JPH0988707A - 内燃機関の燃料制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料制御装置

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JPH0988707A
JPH0988707A JP24404395A JP24404395A JPH0988707A JP H0988707 A JPH0988707 A JP H0988707A JP 24404395 A JP24404395 A JP 24404395A JP 24404395 A JP24404395 A JP 24404395A JP H0988707 A JPH0988707 A JP H0988707A
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JP
Japan
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intake
resistance
internal combustion
combustion engine
increase
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JP24404395A
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衛 ▲吉▼岡
Mamoru Yoshioka
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸排気抵抗が増加した状態においても、吸入
空気量比に基づく大気圧(高度)学習を精度良く実施す
る。 【解決手段】 デポジット学習値KDPCに応じたエン
ジン回転速度上限値NEdpを求め、現在のエンジン回転
速度NEと比較し、NE≧NEdpのとき、すなわちエン
ジン回転速度が上限値以上のときには、高度学習の実行
を抑止し、一方、NE<NEdpのとき、すなわちエンジ
ン回転速度が上限値未満のときには、現在の吸入空気量
GNと基準吸入空気量GNmax との比をとることによ
り、すなわち、KPA←GN/GNmax なる演算によ
り、高度学習値としての大気圧補正係数KPAを算出す
る。または、デポジット学習値KDPCに応じて基準吸
入空気量GNmax を補正し、吸入空気量GNとこの補正
後の基準吸入空気量との比をとることにより、KPAを
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機関高負荷領域に
おける吸入空気量比に基づき大気圧すなわち高度を学習
する手段を備えた、内燃機関の燃料制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の燃料制御装置にお
いては、大気圧センサを設けることなく、高負荷領域に
おける吸入空気量の比(すなわち空気密度の比)に基づ
き大気圧すなわち高度を学習し、その学習値を燃料噴射
量等の制御に利用するものが知られている。例えば、特
開昭63−105258号公報に開示されている装置は、O2
ンサによる空燃比フィードバック制御により、基本燃料
噴射量に対する要求燃料噴射量のズレをエリア別に学習
する装置であって、各機関回転速度でスロットル弁開度
の変化に対し吸入空気量の変化が安定する領域における
学習値(吸入空気量のズレ)を、空気密度(大気圧、高
度)変化分として燃料噴射量演算に反映させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような、従来技術に係る大気圧学習は、吸排気抵抗の
変化の影響について深く考究したものではない。すなわ
ち、吸排気抵抗が通常よりも増大した状態では、平地走
行時においても、つまり空気密度が低下していない状態
においても、吸入空気量は低下する。図1は、スロット
ル全開(WOT)域におけるエンジン回転速度NEとエ
ンジン1回転当たりの吸入空気量GNとの関係を、吸排
気抵抗が正常の場合及び増加した場合について示す特性
図であるが、この図に示されるように、エンジン回転速
度NEが高いほどすなわち高負荷ほど、吸排気抵抗の増
加による吸入空気量GNの低下の度合いは大きくなる。
このような条件下で大気圧(高度)学習を行うと、誤学
習となる可能性がある。また、誤学習された結果、過度
の燃料が供給されて、排気エミッションの悪化を招くと
いった問題が生ずる。
【0004】かかる吸排気抵抗の増加をもたらす要因と
しては、次のようなものが考えられる。まず、吸気抵抗
の増加は、エアエレメント目詰まりや吸気デポジット付
着によってもたらされる。ここで、デポジットとは、主
として、エンジンオイルが吸気弁をつたって上方から落
ちてきて、それが熱により固体化したものである。吸気
系におけるデポジット付着量が多くなると、吸気抵抗が
大きくなって、吸入空気量が低下する。なお、吸気抵抗
の増加は、直接排気エミッションを悪化させる原因とは
ならないが、出力の低下を招くものである。また、排気
抵抗の増加は、主として触媒溶損によってもたらされ
る。排気抵抗の増加は、直接排気エミッションを悪化さ
せる原因となる。
【0005】かかる実情に鑑み、本発明の目的は、吸排
気抵抗が増加した状態においても、吸入空気量比に基づ
く大気圧(高度)学習を精度良く実施することが可能な
内燃機関の燃料制御装置を提供することにより、空燃比
制御精度、従って排気エミッションの更なる向上に寄与
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、以下に記載されるような技術構成を採用
する。すなわち、本願第1の発明に係る、内燃機関の燃
料制御装置は、内燃機関の高負荷領域での吸入空気量比
に基づく大気圧学習を実行する燃料制御装置において、
内燃機関の吸排気抵抗が通常よりも増大していることを
検出する抵抗検出手段と、前記抵抗検出手段により吸排
気抵抗の増大が検出されたときに、大気圧学習を実行す
べき高負荷領域の上限値を低減する上限値低減手段と、
を具備することを特徴とする。
【0007】また、第2の発明に係る装置は、第1の発
明に係る装置において、上限値低減手段による上限値の
低減の度合いが吸排気抵抗の増大量に応じて可変とされ
るようにしたものである。
【0008】また、第3の発明に係る装置は、内燃機関
の高負荷領域での吸入空気量比に基づく大気圧学習を実
行する燃料制御装置において、内燃機関の吸排気抵抗が
通常よりも増大していることを検出する抵抗検出手段
と、前記抵抗検出手段により吸排気抵抗の増大が検出さ
れたときに、該吸排気抵抗増大量に応じて、吸入空気量
により決定される燃料噴射制御量を補正する制御量補正
手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】また、第4の発明に係る装置は、第1から
第3までの発明に係る装置において、吸排気抵抗の増大
の要因を識別する要因識別手段をさらに具備するように
したものである。
【0010】また、第5の発明に係る装置は、内燃機関
の高負荷領域での吸入空気量比に基づく大気圧学習を実
行する燃料制御装置において、内燃機関の吸排気抵抗が
通常よりも増大していることを検出する抵抗検出手段
と、前記抵抗検出手段により吸排気抵抗の増大が検出さ
れたときに、該吸排気抵抗増大が、吸気デポジット付着
による吸気抵抗の増大によるものか、吸気デポジット付
着以外の要因による吸気抵抗の増大によるものか、又は
排気抵抗の増大によるものか、を判別するとともに、吸
気デポジット付着以外の要因による吸気抵抗の増大によ
るもの又は排気抵抗の増大によるものの場合に異常を報
知する警報手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】上記の如く構成された、第1の発明に係
る、内燃機関の燃料制御装置においては、吸排気抵抗の
増加に伴う吸入空気量の低下の度合いが大きい領域で、
大気圧(高度)学習が抑止されるため、誤学習となる事
態が回避される。
【0012】また、第2の発明に係る装置においては、
吸排気抵抗の増大量に応じて大気圧(高度)学習の実行
領域が可変とされるため、第1の発明に係る装置より
も、広い範囲の高負荷領域で大気圧学習がなされること
となる。
【0013】また、第3の発明に係る装置においては、
吸排気抵抗の増大量に応じた補正が行われるため、第1
の発明に係る装置よりも、正確な大気圧学習がなされる
こととなる。
【0014】また、第4の発明に係る装置においては、
吸排気抵抗の増大の要因が何かを判別しているため、よ
り正確な大気圧(高度)学習がなされることとなる。ま
た、判別された要因を他の制御にも利用することができ
る。
【0015】また、第5の発明に係る装置においては、
放置することが適当でない異常状態について警報が出さ
れるため、排気エミッション悪化に対する何らかの対策
が早期にとられることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を説明する。
【0017】図2は、本発明の実施例に係る燃料制御装
置を備えた電子制御式内燃機関の全体概要図である。エ
ンジン20の燃焼に必要な空気は、エアクリーナ2でろ
過され、スロットルボデー4を通ってサージタンク(イ
ンテークマニホルド)6で各気筒の吸気管7に分配され
る。なお、その吸入空気流量は、スロットルボデー4に
設けられたスロットル弁5により調節されるとともに、
熱式エアフローメータ40により質量流量として計測さ
れる。また、吸入空気温度は、吸気温センサ43により
検出される。さらに、吸気管圧力は、バキュームセンサ
41によって検出される。
【0018】また、スロットル弁5の開度は、スロット
ル開度センサ42により検出される。また、スロットル
弁5が全閉状態のときには、アイドルスイッチ52がオ
ンとなり、その出力であるスロットル全閉信号がアクテ
ィブとなる。また、スロットル弁5をバイパスするアイ
ドルアジャスト通路8には、アイドル時の空気流量を調
節するためのアイドル回転速度制御弁(ISCV)66
が設けられている。
【0019】一方、燃料タンク10に貯蔵された燃料
は、燃料ポンプ11によりくみ上げられ、燃料配管12
を経て燃料噴射弁60により吸気管7に噴射される。
【0020】吸気管7では、空気と燃料とが混合され、
その混合気は、吸気弁24を介してエンジン本体すなわ
ち気筒(シリンダ)20の燃焼室21に吸入される。燃
焼室21において、混合気は、ピストン23により圧縮
された後、点火されて爆発・燃焼し、動力を発生する。
そのような点火は、点火信号を受けたイグナイタ62
が、点火コイル63の1次電流の通電及び遮断を制御
し、その2次電流が、点火ディストリビュータ64を介
してスパークプラグ65に供給されることによりなされ
る。
【0021】なお、点火ディストリビュータ64には、
その軸が例えばクランク角(CA)に換算して720°
CAごとに基準位置検出用パルスを発生させる基準位置
検出センサ50、及び30°CAごとに位置検出用パル
スを発生させるクランク角センサ51が設けられてい
る。なお、実際の車速は、車速を表す出力パルスを発生
させる車速センサ53によって検出される。また、エン
ジン20は、冷却水通路22に導かれた冷却水により冷
却され、その冷却水温度は、水温センサ44によって検
出される。
【0022】燃焼した混合気は、排気ガスとして排気弁
26を介して排気マニホルド30に放出され、次いで排
気管34に導かれる。なお、排気管34には、排気ガス
中の酸素濃度を検出するO2 センサ45が設けられてい
る。さらにそれより下流の排気系には、触媒コンバータ
38が設けられており、その触媒コンバータ38には、
排気ガス中の未燃成分(HC,CO)の酸化と窒素酸化
物(NOx )の還元とを同時に促進する三元触媒が収容
されている。こうして触媒コンバータ38において浄化
された排気ガスが大気中に排出される。
【0023】なお、後述する第4実施例では、特に、ス
ロットル弁5より上流側の圧力(スロットル前圧)を測
定するための圧力センサ46が設けられ、また、吸気抵
抗及び排気抵抗の異常を報知するための吸気異常ランプ
68及び排気異常ランプ69が設けられている。
【0024】エンジン電子制御ユニット(エンジンEC
U)70は、燃料噴射制御、点火時期制御、アイドル回
転速度制御などに加え、本発明に係る大気圧(高度)学
習を実行するマイクロコンピュータシステムであり、そ
のハードウェア構成は、図3のブロック図に示される。
リードオンリメモリ(ROM)73に格納されたプログ
ラム及び各種のマップに従って、中央処理装置(CP
U)71は、各種センサ及びスイッチからの信号をA/
D変換回路75又は入力インタフェース回路76を介し
て入力し、その入力信号に基づいて演算処理を実行し、
その演算結果に基づき駆動制御回路77a〜77eを介
して各種アクチュエータ用制御信号を出力する。ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)74は、その演算・制御処
理過程における一時的なデータ記憶場所として使用され
る。また、バックアップRAM79は、バッテリ(図示
せず)に直接接続されることにより電力の供給を受け、
イグニションスイッチがオフの状態においても保持され
るべきデータ(例えば、各種の学習値)を格納するため
に使用される。また、これらのECU内の各構成要素
は、アドレスバス、データバス、及びコントロールバス
からなるシステムバス72によって接続されている。
【0025】以上のようなハードウェア構成を有する内
燃機関(エンジン)において実行されるECU70のエ
ンジン制御処理について、以下、説明する。
【0026】燃料噴射制御は、基本的には、エンジン1
回転当たりの吸入空気量(質量)に基づいて、所定の目
標空燃比を達成する燃料噴射量すなわち燃料噴射弁60
による噴射時間を演算し、所定のクランク角に達した時
点で燃料を噴射すべく、駆動制御回路77aを介して燃
料噴射弁60を制御するものである。なお、エンジン1
回転当たりの吸入空気量(質量)は、熱式エアフローメ
ータ40により計測される吸入空気流量(質量)とクラ
ンク角センサ51から得られるエンジン回転速度とから
算出される。そして、かかる燃料噴射量演算の際には、
スロットル開度センサ42、吸気温センサ43、水温セ
ンサ44等の各センサからの信号に基づく基本的な補
正、O2 センサ45からの信号に基づく空燃比フィード
バック補正、そのフィードバック補正値の中央値が理論
空燃比となるようにする空燃比学習補正等が加えられ
る。
【0027】また、点火時期制御は、クランク角センサ
51から得られるエンジン回転速度及びその他のセンサ
からの信号により、エンジンの状態を総合的に判定し、
最適な点火時期を決定し、駆動制御回路77bを介して
イグナイタ62に点火信号を送るものである。
【0028】また、アイドル回転速度制御は、アイドル
スイッチ52からのスロットル全閉信号及び車速センサ
53からの車速信号によってアイドル状態を検出すると
ともに、水温センサ44からのエンジン冷却水温度等に
よって決められる目標回転速度と実際のエンジン回転速
度とを比較し、その差に応じて目標回転速度となるよう
に制御量を決定し、駆動制御回路77cを介してISC
V66を制御して空気量を調節することにより、最適な
アイドル回転速度を維持するものである。
【0029】以上に説明した各種の制御において、高度
すなわち大気圧に基づく補正が必要となる。本発明は、
前述したように、吸排気抵抗が増加した状態において
も、吸入空気量比(空気密度比)に基づく大気圧(高
度)学習を精度良く実施することが可能な装置を提供し
ようというものである。以下、どのように吸排気抵抗を
検出して高度学習を実行するかについて、4つの実施例
を採り上げ、詳細に説明する。
【0030】まず、第1及び第2の発明に係る第1実施
例について説明する。加減速時などの過渡状態において
は、吸気管圧力の変化に伴い、吸気系の壁面に付着する
燃料量が変化するため、燃料噴射弁の開弁時間に応じた
燃料量がそのまま燃焼室に供給されることはない。その
ため、過渡運転時には、吸気系壁面付着量の変化を考慮
した燃料噴射量の補正が行われる。すなわち、加速時に
は、吸気管圧力の増加(負圧の減少)に伴い壁面付着量
が増加するため、燃料噴射量を増量し、減速時には、吸
気管圧力の減少(負圧の増加)に伴い壁面付着量が減少
するため、燃料噴射量を減量する、という補正が実行さ
れる。
【0031】そして、かかる吸気壁面燃料付着量は、前
記したデポジット付着量によって相違してくる。すなわ
ち、吸気壁面デポジット付着量が増加すると、表面積が
大きくなるため、吸気壁面燃料付着量も増加する。その
結果、加速時に壁面に付着する燃料量や減速時に壁面か
ら持ち去られる燃料量が多くなる。従って、加速時のリ
ッチズレや減速時のリーンズレが大きくなる。燃料噴射
制御においては、加速時のリッチズレ度合いによって、
デポジットがどれだけ付着しているかを把握するデポジ
ット学習が行われる。本実施例に係る燃料噴射制御にお
いても、このようなデポジット学習値KDPCが求めら
れ、バックアップRAM79に記憶されている。そし
て、このデポジット学習値KDPCは、デポジットが付
着していない場合に1.0 となり、付着量が増加するにつ
れて大きくなっていく。
【0032】また、このような吸気デポジットは、吸気
抵抗として作用する。図4は、スロットル全開(WO
T)域におけるエンジン回転速度NEとエンジン1回転
当たりの吸入空気量GNとの関係を、デポジット付着な
しの場合及び付着ありの場合について示す特性図である
が、この図に示されるように、エンジン回転速度NEが
高いほど、吸気デポジット付着による吸入空気量GNの
低下の度合いは大きくなる。従って、高負荷(WOT)
領域において吸入空気量比(空気密度比)に基づく高度
学習を行おうとした場合、高回転速度の条件下では、た
とえ平地であって空気密度が低下していなくても、吸入
空気量が低下するため、誤学習となる可能性がある。そ
こで、第1実施例では、吸気デポジット付着量が大きい
ほど、高度学習を行うべき条件としてのエンジン回転速
度NEの上限値を低下させることで、かかる誤学習を回
避する。
【0033】第1実施例に係る高度学習ルーチンの処理
手順は、図5のフローチャートに示される。このルーチ
ンは、所定周期で実行されるように構成されている。ま
ず、クランク角センサ51の出力に基づいて現在のエン
ジン回転速度NEを検出する(ステップ102)。次い
で、このエンジン回転速度NEとエアフローメータ40
から得られる吸入空気流量(質量)GAとに基づいて、
エンジン1回転当たりの吸入空気量(質量)GNを算出
する(ステップ104)。次いで、スロットル開度セン
サ42の出力に基づいて現在のスロットル開度TAを検
出する(ステップ106)。次いで、図6に示されるよ
うなマップを参照することにより、スロットル開度TA
に基づいて高負荷か否かを判定するための基準値TAwo
t を、現在のエンジン回転速度NEに応じて求める(ス
テップ108)。なお、この高負荷判定基準値TAwot
のマップは、予めROM73に格納されている。次い
で、図7に示されるようなマップを参照することによ
り、スロットル開度がWOT(高負荷)であり、エンジ
ン回転速度NEが現在の検出値であり、かつ、平地走行
時にあるときに得られるべき基準吸入空気量GNmax
を、現在のエンジン回転速度NEに応じて求める(ステ
ップ110)。なお、この基準吸入空気量GNmaxのマ
ップも、予めROM73に格納されている。
【0034】次いで、ステップ106で求められたスロ
ットル開度TAとステップ108で求められた高負荷判
定基準値TAwot とを比較し、高負荷か否かを判定する
(ステップ112)。そして、TA≦TAwot のとき、
すなわち高負荷でないときには、本ルーチンを終了す
る。TA>TAwot のとき、すなわち高負荷のときに
は、高負荷状態になってから1秒経過しており安定状態
になっているか否かを判定する(ステップ114)。1
秒経過していなければ本ルーチンを終了する。1秒経過
していれば、バックアップRAM79に格納されている
デポジット学習値KDPCを取り込む(ステップ11
6)。次いで、図8に示されるようなマップを参照する
ことにより、デポジット学習値KDPCに応じたエンジ
ン回転速度上限値NEdpを求める(ステップ118)。
なお、このNEdpのマップも、予めROM73に格納さ
れている。
【0035】次いで、現在のエンジン回転速度NEと上
限値NEdpとを比較する(ステップ120)。NE≧N
Edpのとき、すなわちエンジン回転速度が上限値以上の
ときには、高度学習の実行を抑止して、本ルーチンを終
了する。一方、NE<NEdpのとき、すなわちエンジン
回転速度が上限値未満のときには、ステップ104で求
められた現在の吸入空気量GNと、ステップ110で求
められた基準吸入空気量GNmax との比をとることによ
り、すなわち、 KPA←GN/GNmax なる演算により、高度学習値としての大気圧補正係数K
PAを算出する(ステップ122)。そして、この大気
圧補正係数KPAは、バックアップRAM79に記憶さ
れ、燃料噴射制御量等を補正する数値として利用される
こととなる。
【0036】次に、第3の発明に係る第2実施例につい
て説明する。前述したように、吸気デポジット付着量が
多いときには吸入空気量GNが低下するが、その低下率
は、図9に示されるように、吸気デポジット付着量に比
例する。そこで、第2実施例においては、吸気デポジッ
ト付着量すなわちデポジット学習値KDPCに応じて、
平地での基準吸入空気量GNmax を補正し、その補正後
の基準吸入空気量と検出される吸入空気量GNとを比較
することにより、高度学習を達成する。第1実施例で
は、学習可能な領域が制限されるという問題があった
が、この第2実施例では、かかる問題は解消される。
【0037】第2実施例に係る高度学習ルーチンの処理
手順は、図10のフローチャートに示される。まず、ス
テップ202〜212は、第1実施例(図5)のステッ
プ102〜110、116と同一であり、それらのステ
ップにおいて、エンジン回転速度NE、吸入空気量G
N、スロットル開度TA、高負荷判定スロットル開度T
Awot 、基準吸入空気量GNmax 、及びデポジット学習
値KDPCが求められる。次いで、ステップ214で
は、図11に示されるようなマップを参照することによ
り、基準吸入空気量GNmax に対する基本減算補正量G
Ngaを、デポジット学習値KDPCに応じて求める。次
いで、図12に示されるようなマップを参照することに
より、エンジン回転速度NEに応じた、基本減算補正量
GNgaに対する補正係数Kneを求め(ステップ21
6)、 GNdp←GNga×Kne なる演算により、基準吸入空気量GNmax に対するデポ
ジット補正量(減算量)GNdpを算出する(ステップ2
18)。次いで、 GNmaxk←GNmax −GNdp なる演算により、デポジット補正後の基準吸入空気量G
Nmaxkを算出する(ステップ220)。
【0038】次のステップ222及び224は、第1実
施例のステップ112及び114と同一であり、これら
のステップで高負荷状態(TA>TAwot )かつ1秒経
過後であると判定されたときには、現在の吸入空気量G
Nとデポジット補正後の基準吸入空気量GNmaxkとの比
をとることにより、すなわち、 KPA←GN/GNmaxk なる演算により、高度学習値としての大気圧補正係数K
PAを算出する(ステップ226)。
【0039】次に、第4の発明に係る第3実施例につい
て説明する。図1に関し先に説明したように、エアエレ
メント目詰まり、触媒溶損等によっても吸排気抵抗は増
加し、それに伴う吸入空気量GNの低下の度合いは、吸
気デポジットの場合と同様に高回転速度ほど大きくな
る。換言すれば、吸気デポジット付着量が小さいにもか
かわらず、高回転速度領域で吸入空気量が低下する場合
は、エアエレメント目詰まり、触媒溶損等に起因する吸
排気抵抗の増加が発生しているものとみなすことができ
る。このような場合には、高度学習を実施しても誤学習
となる可能性が高い。そこで、第3実施例は、デポジッ
ト付着量が少ない場合において、高回転速度領域及び低
回転速度領域に分けて高度学習を実施するとともに、高
回転速度領域における吸入空気量低下量が低回転速度領
域と比較して大きいと判断されるときには、学習を抑止
することにより、誤学習を防止しようというものであ
る。
【0040】第3実施例に係る高度学習ルーチンの処理
手順は、図13及び図14のフローチャートに示され
る。まず、ステップ302〜316は、第1実施例(図
5)のステップ102〜116と同一であり、それらの
ステップにおいては、エンジン回転速度NE、吸入空気
量GN、スロットル開度TA、高負荷判定スロットル開
度TAwot 、及び基準吸入空気量GNmax が求められ、
高負荷状態(TA>TAwot )かつ1秒経過という条件
判定がなされ、最後に、デポジット学習値KDPCが取
り込まれる。次いで、ステップ318では、KDPCが
所定値Aと比較され、KDPC≧Aのときすなわちデポ
ジット付着量が大きいときには、本ルーチンを終了し、
KDPC<Aのときすなわちデポジット付着量が小さい
ときには、ステップ320に進む。ステップ320で
は、エンジン回転速度NEを判定し、NE<2500rpm の
ときにはステップ322に進み、NE≧2500rpm のとき
にはステップ324に進む。
【0041】ステップ322では、 KPA1←GN/GNmax なる演算により、低回転速度領域における高度学習値
(大気圧補正係数)KPA1を算出し、ステップ326
に進む。一方、ステップ324では、 KPA2←GN/GNmax なる演算により、高回転速度領域における高度学習値
(大気圧補正係数)KPA2を算出し、ステップ340
に進む。
【0042】ステップ326では、後述するステップで
セットされる所定のフラグXD2が0か否かを判定し、
XD2=0のときにはステップ328に進み、XD2=
1のときにはステップ334に進む。ステップ328で
は、 KPA1−0.05<KPA2 が成立するか否か、すなわち高回転速度領域における高
度学習値KPA2が低回転速度領域における高度学習値
KPA1に比較して小さくなりすぎていないかどうかを
判定し、KPA2の低下が認められず正常であるときに
はステップ330に進み、KPA2の低下が認められる
ときにはステップ332に進む。ステップ330では、
所定のフラグXD1を0とし、ステップ350に進む。
一方、ステップ332では、フラグXD1を1とし、ス
テップ350に進む。
【0043】また、ステップ334では、ステップ32
8と同一の判定を行い、KPA2の低下が認められず正
常であるときにはステップ336に進み、KPA2の低
下が認められるときにはステップ338に進む。ステッ
プ336では、フラグXD2を0とし、ステップ330
に進む。一方、ステップ338では、高度学習を禁止す
るとともに、高度学習値KPAとして1.0 を設定する。
【0044】また、ステップ340では、フラグXD1
について判定し、XD1=0のときには本ルーチンを終
了し、XD1=1のときにはステップ342に進む。ス
テップ342では、ステップ328と同一の判定を行
い、KPA2の低下が認められず正常であるときにはス
テップ344に進み、KPA2の低下が認められるとき
にはステップ348に進む。ステップ348では、フラ
グXD2を1とし、ステップ350に進む。一方、ステ
ップ344では、フラグXD1を0とし、ステップ34
6に進む。ステップ346では、フラグXD2を0と
し、ステップ350に進む。ステップ350では、KP
A1とKPA2との平均を算出し、それを最終的な高度
学習値(大気圧補正係数)KPAとする。
【0045】以上のようなフラグXD1及びXD2を用
いた制御によれば、低回転速度領域においてKPA2の
異常な低下がまず認められ(XD1←1)、次いで高回
転速度領域にてKPA2の異常な低下が認められ(XD
2←1)、さらに再び低回転速度領域にてKPA2の異
常な低下が認められたときに、初めて、吸排気抵抗の異
常を検出したものとされる。このような制御とする理由
は、高地から平地へ又は平地から高地へと移行する段階
にあるときに、移行後に検出された一方の学習値(KP
A1又はKPA2)と、移行前に検出されていた他方の
学習値とを比較することにより生ずる誤検出を防止する
ためである。
【0046】最後に、第5の発明に係る第4実施例につ
いて説明する。この第4実施例は、第2実施例と同様
に、吸気デポジット付着量(デポジット学習値KDP
C)に応じて基準吸入空気量GNmax を補正し、その補
正後の基準吸入空気量と検出される吸入空気量GNとを
比較して高度学習を行うとともに、第3実施例と同様
に、その高度学習を高回転速度領域及び低回転速度領域
に分けて実施するものである。
【0047】この場合、デポジット付着に起因する吸気
抵抗の増加は基準吸入空気量の補正により吸収されるた
め、高回転速度領域における吸入空気量低下量が低回転
速度領域と比較して大きいと判断されるときには、デポ
ジット付着以外の要因により吸排気抵抗が悪化している
ものと考えることができる。そして、エアエレメント目
詰まり等に起因する吸気抵抗の異常は、図2に関して先
に説明した圧力センサ46により感知されるスロットル
前圧(負圧)が異常に高いことを検出することで、識別
することができる。従って、スロットル前圧が正常であ
り、かつ、高回転速度領域における吸入空気量の低下が
低回転速度領域よりも大きいときには、排気抵抗の異常
と判断することができる。
【0048】そこで、第4実施例では、高度を学習する
とともに、吸気デポジット付着以外の要因による吸排気
抵抗の異常を検出し、警報を発するようにしている。こ
のようにする理由は、吸気デポジット付着は、経時変化
の一つであって補正可能なものであり、従って異常なも
のとはいえないのに対し、それ以外の要因で吸排気抵抗
が増加している場合は、放置しておくことが適切でない
異常状態と考えられ、ユーザに即刻報知する必要がある
と判断されるためである。
【0049】第4実施例に係る高度学習・吸排気抵抗異
常検出ルーチンの処理手順は、図15〜17のフローチ
ャートに示される。まず、ステップ402〜420は、
第2実施例(図10)のステップ202〜220と同一
である。それらのステップの実行後には、デポジット補
正後の基準吸入空気量GNmaxkが算出されている。次い
で、図18に示されるようなマップを参照することによ
り、エンジン回転速度NEに応じたスロットル前圧異常
判定値Pr を求める(ステップ422)。次いで、圧力
センサ46により実際のスロットル前圧Pを検出する
(ステップ424)。次いで、高負荷状態(TA>TA
wot )かつ1秒経過という条件についての判定がなされ
る(ステップ426,428)。次いで、スロットル前
圧Pと異常判定値Pr とを比較することにより、スロッ
トル前圧が異常か否かを判定する(ステップ430)。
P≧Pr のとき、すなわち吸気抵抗異常のときには、高
度学習値KPAが1.0 とされ(ステップ432)、吸気
異常ランプ68が点灯せしめられる(ステップ43
4)。
【0050】P<Pr であってスロットル前圧に異常が
認められないときには、ステップ440に進む。ステッ
プ440〜470は、第3実施例のステップ320〜3
50と同様であって、相違する点は、高度学習値を求め
るための基準空気量がデポジット補正後のものであると
いう点だけである。そして、ステップ458の次に実行
されるステップ480では、スロットル前圧が正常であ
り、かつ、KPA2がKPA1に対し異常なほど低下し
た状態にあり、排気抵抗異常と判断されるため、排気異
常ランプ69が点灯せしめられる。また、ステップ47
0の次に実行されるステップ482では、吸気異常ラン
プ68及び排気異常ランプ69とも消灯せしめられる。
【0051】以上、本発明の実施例について述べてきた
が、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な実施例を案出することは当業者にとって容易なこ
とであろう。以上の実施例においては、熱式エアフロー
メータを用いた実施例を述べたが、吸排気抵抗の判定で
は、体積計量型のエアフローメータを使用して吸入体積
比で判定することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸排気抵抗が増加した状態においても、吸入空気量比に
基づく大気圧(高度)学習を精度良く実施することが可
能な内燃機関の燃料制御装置が提供される。従って、本
発明は、空燃比制御精度、従って排気エミッションの更
なる向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットル全開(WOT)域におけるエンジン
回転速度NEとエンジン1回転当たりの吸入空気量GN
との関係を、吸排気抵抗が正常の場合及び増加した場合
について示す特性図である。
【図2】本発明の一実施例に係る燃料制御装置を備えた
電子制御式内燃機関の全体概要図である。
【図3】本発明の一実施例に係るエンジンECUのハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【図4】スロットル全開(WOT)域におけるエンジン
回転速度NEとエンジン1回転当たりの吸入空気量GN
との関係を、デポジット付着なしの場合及び付着ありの
場合について示す特性図である。
【図5】第1実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチン
の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】エンジン回転速度NEに応じて高負荷(WO
T)判定スロットル開度TAwotを定めたマップを示す
図である。
【図7】エンジン回転速度NEに応じて基準吸入空気量
GNmax を定めたマップを示す図である。
【図8】デポジット学習値KDPCに応じてエンジン回
転速度上限値NEdpを定めたマップを示す図である。
【図9】スロットル全開(WOT)域におけるエンジン
回転速度NEとエンジン1回転当たりの吸入空気量GN
との関係を、デポジット付着量の変化に応じて示す特性
図である。
【図10】第2実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】デポジット学習値KDPCに応じて基準吸入
空気量GNmax に対する基本減算補正量GNgaを定めた
マップを示す図である。
【図12】エンジン回転速度NEに応じて基本減算補正
量GNgaに対する補正係数Kneを定めたマップを示す図
である。
【図13】第3実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャート(1/2)である。
【図14】第3実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャート(2/2)である。
【図15】第4実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャート(1/3)である。
【図16】第4実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャート(2/3)である。
【図17】第4実施例に係る高度(大気圧)学習ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャート(3/3)である。
【図18】エンジン回転速度NEに応じてスロットル前
圧異常判定値Pr を定めたマップを示す図である。
【符号の説明】
2…エアクリーナ 4…スロットルボデー 5…スロットル弁 6…サージタンク(インテークマニホルド) 7…吸気管 8…アイドルアジャスト通路 10…燃料タンク 11…燃料ポンプ 12…燃料配管 20…エンジン本体(気筒) 21…燃焼室 22…冷却水通路 23…ピストン 24…吸気弁 26…排気弁 30…排気マニホルド 32…排気ガス循環通路 34…排気管 38…触媒コンバータ 40…エアフローメータ 41…バキュームセンサ 42…スロットル開度センサ 43…吸気温センサ 44…水温センサ 45…O2 センサ 46…圧力センサ 50…基準位置検出センサ 51…クランク角センサ 52…アイドルスイッチ 53…車速センサ 60…燃料噴射弁 62…イグナイタ 63…点火コイル 64…点火ディストリビュータ 65…スパークプラグ 66…アイドル回転速度制御弁(ISCV) 68…吸気異常ランプ 69…排気異常ランプ 70…エンジンECU 71…CPU 72…システムバス 73…ROM 74…RAM 75…A/D変換回路 76…入力インタフェース回路 77a,77b,77c,77d,77e…駆動制御回
路 79…バックアップRAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の高負荷領域での吸入空気量比
    に基づく大気圧学習を実行する燃料制御装置において、 内燃機関の吸排気抵抗が通常よりも増大していることを
    検出する抵抗検出手段と、 前記抵抗検出手段により吸排気抵抗の増大が検出された
    ときに、大気圧学習を実行すべき高負荷領域の上限値を
    低減する上限値低減手段と、 を具備することを特徴とする、内燃機関の燃料制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上限値低減手段による上限値の低減
    の度合いは、吸排気抵抗の増大量に応じて可変とされ
    る、請求項1に記載の内燃機関の燃料制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の高負荷領域での吸入空気量比
    に基づく大気圧学習を実行する燃料制御装置において、 内燃機関の吸排気抵抗が通常よりも増大していることを
    検出する抵抗検出手段と、 前記抵抗検出手段により吸排気抵抗の増大が検出された
    ときに、該吸排気抵抗増大量に応じて、吸入空気量によ
    り決定される燃料噴射制御量を補正する制御量補正手段
    と、 を具備することを特徴とする、内燃機関の燃料制御装
    置。
  4. 【請求項4】 吸排気抵抗の増大の要因を識別する要因
    識別手段をさらに具備する、請求項1から請求項3まで
    のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料制御装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関の高負荷領域での吸入空気量比
    に基づく大気圧学習を実行する燃料制御装置において、 内燃機関の吸排気抵抗が通常よりも増大していることを
    検出する抵抗検出手段と、 前記抵抗検出手段により吸排気抵抗の増大が検出された
    ときに、該吸排気抵抗増大が、吸気デポジット付着によ
    る吸気抵抗の増大によるものか、吸気デポジット付着以
    外の要因による吸気抵抗の増大によるものか、又は排気
    抵抗の増大によるものか、を判別するとともに、吸気デ
    ポジット付着以外の要因による吸気抵抗の増大によるも
    の又は排気抵抗の増大によるものの場合に異常を報知す
    る警報手段と、 を具備することを特徴とする、内燃機関の燃料制御装
    置。
JP24404395A 1995-09-22 1995-09-22 内燃機関の燃料制御装置 Pending JPH0988707A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010285912A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Toyota Motor Corp 内燃機関の大気圧推定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010285912A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Toyota Motor Corp 内燃機関の大気圧推定装置

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