JPH0990240A - 電子内視鏡用光源装置及び電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡用光源装置及び電子内視鏡装置

Info

Publication number
JPH0990240A
JPH0990240A JP7274754A JP27475495A JPH0990240A JP H0990240 A JPH0990240 A JP H0990240A JP 7274754 A JP7274754 A JP 7274754A JP 27475495 A JP27475495 A JP 27475495A JP H0990240 A JPH0990240 A JP H0990240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light
electronic endoscope
circuit
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7274754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3165359B2 (ja
Inventor
Fujio Okada
藤夫 岡田
Shigeo Suzuki
茂夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP27475495A priority Critical patent/JP3165359B2/ja
Publication of JPH0990240A publication Critical patent/JPH0990240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3165359B2 publication Critical patent/JP3165359B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像素子への入射光を遮断する手段を効率よ
く配置すると共に、画質の向上を図ることができるよう
にする。 【解決手段】 絞り開口Fからの出射光量を調整するシ
ャッタ19、このシャッタ19を輝度信号等に基づいて
駆動し、画像の明るさを制御するアイリス駆動回路3
0、上記シャッタ19を駆動し、絞り開口Fを完全に閉
状態とするシャッタ駆動回路31を備え、これらの駆動
回路30,31を例えば1/60秒の期間毎に交互に切
り替える。また、上記アイリス駆動回路31には上記期
間毎の最終駆動制御値を記憶回路に記憶し、次の期間で
はこの駆動制御値から光量制御をスタートさせる。これ
によれば、CCD14において1/60秒の期間内の1
回の露光で得られた画像信号につき、絞り開口Fを全閉
とした時間を用いながら、全画素の情報を読み出す制御
が可能となり、高画質のビデオ信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に全画素を読み
出して1フレームの画像を形成する電子内視鏡装置及び
その光源装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置において、撮像素子とし
て例えばCCD(Charge Coupled Device)が用いられ
ており、このCCDでは光電変換素子により画素単位で
蓄積される電荷を読み出すことにより、画像信号(ビデ
オ信号)が得られる。また、このCCDの上面には、画
素単位で色フィルタが配置されており、これによってカ
ラー画像を得ることが可能となっている。
【0003】図7には、上記CCDの色フィルタの配列
状態が示されており、図示されるように、CCD1の撮
像面には例えばMg(マゼンタ)、G(グリーン)、C
y(シアン)、Ye(イエロー)が画素単位で配列され
ている。従って、これらの色フィルタを透過した光によ
りCCD1では蓄積電荷が得られることになる。そし
て、上から順番にライン数の番号を付したとすると、従
来の色差線順次混合読出し方式によれば、上下画素の蓄
積電荷が混合されて読み出され、ライン1とライン2の
混合信号、ライン3とライン4の混合信号、…が第1
(奇数)フィールドのビデオ信号、ライン2とライン3
の混合信号、ライン4とライン5の混合信号、…が第2
(偶数)フィールドのビデオ信号として読み出される。
【0004】即ち、上記のCCD1では、上記色フィル
タの画素毎に光電変換素子が整列配置され、この光電変
換素子の配列の1列毎に隣接して転送ラインである垂直
CCDが配置され、この垂直CCDには水平CCDが接
続される。これらの構成により、上記のビデオ信号の蓄
積及び読出しは、1/60秒(垂直同期期間)毎に行わ
れており、この期間毎に、上記の第1フィールド情報と
第2フィールド情報が交互に得られる。そして、モニタ
上には、例えば上記第1フィールド情報と第2フィール
ド情報に基づいてインターレース走査することにより、
被観察体内の画像が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子内視鏡用光源装置においては、上述したように、垂直
方向で隣接するライン同士の画素信号を加算することか
らモアレ現象が生じやすく、また上記の第1フィールド
情報と第2フィールド情報との間に、1/60秒の時間
のずれがあり、この間に被観察体等に動きがあると、画
質が低下するという問題がある。
【0006】一方、従来においては、画素信号を加算し
て読み出すのではなく、1/60秒の期間内に全画素
を、ライン1、ライン2、ライン3…というように、順
次読み出すことも提案されている。しかし、この場合は
上記垂直CCDの構造を倍の密度で形成しなければなら
ないため、構成が複雑となり、しかもクロック周波数が
倍となるし、1画素毎に電荷をクリアーにするためのリ
セットパルスのタイミング合せも煩雑となる。また、ク
ロック周波数が倍となるために、ノイズ放射も多くなる
という問題がある。
【0007】そこで、本出願人は、1回の露光によりC
CDで蓄積された電荷の全画素分を、例えば2フィール
ドの期間で読み出し、所定の1フィールド期間において
は、CCDへの入射光を遮断する方式を提案している
(詳細は後述)。しかし、この入射光を遮断する手段と
しては、種々の方法があり、この入射光遮断手段を別体
として新たに付加してもよいが、従来から光量制御手段
としてアイリス制御手段が存在することから、この手段
と合体させた構成とすれば、効率のよい光量制御が可能
となる。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、撮像素子への入射光を遮断する手
段を効率よく設けることができる電子内視鏡用光源装置
を提供し、またこのような光源装置を用いて、撮像素子
の構造を複雑にすることなく、かつクロック周波数を高
くすることなく、画質の向上を図ることができる電子内
視鏡装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明に係る光源装置は、撮像素子
から画像信号を順次読み出す電子内視鏡装置において、
絞り開口からの出射光量を変化させるための一つの光量
可変手段と、この光量可変手段を上記画像信号のレベル
の検出出力に基づいて駆動し、画像の明るさを制御する
第1光量制御回路と、上記光量可変手段を駆動し、上記
絞り開口を完全に閉状態とするための第2光量制御回路
と、上記第1光量制御回路と上記第2光量制御回路を選
択的に切り替え制御する制御回路と、を含んでなること
を特徴とする。また、第2請求項記載の発明は、上記第
1光量制御回路には、所定期間の最終駆動制御値を記憶
する記憶回路が設けられていることを特徴とする。更
に、第3請求項記載の発明は、上記第1請求項記載の電
子内視鏡用光源装置を備えた電子内視鏡装置であって、
1回の露光で上記撮像素子において画素毎に得られた画
像信号につき、最初に奇数又は偶数のいずれかのライン
の画像信号を読み出し、次に残りのラインの画像信号を
読み出すように制御する撮像素子駆動回路と、この撮像
素子駆動回路で得られた画像信につき、所定の画像処理
を施す画像処理回路と、を設け、上記光源装置内の第2
光量制御回路は、上記の撮像素子駆動回路で画像信号を
読み出す際の所定の時間に、撮像素子へ画素信号が蓄積
されないように、上記光源装置内の光量可変手段により
絞り開口を完全に閉状態とすることを特徴とする。
【0010】作用 上記の第1請求項記載の構成によれば、光量可変手段と
して、例えばモータで回転駆動するシャッタにより絞り
開口量を変える構成を採用することができる。そして、
上記第1光量制御回路により、画像信号に基づいてモニ
タ上の表示画像を最適な明るさにするように、上記シャ
ッタが駆動され、第2光量制御回路により、所定のタイ
ミング信号又は制御信号により上記絞り開口が完全に閉
状態となるように、上記シャッタが駆動される。これに
よれば、光源装置からの出力光を完全に遮断状態とする
動作を従来からの光量(露光)制御と共に、一つの光量
変換手段によって実行することが可能となる。
【0011】上記第2請求項記載の構成によれば、第1
光量制御回路は所定期間の最終制御値を記憶しているの
で、次の駆動時にはこの最終制御値から制御をスタート
することができ、良好な光量制御が実行できる。
【0012】上記第3請求項記載の構成によれば、例え
ば1/60秒の期間(従来の1フィールドのビデオ信号
を得るための期間)内での露光(露光時間は任意)によ
り蓄積された電荷は、まず次の1/60秒の期間で奇数
ラインが読み出され、更に次の1/60秒の期間で偶数
ラインが読み出されることになる。ここで、従来では、
上記奇数ラインの蓄積電荷を垂直CCDへ転送した後、
順次読み出している間に、次の露光による電荷の蓄積が
開始されるが、本発明では、この期間内での露光をなく
すために、上記の第2光量制御回路によって絞り開口を
閉状態としている。即ち、この光源光の遮断時に、上記
偶数ラインの蓄積電荷が読出し可能となり、これによっ
て、撮像素子で設けられている全画素分の信号が読み出
される。
【0013】そして、上記奇数ライン及び偶数ラインの
ビデオ信号は、混合されて1フレームの画像として形成
され、所定の処理が施された後に、モニタ等へ出力され
る。従って、この1フレームのビデオ信号によれば、1
/60秒の期間内の1回の露光で得られた情報によって
形成され、また異なる色フィルタの2画素の信号を混合
しないので、画質の向上が図れることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図6には、本発明に係る光
源装置を適用した電子内視鏡装置の説明図が示され、図
1及び図2は回路構成を示し、図3は当該装置の概略構
造を示している。図3において、電子内視鏡装置はスコ
ープとしての電子内視鏡10、カメラコントロールユニ
ット(CCU)11及び光源装置12から構成され、上
記電子内視鏡10の先端部には上記図7と同様の色フィ
ルタを有するCCD14が配置される。即ち、このCC
D14は、図6に示されるように、画素を構成する光電
変換素子2、この光電変換素子2の列の隣に配置され、
蓄積電荷を転送する垂直CCD3、この垂直CCD3に
接続された水平CCD4、この水平CCD4の出力側
に、転送された電荷を電圧に変換するための出力アンプ
5を含んで構成される。
【0015】この電子内視鏡10では、上記CCD14
と操作部等に設けられているフリーズスイッチ15等が
コネクタ17を介して上記CCU11へ接続される。ま
た、上記電子内視鏡10内には、先端部までライトガイ
ド16が配設されており、このライトガイド16は上記
コネクタ17ともう一方のコネクタ18を介して光源装
置12へ接続される。そして、この光源装置12内に
は、シャッタ(羽根)19、光量制御回路20、光源ラ
ンプ21及び光源電源部22が設けられる。
【0016】図1において、上記CCD14には上記コ
ネクタ17内等に配置されたCCD駆動回路24が接続
され、このCCD駆動回路24により奇数ラインのビデ
オ信号と偶数ラインのビデオ信号が分けて読み出す新方
式の制御(詳細は後述する)が行われる。一方、CCD
14の後段には、必要なビデオ信号を抽出するための相
関二重サンプリング回路や自動利得制御回路等から構成
し、ビデオ信号をデジタル処理する第1信号処理回路2
6が設けられ、この第1信号処理回路26には、モニタ
上に表示するために必要な信号処理を行う第2信号処理
回路27が設けられる。
【0017】即ち、上記第2信号処理回路27は、奇数
ライン及び偶数ラインのビデオ信号をメモリ内に記憶
し、これらのビデオ信号を混合して1フレームのビデオ
信号とする処理を行い、例えば色差信号(C信号)と輝
度信号(Y信号)を形成することになる。そして、これ
らの回路を統轄制御するCPU28が設けられる。
【0018】また、上記光源装置12では上記光量制御
回路20内に、第1光量制御回路としてのアイリス駆動
回路30、第2光量制御回路としてのシャッタ駆動回路
31、これらの回路を切り替える切替え回路32、出力
アンプ33が配置される。そして、上述したシャッタ1
9はモータ34で駆動されることになり、このシャッタ
19の動作状態によって絞り開口Fの開口量を制御する
ことになる。即ち、上記アイリス駆動回路30は、上記
第1信号処理回路26から出力されたビデオ信号、例え
ば輝度信号に基づいて出射光量が最適となるように制御
するものであり、上記シャッタ駆動回路31は、新方式
において、ビデオ信号の読出し中に、次の露光による電
荷の蓄積が行われないように、所定期間(約1/60
秒)だけ絞り開口Fを閉状態とする制御を行う。
【0019】図2には、上記アイリス駆動回路30内の
構成が示されており、このアイリス駆動回路30は、制
御信号発生回路36、記憶回路37及び切替え回路38
から構成される。上記記憶回路37は、所定期間の最終
制御値を記憶し、後段の切替え回路38はこの最終制御
値と上記制御信号発生回路36からの出力値のいずれか
を選択的に出力するようになっている。
【0020】当該例は以上の構成からなり、その作用を
図4〜図6を参照しながら説明する。まず、撮影時には
光源装置12の光源ランプ21からシャッタ19の開時
に出力された光が、ライトガイド16を介して電子内視
鏡10の先端部から被観察体内へ照射される。そうする
と、この被観察体内の像光がCCD14に入射され、こ
の像光によってCCD14の画素対応の光電変換素子に
電荷が蓄積される。図4には、このCCD14での動作
状態が示されており、上記の蓄積電荷は、図4(A)の
ように、従来において1フィールドのビデオ信号を得る
場合と同様に、例えば1/60秒の期間内で抽出され、
次の1/60秒の期間では、図4(C)の100に示さ
れるように、光遮断状態とされる。このため、光量制御
回路20内では切替え回路32によってアイリス駆動回
路30とシャッタ駆動回路31が交互に切替え選択され
る。
【0021】即ち、図5(E)に示される切替え信号が
CPU28から切替え回路32へ供給され、この切替え
信号(E)のLow 時にアイリス駆動回路30が選択さ
れ、High時にシャッタ駆動回路31が選択される。そし
て、上記アイリス駆動回路30が選択され、第1信号処
理回路26から図5(A)に示される輝度信号が供給さ
れると、アイリス駆動回路30内の制御信号発生回路3
6では、モニタ上の画像が最適な明るさとなるように図
5(B)に示されるアイリス駆動制御信号を出力するこ
とになる。
【0022】ここで、CPU28からは図5(C)に示
される制御値記録信号と図5(D)に示される制御値読
出し信号がアイリス駆動回路30へ供給されており、ま
ず制御値記録信号(C)のHigh信号によって図5(B)
の制御レベル101の値が図2の記憶回路37へ記憶さ
れる。そして、アイリス駆動回路30が次に選択される
直前には、上記制御値読出し信号(D)のHigh信号によ
り図2の切替え回路38がH(High)側へ切り替えられ
る(Low 信号のときはL側)ので、記憶回路37に記憶
されている駆動制御値が読み出され、この制御値をスタ
ートとしてアイリス制御が実行される。
【0023】一方、シャッタ駆動回路31が選択された
ときは、シャッタ19を全閉する制御信号を出力するこ
とになり、この結果、シャッタ19は絞り開口を完全に
遮断する。このような制御によれば、図4で示したよう
に、信号蓄積期間と光遮断期間が交互に設定される場合
でも、一つの光量変換手段によって両者の光量制御が可
能となる。
【0024】図6には、上記CCD14内での電荷の読
出し状態が示されており、上記の1/60秒の期間内に
は、上記アイリス駆動回路30による光量制御に基づ
き、図6(A)に示されるように、画素毎の光電変換素
子2に電荷が蓄積される。そして、次の1/60秒の期
間では、上記シャッタ駆動回路31によって絞り開口F
が閉状態とされ、CCD14への入射光が遮断されるの
で、CCD14の電荷蓄積は行われない。
【0025】また、この期間では図4(B)に示される
ように、CCD14の奇数ライン、即ちライン1、ライ
ン3、ライン5…が読み出される。この状態は、図6
(B)に示されており、この例では、図7で説明したM
gフィルタを介して得られた蓄積電荷(○)と、Gフィ
ルタを介して得られた蓄積電荷(△)が垂直CCD3へ
転送されて、水平CCD4を介して出力アンプ5から読
み出されることになる。
【0026】そうして、次の1/60秒の期間では、C
CD14の偶数ライン、即ちライン2、ライン4、ライ
ン6…が読み出される。この状態は、図6(C)に示さ
れており、図示のように、図7で説明したCyフィルタ
を介して得られた蓄積電荷(□)と、Yeフィルタを介
して得られた蓄積電荷(×)が垂直CCD3及び水平C
CD4を介して出力アンプ5から読み出される。
【0027】このようにして読み出されたビデオ信号
は、図1の第1信号処理回路26でゲイン調整され、か
つガンマ処理等の処理が行われた後に、第2信号処理回
路27へ供給され、この第2信号処理回路27で上記の
奇数ラインのビデオ信号と偶数ラインのビデオ信号に基
づき、1フレームのビデオ信号が形成される。このビデ
オ信号は、色差信号(C信号)と輝度信号(Y信号)等
として処理され、これらの信号に基づいてモニタ上に被
観察体内の画像が表示される。
【0028】なお、上述した電子内視鏡10の操作部に
配置されているフリーズスイッチ15が押されたときに
は、上記のビデオ信号に基づいて静止画処理が施され、
この静止画をモニタ上に表示することができる。また、
この全画素読出しの新しい方式の信号処理を上記フリー
ズスイッチ15による静止画形成時のみに実行し、一方
の動画形成時には従来の方式により画像処理を実行する
ようにしてもよい。
【0029】また、上記実施形態例では、光量可変手段
として1枚のシャッタ羽根を用いたものを使用したが、
これに限らず、2つのシャッタ部材を組合せたもの、3
枚以上の羽根を組合せ、連続的に絞り開口を変化させる
ように構成したもの等を光量可変手段として採用するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、絞り開口からの出射光量を変化させるた
めの一つの光量可変手段と、この光量可変手段を画像信
号のレベルの検出出力に基づいて駆動し画像の明るさを
制御する第1光量制御回路と、上記光量可変手段を駆動
し上記絞り開口を完全に閉状態とするための第2光量制
御回路とを設け、この第1光量制御回路と上記第2光量
制御回路を選択的に切り替え制御するようにしたので、
撮像素子への入射光を遮断する手段を効率よく配置で
き、この入射光遮断と従来のアイリス制御とを一つの光
量可変手段で実行できるという利点がある。
【0031】第2請求項記載の発明によれば、上記第1
光量制御回路には、所定期間の最終駆動制御値を記憶す
る手段が設けられているので、第2光量制御から第1光
量制御への切替わり時の第1光量制御が良好に行える。
【0032】第3請求項記載の発明によれば、上記光源
装置を用いて、全画素読出しの新方式を良好に実行する
ことができ、この新方式によれば、全画素を順番に読み
出す従来の方式のように撮像素子の構造を複雑にするこ
となく、画質の向上を図ることが可能となる。また、ク
ロック周波数を高くすることなく、画質の向上を図るこ
とが可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源装置を電子内視鏡装置に適用
した実施形態における回路構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のアイリス駆動回路(第1光量制御回路)
の構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態例の電子内視鏡装置の全体の概略構造
を示す図である。
【図4】実施形態例におけるCCDでの動作を示す説明
図である。
【図5】実施形態例のアイリス駆動制御とシャッタ駆動
制御の動作を示す波形図である。
【図6】実施形態例のCCDの構造及び読出し状態を示
す説明図である。
【図7】CCDに配置される色フィルタの構成を示す図
である。
【符号の説明】
1,14 … CCD、 2 … 光電変換素子、 3 … 垂直CCD、 4 … 水平CCD、 19 … シャッタ、 20 … 光量制御回路、 24 … CCD駆動回路、 28 … CPU、 30 … アイリス駆動回路(第1光量制御回路)、 31 … シャッタ駆動回路(第2光量制御回路)、 32,38 … 切替え回路、 37 … 記憶回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子から画像信号を順次読み出す電
    子内視鏡装置において、 絞り開口からの出射光量を変化させるための一つの光量
    可変手段と、 この光量可変手段を上記画像信号のレベルの検出出力に
    基づいて駆動し、画像の明るさを制御する第1光量制御
    回路と、 上記光量可変手段を駆動し、上記絞り開口を完全に閉状
    態とするための第2光量制御回路と、 上記第1光量制御回路と上記第2光量制御回路を選択的
    に切り替え制御する制御回路と、を含んでなる電子内視
    鏡用光源装置。
  2. 【請求項2】 上記第1光量制御回路には、所定期間の
    最終駆動制御値を記憶する記憶回路が設けられているこ
    とを特徴とする上記第1請求項記載の電子内視鏡用光源
    装置。
  3. 【請求項3】 上記第1又は第2請求項記載の電子内視
    鏡用光源装置を備えた電子内視鏡装置であって、 1回の露光で上記撮像素子において画素毎に得られた画
    像信号につき、最初に奇数又は偶数のいずれかのライン
    の画像信号を読み出し、次に残りのラインの画像信号を
    読み出すように制御する撮像素子駆動回路と、 この撮像素子駆動回路で得られた画像信につき、所定の
    画像処理を施す画像処理回路と、を設け、 上記光源装置内の第2光量制御回路は、上記の撮像素子
    駆動回路で画像信号を読み出す際の所定の時間に、撮像
    素子へ画素信号が蓄積されないように、上記光源装置内
    の光量可変手段により絞り開口を完全に閉状態とするこ
    とを特徴とする電子内視鏡装置。
JP27475495A 1995-09-27 1995-09-27 電子内視鏡装置 Expired - Fee Related JP3165359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27475495A JP3165359B2 (ja) 1995-09-27 1995-09-27 電子内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27475495A JP3165359B2 (ja) 1995-09-27 1995-09-27 電子内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0990240A true JPH0990240A (ja) 1997-04-04
JP3165359B2 JP3165359B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=17546123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27475495A Expired - Fee Related JP3165359B2 (ja) 1995-09-27 1995-09-27 電子内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3165359B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110149A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Pentax Corp 遮光部材を備えた電子内視鏡装置
JP2008036220A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置及びそれを用いた内視鏡装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110149A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Pentax Corp 遮光部材を備えた電子内視鏡装置
US7990587B2 (en) 2004-10-15 2011-08-02 Hoya Corporation Electronic endoscope having an apparatus for controlling a shading member
JP2008036220A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置及びそれを用いた内視鏡装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3165359B2 (ja) 2001-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3448169B2 (ja) 全画素読出し式電子内視鏡装置
JP3847811B2 (ja) 撮像装置
JPH11112882A (ja) 撮像装置
JP2008036220A (ja) 撮像装置及びそれを用いた内視鏡装置
JP2002209838A (ja) 内視鏡撮像装置
JPH06268898A (ja) 固体撮像素子を用いた撮像装置
JPH0990240A (ja) 電子内視鏡用光源装置及び電子内視鏡装置
JPH11244232A (ja) 電子内視鏡光量制御装置
JP3494569B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3738654B2 (ja) デジタルカメラ
JPH0990244A (ja) 電子内視鏡装置
JPH05329101A (ja) 電子内視鏡装置
JP3493127B2 (ja) 電子内視鏡光量制御装置
JP3836593B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3984357B2 (ja) 遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置
JP3115216B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP4162288B2 (ja) 電子内視鏡光量制御装置
JP3380458B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3380459B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3298772B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3403588B2 (ja) 全画素読出し式電子内視鏡装置
JP3420929B2 (ja) 電子内視鏡光量制御装置
JP3425511B2 (ja) 全画素読出し式電子内視鏡装置
JP3678913B2 (ja) 遮光期間を設定する電子内視鏡光源装置
JP3420930B2 (ja) 電子内視鏡の信号処理回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees