JPH0987201A - 安定な解熱鎮痛剤配合液剤 - Google Patents

安定な解熱鎮痛剤配合液剤

Info

Publication number
JPH0987201A
JPH0987201A JP25075295A JP25075295A JPH0987201A JP H0987201 A JPH0987201 A JP H0987201A JP 25075295 A JP25075295 A JP 25075295A JP 25075295 A JP25075295 A JP 25075295A JP H0987201 A JPH0987201 A JP H0987201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antipyretic
analgesic
acetaminophen
propylene glycol
purified water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25075295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3913795B2 (ja
Inventor
Satoshi Enomoto
聡 榎本
Takashi Narui
隆 鳴井
Toshiaki Kurasumi
敏明 倉住
Shuichi Kasai
收一 笠井
Akira Iwasa
曜 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SSP Co Ltd filed Critical SSP Co Ltd
Priority to JP25075295A priority Critical patent/JP3913795B2/ja
Publication of JPH0987201A publication Critical patent/JPH0987201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3913795B2 publication Critical patent/JP3913795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (1)解熱鎮痛剤、(2)糖類、(3)
グリチルリチン酸又はその塩及び(4)グリコール類を
配合した内服用液剤。 【効果】 冷所に保存しても解熱鎮痛剤の析出がなく安
定である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷所に保存しても
解熱鎮痛剤が析出しない安定な解熱鎮痛剤配合内服用液
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】かぜ薬の剤型として解熱鎮痛剤を配合し
た液剤が多く市販されており、特に小児用ではシロップ
剤が多く市販されている。小児用シロップ剤では子供が
飲みやすくするために一回のシロップ剤の服用量を少な
くしたり、糖濃度を上げることにより対応している。こ
のため、解熱鎮痛剤が高濃度で配合される場合がある。
このようなシロップ剤は分服されるため、服用後に残り
のシロップ剤を冷蔵庫等の冷所に保存することが多い。
このとき、容器の内側に付いたシロップ剤から糖分が析
出することがあり、シロップ剤中の解熱鎮痛剤が高濃度
である場合、析出した糖分が核となり、更に解熱鎮痛剤
が析出することがあった。
【0003】このように解熱鎮痛剤が析出してしまう
と、処方量中の含量が少なくなり、充分な薬効を発揮し
ないか、逆に解熱鎮痛剤の結晶を服用してしまうと過剰
な投与となり安全性が損なわれるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的は
解熱鎮痛剤が高濃度で配合された場合でも、冷所保存下
で解熱鎮痛剤の析出がない内服用液剤を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる実状に鑑み本発明
者らは鋭意研究を行った結果、解熱鎮痛剤及び糖類を含
む液剤にグリチルリチン酸又はその塩及びグリコール類
を配合すれば、冷所に保存しても解熱鎮痛剤が析出しな
い内服用液剤が得られることを見出し本発明を完成し
た。
【0006】すなわち本発明は、(1)解熱鎮痛剤、
(2)糖類、(3)グリチルリチン酸又はその塩及び
(4)グリコール類を配合した内服用液剤を提供するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の液剤に適用される解熱鎮
痛剤は、特に限定されないが、非ステロイド性抗炎症剤
が好ましく、具体例としてはアセトアミノフェン、アス
ピリン、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、サザ
ピリン、サリチルアミド、ラクチルフェネチジン、イブ
プロフェン、ジクロフェナクナトリウム、プラノプロフ
ェン等が挙げられる。この中でかぜ薬としてよく用いら
れる例としては、アセトアミノフェン、アスピリン、ア
スピリンアルミニウム、エテンザミド、サザピリン、サ
リチルアミド、ラクチルフェネチジンが挙げられ、特に
小児用シロップ剤に多く用いられる例としてはアセトア
ミノフェンが挙げられる。
【0008】解熱鎮痛剤の配合量は、それぞれの薬剤の
諸性質により適宜決定すればよいが、シロップ剤の場
合、一般に0.01〜5w/v%の範囲が好ましく、特
に小児用シロップ剤に用いられるアセトアミノフェンは
0.05〜1.5w/v(g/ml)%、特に1.0〜
1.25w/v%配合することが好ましい。
【0009】本発明に用いる糖類は水に溶解する糖類で
あれば特に制限されないが、具体例としては精製白糖、
異性化糖、ショ糖、ブドウ糖、果糖、液糖、黒砂糖、白
糖、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、水あ
め等が挙げられ、これらは単独で用いてもよく、又は2
種以上を組合わせて用いてもよい。糖類の配合量は特に
制限されないが25〜90w/v%が好ましく、特に3
0〜85w/v%とすることが好ましい。
【0010】本発明に用いるグリチルリチン酸及びその
塩としては、例えばグリチルリチン酸二カリウム、グリ
チルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリ
ウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルリ
チン酸二アンモニウム等が挙げられる。
【0011】また、本発明においてグリチルリチン酸及
びその塩は、これを含む生薬又は生薬エキス類を用いて
もよい。このような生薬及び生薬エキス類の具体例とし
ては、カンゾウ、カンゾウエキス、葛根湯エキス、桂枝
湯エキス、柴胡桂枝湯エキス、小柴胡湯エキス、小青竜
湯エキス、麦門冬湯エキス、麻黄湯エキス等が挙げられ
る。グリチルリチン酸又はその塩としては、カンゾウ、
カンゾウエキス、グリチルリチン酸二カリウム、グリチ
ルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリウ
ムが特に好ましい。
【0012】上記のグリチルリチン酸又はその塩は1種
でも2種以上を組合わせて用いてもよく、その配合量は
グリチルリチン酸又はその塩そのものでは0.001〜
0.5w/v%、それを含む生薬等としては0.01〜
1.0w/v%とすることが好ましく、更に配合量が多
いほど解熱鎮痛剤の析出防止効果は大きくなるが、添加
物としての配合を考慮すると、前者では0.001〜
0.25w/v%とすることが特に好ましく、0.00
1〜0.1w/v%とすることが更に好ましく、後者で
は0.01〜0.5w/v%とすることが特に好ましく
0.01〜0.2w/v%とすることが更に好ましい。
【0013】本発明に用いるグリコール類としては、例
えばプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール
等が挙げられるが、就中プロピレングリコールが好まし
い。グリコール類の配合量は0.1〜20w/v%とす
ることが好ましく、更に配合量が多い程解熱鎮痛剤の析
出防止効果は大きくなるが、添加物としての配合を考慮
すると0.1〜10w/v%とすることが特に好まし
い。
【0014】本発明の液剤には、上記必須成分のほか
に、マレイン酸クロルフェニラミン、無水カフェイン、
リン酸ジヒドロコデイン、dl−塩酸メチルエフェドリ
ン、生薬成分等の薬効成分;クエン酸、クエン酸ナトリ
ウム、塩酸、水酸化ナトリウム等のpH調整剤;安息香酸
ナトリウム、アルキルパラベン等の保存剤;カラメル等
の着色剤;香料等任意成分を配合することができる。
【0015】本発明の上記必須成分や必要な任意成分を
精製水に溶解することにより製造することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の液剤は、冷蔵庫等の冷所保存条
件下で長期保存しても、解熱鎮痛剤の析出はなく安定に
保持される。
【0017】
【実施例】以下に、実施例及び試験例を挙げて、本発明
を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに何ら限定さ
れるものではない。
【0018】実施例1 下記に示す成分及び分量をとり、精製水に溶解した後、
全量100mlとし、0.45μm メンブランフィルター
で濾過後褐色ガラス瓶に充填、施栓し、80℃、20分
間の滅菌を行いシロップ剤を得た。
【0019】
【表1】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0020】実施例2 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0021】
【表2】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0022】実施例3 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0023】
【表3】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0024】実施例4 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0025】
【表4】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0026】実施例5 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0027】
【表5】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0028】実施例6 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0029】
【表6】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0030】実施例7 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0031】
【表7】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0032】実施例8 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0033】
【表8】 アセトアミノフェン 1000mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0034】実施例9 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0035】
【表9】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0036】実施例10 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0037】
【表10】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0038】実施例11 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0039】
【表11】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0040】実施例12 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0041】
【表12】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0042】実施例13 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0043】
【表13】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0044】実施例14 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0045】
【表14】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 10mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0046】実施例15 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0047】
【表15】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 100mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0048】実施例16 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0049】
【表16】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0050】実施例17 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0051】
【表17】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg グリチルリチン酸二カリウム 2mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0052】実施例18 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0053】
【表18】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg グリチルリチン酸三カリウム 2mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0054】実施例19 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0055】
【表19】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10mg 無水カフェイン 104mg リン酸ジヒドロコデイン 33mg dl−塩酸メチルエフェドリン 83mg 異性化糖 62500mg カンゾウエキス 33mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 58mg クエン酸ナトリウム 83mg 精製水にて全量100ml
【0056】比較例1 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0057】
【表20】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg カンゾウエキス 33mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0058】比較例2 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0059】
【表21】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0060】比較例3 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0061】
【表22】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg グリチルリチン酸二カリウム 2mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0062】比較例4 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0063】
【表23】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 50000mg グリチルリチン酸三ナトリウム 2mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0064】比較例5 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0065】
【表24】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg カンゾウエキス 33mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0066】比較例6 実施例1に準じた方法によりシロップ剤を得た。
【0067】
【表25】 アセトアミノフェン 1250mg マレイン酸クロルフェニラミン 10.4mg 無水カフェイン 104mg 白糖 25000mg プロピレングリコール 1000mg 安息香酸ナトリウム 104mg クエン酸 50mg クエン酸ナトリウム 575mg 精製水にて全量100ml
【0068】試験例 実施例1〜19、比較例1〜6で製造したシロップ剤に
ついて、細断した栓のパッキン約50mgを添加し、4℃
で1週間保存した後アセトアミノフェンの析出状況を観
察した。結果を表26に示す。
【0069】
【表26】
【0070】結果 表26より明らかなように、本発明のシロップ剤では細
断した栓のパッキンを添加した後4℃に保存しても、ア
セトアミノフェンの析出がなく安定性を保持するもので
あった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/28 A61K 47/28 J 47/46 47/46 J //(A61K 47/10 47:28) (A61K 47/10 47:46)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)解熱鎮痛剤、(2)糖類、(3)
    グリチルリチン酸又はその塩及び(4)グリコール類を
    配合した内服用液剤。
  2. 【請求項2】 解熱鎮痛剤がアセトアミノフェンである
    請求項1記載の内服用液剤。
  3. 【請求項3】 グリチルリチン酸又はその塩が、これを
    含む生薬又は生薬エキス類である請求項1記載の内服用
    液剤。
  4. 【請求項4】 グリコール類がプロピレングリコールで
    ある請求項1記載の内服用液剤。
JP25075295A 1995-09-28 1995-09-28 安定な解熱鎮痛剤配合液剤 Expired - Lifetime JP3913795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25075295A JP3913795B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 安定な解熱鎮痛剤配合液剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25075295A JP3913795B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 安定な解熱鎮痛剤配合液剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0987201A true JPH0987201A (ja) 1997-03-31
JP3913795B2 JP3913795B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=17212519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25075295A Expired - Lifetime JP3913795B2 (ja) 1995-09-28 1995-09-28 安定な解熱鎮痛剤配合液剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3913795B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1226831A1 (en) * 2001-01-30 2002-07-31 Leandro Baiocchi Aqueous pharmaceutical solutions with trisubstituted glycyrrhizic acid salts
WO2003033026A1 (en) * 2001-10-16 2003-04-24 Bioren S.A. Ready-to-use paracetamol injection solutions containing propylene glycol as the only cosolvent
JP2012524738A (ja) * 2009-04-22 2012-10-18 フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー 非経口投与用のパラセタモール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1226831A1 (en) * 2001-01-30 2002-07-31 Leandro Baiocchi Aqueous pharmaceutical solutions with trisubstituted glycyrrhizic acid salts
US6699841B2 (en) * 2001-01-30 2004-03-02 Leandro Baiocchi Method of preparing physiologically acceptable aqueous solutions, and solutions thus obtained
WO2003033026A1 (en) * 2001-10-16 2003-04-24 Bioren S.A. Ready-to-use paracetamol injection solutions containing propylene glycol as the only cosolvent
JP2012524738A (ja) * 2009-04-22 2012-10-18 フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー 非経口投与用のパラセタモール

Also Published As

Publication number Publication date
JP3913795B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU635283B2 (en) Aqeous pharmaceutical suspension for substantially water insoluble pharmaceutical actives
US4942167A (en) Pharmaceutical compositions of piroxicam in aqueous solutions and process for their preparation
AU2014222418A1 (en) Enhanced stability of novel liquid compositions
KR20040063913A (ko) 2-(4-이소부틸페닐)프로피온산의 약학 조성물
AU2002224475A1 (en) Pharmaceutical composition of 2-(4-isobutylphenyl) propionic acid
US8178112B2 (en) Ketoprofen compositions and methods of making them
JPH09501421A (ja) 薬物/β−シクロデキストリン複合物を酸−塩基カップルと組み合わせて含有する医薬組成物
US20040132823A1 (en) Pharmaceutical composition of 2-(4-isobutylphenyl) propionic acid
JP3805646B2 (ja) 医薬液剤
JPH0987201A (ja) 安定な解熱鎮痛剤配合液剤
US3928609A (en) Non-alcoholic theophylline product
JPH08295637A (ja) 口腔部局所投与剤
US20230115710A1 (en) Sublingual formulation with water-soluble cocrystals of acetylsalicylic acid with citric acid, sodium bicarbonate ,and l-theanine for the treatment of acute myocardial infarction
JPH09286724A (ja) 経口用安定液剤
JPH08277221A (ja) アルコール吸収抑制剤
JPH09286723A (ja) 改善された経口液剤
CN102258507A (zh) 含有布洛芬的药物组合物及其制备方法和应用
AU2007294261B2 (en) Liquid composition for prevention and/or treatment of different bone metabolic diseases, uses thereof, and preparation process therefore
JP3027696B2 (ja) 安定な水性医薬組成物
WO2019243337A1 (en) Oral compositions comprising methylprednisolone sodium succinate
JPH08231403A (ja) アルギニンバソプレシン拮抗薬を含有する安定な水溶液
USRE29359E (en) Bronchodilator expectorant composition containing theophylline and a guaiacol
US20050136116A1 (en) Stabilized prednisolone sodium phosphate solutions
JP2003095933A (ja) 内服液剤組成物
EP0662828A1 (en) Trimethoprim oral liquid

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070201

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term