JPH0992361A - テレビコンセント - Google Patents

テレビコンセント

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JPH0992361A
JPH0992361A JP25074095A JP25074095A JPH0992361A JP H0992361 A JPH0992361 A JP H0992361A JP 25074095 A JP25074095 A JP 25074095A JP 25074095 A JP25074095 A JP 25074095A JP H0992361 A JPH0992361 A JP H0992361A
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JP
Japan
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coaxial cable
sandwiching
engaging
outlet
mounting
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JP25074095A
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English (en)
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Toru Yamada
徹 山田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続時の作業性が高いテレビコンセントを提
供する。。 【解決手段】 芯線10a,11aを接続した入力側の
同軸ケーブル10及び出力側の同軸ケーブル11を載置
する載置部8と、載置部との間に同軸ケーブルを挟着す
るよう回動自在に支持される挟着部7とを備えたテレビ
コンセントにおいて、挟着状態において載置部と挟着部
とを係合する係合手段30を設けた。また、載置部と挟
着部は、いずれも導電性金属製であって前記入力側の同
軸ケーブルと出力側の同軸ケーブルとの被覆の剥離した
芯線を被包するよう形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルを接
続して、同軸ケーブル用の送り配線用のテレビコンセン
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビコンセントの一例を図6を
用いて説明する。図6はテレビコンセントの斜視図であ
る。
【0003】図6に示すテレビコンセントは、芯線を接
続した同軸ケーブルXを載置する載置部Aと、載置部A
との間に同軸ケーブルXを挟着するよう回動自在に支持
される挟着部Bとを備えて、同軸ケーブルXが取り着け
られるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図6に示すようなテレビコンセントにあっては、同軸ケ
ーブルの芯線を接続した後に、挟着部Bを回動させて同
軸ケーブルXを挟着することにより仮固定してから、ね
じ止めするものである。
【0005】従って、最終的に固定するときには、一方
の手でねじを立てた状態で支持をし、他方の手でドライ
バー等の工具を操作するというねじ止め作業をしなけれ
ばならないために、接続時の作業性が高いとはいえな
い。
【0006】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、接続時の作業
性が高いテレビコンセントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、芯線を
接続した入力側の同軸ケーブル及び出力側の同軸ケーブ
ルを載置する載置部と、載置部との間に同軸ケーブルを
挟着するよう回動自在に支持される挟着部とを備えたテ
レビコンセントにおいて、挟着状態に前記載置部と前記
挟着部とを係合する係合手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2記載の発明にあっては、前記載置
部と前記挟着部は、いずれも導電性金属製であって前記
入力側の同軸ケーブルと出力側の同軸ケーブルとの被覆
の剥離した芯線を被包するよう形成されたことを特徴と
するものである。
【0009】請求項3記載の発明にあっては、挟着状態
で前記同軸ケーブルが挟着方向と直交する方向へ変位す
るのを規制する規制部が前記載置部又は前記挟着部の少
なくとも一方に設けられたことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項4記載の発明にあっては、前記規制
部は、連続した三角形状の切り起こしであって、外切り
起こしが2本平行に設けられており、該2本の切り起こ
し間の距離が同軸ケーブルの直径より小さいことを特徴
とするものである。
【0011】請求項5記載の発明にあっては、前記挟着
部を挟着方向とは逆方向へ付勢する付勢手段を付加する
と共に、前記係合手段は、載置部端部に立設し弾性を有
する弾性部及び該弾性部に設けられた係合穴と、挟着部
に設けられた前記係合穴と係合して付勢手段に抗して挟
着部を係止する係合片とを有して成ることを特徴とする
ものである。
【0012】請求項6記載の発明にあっては、芯線を接
続した入力側の同軸ケーブル及び出力側の同軸ケーブル
を載置する載置部と、載置部との間に同軸ケーブルを挟
着するよう回動自在に支持される挟着部と、入力側の同
軸ケーブルから入力される信号を処理して出力側の同軸
ケーブルに出力する内部回路基板と、内部回路基板を内
蔵するケースを構成するカバー及びシールド板とを備え
たテレビコンセントにおいて、内部回路基板の端部に外
方に弾性力を有する支持端子を設け、シールド板の端部
を延設して脚部を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1及び図
2に基づいて以下に説明する。図1は、テレビコンセン
トの分解斜視図である。図2は、テレビコンセントの斜
視図である。図3はテレビコンセントの要部の断面図で
ある。図4はテレビコンセントの要部の斜視図である。
図5は同軸ケーブルの取着を説明する要部側面図であ
る。
【0014】図1において、1はカバーで、ABS樹脂
などの合成樹脂材料等の絶縁材料により、一体に成形さ
れたものであり、規格化された既成の配線モジュールと
同等の寸法に設定されている。カバー1は、一方に略長
方形の開口部1aを有した箱型であり、長手方向の両端
部はに段部1bが形成されている。カバー1の長手方向
両端部の両側板には、カバー1が後述するシールド板7
と共にケース2を構成するよう、シールド板7の係止部
7aに係止される係止爪1cが設けられている。カバー
1は、筒部1eが中央部に設けられている。筒部1eの
下端は解放されており、筒部1eの上端は蓋部1fが設
けられている。蓋部1fには、3カ所の貫通穴1g,1
h,1iが設けられており、筒部1e内には、開口した
筒部1eの他方側から、黄銅等の導電性の板金を曲成し
て形成した外部接触子3a及びりん青銅等の導電性の板
金を曲成して形成し外部接触子3aより細い内部接触子
3bが配設されている。外部接触子3aは、外部接触子
3aの一端から延設されている一対の接続片3cを有す
る。貫通穴1g,1iには、外部接触子3aの接続片3
cが通されて、接続片3cは蓋部1fの上方に突出す
る。貫通部1hには内部接触子3bの接続片3dが通さ
れて、接続片3dは蓋部1fの上方に突出する。外部接
触子3aと内部接触子3bとは、一組となってテレビ接
続口を構成する。
【0015】内部回路基板に相当する減衰回路基板4
は、プリント基板であって、表面に減衰回路が設けられ
ている。減衰回路は、同軸ケーブル10より入力された
信号を減衰させて、テレビ接続口への信号を小さいもの
とし、出力側の同軸ケーブル11に大きな信号を与える
ものである。減衰回路基板4は、カバー1の開口部1a
に嵌合する大きさの長方形のものであり、長手方向の両
端部には各々二カ所の導電性金属製の支持端子4aが設
けられている。減衰回路基板4には、蓋部1fと対応す
る部分に、基板貫通穴4b,4c,4dが設けられてお
り、減衰回路に接続されている。基板貫通穴4b,4d
には、前述の外部接触子3aの接続片3c,3cが貫通
して上方に突出し、基板貫通穴4cには内部接触子3b
の接続片3dが貫通して上方に突出するようにされてい
る。
【0016】4つの支持端子4aは、基板貫通穴4b,
4dと電気的に接続されている。支持端子4aは、各々
減衰回路基板4外方に向けて弾性力を有しており、減衰
回路基板4をカバー1内部に押し込むと、支持端子4a
がカバー1内壁を側方に押圧するので、減衰回路基板4
の位置が保持される。
【0017】減衰回路基板4上には、互いに近づく向き
のばね力でもって弾接する一対の接触ばね片5cを有し
たりん青銅等の金属製材料の端子ばね5a,5bが二カ
所に設けられており、端子ばね5a,5bは減衰回路を
経由して基板貫通穴4cに接続されている。
【0018】端子ケース6は、合成樹脂の透明な絶縁材
料製であって、端子ばね5a,5bを収容する収容部6
a,6bの周囲に鍔片6eを有する形状に形成されてい
る。収容部6a,6bの上面及び一側面は連続した一曲
面を形成しており、該曲面の表面に芯線挿入穴6c,6
dが貫通されている。
【0019】シールド板7は、鉄などの導電性金属材料
により略長方形状に形成され、長手方向両端には、カバ
ー1の係止爪1cに係合する係止部7aが側方に突出し
て設けられている。また、長手方向両端には、四隅に脚
部7cが下方に向けて延設されている。脚部7cの長手
方向間の距離は、カバー1の長手方向内側面間の距離に
等しく、係止部7aの長手方向間の距離は、カバー1の
係止爪1c間の距離に等しい。従って、脚部7cよりも
係止部7aの方が側方にやや突出している。シールド板
7は、カバー1と共にケース2を構成したときに、端子
ケース6が嵌合して位置決めされるよう、切欠部7bが
長辺部の一端に設けられ、他方の長辺部には延設片7
d,7eが延設されている。切欠部7bの長手方向両端
には係合片7fが上方に延設されている。シールド板7
をカバー1に押し付けると、図3に示すように、カバー
1の内側面と減衰回路基板4の支持端子4aとの間に、
脚部7cが差し込まれて、脚部7cは支持端子4aの押
圧力によりカバー1に固定される。
【0020】載置部8は、りん青銅等の導電性金属材料
により、略長方形の中央片8a及び対向片8b,8cを
有した断面略コ字状に形成されており、中央片8aには
同軸ケーブル10,11が載置される。中央片8aの長
手方向(対向片8b,8cにあっての長手方向を中央片
8aの長手方向とする)の一端からは、対向片8b,8
cの切り欠かれた一端部8d,8eに沿うように弾性を
有した延設片8fが延設されている。延設片8fは後述
する挟着部9をその挟着方向とは逆方向へ付勢する付勢
手段20を構成している。載置部8は、端子ケース6の
収容部6a,6bを貫通する貫通穴8gが中央片8aの
一端部に設けられ、中央片8aの中央部から他端部にか
けて、対向片8b,8cの間に規制部8h,8iがそれ
ぞれ設けられている。規制部8hは、連続した三角形の
ノコギリ歯状の切り起こしが平行に2本設けられたもの
であり、該2本の切り起こし間の距離は、同軸ケーブル
の直径よりも小さくしてある。中央片8aの他端は、載
置部8がケース2に取着されたときに、シールド板7の
延設片7d,7eに設けられた掛止穴7g,7hに挿通
して掛止する掛止部8j,8kとなっている。対向片8
b,8cには、その他端部において弾性を有する弾性部
8l,8mが構成されている。弾性部8l,8mには貫
通穴であって、後述する係合片9f、9gと係合する係
合穴8n,8oが設けられている。
【0021】挟着部9は、鉄などの導電性金属材料によ
り、略長方形の中央片9a及び対向片9b,9cを有し
た断面略コ字状に形成されており、前述した載置部8と
の間に同軸ケーブル10,11を挟着するものである。
挟着部9の中央片9aは、緩やかに折曲されて、一端部
側の対向片9b,9cの中央片9aの面からの高さ寸法
が他端部側の寸法よりも大きくなっている。挟着部9
は、前述した載置部8の対向片8b,8cの長手方向一
端部にそれぞれ設けられた支持穴8p,8qに回動自在
に支持される回動支持片9d,9eが、対向片9b,9
cのそれぞれの一端からL字状に屈曲した状態で延設さ
れている。また、図4に示すように、挟着部9は、載置
部8の対向片8b,8cの弾性部8l,8mの係合穴8
n,8oと共に係合手段30を構成する係合片9f,9
gが、対向片9b,9cのそれぞれの他端からL字状に
僅かに屈曲し、先端部分が内側に湾曲した状態で延設さ
れている。挟着部9の中央片9aの中央部には、並んで
切り起こされた2個の規制部9i,9jが、規制部8
h,8iに対応して設けられている。規制部9i,9j
は下端から中央部にかけて、同軸ケーブルが挟み込まれ
る程度に切り欠かれている。
【0022】以上のようにテレビコンセントを構成した
ので、同軸ケーブル10,11の芯線10a,11aは
載置部8の貫通穴8gを貫通して上方に突出した収容部
6a,6b内の端子ばね5a,5bを介して減衰回路基
板4に接続され、更に基板貫通穴4cを介して内部接触
子3bに接続される。一方、同軸ケーブル10,11の
外部導体10b,11bは、導電性金属製の接着部9、
載置部8、シールド板7、減衰回路基板4の支持端子4
aを介して減衰回路基板4に接続され、更に基板貫通穴
4b,4dを介して外部接触子3aに接続されている。
【0023】次に、以上のテレビコンセントを構成する
ケース2とプラグ(図示せず)との接続状態について説
明する。プラグは、導電性金属材料製の円筒部及びその
円筒部の軸中心に位置する棒部を備えており、ケース2
のカバー1に設けられた筒部1eに挿入すると、筒部1
eに配設された外部接触子3aの外方面とプラグの円筒
部の内方面とが接続されるとともに、内部接触子3bの
内方面とプラグの棒部とが接続される。
【0024】次に、テレビコンセントに入力側の同軸ケ
ーブル10及び出力側の同軸ケーブル11を接続する手
順について説明する。図5に示すように、挟着部9及び
載置部8のそれぞれの他端部が延設片8fの弾性により
互いに遠ざかった状態で、端子ケース6に収容された端
子ばね5bの一対の接触ばね片5cの間に芯線10aを
圧入した後、芯線10aを直角に折曲して載置部8に同
軸ケーブル10を載置する。更に端子ケース6に収容さ
れた端子ばね5aの一対の接触ばね片5cの間に芯線1
1aを圧入した後、芯線11aを直角に折曲して載置部
8に同軸ケーブル11を載置する。なお、同軸ケーブル
10,11を載置部8に載置した後、直角に折曲した芯
線10a,11aを接触ばね片5b,5aの間に圧入し
てもよい。
【0025】そして、挟着部9及び載置部8のそれぞれ
の他端部が近づくよう、載置部8の延設片8fの弾性に
抗して挟着部8を回動させると、同軸ケーブル10,1
1が載置部8と挟着部9との間に挟着されるとともに、
載置部8の係合穴8n,8oと挟着部9の係合片9f,
9gとが係合することによって、挟着状態が維持され、
同軸ケーブル10,11が固定される。このとき、載置
部8の規制部8i,8hが同軸ケーブル10,11に対
して各々の両側から噛み込むようにして沿うとともに、
挟着部9の規制部9j,9iの切り欠きが同軸ケーブル
10,11を噛み込むようにして上方から押さえつける
ことによって、同軸ケーブル10,11の挟着方向と直
交する方向への変位が規制される。
【0026】次に、テレビコンセントから同軸ケーブル
10,11を外す手順について説明する。載置部8の両
側の弾性部8l,8mが互いに近づくよう指で挟むと、
弾性部8l,8mに設けられたそれぞれの係合穴8n,
8oが互いに近づくよう変位するために、係合穴8n,
8oと共に係合手段30を構成する係合片9f,9gか
ら離れるようになって、係合状態が解除される。載置部
8の延設片8fの弾性に抗して係止されていた挟着部9
は、係合状態が解除されたことにより延設片8aの弾性
で、挟着方向とは逆方向へ付勢されて、前述した同軸ケ
ーブル10,11を取り着ける前の状態に復帰する。そ
して、該状態で同軸ケーブル10,11の芯線10a,
11aを端子ばね5b,5aの一対の接触ばね片5cの
間から引き抜くことができるようになる。
【0027】従って、以上のように構成したテレビコン
セントにあっては、同軸ケーブルの信号を分岐するべく
テレビコンセントを取り着けるに際して、同軸ケーブル
10,11を載置した載置部8と挟着部9との間に同軸
ケーブル10,11を挟着するよう挟着部9を回動し
て、同軸ケーブル10,11を挟着した状態で載置部8
及び挟着部9を係合手段30で係合し同軸ケーブル1
0,11を固定するので、従来の技術で説明したところ
のテレビコンセントのようにねじ止め作業をしなくても
よくなり、接続時の作業性が高いものとなっている。
【0028】また、同軸ケーブル10の被覆の剥離した
芯線10aは、導電性金属製の載置部8及び挟着部9に
より被包されるから、シールドされるようになって、外
来ノイズに対して強くなる。
【0029】また、載置部8及び挟着部9に設けられた
規制部8h,8i,9i,9jによって、挟着状態の同
軸ケーブル10が挟着方向と直交する方向へ変位するの
が規制されるので、より強固に固定することができる。
【0030】また、係合手段30の係合が解除された状
態で、付勢手段20により挟着部9が挟着方向とは逆方
向へ付勢されるから、取着作業者は挟着部9を挟着方向
とは逆方向へ回動する作業をしなくてもすむ。
【0031】
【発明の効果】本発明のテレビコンセントは上述のよう
に構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、
同軸ケーブルを載置した載置部との間に同軸ケーブルを
挟着するよう挟着部を回動して、2本の同軸ケーブルを
挟着した状態で載置部及び挟着部を係合手段でもって係
合することにより、2本の同軸ケーブルが固定されるの
でねじ止め作業の必要がなく、接続時の作業性が高いテ
レビコンセントを提供することができるという効果を奏
する。
【0032】請求項2記載の発明にあっては、前記載置
部及び前記挟着部は、いずれも導電性金属製であって前
記入力側の同軸ケーブル及び出力側の同軸ケーブルの被
覆の剥離した芯線を被包するよう形成したので、2本の
同軸ケーブルの被覆の剥離した芯線は、導電性金属製の
載置部と挟着部とにより被包されるから、シールドされ
るようになって、外来ノイズに対して強いテレビコンセ
ントを提供することができるという効果を奏する。
【0033】請求項3記載の発明にあっては、挟着状態
で2本の同軸ケーブルが挟着方向と直交する方向へ変位
するのを規制する規制部が前記載置部又は前記挟着部の
少なくとも一方に設けたので、挟着状態の2本の同軸ケ
ーブルが挟着方向と直交する方向への変位が規制され、
2本の同軸ケーブルを強固に固定することができるテレ
ビコンセントを提供することができるという効果を奏す
る。
【0034】請求項4記載の発明にあっては、前記規制
部は、連続した三角形状の切り起こしであって、該切り
起こしが2本平行に設けられており、該2本の切り起こ
し間の距離が同軸ケーブルの直径より小さいので、規制
部が同軸ケーブルの外部導体を噛み、従って挟着状態の
2本の同軸ケーブルが挟着方向と直交する方向への変位
が規制され、2本の同軸ケーブルを強固に固定すること
ができるテレビコンセントを提供することができるとい
う効果を奏する。
【0035】請求項5記載の発明にあっては、前記挟着
部を挟着方向とは逆方向へ付勢する付勢手段が付加さ
れ、前記係合手段は、載置部端部に立設された弾性を有
する弾性部及び該弾性部に設けられた係合穴と、挟着部
に設けられた前記係合穴と係合して付勢手段に抗して挟
着部を係止する係合片とを有して成るので、挟着部と載
置部とが係合している場合に弾性部を互いに近づくよう
に摘むと係合が解かれ、付勢手段により挟着部が挟着方
向とは逆方向へ付勢されるから、挟着部を挟着方向とは
逆方向へ回動する作業をする必要が無く、同軸ケーブル
取り外し時の作業性が高いテレビコンセントを提供する
ことができるという効果を奏する。
【0036】請求項6記載の発明にあっては、内部回路
基板の端部に外方に弾性力を有する支持端子を設け、シ
ールド板の端部を延設して脚部を設け、カバー内に内部
回路基板を押し入れて支持端子をカバー内側面に当接さ
せ、前記脚部をカバー内側面と支持端子との間に差し込
んで支持端子の押圧力でシールド板を挟持するようにし
たので、組立の容易なテレビコンセントを提供すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビコンセントの一実施の形態の分
解斜視図である。
【図2】上記実施の形態のテレビコンセントの斜視図で
ある。
【図3】上記実施の形態のテレビコンセントの要部の断
面図である。
【図4】上記実施の形態のテレビコンセントの要部の斜
視図である。
【図5】上記実施の形態の同軸ケーブルの取着を説明す
る要部側面図である。
【図6】従来の技術のテレビコンセントの一例の分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 ケース 4 内部回路基板 4a 支持端子 7 挟着部 7 シールド板 7c 脚部 8 載置部 8h 規制部 8i 規制部 8l 弾性部 8m 弾性部 8n 係合穴 8o 係合穴 9f 係合片 9g 係合片 9i 規制部 9j 規制部 10a 芯線 11a 芯線 10 同軸ケーブル 11 同軸ケーブル 20 付勢手段 30 係合手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線を接続した入力側の同軸ケーブル及
    び出力側の同軸ケーブルを載置する載置部と、載置部と
    の間に同軸ケーブルを挟着するよう回動自在に支持され
    る挟着部とを備えたテレビコンセントにおいて、挟着状
    態に前記載置部と前記挟着部とを係合する係合手段を設
    けたことを特徴とするテレビコンセント。
  2. 【請求項2】 前記載置部と前記挟着部は、いずれも導
    電性金属製であって前記入力側の同軸ケーブルと出力側
    の同軸ケーブルとの被覆の剥離した芯線を被包するよう
    形成されたことを特徴とする請求項1記載のテレビコン
    セント。
  3. 【請求項3】 挟着状態で前記同軸ケーブルが挟着方向
    と直交する方向へ変位するのを規制する規制部が前記載
    置部又は前記挟着部の少なくとも一方に設けられたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のテレビコン
    セント。
  4. 【請求項4】 前記規制部は、連続した三角形状の切り
    起こしであって、外切り起こしが2本平行に設けられて
    おり、該2本の切り起こし間の距離が同軸ケーブルの直
    径より小さいことを特徴とする請求項3記載のテレビコ
    ンセント。
  5. 【請求項5】 前記挟着部を挟着方向とは逆方向へ付勢
    する付勢手段を付加すると共に、前記係合手段は、載置
    部端部に立設し弾性を有する弾性部及び該弾性部に設け
    られた係合穴と、挟着部に設けられた前記係合穴と係合
    して付勢手段に抗して挟着部を係止する係合片とを有し
    て成ることを特徴とする請求項1または請求項2または
    請求項4記載のテレビコンセント。
  6. 【請求項6】 芯線を接続した入力側の同軸ケーブル及
    び出力側の同軸ケーブルを載置する載置部と、載置部と
    の間に同軸ケーブルを挟着するよう回動自在に支持され
    る挟着部と、入力側の同軸ケーブルから入力される信号
    を処理して出力側の同軸ケーブルに出力する内部回路基
    板と、内部回路基板を内蔵するケースを構成するカバー
    及びシールド板とを備えたテレビコンセントにおいて、
    内部回路基板の端部に外方に弾性力を有する支持端子を
    設け、シールド板の端部を延設して脚部を設けたことを
    特徴とするテレビコンセント。
JP25074095A 1995-09-28 1995-09-28 テレビコンセント Withdrawn JPH0992361A (ja)

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JP25074095A JPH0992361A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 テレビコンセント

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019125560A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 同軸ケーブル用コンセント
JP2019125561A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 同軸ケーブル用コンセント
JP2020057594A (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 桑野工業株式会社 直列ユニット
JP2020188023A (ja) * 2020-08-17 2020-11-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 同軸ケーブル用コンセント

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