JPH0991411A - 図形処理方式 - Google Patents
図形処理方式Info
- Publication number
- JPH0991411A JPH0991411A JP7249342A JP24934295A JPH0991411A JP H0991411 A JPH0991411 A JP H0991411A JP 7249342 A JP7249342 A JP 7249342A JP 24934295 A JP24934295 A JP 24934295A JP H0991411 A JPH0991411 A JP H0991411A
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- roll
- dimensional
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 三次元のロール形状から二次元平面に戻す場
合も、ロール方向の長さの補正が不要にする。 【解決手段】 ロール曲面分割手段１１は起動される
と、展開図データ作成装置３で作成された展開図形状デ
ータ３１に記憶されている展開図平面形状を表す要素デ
ータを読み込み、展開図作成情報４に記憶されている分
割長Ｌ１と分割基準角度Ａを読み込み、分割個数Ｎと分
割長Ｌ２を予め定めた式に基いて計算する。ＮとＬ２が
計算されると、前処理で読み込んだ分割長Ｌ１と計算し
た分割長Ｌ２からロール方向と垂直になるように分割平
面データを作成する。分割面接続処理手段１２は、分割
平面を接続しロール曲面の近似断面を作成する。展開図
制御装置５は、三次元図形処理装置２を介して近似され
たロール図形を表示装置２１に表示する。
合も、ロール方向の長さの補正が不要にする。 【解決手段】 ロール曲面分割手段１１は起動される
と、展開図データ作成装置３で作成された展開図形状デ
ータ３１に記憶されている展開図平面形状を表す要素デ
ータを読み込み、展開図作成情報４に記憶されている分
割長Ｌ１と分割基準角度Ａを読み込み、分割個数Ｎと分
割長Ｌ２を予め定めた式に基いて計算する。ＮとＬ２が
計算されると、前処理で読み込んだ分割長Ｌ１と計算し
た分割長Ｌ２からロール方向と垂直になるように分割平
面データを作成する。分割面接続処理手段１２は、分割
平面を接続しロール曲面の近似断面を作成する。展開図
制御装置５は、三次元図形処理装置２を介して近似され
たロール図形を表示装置２１に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形処理方式に関
し、特に二次元の平面図形と三次元のロール形状図形と
の図形変換方式に関する。
し、特に二次元の平面図形と三次元のロール形状図形と
の図形変換方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の図形処理方式は、二次元
の形状データから三次元の曲面データに変換して表示す
る曲面データ変換方式と、複数の三次元平面をつなげる
ことによってロール曲面を近似して表示する方式であっ
て、曲面データ変換方式に比して計算量を削減すること
ができるがロール図形の自然性で劣る三次元平面近似方
式がある。
の形状データから三次元の曲面データに変換して表示す
る曲面データ変換方式と、複数の三次元平面をつなげる
ことによってロール曲面を近似して表示する方式であっ
て、曲面データ変換方式に比して計算量を削減すること
ができるがロール図形の自然性で劣る三次元平面近似方
式がある。
【０００３】図７は、上記従来技術の概念図であり、
（ａ）は平面図、（ｂ）は曲面データ変換方式により表
示されたロール形状、（ｃ）は三次元平面近似方式によ
り表示されたロール形状である。
（ａ）は平面図、（ｂ）は曲面データ変換方式により表
示されたロール形状、（ｃ）は三次元平面近似方式によ
り表示されたロール形状である。
【０００４】曲面データ変換方式は、二次元のデータが
ロール曲面のどの位置にあるかを微分方程式を解いて求
め、三次元の曲線データを作成表示する。また、三次元
平面近似方式では、図８に示すように、接続する平面の
接続先（稜線）がロール曲面上にある接触平面群として
近似表現する。
ロール曲面のどの位置にあるかを微分方程式を解いて求
め、三次元の曲線データを作成表示する。また、三次元
平面近似方式では、図８に示すように、接続する平面の
接続先（稜線）がロール曲面上にある接触平面群として
近似表現する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式
は、曲面データ変換方式では、二次元の平面から三次元
の曲面データに変換する場合、あるいは逆に三次元デー
タから平面形状に戻す場合、微分方程式を解いて変換を
行うので、計算量が多くなり、高性能なコンピュータが
必要になるという欠点があり、一方、三次元平面近似方
式では、三次元の近似ロール形状はロール曲面に稜線が
接触する平面の連結によって作成されるため、近似され
た接触平面群のロール方向の長さが、実際のロール形状
の長さよりも小さくなり、作成された三次元平面から二
次元平面に戻す場合は、長さの補正が必要になるという
欠点があった。
は、曲面データ変換方式では、二次元の平面から三次元
の曲面データに変換する場合、あるいは逆に三次元デー
タから平面形状に戻す場合、微分方程式を解いて変換を
行うので、計算量が多くなり、高性能なコンピュータが
必要になるという欠点があり、一方、三次元平面近似方
式では、三次元の近似ロール形状はロール曲面に稜線が
接触する平面の連結によって作成されるため、近似され
た接触平面群のロール方向の長さが、実際のロール形状
の長さよりも小さくなり、作成された三次元平面から二
次元平面に戻す場合は、長さの補正が必要になるという
欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、二次元の
平面図形を三次元のロール曲面に変換し変換された前記
三次元ロール曲面を三次元図形処理装置を介して表示装
置に表示する場合の図形処理方式において、前記二次元
の平面図形の展開図形状データを記憶する展開図形状デ
ータ記憶手段と、前記展開図形状データで定義される前
記二次元の平面図形を第１のアルゴリズムによりロール
方向と垂直な方向に分割するロール曲面分割手段と、分
割された前記二次元の平面図形を第２のアルゴリズムに
より前記三次元のロール曲面に近似する分割面接続処理
手段と、近似された前記三次元のロール曲面を前記三次
元図形処理装置を介し表示装置に表示する展開図制御装
置とを備えたことを特徴とする。
平面図形を三次元のロール曲面に変換し変換された前記
三次元ロール曲面を三次元図形処理装置を介して表示装
置に表示する場合の図形処理方式において、前記二次元
の平面図形の展開図形状データを記憶する展開図形状デ
ータ記憶手段と、前記展開図形状データで定義される前
記二次元の平面図形を第１のアルゴリズムによりロール
方向と垂直な方向に分割するロール曲面分割手段と、分
割された前記二次元の平面図形を第２のアルゴリズムに
より前記三次元のロール曲面に近似する分割面接続処理
手段と、近似された前記三次元のロール曲面を前記三次
元図形処理装置を介し表示装置に表示する展開図制御装
置とを備えたことを特徴とする。
【０００７】また、第２の発明は第１の発明において、
前記第１のアルゴリズムが、前記展開図形状データ対応
に予め用意された展開図作成情報に基き、予め用意され
た分割個数算出式を用いて前記ロール方向と垂直な方向
の分割個数とその時の分割長を算出する方法であり、前
記第２のアルゴリズムが、前記分割個数と前記分割長を
用いて前記展開図形状データで定義された前記ロール曲
面を近似する方法であることを特徴とする。
前記第１のアルゴリズムが、前記展開図形状データ対応
に予め用意された展開図作成情報に基き、予め用意され
た分割個数算出式を用いて前記ロール方向と垂直な方向
の分割個数とその時の分割長を算出する方法であり、前
記第２のアルゴリズムが、前記分割個数と前記分割長を
用いて前記展開図形状データで定義された前記ロール曲
面を近似する方法であることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示すブロック
図、図２は図１におけるロール形状近似装置１の動作を
示すフロー図、図３は平面に展開したロール曲面とロー
ル形状の断面を示す図、図４は図３に示した展開平面を
複数面に分割したイメージ図、図５は図４に示した分割
平面をロール形状に近似した時の断面図、図６は本発明
により処理した結果の表示例を示す図である。
図、図２は図１におけるロール形状近似装置１の動作を
示すフロー図、図３は平面に展開したロール曲面とロー
ル形状の断面を示す図、図４は図３に示した展開平面を
複数面に分割したイメージ図、図５は図４に示した分割
平面をロール形状に近似した時の断面図、図６は本発明
により処理した結果の表示例を示す図である。
【００１０】本実施例の図形処理方式は、図１に示すよ
うに、ロール形状指示装置１と三次元図形処理装置２と
表示装置２１と展開図データ作成装置３と展開図形状デ
ータ３１と展開図作成情報４と展開図制御装置５とから
構成される。
うに、ロール形状指示装置１と三次元図形処理装置２と
表示装置２１と展開図データ作成装置３と展開図形状デ
ータ３１と展開図作成情報４と展開図制御装置５とから
構成される。
【００１１】ロール形状近似装置１は、ロール曲面分割
手段１１と分割面接続処理手段１２とを含んで構成され
る。
手段１１と分割面接続処理手段１２とを含んで構成され
る。
【００１２】次に、図１〜図６を参照しながら本実施例
の図形処理方式の動作について説明する。
の図形処理方式の動作について説明する。
【００１３】展開図データ作成装置３からロール形状近
似装置１が起動されると、ロール曲面分割手段１１が起
動される。ロール曲面分割手段１１は起動されると、図
６のロール曲面情報取得処理２０１にて、展開図データ
作成装置３で作成された展開図形状データ３１に記憶さ
れている図３に示すような展開図平面形状を表す要素デ
ータＤ１〜Ｄ４と、断面形状を表すロール中心角Θ１と
ロール半径Ｒを読み込み、分割長計算処理２０２にて、
展開図作成情報４に記憶されている分割長Ｌ１と分割基
準角度Ａを読み込み、図４に示す分割個数Ｎと分割長Ｌ
２を次式に基いて計算する。尚、分割基準角度Ａは、シ
ステムで予め定めた分割に際して基準となる角度であっ
て、経験則などから決定される値である。
似装置１が起動されると、ロール曲面分割手段１１が起
動される。ロール曲面分割手段１１は起動されると、図
６のロール曲面情報取得処理２０１にて、展開図データ
作成装置３で作成された展開図形状データ３１に記憶さ
れている図３に示すような展開図平面形状を表す要素デ
ータＤ１〜Ｄ４と、断面形状を表すロール中心角Θ１と
ロール半径Ｒを読み込み、分割長計算処理２０２にて、
展開図作成情報４に記憶されている分割長Ｌ１と分割基
準角度Ａを読み込み、図４に示す分割個数Ｎと分割長Ｌ
２を次式に基いて計算する。尚、分割基準角度Ａは、シ
ステムで予め定めた分割に際して基準となる角度であっ
て、経験則などから決定される値である。
【００１４】分割個数Ｎ＝（（Θ１＊Ｒ−２＊Ｌ１）／
（Ｒ＊Ａ＊２））＋２ 分割長 ＝（Θ１＊Ｒ−２＊Ｌ１）／（Ｎ−２） ＮとＬ２が計算されると、分割面作成処理２０３にて、
前処理で読み込んだ分割長Ｌ１と計算した分割長Ｌ２か
ら図４に示すようにロール方向と垂直になるように要素
Ｄ１を基準としてＨ１からＨ（Ｎ−１）の線分により、
展開平面をＦ１〜ＦＮまで分割し、分割平面データを作
成する。以上の処理が終了すると、ロール曲面分割手段
１１は、分割面接続処理手段１２に制御を渡す。
（Ｒ＊Ａ＊２））＋２ 分割長 ＝（Θ１＊Ｒ−２＊Ｌ１）／（Ｎ−２） ＮとＬ２が計算されると、分割面作成処理２０３にて、
前処理で読み込んだ分割長Ｌ１と計算した分割長Ｌ２か
ら図４に示すようにロール方向と垂直になるように要素
Ｄ１を基準としてＨ１からＨ（Ｎ−１）の線分により、
展開平面をＦ１〜ＦＮまで分割し、分割平面データを作
成する。以上の処理が終了すると、ロール曲面分割手段
１１は、分割面接続処理手段１２に制御を渡す。
【００１５】分割面接続処理手段１２は、分割面接続処
理２０４にて、図５に示すように図４におけるＦ１とＦ
Ｎの両端がロール曲面の両端に接するようにして、Ｆ１
とＦＮの他の両端間をＮ個の面Ｆ２により接続しロール
曲面の近似断面を作成する。
理２０４にて、図５に示すように図４におけるＦ１とＦ
Ｎの両端がロール曲面の両端に接するようにして、Ｆ１
とＦＮの他の両端間をＮ個の面Ｆ２により接続しロール
曲面の近似断面を作成する。
【００１６】分割面接続処理手段１２は、処理が終了す
ると展開図制御装置５に制御を渡す。展開図制御装置５
は、図４の分割データおよび図５の断面データを用い
て、従来技術である三次元図形処理装置２を介して図６
に示すような三次元近似ロール形状を表示装置２１に表
示する。
ると展開図制御装置５に制御を渡す。展開図制御装置５
は、図４の分割データおよび図５の断面データを用い
て、従来技術である三次元図形処理装置２を介して図６
に示すような三次元近似ロール形状を表示装置２１に表
示する。
【００１７】上述したように、本発明は図５に示すよう
に、図３に示す二次元展開平面を図４のように分割し、
そのままの大きさでロール曲面近似するため、図６によ
うに作成された三次元形状を元の二次元平面に戻す場合
は長さの補正が不要になる効果がある。
に、図３に示す二次元展開平面を図４のように分割し、
そのままの大きさでロール曲面近似するため、図６によ
うに作成された三次元形状を元の二次元平面に戻す場合
は長さの補正が不要になる効果がある。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、二次元
平面を複数の平面に分割し、分割された平面から三次元
のロール形状を近似するようにしたことにより、三次元
のロール形状から二次元平面に戻す場合も、ロール方向
の長さの補正が不要になるという効果がある。
平面を複数の平面に分割し、分割された平面から三次元
のロール形状を近似するようにしたことにより、三次元
のロール形状から二次元平面に戻す場合も、ロール方向
の長さの補正が不要になるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１におけるロール形状近似装置１の動作を示
すフロー図である。
すフロー図である。
【図３】本実施例の平面に展開したロール曲面とロール
形状の断面を示す図である。
形状の断面を示す図である。
【図４】図３に示した展開平面を複数面に分割したイメ
ージ図である。
ージ図である。
【図５】図４に示した分割平面をロール形状に近似した
時の断面図である。
時の断面図である。
【図６】本発明により処理した結果の表示例を示す図で
ある。
ある。
【図７】従来技術の概念図である。
【図８】従来技術の説明図である。
１ ロール形状近似装置 ２ 三次元図形処理装置 ３ 展開図データ作成装置 ４ 展開図作成情報 ５ 展開図制御装置 １１ ロール曲面分割手段 １２ 分割面接続処理手段 ２１ 表示装置 ３１ 展開図形状データ
Claims (2)
- 【請求項１】 二次元の平面図形を三次元のロール曲面
に変換し変換された前記三次元ロール曲面を三次元図形
処理装置を介して表示装置に表示する場合の図形処理方
式において、前記二次元の平面図形の展開図形状データ
を記憶する展開図形状データ記憶手段と、前記展開図形
状データで定義される前記二次元の平面図形を第１のア
ルゴリズムによりロール方向と垂直な方向に分割するロ
ール曲面分割手段と、分割された前記二次元の平面図形
を第２のアルゴリズムにより前記三次元のロール曲面に
近似する分割面接続処理手段と、近似された前記三次元
のロール曲面を前記三次元図形処理装置を介し表示装置
に表示する展開図制御装置とを備えたことを特徴とする
図形処理方式。 - 【請求項２】 前記第１のアルゴリズムが、前記展開図
形状データ対応に予め用意された展開図作成情報に基
き、予め用意された分割個数算出式を用いて前記ロール
方向と垂直な方向の分割個数とその時の分割長を算出す
る方法であり、前記第２のアルゴリズムが、前記分割個
数と前記分割長を用いて前記展開図形状データで定義さ
れた前記ロール曲面を近似する方法であることを特徴と
する請求項１記載の図形処理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7249342A JP2740484B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 図形処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7249342A JP2740484B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 図形処理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0991411A true JPH0991411A (ja) | 1997-04-04 |
| JP2740484B2 JP2740484B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=17191602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7249342A Expired - Lifetime JP2740484B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 図形処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2740484B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7249342A patent/JP2740484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2740484B2 (ja) | 1998-04-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971216 |