JPH0989679A - 温度計測ユニット、およびこれを用いた空気環境測定システム - Google Patents

温度計測ユニット、およびこれを用いた空気環境測定システム

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JPH0989679A
JPH0989679A JP25140295A JP25140295A JPH0989679A JP H0989679 A JPH0989679 A JP H0989679A JP 25140295 A JP25140295 A JP 25140295A JP 25140295 A JP25140295 A JP 25140295A JP H0989679 A JPH0989679 A JP H0989679A
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JP
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measuring
unit
temperature
air environment
measurement
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JP25140295A
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Inventor
Hidetoshi Tanabe
英俊 田辺
Katsuhiro Okamoto
勝弘 岡本
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、応答性に富む温度計測ユニッ
ト、およびこれを用いた空気環境測定システムを提供す
ること。 【解決手段】 温度計測ユニットは雰囲気流を強制的に
生成可能であって雰囲気流を温度センサの測温面の正面
方向に供給可能な位置に配置されたファンを備えて成
り、またファンは雰囲気流を供給するための羽根部を備
えて成り羽根部が温度センサの測温面の正面方向とが対
向して所定の距離以内に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の温度計測ユニット
は、温度データを測定することができる温度センサが装
置されて成る温度計測ユニットに関し、特に、ビル内の
温度、湿度、風速、一酸化炭素、二酸化炭素、騒音レベ
ル、粉塵濃度または照度等の温度データを測定すること
ができる空気環境測定システムおいて用いられる温度計
測ユニットに関する。
【0002】また本発明の空気環境測定システムは、温
度、湿度、風速、一酸化炭素、二酸化炭素、騒音レベ
ル、粉塵濃度または照度等の温度データを測定すること
ができる空気環境測定システムに関し、特に、ビル内の
温度、湿度、風速、一酸化炭素、二酸化炭素、騒音レベ
ル、粉塵濃度または照度等の温度データを測定すること
ができる空気環境測定システムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来この種の空気環境測定システムに
は、温度データを測定するための温度計、湿度データを
測定するための湿度計、風速(または気流)データを測
定するための風速(または気流)計、一酸化炭素濃度デ
ータを測定するための一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃
度データを測定するための二酸化炭素濃度計、騒音レベ
ルデータを測定するための騒音計、照度データを測定す
るための照度計等の各センサユニットが予め内蔵されて
いた。
【0004】空気環境測定システムは、これらのセンサ
ユニットからのこれらの収集した測定データをデータロ
ガー部に取り込み、各々対応する物理量(則ち、温度デ
ータ、湿度データ、風速(または気流)データ、一酸化
炭素濃度データ、二酸化炭素濃度データ、騒音レベルデ
ータ、粉塵濃度データ、または照度データ等の測定デー
タ)に換算する演算処理を実行し、またそれらを記憶し
ていた。
【0005】温度センサ1は、温度検出素子(具体的に
は、白金抵抗等を用いた温度検出素子)のセンシング面
(図示せず)を保護するための保護ケースに内設されて
構成されていたので、温度センサ1自体の熱容量が大き
くなってしまい、温度検出素子自体の特性である高速応
答性を損なってしまう。
【0006】このような熱容量の増加に起因する温度応
答性の低下を解決するために、従来技術における温度計
測ユニット5では、図4に示すように、温度検出素子の
測温面に雰囲気流4を強制的に供給するファン2が基体
上部に設けられたケース3に、温度データを測定するこ
とができる温度センサ1が内設されて構成されていた。
【0007】図4に示すように、ケース3の上部の複数
の孔からファン2によって強制的に導入した雰囲気を、
雰囲気流4として温度センサ1の温度検出素子の測温面
に供給することにより、温度応答性の改善を図るもので
あった。さらに、ファンのサイズを大きくし多くの雰囲
気流を供給して、ケース3自体の熱容量の増加の影響の
相殺を図るものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の温度計測ユニット5では、ケース3の上部の
複数の孔からファン2によって強制的に導入した雰囲気
を、雰囲気流4として温度センサ1の温度検出素子の測
温面に供給することにより、温度応答性の改善を図るも
のであるが、ケース3自体の熱容量の増加の影響が大き
く、全体として熱容量の増加につながり、十分な温度応
答性の改善が難しいという問題点があった。
【0009】また、ファンは高価な部品であり、ファン
のサイズの大型化はコストアップにつながるという問題
点があった。本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、雰囲気流を強制的に生成可能であ
って雰囲気流を温度センサの測温面の正面方向に供給可
能なように、温度センサの測温面の正面方向と対向して
所定の距離以内にその羽根部が配置されているファンを
温度計測ユニット内に設けることにより、温度計測ユニ
ットの熱容量を従来に比べて小さくすることができるよ
うになり、温度センサ自体の高速応答性を有効に生かす
ことができ、さらに従来に比べてファンのサイズを小さ
くすることができるようになり、その結果、低コスト
で、応答性に富む温度計測ユニット、およびこれを用い
た空気環境測定システムを提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。 [1]項 温度データを測定することができる温度センサ(12
A)が装置されて成る温度計測ユニットにおいて、雰囲
気流(14B)を強制的に生成可能であって、当該生成
された雰囲気流(14B)を前記温度センサ(12A)
の測温面(12B)の正面方向(12C)に供給可能な
位置に配置されたファン(14)、を備えて成ることを
特徴とする温度計測ユニット(12)。
【0011】[2]項 [1]項に記載の温度センサ(12A)は前記測温面
(12B)内に形成された抵抗の温度依存性を利用した
抵抗温度センサ(13)であって、前記雰囲気流(14
B)は当該測温面(12B)の正面方向(12C)から
供給される、ことを特徴とする温度計測ユニット(1
2)。
【0012】[3]項 前記ファン(14)は、前記雰囲気流(14B)を供給
するための羽根部(14A)を備えて成り、当該羽根部
(14A)が前記温度センサ(12A)の測温面(12
B)の正面方向(12C)とが対向するように配置され
ている、ことを特徴とする[1]項、または[2]項に
記載の温度計測ユニット(12)。
【0013】[4]項 [3]項に記載のファン(14)は、前記温度センサ
(12A)の測温面(12B)から所定の距離(15)
以内に配置されている、ことを特徴とする温度計測ユニ
ット(12)。
【0014】[5]項 温度、湿度、風速、一酸化炭素、二酸化炭素、騒音レベ
ル、粉塵濃度または照度等の空気環境の物理データを測
定することができる計測ユニットを備えて成る空気環境
測定システム(10)であって、温度を測定する計測ユ
ニットとして、[1]項〜[3]項に記載の温度計測ユ
ニット(12)を用いる、ことを特徴とする空気環境測
定システム(10)。
【0015】[6]項 所定の通信プロトコルに従って従系の前記計測ユニット
との間の通信を行うためのメイン側通信手段(22)を
備えて成り、当該メイン側通信手段(22)を介して通
信可能な当該従系の計測ユニットにおける前記空気環境
物理データの測定を促すことができるとともに、主系の
前記計測ユニットとして前記空気環境物理データを測定
することができるメイン計測ユニット(20)、を備え
て成ることを特徴とする[1]項〜[5]項に記載の空
気環境測定システム(10)。
【0016】[7]項 所定の通信プロトコルに従って前記メイン計測ユニット
(20)との間の通信を行うための拡張側通信手段(3
3)が装置され、当該拡張側通信手段(33)を介して
前記従系の計測ユニットとして前記メイン計測ユニット
(20)と通信可能であるとともに、当該メイン計測ユ
ニット(20)からの測定要求に応じて前記空気環境物
理データの測定を実行することができる拡張ユニット
(30)、を少なくとも1つ備えて成ることを特徴とす
る[6]項に記載の空気環境測定システム(10)。
【0017】[8]項 前記メイン計測ユニット(20)または前記拡張ユニッ
ト(30)は所定の前記空気環境の物理データを測定す
るための計測手段であるセンサユニット(11,…,1
1)を随時接続可能である、ことを特徴とする[6]
項、または[7]項に記載の空気環境測定システム(1
0)。
【0018】[9]項 前記メイン側制御手段(21)と前記拡張側通信手段
(33)とは、シリアルバスによって接続されるととも
に、シリアル通信プロトコルに従った通信が可能であ
る、ことを特徴とする[8]項に記載の空気環境測定シ
ステム(10)。
【0019】[10]項 [6]項、[8]項、または[9]項に記載のメイン計
測ユニット(20)は、当該メイン計測ユニット(2
0)に接続されたセンサユニット(11,…,11)に
応じた前記空気環境物理データの測定にかかる制御プロ
グラムを統括的に実行するとともに、前記メイン側通信
手段(22)を介して通信可能な前記拡張ユニット(3
0)における前記空気環境物理データの測定を促すこと
ができるメイン側制御手段(21)と、当該制御プログ
ラムを前記メイン側制御手段(21)に読み込ませるた
めの記憶手段(23)と、を備えて成ることを特徴とす
る空気環境測定システム(10)。
【0020】[11]項 [7]項、[8]項、または[9]項に記載の拡張ユニ
ット(30)は、前記拡張側通信手段(33)を介して
受信した測定要求に応じて、当該拡張ユニット(30)
に接続されたセンサユニット(11,…,11)に応じ
た前記空気環境物理データの測定にかかる制御プログラ
ムを統括的に実行するとともに、当該測定された空気環
境物理データを前記拡張側通信手段(33)を介して前
記メイン計測ユニット(20)に送信することができる
拡張側制御手段(34)と、前記センサユニット(1
1,…,11)が計測した前記空気環境物理データを受
け取って、所定のレベルの電気信号に変換するためのセ
ンサ入力手段(32)と、を備えて成ることを特徴とす
る空気環境測定システム(10)。
【0021】[12]項 前記センサユニット(11,…,11)は、温度を測定
するための温度計、湿度を測定するための湿度計、風速
を測定するための風速計、一酸化炭素濃度を測定するた
めの一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定するため
の二酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定するための騒音
計、照度を測定するための照度計、または塵埃の濃度を
測定するための粉塵計を少なくとも1つ備えて成る、こ
とを特徴とする[8]項〜[10]項に記載の空気環境
測定システム(10)。
【0022】[13]項 前記センサユニット(11,…,11)は、温度を測定
するための温度計、湿度を測定するための湿度計、風速
を測定するための風速計、一酸化炭素濃度を測定するた
めの一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定するため
の二酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定するための騒音
計、照度を測定するための照度計、または塵埃の濃度を
測定するための粉塵計の中の少なくとも一種類を複数備
えて成る、ことを特徴とする[8]項〜[10]項に記
載の空気環境測定システム(10)。
【0023】[14]項 前記メイン側制御手段(21)は、少なくとも1つの前
記拡張側通信手段(33)と電気的に並列に接続可能で
ある、ことを特徴とする[10]項〜[13]項に記載
の空気環境測定システム(10)。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。始めに、発明の実施の形態の温度計
測ユニット(12)の構成を説明する。図1(a)は本
発明の実施の形態にかかる温度計測ユニット(12)の
構成を説明した側面図であり、同図(b)は本発明の実
施の形態にかかる温度計測ユニット(12)の構成を説
明した上面図であり、同図(c)は本発明の実施の形態
にかかるファン(14)の構成を説明した正面図であ
る。図2は本発明の実施の形態にかかる温度センサ(1
2A)の構成を説明した図である。
【0025】本発明の実施の形態にかかる温度計測ユニ
ット(12)は、図1に示すように、所定の温度データ
を測定するためのセンサユニット(11,…,11)の
一種類であって、温度データを測定することができる温
度センサ(12A)とファン(14)とが装置されて成
る。
【0026】本発明の実施の形態の温度センサ(12
A)は、図2に示すように、測温面(12B)内に形成
された抵抗の温度依存性を利用した抵抗温度センサ(1
3)である。測温面(12B)内に形成された抵抗(所
謂、測温抵抗体)は、具体的には、白金、ニッケル等を
用いて実現できる。
【0027】ファン(14)は、図1(a)または同図
(b)に示すように、雰囲気流(14B)を強制的に生
成可能であって、生成された雰囲気流(14B)を温度
センサ(12A)の測温面(12B)の正面方向(12
C)に供給可能な位置に配置されている。
【0028】ファン(14)とは、送風手段を意味し、
具体的には、直流モータ(例えば、定格電圧DC12
V、定格回転数11000rpm、寸法:25×25×
10)を用いたものや交流モータを用いたものによって
達成することができる。また、ファン(14)は、図1
(c)に示すように、雰囲気流(14B)を供給するた
めの羽根部(14A)を備えて成り、羽根部(14A)
が温度センサ(12A)の測温面(12B)の正面方向
(12C)とが対向するように配置されている。則ち、
ファン(14)のセンター(図1における、A−A)か
ら、羽根部(14A)のセンター(同図における、B−
B)側へずれた位置に抵抗温度センサ(13)(則ち、
温度センサ(12A))が配置されている。具体的に
は、ファン(14)の外形寸法の1/4(具体的には、
25/4)程度ずらして配置している。
【0029】具体的な羽根部(14A)は、図1(c)
に示すように、6枚の羽根によって構成されている。さ
らにファン(14)は、図1(a)または同図(b)に
示すように、雰囲気流(14B)が測温面(12B)の
正面方向(12C)から供給されるように、抵抗温度セ
ンサ(13)の測温面(12B)から所定の距離(1
5)以内に対面して配設されている。
【0030】具体的には、抵抗温度センサ(13)とフ
ァン(14)とが、抵抗温度センサ(13)の測温面
(12B)から10mm程度(則ち、所定の距離(1
5))以内に対面して配設されている。次に、発明の実
施の形態の空気環境測定システム(10)の構成を説明
する。
【0031】図3は本発明の実施の形態にかかる空気環
境測定システム(10)の構成を説明した機能ブロック
図である。本発明の実施の形態の空気環境測定システム
(10)は、図3に示すように、温度、湿度、風速、一
酸化炭素、二酸化炭素、騒音レベル、粉塵濃度、または
照度等の温度データを測定することができる温度計測ユ
ニットとパソコン(40)とセンサユニット(11,
…,11)とを備えて成る。
【0032】温度計測ユニットは図3に示すように、、
一つのメイン計測ユニット(20)と少なくとも1つの
拡張ユニット(30)とから構成されている。センサユ
ニット(11,…,11)は、所定の温度データを測定
するための計測手段であって、メイン計測ユニット(2
0)または拡張ユニット(30)は随時接続可能であ
る。
【0033】センサユニット(11,…,11)は、温
度を測定するための温度計、湿度を測定するための湿度
計、風速を測定するための風速計、一酸化炭素濃度を測
定するための一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定
するための二酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定するた
めの騒音計、照度を測定するための照度計、または塵埃
の濃度を測定するための粉塵計を少なくとも1つ備えて
成る。
【0034】また、センサユニット(11,…,11)
は、温度を測定するための温度計、湿度を測定するため
の湿度計、風速を測定するための風速計、一酸化炭素濃
度を測定するための一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度
を測定するための二酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定
するための騒音計、照度を測定するための照度計、また
は塵埃の濃度を測定するための粉塵計の中の少なくとも
一種類を複数備えて成ることも可能である。
【0035】具体的には、一種類の計測手段(例えば、
温度計)を、地面に垂直方向に縦一列に配設することが
できる。次に、発明の実施の形態のメイン計測ユニット
(20)の構成を説明する。メイン計測ユニット(2
0)は、メイン側通信手段(22)を介して通信可能な
従系の温度計測ユニットにおける空気環境物理データの
測定を促すことができるとともに、主系の温度計測ユニ
ットとして空気環境物理データを測定することができる
ものであって、図3に示すように、メイン側制御手段
(21)とメイン側通信手段(22)と記憶手段(2
3)とキーボード(24)とを備えて成る。
【0036】キーボード(24)は、制御プログラムの
実行に伴って、制御内容の選択を可能にするものであ
る。メイン側通信手段(22)とは、メイン計測ユニッ
ト(20)と拡張ユニット(30)との間の通信を実行
するための通信インターフェース手段を意味し、具体的
には、シリアル通信インターフェースによって達成する
ことができる。
【0037】また、メイン側通信手段(22)は所定の
通信プロトコルに従って従系の温度計測ユニットとの間
の通信を行うことができるように、メイン側制御手段
(21)に接続されている。メイン側制御手段(21)
とは、空気環境測定システム(10)における制御プロ
グラムを統括的に実行するための制御手段を意味し、具
体的には、MPU(図示せず)によって達成することが
できる。
【0038】また、メイン側制御手段(21)は、メイ
ン計測ユニット(20)に接続されたセンサユニット
(11,…,11)に応じた空気環境物理データの測定
にかかる制御プログラムを統括的に実行するとともに、
メイン側通信手段(22)を介して通信可能な拡張ユニ
ット(30)における空気環境物理データの測定を促す
ことができるように、パソコン(40)とセンサユニッ
ト(11,…,11)とメイン側通信手段(22)と記
憶手段(23)とキーボード(24)とに接続されてい
る。
【0039】更に詳しく、発明の実施の形態のメイン側
制御手段(21)の構成を説明する。メイン側制御手段
(21)はメイン側演算処理部(21A)とメイン側記
憶部(21B)とを備えて成る。
【0040】メイン側演算処理部(21A)は、メイン
側記憶部(21B)に保持されている制御プログラムに
従って制御を実行する。メイン側演算処理部(21A)
とは、メイン計測ユニット(20)における空気環境測
定のための制御プログラムを統括的に実行するための制
御手段を意味し、具体的には、MPU(図示せず)によ
って達成することができる。
【0041】メイン側記憶部(21B)の制御プログラ
ムは、記憶手段(23)またはパソコン(40)を介し
て随時外部から更新することができる。パソコン(4
0)とメイン計測ユニット(20)とは、RS232C
等のデータ通信回線によって接続されている。
【0042】メイン側記憶部(21B)とは、メイン計
測ユニット(20)における制御プログラム、メイン計
測ユニット(20)において生成された測定データ、拡
張ユニット(30)から転送された測定データ等を保持
するための記憶手段を意味し、具体的には、ROM、R
AM、EEPROM等の半導体記憶デバイス、またはこ
れらの組合せによって達成することができる。
【0043】メイン側制御手段(21)と拡張側通信手
段(33)とは、シリアル通信プロトコルに従った通信
が可能なように、シリアルバスによって接続されてい
る。メイン側制御手段(21)は、少なくとも1つの拡
張側通信手段(33)と電気的に並列に接続可能であ
る。
【0044】記憶手段(23)とは、制御プログラムを
メイン側記憶部(21B)に読み込ませるための外部入
力手段を意味し、具体的には、フロッピディスク装置や
磁気テープ装置等の磁気記録手段、MO等の光磁気記録
手段、のような各種の手段によって達成することができ
る。
【0045】また、記憶手段(23)は、制御プログラ
ムをメイン側制御手段(21)に読み込ませることがで
きるように、メイン側制御手段(21)に接続されてい
る。次に、発明の実施の形態の拡張ユニット(30)の
構成を説明する。拡張ユニット(30)は、図3に示す
ように、所定の通信プロトコルに従ってメイン計測ユニ
ット(20)との間の通信を行うための拡張側通信手段
(33)が装置され、拡張側通信手段(33)を介して
従系の温度計測ユニットとしてメイン計測ユニット(2
0)と通信可能であるとともに、メイン計測ユニット
(20)からの測定要求に応じて空気環境物理データの
測定を実行することができるものであって、図3に示す
ように、センサ入力手段(32)と拡張側通信手段(3
3)と拡張側制御手段(34)とを備えて成る。
【0046】拡張側通信手段(33)とは、所定の通信
プロトコルに従ってメイン計測ユニット(20)と拡張
ユニット(30)との間の通信を実行するための通信イ
ンターフェース手段を意味し、具体的には、シリアル通
信インターフェースによって達成することができる。な
お、拡張側通信手段(33)には、並列に複数の拡張ユ
ニット(30)を接続することができるので、センサユ
ニット(11,…,11)の追加に対応することができ
る。
【0047】拡張側制御手段(34)とは、拡張ユニッ
ト(30)における空気環境測定のための制御プログラ
ムを統括的に実行するための制御手段を意味し、具体的
には、MPU(図示せず)によって達成することができ
る。また、拡張側制御手段(34)は、拡張側通信手段
(33)を介して受信した測定要求に応じて、拡張ユニ
ット(30)に接続されたセンサユニット(11,…,
11)に応じた空気環境物理データの測定にかかる制御
プログラムを統括的に実行するとともに、測定された空
気環境物理データを拡張側通信手段(33)を介してメ
イン計測ユニット(20)に送信することができるよう
に、センサ入力手段(32)と拡張側通信手段(33)
とに接続されている。
【0048】更に詳しく、発明の実施の形態の拡張側制
御手段(34)の構成を説明する。拡張側制御手段(3
4)は拡張側演算処理部(34A)と拡張側記憶部(3
4B)とを備えて成る。拡張側演算処理部(34A)と
は、拡張ユニット(30)における空気環境測定のため
の制御プログラムを統括的に実行するための制御手段を
意味し、具体的には、MPU(図示せず)によって達成
することができる。
【0049】拡張側記憶部(34B)とは、拡張ユニッ
ト(30)における制御プログラム、拡張ユニット(3
0)において生成された測定データ等を保持するための
記憶手段を意味し、具体的には、ROM、RAM、EE
PROM等の半導体記憶デバイス、またはこれらの組合
せによって達成することができる。
【0050】センサ入力手段(32)とは、各種センサ
ユニット(11,…,11)が計測した温度、湿度、風
速(または気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、
騒音レベル、粉塵濃度、または照度等の空気環境にかか
る物理量を受け取って、MPU(図示せず)等の演算回
路で処理できるようなレベルの電気信号に変換するため
の電子回路である。
【0051】また、センサ入力手段(32)は、接続さ
れているセンサユニット(11,…,11)が計測した
空気環境物理データを受け取って、所定のレベルの電気
信号に変換するためものであって、拡張側制御手段(3
4)に接続されている。更に詳しく、発明の実施の形態
のセンサ入力手段(32)の構成を説明する。
【0052】センサ入力手段(32)はアナログI/F
部(32A)とA/D変換部(32B)とを備えて成
る。アナログI/F部(32A)とは、各種センサユニ
ット(11,…,11)が計測した温度、湿度、風速
(または気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、騒
音レベル、粉塵濃度、または照度等の空気環境にかかる
物理量を受け取って、後段のA/D変換部(32B)で
処理できるような電気信号レベルに変換するための電子
回路である。
【0053】A/D変換部(32B)は、前段のアナロ
グI/F部(32A)からの温度、湿度、風速(または
気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、騒音レベ
ル、粉塵濃度、または照度等の空気環境にかかる物理量
を受け取って、A/D変換するための電子回路である。
【0054】次に、発明の実施の形態の空気環境測定シ
ステム(10)の作用を説明する。本発明の実施の形態
の空気環境測定システム(10)は、温度、湿度、風速
(または気流)、一酸化炭素、二酸化炭素、騒音レベ
ル、粉塵濃度、または照度等の温度データを測定するこ
とができる。
【0055】これにより、要求に応じた各所で随時各種
の空気環境物理データの多点測定を一度に実行すること
が可能となり、予め内蔵されたセンサユニット(11,
…,11)を用いた測定項目意外に新たな測定項目を増
設することが容易となり、高いシステム拡張性を実現で
きる。
【0056】センサユニット(11,…,11)は、所
定の温度データを測定するための計測手段であって、メ
イン計測ユニット(20)または拡張ユニット(30)
は随時接続可能である。これにより、要求に応じた各種
の空気環境物理データの多点測定を一度に実行すること
が可能となり、予め内蔵されたセンサユニット(11,
…,11)を用いた測定項目意外に新たな測定項目を増
設することが容易となり、高いシステム拡張性を実現で
きる。
【0057】次に、発明の実施の形態のメイン計測ユニ
ット(20)の動作を説明する。メイン計測ユニット
(20)は、メイン側通信手段(22)を介して通信可
能な従系の温度計測ユニットにおける空気環境物理デー
タの測定を促すことができるとともに、主系の温度計測
ユニットとして空気環境物理データを測定することがで
きる。
【0058】キーボード(24)は、制御プログラムの
実行に伴って、制御内容の選択を可能にする。メイン側
通信手段(22)は、メイン計測ユニット(20)と拡
張ユニット(30)との間の通信を実行するための通信
インターフェース手段であって、メイン側通信手段(2
2)は所定の通信プロトコルに従って従系の温度計測ユ
ニットとの間の通信を行うことができる。
【0059】メイン側制御手段(21)は、空気環境測
定システム(10)における制御プログラムを統括的に
実行するための制御手段であって、メイン計測ユニット
(20)に接続されたセンサユニット(11,…,1
1)に応じた空気環境物理データの測定にかかる制御プ
ログラムを統括的に実行するとともに、メイン側通信手
段(22)を介して通信可能な拡張ユニット(30)に
おける空気環境物理データの測定を促すことができる。
【0060】メイン計測ユニット(20)を設けること
により、主系の温度計測ユニットとして各種の空気環境
物理データの多点測定を一度に実行することが可能とな
り、予め内蔵されたセンサユニット(11,…,11)
を用いた測定項目意外に新たな測定項目を増設すること
が容易となり、高いシステム拡張性を実現できる。
【0061】更に詳しく、発明の実施の形態のメイン側
制御手段(21)の動作を説明する。メイン側演算処理
部(21A)は、メイン側記憶部(21B)に保持され
ている制御プログラムに従って制御を実行することがで
きる。
【0062】メイン側演算処理部(21A)は、メイン
計測ユニット(20)における空気環境測定のための制
御プログラムを統括的に実行することができる。メイン
側記憶部(21B)の制御プログラムは、記憶手段(例
えば、3.5インチFDD)(23)またはパソコン
(40)を介して随時外部から更新することができる。
【0063】パソコン(40)とメイン計測ユニット
(20)とは、RS232C等のデータ通信回線によっ
て接続されていおり、パソコン(40)から直接的にメ
イン側制御手段(21)を制御することも可能である。
メイン側記憶部(21B)は、メイン計測ユニット(2
0)における制御プログラム、メイン計測ユニット(2
0)において生成された測定データ、拡張ユニット(3
0)から転送された測定データ等を保持することができ
る。
【0064】メイン側制御手段(21)と拡張側通信手
段(33)とはシリアルバスによって接続されており、
シリアル通信プロトコルに従った通信が可能となってい
る。これにより、予め内蔵されたセンサユニット(1
1,…,11)を用いた測定項目意外に新たな測定項目
を増設することが容易となり、高いシステム拡張性を実
現できる。
【0065】メイン側制御手段(21)は、少なくとも
1つの拡張側通信手段(33)を電気的に並列に制御可
能である。これにより、複数の拡張ユニット(30)を
同時に用いて各種の空気環境物理データの多点測定を一
度に実行することが可能となり、予め内蔵されたセンサ
ユニット(11,…,11)を用いた測定項目意外に新
たな測定項目を増設することが容易となり、高いシステ
ム拡張性を実現できる。
【0066】記憶手段(例えば、3.5インチFDD)
(23)は、制御プログラムをメイン側記憶部(21
B)に読み込ませることができる。これにより、制御プ
ログラムの更新が容易となり、予め内蔵されたセンサユ
ニット(11,…,11)を用いた測定項目意外に新た
な測定項目を増設することが容易となり、高いシステム
拡張性を実現できる。
【0067】次に、発明の実施の形態の拡張ユニット
(30)の動作を説明する。拡張ユニット(30)は、
所定の通信プロトコルに従ってメイン計測ユニット(2
0)との間の通信を行うための拡張側通信手段(33)
が装置され、拡張側通信手段(33)を介して従系の温
度計測ユニットとしてメイン計測ユニット(20)と通
信可能であるとともに、メイン計測ユニット(20)か
らの測定要求に応じて空気環境物理データの測定を実行
することができる。
【0068】拡張側通信手段(33)は、所定の通信プ
ロトコルに従ってメイン計測ユニット(20)と拡張ユ
ニット(30)との間の通信を実行するための通信イン
ターフェース手段を意味し、具体的には、シリアル通信
インターフェースによって達成することができる。な
お、拡張側通信手段(33)には、並列に複数の拡張ユ
ニット(30)を接続することができるので、センサユ
ニット(11,…,11)の追加に対応することができ
る。
【0069】これにより、予め内蔵されたセンサユニッ
ト(11,…,11)を用いた測定項目意外に新たな測
定項目を増設することが容易となり、高いシステム拡張
性を実現できる。拡張側制御手段(34)は、拡張ユニ
ット(30)における空気環境測定のための制御プログ
ラムを統括的に実行するための制御手段であって、拡張
側通信手段(33)を介して受信した測定要求に応じ
て、拡張ユニット(30)に接続されたセンサユニット
(11,…,11)に応じた空気環境物理データの測定
にかかる制御プログラムを統括的に実行するとともに、
測定された空気環境物理データを拡張側通信手段(3
3)を介してメイン計測ユニット(20)に送信するこ
とができる。
【0070】拡張ユニット(30)を設けることによ
り、メイン計測ユニット(20)からの測定要求に応じ
て各種の空気環境物理データの多点測定を一度に実行す
ることが可能となり、予め内蔵されたセンサユニット
(11,…,11)を用いた測定項目意外に新たな測定
項目を増設することが容易となり、高いシステム拡張性
を実現できる。
【0071】更に詳しく、発明の実施の形態の拡張側制
御手段(34)の動作を説明する。拡張側演算処理部
(34A)は、拡張ユニット(30)における空気環境
測定のための制御プログラムを統括的に実行することが
できる。拡張側記憶部(34B)は、拡張ユニット(3
0)における制御プログラム、拡張ユニット(30)に
おいて生成された測定データ等を保持することができ
る。
【0072】センサ入力手段(32)は、各種センサユ
ニット(11,…,11)が計測した温度、湿度、風速
(または気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、騒
音レベル、粉塵濃度、または照度等の空気環境にかかる
物理量を受け取って、MPU(図示せず)等の演算回路
で処理できるようなレベルの電気信号に変換することが
できる。
【0073】また、センサ入力手段(32)は、拡張側
制御手段(34)に接続されているセンサユニット(1
1,…,11)が計測した空気環境物理データを受け取
って、所定のレベルの電気信号に変換するためものであ
る。更に詳しく、発明の実施の形態のセンサ入力手段
(32)の動作を説明する。
【0074】センサ入力手段(32)はアナログI/F
部(32A)とA/D変換部(32B)とを備えて成
る。アナログI/F部(32A)は、各種センサユニッ
ト(11,…,11)が計測した温度、湿度、風速(ま
たは気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、騒音レ
ベル、粉塵濃度、または照度等の空気環境にかかる物理
量を受け取って、後段のA/D変換部(32B)で処理
できるような電気信号レベルに変換することができる。
【0075】A/D変換部(32B)は、前段のアナロ
グI/F部(32A)からの温度、湿度、風速(または
気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素濃度、騒音レベ
ル、粉塵濃度、または照度等の空気環境にかかる物理量
を受け取って、A/D変換することができる。
【0076】センサユニット(11,…,11)は、温
度を測定するための温度計、湿度を測定するための湿度
計、風速(または気流)を測定するための風速(または
気流)計、一酸化炭素濃度を測定するための一酸化炭素
濃度計、二酸化炭素濃度を測定するための二酸化炭素濃
度計、騒音レベルを測定するための騒音計、照度を測定
するための照度計、または塵埃の濃度を測定するための
粉塵計等の各種計測計を用いることができる。
【0077】具体的には、複数類の計測手段(例えば、
温度計、風速計、粉塵計)を、地面に垂直方向に縦一列
に配設することができるので、垂直方向の複数の測定箇
所において要求に応じた各種の空気環境物理データの多
点測定を一度に実行することが可能となり、高いシステ
ム拡張性を実現できる。
【0078】また、センサユニット(11,…,11)
は、温度を測定するための温度計、湿度を測定するため
の湿度計、風速(または気流)を測定するための風速
(または気流)計、一酸化炭素濃度を測定するための一
酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定するための二酸
化炭素濃度計、騒音レベルを測定するための騒音計、照
度を測定するための照度計、または塵埃の濃度を測定す
るための粉塵計の中の少なくとも一種類を複数備えるこ
とができる。
【0079】具体的には、一種類の計測手段(例えば、
温度計)を、地面に垂直方向に縦一列に配設することが
できるので、垂直方向の複数の測定箇所において一種類
の空気環境物理データの多点測定を一度に実行すること
が可能となり、高いシステム拡張性を実現できる。次
に、発明の実施の形態の動作を具体的に説明する。
【0080】始めに、発明の実施の形態の温度計測ユニ
ット(12)における雰囲気流(14B)の動作を説明
する。本発明の実施の形態の抵抗温度センサ(13)
は、図2に示すように、測温面(12B)内に形成され
た抵抗(具体的には、白金抵抗体)の温度依存性を利用
した温度検出手段である。
【0081】図1または図2に示すように、ファン(1
4)が強制的に生成した雰囲気流(14B)は、温度セ
ンサ(12A)の測温面(12B)の正面方向(12
C)に供給される。つまり、温度計測ユニット(12)
は、雰囲気流(14B)を強制的に生成可能であって雰
囲気流(14B)を温度センサ(12A)の測温面(1
2B)の正面方向に供給可能な位置に配置されたファン
(14)を備えているので、温度計測ユニット(12)
の熱容量を従来に比べて小さくすることができるように
なり、温度センサ(12A)自体の高速応答性を有効に
生かすことができ、さらに従来に比べてファン(14)
のサイズを小さくすることができるようになり、その結
果、低コストで、応答性に富む温度計測ユニット(1
2)、およびこれを用いた空気環境測定システム(1
0)を実現できる。
【0082】ファン(14)は、図1(a)または同図
(b)に示すように、雰囲気流(14B)が測温面(1
2B)の正面方向(12C)から供給されるように、抵
抗温度センサ(13)の測温面(12B)から所定の距
離(15)以内に対面して配設されているので、雰囲気
流(14B)を効率よく的確に温度計測ユニット(1
2)に供給可能となり、従来に比べてファン(14)の
サイズを小さくすることができるようになり、その結
果、低コストで、応答性に富む温度計測ユニット(1
2)、およびこれを用いた空気環境測定システム(1
0)を実現できる。
【0083】さらに、図1(a)または同図(b)に示
すように、羽根部(14A)は温度センサ(12A)の
測温面(12B)の正面方向と対向して所定の距離以内
に配置されているので、温度計測ユニット(12)の熱
容量を従来に比べて小さくすることができるようにな
り、温度センサ(12A)自体の高速応答性を有効に生
かすことができ、さらに従来に比べてファン(14)の
サイズを小さくすることができるようになり、その結
果、低コストで、応答性に富む温度計測ユニット(1
2)、およびこれを用いた空気環境測定システム(1
0)を実現できる。
【0084】次に、発明の実施の形態の空気環境測定シ
ステム(10)の動作を具体的に説明する。空気環境測
定システム(10)が空気環境測定をスタートすると、
測定スタート信号、測定項目データ、測定レンジデータ
等がメイン側制御手段(21)からメイン側通信手段
(22)を介して拡張ユニット(30)に送信される。
【0085】拡張側制御手段(34)はこれを受けて、
温度、湿度、風速(または気流)、一酸化炭素濃度、二
酸化炭素濃度、騒音レベル、粉塵濃度、または照度等の
空気環境にかかる物理量の測定を開始することができ
る。拡張側制御手段(34)は、拡張側制御手段(3
4)の制御の下に、センサ入力手段(32)に接続され
ている各種のセンサユニット(11,…,11)が測定
した温度、湿度、風速(または気流)、一酸化炭素濃
度、二酸化炭素濃度、騒音レベル、粉塵濃度、または照
度等の空気環境にかかる測定信号を所定のタイミングで
同時に収集する。なお、測定信号を所定のタイミングで
順番に収集することも可能であることは言うまでもな
い。
【0086】測定項目は、センサ入力手段(32)に接
続されたセンサユニット(11,…,11)の種類に依
存して決定される。つまり、所望の空気環境のデータを
測定するためには、当該空気環境データを適切に測定で
きるセンサユニット(11,…,11)を接続する必要
があることは言うまでもない。
【0087】本発明の実施の形態においてセンサ入力手
段(32)に接続可能なセンサユニット(11,…,1
1)としては、具体的には、温度を測定するための温度
計、湿度を測定するための湿度計、風速を測定するため
の風速(または気流)計、一酸化炭素濃度を測定するた
めの一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定するため
の二酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定するための騒音
計、照度を測定するための照度計、塵埃の濃度を測定す
るための粉塵計等を用いることができる。
【0088】さらに拡張側制御手段(34)は、これら
の収集した測定信号を、各々対応する物理量(則ち、温
度データ、湿度データ、風速(または気流)データ、一
酸化炭素濃度データ、二酸化炭素濃度データ、騒音レベ
ルデータ、粉塵濃度データ、または照度データ等の測定
データ)に換算する演算処理を実行する。換算処理は、
センサユニット(11,…,11)の出力信号と物理量
との関係を示すルックアップテーブルに基づいて算出す
ることができる。また、センサユニット(11,…,1
1)の出力信号と物理量との関係を示す換算式によって
算出することも可能である。
【0089】本発明の実施の形態では、センサユニット
(11,…,11)毎のルックアップテーブルまたは換
算式を拡張側記憶部(34B)に予め記憶させておき、
必要に応じて、拡張側演算処理部(34A)から呼び出
すことによって、物理量(則ち、温度データ、湿度デー
タ、風速(または気流)データ、一酸化炭素濃度デー
タ、二酸化炭素濃度データ、騒音レベルデータ、粉塵濃
度データ、または照度データ等の測定データ)に換算す
る演算処理を実行することができる。
【0090】この換算処理の後に測定が終了すると、拡
張ユニット(30)は、メイン側制御手段(21)に対
して測定終了信号を送信した後、メイン計測ユニット
(20)からのデータ受信要求を待って、求めた温度デ
ータ、湿度データ、風速(または気流)データ、一酸化
炭素濃度データ、二酸化炭素濃度データ、騒音レベルデ
ータ、粉塵濃度データ、または照度データ等の測定デー
タを拡張側通信手段(33)を介してメイン計測ユニッ
ト(20)に送信する。
【0091】メイン側制御手段(21)は、メイン側通
信手段(22)を介してこの測定データを受信すること
ができる。メイン側制御手段(21)は、自らに接続さ
れている各種のセンサユニット(11,…,11)に測
定を促すことができる。
【0092】メイン側制御手段(21)は、温度、湿
度、風速(または気流)、一酸化炭素濃度、二酸化炭素
濃度、騒音レベル、粉塵濃度、または照度等の空気環境
にかかる測定信号を所定のタイミングで同時に収集す
る。なお、測定信号を所定のタイミングで順番に収集す
ることも可能であることは言うまでもない。
【0093】測定項目は、メイン側制御手段(21)に
接続されたセンサユニット(11,…,11)の種類に
依存して決定される。つまり、所望の空気環境のデータ
を測定するためには、当該空気環境データを適切に測定
できるセンサユニット(11,…,11)を接続する必
要があることは言うまでもない。
【0094】本発明の実施の形態においてメイン側制御
手段(21)に接続可能なセンサユニット(11,…,
11)としては、具体的には、温度を測定するための温
度計、湿度を測定するための湿度計、風速(または気
流)を測定するための風速(または気流)計、一酸化炭
素濃度を測定するための一酸化炭素濃度計、二酸化炭素
濃度を測定するための二酸化炭素濃度計、騒音レベルを
測定するための騒音計、照度を測定するための照度計、
塵埃の濃度を測定するための粉塵計等を用いることがで
きる。
【0095】さらにメイン側制御手段(21)は、これ
らの収集した測定信号を、各々対応する物理量(則ち、
温度データ、湿度データ、風速(または気流)データ、
一酸化炭素濃度データ、二酸化炭素濃度データ、騒音レ
ベルデータ、粉塵濃度データ、または照度データ等の測
定データ)に換算する演算処理を実行する。
【0096】メイン側制御手段(21)における換算処
理は、センサユニット(11,…,11)の出力信号と
物理量との関係を示すルックアップテーブルに基づいて
算出することができる。また、センサユニット(11,
…,11)の出力信号と物理量との関係を示す換算式に
よって算出することも可能である。
【0097】本発明の実施の形態では、メイン側制御手
段(21)に接続されているセンサユニット(11,
…,11)毎のルックアップテーブルまたは換算式を拡
張側記憶部(34B)に予め記憶させておき、必要に応
じて、拡張側演算処理部(34A)から呼び出すことに
よって、物理量(則ち、温度データ、湿度データ、風速
(または気流)データ、一酸化炭素濃度データ、二酸化
炭素濃度データ、騒音レベルデータ、粉塵濃度データ、
または照度データ等の測定データ)に換算する演算処理
を実行することができる。
【0098】メイン側制御手段(21)は、拡張ユニッ
ト(30)から受信した温度データ、湿度データ、風速
(または気流)データ、一酸化炭素濃度データ、二酸化
炭素濃度データ、騒音レベルデータ、粉塵濃度データ、
または照度データ等の測定データ、および自らが収集し
た温度データ、湿度データ、風速(または気流)デー
タ、一酸化炭素濃度データ、二酸化炭素濃度データ、騒
音レベルデータ、粉塵濃度データ、または照度データ等
の測定データをメイン側記憶部(21B)に保持させる
ことができる。なお、これらの測定データを記憶手段
(23)に転送して記憶保持されることも可能である。
また、メイン側制御手段(21)に接続可能なパソコン
(40)にこれらのデータを転送することもできる。
【0099】メイン側制御手段(21)は、メイン側記
憶部(21B)に保持された温度データ、湿度データ、
風速(または気流)データ、一酸化炭素濃度データ、二
酸化炭素濃度データ、騒音レベルデータ、粉塵濃度デー
タ、または照度データ等の測定データをさらに演算して
空気環境の評価情報を生成することもできる。
【0100】以上説明したように本発明の実施の形態に
よれば、新たな測定項目を増設することが容易で、高い
システム拡張性を有する空気環境測定システム(10)
を実現することができる。
【0101】
【発明の効果】本発明にかかる温度計測ユニット、およ
びこれを用いた空気環境測定システムによれば以下に示
す効果を奏する。温度計測ユニットは、雰囲気流を強制
的に生成可能であって雰囲気流を温度センサの測温面の
正面方向に供給可能な位置に配置されたファンを備えて
いるので、温度計測ユニットの熱容量を従来に比べて小
さくすることができるようになり、温度センサ自体の高
速応答性を有効に生かすことができ、さらに従来に比べ
てファンのサイズを小さくすることができるようにな
り、その結果、低コストで、応答性に富む温度計測ユニ
ット、およびこれを用いた空気環境測定システムを実現
できる。
【0102】さらにファンは雰囲気流を供給するための
羽根部を備えて成り、羽根部は温度センサの測温面の正
面方向と対向して所定の距離以内に配置されているの
で、雰囲気流を効率よく的確に温度計測ユニットに供給
可能となり、従来に比べてファンのサイズを小さくする
ことができるようになり、その結果、低コストで、応答
性に富む温度計測ユニット、およびこれを用いた空気環
境測定システムを実現できる。
【0103】さらに、羽根部は温度センサの測温面の正
面方向と対向して所定の距離以内に配置されているの
で、温度計測ユニットの熱容量を従来に比べて小さくす
ることができるようになり、温度センサ自体の高速応答
性を有効に生かすことができ、さらに従来に比べてファ
ンのサイズを小さくすることができるようになり、その
結果、低コストで、応答性に富む温度計測ユニット、お
よびこれを用いた空気環境測定システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a)は本発明の実施の形態にかかる温度
計測ユニットの構成を説明した側面図であり、同図
(b)は本発明の実施の形態にかかる温度計測ユニット
の構成を説明した上面図であり、同図(c)は本発明の
実施の形態にかかるファンの構成を説明した正面図であ
り、同図(d)は本発明の実施の形態にかかるファンの
保護カバーを説明した図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる温度センサの構成
を説明した図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる空気環境測定シス
テムの構成を説明した機能ブロック図である。
【図4】従来技術の温度計測ユニットの構成を説明した
図である。
【符号の説明】
10 空気環境測定システム 11,…,11 センサユニット 12 温度計測ユニット 12A 温度センサ 12B 測温面 12C 測温面の正面方向 13 抵抗温度センサ 14 ファン 14A 羽根部 14B 雰囲気流 15 所定の距離 20 メイン計測ユニット 21 メイン側制御手段 22 メイン側通信手段 23 記憶手段 30 拡張ユニット 32 センサ入力手段 33 拡張側通信手段 34 拡張側制御手段
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】同図(a)は本発明の実施の形態にかかる温度
計測ユニットの構成を説明した側面図であり、同図
(b)は本発明の実施の形態にかかる温度計測ユニット
の構成を説明した上面図であり、同図(c)は本発明の
実施の形態にかかるファンの構成を説明した正面図であ
る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度データを測定することができる温度セ
    ンサが装置されて成る温度計測ユニットにおいて、 雰囲気流を強制的に生成可能であって、当該生成された
    雰囲気流を前記温度センサの測温面の正面方向に供給可
    能な位置に配置されたファン、 を備えて成ることを特徴とする温度計測ユニット。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の温度センサは前記測温面
    内に形成された抵抗の温度依存性を利用した抵抗温度セ
    ンサであって、前記雰囲気流は当該測温面の正面方向か
    ら供給される、 ことを特徴とする温度計測ユニット。
  3. 【請求項3】前記ファンは、前記雰囲気流を供給するた
    めの羽根部を備えて成り、当該羽根部が前記温度センサ
    の測温面の正面方向とが対向するように配置されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1、または2に記載の温度計測
    ユニット。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のファンは、前記温度セン
    サの測温面から所定の距離以内に配置されている、 ことを特徴とする温度計測ユニット。
  5. 【請求項5】温度、湿度、風速、一酸化炭素、二酸化炭
    素、騒音レベル、粉塵濃度または照度等の空気環境の物
    理データを測定することができる計測ユニットを備えて
    成る空気環境測定システムであって、 温度を測定する計測ユニットとして、請求項1〜3に記
    載の温度計測ユニットを用いる、 ことを特徴とする空気環境測定システム。
  6. 【請求項6】所定の通信プロトコルに従って従系の前記
    計測ユニットとの間の通信を行うためのメイン側通信手
    段を備えて成り、当該メイン側通信手段を介して通信可
    能な当該従系の計測ユニットにおける前記空気環境物理
    データの測定を促すことができるとともに、主系の前記
    計測ユニットとして前記空気環境物理データを測定する
    ことができるメイン計測ユニット、 を備えて成ることを特徴とする請求項1〜5に記載の空
    気環境測定システム。
  7. 【請求項7】所定の通信プロトコルに従って前記メイン
    計測ユニットとの間の通信を行うための拡張側通信手段
    が装置され、当該拡張側通信手段を介して前記従系の計
    測ユニットとして前記メイン計測ユニットと通信可能で
    あるとともに、当該メイン計測ユニットからの測定要求
    に応じて前記空気環境物理データの測定を実行すること
    ができる拡張ユニット、 を少なくとも1つ備えて成ることを特徴とする請求項6
    に記載の空気環境測定システム。
  8. 【請求項8】前記メイン計測ユニットまたは前記拡張ユ
    ニットは所定の前記空気環境の物理データを測定するた
    めの計測手段であるセンサユニットを随時接続可能であ
    る、ことを特徴とする請求項6、または7に記載の空気
    環境測定システム。
  9. 【請求項9】前記メイン側制御手段と前記拡張側通信手
    段とは、シリアルバスによって接続されるとともに、シ
    リアル通信プロトコルに従った通信が可能である、 ことを特徴とする請求項8に記載の空気環境測定システ
    ム。
  10. 【請求項10】請求項6,8、または9に記載のメイン
    計測ユニットは、 当該メイン計測ユニットに接続されたセンサユニットに
    応じた前記空気環境物理データの測定にかかる制御プロ
    グラムを統括的に実行するとともに、前記メイン側通信
    手段を介して通信可能な前記拡張ユニットにおける前記
    空気環境物理データの測定を促すことができるメイン側
    制御手段と、 当該制御プログラムを前記メイン側制御手段に読み込ま
    せるための記憶手段と、 を備えて成ることを特徴とする空気環境測定システム。
  11. 【請求項11】請求項7,8、または9に記載の拡張ユ
    ニットは、 前記拡張側通信手段を介して受信した測定要求に応じ
    て、当該拡張ユニットに接続されたセンサユニットに応
    じた前記空気環境物理データの測定にかかる制御プログ
    ラムを統括的に実行するとともに、当該測定された空気
    環境物理データを前記拡張側通信手段を介して前記メイ
    ン計測ユニットに送信することができる拡張側制御手段
    と、 前記センサユニットが計測した前記空気環境物理データ
    を受け取って、所定のレベルの電気信号に変換するため
    のセンサ入力手段と、 を備えて成ることを特徴とする空気環境測定システム。
  12. 【請求項12】前記センサユニットは、温度を測定する
    ための温度計、湿度を測定するための湿度計、風速を測
    定するための風速計、一酸化炭素濃度を測定するための
    一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定するための二
    酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定するための騒音計、
    照度を測定するための照度計、または塵埃の濃度を測定
    するための粉塵計を少なくとも1つ備えて成る、 ことを特徴とする請求項8〜10に記載の空気環境測定
    システム。
  13. 【請求項13】前記センサユニットは、温度を測定する
    ための温度計、湿度を測定するための湿度計、風速を測
    定するための風速計、一酸化炭素濃度を測定するための
    一酸化炭素濃度計、二酸化炭素濃度を測定するための二
    酸化炭素濃度計、騒音レベルを測定するための騒音計、
    照度を測定するための照度計、または塵埃の濃度を測定
    するための粉塵計の中の少なくとも一種類を複数備えて
    成る、 ことを特徴とする請求項8〜10に記載の空気環境測定
    システム。
  14. 【請求項14】前記メイン側制御手段は、少なくとも1
    つの前記拡張側通信手段と電気的に並列に接続可能であ
    る、 ことを特徴とする請求項10〜13に記載の空気環境測
    定システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287819A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Marusei Co Ltd 移動・携帯型データ収集システム、データ収集方法及びデータ監視システム
JP2021156447A (ja) * 2020-03-25 2021-10-07 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内ユニット

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