JPH0988920A - 部品取付構造 - Google Patents
部品取付構造Info
- Publication number
- JPH0988920A JPH0988920A JP25114095A JP25114095A JPH0988920A JP H0988920 A JPH0988920 A JP H0988920A JP 25114095 A JP25114095 A JP 25114095A JP 25114095 A JP25114095 A JP 25114095A JP H0988920 A JPH0988920 A JP H0988920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- bracket
- positioning
- hole
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品の取付けが容易でしかも部品の取付けに設
備を必要としない、部品取付構造を提供することを目的
とする 【解決手段】被取付部材の隣接する第１面と第２面の２
面に、各々対応する２面を重ね合わせるように取付部材
を取付ける部品取付構造において、前記被取付部材の第
１面に設けられた係止孔と、前記被取付部材の第２面に
形成された位置決凸部と、前記取付部材に設けられ前記
係止孔に係止する係止爪と、前記取付部材に設けられ前
記位置決凸部に係合する位置決孔とにより構成され、前
記位置決凸部に前記位置決孔を挿入し、さらに前記係止
孔に前記係止爪を挿入し係止させるようにしたことを特
徴とする。
備を必要としない、部品取付構造を提供することを目的
とする 【解決手段】被取付部材の隣接する第１面と第２面の２
面に、各々対応する２面を重ね合わせるように取付部材
を取付ける部品取付構造において、前記被取付部材の第
１面に設けられた係止孔と、前記被取付部材の第２面に
形成された位置決凸部と、前記取付部材に設けられ前記
係止孔に係止する係止爪と、前記取付部材に設けられ前
記位置決凸部に係合する位置決孔とにより構成され、前
記位置決凸部に前記位置決孔を挿入し、さらに前記係止
孔に前記係止爪を挿入し係止させるようにしたことを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品の取付構造に
係り、例えば、樹脂成形されたケースとブラケット等の
複数部品の固定構造に関する。
係り、例えば、樹脂成形されたケースとブラケット等の
複数部品の固定構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の部品取付構造、例えば樹脂材のケ
ースとブラケットの取付構造の２例を図５及び図６を用
いて説明する。図５は従来の第１例を示す部品取付構造
図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＦ
−Ｆ断面図である。図６は従来の第２例を示す部品取付
構造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）
はＧ−Ｇ断面図である。
ースとブラケットの取付構造の２例を図５及び図６を用
いて説明する。図５は従来の第１例を示す部品取付構造
図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＦ
−Ｆ断面図である。図６は従来の第２例を示す部品取付
構造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）
はＧ−Ｇ断面図である。
【０００３】先ず、最初に第１例の部品取付構造につい
て図５を用い説明する。８０はケースで、箱状をしてお
り底部８１にはブラケット８５を位置決めする円柱状の
位置決ピン８２が立設されている。位置決ピン８２の高
さはこの位置決ピン８２に挿入するブラケット８５の厚
みより高くする。尚、ケース８０の材料には熱可塑性の
樹脂材が用いられ成形加工により形成される。
て図５を用い説明する。８０はケースで、箱状をしてお
り底部８１にはブラケット８５を位置決めする円柱状の
位置決ピン８２が立設されている。位置決ピン８２の高
さはこの位置決ピン８２に挿入するブラケット８５の厚
みより高くする。尚、ケース８０の材料には熱可塑性の
樹脂材が用いられ成形加工により形成される。
【０００４】ブラケット８５はＬ型形状をしており、底
部８６には位置決ピン８２に係合する位置決孔８７が形
成されている。尚、ブラケット８５の取付けはケース８
０の位置決ピン８２に挿入後に位置決ピン８２の先端部
を超音波又は電熱等により加熱軟化させた状態で工具で
押さえて形成された熱溶着部８３にて固定する。尚、ブ
ラケット８５の材料には鋼板が用いられプレス加工によ
り形成される。
部８６には位置決ピン８２に係合する位置決孔８７が形
成されている。尚、ブラケット８５の取付けはケース８
０の位置決ピン８２に挿入後に位置決ピン８２の先端部
を超音波又は電熱等により加熱軟化させた状態で工具で
押さえて形成された熱溶着部８３にて固定する。尚、ブ
ラケット８５の材料には鋼板が用いられプレス加工によ
り形成される。
【０００５】次に、第２例の部品取付構造について図６
を用いて説明する。９０はケースで、箱状をしており底
部９１にはブラケット９５を螺結するねじ９４用のねじ
孔９３と、ブラケット９５を位置決めする円柱状の位置
決ピン９２が立設されている。位置決ピン９２の高さは
この位置決ピン９２に挿入するブラケット９５の厚みと
略同じ高さとする。尚、ケース９０の材料には樹脂材が
用いられ成形加工により形成される。
を用いて説明する。９０はケースで、箱状をしており底
部９１にはブラケット９５を螺結するねじ９４用のねじ
孔９３と、ブラケット９５を位置決めする円柱状の位置
決ピン９２が立設されている。位置決ピン９２の高さは
この位置決ピン９２に挿入するブラケット９５の厚みと
略同じ高さとする。尚、ケース９０の材料には樹脂材が
用いられ成形加工により形成される。
【０００６】ブラケット９５はＬ型形状をしており、底
部９６には位置決ピン８２に係合する位置決孔９７とね
じ９４が挿通する孔９８が形成されている。尚、ブラケ
ット９５の取付けはケース９０の位置決ピン９２に挿入
後にねじ９４によりねじ止め固定する。ブラケット９５
の材料には鋼板がか用いられプレス加工により形成され
る。
部９６には位置決ピン８２に係合する位置決孔９７とね
じ９４が挿通する孔９８が形成されている。尚、ブラケ
ット９５の取付けはケース９０の位置決ピン９２に挿入
後にねじ９４によりねじ止め固定する。ブラケット９５
の材料には鋼板がか用いられプレス加工により形成され
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の第１例
の部品取付構造ではケース８０とブラケット８５の取付
けに熱溶着方式を用いているので、熱溶着用の設備（工
具）が必要となり設備費が高く、また熱溶着に要する工
数が必要となり組立費が高くなる。その他に熱溶着後に
ケース８０とブラケット８５を分解するとケース８０が
再使用できなくなるのでむだが発生する。
の部品取付構造ではケース８０とブラケット８５の取付
けに熱溶着方式を用いているので、熱溶着用の設備（工
具）が必要となり設備費が高く、また熱溶着に要する工
数が必要となり組立費が高くなる。その他に熱溶着後に
ケース８０とブラケット８５を分解するとケース８０が
再使用できなくなるのでむだが発生する。
【０００８】また、第２例の部品取付構造ではケース９
０とブラケット９５の取付けにねじ止め方式を用いてい
るので、ねじ及びねじ止め用の設備（工具）が必要とな
りねじ費及び設備費が高く、またねじ止めに要する工数
が必要となり組立費が高くなる。そこで、本発明は上述
の問題を解決するもので、部品の取付けが容易でしかも
部品の取付けに設備を必要としない、部品取付構造を提
供することを目的とする。
０とブラケット９５の取付けにねじ止め方式を用いてい
るので、ねじ及びねじ止め用の設備（工具）が必要とな
りねじ費及び設備費が高く、またねじ止めに要する工数
が必要となり組立費が高くなる。そこで、本発明は上述
の問題を解決するもので、部品の取付けが容易でしかも
部品の取付けに設備を必要としない、部品取付構造を提
供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、被取付部材の隣接する第１面と第２面
の２面に、各々対応する２面を重ね合わせるように取付
部材を取付ける部品取付構造において、前記被取付部材
の第１面に設けられた係止孔と、前記被取付部材の第２
面に形成された位置決凸部と、前記取付部材に設けられ
前記係止孔に係止する係止爪と、前記取付部材に設けら
れ前記位置決凸部に係合する位置決孔とにより構成さ
れ、前記位置決凸部に前記位置決孔を挿入し、さらに前
記係止孔に前記係止爪を挿入し係止させるようにしたこ
とを特徴とする。
達成するもので、被取付部材の隣接する第１面と第２面
の２面に、各々対応する２面を重ね合わせるように取付
部材を取付ける部品取付構造において、前記被取付部材
の第１面に設けられた係止孔と、前記被取付部材の第２
面に形成された位置決凸部と、前記取付部材に設けられ
前記係止孔に係止する係止爪と、前記取付部材に設けら
れ前記位置決凸部に係合する位置決孔とにより構成さ
れ、前記位置決凸部に前記位置決孔を挿入し、さらに前
記係止孔に前記係止爪を挿入し係止させるようにしたこ
とを特徴とする。
【００１０】また、前記被取付部材の第１面に設けられ
た係止凸部と、前記被取付部材の第２面に形成された位
置決凸部と、前記取付部材に設けられ前記係止凸部に係
止する係止孔と、前記取付部材に設けられ前記位置決凸
部に係合する位置決孔とにより構成されてなることを特
徴とする。また、前記被取付部材の第１面に設けられた
係止孔と、前記被取付部材の第２面に形成された位置決
孔と、前記取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係
止爪と、前記取付部材に設けられ前記位置決孔に係止す
る弾性係止爪とにより構成されてなることを特徴とす
る。
た係止凸部と、前記被取付部材の第２面に形成された位
置決凸部と、前記取付部材に設けられ前記係止凸部に係
止する係止孔と、前記取付部材に設けられ前記位置決凸
部に係合する位置決孔とにより構成されてなることを特
徴とする。また、前記被取付部材の第１面に設けられた
係止孔と、前記被取付部材の第２面に形成された位置決
孔と、前記取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係
止爪と、前記取付部材に設けられ前記位置決孔に係止す
る弾性係止爪とにより構成されてなることを特徴とす
る。
【００１１】また、被取付部材の隣接する第１面と第２
面の２面に、各々対応する第３面と第４面の２面を重ね
合わせるように取付部材を取付ける部品取付構造におい
て、前記被取付部材の第１面に設けられた係止孔と、前
記被取付部材の第２面に形成された位置決凸部と、前記
取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係止爪と、前
記取付部材に設けられ前記位置決凸部に係合する位置決
孔と、前記取付部材の第４面に形成され該面より離れる
方向に勾配を持つ弾性舌片と、該弾性舌片を押圧する押
圧部品により構成され、前記位置決凸部に前記位置決孔
を挿入し、さらに前記係止孔に前記係止爪を挿入し係止
させ、前記弾性舌片を前記押圧部品により押圧するよう
にしたことを特徴とする。
面の２面に、各々対応する第３面と第４面の２面を重ね
合わせるように取付部材を取付ける部品取付構造におい
て、前記被取付部材の第１面に設けられた係止孔と、前
記被取付部材の第２面に形成された位置決凸部と、前記
取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係止爪と、前
記取付部材に設けられ前記位置決凸部に係合する位置決
孔と、前記取付部材の第４面に形成され該面より離れる
方向に勾配を持つ弾性舌片と、該弾性舌片を押圧する押
圧部品により構成され、前記位置決凸部に前記位置決孔
を挿入し、さらに前記係止孔に前記係止爪を挿入し係止
させ、前記弾性舌片を前記押圧部品により押圧するよう
にしたことを特徴とする。
【００１２】
【実施例】本発明の第１実施例を図１を用いて説明す
る。図１は本発明の第１実施例を示す部品取付構造図
で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＡ−
Ａ断面図である。１０はケースで、箱状をしており垂直
部１３にはブラケット１５の係止爪１６が係止する係止
孔１１が形成されている。底部１４にはブラケット１５
を位置決めする円柱状の位置決ピン１２が立設されてい
る。位置決ピン１２の高さはこの位置決ピン１２に挿入
するブラケット１５の厚みと略同じ高さにする。尚、ケ
ース１０の材料には樹脂材が用いられ成形加工により形
成される。
る。図１は本発明の第１実施例を示す部品取付構造図
で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＡ−
Ａ断面図である。１０はケースで、箱状をしており垂直
部１３にはブラケット１５の係止爪１６が係止する係止
孔１１が形成されている。底部１４にはブラケット１５
を位置決めする円柱状の位置決ピン１２が立設されてい
る。位置決ピン１２の高さはこの位置決ピン１２に挿入
するブラケット１５の厚みと略同じ高さにする。尚、ケ
ース１０の材料には樹脂材が用いられ成形加工により形
成される。
【００１３】ブラケット２０はＬ型形状をしており、垂
直部２３にはケース１０の係止孔１１に係止する角形の
係止爪２１が、垂直部２３の外側方向でしかも上側が突
出するように形成されている。また、底部２４には位置
決ピン１２に係合する位置決孔２２が形成されている。
尚、ブラケット２０の材料には鋼板が用いられプレス加
工により形成される。
直部２３にはケース１０の係止孔１１に係止する角形の
係止爪２１が、垂直部２３の外側方向でしかも上側が突
出するように形成されている。また、底部２４には位置
決ピン１２に係合する位置決孔２２が形成されている。
尚、ブラケット２０の材料には鋼板が用いられプレス加
工により形成される。
【００１４】次に部品取付を説明する。ブラケット２０
の位置決孔２２をケース１０の位置決ピン１２に挿入
し、ケース１０の垂直部１３の内面とブラケット２０の
垂直部２３の外面を接触させ、ブラケット２０を下方
（図示下方向）へ移動させる。そして、ブラケット２０
の係止爪２１の先端部２５がケース１０の係止孔１１の
上辺１５を通過すると係止爪２１が係止孔１１に嵌入
し、ケース１０とブラケット２０が固定される。
の位置決孔２２をケース１０の位置決ピン１２に挿入
し、ケース１０の垂直部１３の内面とブラケット２０の
垂直部２３の外面を接触させ、ブラケット２０を下方
（図示下方向）へ移動させる。そして、ブラケット２０
の係止爪２１の先端部２５がケース１０の係止孔１１の
上辺１５を通過すると係止爪２１が係止孔１１に嵌入
し、ケース１０とブラケット２０が固定される。
【００１５】以上説明したように、本実施例によれば、
ケース１０とブラケット２０の取付がワンタッチでしか
も確実に結合できる。従って、部品組立の効率化と組立
品質の向上が図れる。次に、本発明の第２実施例を図２
を用いて説明する。図２は本発明の第２実施例を示す部
品取付構造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、
（ｂ）はＢ−Ｂ断面図である。尚、第２実施例は第１実
施例のブラケットの一部を変更したもので、その他につ
いては第１実施例と略同じであるので、同じ構成につい
ては同じ符号を付し説明を省略する。
ケース１０とブラケット２０の取付がワンタッチでしか
も確実に結合できる。従って、部品組立の効率化と組立
品質の向上が図れる。次に、本発明の第２実施例を図２
を用いて説明する。図２は本発明の第２実施例を示す部
品取付構造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、
（ｂ）はＢ−Ｂ断面図である。尚、第２実施例は第１実
施例のブラケットの一部を変更したもので、その他につ
いては第１実施例と略同じであるので、同じ構成につい
ては同じ符号を付し説明を省略する。
【００１６】３０はブラケットで、Ｌ型形状をしており
垂直部３４にはケース１０の係止孔１１に係止する角形
の係止爪３１が垂直部３４の外側方向でしかも上側が突
出するように形成されている。底部３６には位置決ピン
１２に係合する位置決孔３２が、また、底部３６の端部
３７には底部３６から上方向（図示上方向）へ勾配が設
けられた弾性舌片３３が形成されている。尚、ブラケッ
ト３０の材料には鋼板が用いられプレス加工により形成
される。
垂直部３４にはケース１０の係止孔１１に係止する角形
の係止爪３１が垂直部３４の外側方向でしかも上側が突
出するように形成されている。底部３６には位置決ピン
１２に係合する位置決孔３２が、また、底部３６の端部
３７には底部３６から上方向（図示上方向）へ勾配が設
けられた弾性舌片３３が形成されている。尚、ブラケッ
ト３０の材料には鋼板が用いられプレス加工により形成
される。
【００１７】次に部品取付を説明する。ブラケット３０
の位置決孔３２をケース１０の位置決ピン１２に挿入
し、ケース１０の垂直部１３の内面とブラケット３０の
垂直部３４の外面を接触させ、ブラケット３０を下方
（図示下方向）へ移動させる。そして、ブラケット３０
の係止爪３１の先端部３５がケース１０の係止孔１１の
上辺１５を通過すると係止爪３１が係止孔１１に嵌入
し、ケース１０とブラケット３０が固定される。次に、
ブラケット３０の弾性舌片３３部を別の取付部品３９等
を利用して押さえ固定する。
の位置決孔３２をケース１０の位置決ピン１２に挿入
し、ケース１０の垂直部１３の内面とブラケット３０の
垂直部３４の外面を接触させ、ブラケット３０を下方
（図示下方向）へ移動させる。そして、ブラケット３０
の係止爪３１の先端部３５がケース１０の係止孔１１の
上辺１５を通過すると係止爪３１が係止孔１１に嵌入
し、ケース１０とブラケット３０が固定される。次に、
ブラケット３０の弾性舌片３３部を別の取付部品３９等
を利用して押さえ固定する。
【００１８】以上説明したように、本実施例によれば、
第１実施例と同じようにケース１０とブラケット３０の
結合がワンタッチでしかも確実に結合できるので、部品
組立の効率化と組立品質の向上が図れる。その他にブラ
ケット３０の弾性舌片３３部を別の取付部品等（弾性舌
片３３を押さえる専用の部品ではなく組込まれる他の機
構部品）を利用して押さえることにより、ブラケット３
０がケース１０の底部１４に密着するので振動等が加わ
ってもブラケット３０が振動するのを防止できる。従っ
て、振動による異音等の発生を防止することができる。
尚、本実施例では弾性舌片３３をブラケット３０の底部
３６の終端部に形成したが、その他に防振効果のある場
所例えば底部３６の側部等に設けることもできる。
第１実施例と同じようにケース１０とブラケット３０の
結合がワンタッチでしかも確実に結合できるので、部品
組立の効率化と組立品質の向上が図れる。その他にブラ
ケット３０の弾性舌片３３部を別の取付部品等（弾性舌
片３３を押さえる専用の部品ではなく組込まれる他の機
構部品）を利用して押さえることにより、ブラケット３
０がケース１０の底部１４に密着するので振動等が加わ
ってもブラケット３０が振動するのを防止できる。従っ
て、振動による異音等の発生を防止することができる。
尚、本実施例では弾性舌片３３をブラケット３０の底部
３６の終端部に形成したが、その他に防振効果のある場
所例えば底部３６の側部等に設けることもできる。
【００１９】次に、本発明の第３実施例を図３を用いて
説明する。図３は本発明の第３実施例を示す部品取付構
造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）は
Ｃ−Ｃ断面図である。４０はケースで、箱状をしており
垂直部４４の内側方向にはブラケット５０の係止孔５１
が係止する係止爪４１が、垂直部４４の内側方向でしか
も下側が突出するように形成されている。底部４３には
ブラケット５０を位置決めする円柱状の位置決ピン４２
が立設されている。また、位置決ピン４２の高さはこの
位置決ピン４２に挿入するブラケット５０の厚みと略同
じ高さにする。尚、ケース４０の材料には樹脂材が用い
られ成形加工により形成される。
説明する。図３は本発明の第３実施例を示す部品取付構
造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）は
Ｃ−Ｃ断面図である。４０はケースで、箱状をしており
垂直部４４の内側方向にはブラケット５０の係止孔５１
が係止する係止爪４１が、垂直部４４の内側方向でしか
も下側が突出するように形成されている。底部４３には
ブラケット５０を位置決めする円柱状の位置決ピン４２
が立設されている。また、位置決ピン４２の高さはこの
位置決ピン４２に挿入するブラケット５０の厚みと略同
じ高さにする。尚、ケース４０の材料には樹脂材が用い
られ成形加工により形成される。
【００２０】ブラケット５０はＬ型形状をしており、垂
直部５３にはケース４０の係止爪４１に係止する角形の
係止孔５１が、また、底部５４には位置決ピン４２に係
合する位置決孔５２が形成されている。尚、ブラケット
５０の材料には鋼板が用いられプレス加工により形成さ
れる。次に部品取付を説明する。
直部５３にはケース４０の係止爪４１に係止する角形の
係止孔５１が、また、底部５４には位置決ピン４２に係
合する位置決孔５２が形成されている。尚、ブラケット
５０の材料には鋼板が用いられプレス加工により形成さ
れる。次に部品取付を説明する。
【００２１】ブラケット５０の位置決孔５２をケース４
０の位置決ピン４２に挿入し、ケース４０の垂直部４４
の内面とブラケット５０の垂直部５３の外面を接触さ
せ、ブラケット５０を下方（図示下方向）へ移動させ
る。そして、ブラケット５０の係止孔５１の下辺５５が
ケース４０の係止爪４１の下端部４５を通過すると係止
孔５１が係止爪４１に嵌入し、ケース４０とブラケット
５０が固定される。
０の位置決ピン４２に挿入し、ケース４０の垂直部４４
の内面とブラケット５０の垂直部５３の外面を接触さ
せ、ブラケット５０を下方（図示下方向）へ移動させ
る。そして、ブラケット５０の係止孔５１の下辺５５が
ケース４０の係止爪４１の下端部４５を通過すると係止
孔５１が係止爪４１に嵌入し、ケース４０とブラケット
５０が固定される。
【００２２】以上説明したように、本実施例によれば、
第１実施例と同じようにケース４０とブラケット５０の
結合がワンタッチでしかも確実に結合できるので、部品
組立の効率化と組立品質の向上が図れる。その他にケー
ス４０とブラケット５０取付部の孔等が表面に現れない
ので外観の見栄えがよくなる。また気密を要するものに
も適用できる。
第１実施例と同じようにケース４０とブラケット５０の
結合がワンタッチでしかも確実に結合できるので、部品
組立の効率化と組立品質の向上が図れる。その他にケー
ス４０とブラケット５０取付部の孔等が表面に現れない
ので外観の見栄えがよくなる。また気密を要するものに
も適用できる。
【００２３】次に、本発明の第４実施例を図４を用いて
説明する。図４は本発明の第４実施例を示す部品取付構
造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）は
Ｄ−Ｄ断面図である。６０はケースで、箱状をしており
垂直部６５にはブラケット７０の係止爪７１が係止する
係止孔６１が、また、底部６４にはブラケット７０の弾
性係止爪７２が係止する位置決孔６２が形成されてい
る。尚、ケース６０の材料には樹脂材が用いられ成形加
工により形成される。
説明する。図４は本発明の第４実施例を示す部品取付構
造図で、（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）は
Ｄ−Ｄ断面図である。６０はケースで、箱状をしており
垂直部６５にはブラケット７０の係止爪７１が係止する
係止孔６１が、また、底部６４にはブラケット７０の弾
性係止爪７２が係止する位置決孔６２が形成されてい
る。尚、ケース６０の材料には樹脂材が用いられ成形加
工により形成される。
【００２４】ブラケット７０はＬ型形状をしており、垂
直部７３にはケース６０の係止孔６１に係止する角形の
係止爪７１が、垂直部７３の外側方向でしかも上側が突
出するように形成されている。また、底部７４にはケー
ス６０の位置決孔６２に係止する弾性係止爪７２が底部
７４の下方でしかも終端部７７方向へ勾配を持って形成
されている。尚、ブラケット７０の材料には鋼板が用い
られプレス加工により形成される。
直部７３にはケース６０の係止孔６１に係止する角形の
係止爪７１が、垂直部７３の外側方向でしかも上側が突
出するように形成されている。また、底部７４にはケー
ス６０の位置決孔６２に係止する弾性係止爪７２が底部
７４の下方でしかも終端部７７方向へ勾配を持って形成
されている。尚、ブラケット７０の材料には鋼板が用い
られプレス加工により形成される。
【００２５】次に部品取付を説明する。ブラケット７０
の弾性係止爪７２をケース６０の位置決孔６２に挿入
し、弾性係止爪７２の先端部７６をケース６０の底部７
４の外側に係止させる。次に、ケース７０の垂直部６３
の内面とブラケット７０の垂直部７３の外面を接触さ
せ、ブラケット７０を下方（図示下方向）へ移動させ
る。そして、ブラケット７０の係止爪７１の先端部７５
がケース６０の係止孔６１の上辺６５を通過すると係止
爪７１が係止孔６１に嵌入し、ケース６０とブラケット
７０が固定される。
の弾性係止爪７２をケース６０の位置決孔６２に挿入
し、弾性係止爪７２の先端部７６をケース６０の底部７
４の外側に係止させる。次に、ケース７０の垂直部６３
の内面とブラケット７０の垂直部７３の外面を接触さ
せ、ブラケット７０を下方（図示下方向）へ移動させ
る。そして、ブラケット７０の係止爪７１の先端部７５
がケース６０の係止孔６１の上辺６５を通過すると係止
爪７１が係止孔６１に嵌入し、ケース６０とブラケット
７０が固定される。
【００２６】以上説明したように、本実施例によれば、
第１実施例と同じようにケース６０とブラケット７０の
結合がワンタッチでしかも確実に結合できるので、部品
組立の効率化と組立品質の向上が図れる。その他にブラ
ケット７０の弾性係止爪７２がケース６０の位置決孔６
２に係止状態になるので、ケース６０からブラケット７
０が離れようとする力が防止され、ケース６０とブラケ
ット７０の結合が強化される。
第１実施例と同じようにケース６０とブラケット７０の
結合がワンタッチでしかも確実に結合できるので、部品
組立の効率化と組立品質の向上が図れる。その他にブラ
ケット７０の弾性係止爪７２がケース６０の位置決孔６
２に係止状態になるので、ケース６０からブラケット７
０が離れようとする力が防止され、ケース６０とブラケ
ット７０の結合が強化される。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数部品の取付構造が嵌込み方式のためワンタッチでし
かも確実な結合が可能となる。従って、部品組立の効率
化と組立品質の向上が図れる。
複数部品の取付構造が嵌込み方式のためワンタッチでし
かも確実な結合が可能となる。従って、部品組立の効率
化と組立品質の向上が図れる。
【図１】本発明の第１実施例を示す部品取付構造図で、
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＡ−Ａ断
面図である。
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＡ−Ａ断
面図である。
【図２】本発明の第２実施例を示す部品取付構造図で、
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＢ−Ｂ断
面図である。
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＢ−Ｂ断
面図である。
【図３】本発明の第３実施例を示す部品取付構造図で、
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＣ−Ｃ断
面図である。
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＣ−Ｃ断
面図である。
【図４】本発明の第４実施例を示す部品取付構造図で、
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＤ−Ｄ断
面図である。
（ａ）は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＤ−Ｄ断
面図である。
【図５】従来の第１例を示す部品取付構造図で、（ａ）
は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＦ−Ｆ断面図で
ある。
は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＦ−Ｆ断面図で
ある。
【図６】従来の第２例を示す部品取付構造図で、（ａ）
は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＧ−Ｇ断面図で
ある。
は部品取付状態を示す斜視図、（ｂ）はＧ−Ｇ断面図で
ある。
１０、４０、６０・・・・ケース １１、５１、６１・・・・係止孔 １２、４２・・・・・・・位置決ピン ２０、３０、５０、７０・ブラケット ２１、３１、４１、７１・係止爪 ２２、３２、５２、６２・位置決孔 ３３・・・・・・・・・・弾性舌片 ７２・・・・・・・・・・弾性係止爪
Claims (4)
- 【請求項１】 被取付部材の隣接する第１面と第２面の
２面に、各々対応する２面を重ね合わせるように取付部
材を取付ける部品取付構造において、 前記被取付部材の第１面に設けられた係止孔と、 前記被取付部材の第２面に形成された位置決凸部と、 前記取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係止爪
と、 前記取付部材に設けられ前記位置決凸部に係合する位置
決孔とにより構成され、 前記位置決凸部に前記位置決孔を挿入し、さらに前記係
止孔に前記係止爪を挿入し係止させるようにしたことを
特徴とする部品取付構造。 - 【請求項２】 前記被取付部材の第１面に設けられた係
止凸部と、 前記被取付部材の第２面に形成された位置決凸部と、 前記取付部材に設けられ前記係止凸部に係止する係止孔
と、 前記取付部材に設けられ前記位置決凸部に係合する位置
決孔とにより構成されてなることを特徴とする請求項１
記載の部品取付構造。 - 【請求項３】 前記被取付部材の第１面に設けられた係
止孔と、 前記被取付部材の第２面に形成された位置決孔と、 前記取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係止爪
と、 前記取付部材に設けられ前記位置決孔に係止する弾性係
止爪とにより構成されてなることを特徴とする請求項１
記載の部品取付構造。 - 【請求項４】 被取付部材の隣接する第１面と第２面の
２面に、各々対応する第３面と第４面の２面を重ね合わ
せるように取付部材を取付ける部品取付構造において、 前記被取付部材の第１面に設けられた係止孔と、 前記被取付部材の第２面に形成された位置決凸部と、 前記取付部材に設けられ前記係止孔に係止する係止爪
と、 前記取付部材に設けられ前記位置決凸部に係合する位置
決孔と、 前記取付部材の第４面に形成され該面より離れる方向に
勾配を持つ弾性舌片と、該弾性舌片を押圧する押圧部品
により構成され、 前記位置決凸部に前記位置決孔を挿入し、さらに前記係
止孔に前記係止爪を挿入し係止させ、前記弾性舌片を前
記押圧部品により押圧するようにしたことを特徴とする
部品取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25114095A JP3221648B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 部品取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25114095A JP3221648B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 部品取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988920A true JPH0988920A (ja) | 1997-03-31 |
| JP3221648B2 JP3221648B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=17218274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25114095A Expired - Fee Related JP3221648B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 部品取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3221648B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103084531A (zh) * | 2013-01-22 | 2013-05-08 | 昆明理工大学 | 一种自冲铆接的辅助定位方法 |
| JP2015121269A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 三菱電機株式会社 | 締結構造、その締結構造を備えたチャンバー構造、及びその締結構造を備えたチャンバー付き送風機 |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP25114095A patent/JP3221648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103084531A (zh) * | 2013-01-22 | 2013-05-08 | 昆明理工大学 | 一种自冲铆接的辅助定位方法 |
| JP2015121269A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 三菱電機株式会社 | 締結構造、その締結構造を備えたチャンバー構造、及びその締結構造を備えたチャンバー付き送風機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3221648B2 (ja) | 2001-10-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20050048850A1 (en) | Sandwich housing for an antenna amplifier | |
| WO1998041768A1 (fr) | Fixation se pinçant sur des tuyaux | |
| EP1793458B1 (en) | Connector mounting construction and method | |
| US6552893B2 (en) | Capacitor | |
| AU2010348146A1 (en) | Housing base element of a multi-part housing and method for assembly of a housing | |
| GB2294496A (en) | Electric connection box fastening | |
| JPH11113136A (ja) | 電気接続箱のブラケット取付け構造 | |
| WO1998054820A1 (fr) | Porte-balais | |
| JPH0988920A (ja) | 部品取付構造 | |
| JP4222219B2 (ja) | 自動車用電気接続箱 | |
| JP4267904B2 (ja) | 回路装置 | |
| KR101860017B1 (ko) | 인쇄회로기판 조립 구조가 형성된 하우징 | |
| JP4225213B2 (ja) | 自動車用電気接続箱 | |
| JP3046742B2 (ja) | 電気接続箱の取付構造 | |
| JP3867430B2 (ja) | 制御機器のコネクタ装置 | |
| JPH05267485A (ja) | 半導体装置の防塵用ハウジング | |
| JP2665724B2 (ja) | パネル取付コネクタ | |
| JPH0946065A (ja) | 筐 体 | |
| GB2105922A (en) | Mounting a wiring appliance in an aperture | |
| JP3080917B2 (ja) | 動力伝達ケーブルの取付け端末構造 | |
| CN212695360U (zh) | 一种端子安装组件 | |
| JP3675258B2 (ja) | 筐体の取付構造 | |
| JPH0567130U (ja) | 電気接続箱 | |
| JPH09240303A (ja) | 変速機のコントロールケーブル支持構造 | |
| JP3212247B2 (ja) | 筐体構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010731 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |