JPH0988895A - 回転電気機械の冷風装置 - Google Patents

回転電気機械の冷風装置

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JPH0988895A
JPH0988895A JP24147195A JP24147195A JPH0988895A JP H0988895 A JPH0988895 A JP H0988895A JP 24147195 A JP24147195 A JP 24147195A JP 24147195 A JP24147195 A JP 24147195A JP H0988895 A JPH0988895 A JP H0988895A
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JP
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electric machine
fan cover
outer fan
housing
rotary electric
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JP24147195A
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Inventor
Takashi Masuda
隆 増田
Takayoshi Asaoka
孝悦 浅岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紡績機用等のハウジングの中に据付けられる
回転電気機械において、外扇ファンが冷却風とともに異
物を吸込み、外扇カバーの内側等が目詰まりし、冷却効
果が著しく低下したり、異物の堆積を防ぐとともに、清
掃・メンテナンス時の分解、組立を容易にすること。 【解決手段】 外扇カバー1の側板1cに設けられた風
窓1aに付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物
は、ハウジング6と側板1cとを固定しているネジ7を
外すことにより、側板1cを紡績機用のハウジング6か
ら容易に取り外しができ、側板1cの風窓1aに付着堆
積した異物をブラシによる浄化または水洗またはエアに
よる洗浄により除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転部分を有
し、電磁誘導作用に基づき、電力の発生、変換若しくは
変圧を行い、または電力を受けて機械動力を発生する回
転電気機械に関するものであり、特に、塵,埃,オイル
ミスト等の異物が浮遊している環境下で使用する電動
機、発電機、回転変流機等の回転電気機械に関するもの
で、特に、回転電気機械自体の発熱を冷却する冷却風中
に異物の混入による冷却通風穴の目詰りや堆積による冷
却効果を低下させることを防止する回転電気機械に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転電気機械として、全閉外扇形
電動機の事例で説明する。通常、紡績工場等のように、
糸屑が大気中に浮遊している建物内の使用環境では、固
定子、回転子等の電気部分に外気が導入されない全閉形
の電動機、即ち、全閉形電動機が使用され、更に、電動
機の反負荷側に負荷を伝達する回転軸が延設され、この
延設された回転軸の部分に電動機を冷却する外扇ファン
を配設し、連続運転に耐えられるように冷却能力を付与
している。したがって、電動機の回転軸の回転ととも
に、外扇ファンも同時に回転して冷却風を発生し、電動
機の外表面を冷却風が流れ電動機が冷却される。この構
造の外扇ファンは外部から接触できないようにするとと
もに、前記外扇ファンで発生した冷却風を電動機の外表
面に案内するため、外扇ファンをカバーで覆っている。
このカバーは電動機本体に取付けている。
【0003】なお、電動機本体の反負荷側の回転軸に外
扇ファンを設け、電動機の回転により外扇ファンを回転
させて冷却風を発生させる構造の電動機を全閉外扇形電
動機と呼んでおり、紡績機の駆動源に用いられる全閉外
扇形電動機は、更に、紡績機の電動機及び制御盤等のハ
ウジング内に収納されて用いられている。
【0004】次に、この種の従来の全閉外扇形電動機の
構造について、具体的に説明する。図14は従来の全閉
外扇形電動機の要部断面図で、また、図15は従来の全
閉外扇形電動機を紡績機のハウジング中に据付けた状態
を示す外観図、図16は従来の全閉外扇形電動機を紡績
機のハウジング中に据付けた状態を示す要部断面図、そ
して、図17は従来の全閉外扇形電動機の外扇カバーの
取付状態を示す反負荷側ブラケットの要部側面図(a)
及び反負荷側ブラケットの突出座の中央断面図(b)で
あり、図18は従来の全閉外扇形電動機の外扇カバーの
側面図(a)及び部分断面を有する正面図(b)であ
る。図14において、12は全閉外扇形電動機100の
固定子、13は回転子鉄心である。4は回転子鉄心13
の中心に配設し、反負荷側ブラケット2と負荷側ブラケ
ット(図示せず)の軸箱に嵌合した軸受4aにより軸支
される回転軸である。この回転軸4の一端部は、冷却用
の外扇ファン3を取付けるために反負荷側ブラケット2
より突出している。3は電動機本体を冷却する冷却風A
を吸い込むための外扇ファンで、前記回転軸4に装着さ
れている。また、1は反負荷側ブラケット2及びその回
転軸に取付けられた外扇ファン3の外周及び端部を覆う
外扇カバーで、図17に詳細に示すように、反負荷側ブ
ラケット2に設けた突出座2aにネジ15で取付けられ
ている。
【0005】この外扇カバー1は、図18に詳細に示す
ように、全体として略椀形をしており、側部には冷却風
を吸い込むため円周方向に放射状に複数個の風窓1aが
設けられている。また、外扇カバー1の周方向には外扇
カバー1の取付用穴1bが複数個所設けられ、この取付
用穴1bは、普通、外扇カバー1の周囲に、90度間隔
に4個所設けられている。更に、この全閉外扇形電動機
100は、図15、図16に示すように、紡績機の制御
盤等を収納するハウジング6内に収納され、そこに設置
され、そこから動力を取出している。このハウジング6
には、外扇カバー1の側部の風窓1aに対向する位置に
ハウジング6の風窓6aが設けられている。なお、ハウ
ジング6の風窓6aの開口は、JISC4004の『回
転電気機械通則』の保護形式試験の試験指11のサイズ
により、開孔幅Eとなっている。
【0006】次に、従来の全閉外扇形電動機100の動
作について説明する。従来の回転電気機械は、前述のよ
うに構成され、固定子12に通電すると全閉外扇形電動
機100の回転軸4は所定の回転数にて回転し、回転軸
4に固定されている外扇ファン3が同時に回転し、外扇
カバー1の風窓1aより外気が吸い込まれ、外扇ファン
3の羽根部3aによって圧力を与えられて、外扇カバー
1によって案内され、外扇カバー1とブラケット2の間
の吐出部から吐出されフレーム5の外周放熱フィン5a
の表面を沿うように流れ、全閉外扇形電動機100内部
より発生される熱を放散させる。このとき、冷却風中の
塵,埃,オイルミスト等の異物が外扇カバー1の側面部
の風窓1a部分に付着堆積すると、風窓1aや吐出口が
塞がれてしまう。なお、この風窓1aの気孔のサイズ
は、JISC4004の『回転電気機械通則』の保護形
式試験の試験指11のサイズにより規定されている。例
えば、図14に示すように、前記JISで定めた試験紙
11が、外扇ファン3に接触しないこととなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の全閉
外扇形電動機100による異物混入の冷却風の場合に
は、ハウジング6の風窓6aや外扇カバー1の側面部の
風窓1aに異物が付着しやすく、かつ、それらが堆積し
易いことから、冷却風の流通が悪くなる。これにより、
冷却効果が悪くなり、温度上昇によるコイル焼損の要因
となるため、堆積がひどい機器の場合、風窓の異物除去
の点検を常時実施する必要があった。ハウジング6の風
窓6aに付着した異物は、ハウジング6の外部から除去
することができるが、外扇カバー1の風窓1aに付着し
た異物を除去するには、ハウジング6を取り除いた後、
外扇カバー1の風窓1aに付着した異物を除去せねばな
らず、除去するのに手間と時間を要し、かつ、面倒であ
った。
【0008】そこで、この発明はこのような問題を解決
するためになされたもので、風窓に付着した異物をハウ
ジングの外部から容易に除去することが可能な回転電気
機械の冷風装置の提供を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる回転電
気機械の冷風装置は、回転電気機械のブラケット及びそ
の回転軸に取付けられた外扇ファンの外周に配設され、
前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバー
と、前記外扇カバーが挿入される開孔部を設けた前記回
転電気機械を配設した装置のハウジングとを具備し、前
記外扇カバーの端部に固着され、前記外扇カバー内径内
に位置する部分に風窓を設けた側板により、前記ハウジ
ングに取付けるものである。
【0010】請求項2にかかる回転電気機械の冷風装置
は、回転電気機械のブラケット及びその回転軸に取付け
られた外扇ファンの外周に配設され、前記ブラケットと
の間に冷却路を形成する外扇カバーと、前記外扇カバー
の端部に固着され、かつ、前記外扇カバー内径内に位置
する部分に風窓を設けた前記回転電気機械を配設した装
置のハウジングとを具備するものである。
【0011】請求項3にかかる回転電気機械の冷風装置
は、回転電気機械のブラケット及び前記回転電気機械と
は別の電動機に取付けられた専用電動ファンの外周に配
設され、前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇
カバーと、前記外扇カバーが挿入される開孔部を設けた
前記回転電気機械を配設した装置のハウジングとを具備
し、前記外扇カバーの端部に固着され、前記外扇カバー
内径内に位置する部分に風窓を設けた側板に、前記電動
機に取付けられた専用電動ファンを配設して、前記ハウ
ジングに取付けるものである。
【0012】請求項4にかかる回転電気機械の冷風装置
は、回転電気機械のブラケット及び前記回転電気機械と
は別の電動機に取付けられた専用電動ファンの外周に配
設され、前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇
カバーと、前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前
記外扇カバー内径内に位置する部分に風窓を設け、更
に、前記電動機に取付けられた専用電動ファンを配設
し、前記回転電気機械を配設した装置のハウジングとを
具備するものである。
【0013】請求項5にかかる回転電気機械の冷風装置
は、回転電気機械のブラケット及び前記回転電気機械と
は別の電動機に取付けられた専用電動ファンを内部に配
設し、前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇カ
バーと、前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前記
外扇カバー内径内に位置する部分に風窓を設け、前記回
転電気機械を配設した装置のハウジングとを具備するも
のである。
【0014】請求項6にかかる回転電気機械の冷風装置
は、前記外扇カバーと前記ブラケットとの間の冷却路に
は、冷却風を回転電気機械の負荷側のフレーム表面から
吸い込み反負荷側に移動させるものである。
【0015】請求項7にかかる回転電気機械の冷風装置
は、前記風窓を前記切り起しにより形成し、しかも、装
置のハウジングの外側を上に、内側を下にした傾斜とし
たものである。
【0016】請求項8にかかる回転電気機械の冷風装置
は、前記風窓を前記平面状に形成したものである。
【0017】請求項9にかかる回転電気機械の冷風装置
は、前記風窓を前記外扇カバーの中心部に形成したもの
である。
【0018】請求項10にかかる回転電気機械の冷風装
置は、前記風窓を前記外扇カバーの中心部に突出させた
筒状として形成したものである。
【0019】請求項11にかかる回転電気機械の冷風装
置の前記風窓には、前記ハウジングの外部から取付け及
び取外し自在なフィルタを取付けたものである。
【0020】請求項12にかかる回転電気機械の冷風装
置の前記側板は、挿着位置を特定したものである。
【0021】請求項13にかかる回転電気機械の冷風装
置における前記回転電気機械は、負荷を伝達する回転軸
の一端に冷却風を発生させる全閉外扇形電動機としたも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の回転電気機械の
冷風装置を、回転電気機械を電動機として使用する実施
の形態について図を用いて説明する。 実施形態1.図1はこの発明の回転電気機械の冷風装置
における第一の実施の形態によるハウジングの中に据付
けた状態を示す外観図、図2はこの発明の回転電気機械
の冷風装置における第一の実施の形態を示す断面図、図
3はこの発明の回転電気機械の冷風装置における第一の
実施の形態を示す外扇カバーの外観図である。図におい
て、6は紡績機の配電盤及びこの実施の形態における回
転電気機械に相当する駆動源としての電動機200、そ
の他の機器等を収納するハウジング、1cはハウジング
6の開孔部6bを覆うように取付ける風窓1aを設けた
側板、1は側板1cに溶接等で取付けられて一体化した
外扇カバーである。7bはハウジング6のネジ穴、1b
は外扇カバー1をハウジング6に取付ける外扇カバー取
付用穴、7はハウジング6と側板1cを固定するネジで
ある。3は回転軸4に直結され、回転電気機械の回転と
同時に冷却風Aを吸い込む羽根部3aを周囲に形成した
外扇ファン、2は電動機200のブラケット、5はフレ
ーム、5aはフレーム5の外周に放射状に設けられた放
熱フィンである。
【0023】このように構成された電動機200におい
ては、固定子12に通電し、回転磁界を発生させると電
動機200の回転軸4は所定の回転数で回転し、回転軸
4に固定されている外扇ファン3が同時に回転し、外扇
カバー1の側板1cの風窓1aより外気が吸い込まれ、
外扇ファン3の羽根部3aによって加圧されて、外扇カ
バー1と反負荷側ブラケット2の外周部との隙間から吐
き出され、フレーム5の外周放熱フィン5aの表面に沿
うように流れ電動機200内部より発生される熱を、ブ
ラケット2、フレーム5、放熱フィン5aを介して放散
させる。
【0024】このとき、冷却風中の塵,埃,オイルミス
ト等の異物が存在していると、その冷却風を取り入れる
際に、外扇カバー1の側板1cに設けられた風窓1aに
異物が付着する。そして、この外扇カバー1の側板1c
に設けられた風窓1aに付着する異物は、使用時間及び
冷却風中の塵,埃,オイルミスト等の異物の存在に応じ
て堆積する。外扇カバー1の側板1cに設けられた風窓
1aに付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物は、
ハウジング6と側板1cとを固定しているネジ7を外す
ことにより、ハウジング6と側板1cとが分割でき、紡
績機用のハウジング6及び電動機200を取り外すこと
なく、側板1cの風窓1aに付着堆積した塵,埃,オイ
ルミスト等の異物を除去することができる。
【0025】この実施の形態においては、回転電気機械
としての電動機200のブラケット2及びその回転軸4
に取付けられた外扇ファン3の外周に配設され、ブラケ
ット2との間に冷却路を形成する外扇カバー1と、外扇
カバー1が挿入される開孔部6bを設けた回転電気機械
を配設した装置のハウジング6と、外扇カバー1の端部
に固着され、外扇カバー1内径内に位置する部分に風窓
1aを設け、ハウジング6に取付けられた側板1cとを
具備するものであり、これを請求項に対応する実施の形
態とすることができる。
【0026】この実施の形態においては、外扇カバー1
を外扇カバー1の側板1cへ溶接等で固着し、外扇カバ
ー1と側板1cとを一体化したことにより、外扇カバー
1をブラケット2へ固定する必要がなくなり、図2に示
すように、従来のブラケット2の外周に設けていた外扇
カバー1の取付け用突出座2aを廃止することが可能と
なり、ブラケット2の外周部より突起部をなくすことが
できる。当然、外扇カバー1の取付け用突出座2aによ
る冷却風の澱みがなくなり、ブラケット2の表面に塵,
埃,オイルミスト等の異物が付着し難くなる。また、外
扇カバー1の側板1cに設けられた風窓1aに付着堆積
した塵,埃,オイルミスト等の異物は、ハウジング6と
側板1cとを固定しているネジ7を外すことにより、側
板1cを紡績機用のハウジング6から容易に取り外しが
でき、側板1cの風窓1aに付着堆積した塵,埃,オイ
ルミスト等の異物をブラシによる浄化または水洗または
エアによる洗浄により除去することができる。故に、従
来のように、紡績機用のハウジング6及び電動機200
を取り外すことなく、側板1cの風窓1aに付着堆積し
た塵,埃,オイルミスト等の異物を除去することができ
る。よって、風窓1aに付着した異物をハウジング6の
外部から容易に除去することが可能となる。なお、この
実施の形態で説明した各構造は、後述する各実施の形態
で組合せて使用することができる。
【0027】実施形態2.図4はこの発明の回転電気機
械の冷風装置における第二の実施の形態によるハウジン
グの中に据付けた状態を示す要部断面図、図5はこの発
明の回転電気機械の冷風装置における第二の実施の形態
を示す側板の側面図、図6はこの発明の回転電気機械の
冷風装置における第二の実施の形態を示す外扇カバーの
外観図である。なお、図中、第一の実施の形態と同一符
号及び記号は第一の実施の形態の構成部分と同一または
相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複
する説明を省略し、その相違点のみ説明する。図におい
て、6は紡績機の配電盤及び駆動源としての電動機20
0、その他の機器等を収納するハウジングで、6cはそ
のハウジング6の開孔部で、筒状に折曲形成されてい
る。勿論、筒状に他の部材を溶接してもよい。6dはハ
ウジング6の開孔部6cを同心とする120度間隔に穿
設した案内孔である。側板1cは円板状となっており、
外扇カバー1の内径内に相当する位置に風窓1aが形成
されている。側板1cにはハウジング6の開孔部6cを
同心とする120度間隔に穿設した案内孔6dに挿入さ
れるロッド7Aが溶接または圧入等により固着されてい
る。ロッド7Aの側板1cの外面には大形の突出頭部7
Eを有している。突出頭部7Eはクランク状に折曲し、
リベット7Bで軸支したストッパ7Dを回動することに
より、ストッパ7Dの凹部に突出頭部7Eが嵌合され、
ハウジング6の開孔部6cに挿入した外扇カバー1が容
易に離脱しないように、かつ、容易に位置が回動しない
ように固定する。
【0028】このように構成された電動機200におい
ては、外気が外扇カバー1に取付けた側板1cの風窓1
aより吸い込まれ、外扇ファン3の羽根部3aによって
加圧されて、外扇カバー1と反負荷側ブラケット2の外
周部との隙間から吐き出され、フレーム5の外周放熱フ
ィン5aの表面に沿うように流れ電動機200内部より
発生される熱を、ブラケット2、フレーム5、放熱フィ
ン5aを介して放散させる。このとき、冷却風中の塵,
埃,オイルミスト等の異物が存在していると、その冷却
風を取り入れる際に、外扇カバー1の側板1cに設けら
れた風窓1aに異物が付着する。そして、この外扇カバ
ー1の側板1cに設けられた風窓1aに付着する異物
は、使用時間及び冷却風中の塵,埃,オイルミスト等の
異物の存在に応じて堆積する。外扇カバー1の側板1c
に設けられた風窓1aに付着堆積した塵,埃,オイルミ
スト等の異物は、ハウジング6と側板1cとを固定して
いるストッパ7Dを回動することにより、ストッパ7D
の凹部に係合している突出頭部7Eとの係合が解かれ、
側板1cをハウジング6の外方向に取出すことにより、
外扇カバー1をハウジング6の開孔部6cから抜き出す
ことができ、ハウジング6と側板1cとが分割でき、紡
績機用のハウジング6及び電動機200を取り外すこと
なく、側板1cの風窓1aに付着堆積した塵,埃,オイ
ルミスト等の異物を除去することができる。
【0029】特に、本実施の形態では、ハウジング6の
筒状の開孔部6cに外扇カバー1を挿入し、かつ、ハウ
ジング6の案内孔6dにロッド7Aを挿入するものであ
るから、面でガイドされるからガタツキがない挿着状態
が得られ、安定した取付け状態が維持され、喩え、外扇
カバー1が完全な円筒でなかったとしても、その回動が
防止でき、挿着状態が変化することがない。なお、本発
明を実施する場合には、ハウジング6の筒状の開孔部6
cに外扇カバー1を挿入する構造、または、ハウジング
6の案内孔6dにロッド7Aを挿入する構造の一方のみ
でも、その回動が防止でき、挿着状態が変化することが
ない効果を得ることができる。また、本実施の形態で
は、ストッパ7Dを回動し、側板1cの突出頭部7Eに
リベット7Bで支持したストッパ7Dの凹部に係合した
ことにより、ハウジング6の開孔部6cに挿入した外扇
カバー1が容易に離脱しないように、かつ、容易に位置
が回動しないように固定できる。また、ハウジング6と
側板1cとを固定しているストッパ7Dを回動すること
により、ストッパ7Dの凹部に係合している突出頭部7
Eとの係合が解かれ、容易に両者を分解することができ
る。これを請求項に対応する実施の形態とすることがで
きる。
【0030】この実施の形態においては、回転電気機械
としての電動機200のブラケット2及びその回転軸4
に取付けられた外扇ファン3の外周に配設され、ブラケ
ット2との間に冷却路を形成する外扇カバー1と、外扇
カバー1が挿入される開孔部6cを設けた回転電気機械
を配設した装置のハウジング6と、外扇カバー1の端部
に固着され、外扇カバー1内径内に位置する部分に風窓
1aを設け、ハウジング6に取付けられた側板1cとを
具備するものであり、これを請求項に対応する実施の形
態とすることができる。そして、この実施の形態におい
ては、外扇カバー1を外扇カバー1の側板1cへ溶接等
で固着し、外扇カバー1と側板1cとを一体化したこと
により、外扇カバー1をブラケット2へ固定する必要が
なくなり、従来のブラケット2の外周に設けていた外扇
カバー1の取付け用突出座2aを廃止することが可能と
なり、ブラケット2の外周部より突起部をなくすことが
できる。当然、外扇カバー1の取付け用突出座2aによ
る冷却風の澱みがなくなり、ブラケット2の表面に塵,
埃,オイルミスト等の異物が付着し難くなる。
【0031】また、ストッパ7Dを回動し、側板1cの
突出頭部7Eに係合することにより、ハウジング6の開
孔部6cに挿入した外扇カバー1が容易に離脱しないよ
うに、かつ、容易に位置が回動しないように固定でき、
また、ハウジング6と側板1cとを固定しているストッ
パ7Dを回動することにより、ストッパ7Dの凹部に係
合している突出頭部7Eとの係合が解かれ、容易に両者
を分解することができるから、組立て及び分解を行う際
に、何等工具を必要とせず、側板1cの風窓1aに付着
堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物をブラッシング
または洗浄により除去することができる。故に、従来の
ように、紡績機用のハウジング6及び電動機200を取
り外すことなく、側板1cの風窓1aに付着堆積した
塵,埃,オイルミスト等の異物を除去することができ
る。なお、この実施の形態で説明した各構造は、後述す
る各実施の形態で組合せて使用することができる。
【0032】実施形態3.図7はこの発明の回転電気機
械の冷風装置における第三の実施の形態によるハウジン
グ及びフィルタの状態を示す要部断面図、図8はこの発
明の回転電気機械の冷風装置における第三の実施の形態
による断面図である。なお、図中、第一の実施の形態と
同一符号及び記号は第一の実施の形態の構成部分と同一
または相当する構成部分を示すものであるから、ここで
は重複する説明を省略し、その相違点のみ説明する。図
において、1は紡績機用等のハウジング6に溶接等で固
着して一体化した外扇カバー、8は外扇カバー1の冷却
風の吸い込み孔、即ち、風窓6aに着脱可能なフィル
タ、6eは外扇カバー1と一体化したハウジング6の風
窓6aの上部を除く3方向をコ字状に囲むように溶接等
で取付けたL字状のレールで、ハウジング6とレール6
eとの間にスライド溝を形成し、そのハウジング6とレ
ール6eとの間のスライド溝にフィルタ8を挿着する。
【0033】このように構成された電動機200に通電
すると、回転軸4が回転し、外扇ファン3が回転する。
この外扇ファン3が回転することにより、冷却風Aをハ
ウジング6の内側へ吸い込むが、ハウジング6の外側の
冷却風中の異物はフィルタ8に付着し、外扇カバー1の
内側へ吸い込まれることなく、電動機200の外周にも
堆積することが防止できる。そして、冷却風中の異物を
フィルタ8に付着させることにより、外扇カバー内への
異物侵入を防ぎ、フィルタ8のみの清掃やメンテナンス
等を容易に行える。
【0034】この実施の態様においては、電動機200
のブラケット2及びその回転軸4に取付けられた外扇フ
ァン3の外周に配設され、前記ブラケット2との間に冷
却路を形成する外扇カバー1と、前記外扇カバー1の端
部に固着され、かつ、前記外扇カバー1内径内に位置す
る部分に風窓6aを設けた前記電動機200を配設した
装置のハウジング6とを具備するものであり、これを請
求項に対応する実施の形態とすることができる。
【0035】この実施の形態においては、外扇カバー1
をハウジング6に溶接等で固着し、外扇カバー1とハウ
ジング6とを一体化したことにより、外扇カバー1をブ
ラケット2へ固定する必要がなくなり、従来のブラケッ
ト2の外周に設けていた外扇カバー1の取付け用突出座
2aを廃止することが可能となり、ブラケット2の外周
部より突起部をなくすことができる。当然、外扇カバー
1の取付け用突出座2aによる冷却風の澱みがなくな
り、ブラケット2の表面に塵,埃,オイルミスト等の異
物が付着し難くなる。
【0036】また、この実施の態様の風窓6aには、前
記ハウジング6の外部から取付け及び取外し自在なフィ
ルタ8を取付けたものであり、これを請求項に対応する
実施の形態とすることができる。なお、このときの風窓
6aは、単に、1個の大孔からなる開口とすることがで
きるし、複数の小孔からなる開口とすることができる。
なお、この実施の形態で説明した各構造は、図9に示す
冷却風の流れ方向に関する技術及び図10に示す風窓6
aをガード6fをハウジングの内側、ガード6gをハウ
ジングの外側へ折り曲げる技術を除き、前述及び後述す
る各実施の形態で組合せて使用することができる。
【0037】何れの構成にせよ、電動機200に通電す
ると、回転軸4が回転し、外扇ファン3が回転する。こ
の外扇ファン3が回転することにより、冷却風Aをハウ
ジング6の内側へ吸い込むが、ハウジング6の外側の冷
却風中の異物はフィルタ8に付着し、外扇カバー1の内
側へ吸い込まれることなく、電動機200の外周にも堆
積することが防止できる。そして、冷却風中の異物をフ
ィルタ8に付着させることにより、外扇カバー1内への
異物侵入を防ぎ、フィルタ8のみの清掃やメンテナンス
等を容易に行える。ハウジング6からフィルタ8を分解
することができるから、組立て及び分解を行う際に、何
等工具を必要とせず、側板1cの風窓1aに付着堆積し
た塵,埃,オイルミスト等の異物をブラッシングまたは
洗浄により除去することができる。故に、従来のよう
に、紡績機用のハウジング6及び電動機200を取り外
すことなく、側板1cの風窓1aに付着堆積した塵,
埃,オイルミスト等の異物を除去することができる。
【0038】実施形態4.図9はこの発明の回転電気機
械の冷風装置における第四の実施の形態による断面図で
ある。なお、図中、第一の実施の形態と同一符号及び記
号は第一の実施の形態の構成部分と同一または相当する
構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明
を省略し、その相違点のみ説明する。第一乃至第三の実
施の形態にて説明した紡績機用等のハウジング6の中に
据付けられた電動機200の場合には、電動機200の
ブラケット2及びその回転軸4に取付けられた外扇ファ
ン3の外周に配設され、ブラケット2との間に冷却路を
形成する外扇カバー1について説明した。しかし、この
とき、回転軸4に取付けられた外扇ファン3を別の電動
機200に取付けられた専用電動ファン14とすること
ができる。
【0039】即ち、この実施の形態では、冷却を行う専
用電動フィン14を配設し、ハウジング6の内部から清
浄な冷却風Bを取り込むことにより、ハウジング6の外
部の異物の侵入を防ぎメンテナンスを容易にしたもので
あり、冷却専用ファン14は、側板1cに直接取り付け
たり、または紡績機のハウジング6に直接取り付けるこ
とにより、清浄な冷却風Bをハウジング6の内側から外
側へ吐出する方向とし、ハウジング6の外部の異物の侵
入を防ぐことができる。なお、この実施の形態では、空
気の図示しない取り入れ口に図7及び図8に示すフィル
タ8を配設することができる。外扇カバー1をハウジン
グ6の外部より取り外すことにより電動機200を分解
することなく、専用電動ファン14の清掃やメンテナン
スが容易にでき電動機200の外周にも異物の堆積が少
なくなる。なお、この実施の形態で説明した各構造は、
図10に示す風窓6aをガード6fをハウジング6の内
側、ガード6gをハウジング6の外側へ折り曲げる技術
を除き、前述及び後述する各実施の形態で組合せて使用
することができる。
【0040】回転電気機械としての電動機200のブラ
ケット2及び前記電動機200とは別の電動機に取付け
られた専用電動ファン14の外周に配設され、前記ブラ
ケット2との間に冷却路を形成する外扇カバー1と、前
記外扇カバー1が挿入される開孔部6bを設けた前記電
動機200を配設した装置のハウジング6と、前記外扇
カバー1の端部に固着され、前記外扇カバー1内径内に
位置する部分に風窓1aを設け、かつ、前記電動機20
0に取付けられた専用電動ファン14を配設し、前記ハ
ウジング6に取付けられた側板1cとを具備する実施の
態様を採用することができる。
【0041】また、電動機200のブラケット2及び前
記電動機200とは別の電動機に取付けられた専用電動
ファン14の外周に配設され、前記ブラケット2との間
に冷却路を形成する外扇カバー1と、前記外扇カバー1
の端部に固着され、かつ、前記外扇カバー1の内径内に
位置する部分に風窓1aを設け、更に、前記電動機に取
付けられた専用電動ファン14を配設し、前記電動機2
00を配設した装置のハウジング6とを具備する実施の
態様を採用することができる。
【0042】そして、電動機200のブラケット2及び
前記電動機200とは別の電動機に取付けられた専用電
動ファン14を内部に配設し、前記ブラケット2との間
に冷却路を形成する外扇カバー1と、前記外扇カバー1
の端部に固着され、かつ、前記外扇カバー1の内径内に
位置する部分に風窓1aを設け、前記電動機200を配
設した装置のハウジング6とを具備する実施の態様を採
用することができる。更に、前記外扇カバー1と前記ブ
ラケット2との間の冷却路には、冷却風を電動機200
の負荷側のフレーム表面から吸い込み反負荷側に移動さ
せるものであり、これを請求項に対応する実施の態様と
することができる。
【0043】実施形態5.図10はこの発明の回転電気
機械の冷風装置における第五の実施の形態による断面図
である。なお、図中、第一の実施の形態と同一符号及び
記号は第一の実施の形態の構成部分と同一または相当す
る構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説
明を省略し、その相違点のみ説明する。この実施の形態
は、電動機200のブラケット2及びその回転軸4に取
付けられた外扇ファン3の外周に配設され、前記ブラケ
ット2との間に冷却路を形成する外扇カバー1と、前記
外扇カバー1の端部に固着され、かつ、前記外扇カバー
1内径内に位置する部分に風窓6aを設けた前記電動機
200を配設した装置のハウジング6とを具備するもの
であり、更に、紡績機のハウジング6と一体化した外扇
カバー1の風窓6aを下斜傾、即ち、ガード6fをハウ
ジングの内側、ガード6gをハウジングの外側へ折り曲
げたことにより、JISC4004の『回転電気機械通
則』の保護形式試験の試験指11が外扇ファン3の羽根
部3aに触れることのないようにしたものである。ま
た、この実施の形態における風窓6aの開孔幅Dは、従
来の風窓6aの開孔幅E(図16参照)と比較すると、
D<Eと広くすることが可能となり、外扇カバー1の風
窓6aに冷却風中の塵,埃,オイルミスト等の異物が付
着し難くしたものである。
【0044】この実施の形態は、風窓6aを切り起しに
より形成し、しかも、装置のハウジング6の外側を上
に、内側を下にした傾斜としたものであり、これを請求
項に対応する実施の態様とすることができる。したがっ
て、この種の電動機200においては、固定子12に通
電すると、電動機本体の回転軸4が回転し、外扇ファン
3が回転する。外扇カバー1の風窓6aより外気が吸い
込まれ、冷却風の速度をE/D倍に増加させることがで
き、冷却風中の塵,埃,オイルミスト等の異物が風窓6
aに付着堆積することが防止でき、また、電動機200
外周の塵,埃,オイルミスト等の異物の付着堆積も軽減
でき、外扇カバー1の清掃も容易にできる。なお、この
実施の形態で説明した風窓6aをガード6fをハウジン
グの内側、ガード6gをハウジングの外側へ折り曲げる
構造は、図8に示すフィルタ8を配設する技術を除き、
前述及び後述する各実施の形態で組合せて使用すること
ができる。この図8に示すフィルタ8を配設する技術の
場合でもガード6fのみを形成する場合には適用可能で
ある。
【0045】実施形態6.図11はこの発明の回転電気
機械の冷風装置における第六の実施の形態による断面図
である。なお、図中、第一の実施の形態と同一符号及び
記号は第一の実施の形態の構成部分と同一または相当す
る構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説
明を省略し、その相違点のみ説明する。図において、回
転軸4に取付ける外扇ファン3は、その回転軸4の端面
と外扇ファン3の中心から羽根部3aに至るまでを平滑
面としている。因に、この実施の形態では、外扇ファン
3の回転軸4の中心から羽根部3aの外周までの径の略
1/2の径を回転軸4の端面と同一の平滑面としてい
る。また、紡績機用等のハウジング6に風窓6a及び風
窓6a1を設けている。ハウジング6に風窓6aは試験指
11が挿通できない程度の断面、風窓6a1は試験指11
が挿通できるものの、試験指11が挿通されたとき、外
扇ファン3の回転軸4の中心から羽根部3aの外周まで
の径の略1/3の径内に当接するようになっており、風
窓6a1に試験指11が挿通されても、回転軸4及び外扇
ファン3の平滑部分にのみ当接する。即ち、外扇ファン
3の回転軸4の中心に対向する風窓6a1は風窓6aから
試験指11が挿通できる程度に大きく形成することがで
き、その周囲の風窓6aは試験指11が挿通できない程
度に小さく形成する必要がある。
【0046】この実施の形態は、回転軸4に直結する外
扇ファン3と回転軸4の端面とに段差を持たず、平滑と
し、第一の実施の形態にて説明した紡績機用等のハウジ
ング6のに風窓6a1を設け、試験指11が回転軸4及び
その回転軸4の中心から羽根部3aの外周までの径の略
1/3の径内に対向させ、外扇ファン3の平面部に触れ
る構造とし、試験指11が外扇ファン3の平面部に触れ
てもよいという構造としたものである。これにより、外
扇カバー1の中心を大きく開孔でき、塵,埃,オイルミ
スト等の異物が吸い込み口に付着堆積することが軽減で
きる。なお、この実施の形態で説明した外扇ファン3と
回転軸4の端面とに段差を持たず、平滑面とし、第三及
び第五の実施の形態にて説明した紡績機用等のハウジン
グ6に風窓6a1を設け、試験指11を挿入しても前記平
滑面に触れる構造は、前述及び後述する各実施の形態で
組合せて使用することができる。
【0047】実施形態7.図12はこの発明の回転電気
機械の冷風装置における第七の実施の形態による断面図
である。なお、図中、第一の実施の形態と同一符号及び
記号は第一の実施の形態の構成部分と同一または相当す
る構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説
明を省略し、その相違点のみ説明する。図において、図
11の実施の形態と同様、回転軸4に取付ける外扇ファ
ン3は、その回転軸4の端面と外扇ファン3の中心から
羽根部3aに至るまでを平滑面としている。また、紡績
機用等のハウジング6に複数の風窓6a2を設けている。
ハウジング6の風窓6a2は試験指11が挿通できるもの
の、試験指11が挿通されたとき、回転軸4及び外扇フ
ァン3の平滑部分にのみ当接する。即ち、外扇ファン3
の回転軸4の中心に対向する風窓6a2は、風窓6a2から
試験指11が挿通できる程度に大きく形成することがで
きる。
【0048】この実施の形態は、回転軸4に直結する外
扇ファン3と回転軸4の端面とに段差を持たず、平滑と
し、第一の実施の形態にて説明した紡績機用等のハウジ
ング6のに複数の風窓6a2を設け、試験指11が外扇フ
ァン3の平面部に触れる構造とし、試験指11が外扇フ
ァン3の平面部に触れてもよいという構造としたもので
ある。これにより、回転軸4に取付けた外扇ファン3と
回転軸4の端面とを同一平滑面とし、この実施の形態に
て説明した紡績機用等のハウジング6の風窓6a2の面積
を広くし、冷却風中の塵,埃,オイルミスト等の異物が
風窓6a2に付着堆積しないようにし、また、風窓6a2の
面積を広くしたことにより、JISC4004の保護形
式試験の試験指11が外扇ファン3に触れてもよい構造
としている。なお、この実施の形態で説明した外扇ファ
ン3と回転軸4の端面とに段差を持たず、平滑面とし、
第三及び第五の実施の形態にて説明した紡績機用等のハ
ウジング6に風窓6a2を設け、試験指11を挿入しても
前記平滑面に触れる構造は、前述及び後述する各実施の
形態で組合せて使用することができる。
【0049】実施の形態8.図13はこの発明の回転電
気機械の冷風装置における第八の実施の形態による断面
図である。なお、図中、第一の実施の形態と同一符号及
び記号は第一の実施の形態の構成部分と同一または相当
する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する
説明を省略し、その相違点のみ説明する。図において、
10は紡績機のハウジング6に取付けた筒体で、この実
施の形態においては、外部筒10aが内径φ50mm未
満、内部筒10bが内径φ50mm以上で外扇カバー1
の内径未満、また、外部筒10a及び内部筒10bの深
さが80mm以上としたものである。なお、この筒体1
0はその断面積の広さが空気抵抗を小さくすることか
ら、ここでは円形を使用しているが、本発明を実施する
場合には、円形に拘束されるものではなく、他の断面形
状が使用できる。
【0050】ここで、外部筒10aが内径φ50mm未
満とし、かつ、外部筒10a及び内部筒10bが深さ8
0mm以上としたものは、JISC4004の保護形式
試験の試験指11が回転部に触れないようにしたもので
ある。風窓6aの開孔面積を広くでき、風窓6aで吸い
込む空気流が遅くなり、冷却風中の塵,埃,オイルミス
ト等の異物が付着堆積しないようにしている。
【0051】この実施の形態は、電動機200のブラケ
ット2及びその回転軸4に取付けられた外扇ファン3の
外周に配設され、前記ブラケット2との間に冷却路を形
成する外扇カバー1と、前記外扇カバー1の端部に固着
され、かつ、前記外扇カバー1内径内に位置する部分に
風窓6aを設けた前記電動機200を配設した装置のハ
ウジング6とを具備するものであり、更に、前記風窓6
aを前記外扇カバー1の中心部に突出させた筒状の筒体
10として形成したものであり、これを請求項に対応す
る実施の態様とすることができる。したがって、この種
の電動機200においては、固定子12に通電すると、
電動機本体の回転軸4が回転し、外扇ファン3が回転す
る。外扇カバー1の風窓6aより外気が吸い込まれ、冷
却風の速度を遅くでき、冷却風中の塵,埃,オイルミス
ト等の異物が風窓1aに付着堆積することが防止でき、
また、電動機200外周の塵,埃,オイルミスト等の異
物の付着堆積も軽減でき、外扇カバー1の清掃も容易に
できる。
【0052】ところで、この種の実施の形態は、電動機
200のブラケット2及びその回転軸4に取付けられた
外扇ファン3の外周に配設された前記ブラケット2との
間に冷却路を形成する外扇カバー1について説明した
が、外扇ファン3に代えて、前記電動機200とは別の
電動機に取付けられた専用電動ファン14を配設した場
合も同様となる。即ち、図示しないが、電動機200の
ブラケット2及び前記電動機200とは別の電動機に取
付けられた専用電動ファン14の外周に配設され、前記
ブラケット2との間に冷却路を形成する外扇カバー1
と、前記外扇カバー1の端部に固着され、かつ、前記外
扇カバー1の内径内に位置する部分に風窓6aを設け、
更に、前記電動機に取付けられた専用電動ファン14を
配設し、前記電動機200を配設した装置のハウジング
6とを具備し、更に、前記風窓6aを前記外扇カバー1
の中心部に突出させた筒状の筒体10として形成した実
施の態様を採用することができる。
【0053】そして、電動機200のブラケット2及び
前記電動機200とは別の電動機に取付けられた専用電
動ファン14を内部に配設し、前記ブラケット2との間
に冷却路を形成する外扇カバー1と、前記外扇カバー1
の端部に固着され、かつ、前記外扇カバー1の内径内に
位置する部分に風窓6aを設け、前記電動機200を配
設した装置のハウジング6とを具備し、更に、前記風窓
6aを前記外扇カバー1の中心部に突出させた筒状の筒
体10として形成する実施の態様を採用することができ
る。
【0054】何れにせよ、この種の電動機200におい
ては、固定子12に通電すると、電動機本体の回転軸4
が回転し、外扇ファン3が回転する。外扇カバー1の風
窓6aより外気が吸い込まれ、冷却風の速度を遅くで
き、冷却風中の塵,埃,オイルミスト等の異物が風窓1
aに付着堆積することが防止でき、また、電動機200
外周の塵,埃,オイルミスト等の異物の付着堆積も軽減
でき、外扇カバー1の清掃も容易にできる。なお、この
実施の形態で説明した風窓6aを前記外扇カバー1の中
心部に突出させた筒状の筒体10とした構造は、前述及
び後述する各実施の形態で組合せて使用することができ
る。
【0055】なお、当然ながら、上記各実施の形態に共
通し、JISC4004の保護形式試験に準拠すること
は、電気的及び機械的及び人的に安全性を確保すること
を意味する。また、上記各実施の形態においては、回転
電気機械を電動機として説明したが、本発明を実施する
場合には、電動機に限定されるものではなく、電磁誘導
作用に基づき、電力の発生、変換若しくは変圧を行い、
または電力を受けて機械動力を発生する回転電気機械一
般に使用できるものである。しかし、特に、その構造か
ら全閉外扇形電動機に使用するのが好適である。そし
て、回転電気機械を設置したハウジングを紡績機用の駆
動源を格納しているものを前提として説明したが、本発
明を実施する場合には、回転電気機械の種類と共にハウ
ジングの用途も変化するものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の回転電
気機械の冷風装置は、回転電気機械のブラケット及びそ
の回転軸に取付けられた外扇ファンの外周に配設され、
前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバー
と、前記外扇カバーが挿入される開孔部を設けた前記回
転電気機械を配設した装置のハウジングとを具備し、前
記外扇カバーの端部に固着された側板に、前記外扇カバ
ー内径内に位置する部分に風窓を設け、前記ハウジング
に取付けられたものである。したがって、外扇カバーを
外扇カバーの側板に固着したことにより、外扇カバーを
ブラケットへ固定する必要がなくなり、従来のような外
扇カバーの取付け用突出座による冷却風の澱みがなくな
り、ブラケットの表面に塵,埃,オイルミスト等の異物
が付着し難くなる。また、外扇カバーの側板に設けられ
た風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物
は、側板をハウジングから容易に取り外しができ、側板
の風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物を
ブラシによる浄化または水洗またはエアによる洗浄によ
り除去することができる。故に、従来のように、前記ハ
ウジング及び前記回転電気機械を取り外すことなく、側
板の風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物
を除去することができる。よって、ハウジングの中に据
付けられる回転電気機械において、外扇ファンが冷却風
とともに異物を吸込み、外扇カバーの内側等が目詰まり
したり、冷却効果が著しく低下したり、異物が堆積する
のを防ぐとともに、清掃・メンテナンス時の分解、組立
が容易になる。
【0057】請求項2の回転電気機械の冷風装置は、回
転電気機械のブラケット及びその回転軸に取付けられた
外扇ファンの外周に配設され、前記ブラケットとの間に
冷却路を形成する外扇カバーと、前記外扇カバーの端部
に固着され、かつ、前記外扇カバー内径内に位置する部
分に風窓を設けた前記回転電気機械を配設した装置のハ
ウジングとを具備するものである。したがって、外扇カ
バーを回転電気機械を配設した装置のハウジングに固着
したことにより、外扇カバーをブラケットへ固定する必
要がなくなり、従来のような外扇カバーの取付け用突出
座による冷却風の澱みがなくなり、ブラケットの表面に
塵,埃,オイルミスト等の異物が付着し難くなる。ま
た、外扇カバーのハウジングに設けられた風窓に付着堆
積した塵,埃,オイルミスト等の異物は、ハウジングの
風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物をブ
ラシによる浄化またはエアによる洗浄により除去するこ
とができる。故に、従来のように、前記ハウジング及び
前記回転電気機械を取り外すことなく、ハウジングの風
窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物を除去
することができる。よって、ハウジングの中に据付けら
れる回転電気機械において、外扇ファンが冷却風ととも
に異物を吸込み、外扇カバーの内側等が目詰まりした
り、冷却効果が著しく低下したり、異物が堆積するのを
防ぐとともに、清掃・メンテナンス時の分解、組立が容
易になる。
【0058】請求項3の回転電気機械の冷風装置は、回
転電気機械のブラケット及び前記回転電気機械とは別の
電動機に取付けられた専用電動ファンの外周に配設さ
れ、前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバ
ーと、前記外扇カバーが挿入される開孔部を設けた前記
回転電気機械を配設した装置のハウジングとを具備し、
前記外扇カバーの端部に固着された側板に、前記外扇カ
バー内径内に位置する部分に風窓を設け、かつ、前記電
動機に取付けられた専用電動ファンを配設したものであ
る。したがって、外扇カバーを外扇カバーの側板に固着
したことにより、外扇カバーをブラケットへ固定する必
要がなくなり、従来のような外扇カバーの取付け用突出
座による冷却風の澱みがなくなり、ブラケットの表面に
塵,埃,オイルミスト等の異物が付着し難くなる。ま
た、外扇カバーの側板に設けられた風窓に付着堆積した
塵,埃,オイルミスト等の異物は、専用電動ファンを配
設した側板をハウジングから容易に取り外しができ、側
板の風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物
をブラシによる浄化またはエアによる洗浄により除去す
ることができる。故に、従来のように、前記ハウジング
及び前記回転電気機械を取り外すことなく、側板の風窓
に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物を除去す
ることができる。よって、ハウジングの中に据付けられ
る回転電気機械において、外扇ファンが冷却風とともに
異物を吸込み、外扇カバーの内側等が目詰まりしたり、
冷却効果が著しく低下したり、異物が堆積するのを防ぐ
とともに、清掃・メンテナンス時の分解、組立が容易に
なる。
【0059】請求項4の回転電気機械の冷風装置は、回
転電気機械のブラケット及び前記回転電気機械とは別の
電動機に取付けられた専用電動ファンの外周に配設さ
れ、前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバ
ーと、前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前記外
扇カバー内径内に位置する部分に風窓を設け、更に、前
記電動機に取付けられた専用電動ファンを配設し、前記
回転電気機械を配設した装置のハウジングとを具備する
ものである。したがって、外扇カバー及び専用電動ファ
ンを回転電気機械を配設した装置のハウジングに固着し
たことにより、冷却風の通路に取付け部分が配設されな
いから、従来のような外扇カバーの取付け用突出座によ
る冷却風の澱みがなくなり、ブラケットの表面に塵,
埃,オイルミスト等の異物が付着し難くなる。また、外
扇カバーのハウジングに設けられた風窓に付着堆積した
塵,埃,オイルミスト等の異物は、ハウジングの風窓に
付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物をブラシに
よる浄化またはエアによる洗浄により除去することがで
きる。故に、従来のように、前記ハウジング及び前記回
転電気機械を取り外すことなく、ハウジングの風窓に付
着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物を除去するこ
とができる。よって、ハウジングの中に据付けられる回
転電気機械において、外扇ファンが冷却風とともに異物
を吸込み、外扇カバーの内側等が目詰まりしたり、冷却
効果が著しく低下したり、異物が堆積するのを防ぐとと
もに、清掃・メンテナンス時の分解、組立が容易にな
る。
【0060】請求項5の回転電気機械の冷風装置は、回
転電気機械のブラケット及び前記回転電気機械とは別の
電動機に取付けられた専用電動ファンを内部に配設し、
前記ブラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバー
と、前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前記外扇
カバー内径内に位置する部分に風窓を設け、前記回転電
気機械を配設した装置のハウジングとを具備するもので
ある。したがって、外扇カバーを回転電気機械を配設し
た装置のハウジングに固着し、かつ、専用電動ファンの
外周を固着したことにより、冷却風の通路に取付け部分
が配設されないから、従来のような外扇カバーの取付け
用突出座による冷却風の澱みがなくなり、ブラケットの
表面に塵,埃,オイルミスト等の異物が付着し難くな
る。また、外扇カバーのハウジングに設けられた風窓に
付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物は、ハウジ
ングの風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異
物をブラシによる浄化またはエアによる洗浄により除去
することができる。故に、従来のように、前記ハウジン
グ及び前記回転電気機械を取り外すことなく、ハウジン
グの風窓に付着堆積した塵,埃,オイルミスト等の異物
を除去することができる。よって、ハウジングの中に据
付けられる回転電気機械において、外扇ファンが冷却風
とともに異物を吸込み、外扇カバーの内側等が目詰まり
したり、冷却効果が著しく低下したり、異物が堆積する
のを防ぐとともに、清掃・メンテナンス時の分解、組立
が容易になる。
【0061】請求項6の回転電気機械の冷風装置は、前
記外扇カバーと前記ブラケットとの間の冷却路に対し
て、冷却風を回転電気機械の負荷側のフレーム表面から
吸い込み反負荷側に移動させるものであり、請求項1乃
至請求項5の何れか1つに記載の効果に加えて、冷却風
を塵,埃,オイルミスト等の異物が存在しないクリーン
な空気を導入することができる。
【0062】請求項7の回転電気機械の冷風装置の前記
風窓は、前記切り起しにより形成し、しかも、装置のハ
ウジングの外側を上に、内側を下にした傾斜としたもの
であり、請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の効
果に加えて、見掛け上の風窓の開口面積を大きくし、冷
却空気の取り入れ速度を遅くすることができ、塵,埃,
オイルミスト等の異物の取入れる確率を低下させる。
【0063】請求項8の回転電気機械の冷風装置の前記
風窓は、前記平面状に形成したものであり、請求項1乃
至請求項6の何れか1つに記載の効果に加えて、他のフ
ィルタの配設が可能となり、かつ、装置全体がコンパク
トになる。
【0064】請求項9の回転電気機械の冷風装置の前記
風窓は、前記外扇カバーの中心部に形成したものであ
り、請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の効果に
加えて、羽根部から離れているので前記風窓の開口面積
を大きくすることができ、流体抵抗を小さくすることが
でき、塵,埃,オイルミスト等の異物の取入れる確率を
低下させる。また、他のフィルタの配設が可能となり、
かつ、装置全体がコンパクトになる。
【0065】請求項10の回転電気機械の冷風装置の前
記風窓は、前記外扇カバーの中心部に突出させた筒状と
して形成したものであり、請求項1乃至請求項6の何れ
か1つに記載の効果に加えて、羽根部から離れているの
で前記風窓の開口面積を大きくすることができ、流体抵
抗を小さくすることができ、塵,埃,オイルミスト等の
異物の取入れる確率を低下させる。
【0066】請求項11の回転電気機械の冷風装置の前
記風窓には、前記ハウジングの外部から取付け及び取外
し自在なフィルタを取付けたものであり、請求項1乃至
請求項10の何れか1つに記載の効果に加えて、塵,
埃,オイルミスト等の異物の除去効率を高くし、更に、
その洗浄を容易とすることができる。
【0067】請求項12の回転電気機械の冷風装置の前
記側板には、挿着位置を特定するものであるから、請求
項1または請求項3に記載の効果に加えて、外扇カバー
の形状等が複雑であり、挿着状態が特定されているもの
の設定が容易である。また挿着状態でガタツキが発生し
難い。
【0068】請求項13の回転電気機械の冷風装置の前
記回転電気機械は、負荷を伝達する回転軸の一端に冷却
風を発生させる全閉外扇形電動機としたものであり、請
求項1乃至請求項11の何れか1つに記載の効果に加え
て、特に、冷却をブラケットの表面で行うことができる
ことから、全閉外扇形電動機に使用するのが冷却特性と
して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第一の実施の形態によるハウジングの中に据付け
た状態を示す外観図である。
【図2】 図2はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第一の実施の形態を示す断面図である。
【図3】 図3はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第一の実施の形態を示す外扇カバーの外観図であ
る。
【図4】 図4はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第二の実施の形態によるハウジングの中に据付け
た状態を示す要部断面図である。
【図5】 図5はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第二の実施の形態を示す側板の側面図である。
【図6】 図6はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第二の実施の形態を示す外扇カバーの外観図であ
る。
【図7】 図7はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第三の実施の形態によるハウジング及びフィルタ
の状態を示す要部断面図である。
【図8】 図8はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第三の実施の形態による断面図である。
【図9】 図9はこの発明の回転電気機械の冷風装置に
おける第四の実施の形態による断面図である。
【図10】 図10はこの発明の回転電気機械の冷風装
置における第五の実施の形態による断面図である。
【図11】 図11はこの発明の回転電気機械の冷風装
置における第六の実施の形態による断面図である。
【図12】 図12はこの発明の回転電気機械の冷風装
置における第七の実施の形態による断面図である。
【図13】 図13はこの発明の回転電気機械の冷風装
置における第八の実施の形態による断面図である。
【図14】 図14は従来の全閉外扇形電動機の要部断
面図である。
【図15】 図15は従来の全閉外扇形電動機を紡績機
のハウジング中に据付けた状態を示す外観図である。
【図16】 図16は従来の全閉外扇形電動機を紡績機
のハウジング中に据付けた状態を示す要部断面図であ
る。
【図17】 図17は従来の全閉外扇形電動機の外扇カ
バーの取付状態を示す反負荷側ブラケットの要部側面図
(a)及び反負荷側ブラケットの突出座の中央断面図
(b)である。
【図18】 図18は従来の全閉外扇形電動機の外扇カ
バーの側面図(a)及び部分断面を有する正面図(b)
である。
【符号の説明】
1 外扇カバー 2 ブラケット 3 外扇ファン 4 回転軸 5 フレーム 6 ハウジング 8 フィルタ 1a 風窓 6a 風窓 1c 外扇カバーの側板 10 筒状の風窓 11 試験指 14 専用電動ファン 3a 外扇ファンの羽根部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電気機械のブラケット及びその回転
    軸に取付けられた外扇ファンの外周に配設され、前記ブ
    ラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバーと、 前記外扇カバーが挿入される開孔部を設けた前記回転電
    気機械を配設した装置のハウジングと、 前記外扇カバーの端部に固着され、前記外扇カバー内径
    内に位置する部分に風窓を設け、前記ハウジングに取付
    けられた側板とを具備することを特徴とする回転電気機
    械の冷風装置。
  2. 【請求項2】 回転電気機械のブラケット及びその回転
    軸に取付けられた外扇ファンの外周に配設され、前記ブ
    ラケットとの間に冷却路を形成する外扇カバーと、 前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前記外扇カバ
    ー内径内に位置する部分に風窓を設けた前記回転電気機
    械を配設した装置のハウジングとを具備することを特徴
    とする回転電気機械の冷風装置。
  3. 【請求項3】 回転電気機械のブラケット及び前記回転
    電気機械とは別の電動機に取付けられた専用電動ファン
    の外周に配設され、前記ブラケットとの間に冷却路を形
    成する外扇カバーと、 前記外扇カバーが挿入される開孔部を設けた前記回転電
    気機械を配設した装置のハウジングと、 前記外扇カバーの端部に固着され、前記外扇カバー内径
    内に位置する部分に風窓を設け、かつ、前記電動機に取
    付けられた専用電動ファンを配設し、前記ハウジングに
    取付けられた側板とを具備することを特徴とする回転電
    気機械の冷風装置。
  4. 【請求項4】 回転電気機械のブラケット及び前記回転
    電気機械とは別の電動機に取付けられた専用電動ファン
    の外周に配設され、前記ブラケットとの間に冷却路を形
    成する外扇カバーと、 前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前記外扇カバ
    ー内径内に位置する部分に風窓を設け、更に、前記電動
    機に取付けられた専用電動ファンを配設し、前記回転電
    気機械を配設した装置のハウジングとを具備することを
    特徴とする回転電気機械の冷風装置。
  5. 【請求項5】 回転電気機械のブラケット及び前記回転
    電気機械とは別の電動機に取付けられた専用電動ファン
    を内部に配設し、前記ブラケットとの間に冷却路を形成
    する外扇カバーと、 前記外扇カバーの端部に固着され、かつ、前記外扇カバ
    ー内径内に位置する部分に風窓を設け、前記回転電気機
    械を配設した装置のハウジングとを具備することを特徴
    とする回転電気機械の冷風装置。
  6. 【請求項6】 前記外扇カバーと前記ブラケットとの間
    の冷却路には、冷却風を回転電気機械の負荷側のフレー
    ム表面から吸い込み反負荷側に移動させることを特徴と
    する請求項3乃至請求項5の何れか1つに記載の回転電
    気機械の冷風装置。
  7. 【請求項7】 前記風窓は、前記切り起しにより形成
    し、しかも、装置のハウジングの外側を上に、内側を下
    にした傾斜としたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    6の何れか1つに記載の回転電気機械の冷風装置。
  8. 【請求項8】 前記風窓は、前記平面状に形成したこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載
    の回転電気機械の冷風装置。
  9. 【請求項9】 前記風窓は、前記外扇カバーの中心部に
    形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れ
    か1つに記載の回転電気機械の冷風装置。
  10. 【請求項10】 前記風窓は、前記外扇カバーの中心部
    に突出させた筒状として形成したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項6の何れか1つに記載の回転電気機械の
    冷風装置。
  11. 【請求項11】 前記風窓には、前記ハウジングの外部
    から取付け及び取外し自在なフィルタを取付けたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1つに記載
    の回転電気機械の冷風装置。
  12. 【請求項12】 前記側板は、挿着位置を特定したこと
    を特徴とする請求項1または請求項3に記載の回転電気
    機械の冷風装置。
  13. 【請求項13】 前記回転電気機械は、負荷を伝達する
    回転軸の一端に冷却風を発生させる全閉外扇形電動機と
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れか
    1つに記載の回転電気機械の冷風装置。
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