JPH0986299A - バス用モニタスピ−カ装置 - Google Patents

バス用モニタスピ−カ装置

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JPH0986299A
JPH0986299A JP27375295A JP27375295A JPH0986299A JP H0986299 A JPH0986299 A JP H0986299A JP 27375295 A JP27375295 A JP 27375295A JP 27375295 A JP27375295 A JP 27375295A JP H0986299 A JPH0986299 A JP H0986299A
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JP
Japan
Prior art keywords
seat
speaker
driver
passenger
monitor speaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP27375295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sugita
亨 杉田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP27375295A priority Critical patent/JPH0986299A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 客席用スピ−カ側で断線や接触不良が生じた
場合にも運転席のモニタスピ−カにより客席用スピ−カ
の故障等を的確に判断することを可能とする。 【解決手段】 乗降口1に第1のステップ2を介して連
続する運転席床面3に対して客席床面4を第2のステッ
プ5を介して上方に高く設定し、客室の天井肩部に車長
方向に亘って形成した荷物棚8内に所定間隔を隔てて設
置された複数の客席用スピ−カ6を有するハイデッカバ
スにおいて、前記客席用スピ−カ6に直列に接続したモ
ニタスピ−カ11を、前記運転席床面3の前方に位置す
るインストルメントパネル9のオ−ディオ装置9D近傍
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観光バス等の車内
に設置されるスピ−カ装置に関するものであり、特に客
席用スピ−カからの出力をモニタするモニタスピ−カ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の観光バス等は、バスの大型化、デ
ラックス化に伴い、図1、図2に示すように乗降口1に
第1のステップ2を介して連続する運転席Dの運転席床
面3に対し、客室4の客席床面4aを第2のステップ5
を介して上方に高く設定したハイデッカバスが主流とな
っている。このようなハイデッカバスでは、図6に示す
ように、客席用スピ−カ6を客室4の天井肩部7に車長
方向に亘って形成した荷物棚8内に所定間隔毎に複数個
設置している(実開平5−58482号公報参照)。
【0003】このような構成のハイデッカバスでは、運
転席Dに対して客席Pが上方に大きく離間して設定され
ていることから、運転席Dと客席Pとがそれぞれ独立し
た空間に設定されることになる。このため、運転席Dで
設定したラジオ等の音声出力が適切に客席用スピ−カ6
から出力しているか否かを運転席Dの近傍で判断するこ
とが困難となっている。
【0004】そこで、運転席Dの近傍でも上方に大きく
離間した客室4でのスピ−カ出力をモニタするために、
例えば実開平6−58626号公報には、客席用スピ−
カと並列に接続したモニタスピ−カを運転席のヘッドレ
ストに設けたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先行技術の構成では、運転席に設けたモニタスピ−カ
が客席用スピ−カと並列に接続されていることから、客
席用スピ−カ側で断線や接触不良が生じた場合でも運転
席のモニタスピ−カからは正常なスピ−カ出力が得ら
れ、客席用スピ−カの故障等を的確に判断できない。
【0006】また、モニタスピ−カが運転席のヘッドレ
ストに設けられているため、助手又はガイドが運転席床
面上に起立した状態でマイクを使用すると、モニタスピ
−カの音波がマイクに影響して特定の振動数のうなりを
生じるハウリング現象が生じてしまい、耳障りな音が車
内に響きわたってしまう。
【0007】さらに、運転席に設けたモニタスピ−カが
ヘッドレストに設けられているため、シ−ト自体の構造
が複雑化するという課題がある。また、ハイデッカバス
等の観光バスでは、車載オ−ディオ機器がラジオ、テレ
ビ、ビデオ、コンパクトディスク等種類が多くまた操作
も複雑であることから、これらのオ−ディオ機器を走行
中に操作するのが運転者ではなく助手又はガイドである
ことが多い。このため、オ−ディオ機器を操作する助手
又はガイドが運転席のヘッドレストに設けられたモニタ
スピ−カを利用してオ−ディオ機器の調整作業を行おう
とすると音量が不足して十分に調整作業ができなかった
り、助手又はガイドの作業性を向上するためにモニタス
ピ−カの音量を大きくすると運転者の運転の妨げとなる
恐れがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明では、乗降口に第1のステップ
を介して連続する運転席の運転席床面に対して客室の客
席床面を第2のステップを介して上方に高く設定し、客
室の天井肩部に車長方向に亘って形成した荷物棚内等に
所定間隔を隔てて設置された複数の客席用スピ−カを有
するハイデッカバスにおいて、前記客席用スピ−カに直
列に接続したモニタスピ−カを、前記運転席の前方に位
置するインストルメントパネルのオ−ディオ装置近傍に
配置したものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1記載の発明に加えて前記モニタスピ−カを前記インス
トルメントパネルの前記オ−ディオ装置と前記運転席床
面との間に配置したものである。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項1又は請求項2記載の発明に加えて前記運転席床面の
第1のステップと第2のステップとの間には折畳み可能
なガイド席が設けられており、前記モニタスピ−カをガ
イド席と対向して配置したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明によるバス用モニタ
スピ−カ装置を組込んだハイデッカバスの運転席まわり
の平面図、図2は運転席まわりの断面図である。図面に
示すようにハイデッカバスは、乗降口1に第1のステッ
プ2を介して連続する運転席床面3に対し、客室4の客
席床面4aを第2のステップ5を介して上方に高く設定
してある。そして運転席床面3には運転席Dと折畳み可
能なガイド席Aが、客席床面4aには複数の客席Pが設
けられている。
【0012】また、運転席Dの前方には車体全幅に亘っ
てインストルメントパネル9が形成されており、図3に
示すように運転席側にスピ−ドメ−タ9A、後方監視用
モニタ9B、空調装置等の各種スイッチ9C等の走行用
機器が配置され、乗降口1側の助手席Aと対向する位置
にはアンプ装置10、カセットデッキ10A、テレビチ
ュ−ナ10Bを含むオ−ディオ機器9Dが設けられてい
る。
【0013】このオ−ディオ機器9Dにより選択設定さ
れた音楽などが客室4の天井肩部7に車長方向に亘って
形成された荷物棚8内に所定間隔を隔てて設置された客
席用スピ−カ6を介して客席に出力される構成となって
いる。
【0014】また、客席用スピ−カ6は例えば図4に示
すように、右側に6A1、6A2、6A3、6A4、6
A5の5つのスピ−カが設けられ、左側に同じく6B
1、6B2、6B3、6B4、6B5の5つのスピ−カ
が設けられている。そしてこれらのスピ−カは、6A
1、6A2、6A3の3台のスピ−カを直列に接続して
右前方群RF、6A4、6A5の2台のスピ−カを直列
に接続して右後方群RR、同様に6B1、6B2、6B
3の3台のスピ−カを直列に接続して左前方群LF、6
B4、6B5の2台のスピ−カを直列に接続して左後方
群LRの4グル−プに分割構成されている。そして、右
グル−プのRF、RRが並列に、また左グル−プのL
F、LRが並列にそれぞれアンプ装置10に接続されて
いる。
【0015】本発明では、図4に示す回路中、客席スピ
−カ6の各グル−プの何れか一つ、図4の場合には右前
方群RFと直列にボリュ−ム装置12を介してモニタス
ピ−カ11を設け、このモニタスピ−カ11をインスト
ルメントパネル9のオ−ディオ装置9D近傍のオ−ディ
オ装置9Dと運転席床面3の間で助手席Aに対向する位
置に配置してある。
【0016】ボリュ−ム装置12は、図5に詳述するよ
うに、アンプ装置10と客席用スピ−カ6との間にそれ
ぞれの抵抗値を異ならせて設けた複数の配線12B、1
2C、12D、12Eをスイッチ12Aの切換えにより
選択し、モニタスピ−カ11の音量を可変にするよう構
成してある。また、図示しないものの、可変抵抗を用い
た連続可変的な切換方式とすることも可能である。
【0017】なお、本実施の形態では客席用スピ−カ6
を4つのグル−プに分割構成した例に基づいて説明して
きたが、本発明はグル−プの数は幾つであっても客席用
スピ−カ6に直列に接続さえすれば客室4でのスピ−カ
出力をモニタすることができる。また、運転席Dから最
も遠いグル−プにモニタスピ−カ11を直列接続するこ
とで全長の長いバスにおけるモニタ効果が十分に発揮す
ることが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるバス用
モニタスピ−カ装置では、乗降口に第1のステップを介
して連続する運転席の運転席床面に対して客室の客席床
面を第2のステップを介して上方に高く設定し、客室の
天井肩部に車長方向に亘って形成した荷物棚内等に所定
間隔を隔てて設置された複数の客席用スピ−カを有する
ハイデッカバスにおいて、前記客席用スピ−カに直列に
接続したモニタスピ−カを、前記運転席の前方に位置す
るインストルメントパネルのオ−ディオ装置近傍に配置
したことで、客席用スピ−カ側で断線や接触不良が生じ
た場合に運転席のモニタスピ−カにより客席用スピ−カ
の故障等を的確に判断することができる。
【0020】また、モニタスピ−カをインストルメント
パネルのオ−ディオ装置と運転席床面との間に配置した
ことで、マイク使用時におけるハウリング現象を防ぐこ
とができる。さらにまた、運転席床面の第1のステップ
と第2のステップとの間には折畳み可能なガイド席を設
け、モニタスピ−カをインストルメントパネルのオ−デ
ィオ装置と運転席床面の間に配置し、ガイド席と対向し
て配置したことで、オ−ディオ機器を操作する助手又は
ガイドの作業性が向上すると共に、オ−ディオ機器操作
時における運転の妨げとなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバス用モニタスピ−カ装置を組込
んだハイデッカバスの運転席まわりの平面図である。
【図2】同じく運転席まわりの断面図である。
【図3】同じく運転席まわりのインストルメントパネの
正面図である。
【図4】本発明によるバス用モニタスピ−カ装置の回路
図である。
【図5】本発明によるバス用モニタスピ−カ装置の一部
を構成するボリュ−ム装置の回路図である。
【図6】従来のハイデッカバスの一部を透視した斜視図
である。
【符号の説明】
1 乗降口 2 第1のステップ 3 運転席床面 4 客室 4a客席床面 5 第2のステップ 6 客席用スピ−カ 8 荷物棚 9 インストルメントパネル 9D オ−ディオ装置 11 モニタスピ−カ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗降口に第1のステップを介して連続す
    る運転席の運転席床面に対して客室の客席床面を第2の
    ステップを介して上方に高く設定し、客室の天井肩部に
    車長方向に亘って形成した荷物棚内等に所定間隔を隔て
    て設置された複数の客席用スピ−カを有するハイデッカ
    バスにおいて、前記客席用スピ−カに直列に接続したモ
    ニタスピ−カを、前記運転席の前方に位置するインスト
    ルメントパネルのオ−ディオ装置近傍に配置したことを
    特徴とするバス用モニタスピ−カ装置。
  2. 【請求項2】 前記モニタスピ−カは、前記オ−ディオ
    装置と前記運転席床面の間に配置したことを特徴とする
    請求項1記載のバス用モニタスピ−カ装置。
  3. 【請求項3】 前記運転席床面の第1のステップと第2
    のステップとの間には折畳み可能なガイド席が設けられ
    ており、前記モニタスピ−カは前記ガイド席と対向して
    配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    バス用モニタスピ−カ装置。
JP27375295A 1995-09-28 1995-09-28 バス用モニタスピ−カ装置 Pending JPH0986299A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115009017A (zh) * 2022-08-08 2022-09-06 成都智暄科技有限责任公司 一种仪表指示灯智能显示方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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