、第1の画
像採取手段に赤色画像を用いることによりさらにベース
フィルムの輝度を高くすることができた。さらに、照明
手段の光源として赤色光が強いハロゲンランプを用いる
ことによりさらにベースフィルムの輝度を高くすること
ができた。この結果、ベースフィルムと樹脂部との輝度
差を拡大することができ、テープ表面側のベースフィル
ムに付着した樹脂欠点を検出することができた。レジス
ト部には接着剤は塗布しておらず光沢面であるので、照
明手段201aによるレジスト部の反射光はほとんど画
像採取手段101aに検知されず輝度は低かった。さら
に、照明手段202aによるレジスト部の透過光は、画
像採取手段101aが赤色画像であることからほとんど
検知されず輝度は低かった。この結果、レジスト部と樹
脂部の輝度差を拡大することができ、テープ表面側のレ
ジスト部に付着した樹脂欠点を検出することができた。
また、この照明手段によると、テープ表面側にある樹脂
発泡や樹脂不良、リード曲がり欠点が影となって現れ、
検出することができた。
【0050】3層TABテープのパターン回路の裏面側
は、接着剤は塗布しておらず光沢面である。従って、照
明手段202aによるベースフィルムの反射光は画像採
取手段102aにほとんど検知されず輝度は低かった。
さらに、照明手段201aは指向性があるためテープ裏
面への透過光は画像採取手段102aにほとんど検知さ
れず輝度は低かった。さらに、ベースフィルムの反射光
は、画像採取手段102aに緑色画像を用いることによ
りほとんど検知されず、輝度は低かった。結果として、
ベースフィルムと樹脂部との輝度差を拡大することがで
き、テープ裏面側のベースフィルムに付着した樹脂欠点
を検出することができた。この画像採取手段と照明手段
によると、ベースフィルムと同様に、レジスト部と樹脂
部との輝度差も拡大することができ、テープ裏面側のレ
ジスト部に付着した樹脂欠点を検出することができた。
また、この照明手段によると、テープ裏面側にある樹脂
発泡や樹脂不良、リード曲がり欠点が影となって現れ、
検出することができた。また、画像採取手段102aに
青色画像を用いた場合も、緑色画像を用いた場合と同様
に、テープ裏面側に付着した樹脂欠点を検出することが
でき、テープ裏面側にある樹脂発泡や樹脂不良、リード
曲がり欠点も検出することができた。
【0051】
【発明の効果】請求項1の本発明のTABテープの検査
装置と検査方法および実装TABテープの製造方法にお
いては、TABテープ表側に照明手段を設け、これと同
じテープ面の画像採取手段が青色画像、緑色画像および
両者よりなる色画像採取手段である検査装置によると、
テープ表面の色画像を利用するので半導体素子封止用の
樹脂部分およびテープ表面への樹脂付着部分の輝度が上
昇する一方で、リード部分の輝度が抑制され、一回の採
取画像を判別処理してテープ表面各部の欠点の有無を判
別できるので、1検査ステージでよく、かつ画像採取1
回のワンパス検査ができる。
【0052】また、請求項2の本発明の別の好ましい態
様では、テープ裏面にも第2の照明手段と第2の画像採
取手段を設けるので、半導体素子の接合面が表裏いずれ
の面であっても検査でき、またテープ裏面に発生する欠
点も検査できる。検査ステージを増やさず1ステージで
検査でき、かつ検査範囲を拡大でき、かつ、検出欠点の
種類を増して実装TABテープ製造過程で発生する欠点
を全てカバーする検査が1回の画像採取でできる。
【0053】また、請求項3の本発明の好ましい実施態
様による、第1の画像採取手段が青色画像、第2の画像
採取手段が緑色画像である検査装置では、青・緑の色特
性、透過照明と落射照明の併用、照明強度の調整による
採取画像の最適調整によって検査の精度を向上できる。
【0054】また、請求項4の本発明の更に別の好まし
い実施態様による、第1の画像採取手段が緑色画像、第
2の画像採取手段が青色画像である検査装置では、採取
画像を最適調整できるようになったこと、樹脂付着欠点
検査での透過光と落射光を併用することによって、テー
プ上の回路パターンが消失して付着欠点が低輝度像とな
る単調画像をつくれるので、検査精度が一層向上する。
【0055】また、請求項5の本発明の好ましい実施態
様である、画像採取手段がカラーカメラまたはカラーラ
インセンサである検査装置では、照明手段として汎用の
白色照明を利用でき、また市販のカメラ、センサが使え
るので装置を構成しやすい。
【0056】また、請求項6の本発明の好ましい実施態
様である、光学フィルタと白黒タイプのテレビカメラま
たはラインセンサを使用する検査装置では、広範囲(カ
メラの素子数、応答スピードなど)の白黒タイプの機種
から選定でき、また照明の特性、カメラの特性を考慮し
て個別に光学色フィルタを選択できるので、良質の色画
像採取手段を安価に構成できる。
【0057】また、請求項7の本発明の好ましい実施態
様である、照明手段が白色光源と光学フィルタからなる
検査装置では、照明の特性を考慮して個別に光学フィル
タを選択できるので、良質の照明手段を安価に構成でき
る。
【0058】さらに、請求項8の本発明の好ましい実施
態様である、判別処理結果に基づいて不良のある部分に
目印すを付ける目印手段を備えている検査装置では、自
動検査できるので、検査水準が安定しかつ生産能率が向
上する。
【0059】請求項10の本発明のTABテープの検査
装置、さらにはそれを用いた検査方法および実装TAB
テープの製造方法においては、TABテープの表裏両面
側に照明手段と画像採取手段を設けるので、半導体素子
の接合面が表裏いずれの場合であっても検査することが
でき、また、テープ裏面に発生する欠点も検査すること
ができる。検査ステージを増やさず1ステージで検査で
き、かつ検査範囲を拡大でき、かつ検出欠点の種類を増
やして実装TABテープ製造過程で発生する欠点を全て
カバーする検査が一回の画像採取できる。
【0060】請求項11の本発明のTABテープの検査
装置においては、検査対象であるTABテープが、ベー
スフィルムとパターン回路の間に接着剤層が介在する、
少なくとも3層以上のものであるものを検査することが
できる。
【0061】以上の如く、本発明のTABテープの検査
装置と検査方法ならびに実装TABテープの製造方法お
よび製造装置では、従来技術と比較して、 (1)テープ表裏の欠点を検査できる。 (2)半導体素子の実装工程で発生するあらゆる欠点を
検査できる。 (3)半導体素子の実装面を問わず(表・裏面共に)検
査できる。 (4)検査の画像採取は1回でよく、ワンパスで検査が
できる。 (5)以上が検査ステージを増やさず、1ステージで構
成できる。 このため、検査装置は、小型化でき安価に製作できる。
また実装TABテープ製造ラインに組み込んで、生産能
力の向上とコストダウンに寄与できる。
【0062】本発明は、半導体接合済みTABテープの
検査のみでなく、半導体を接合していないTABテープ
の欠点検査にも使える。また、フィルムキャリアテープ
・フレキシブル基板の欠点検査にも適用できる。また本
発明の実施態様の1つである、テープ表面だけに照明手
段と画像採取手段を有する検査装置は、汎用回路基板の
欠点検査に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査装置の一実施態様の概略構成図で
ある。
【図2】本発明の検査装置の他の実施態様の概略構成図
である。
【図3】本発明の検査装置のさらに他の実施態様の概略
構成図である。
【図4】本発明の検査装置の構成要素の接続関係を示す
説明図である。
【図5】本発明の検査装置のさらに他の実施態様の概略
構成図である。
【図6】従来技術による検査装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 TABテープ 1a 3層TABテープ 2 スプロケットホイール 3 スプロケットホイール 10 半導体素子 101 画像採取手段 101a 画像採取手段(CCDカメラ) 102 画像採取手段 102a 画像採取手段(CCDカメラ) 115 光学色フィルタ 151 画像採取手段 152 CCDカメラ 201 照明手段 201a 照明手段(円形光ファイバライトガイド) 202 照明手段 202a 照明手段(円形光ファイバライトガイド) 215 光学色フィルタ 251 円形蛍光灯 252 リング照明 253 照明器 254 拡散フィルタ 255 拡散フィルタ 301 判別処理手段 305 判別処理装置 306 判別処理装置 312 1次元/2次元画像変換部 701 目印手段 702 分別部 800 位置決め手段 801 検出部 850 位置制御部 900 搬送手段 901 搬送駆動部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TABテープを搬送する手段と、装置の
    基準位置とTABテープ回路パターン相互の位置決め手
    段と、TABテープの表側に配置した照明手段と、該照
    明手段により照明される面と同じテープ面の画像を採取
    する画像採取手段と、該画像を処理して欠点の有無を判
    別する判別処理手段を有するTABテープ検査装置であ
    って、処理画像が青色画像、緑色画像、両者よりなる色
    画像であることを特徴とする、TABテープの検査装
    置。
  2. 【請求項2】 TABテープを搬送する手段と、装置の
    基準位置とTABテープ回路パターン相互の位置決め手
    段と、TABテープの回路パターン加工面側に配置した
    第1の照明手段と、該照明手段により照明される面と同
    じパターン面側から画像を採取する第1の画像採取手段
    と、前記パターン面と反対面側に配置した第2の照明手
    段と、該反対面から画像を採取する第2の画像採取手段
    と、第1の画像採取手段による画像と第2の画像採取手
    段による画像を処理する判別処理手段とを備えたことを
    特徴とする、TABテープの検査装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像採取手段により採取され
    る画像が青色画像であり、第2の画像採取手段により採
    取される画像が緑色画像である、請求項2のTABテー
    プの検査装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像採取手段により採取され
    る画像が緑色画像であり、第2の画像採取手段により採
    取される画像が青色画像である、請求項2のTABテー
    プの検査装置。
  5. 【請求項5】 画像採取する手段がカラーカメラまたは
    カラーラインセンサである、請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のTABテープの検査装置。
  6. 【請求項6】 画像を採取する手段が光学フィルタと白
    黒テレビカメラまたはラインセンサからなる、請求項1
    ないし4のいずれかに記載のTABテープの検査装置。
  7. 【請求項7】 照明手段が白色光源と光学フィルタから
    なる、請求項1ないし4のいずれかに記載のTABテー
    プの検査装置。
  8. 【請求項8】 判別処理手段による判別処理結果に基づ
    き不良のある部分に目印を付ける目印手段を備えてい
    る、請求項1ないし7のいずれかに記載のTABテープ
    の検査装置。
  9. 【請求項9】 検査対象が、ベースフィルムと、その上
    に加工されているパターン回路とからなる少なくとも2
    層のものである、請求項1ないし8のいずれかに記載の
    TABテープの検査装置。
  10. 【請求項10】 前記第1、第2の照明手段が指向性の
    あるものであり、かつ第1の画像採取手段により採取さ
    れる画像が赤色画像であり、第2の画像採取手段により
    採取される画像が緑または青色画像であることを特徴と
    する、請求項2、5ないし9のいずれかに記載のTAB
    テープの検査装置。
  11. 【請求項11】 前記検査対象が、ベースフィルムと、
    パターン回路を接着するための接着剤層と、パターン回
    路の3層であることを特徴とする、請求項9または10
    に記載のTABテープの検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    のTABテープの検査装置を用いて、TABテープに半
    導体素子を実装加工する、実装TABテープの製造方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    のTABテープの検査装置を備えた、TABテープに半
    導体素子を実装加工するための実装TABテープの製造
    装置。
  14. 【請求項14】 装置の基準位置とTABテープ回路パ
    ターン相互間を位置決めしつつTABテープを搬送し、
    TABテープ表側を照明するとともに該照明面と同じテ
    ープ面の画像を採取し、該画像を青色画像、緑色画像、
    両者よりなる色画像として処理し、該処理画像から欠点
    の有無を判別することを特徴とする、TABテープの検
    査方法。
  15. 【請求項15】 装置の基準位置とTABテープ回路パ
    ターン相互間を位置決めしつつTABテープを搬送し、
    TABテープの回路パターン加工面を照明して該パター
    ン面から画像を採取するとともに、前記パターン面と反
    対面を照明して該反対面からも画像を採取し、両面から
    の画像を判別処理することを特徴とする、TABテープ
    の検査方法。
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