JPH0985073A - 粉体の液状混合撹拌装置 - Google Patents

粉体の液状混合撹拌装置

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JPH0985073A
JPH0985073A JP26782795A JP26782795A JPH0985073A JP H0985073 A JPH0985073 A JP H0985073A JP 26782795 A JP26782795 A JP 26782795A JP 26782795 A JP26782795 A JP 26782795A JP H0985073 A JPH0985073 A JP H0985073A
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JP
Japan
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container
stirring
powder
liquid
mixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP26782795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nishida
徹 西多
Kosaku Enomoto
耕策 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSHIN DENKI
NISSHIN DENKI SEISAKUSHO KK
Kaigen Pharma Co Ltd
Original Assignee
NISSHIN DENKI
NISSHIN DENKI SEISAKUSHO KK
Kaigen Co Ltd
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Publication date
Application filed by NISSHIN DENKI, NISSHIN DENKI SEISAKUSHO KK, Kaigen Co Ltd filed Critical NISSHIN DENKI
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Publication of JPH0985073A publication Critical patent/JPH0985073A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリウム造影剤などの粉体の液状混濁物を得
る際、等に用いる粉体の液状混合撹拌装置において、混
合撹拌効率が高いものでありながら、気泡の混入を少な
くでき、しかも、メンテナンス性に優れたものにする。 【解決手段】 粉体と液体とを収容した容器3を所定の
傾斜状態で位置決め載置固定する容器支持台2と、容器
3の開口に着脱可能に装着される蓋体4と、この蓋体4
に回転自在に支持された撹拌具5と、蓋体4から突出さ
れた撹拌具支軸6の先端に係脱可能に係合連結される駆
動部15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バリウム造影剤
などの粉体の液状混濁物を得る場合、等に用いる粉体の
液状混合撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】胃のレントゲン検診などの用いるバリウ
ム造影剤は硫酸バリウムの粉末として使用現場である医
療機関に供給され、使用の都度、所望の濃度で水に混合
して使用しており、ここで液状混合撹拌装置が利用され
ることになる。従来、このような粉体の液状混合撹拌に
用いられる撹拌装置としては、図9に示すように、撹拌
羽根31を底部に備えるとともに開口を蓋体32で密閉
できる円筒状の容器33に粉体と液体とを収容し、容器
33の底面に露出させた撹拌羽根支軸34をモータ等の
駆動機構35に連結して撹拌羽根31を回転駆動するよ
う構成したものが用いられていた。一般に、円筒状の容
器の収納物を回転羽根で撹拌した場合、液体と粉体粒子
の相互の位置関係が変化しないまま単に旋回流動してし
まうことが多く、混合撹拌効率が低いものとなる。そこ
で、従来の撹拌装置では、図9中に示すように、収容物
に侵漬するように抵抗棒36を蓋体32の内部に備えて
混合撹拌効率を高めたり、あるいは、撹拌羽根31の形
状を複雑にして乱流を発生しやすくしたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置において
は次のような問題があった。すなわち、 回転撹拌中に強制的に乱流を発生させる形態による
と、混合撹拌効率が高まる反面、気泡の発生を避けるこ
とができず、特にバリウム造影剤においては気泡が撮影
画面に影となって現れるために検診の妨げとなる。 底部に複雑な形状の撹拌羽根を備えたままで容器を
洗浄することになるので、洗浄処理に手数がかかる。ま
た、長期使用すると撹拌羽根の軸支部に粉体粒子が侵入
して固着するので、これが雑菌の発生源にならないよ
う、洗浄には特に注意が必要である。 撹拌羽根は防水状に容器底部に貫通軸支してあるの
で、粉体粒子との摩擦によって磨耗した撹拌羽根を交換
する場合、撹拌羽根の容器に対する着脱が煩雑なものに
なる。 撹拌羽根の軸支部に粉体粒子が侵入して固着し、撹
拌羽根の回転抵抗の増大や軸支部の防水構造を損傷する
おそれがった。
【0004】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、混合撹拌効率た高いものでありなが
ら、気泡の混入を少なくでき、しかも、メンテナンス性
に優れた粉体の液状混合撹拌装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために次のような構成をとる。すなわち、本発
明に係る粉体の液状混合撹拌装置は、粉体と液体とを収
容した容器を所定の傾斜状態で位置決め載置する容器支
持台と、容器の開口に着脱可能に装着される蓋体と、容
器軸心と平行な回転軸心で回転自在に蓋体に支持した撹
拌具と、蓋体から突出された撹拌具支軸の先端に係脱可
能に係合連結される回転駆動部とを備えあることを特徴
とする。
【0006】
【作用】上記構成によると、容器に収容した液体に対し
て撹拌具は傾斜した軸心で回転することになり、液体は
撹拌具の軸心周りに旋回流動するとともに、傾斜容器の
深い側箇所では上記旋回流動と自重による流動とが相ま
って縦方向の回転流動が発生する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る粉体の
液状混合撹拌装置の全体側面図、図2は駆動ケースの上
面図、図3は撹拌具の斜視図、図4は撹拌具の要部を示
す一部切り欠き側面図、図5は処理状態を示す縦断側面
図、図6は図5におけるa−a線断面図、図7および図
8は駆動ケースのロック機構を示す図である。
【0008】図1に示すように、この装置における本体
ケース1の前部には、約20度で前下がり傾斜された容
器支持台2が形成され、ここに混合撹拌用の容器3が前
後左右に位置決めされた状態で搭載支持される。
【0009】前記容器3はステンレス鋼で円筒状に形成
されており、その下部に排出用コック3aが備えられる
とともに、上部開口にアクリル樹脂材からなる円盤状の
蓋体4が密封状に嵌め込み装着されており、かつ、蓋体
4の中心には撹拌具5が容器3軸心と同心で回転自在に
軸支されている。
【0010】撹拌具5は、図3に示すように、蓋体4の
中心に貫通されて容器内に向けて片持ち状に延出された
ステンレス鋼製の支軸6に、同じくステンレス鋼からな
る複数の撹拌棒7を段違い放射状に取り付けて構成され
たものであり、最下段の撹拌棒7の両端が容器内周面に
沿って少し上方に屈曲されるとともに、撹拌具5の回転
に伴って上向き流をもたらすよう傾斜させた撹拌羽根8
が備えられている(図5,図6参照)。
【0011】図4に示すように、撹拌具5における支軸
6の下端には、容器3の底面中心に突出装備した位置決
めピン9が係入されるガイド穴10が形成され、蓋体4
を容器3に装着した状態では支軸6が両持ち状態で振れ
なく支持されるようになっている。また、支軸6の上部
は蓋体4に備えた軸受けブッシュ11に下方より貫通さ
れてE形止め輪12で抜け止め支持されており、また、
支軸6の上端には回転伝達用の係合ピン13が横向きに
貫通装着されている。
【0012】図1に戻って、前記本体ケース1の上部に
は駆動ケース14が支点Pを中心に上下揺動可能にヒン
ジ連結されている。この駆動ケース14の前端側下部に
は前記撹拌具5の支軸6に対する回転駆動部15が備え
られている。この回転駆動部15には支軸6の上端に前
記係合ピン13を介して一体回転可能に係合連結される
係合凹部付きの駆動軸16が下向きに突設されており、
駆動ケース14が水平姿勢まで振り上げ揺動された状態
では、容器1の上方が大きく開放されて、容器支持台2
への容器脱着が可能となり、駆動ケース14が下方に揺
動されると、駆動軸16が撹拌具5の支軸上端に係合し
て、撹拌具5が駆動軸16と一体回転するよう構成され
ている。なお、図5に示すように、駆動部15には駆動
軸16を囲むようにゴムあるいはスポンジ等の弾性体1
7が設けられ、駆動ケース14を下降させて撹拌具5を
駆動する際に、弾性体17を介して蓋体4を弾性押圧し
て蓋体4の浮き上がりや容器3のガタつきを防止するよ
うになっている。
【0013】図1,図2に示すように、前記駆動軸16
は駆動ケース14の基部側に備えた電動モータ18にベ
ルト19を介して連動連結されており、この電動モータ
18を操作する操作部20が駆動ケース14の上面に設
けられている。この操作部20には、起動停止用のスイ
ッチ21、モータ回転速度を高低2段に切り換える速度
選択スイッチ22、および、モータ作動時間を設定する
タイマーつまみ23が備えられている。
【0014】また、本体ケース1と駆動ケース14との
間には伸縮自在かつ伸長付勢されたガススプリング24
が架設されており、常態では駆動ケース14が水平開放
位置まで付勢上昇されるとともに、ガススプリング24
に抗して駆動ケース14を押し下げて駆動位置まで揺動
すると、駆動ケース14をその下降位置に自動固定する
ロック機構25が備えられている。このロック機構25
は、図7および図8に示すように、駆動ケース14側に
備えたロック板26と、本体ケース1側に上向き片持ち
状に備えた板バネ製の係合アーム27とからなり、駆動
ケース14を前記駆動位置まで揺動下降すると、係合ア
ーム27の上端折り曲げ部27aがロック板26の孔2
6aに自動的に係合して駆動ケース14の付勢上昇を阻
止するようになっている。また、係合アーム27の遊端
側に設けたロック解除ボタン28が本体ケース1の側面
から突出され、このロック解除ボタン28を押し込み操
作することで係合アーム27の上端折り曲げ部27aが
ロック板26から離脱され、駆動ケース14がガススプ
リング24によって水平開放位置に自動復帰上昇するの
である。
【0015】なお、図3に示すように、前記蓋体4には
粉体供給口29と、これをスライド回動可能によって開
閉するキャップ板30が設けられており、混合撹拌処理
においては、予め所定量の液体を収容した容器3を容器
支持台2に装填した後、駆動ケース14を下げて撹拌具
5を駆動可能にし、電動モータ18を起動して容器内の
液を撹拌しながら粉体供給口29から少しづつ粉体を投
入する。所定量の粉体供給が終了するとキャップ板30
によって粉体供給口29を閉じ、タイムアップするまで
混合撹拌処理を行うのである。
【0016】この混合撹拌によると、図5に示すよう
に、傾斜容器内の液体に対して撹拌具5は傾斜姿勢で回
転することになり、収容物は撹拌具5の軸心周りに旋回
流動するのみならず、容器手前側の深い部位では液体の
自重流動の影響で縦方向の回転流動がもたらされ、比較
的低い回転速度での撹拌でも複雑な流動がもたらされて
効率の良い混合撹拌が行われる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係る粉体の液状混合撹拌装置によれば、次のような
効果が期待できる。 (1)複雑な形状の撹拌羽根や抵抗体を用いて強制的に
乱流を発生させるものではないので、混合撹拌効率が高
いものでありながら気泡の発生が少ない。 (2)撹拌具を中心とする旋回流動と縦方向の回転流動
とのよって効率の高い混合撹拌が行われることになり、
その結果、撹拌具の回転速度を低くすることが可能とな
り、気泡発生を抑制するのに一層効果的となる。 (3)撹拌具が着脱自在な蓋体に装備されるので、容器
および撹拌具の洗浄が容易となりメンテナンス性に優れ
たものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体の液状混合撹拌装置の全体側
面図である。
【図2】駆動ケースの上面図である。
【図3】撹拌具の斜視図である。
【図4】撹拌具の要部を示す一部切り欠き側面図であ
る。
【図5】処理状態を示す縦断側面図である。
【図6】図5におけるa−a線断面図である。
【図7】駆動ケースの上昇状態におけるロック機構を示
し、(a)は側面図、(b)は要部の縦断正面図であ
る。
【図8】駆動ケースの下降状態におけるロック機構を示
し、(a)は側面図、(b)は要部の縦断正面図であ
る。
【図9】従来の撹拌手段の概略図である。
【符号の説明】 2 容器支持台 3 容器 4 蓋体 5 撹拌具 6 支軸 15 回転駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体と液体とを収容した容器を所定の傾
    斜状態で位置決め載置する容器支持台と、容器の開口に
    着脱可能に装着される蓋体と、容器軸心と平行な回転軸
    心で回転自在に蓋体に支持した撹拌具と、蓋体から突出
    された撹拌具支軸の先端に係脱可能に係合連結される回
    転駆動部とを備えある粉体の液状混合撹拌装置。
JP26782795A 1995-09-20 1995-09-20 粉体の液状混合撹拌装置 Pending JPH0985073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26782795A JPH0985073A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 粉体の液状混合撹拌装置

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JP26782795A JPH0985073A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 粉体の液状混合撹拌装置

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JPH0985073A true JPH0985073A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17450172

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JP26782795A Pending JPH0985073A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 粉体の液状混合撹拌装置

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JP (1) JPH0985073A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437564B1 (ko) * 1997-02-03 2004-09-04 주식회사 삼양사 교반장치 및 방법
JP2012040556A (ja) * 2011-09-27 2012-03-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 流体の攪拌方法およびアーム回転式スパージャ
CN110575770A (zh) * 2019-09-19 2019-12-17 韩利敏 一种酒水酿造的酿酒原料搅拌装置

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