JP2000140154A - 運動装置 - Google Patents

運動装置

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JP2000140154A
JP2000140154A JP10326368A JP32636898A JP2000140154A JP 2000140154 A JP2000140154 A JP 2000140154A JP 10326368 A JP10326368 A JP 10326368A JP 32636898 A JP32636898 A JP 32636898A JP 2000140154 A JP2000140154 A JP 2000140154A
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JP
Japan
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belt
driving
walking
roller
drive
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JP10326368A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Shimomura
真介 下村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行時の無理なストレスが緩和され、運動負
荷があまり強すぎず心地よく継続し易い運動を行うこと
ができる運動装置を提供する。 【解決手段】 左右の側部保持体と、側部保持体前部に
左右に渡り回転自在に軸支された前部可動ローラと、側
部保持体後部に左右に渡り回転自在に軸支された後部可
動ローラと、前部可動ローラ後方に近接し左右に渡り回
転自在に軸支された前部駆動ローラと、後部可動ローラ
の前方に近接し左右に渡り回転自在に軸支された後部駆
動ローラと、前部可動ローラと後部可動ローラとに掛架
された歩行ベルトと、歩行ベルトの環内で前部駆動ロー
ラと後部駆動ローラとに掛架された駆動ベルトと、左右
の側部保持体に支持され駆動ベルトの環内に配設された
滑り板と、前部駆動ローラ及び/又は後部駆動ローラを
回転駆動する駆動装置と、駆動装置の回転速度を制御す
る制御部と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康維持増進を目
的とした運動装置に属するものであり、無端ベルトを用
いて歩行又は走行運動が行える機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、運動装置は、従来のいわゆる体力
増強のために用いられるのみならず、生活習慣病に代表
される疾患予防や回復等の健康維持増進に用いられるこ
とも多くなってきている。生活習慣病に代表される疾患
予防や回復等の健康維持増進に用いられる運動装置の特
徴としては、運動強度があまり強すぎず心地よい運動を
行うことができる点であり、数多くの運動装置が提案さ
れてきている。
【0003】従来の運動装置としては、特公平2−47
2321号公報(以下イ号公報と呼ぶ)に「無端状トラ
ックベルトを具備するトラック機構、トラック機構の勾
配を段階的に変更しうる勾配調節機構、データ検出手
段、コントロール機構および手すりからなるトラック訓
練支援装置であって、前記トラック機構は、トラックベ
ルトを走行させる駆動手段を有し、前記データ検出手段
は、運動者の運動状態の検出器とトラック機構の運動状
態の検出器とからなり、前記コントロール機構は、前記
データ検出手段よりの情報に基づいて前記駆動手段と前
記勾配調節機構とを制御する制御手段を有し、さらに運
動者の体重、年齢などの基礎データを入力する入力手段
と、運動メニューを設定する設定手段と、運動メニュー
に基づいてトラック機構の走行と勾配を制御する制御信
号を発する動作制御手段と、運動者の基礎データに基づ
き運動者の限界負荷量を算出する限界負荷量算出手段
と、運動者の現状負荷量を算出する現状負荷量算出手段
と、前記限界負荷量と現状負荷量とを比較し、前記動作
信号および(または)警告信号を発する監視制御手段
と、を有してなるトラック訓練支援装置」が開示されて
いる。
【0004】イ号公報に開示のトラック訓練支援装置
は、検出器によりトラックベルト上の利用者の位置を検
出し、利用者がトラックベルト上の所定の範囲内に位置
する時は無端ベルトの定速駆動を行い、利用者の位置が
無端ベルト上の所定の範囲を外れた時は正又は負の加速
をオンオフ操作で実行するもので、上記構成により、利
用者の速度の変化に追従させてトラックベルトの送り速
度を変化させることにより、利用者が定位置で安定した
歩行が行えることにより、利用者の歩行(走行)感覚を
向上させるものであった。
【0005】また、特開平10−113367号公報
(以下ロ号公報と呼ぶ)には「利用者が歩行または走行
する可動面を有する無端軌道機構と、外部から入力され
る制御信号に基づいた速度で可動面が移動するように無
端軌道機構を駆動する駆動手段と、可動面上に設定した
基準位置から可動面上の利用者の位置までの位置偏差を
検出する位置偏差検出手段と、位置偏差検出手段により
検出された位置偏差を入力し、位置偏差の増大に従って
単調に増大する出力信号を形成して、駆動手段に制御信
号として送出する制御手段とを有する利用者応答型運動
装置」が開示されている。
【0006】ロ号公報に開示の利用者応答型運動装置
は、位置偏差検出手段により、可動面上の利用者の位置
と可動面上に設定した基準位置との位置偏差を検出し、
位置偏差の増大に従って、駆動手段を加速又は減速する
制御を行うことにより、利用者の速度に追従して無端ベ
ルトを制御するもので、上記構成により、利用者の速度
の変化に追従させて可動面の送り速度を変化させること
により、利用者が定位置で安定した歩行が行えることに
より、利用者の歩行感覚を向上させるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イ号公
報に開示のトラック訓練支援装置及びロ号公報に開示の
利用者応答型運動装置では、自然な歩行運動と比較する
と、地面が動いている状態と同じことになるため、着地
した場合には足に進行方向と逆方向に力が加わり、足を
蹴り出す場合には足に進行方向と同方向に力が加わり、
足の関節や股関節や筋肉に大きなストレスを与えてしま
うという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、着地した場合には足に進行方向と逆方向に加わる力
を低減することができ、足を蹴り出す場合には足に進行
方向と同方向に加わる力を低減することができ、歩行時
の無理なストレスが緩和され、運動負荷があまり強すぎ
ず心地よく継続し易い運動を行うことができ、足を乗せ
歩行運動を行うだけで自然な歩行が可能となり、個々の
人に応じた継続性のある運動を行うことができる運動装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の運動装置は、左右一対に配設された側部保
持体と、左右の側部保持体の前部に左右の側部保持体に
渡って回転自在に軸支された前部可動ローラと、左右の
側部保持体の後部に左右の側部保持体に渡って回転自在
に軸支された後部可動ローラと、前部可動ローラの後方
に前部可動ローラに近接して左右の側部保持体に渡って
回転自在に軸支された前部駆動ローラと、後部可動ロー
ラの前方に後部可動ローラに近接して左右の側部保持体
に渡って回転自在に軸支された後部駆動ローラと、前部
可動ローラと後部可動ローラとに平行掛けされた歩行ベ
ルトと、歩行ベルトの環内に配設され前部駆動ローラと
後部駆動ローラとに平行掛けされた駆動ベルトと、左右
の側部保持体に支持され上面が駆動ベルトの内面に近接
して駆動ベルトの環内に配設された滑り板と、前部駆動
ローラ及び/又は後部駆動ローラを回転駆動する駆動装
置と、駆動装置の回転速度を制御する制御部と、を備え
た構成より成る。
【0010】この構成により、着地した場合には足に進
行方向と逆方向に加わる力を低減することができ、足を
蹴り出す場合には足に進行方向と同方向に加わる力を低
減することができ、歩行時の無理なストレスが緩和さ
れ、運動負荷があまり強すぎず心地よく継続し易い運動
を行うことができ、足を乗せ歩行運動を行うだけで自然
な歩行が可能となり、個々の人に応じた継続性のある運
動を行うことができる運動装置を提供することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】この目的を達成するために本発明
の請求項1に記載の運動装置は、左右一対に配設された
側部保持体と、左右の側部保持体の前部に左右の側部保
持体に渡って回転自在に軸支された前部可動ローラと、
左右の側部保持体の後部に左右の側部保持体に渡って回
転自在に軸支された後部可動ローラと、前部可動ローラ
の後方に前部可動ローラに近接して左右の側部保持体に
渡って回転自在に軸支された前部駆動ローラと、後部可
動ローラの前方に後部可動ローラに近接して左右の側部
保持体に渡って回転自在に軸支された後部駆動ローラ
と、前部可動ローラと後部可動ローラとに平行掛けされ
た歩行ベルトと、歩行ベルトの環内に配設され前部駆動
ローラと後部駆動ローラとに平行掛けされた駆動ベルト
と、左右の側部保持体に支持され上面が駆動ベルトの内
面に近接して駆動ベルトの環内に配設された滑り板と、
前部駆動ローラ及び/又は後部駆動ローラを回転駆動す
る駆動装置と、駆動装置の回転速度を制御する制御部
と、を備えた構成としたものであり、この構成により、
以下の作用が得られる。
【0012】(1)前部駆動ローラ及び/又は後部駆動
ローラは、駆動装置により回転し、それに伴って、駆動
ベルトが回転する。
【0013】(2)使用者の踏み出された足が歩行ベル
トに着地した時、歩行ベルトは足の踏み付け力により駆
動ベルトに押しつけられ、歩行ベルトと駆動ベルトとの
間に摩擦力が発生し、その摩擦力により駆動ベルトを介
して駆動装置の駆動力が歩行ベルトに伝達され、使用者
の踏み出された足は歩行ベルトの送り方向へ送られる。
【0014】(3)使用者の蹴り出す足が歩行ベルトか
ら離れる時、歩行ベルトにかかる使用者の足の踏み付け
力が徐々に減少するため、歩行ベルトが駆動ベルトに押
し付けられる力が徐々に減少し、歩行ベルトと駆動ベル
トとの間の摩擦力が徐々に減少する。この摩擦力の減少
により、駆動ベルトを介して歩行ベルトに伝達される駆
動装置の駆動力が徐々に減少し、使用者は右側歩行ベル
ト9からの送り方向への力の影響が低減された状態で右
足を蹴り出すことができる。
【0015】(4)上記(2)及び(3)により、使用
者の足が着地した場合に足に加わる進行方向と逆方向の
力を低減することができ、足を蹴り出す場合に使用者の
足に加わる進行方向と同方向の力を低減することができ
るため、歩行時の無理なストレスが緩和され、運動負荷
があまり強すぎず心地よく継続し易い運動を行うことが
できる。
【0016】(5)上記(2)及び(3)により、足を
載せ歩行運動を行うだけで自然な歩行が可能となり、個
々の人に応じた継続性のある運動を行うことができる。
【0017】本発明の請求項2に記載の運動装置は、左
右一対に配設された側部保持体と、側部保持体の中間に
配設された中央保持体と、左右の側部保持体及び中央保
持体の前部に左側又は右側の側部保持体と中央保持体と
に渡って回転自在に軸支された左右一対の前部可動ロー
ラと、左右の側部保持体及び中央保持体の後部に左側又
は右側の側部保持体と中央保持体とに渡って回転自在に
軸支された左右一対の後部可動ローラと、前部可動ロー
ラの後方に前部可動ローラに近接して左側又は右側の側
部保持体と中央保持体とに渡って回転自在に軸支された
左右一対の前部駆動ローラと、後部可動ローラの前方に
後部可動ローラに近接して左側又は右側の側部保持体と
中央保持体とに渡って回転自在に軸支された左右一対の
後部駆動ローラと、前部可動ローラと後部可動ローラと
に平行掛けされた左右一対の歩行ベルトと、歩行ベルト
の環内に配設され前部駆動ローラと後部駆動ローラとに
平行掛けされた左右一対の駆動ベルトと、左右の側部保
持体及び/又は中央保持体に支持され上面が駆動ベルト
の内面に近接して駆動ベルトの環内に配設された滑り板
と、前部駆動ローラ及び/又は後部駆動ローラを回転駆
動する左右一対の駆動装置と、駆動装置の回転速度を制
御する制御部と、を備えた構成としたものであり、この
構成により、以下の作用が得られる。
【0018】(1)前部駆動ローラ及び/又は後部駆動
ローラは、駆動装置により回転し、それに伴って、駆動
ベルトが回転する。
【0019】(2)使用者の踏み出された足が歩行ベル
トに着地した時、歩行ベルトは足の踏み付け力により駆
動ベルトに押しつけられ、歩行ベルトと駆動ベルトとの
間に摩擦力が発生し、その摩擦力により駆動ベルトを介
して駆動装置の駆動力が歩行ベルトに伝達され、使用者
の踏み出された足は歩行ベルトの送り方向へ送られる。
【0020】(3)使用者の蹴り出す足が歩行ベルトか
ら離れる時、歩行ベルトにかかる使用者の足の踏み付け
力が徐々に減少するため、歩行ベルトが駆動ベルトに押
し付けられる力が徐々に減少し、歩行ベルトと駆動ベル
トとの間の摩擦力が徐々に減少する。この摩擦力の減少
により、駆動ベルトを介して歩行ベルトに伝達される駆
動装置の駆動力が徐々に減少し、使用者は右側歩行ベル
ト9からの送り方向への力の影響が低減された状態で右
足を蹴り出すことができる。
【0021】(4)上記(2)及び(3)により、使用
者の足が着地した場合に足に加わる進行方向と逆方向の
力を低減することができ、足を蹴り出す場合に使用者の
足に加わる進行方向と同方向の力を低減することができ
るため、歩行時の無理なストレスが緩和され、運動負荷
があまり強すぎず心地よく継続し易い運動を行うことが
できる。
【0022】(5)上記(2)及び(3)により、足を
載せ歩行運動を行うだけで自然な歩行が可能となり、個
々の人に応じた継続性のある運動を行うことができる。
【0023】(6)左右の足に対応した歩行ベルトと駆
動ベルトとの送りを行うことができる。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1又は2に記載の運動装置において、制御部は、駆動装
置が起動してから設定された一定時間かけて駆動装置の
回転数を設定された回転数まで上昇させる制御を行うこ
とを特徴とする構成としたものであり、この構成によ
り、請求項1又は2の作用に加え、使用者が歩行運動を
始めようとする場合、駆動ベルトの送り速度の徐々に目
標値まで駆動されるため、歩行スタート時における使用
者の足に加わるストレスが緩和され、使用者がバランス
を保ち易く、安全に運動を行うことが可能となるという
作用が得られる。
【0025】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3の何れか一項に記載の運動装置において、駆動
装置の回転速度を制御する制御部を備え、制御部は、停
止指示を受けると設定された一定時間かけて駆動装置の
回転数を現在の回転数から停止するまで下降させる制御
を行うことを特徴とする構成としたものであり、この構
成により、請求項1乃至3の何れか一項の作用に加え、
使用者が歩行運動を終了しようとする場合、駆動ベルト
の送り速度が徐々にゼロになるように減速するため、歩
行終了時における使用者の足に加わるストレスが緩和さ
れ、使用者がバランスを保ち易く、安全に運動が行える
運動装置を提供することが可能となるという作用が得ら
れる。
【0026】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至4の何れか一項に記載の運動装置において、駆動
ベルトの送り速度を検出する速度センサを備えた構成と
したものであり、この構成により、速度センサにより駆
動ベルトの送り速度を検出することができるため、駆動
ベルトの送り速度を駆動装置のにフィードバックする制
御が可能となり、駆動ベルトの送り速度の正確な制御が
可能となるという作用が得られる。
【0027】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至5の何れか一項に記載の運動装置において、前記
歩行ベルトの送り速度を検出する速度センサを備えた構
成としたものであり、この構成により、以下の作用が得
られる。
【0028】(1)速度センサにより歩行ベルトの送り
速度を検出することができるため、歩行ベルトの送り速
度を駆動装置の制御にフィードバックする制御が可能と
なり、駆動ベルトの送り速度の正確な制御が可能とな
る。
【0029】(2)速度センサにより歩行ベルトの送り
速度を検出することができるため、使用者の運動状態に
応じた駆動装置の制御を行うことができる。
【0030】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1乃至6の何れか一項に記載の運動装置において、側部
保持体及び/又は中央保持体にかかる荷重を検出する荷
重センサを備えた構成としたものであり、この構成によ
り、以下の作用が得られる。
【0031】(1)荷重センサの検出する荷重変化によ
り、使用者の行った歩行の歩数を測定することが可能と
なる。
【0032】(2)使用者の前後左右のバランス及び体
重を検出することができ、使用者の運動状態に応じた制
御を行うことができる。
【0033】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の運動装置において、制御装置は、荷重センサ
により検出された荷重が設定されたある荷重値以下であ
る状態が設定された一定時間以上継続した場合、駆動装
置を停止する制御を行うことを特徴とする構成としたも
のであり、この構成により、以下の作用が得られる。
【0034】(1)使用者が歩行運動を途中で止め運動
装置より降りた場合駆動装置は自動的に停止するため、
消費エネルギーの節約が可能となる。
【0035】(2)使用者が歩行運動を途中で止め運動
装置より降りた場合駆動装置は自動的に停止するため、
安全性が向上する。
【0036】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1乃至8の何れか一項に記載の運動装置において、駆動
ベルトの幅は歩行ベルトの幅よりも狭いことを特徴とす
る構成としたものであり、この構成により、使用者の足
の運びが駆動ベルトより外れる場合には、駆動ベルトの
駆動力が歩行ベルトに対し足の外れた分だけ伝達され
ず、足の運びをまっすぐにした場合には駆動ベルトの駆
動力が歩行ベルトに伝達される為、使用者の歩行姿勢の
矯正を行うことができるという作用が得られる。
【0037】以下に本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
運動装置の斜視図であり、図2は実施の形態1における
運動装置の平面図であり、図3は実施の形態1における
運動装置の側面図である。
【0038】図1〜図3において、1は運動装置、2は
運動装置1の底部、3は底部2の前端部上面中央に立設
された鉛直棒状の支柱、4は中央部が支柱3の先端部に
連設された倒U字型のアーム、5aは底部2の前端付近
から後端に渡り底部2の左側部上面に配設された左側保
持体、5bは底部2の前端付近から後端に渡り底部2の
右側部上面に配設された右側保持体、5cは底部2の上
面の左側保持体5aと右側保持体5bとの中間に配設さ
れた中央保持体、6a、6bは底部2の前側端部付近に
中央保持体5cの左右に一対に配設されそれぞれ中央保
持体5cと左側保持体5a、中央保持体5cと右側保持
体5bとに回転自在に軸支された左側前部可動ローラ及
び右側前部可動ローラ、7a、7bは底部2の後側端部
付近に中央保持体5cの左右に一対に配設されそれぞれ
中央保持体5cと左側保持体5a、中央保持体5cと右
側保持体5bとに回転自在に軸支された左側後部可動ロ
ーラ及び右側後部可動ローラ、8は中央保持体5cの左
側前部可動ローラ6aと左側後部可動ローラ7aとに平
行掛けされた左側歩行ベルト、9は中央保持体5cの右
側前部可動ローラ6bと右側後部可動ローラ7bとに平
行掛けされた右側歩行ベルト、10は底部2の前端付近
の左側前部可動ローラ6a及び右側前部可動ローラ6b
の後側に軸を左右にして配設され左側保持体5aと右側
保持体5bとに軸支された前部駆動ローラ、11は底部
2の後端付近の左側前部可動ローラ6a及び右側前部可
動ローラ6bの前側に軸を左右にして配設され左側保持
体5aと右側保持体5bとに軸支された後部駆動ロー
ラ、12は前部駆動ローラ10と後部駆動ローラ11と
に平行掛けされ左側歩行ベルト8及び右側歩行ベルト9
の環内側に配設された駆動ベルトである。左側前部可動
ローラ6aと右側前部可動ローラ6b、及び左側後部可
動ローラ7aと右側後部可動ローラ7bとは、各々のロ
ーラの軸が左右方向の同軸上に並ぶように、中央保持体
5cに対して対称に配設されている。また、左側前部可
動ローラ6a、右側前部可動ローラ6b、左側後部可動
ローラ7a、右側後部可動ローラ7bの径は前部駆動ロ
ーラ10及び後部駆動ローラ11の径より大きく、駆動
ベルト12は左側歩行ベルト8及び右側歩行ベルト9の
環内で掛架されている。また、駆動ベルト12の上部外
面は左側歩行ベルト8及び右側歩行ベルト9の内面に接
しない程度に近接している。13は左側保持体5aの左
側部に配設され前部駆動ローラ10と後部駆動ローラ1
1との一方又は両方を回転駆動する駆動装置、14は支
柱3の先端付近のアーム4の上部に配設され使用者が動
作命令や設定命令等を入力する入力装置、15は支柱3
の先端付近のアーム4の上部に配設された表示装置、1
6は入力装置14からの入力に基づき駆動装置13の回
転数や表示装置15の表示の制御を行う制御装置、17
a、17bは左側保持体5a、右側保持体5b、中央保
持体5cを前後を底部2上面に支持する前部支持体及び
後部支持体である。左側歩行ベルト8及び右側歩行ベル
ト9は、それぞれ左側前部可動ローラ6aと左側後部可
動ローラ7a、右側前部可動ローラ6bと右側後部可動
ローラ7bとの回転により自由に回転可能となってい
る。駆動ベルト12は、駆動装置13により回転駆動さ
れる前部駆動ローラ10及び/又は後部駆動ローラ11
により回転する。入力装置14は、制御装置16のオン
・オフを制御するスタートスイッチ、ストップスイッチ
や条件設定スイッチ等から構成されている。
【0039】図4は図2のA−A線矢視断面図であり、
図5は図3のB−B線矢視断面図である。
【0040】図4及び図5において、1は運動装置、2
は底部、3は支柱、4はアーム、5a、5b、5cはそ
れぞれ左側保持体、右側保持体、中央保持体、6は前部
可動ローラ、7は後部可動ローラ、8は左側歩行ベル
ト、9は右側歩行ベルト、10は前部駆動ローラ、11
は後部駆動ローラ、12は駆動ベルト、13は駆動装
置、14は入力装置、15は表示装置、16は制御装
置、17a、17bはそれぞれ前部支持体、後部支持体
であり、これらは図1及び図2で説明したものと同様の
ものであるので、同一の符号を付けて説明を省略する。
【0041】18は前部駆動ローラ10と後部駆動ロー
ラ11との間の駆動ベルト12の環内に配設され左側保
持体5aと右側保持体5bと中央保持体5cとに支持さ
れた補強板、19は補強板18の上面全面に渡り貼設さ
れた滑り板、20は駆動ベルト12の回転速度を検出す
る速度センサである。滑り板19の上面は駆動ベルト1
2の上部内面に近接して配設されている。速度センサ2
0は光電式や磁気式や超音波式等のセンサで構成され
る。また、滑り板19の強度が充分確保できる場合は補
強板18を設ける必要はなく、左側保持体5aと右側保
持体5bと中央保持体5cとにより滑り板19を支持す
るようにしてもよい。
【0042】図6は実施の形態1の運動装置の装置ブロ
ック図である。図6において、13は駆動装置、14は
入力装置、15は表示装置、16は制御装置、20は速
度センサであり、これらは図1〜図4において説明した
ものと同様のものである。速度センサ20は、駆動ベル
ト12の送り速度を検出し制御装置16に速度検出信号
を送る。入力装置14は、使用者の操作により歩行速度
や身体データや運動目標時間や毎分当たりの目標歩数等
を制御装置16に入力する。制御装置16は、速度セン
サ20により検出された駆動ベルト12の送り速度と入
力装置14より送られたデータと内部のメモリ内に記憶
されているデータとに基づいて駆動装置13に制御信号
を送り、また、表示装置15に積算歩数、消費カロリ
ー、継続時間等を表示させる。
【0043】以上のように構成された本実施の形態の運
動装置において、以下その動作を説明する。
【0044】まず、使用者は、入力装置14により歩行
速度や身体データや運動目標時間や毎分当たりの目標歩
数等を制御装置16に入力する。次に、使用者は左足を
左側歩行ベルト8、右足を右側歩行ベルト9に載せる。
この時、使用者は、アーム4を掴んでもよいし、掴まな
くてもよい。次に、使用者が入力装置14に設けられた
スタートスイッチ押すと、入力装置14の信号を制御装
置16が受信し、制御装置16は予め入力された歩行速
度や毎分当たりの目標歩数等に基づき駆動装置13を制
御することにより、駆動ベルト12の送り速度を徐々に
上げる。このとき、制御装置16は、速度センサ20か
らの速度検出信号を受信し、速度検出信号から駆動ベル
ト12の送り速度を算出し、駆動ベルト12の送り速度
が入力装置14に入力された歩行速度と一致するまで、
駆動装置13の回転数を上昇させる制御を行う。ここ
で、入力装置14に設けられたスタートスイッチが押さ
れてから駆動ベルト12の送り速度が設定された歩行速
度に一致するまでの時間は、制御装置16のメモリ内に
記憶されており、デフォルトでは3秒に設定されいる
が、使用者によって設定値を変更可能としてもよく、そ
の場合、使用者が選択可能なように入力装置14にセレ
クトスイッチを設け1秒〜20秒の間で選択を行わせて
も良い。
【0045】駆動ベルト12が駆動ローラ11aと駆動
装置13により駆動されている状態において、使用者が
歩行の動作である左足を踏み出し右足を蹴り出す動作を
行った場合、踏み出された左足が左側歩行ベルト8に着
地した時、左側歩行ベルト8は左足の踏み付け力により
駆動ベルト12に押しつけられ、左側歩行ベルト8と駆
動ベルト12との間に摩擦力が発生し、その摩擦力によ
り駆動ベルト12を介して駆動装置13の駆動力が左側
歩行ベルト8に伝達され、使用者の左足は左側歩行ベル
ト8の送り方向へ送られる。また、使用者の蹴り出す右
足が右側歩行ベルト9から離れる時、右側歩行ベルト9
にかかる使用者の右足の踏み付け力が徐々に減少するた
め、右側歩行ベルト9が駆動ベルト12に押し付けられ
る力が徐々に減少し、右側歩行ベルト9と駆動ベルト1
2との間の摩擦力が徐々に減少する。この摩擦力の減少
により、駆動ベルト12を介して右側歩行ベルト9に伝
達される駆動装置13の駆動力が徐々に減少し、使用者
は右側歩行ベルト9からの送り方向への力の影響が低減
された状態で右足を蹴り出すことができる。
【0046】さらに、使用者が歩行の動作である右足を
踏み出し左足を蹴り出す動作を行った場合、踏み出され
た右足が右側歩行ベルト9に着地した時、右側歩行ベル
ト9は右足の踏み付け力により駆動ベルト12に押しつ
けられ、右側歩行ベルト9と駆動ベルト12との間に摩
擦力が発生し、その摩擦力により駆動ベルト12を介し
て駆動装置13の駆動力が右側歩行ベルト9に伝達さ
れ、使用者の右足は右側歩行ベルト9の送り方向へ送ら
れる。また、使用者の蹴り出す左足が左側歩行ベルト8
から離れる時、左側歩行ベルト8にかかる使用者の左足
の踏み付け力が徐々に減少するため、左側歩行ベルト8
が駆動ベルト12に押し付けられる力が徐々に減少し、
駆動ベルト12との間の摩擦力が徐々に減少する。この
摩擦力の減少により、駆動ベルト12を介して左側歩行
ベルト8に伝達される駆動装置13の駆動力が徐々に減
少し、使用者は左側歩行ベルト8からの送り方向への力
の影響が低減された状態で左足を蹴り出すことができ
る。
【0047】上記歩行時において、使用者はアーム4を
掴んでもよいし、掴まなくてもよい。
【0048】次に、入力装置14に入力され設定された
運動目標時間が経過した場合や入力装置14に設けられ
たストップスイッチが押された場合、制御装置16は、
駆動装置13の回転数を制御することにより駆動ベルト
12の送り速度を徐々に下げる。この時、制御装置16
は、速度センサ20の信号を受信し演算し、駆動ベルト
12の送り速度がゼロになるまで駆動装置13の回転速
度を減少させる制御を行う。ここで、入力装置14に入
力され設定された運動目標時間が経過するか又は入力装
置14に設けられているストップスイッチが押されてか
ら駆動ベルト12の送り速度がゼロになるまでの時間
は、制御装置16のメモリ内に記憶されており、デフォ
ルトでは3秒に設定されいるが、使用者により設定値を
変更可能としてもよく、その場合、使用者が選択可能な
ように入力装置14にセレクトスイッチを設け1秒〜2
0秒の間で選択を行うようにしても良い。
【0049】尚、駆動ベルト12の停止条件は入力装置
14に入力され設定された運動目標時間が経過した場合
や入力装置14に設けられたストップスイッチが押され
た場合に限定されるものでなく、例えば、人体検知セン
サや使用者の身体状態を検知する脈拍センサや血圧セン
サ等を設けそれらの信号に基づき制御装置16で演算し
た結果を停止条件としてもよい。
【0050】以上のように、本実施の形態によれば、使
用者の足が着地した場合に足に加わる進行方向と逆方向
の力を低減することができ、足を蹴り出す場合に使用者
の足に加わる進行方向と同方向の力を低減することがで
きるため、歩行時の無理なストレスが緩和され、運動負
荷があまり強すぎず心地よく継続し易い運動を行うこと
ができる。また、足を載せ歩行運動を行うだけで自然な
歩行が可能となり、個々の人に応じた継続性のある運動
を行うことができる。
【0051】また、使用者が運動装置1を用いて歩行運
動を始めようとする場合、駆動ベルト12の送り速度の
徐々に目標値まで駆動され、また、運動装置1を停止さ
せる場合には、駆動ベルト12の送り速度が徐々にゼロ
になるように減速するため、歩行スタート時や歩行終了
時における使用者の足に加わるストレスが緩和され、使
用者がバランスを保ち易く、安全に運動が行える運動装
置を提供することが可能となる。
【0052】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2の運動装置の平面図であり、図8は実施の形態2の
運動装置の側面図であり、図9は図7のC−C線矢視断
面図であり、図10は図8のD−D線矢視断面図であ
る。
【0053】図7〜図10において、1は運動装置、2
は底部、3は支柱、4はアーム、5aは左側保持体、5
bは右側保持体、5cは中央保持体、6aは左側前部可
動ローラ、6bは右側前部可動ローラ、7aは左側後部
可動ローラ、7bは右側後部可動ローラ、8は左側歩行
ベルト、9は右側歩行ベルト、14は入力装置、15は
表示装置、16は制御装置、17aは前部支持体、17
bは後部支持体、18は補強板、19は滑り板であり、
これらは実施の形態1で説明したものと同様のものであ
るので、同一の符号を付けて説明を省略する。
【0054】10aは底部2の前端付近の左側前部可動
ローラ6aの後側に軸を左右にして配設され左側保持体
5aと中央保持体5cとに軸支された左側前部駆動ロー
ラ、10bは底部2の前端付近の右側前部可動ローラ6
bの後側に軸を左右にして配設され右側保持体5bと中
央保持体5cとに軸支された右側前部駆動ローラ、11
aは底部2の後端付近の左側前部可動ローラ6aの前側
に軸を左右にして配設され左側保持体5aと中央保持体
5cとに軸支された左側後部駆動ローラ、11bは底部
2の後端付近の右側前部可動ローラ6bの前側に軸を左
右にして配設され右側保持体5bと中央保持体5cとに
軸支された右側後部駆動ローラ、12aは左側前部駆動
ローラ10aと左側後部駆動ローラ11aとに平行掛け
され左側歩行ベルト8の環内側に配設された左側駆動ベ
ルト、12bは右側前部駆動ローラ10bと右側後部駆
動ローラ11bとに平行掛けされ右側歩行ベルト9の環
内側に配設された右側駆動ベルトである。左側前部駆動
ローラ10aと右側前部駆動ローラ10b、及び左側後
部駆動ローラ11aと右側後部駆動ローラ11bとは、
各々のローラの軸が左右方向の同軸上に並ぶように、中
央保持体5cに対して対称に配設されている。また、左
側前部可動ローラ6a及び右側前部可動ローラ6bの径
は左側前部駆動ローラ10a及び右側前部駆動ローラ1
0bの径より大きく、左側後部可動ローラ7a及び右側
後部可動ローラ7bの径は左側後部駆動ローラ11a及
び右側後部駆動ローラ11bの径より大きく、左側駆動
ベルト12aは左側歩行ベルト8の環内で掛架されてお
り、右側駆動ベルト12bは右側歩行ベルト9の環内で
掛架されている。また、左側駆動ベルト12a、右側駆
動ベルト12bの上部外面は左側歩行ベルト8、右側歩
行ベルト9の内面に接しない程度に近接して配設されて
いる。13aは左側保持体5aの左側部に配設され左側
前部駆動ローラ10aと左側後部駆動ローラ11aとの
一方又は両方を回転駆動する左側駆動装置、13bは右
側保持体5bの右側部に配設され右側前部駆動ローラ1
0bと右側後部駆動ローラ11bとの一方又は両方を回
転駆動する右側駆動装置、20aは左側駆動ベルト12
aの送り速度を検出する左側駆動速度センサ、20bは
右側駆動ベルト12bの送り速度を検出する右側駆動速
度センサ、21aは左側保持体5aの前端下部と前部支
持体17aとの間に配設され左側保持体5aの前端部に
懸かる荷重を検出する左側前部荷重センサ、21bは右
側保持体5bの前端下部と前部支持体17aとの間に配
設され右側保持体5bの前端部に懸かる荷重を検出する
右側前部荷重センサ、22aは左側保持体5aの後端下
部と後部支持体17bとの間に配設され左側保持体5a
の後端部に懸かる荷重を検出する左側後部荷重センサ、
22bは右側保持体5bの後端下部と後部支持体17b
との間に配設され右側保持体5bの後端部に懸かる荷重
を検出する右側後部荷重センサ、23aは左側歩行ベル
ト8の送り速度を検出する左側歩行速度センサ、23b
は右側歩行ベルト9の送り速度を検出する右側歩行速度
センサである。
【0055】図11は実施の形態2の運動装置の装置ブ
ロック図である。図11において、13aは左側駆動装
置、13bは右側駆動装置、14は入力装置、15は表
示装置、16は制御装置、20aは左側駆動速度セン
サ、20bは右側駆動速度センサ、21aは左側前部荷
重センサ、21bは右側前部荷重センサ、22aは左側
後部荷重センサ、22bは右側後部荷重センサ、23a
は左側歩行速度センサ、23bは右側歩行速度センサで
あり、これらは図7〜図10において説明したものと同
様のものである。
【0056】左側駆動速度センサ20aは、左側駆動ベ
ルト12aの送り速度を検出し制御装置16に速度検出
信号を送る。右側駆動速度センサ20bは、右側駆動ベ
ルト12bの送り速度を検出し制御装置16に速度検出
信号を送る。左側歩行速度センサ23aは、左側歩行ベ
ルト8の送り速度を検出し制御装置16に速度検出信号
を送る。右側歩行速度センサ23bは、右側歩行ベルト
9の送り速度を検出し制御装置16に速度検出信号を送
る。左側前部荷重センサ21a、右側前部荷重センサ2
1b、左側後部荷重センサ22a、右側後部荷重センサ
22bは、左側保持体5aと右側保持体5bにかかる荷
重を検出し、制御装置16に荷重検出信号を送る。入力
装置14は、使用者の操作により、歩行速度や身体デー
タや運動目標時間や毎分当たりの目標歩数等を制御装置
16に入力する。制御装置16は、左側駆動速度センサ
20a、右側駆動速度センサ20b、左側歩行速度セン
サ23a、右側歩行速度センサ23bから送られる速度
検出信号と、左側前部荷重センサ21a、右側前部荷重
センサ21b、左側後部荷重センサ22a、右側後部荷
重センサ22bから送られる荷重検出信号と、使用者の
捜査により入力装置14から送られるデータと、内部の
メモリ内に記憶されているデータとに基づいて、左側駆
動装置13aと右側駆動装置13bとに制御信号を送
り、左側駆動装置13aと右側駆動装置13bとの回転
速度の制御を行う。更に、制御装置16は、表示装置1
5に積算歩数、消費カロリー、継続時間、荷重等を表示
させる制御を行う。
【0057】以上のように構成された本実施の形態の運
動装置について、以下その動作を説明する。
【0058】まず、使用者は、入力装置14を操作し、
制御装置16に歩行速度や身体データや運動目標時間や
毎分当たりの目標歩数等を入力する。次に、使用者は左
足を左側歩行ベルト8、右足を右側歩行ベルト9に載せ
る。この時、使用者は、アーム4を掴んでもよいし、掴
まなくてもよい。使用者が、入力装置14に設けられた
スタートスイッチ押すと、入力装置14の信号を制御装
置16が受信し、制御装置16は予め入力された歩行速
度や毎分当たりの目標歩数等に基づき左側駆動装置13
a及び右側駆動装置13bを制御することにより、左側
駆動ベルト12a及び右側駆動ベルト12bの送り速度
を徐々に上げる。このとき、制御装置16は、左側駆動
速度センサ20aと右側駆動速度センサ20bとの速度
検出信号を受信し、各速度検出信号から左側駆動ベルト
12aと右側駆動ベルト12bとの送り速度をそれぞれ
算出し、左側駆動ベルト12aと右側駆動ベルト12b
との送り速度が設定された歩行速度データに一致するま
で左側駆動装置13aと右側駆動装置13bとの回転数
を増加させる制御を行う。
【0059】ここで、入力装置14に設けられたスター
トスイッチが押されてから左側駆動ベルト12aと右側
駆動ベルト12bとの送り速度が設定された歩行速度に
一致するまでの時間は、制御装置16のメモリ内に記憶
されており、デフォルトでは3秒に設定されいるが、使
用者によって設定値を変更可能としてもよく、その場
合、使用者が選択可能なように入力装置14にセレクト
スイッチを設け1秒〜20秒の間で選択を行わせても良
い。
【0060】また、制御装置16は、使用者が乗ったこ
とを左側前部荷重センサ21a、右側前部荷重センサ2
1b、左側後部荷重センサ22a、右側後部荷重センサ
22bにより検知し、自動的に左側駆動装置13aと右
側駆動装置13bとを起動させ、スタートスイッチを押
さなくてもスタートすることができるようにしてもよ
い。
【0061】左側駆動ベルト12aと右側駆動ベルト1
2bとが左側駆動装置13aと右側駆動装置13bとに
より駆動されている状態において、使用者が歩行の動作
である左足を踏み出し右足を蹴り出す動作を行った場
合、踏み出された左足が左側歩行ベルト8に着地した
時、左側歩行ベルト8は左足の踏み付け力により左側駆
動ベルト12aに押しつけられ、左側歩行ベルト8と左
側駆動ベルト12aとの間に摩擦力が発生し、その摩擦
力により左側駆動ベルト12aを介して左側駆動装置1
3aの駆動力が左側歩行ベルト8に伝達され、使用者の
左足は左側歩行ベルト8の送り方向へ送られる。また、
使用者の蹴り出す右足が右側歩行ベルト9から離れる
時、右側歩行ベルト9にかかる使用者の右足の踏み付け
力が徐々に減少するため、右側歩行ベルト9が右側駆動
ベルト12bに押し付けられる力が徐々に減少し、右側
歩行ベルト9と右側駆動ベルト12bとの間の摩擦力が
徐々に減少する。この摩擦力の減少により、右側駆動ベ
ルト12bを介して右側歩行ベルト9に伝達される右側
駆動装置13bの駆動力が徐々に減少し、使用者は右側
歩行ベルト9からの送り方向への力の影響が低減された
状態で右足を蹴り出すことができる。
【0062】さらに、使用者が歩行の動作である右足を
踏み出し左足を蹴り出す動作を行った場合、踏み出され
た右足が右側歩行ベルト9に着地した時、右側歩行ベル
ト9は右足の踏み付け力により右側駆動ベルト12bに
押しつけられ、右側歩行ベルト9と右側駆動ベルト12
bとの間に摩擦力が発生し、その摩擦力により右側駆動
ベルト12bを介して右側駆動装置13bの駆動力が右
側歩行ベルト9に伝達され、使用者の右足は右側歩行ベ
ルト9の送り方向へ送られる。また、使用者の蹴り出す
左足が左側歩行ベルト8から離れる時、左側歩行ベルト
8にかかる使用者の右足の踏み付け力が徐々に減少する
ため、左側歩行ベルト8が左側駆動ベルト12aに押し
付けられる力が徐々に減少し、左側歩行ベルト8と左側
駆動ベルト12aとの間の摩擦力が徐々に減少する。こ
の摩擦力の減少により、左側駆動ベルト12aを介して
左側歩行ベルト8に伝達される左側駆動装置13aの駆
動力が徐々に減少し、使用者は左側歩行ベルト8からの
送り方向への力の影響が低減された状態で左足を蹴り出
すことができる。
【0063】上記歩行時において、使用者はアーム4を
掴んでもよいし、掴まなくてもよい。
【0064】次に、入力装置14に入力され設定された
運動目標時間が経過した場合、又は入力装置14に設け
られたストップスイッチが押された場合、又は左側前部
荷重センサ21a、右側前部荷重センサ21b、左側後
部荷重センサ22a、右側後部荷重センサ22bにより
検出された荷重の合計値が制御装置16のメモリ内に記
憶されている設定値W(例えば、10kgf)以下にあ
る設定時間T(例えば、3秒)以上継続してなった場
合、制御装置16は、左側駆動ベルト12aと右側駆動
ベルト12bとの送り速度を徐々に減少させるように左
側駆動装置13aと右側駆動装置13bを制御する。こ
の時、制御装置16は、左側駆動速度センサ20aと右
側駆動速度センサ20bとの速度検出信号を受信し、各
速度検出信号から左側駆動ベルト12aと右側駆動ベル
ト12bとの送り速度を演算し、左側駆動ベルト12a
と右側駆動ベルト12bとの送り速度がゼロになるまで
左側駆動装置13aと右側駆動装置13bとの回転数を
減少させる制御を行う。ここで、入力装置14に入力さ
れ設定された運動目標時間が経過するか、又は入力装置
14に設けられているストップスイッチが押されるか、
又は左側前部荷重センサ21a、右側前部荷重センサ2
1b、左側後部荷重センサ22a、右側後部荷重センサ
22bにより検出される荷重の合計値が制御装置16の
メモリ内に記憶されている設定値W以下にある設定時間
T以上継続してなってから、左側駆動ベルト12aと右
側駆動ベルト12bとの送り速度がゼロになるまでの時
間は、制御装置16のメモリ内に記憶されており、デフ
ォルトでは3秒に設定されいるが、使用者により設定値
を変更可能としてもよく、その場合、使用者が選択可能
なように入力装置14にセレクトスイッチを設け1秒〜
20秒の間で選択を行うようにしても良い。
【0065】尚、駆動ベルト12の停止条件は上記事項
に限定されるものでなく、例えば、人体検知センサや使
用者の身体状態を検知する脈拍センサや血圧センサ等を
設け、それらの信号に基づき制御装置16で演算した結
果を停止条件としてもよい。
【0066】また、左側前部荷重センサ21a、右側前
部荷重センサ21b、左側後部荷重センサ22a、右側
後部荷重センサ22bにより検出された荷重の合計値が
制御装置16のメモリ内に記憶されている設定値W以下
にある設定時間T以上継続してなった場合に左側駆動装
置13aと右側駆動装置13bとを停止させるようにす
る場合、合計荷重の条件を表す設定値Wは5〜30kg
fとすることが好適であり、継続時間の条件を表す設定
時間Tは2秒〜10秒とすることが好適である。これに
より、使用者が歩行運動を途中でやめ、運動装置1より
降りた場合、制御装置16は、使用者が運動装置1から
降りたことを荷重の検出値により判断し、左側駆動装置
13a及び右側駆動装置13bを自動的に停止するた
め、無駄なエネルギーを節約することができ、安全性も
向上する。
【0067】また、制御装置16のメモリ内に歩数カウ
ンタ変数を記憶させておき、制御装置16は、使用者の
踏み出された左足が左側歩行ベルト8に着地し左側前部
荷重センサ21aと左側後部荷重センサ22aとから制
御装置16に送られる荷重検出信号が制御装置16のメ
モリ内に設定されている設定値W1(例えば、20kg
f)以上になった場合、及び、使用者の踏み出された右
足が右側歩行ベルト9に着地し右側前部荷重センサ21
bと右側後部荷重センサ22bとから制御装置16に送
られる荷重検出信号が制御装置16のメモリ内に設定さ
れている設定値W1以上になった場合に、歩数カウンタ
変数を1だけ増加させ、表示装置15に積算歩数や毎分
当たりの歩数等を表示させる制御を行うようにしてもよ
い。
【0068】更に、制御装置16は、使用者が運動装置
1に載った時に、左側前部荷重センサ21a、右側前部
荷重センサ21b、左側後部荷重センサ22a、右側後
部荷重センサ22bから送られる荷重検出信号に基づき
演算を行い、個々及び組み合わせ及び合計の荷重データ
として表示装置15に表示される制御を行うようにして
もよい。これにより、使用者は前後左右のバランス及び
体重を表示装置15の表示により知ることができる。
【0069】また、制御装置16のメモリ内に数人分の
1月分のデータを記憶させるようにしてもよい。これに
より、使用者は体調管理を行うことができる。
【0070】以上のように、本実施の形態によれば、使
用者の足が着地した場合に足に加わる進行方向と逆方向
の力を低減することができ、足を蹴り出す場合に使用者
の足に加わる進行方向と同方向の力を低減することがで
き、歩行時の無理なストレスが緩和され、運動負荷があ
まり強すぎず心地よく継続し易い運動を行うことができ
る。また、足を載せ歩行運動を行うだけで自然な歩行が
可能となり、個々の人に応じた継続性のある運動を行う
ことができる運動装置を提供する。
【0071】また、使用者が運動装置1を用いて歩行運
動を始めようとする場合、左側駆動ベルト12a、右側
駆動ベルト12bの送り速度の徐々に目標値まで駆動さ
れ、また、運動装置1を停止させる場合には、左側駆動
ベルト12aの送り速度が徐々にゼロになるように減速
するため、使用者に対する歩行スタート時や歩行終了時
における使用者の足に加わるストレスが緩和され、使用
者がバランスを保ち易く、安全に運動が行える運動装置
を提供することが可能となる。
【0072】さらに、使用者が歩行運動を途中で止め運
動装置1より降りた場合においても、自動的に停止する
ため、省エネルギーで安全性の高い運動装置を提供する
ことが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上のようにな構成により、本発明の運
動装置によれば、以下のような有利な効果が得られる。
【0074】請求項1に記載の運動装置によれば、以下
の効果が得られる。 (1)使用者の足が着地した場合に足に加わる進行方向
と逆方向の力を低減することができ、足を蹴り出す場合
に使用者の足に加わる進行方向と同方向の力を低減する
ことができるため、歩行時の無理なストレスが緩和さ
れ、運動負荷があまり強すぎず心地よく継続し易い運動
を行うことが可能な運動装置を提供することができる。
【0075】(2)足を載せ歩行運動を行うだけで自然
な歩行が可能となり、個々の人に応じた継続性のある運
動を行うことが可能な運動装置を提供することができ
る。
【0076】請求項2に記載の運動装置によれば、以下
の効果が得られる。 (1)使用者の足が着地した場合に足に加わる進行方向
と逆方向の力を低減することができ、足を蹴り出す場合
に使用者の足に加わる進行方向と同方向の力を低減する
ことができるため、歩行時の無理なストレスが緩和さ
れ、運動負荷があまり強すぎず心地よく継続し易い運動
を行うことが可能な運動装置を提供することができる。
【0077】(2)足を載せ歩行運動を行うだけで自然
な歩行が可能となり、個々の人に応じた継続性のある運
動を行うことが可能な運動装置を提供することができ
る。
【0078】請求項3に記載の運動装置によれば、歩行
スタート時における使用者の足に加わるストレスが緩和
され、使用者がバランスを保ち易く、安全に運動が行え
る運動装置を提供することができるたいう効果が得られ
る。
【0079】請求項4に記載の運動装置によれば、歩行
終了時における使用者の足に加わるストレスが緩和さ
れ、使用者がバランスを保ち易く、安全に運動が行える
運動装置を提供することができるという効果が得られ
る。
【0080】請求項5に記載の運動装置によれば、駆動
ベルトの送り速度を駆動装置にフィードバックする制御
が可能となり、駆動ベルトの送り速度の正確な制御が可
能な運動装置を提供することができるという効果が得ら
れる。
【0081】請求項6に記載の運動装置によれば、以下
の効果が得られる。 (1)歩行ベルトの送り速度を駆動装置の制御にフィー
ドバックする制御が可能となり、駆動ベルトの送り速度
の正確な制御が可能な運動装置を提供することができ
る。
【0082】(2)速度センサにより歩行ベルトの送り
速度を検出することができるため、使用者の運動状態に
応じた駆動装置の制御を行うことが可能な運動装置を提
供することができる。
【0083】請求項7に記載の運動装置によれば、以下
の効果が得られる。 (1)荷重センサの検出する荷重変化により、使用者の
行った歩行の歩数を測定することが可能な運動装置を提
供することができる。
【0084】(2)使用者の前後左右のバランス及び体
重を検出することができ、使用者の運動状態に応じた制
御を行うことが可能な運動装置を提供することができ
る。
【0085】請求項8に記載の運動装置によれば、以下
の効果が得られる。 (1)使用者が歩行運動を途中で止め運動装置より降り
た場合駆動装置は自動的に停止するため、消費エネルギ
ーの節約が可能な運動装置を提供することができる。
【0086】(2)使用者が歩行運動を途中で止め運動
装置より降りた場合駆動装置は自動的に停止するため、
安全性の高い運動装置を提供することができる。
【0087】請求項9に記載の運動装置によれば、使用
者の足の運びが駆動ベルトより外れる場合には、駆動ベ
ルトの駆動力が歩行ベルトに対し足の外れた分だけ伝達
されず、足の運びをまっすぐにした場合には駆動ベルト
の駆動力が歩行ベルトに伝達される為、使用者の歩行姿
勢の矯正を行うことのできる運動装置を提供することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における運動装置の斜視
【図2】実施の形態1における運動装置の平面図
【図3】実施の形態1における運動装置の側面図
【図4】図2のA−A線矢視断面図
【図5】図3のB−B線矢視断面図
【図6】実施の形態1の運動装置の装置ブロック図
【図7】本発明の実施の形態2の運動装置の平面図
【図8】実施の形態2の運動装置の側面図
【図9】図7のC−C線矢視断面図
【図10】図8のD−D線矢視断面図
【図11】実施の形態2の運動装置の装置ブロック図
【符号の説明】
1 運動装置 2 底部 3 支柱 4 アーム 5a 左側保持体 5b 右側保持体 5c 中央保持体 6 前部可動ローラ 6a 左側前部可動ローラ 6b 右側前部可動ローラ 7 後部可動ローラ 7a 左側後部可動ローラ 7b 右側後部可動ローラ 8 左側歩行ベルト 9 右側歩行ベルト 10 前部駆動ローラ 10a 左側前部駆動ローラ 10b 右側前部駆動ローラ 11 後部駆動ローラ 11a 左側後部駆動ローラ 11b 右側後部駆動ローラ 12 駆動ベルト 12a 左側駆動ベルト 12b 右側駆動ベルト 13 駆動装置 13a 左側駆動装置 13b 右側駆動装置 14 入力装置 15 表示装置 16 制御装置 17a 前部支持体 17b 後部支持体 18 補強板 19 滑り板 20 速度センサ 20a 左側駆動速度センサ 20b 右側駆動速度センサ 21a 左側前部荷重センサ 21b 右側前部荷重センサ 22a 左側後部荷重センサ 22b 右側後部荷重センサ 23a 左側歩行速度センサ 23b 右側歩行速度センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対に配設された側部保持体と、左右
    の前記側部保持体の前部に左右の前記側部保持体に渡っ
    て回転自在に軸支された前部可動ローラと、左右の前記
    側部保持体の後部に左右の前記側部保持体に渡って回転
    自在に軸支された後部可動ローラと、前記前部可動ロー
    ラの後方に前記前部可動ローラに近接して左右の前記側
    部保持体に渡って回転自在に軸支された前部駆動ローラ
    と、前記後部可動ローラの前方に前記後部可動ローラに
    近接して左右の前記側部保持体に渡って回転自在に軸支
    された後部駆動ローラと、前記前部可動ローラと前記後
    部可動ローラとに平行掛けされた歩行ベルトと、前記歩
    行ベルトの環内に配設され前記前部駆動ローラと前記後
    部駆動ローラとに平行掛けされた駆動ベルトと、左右の
    前記側部保持体に支持され上面が前記駆動ベルトの内面
    に近接して前記駆動ベルトの環内に配設された滑り板
    と、前記前部駆動ローラ及び/又は前記後部駆動ローラ
    を回転駆動する駆動装置と、前記駆動装置の回転速度を
    制御する制御部と、を備えたことを特徴とする運動装
    置。
  2. 【請求項2】左右一対に配設された側部保持体と、前記
    側部保持体の中間に配設された中央保持体と、左右の前
    記側部保持体及び前記中央保持体の前部に左側又は右側
    の前記側部保持体と前記中央保持体とに渡って回転自在
    に軸支された左右一対の前部可動ローラと、左右の前記
    側部保持体及び前記中央保持体の後部に左側又は右側の
    前記側部保持体と前記中央保持体とに渡って回転自在に
    軸支された左右一対の後部可動ローラと、前記前部可動
    ローラの後方に前記前部可動ローラに近接して左側又は
    右側の前記側部保持体と前記中央保持体とに渡って回転
    自在に軸支された左右一対の前部駆動ローラと、前記後
    部可動ローラの前方に前記後部可動ローラに近接して左
    側又は右側の前記側部保持体と前記中央保持体とに渡っ
    て回転自在に軸支された左右一対の後部駆動ローラと、
    前記前部可動ローラと前記後部可動ローラとに平行掛け
    された左右一対の歩行ベルトと、前記歩行ベルトの環内
    に配設され前記前部駆動ローラと前記後部駆動ローラと
    に平行掛けされた左右一対の駆動ベルトと、左右の前記
    側部保持体及び/又は前記中央保持体に支持され上面が
    前記駆動ベルトの内面に近接して前記駆動ベルトの環内
    に配設された滑り板と、前記前部駆動ローラ及び/又は
    前記後部駆動ローラを回転駆動する左右一対の駆動装置
    と、前記駆動装置の回転速度を制御する制御部と、を備
    えたことを特徴とする運動装置。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記駆動装置が起動してか
    ら設定された一定時間かけて前記駆動装置の回転数を設
    定された回転数まで上昇させる制御を行うことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の運動装置。
  4. 【請求項4】前記駆動装置の回転速度を制御する制御部
    を備え、前記制御部は、停止指示を受けると設定された
    一定時間かけて前記駆動装置の回転数を現在の回転数か
    ら停止するまで下降させる制御を行うことを特徴とする
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の運動装置。
  5. 【請求項5】前記駆動ベルトの送り速度を検出する速度
    センサを備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か一項に記載の運動装置。
  6. 【請求項6】前記歩行ベルトの送り速度を検出する速度
    センサを備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れ
    か一項に記載の運動装置。
  7. 【請求項7】前記側部保持体及び/又は前記中央保持体
    にかかる荷重を検出する荷重センサを備えたことを特徴
    とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の運動装置。
  8. 【請求項8】前記制御装置は、荷重センサにより検出さ
    れた荷重が設定されたある荷重値以下である状態が設定
    された一定時間以上継続した場合、駆動装置を停止する
    制御を行うことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一
    項に記載の運動装置。
  9. 【請求項9】前記駆動ベルトの幅は前記歩行ベルトの幅
    よりも狭いことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一
    項に記載の運動装置。
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