JP2502570B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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JP2502570B2
JP2502570B2 JP62050229A JP5022987A JP2502570B2 JP 2502570 B2 JP2502570 B2 JP 2502570B2 JP 62050229 A JP62050229 A JP 62050229A JP 5022987 A JP5022987 A JP 5022987A JP 2502570 B2 JP2502570 B2 JP 2502570B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロコンピユータを用いた電子的なエ
ンジン制御装置に係り、特に自動車用エンジンに好適な
制御装置に関する。
〔従来の技術〕
エンジンの運転状態を表わす物理量、例えば吸入空気
流量とエンジン回転数を検出し、その信号により、燃
費,排気ガスを最適に制御する装置は、資源の節約,公
害対策といつたニーズから、その採用が拡大され、さら
には制御の高精度化に対するニーズからマイクロコンピ
ユータの採用に至つている。なお、この種の装置として
関連するものには、例えば特公昭49−48893号公報,同6
0−8329号公報等がある。
ところで、このようなマイクロコンピユータを用いた
エンジン制御装置では、各種の検出手段を用い、上記し
た物理量、例えば吸入空気流量を電気信号に変換して制
御に取込む必要があるが、このとき、検出すべき物理量
と電気信号の関係を表わす変換特性については、その検
出に使用している検出手段、例えば吸入空気流量センサ
の変換特性を予めマイクロコンピユータ内のメモリに記
憶しておき、これにより制御に必要なデータの取込みを
行なうようになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この従来技術のように複雑なシステムは、高
精度である代りに市場でのサービス性に問題があり、特
に故障時でのそれに問題がある。
しかして、上記市場でのサービス性の向上をはかる手
段の1つとして、部品の共用性がある。例えば、吸入空
気流量検出器で言えば、幾つかの企業で製造しており、
基本技術,方式の差により、吸入空気流量と出力電圧の
関係は、製造メーカ毎に異なつたものとなつているが、
これを1つのエンジン制御システムで共用出来る様にす
ることによりサービス性は大巾に向上することができ
る。
しかしながら、従来技術では、このような共用性につ
いては配慮されておらず、充分なサービス性が保てない
という問題があつた。
本発明の目的は、検出手段に対する共用性が充分で、
サービス性の改善が大きく得られるようにしたエンジン
制御装置の提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、エンジンの吸入空気流量を検出して電気
信号を発生する熱抵抗式空気流量検出手段と、この空気
流量検出手段から取込んだ電気信号を、上記吸入空気流
量を表わす電気的データに変換する制御部とを備え、こ
の制御部から得た電気的データに基づいてエンジン制御
を行なう方式のエンジン制御装置において、上記検出手
段に配置され、該検出手段の電源端子間に接続された電
圧分割用抵抗素子からなり、上記電源端子間の電圧を分
割して該検出手段の種類を表わす所定の電圧値の識別信
号を発生する識別信号発生手段と、上記制御部内に設置
され、上記電気信号を上記電気的データに変換するのに
必要な変換特性として予め複数種類の変換特性を格納さ
せた記憶手段とを設け、上記制御部は、上記検出手段が
該制御部に接続されたとき、上記識別信号の電圧値に応
じて上記複数種類の変換特性の中の1種を自動的に選択
し、この選択した変換特性を用いて上記電気信号から上
記電気的データへの変換を行なうようにして達成され
る。
〔作 用〕
空気流量検出手段の変更に際しても、それに必要な変
換特性の選択が自動的に行われるから、簡単に空気流量
検出手段の変更が可能になり、共用性が充分に与えら
れ、サービス性を改善することができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるエンジン制御装置について、図示
の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、1はエン
ジンの吸入空気流量の検出器、11は検出器1の中の空気
流量検出部である。12は、検出器1の種類を表わす識別
信号発生部である。2はエンジン制御装置の制御部で、
マイクロコンピユータを使用したものである。21は、検
出器1の出力であるアナログ信号をデイジタル信号に変
換するためのA/D変換器、23は、検出器1の空気流量と
デイジタル化した検出器出力の関係を数機種について記
憶したメモリ、22は、検出器1の識別信号をデイジタル
信号に変換する識別制御回路、24は空気流量演算部であ
る。
第2図は本発明が適用されるエンジン制御システムの
基本構成の一例を示したもので、吸入空気流量検出器1
と、マイクロコンピユータを使用した制御部2を備え、
さらに、エンジン回転数の検出器3、点火装置4、それ
に燃料噴射弁5とを備えたもので、制御部2において、
吸入空気流量検出器1の出力Qと、エンジン回転数検出
器3の出力Nとで主として決定される点火時期、および
燃料噴射量を計算し、これにエンジン冷却水温等の補正
を加え、所定の点火時期,燃料噴射量を点火装置4、お
よび燃料噴射量5に出力し、最高状態にエンジンを制御
するものである。
第3図は、吸入空気流量検出器1の詳細を示したもの
であり、第4図は、空気流量検出器1の検出エレメン
ト、第5図は、第4図の検出エレメントを使用した場合
の出力特性を示したものである。
第3図において、RHはエンジンの吸入空気流路B内に
配置された感温抵抗体である熱線、RCは吸入空気温度を
補償するための感温抵抗線、R1,R2は抵抗、Trはトラン
ジスタ、OPは差動増巾器である。この回路は、差動増巾
器OPにより(1)式の関係に制御される。
従つて、R2とR1の比で熱線RHを一定温度に加熱するこ
とができる。即ち、熱線RHの加熱電力は、空気流量Fの
関数となり、電気信号Vを得ることができる。
熱線RH.すなわち検出エレメントとしては、第4図
(a)に示すように、セラミツクボビンBに白金線Wを
巻き付けたもの、又は同図(b)に示すように、空気通
路B内に白金線Wを配置したもの、更には、同図(c)
の様に、絶縁膜Mに白金膜WPを形成したものなどが使用
されるが、これらには一長一短があり、例えば(a)の
ものは機械的強度は強いが応答性が悪く、(b)のもの
は(a)の逆である。一方(c)のものは汚れに強い特
徴がある。
しかして、これらは、その電圧Vと空気流量Qとの関
係、つまり変換特性が異なり、それらは概ね第5図に示
した特性となる。
なお、このような熱線RHを用いた吸入空気流量検出器
を、ここでは熱抵抗式吸入空気流量検出器と呼ぶ。
第3図に戻り、識別信号発生部12から出力される識別
信号Sは、抵抗RXとRYの分割比で決定される電圧信号と
なつている。
一方、これに対応して、制御部2内の識別制御回路22
は第6図に示すようになつており、電源電圧Vsを抵抗器
R1とR2とで分割した電圧と、検出器1からの抵抗RXとRY
の分割比電圧である識別信号Sとを比較器COMで比較
し、その結果を演算部24へ、例えば、検出部11が第5図
の(a)という特性であるときは“0"を、(b)という
特性の時は“1"の信号を出力するようになつている。そ
して、演算部24は、この信号を判読し、それに応じて、
あらかじめメモリ23に記憶してあるいくつかの変換特性
231,232の中から特定の1つを選択し、これにより電圧
Vに基づく演算を行ない、空気流量Qを算出して出力す
る働きをする。
そこで、いま、検出器1として、第5図の(a)と
(b)に示す、それぞれ異つた特性の2種類のものが存
在し、それらのうちのいずれもが制御部1に組合わされ
て使用される可能性があつたとしても、制御部2は、そ
のときに組合わされた検出器1がいずれの特性のもので
あるかを識別信号Sによつて判別し、対応する変換特性
をメモリ23から読み出して使用することができ、従つ
て、この実施例によれば、どのような特性の検出器1が
組合わされても、制御部2は常に自動的に応答し、正し
い空気流量Qを出力することができ、部品の共用性を充
分に与えることができる。
なお、以上の実施例では、検出器1として2種の特性
のものが存在する場合について示したが、比較器COMを
2個以上用い、これに応じてメモリ23内に3個以上の変
換特性を格納させておくことにより、3種以上の検出器
を対象とした実施例とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多機種の検出器が共用可能なエンジ
ン制御システムを容易に得ることができ、しかも、検出
器の変更に際しても自動的に対応が行なわれるから、市
場でのトラブル対策やメンテナンスを容易に、しかも充
分に行なうことができ、サービス性を大きく改善できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエンジン制御装置の一実施例を示
すブロツク図、第2図は本発明の一実施例の適用対象と
なるエンジン制御システムの一例を示すブロツク図、第
3図は検出器の一実施例を示す回路図、第4図(a),
(b),(c)はそれぞれ検出素子の説明図、第5図は
検出器の特性曲線図、第6図は制御部の詳細説明図であ
る。 1……空気流量の検出器、2……制御部、11……検出
部、12……識別信号発生部、21……A/D変換器、22……
識別制御部、23……メモリ、24……空気流量演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−34351(JP,A) 特開 昭60−214212(JP,A) 特開 昭60−233355(JP,A) 実開 昭58−79035(JP,U) 実開 昭60−129665(JP,U) 実開 昭62−128138(JP,U) 実開 昭62−135840(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸入空気流量を検出して電気信
    号を発生する熱抵抗式空気流量検出手段と、 この空気流量検出手段から取込んだ電気信号を、上記吸
    入空気流量を表わす電気的データに変換する制御部とを
    備え、 この制御部から得た電気的データに基づいてエンジン制
    御を行なう方式のエンジン制御装置において、 上記検出手段に配置され、該検出手段の電源端子間に接
    続された電圧分割用抵抗素子からなり、上記電源端子間
    の電圧を分割して該検出手段の種類を表わす所定の電圧
    値の識別信号を発生する識別信号発生手段と、 上記制御部内に設置され、上記電気信号を上記電気的デ
    ータに変換するのに必要な変換特性として予め複数種類
    の変換特性を格納させた記憶手段とを設け、 上記制御部は、上記検出手段が該制御部に接続されたと
    き、上記識別信号の電圧値に応じて上記複数種類の変換
    特性の中の1種を自動的に選択し、この選択した変換特
    性を用いて上記電気信号から上記電気的データへの変換
    を行なうように構成されていることを特徴とするエンジ
    ン制御装置。
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