JPH0984898A - 運動訓練装置 - Google Patents

運動訓練装置

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JPH0984898A
JPH0984898A JP24147095A JP24147095A JPH0984898A JP H0984898 A JPH0984898 A JP H0984898A JP 24147095 A JP24147095 A JP 24147095A JP 24147095 A JP24147095 A JP 24147095A JP H0984898 A JPH0984898 A JP H0984898A
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weight
flywheel
inertia
moment
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JP24147095A
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Hidenori Fujiwara
秀紀 藤原
Yoshihiro Sakakibara
義宏 榊原
Hironobu Toyoshima
広宣 豊島
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が通常運動時と同一の運動感覚を得る
ことができる運動訓練装置を提供する。 【構成】 ランニング装置1の無端ベルト5に連動回転
するプーリ3a,3bを設け、該プーリ3a,3bにボ
ールネジ22を結合し、ボールネジ上に錘23を保持し
てフライホイール20を構成する。フライホイール20
の慣性モーメントを、ボールネジ22に設けた錘23の
回転軸中央からの位置によって自動的かつ無段階に変
え、利用者の体重や訓練目的に応じた慣性モーメントを
設定する制御部を設ける。 【効果】 利用者の体重や訓練目的に合わせて無段階
に、かつ自動的にフライホイールの慣性モーメントを変
えることができるため、通常訓練時と同一の運動感覚を
体験することができ、利用者の希望する運動訓練効果を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は運動訓練装置に関し、特
に、無端ベルトにより形成された走行面上を利用者が走
行することにより無端ベルトが回転するランニング装置
や、利用者がペダルをこぐことによりペダルの回転軸及
び後輪に該当する回転体に掛けた無端ベルトが回転する
固定自転車型の、いわゆるエルゴメータに関する。
【0002】
【従来の技術】運動訓練装置の一例として、駆動手段に
より回転している無端ベルト上を利用者が走行するラン
ニング装置や固定された自転車型のエルゴメータがあ
る。
【0003】ランニング装置では予め無端ベルトの回転
速度を利用者の所望速度とする設定を行う。利用者の走
行速度は無端ベルトの回転速度によって決められるた
め、走行中の利用者が予め設定した速度よりも早くある
いは遅く走行したい場合は、例えば、操作パネルを操作
して利用者自身が無端ベルトの回転速度を変更する作業
を行わなければならない。
【0004】しかし、利用者が走行中に操作パネル等を
操作する動作は、通常の地上走行時には行わない動作で
ある。このため、利用者に地上走行時とは異なる異和感
を与える。また、走行速度が変わる毎に走行を中断して
速度を再設定しなくてはならない。
【0005】この問題を解消し、ランニング装置を使用
して走行中の利用者が速度を変更する際にも、地上走行
時とは異なる動作を行わなくて済むランニング装置とし
て、自走式と呼ばれるランニング装置が提案されてい
る。
【0006】自走式ランニング装置は、無端ベルトに駆
動手段を設けず、利用者がてすり等に掴まって走行す
る。利用者が走行することにより無端ベルトが回転す
る。加速や減速を操作パネルなどを利用せず、利用者の
走行動作によって行うことができる。
【0007】特開昭55−84179号公報では、無端
ベルトの回動保持手段であるプーリに変速機構を介して
フライホイールを設け、該変速機構を動作させることに
より走行中の瞬時瞬時を利用者の希望する任意の速度で
走行でき、さらに無端ベルト上で利用者の腰部を保持す
る機構を設けて、てすり等につかまった状態ではなく地
上での走行姿勢と同様な姿勢に保ちながら走行訓練を行
うことのできるランニング装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自走式ランニング装置
で走行する際に通常運動時と同一の運動感覚を利用者が
得るためには、以下の2点を同時に満たす必要がある。
まず、利用者の推進力と同じ大きさの反力を走行面であ
る無端ベルトから利用者が受けなければならない。従来
の自走式ランニング装置においては、無端ベルトを駆動
手段によって回転させないことによりこの条件を満たし
ていた。
【0009】次に、利用者の慣性質量(即ち、利用者の
体重)に基づき無端ベルトを回転させる際の慣性モーメ
ントを設定する必要が生じるが、この点については概念
としては考えられていたが具体的には達成されていなか
った。
【0010】また、固定自転車型のいわゆるエルゴメー
タにおいては、従来は例えば後輪に該当する回転軸に対
して利用者が負荷を設定する。運動訓練中に操作パネル
を操作して後輪に該当する回転軸のブレーキ値、つまり
負荷を変更するものがある。
【0011】しかし、利用者が所望の運動量を得るため
に設定する負荷は個々の利用者によって異なり、利用者
がエルゴメータのペダルをこぎ始めてから何回か操作パ
ネルを操作して負荷を調整し直す必要が生じ、わずらわ
しい作業となる。また、ブレーキによる負荷が常にかか
っているため通常の運動時と同一の運動感覚を得ること
ができない。
【0012】本発明の目的は、利用者が通常の運動時と
異なる姿勢や動作を取る必要が無く、更に、通常運動時
と同一の運動感覚を得ることができる運動訓練装置を提
供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、利用者の希望する運
動訓練効果を得ることができる運動訓練装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の運動訓練装置
は、架台に回転可能な回転支持体を設け、ベルトの両端
を接続した無端ベルトの内周が該回転支持体の外周に当
接し、利用者が運動することにより該回転支持体あるい
は該無端ベルトが回転する運動訓練装置において、該回
転可能な回転支持体に連動して回転するフライホイール
を設け、該フライホイールの慣性モーメントを利用者の
体重と利用者が希望する運動負荷から算出する制御部
と、該制御部で算出した慣性モーメントに基づき該フラ
イホイールの慣性モーメントを変更する手段を設けた。
【0015】フライホイールの慣性モーメントは利用者
の体重と利用者が希望する運動負荷から自動的に算出設
定される。利用者が通常運動時と異なる姿勢や動作を取
る必要が無く、更に、通常運動時と同一の運動感覚を得
ることができ、利用者の希望する運動訓練効果を簡単な
操作で得ることができる。
【0016】
【実施例】図1から図8を用いて本発明の一実施例によ
るランニング装置を説明する。図1は本発明の一実施例
によるランニング装置の全体を示す。なお、説明の便宜
上、本実施例においては利用者の相対的進行方向を前
方,利用者の背中側を後方として説明する。
【0017】図1に示すランニング装置1において、床
面上に設けた架台2は後プーリ3a、前プーリ3b及び
複数のローラ4を回動自在に支持している。後プーリ3
aと前プーリ3bの外周は、無端ベルト5を緊張状態に
保持している。無端ベルト5を前後方向に動かすと、無
端ベルト5の内周に設けたローラ4と共に後プーリ3a
及び前プーリ3bが回転する。
【0018】架台2の前方及び後方には支柱6b,6a
が設けてある。上下方向にある程度移動し所望の高さで
ある程度保持可能な引きひも7b,7aが前方及び後方
の支柱6b,6a間に渡って設けてあり、引きひも7
b,7aの中央部には利用者8が装着する腰ベルト9が
保持されている。
【0019】架台2の脇には、操作部11,表示部12
及び体重計13を有する制御パネル部10が設けてあ
る。操作部11は利用者8がランニング装置1の操作を
行うためのものであり、無端ベルト5の上に利用者8が
乗ったままでも操作することができる。表示部12は利
用者にランニング装置1の状態などを知らせるためのも
のである。体重計13は利用者8の体重を測定するため
の装置である。
【0020】なお、体重計13の代わりに架台2と床面
の間に加重計測装置を設け、利用者8が無端ベルト5上
部に乗り込んだ際に体重を計測しても良い。また、予め
利用者自身が把握している体重計測値を操作部11から
直接入力してもかまわない。
【0021】図5に示すように、制御パネル部10は制
御部14に計測値や設定値を入力する。制御部14は、
図1に示す前プーリ3bの回転軸と軸心を合致させ、ケ
ース15及びケース16で外周を覆ったフライホイール
20(図2−4を参照して後述する)の駆動機構30に
制御信号を供給するものであり、利用者8の体重データ
に基づきフライホイール20の慣性モーメントを演算す
る機能を有している。
【0022】次に、図2及び図3を用いて、上述したフ
ライホイール20の細部を説明する。図2は、図1に示
すランニング装置1において、ケース16を取り去った
前プーリ3b付近を拡大して示す。
【0023】架台2によりローラ4と共に前後プーリ3
b、3aが回動自在に保持されている。無端ベルト5は
ローラ4、プーリ3b、3aの回転を伴って回動する。
前プーリ3bの左右にフライホイール20を設けている
が、ここでは説明の便宜上、前プーリ3bの右側に設け
たフライホイール20を図示し、説明する。
【0024】フライホイール20は、ボールネジ22、
ボールネジ22に設けた例えば鉄製の錘23、ボールネ
ジ22及び錘23を支持するガイド24等により構成さ
れる。ボールネジは、送り運動用ネジの一例として用い
られており、前プーリ3bの回転軸と同軸の軸芯に設け
たギア部21により回転制御される。ボールネジ22を
回転させると錘23の半径方向位置が変化する。2つの
錘23は軸芯に対して対称的に同一量変位できる。
【0025】架台31は、支持面上に支持される固定部
31aと、その上の移動部31bを含む。移動部31
b,固定部31aには、それぞれ慣性モーメント調節モ
ータ32及び移動部31bをフライホイール20の軸芯
方向に移動させるギア結合モータ33が設けてある。ボ
ールネジ22に設けたギア部21に対向する位置に慣性
モーメント調節モータ32のギア部35が位置してい
る。
【0026】慣性モーメント調節モータ32は、移動部
31bに保持されている。固定部31aに設けたギア結
合モータ33により、移動部31bが架台2側に移動す
ると、慣性モーメント調節モータ32に設けたギア部3
5がボールネジ22の軸芯に設けたギア部21に嵌合す
る。
【0027】なお、ギア結合モータ33を駆動する際に
は、ブレーキ駆動モータ34を操作し、前プーリ3bに
設けたブレーキ36を作動させ、前プーリ3bの回転を
抑止する。
【0028】図3は図2に示すフライホイール20のA
−A断面図である。ボールネジ22に結合されたギア部
21は通常弾性部材43を介してガイド24に保持され
ているストッパ42により係止されている。
【0029】慣性モーメント調節モータ32の移動によ
り、ギア部35がボールネジ22に設けたギア部21に
接触すると、ギア部35の先端に設けたストッパ解除突
起41がストッパ42を押圧する。ストッパ42が慣性
モーメント調節モータ32の移動に伴って弾性部材43
を変形させてガイド24側に動き、ギア部21との結合
から外れる。この状態でボールネジ22が回転可能とな
る。慣性モーメント調節モータ32を回転させると、ギ
ア部35が2つのボールネジ用ギア部21を逆方向に回
転させる。ギア部21の回転と共にボールネジ22が回
転し、ガイド24に設けたスライドレール25に沿って
2つの錘23はフライホイール20の半径方向に互に逆
方向に移動する。
【0030】図3においては、フライホイール20の最
も内側に位置した錘23を実線で示す。例えば、慣性モ
ーメント調節モータ32の回転軸から距離r1の位置に
錘23の重心が位置している場合、錘23とボールネジ
22及びガイド24との位置関係は点線で示すようにな
る。
【0031】なお、フライホイール20の回転中は、図
3に示すようにストッパ42がギア部21に嵌合してい
るため、ボールネジ22は回転せず、錘23が遠心力に
よって外周方向へ移動することはない。
【0032】図4は、図3におけるB−B断面図であ
る。なお、図4では錘23の形状を断面の中心角が60
°あるいは60°を少し超す角度の扇形の内側をくり抜
いた形状とし、錘23の検出位置として図1に示すケー
ス16内の3ヶ所に検出センサ26を設けた場合を示し
ている。フライホイール20がどのような回転角度で止
まっていても錘23が最短半径位置の初期位置に移動し
た場合は、錘の内縁を検出できる。錘23の初期位置
は、図4に示す点線C1と点線C2とで囲まれる移動可
能範囲内に任意に設定できる。この場合、検出センサ2
6が錘23を検出するとともに、錘23のどの位置を検
出しているかを認識する機能を有していれば、検出セン
サ26を錘23の初期位置にあわせて設ける必要は無
い。なお、本実施例では説明の便宜上、錘23の初期位
置を距離r0としフライホイール20の最も内側として
いる。
【0033】本実施例においては、錘23の内縁を検出
センサ26が検出し、錘23の初期位置は図4に示す最
短半径位置としたため、検出センサ26の機能としては
錘23の有無のみを検出するだけで十分である。しか
し、錘23の初期位置を図4に示す最短半径位置または
最長半径位置以外とする場合には、検出センサ26が錘
23の有無を検出しても、錘23が幅や形状を有するの
で、制御部14はボールネジ22上における錘23の位
置を特定することができなくなる。言い替えると、検出
センサ26が検出したのは、錘23の内縁か外縁かある
いはその中間なのかを特定することができない。
【0034】そこで、検出センサ26に錘23の有無を
検出させるだけでなく、錘23の位置も検出させるよう
にしてもよい。例えば、錘23の任意の位置(例えば内
縁)に予め検出センサ26により認識する検出片を設
け、検出センサ26が検出片を検出した時点を制御部1
4が基準として用いる。このようにすれば、制御部14
がボールネジ22上の錘23の位置を特定できる。
【0035】以上述べたように、検出センサ26に持た
せる機能によっては、錘23の初期位置をどこに設定し
たとしても検出センサ26の設定位置を錘23の初期位
置に合わせる必要はなくなる。
【0036】図5は、本実施例におけるランニング装置
の制御を行う制御部14と制御パネル部10及び駆動機
構30との接続状況を簡単に示したものであり、図1及
び図2に示す前プーリ3bの左右両側にフライホイール
20を設けた場合を示している。なお、フライホイール
20は、後プーリ3aの左右に設けても、両プーリに設
けてもよい。さらに、プーリの片側にフライホイールを
設けることも可能である。
【0037】該制御部14は利用者8の体重データを基
に上述したフライホイール20の慣性モーメントを演算
する機能を有している。制御部14は、操作部11、表
示部12及び体重計13からなる制御パネル部10及び
左右のフライホイール20を駆動する2つの慣性モーメ
ント調節モータ32,2つのギア結合モータ33及びブ
レーキ駆動モータ34などの駆動機構30と接続してお
り、操作部11及び体重計13からの入力に基づき、表
示部12及び駆動機構30に出力を行う。
【0038】以上のように構成された本実施例における
ランニング装置を利用した場合の、利用者の利用手順及
び装置の条件設定状況を、図6乃至図9に流れ図として
示し、図1乃至図5を参照しながら説明する。
【0039】図6に示すように、まず利用者8が利用開
始時に操作部11から開始信号を入力する。ステップS
01において、操作部11からの開始信号を受けた制御
部14は、ブレーキ駆動モータ34を動作させる指令を
出す。ブレーキ駆動モータ34が作動することによって
前プーリ3bに設けたブレーキ36が動作し、前プーリ
3bの回転を抑止する。
【0040】次に、ステップS02において、制御部1
4からギア結合モータ33を動作させる指令が出され、
架台31の移動部31bが動き、慣性モーメント調節モ
ータ32に設けたギア部35とフライホイール20に設
けたギア部21が結合する。この時、ストッパ42の係
止は解除される。
【0041】更に、ステップS03において、慣性モー
メント調節モータ32を回転させ、錘23を初期位置へ
移動させる。制御部14が検出センサ26からの信号を
受け、錘23の初期位置への移動を認識した時点でフラ
イホイール20の慣性モーメントの初期化が終了したと
判断する。
【0042】次いで、ステップS04において、制御部
14によりギア結合モータ33を作動させ、慣性モーメ
ント調節モータ32を後退することでギア部35をギア
部21から解離する。
【0043】なお、ギア部を結合させたままでもその後
の手順は進められる。ただし、ギア部を結合させたまま
で放置すると、ブレーキ36を駆動することにより止め
ている前プーリ3bが何らかの原因で外力等が掛かり回
転してしまった場合、ボールネジ22も回転するため、
錘23が初期位置からずれてしまう。
【0044】いずれにしても、利用者が実際に走行する
際にはギア部の結合は解除されている必要がある。ステ
ップS05において、以上の手順が終了した時点で制御
部14は表示部12に初期化の完了を表示する。制御部
14は初期化の完了を表示部12に表示したことで、利
用者8の体重計測値及び運動負荷値の取り込み待ちの状
態となる。
【0045】ステップS06においては、利用者8は体
重計13に乗り、操作部11を操作して体重測定を開始
することを示す信号を制御部14に送る。図7のステッ
プS07に示すように制御部14は操作部11からの開
始信号を受け取る。ステップS08に示すように、利用
者は運動負荷値を操作部11を操作して設定する。利用
時の安全性を考慮して運動負荷値には上限及び下限が設
けてある。ステップS08aにおいては、ステップS0
8にて入力した運動負荷値が適正範囲内かどうか判定す
る。適正範囲内でなければステップS08に戻り運動負
荷値の再入力を利用者8が行う。
【0046】なお、本実施例においては、利用者が運動
負荷値を入力しなかった場合には運動負荷値を1として
制御部14が自動設定を行うものとした。ステップS0
9において、体重の測定が終了したことを示す信号を制
御部14が受取ると、体重計13の測定した利用者8の
体重計測値を読み込んで、体重計測値に運動負荷値を掛
けた値を制御部14が体重データとして算出する。
【0047】ちなみに、体重データとは制御部14によ
って利用者の実際の体重を示す体重計測値に補正を掛け
た結果得られた値を示すものであり、体重計測値と一致
する場合もあれば一致しない場合も生じる。従って、利
用者の実際の体重を示す体重計測値と区別するために用
語を変えて表現した。
【0048】ステップS10において、制御部14は予
め蓄積している許容範囲体重データと体重データとを比
較演算し、体重データが訓練許容範囲内か否かを判断す
る。運動負荷値を1とした場合は体重データと体重計測
値は一致し、更に、利用者の希望する走行感覚が地上走
行時と同一の走行感覚となる。
【0049】本実施例に示すランニング装置1において
は、フライホイール20に設けたボールネジ22の長さ
により錘23の移動範囲が限られるため、慣性モーメン
トの調節設定可能な範囲が限定される。従って、算出し
た体重データによっては利用者8に適したフライホイー
ル20の慣性モーメントを設定することができない場合
もある。そのため、ステップS11において、体重デー
タが許容範囲外の時はその旨を表示部12に表示する。
【0050】更にステップS11aにおいて、体重デー
タが運動負荷値の再設定によって許容範囲内となるかど
うかを体重計測値をもとに制御部14が判定する。判定
結果が許容範囲内となるのであれば、制御部14は体重
データが許容範囲内となる運動負荷値の範囲を表示部1
2に表示し、利用者8は表示された範囲内の運動負荷値
を再度入力する。
【0051】例えば、運動負荷値の設定可能な範囲を
0.7以上1.3以下とし、体重データの許容範囲を3
0kg以上120kg以下とする。この場合、体重計測
値が100kgの利用者が運動負荷値を1.3と設定し
た場合には、体重データが130kgになるため許容範
囲内に入らない。運動負荷値を0.7以上1.2以下の
範囲内で再設定した場合には、体重データが許容範囲内
に入るため利用することができる。
【0052】一方、判定結果が許容範囲外となる場合は
利用者8は本装置を利用することができないため、制御
部14はランニング装置1の使用不可能を表示部14に
表示し終了する。例えば、体重計測値が180kgの利
用者は、運動負荷値を設定可能な範囲の下限である0.
7で設定しても体重データは126kgとなるため許容
範囲内に入らず、装置自体の利用が不可能となる。な
お、以上の説明における数値は、あくまでも説明のため
の例示である。
【0053】なお、許容範囲か否かの判断は、体重の重
すぎるあるいは軽すぎる利用者に対して、安全面で問題
のない範囲か否かを考慮して判断しても良い。体重デー
タが許容範囲内であれば、制御部14は体重データをも
とに、以下に説明する図8のステップS12〜S17に
示すようにフライホイール20の慣性モーメントの調節
を行う。以下、運動負荷値を1と設定したものとする。
【0054】なお、制御部14が有する慣性モーメント
の算出機能を以下で述べるが、ランニング装置1がフラ
イホイール20を前プーリ3bの左右に1つづつ有して
おり、一つのフライホイール20には錘23を2つずつ
有しているものとする。
【0055】利用者の体重をM、利用者の推進力をF、
錘23を有するフライホイール20による慣性モーメン
トをI1、後プーリ3a及び前プーリ3bの半径をR、
錘23をすべて取り除いた前後プーリ3a,3bの慣性
モーメントの和をI2、前後プーリ3a,3bの角速度
をωとする。
【0056】利用者は無端ベルト5およびローラ4も回
転させるが、これらの慣性モーメントは前後プーリ3
a,3bおよびフライホイール20の慣性モーメントに
比べれば十分小さいため、無端ベルト5およびローラ4
の慣性モーメントはここでは考慮せず、次の運動方程式
を得る。
【0057】
【数1】
【0058】一方、地上を走る場合と同じ加速度を利用
者が体感するためには、次式が成り立たなければならな
い。
【0059】
【数2】
【0060】数1と数2により次式が求められる。
【0061】
【数3】
【0062】ここで錘23一つの質量を質量mとし、フ
ライホイール20の慣性モーメントI1を簡単な計算で
求めると
【0063】
【数4】
【0064】となり、数3及び数4から次式が得られ
る。
【0065】
【数5】
【0066】後プーリ3a及び前プーリ3bの半径を示
す半径R、錘23をすべて取り除いた前後プーリ3a,
3bの慣性モーメントの和を慣性モーメントI2、錘2
3一つの質量を質量mとしたが、各々の値はあらかじめ
測定により得ることができる。従って、利用者の体重を
示す重量Mの値が分かれば利用者の体重(重量M)に応
じた慣性モーメントを有するフライホイールの半径r1
の値を設定することができる。
【0067】実験によって数4に相当するr1とI1の
正確な関係式をあらかじめ調べておき、数5に相当する
正確なr1を算出してもよいが、利用者に通常運動時と
同一の運動感覚を与えるためには、数5が成り立てばよ
い。
【0068】ステップS12において、以上述べたよう
に、体重データに基づいてフライホイール20の中心位
置から錘23の重心までの距離r1(=半径r1)を算
出する。
【0069】制御部14の演算中または演算終了後、初
期設定時(ステップS01からステップS05)と同様
に、ギア結合モータ33を動作させて慣性モーメント調
節モータ32を移動させ、ギア部35をギア部21に結
合する。
【0070】例えば、駆動手段30にパルスモータを用
いる場合には、制御部14は、初期設定時から必要な移
動距離である距離r1に該当するパルス数を算出する。
ステップS13において、ギア結合モータ33を駆動し
てギアを結合する。ステップS14において、慣性モー
メント調節モータ32へ該パルス数のパルスを供給し、
慣性モーメント調節モータ32を駆動する。錘23が初
期設定時から距離r1だけ移動する。
【0071】体重データに応じたフライホイール20の
慣性モーメントの調節が終わると、ステップS15にお
いて、制御部14はステップS04と同様にギア結合モ
ータ33を移動させてギア部21及びギア部35の結合
を解除する。同時にストッパ42がギア部21に係合す
る。ステップS16において、表示部12にフライホイ
ール20の慣性モーメントの調節の完了を表示する。制
御部14は表示部12にフライホイール20の慣性モー
メントの調節の完了を表示すると、操作部11からの走
行信号の入力待機状態となる。ステップS17におい
て、利用者8はブレーキ36が作動し前プーリ3bの回
転が抑止されているため無端ベルト5が回転しない状態
で無端ベルト上に乗り、腰ベルト9を装着する。
【0072】図9のステップS18に示すように利用者
は腰ベルト9を装着した後、操作部11を操作し制御部
14へ走行信号を送る。ステップS19において、制御
部14は操作部11から走行信号を受け取ると,ブレー
キ駆動モータ34を停止してブレーキ36による前プー
リ3bの制動を解除する。続いて、ステップS20にお
いて、表示部12に走行可能の表示を行う。
【0073】ステップS21において、利用者が表示部
12の表示を確認し走行を開始すると、腰ベルト9を装
着しているため利用者の推進力がすべて無端ベルト5に
伝達され無端ベルト5が後退回転するが、体重データに
合わせてフライホイール20の慣性モーメントを調整し
ているため、利用者は地上を走行する際と走行姿勢が変
わらず、更に通常運動時と同一の運動感覚を得ることが
できる。
【0074】走行を中止すると無端ベルト5の後退回転
が止まり、利用者は操作部11から走行終了信号の入力
を行う。ステップS22において走行終了信号が検出さ
れると、ステップS23に進み、走行訓練終了時には制
御部14がブレーキ36を作動させて無端ベルト5の回
転を固定する。従って、利用者は安全に無端ベルト5か
ら降りることができる。
【0075】なお、ブレーキ36およびギア部35は、
モータの代わりにシリンダ等を用いて駆動してもよく、
1つのフライホイール20に設ける錘23の個数は2個
でなく適宜選定してもよい。また、前プーリ3bの回転
を抑止するだけでなくブレーキ36の負荷の度合いを適
宜制御することにより、フライホイール20による負荷
と共にブレーキ36による負荷を掛け利用者8の希望す
る運動訓練効果を更に高めることもできる。
【0076】以上、利用者が地上走行時と同一の走行感
覚を得ることを目的として運動負荷値を1と設定した場
合を例にとり、図6乃至図9を用いて説明してきたが、
運動負荷値を1以外に設定した場合について再び図6乃
至図9を用いて説明する。
【0077】図6に示すステップS01からステップS
06及び図7に示すステップS07までは上述したもの
と変わらないためここでは説明を省略する。ステップS
08において利用者が訓練目的に応じた運動負荷値を操
作部11から入力する。制御部14は利用者8が入力し
た運動負荷値が適正かどうか判断し(ステップS08
a)、適正ならば運動負荷値を体重計測値に対する倍率
として利用することにより、補正した体重データを得る
(ステップS09)。
【0078】すなわち、リハビリテーションを目的とす
る利用者が運動負荷値を例えば0.9に設定すると、制
御部14が算出する利用者8の体重データは体重計測値
の90%となり利用者8の体重は実際よりも軽いとみな
され、フライホイール20の慣性モーメントは小さくな
るため、利用者8の負担が通常の走行時よりも軽くな
る。また、鍛錬を目的とする利用者8が運動負荷値を例
えば1.2に設定すると、利用者8自身が錘などを身に
付けずに体重が20%増加したと制御部14がみなすた
め、フライホイール20の慣性モーメントが大きくな
り、利用者自身が地上走行時に必要な力の20%増しの
力で走行しなければならなくなり、鍛練用負荷を身体に
装備すること無く簡単な操作で鍛錬効果を得ることがで
きる。
【0079】図8に示すように、ステップS12におい
て制御部14は体重データを基にフライホイール20の
慣性モーメントを算出する。この時に用いる体重データ
は利用者の希望する運動負荷値によって補正済みであ
り、体重データを利用してフライホイール20の慣性モ
ーメントを算出し、慣性モーメント調節モータに送るパ
ルス数を算出する。
【0080】ステップS13から終了までは既に説明し
た内容と同一のため、以下説明を省略する。以上述べた
ように、利用者8の訓練目的を運動負荷値として表し、
制御部14が体重計測値を運動負荷値によって補正した
結果得られた体重データを用いてフライホイール20の
慣性モーメントを変化させることにより、利用者8は地
上走行時と同一の走行感覚を得ると共に、訓練目的に応
じた運動効果を得ることもできる。
【0081】なお、図6乃至図9においては、順次前ス
テップを完了しなければ次ステップに進めないものとし
て説明してきたが、制御部14により並列処理が可能な
部分は並列処理を行なっても良い。例えば、図6に示す
フライホイールの慣性モーメントを初期化するステップ
S02からステップS05と、体重データの許容範囲の
認識作業を行なうステップS06から図7に示すステッ
プS10あるいはステップS11aまでを、ステップS
01終了後、同時に行なうこともできる。
【0082】また、図6乃至図9に示す流れ図の図示は
省略するが、操作部11から中止信号を入力すると、い
つでも制御部14の処理をステップS01に戻すことが
できる。
【0083】以上ランニング装置を例に取り本発明の一
実施例を説明したが、図3に示すフライホイール20を
固定された自転車型のいわゆるエルゴメータに用いた場
合を図10を用いて簡単に説明する。
【0084】なお、図10においては図1乃至図9と同
一部分は同一符号を用いて説明する。図10に示すエル
ゴメータ140はハンドル141とサドル142,ペダ
ル143等を有する固定された自転車型をしており、自
転車型のフレーム144のペダル軸支部には回転支持体
145が設けてある。ベルトの両端を接続した無端ベル
ト146の内周がペダル軸支部に設けた回転支持体14
5とケース16内に位置する後輪に該当する回転軸部に
設けた回転支持体(図示せず)の外周に当接し、無端ベ
ルトは緊張状態に保持されている。利用者8がペダル1
43をこぐことによりペダル軸支部に設けた回転支持体
145が回転し、回転支持体145によって無端ベルト
146が回転し、後輪の回転軸部に該当する回転支持体
が駆動される。回転支持体の回転軸には、図3に示すフ
ライホイール20が結合されている。フライホイール2
0は回転支持体と共に、ケース16内に収容されてい
る。
【0085】制御部14は、図示を省略した体重計から
入力される利用者8の体重と利用者8が希望する運動負
荷からフライホイール20の慣性モーメントを算出し、
算出した慣性モーメントに基づき該フライホイール20
の慣性モーメントを変更する。慣性モーメントの算出は
前述した実施例における算出と同様である。なお、先に
述べたランニング装置1においては重量Mを利用者の体
重としたが、本実施例においては利用者8の体重と一般
的な自転車の重量の和を重量Mとし、ペダル143の回
転半径を半径Rとする。
【0086】本実施例によれば、利用者8が例えばハン
ドル141に設けた操作パネル(図示せず)を操作して
負荷を調整する動作は、従来とは異なり利用者8がペダ
ルをこぎ始める前に行われる。従って、エルゴメータ1
40での走行開始が即座に運動訓練開始となり、利用者
8は通常の運動訓練時と同一の運動感覚を得ることがで
きる。
【0087】また、エルゴメータ140に設けたケース
16内の回転支持体にブレーキを設け、上述のフライホ
イール20による負荷と共に該ブレーキによる負荷値を
制御することによって、予め利用者8が希望する運動負
荷値を設定することにより利用者8の希望する運動訓練
効果を更に高めることもできる。
【0088】なお、図10に示す本実施例においては、
フライホイール20を後輪に位置する回転軸部に設けた
回転支持体に設けたものとして説明してきたが、前輪に
位置する回転軸部をフレーム144に設け、後輪に位置
する回転軸部に設けた回転支持体の代わりに、該前輪に
位置する回転軸部に設けた回転支持体にフライホイール
20や上述のブレーキを設けても良い。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、慣性モーメントを調節
する機能を有するフライホイールを有し、利用者の体重
や訓練目的に合わせて簡単な操作で通常の運動訓練時と
同一の運動感覚を得ることができる運動訓練装置を得る
ことができ、利用者の希望する運動訓練効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるランニング装置の全体
図である。
【図2】図1に示す実施例によるランニング装置のケー
スを取り去った右側前プーリ付近の拡大図である。
【図3】図2に示すフライホイールのA−A断面図であ
る。
【図4】図3に示すフライホイールのB−B断面図であ
る。
【図5】図1に示す実施例における制御部の制御パネル
及び駆動機構との接続関係を示した図である。
【図6】図1に示すランニング装置における利用者の利
用手順及び装置の動作状況を示す流れ図である。
【図7】図1に示すランニング装置における利用者の利
用手順及び装置の動作状況を示す流れ図である。
【図8】図1に示すランニング装置における利用者の利
用手順及び装置の動作状況を示す流れ図である。
【図9】図1に示すランニング装置における利用者の利
用手順及び装置の動作状況を示す流れ図である。
【図10】本発明の他の実施例によるエルゴメータの概
略を示す図である。
【符号の説明】
1:自走式ランニング装置 2:架台 3a:後プーリ 3b:前プーリ 4:ローラ 5:無端ベルト 6a:後支柱 6b:前支柱 7a,7b:引きひも 8:利用者 9:腰ベルト 10:制御パネル部 11:操作部 12:表示部 1
3:体重計 14:制御部 15,16:ケース 20:フライホイール 21:ギア部 2
2:ボールネジ 23:錘 24:ガイド 2
5:スライドレール 26:検出センサ 30:駆動機構 31
a:固定部 31b:移動部 32:慣性モーメント調節モータ 3
3:ギア結合モータ 34:ブレーキ駆動モータ 35:ギア部 3
6:ブレーキ 37:ストッパ 38:弾性部材 3
9:ストッパ解除突起 41:ストッパ解除突起 42:ストッパ 4
3:弾性部材 140:エルゴメータ 141:ハンドル 14
2:サドル 143:ペダル 144:フレーム 14
5:回転支持体 146:無端ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊島 広宣 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台に回転可能な回転支持体を設け、ベル
    トの両端を接続した無端ベルトの内周が該回転支持体の
    外周に当接し、利用者が運動することにより該回転支持
    体あるいは該無端ベルトが回転する運動訓練装置におい
    て、 該回転可能な回転支持体に連動して回転するフライホイ
    ールを設け、 該フライホイールの慣性モーメントを利用者の体重と利
    用者が希望する運動負荷から算出する制御部と、 該制御部で算出した慣性モーメントに基づき該フライホ
    イールの慣性モーメントを変更する手段を設けたことを
    特徴とする運動訓練装置。
  2. 【請求項2】架台の前方及び後方に円筒形状の回転支持
    体を設け、ベルトの両端を接続した無端ベルトの内周が
    該回転支持体の外周に当接し、該回転支持体により該無
    端ベルトを緊張状態かつ回動自在に保持し、該無端ベル
    トの水平部上に利用者が乗り込み、走行することにより
    該無端ベルトが回転する運動訓練装置において、 該回転支持体に連動し回転するフライホイールを設け、 該フライホイールの慣性モーメントを利用者の体重と利
    用者が希望する運動負荷から算出する制御部と、 該制御部で算出した慣性モーメントに基づき該フライホ
    イールの慣性モーメントを変更する手段を設けたことを
    特徴とする運動訓練装置。
  3. 【請求項3】架台の前方及び後方に回転支持体を設け、
    ベルトの両端を接続した無端ベルトの内周が該回転支持
    体の外周に当接し、該回転支持体により該無端ベルトを
    緊張状態かつ回動自在に保持しており、該回転支持体の
    一方の回転軸に連動するペダルを架台の左右に設け、利
    用者が該ペダルをこぐことにより該回転支持体が回転し
    て該無端ベルトが回転する運動訓練装置において、 他方の回転支持体に連動し回転するフライホイールを設
    け、 該フライホイールの慣性モーメントを利用者の体重と利
    用者が希望する運動負荷から算出する制御部と、 該制御部で算出した慣性モーメントに基づき該フライホ
    イールの慣性モーメントを変更する手段を設けたことを
    特徴とする運動訓練装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2あるいは請求項3
    に記載の運動訓練装置のフライホイールの慣性モーメン
    トを変更する手段として、 送り運動用ネジと該送り運動用ネジ上を移動する錘と該
    送り運動用ネジと該錘との相対関係を保持するガイドと
    から該フライホイールを構成し、 該送り運動用ネジを回転する駆動手段を設け、 該送り運動用ネジの回転によって錘が移動し、該送り運
    動用ネジにおける錘の位置が変化することを特徴とする
    運動訓練装置。
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