JPH0984758A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JPH0984758A
JPH0984758A JP7245641A JP24564195A JPH0984758A JP H0984758 A JPH0984758 A JP H0984758A JP 7245641 A JP7245641 A JP 7245641A JP 24564195 A JP24564195 A JP 24564195A JP H0984758 A JPH0984758 A JP H0984758A
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JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
solid
circuit
signal
electronic endoscope
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7245641A
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English (en)
Inventor
Satoru Ozawa
了 小澤
Kohei Iketani
浩平 池谷
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】飛び越し走査に起因する画面のちらつきや垂直
方向の解像度の低下のない、順次走査による鮮明な内視
鏡観察画像を表示することのできる電子内視鏡装置を提
供すること。 【解決手段】内視鏡10の挿入部内にカラー単板タイプ
の固体撮像素子11を配置して、その固体撮像素子11
で撮像された内視鏡観察画像をテレビモニタ50に表示
するための撮像信号処理回路22〜27を設けた電子内
視鏡装置において、上記固体撮像素子11が、全画素の
出力信号を順次読み出す順次走査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー単板タイ
プの固体撮像素子で内視鏡観察画像を撮像するようにし
た電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー単板タイプの固体撮像素子を用い
た電子内視鏡装置においては一般に、図5に示されるよ
うに、電子内視鏡10に設けられた固体撮像素子11で
撮像されたアナログ映像信号から、ビデオプロセッサ2
0の相関二重サンプリング回路22で本来の映像信号成
分を抽出し、色分離回路24で色差信号等を分離した
後、ホワイトバランス、ガンマ補正及びエンハンス等の
処理を行って、NTSC方式又はPAL方式等に準拠し
た飛び越し走査(インタレース走査)のテレビモニタ6
0に画像を表示している。21は、電子内視鏡10の照
明用ライトガイドファイババンドル12に照明光を供給
するための光源ランプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電子内視
鏡装置の固体撮像素子としては、例えば光三原色の補色
であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
に加えてグリーン(G)の各色カラーフィルタを撮像チ
ップ上に形成したカラー単板のCCD(電荷結合素子)
が用いられている。
【0004】撮像信号の読み出しは、上下の2ライン
(走査線)を加算して1フィールドで読み出すフィール
ド蓄積方式がとられており、加算するラインのペアを偶
数フィールドと奇数フィールドで組み換えることによっ
て飛び越し走査(インタレース走査)を実現している。
【0005】しかし、限定された放送周波数帯域(NT
SCの場合は6MHz)に映像信号と音声信号を多重化
するために考え出された、1枚(フレーム)の画像を2
回(フィールド)に分けて伝送する飛び越し走査の表示
方法では、1/60秒間に1枚の画像を等価的に表示し
てはいるが、垂直成分の細かい部分は1/30秒に1回
しか表示されないので、画面にちらつきが感じられて見
にくいという欠点がある。
【0006】そのため、術者が長時間観察していると、
目が疲れて正常な診断を行うのに支障をきたす場合があ
る。また、飛び越し走査に起因して垂直方向の解像度が
順次走査(プログレシブ走査)の場合と比較して0.6
倍程度に劣化するので、微細な病変部の発見が困難とな
り、正確な観察がしずらくなる。
【0007】そこで本発明は、飛び越し走査に起因する
画面のちらつきや垂直方向の解像度の低下のない、順次
走査による鮮明な内視鏡観察画像を表示することのでき
る電子内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡装置は、内視鏡の挿入部内にカ
ラー単板タイプの固体撮像素子を配置して、その固体撮
像素子で撮像された内視鏡観察画像をテレビモニタに表
示するための撮像信号処理回路を設けた電子内視鏡装置
において、上記固体撮像素子が、全画素の出力信号を順
次読み出す順次走査を行うことを特徴とする。
【0009】なお、上記固体撮像素子が水平読み出しレ
ジスタを2系統含んでいて、隣り合う2ラインの出力信
号が同時に読み出されるようにしてもよい。また、上記
撮像信号処理回路に、フィールド蓄積方式の固体撮像素
子で撮像された信号を処理するための回路が併設されて
いてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明の電子内視鏡装置の第1の
実施の形態を示しており、電子内視鏡10の挿入部の先
端には、内視鏡観察画像を撮像するためのカラー単板C
CDからなる固体撮像素子11が配置されている。12
は、被写体を照明する照明光を伝達するためのライトガ
イドファイババンドルである。
【0011】固体撮像素子11は、レジスタとしての水
平読み出しCCDを2系統持ち、2ライン(走査線)を
同時に読み出して全画素の出力信号を順次読み出す順次
走査(プログレシブ走査)を行うものであり、後段のビ
デオプロセッサ20において信号の並べ替えを行うよう
にしている。
【0012】固体撮像素子11の撮像面に配置されるカ
ラーフィルタとしては、赤(R)、緑(G)、青(B)
の三原色をモザイク状に配置したいわゆるベイヤー配列
のモザイクカラーフィルタが用いられている。ただし、
その他の形式のカラーフィルタでもよい。
【0013】ビデオプロセッサ20は光源装置を兼用し
ており、光源ランプ21から放射された照明光がライト
ガイドファイババンドル12に供給され、その結果、電
子内視鏡10の挿入部先端に対向する位置の被写体が照
明される。
【0014】固体撮像素子11で得られた2系統の撮像
信号は、ビデオプロセッサ20に送られ、まず二つ並置
された相関二重サンプリング回路22で映像信号中のノ
イズ成分が抑圧されて、本来の映像信号成分が抽出され
る。
【0015】次いで、その信号が自動利得制御回路23
に送られて、平均信号振幅が規定値近くになるように増
幅又は減衰されてから、色分離回路24に送られる。な
お、さらに後段のエンハンス回路27まで、各回路は2
系統分が並置されている。
【0016】色分離回路24では、カラーCCD11の
モザイクカラーフィルター対応した、映像信号を各色毎
に分離するためのサンプルパルスに応じて、各信号をサ
ンプルホールドして色分離が行われ、R、G、B信号も
しくは、輝度信号と2種類の色差信号が出力される。
【0017】色分離回路24から出力された複数の映像
信号は、ホワイトバランス回路25に入力される。ホワ
イトバランス回路25では、光源の色温度やライトガイ
ドの分光特性等で変化した色再現を、各映像信号の利得
を調整することにより、被写体の白い部分で色差信号の
振幅成分がゼロになるように、RGB信号の場合にはR
GBそれぞれの振幅値が等しくなるように合わせる。
【0018】ホワイトバランス回路25から出力される
信号は、映像を表示するテレビモニタ50の入出力特性
の非線形性を補正するためのガンマ補正回路26に入力
されて、ガンマ補正が行われる。
【0019】ガンマ補正回路26から出力される輝度信
号又はRGB信号は、エンハンス回路27に入力され
て、エンハンスがかけられてから、アナログデジタル変
換回路29において8〜12ビット程度のデジタルの映
像信号に変換されて、次のデジタル信号処理部30に送
られる。
【0020】デジタル信号処理部30には、デジタル映
像信号を1ライン単位で三原色の各色信号別に格納する
ための第1のラインメモリ31R,31G,31Bと第
2のラインメモリ32R,32G,32Bが配置さてい
て、2系統の映像信号が、第1のラインメモリ31R,
31G,31Bと第2のラインメモリ32R,32G,
32Bに同時に書き込まれる。
【0021】第1と第2の各ラインメモリ31R,31
G,31B,32R,32G,32Bに対する書き込み
制御信号と読み出し制御信号は、タイミングジェネレー
タ33から出力される。
【0022】図2のタイムチャートに示されるように、
第1のラインメモリ31R,31G,31Bには奇数行
の信号が書き込まれ、第2のラインメモリ32R,32
G,32Bにはその次の行(偶数行)の信号が書き込ま
れる。
【0023】そして、信号読み出しは、書き込み周波数
の2倍の周波数で、両ラインメモリ31R,31G,3
1B,32R,32G,32Bから交互に行われ、その
結果、全ラインが順に読み出される。
【0024】このようにして、1系統の固体撮像素子に
よって得られる走査線数の2倍の走査線を有する順次走
査の映像信号が、両ラインメモリ31R,31G,31
B,32R,32G,32Bから読み出されることにな
る。
【0025】読み出された映像信号は、後段のデジタル
アナログ変換回路41に送られて、アナログの映像信号
に変換される。デジタルアナログ変換回路41では、飛
び越し走査の場合の2倍の変換周波数でデジタルアナロ
グ変換が行われる。
【0026】デジタルアナログ変換回路41から出力さ
れるアナログの映像信号は2倍の周波数帯域幅を持つの
で、従来の2倍の遮断周波数を持つローパスフィルタ4
2に通されて高周波のノイズ成分が除去され、それから
広い周波数帯域を持つアンプ43を通り、ビデオプロセ
ッサ20から順次走査方式のテレビモニタ50に入力さ
れて、そこで内視鏡観察画像が表示される。
【0027】この場合の映像信号は、RGBコンポーネ
ント信号、若しくは輝度/色差のコンポーネント信号で
ある。通常のビデオ信号(復合映像信号)やY/C信号
(S端子用信号)では、色信号成分が特定の周波数(色
副搬送波、NTSCで3.579845MHz)で変調
されているので、単純に2倍の周波数とすることはでき
ない。
【0028】このようにして、テレビモニタ50におい
ては、順次走査によって、飛び越し走査の場合と同じ単
位時間内に2倍の走査線数の画像表示が行われるので、
ちらつきが感じられなくてしかも垂直方向の解像度の低
下もない鮮明な内視鏡観察画像が表示される。
【0029】なお、テレビモニタ50として、水平同期
周波数が15KHz程度から80KHz程度まで自動的
に追従して表示可能な、いわゆるマルチスキャンモニタ
を用いると、いろいろなシステムに対して同じテレビモ
ニタを用いることができて便利である。
【0030】図3は本発明の電子内視鏡装置の第2の実
施の形態を示しており、固体撮像素子11として従来タ
イプのフィールド蓄積方式のカラー単板CCDを用いた
電子内視鏡10も、ビデオプロセッサ20に接続して使
用できるようにしたものである。
【0031】ビデオプロセッサ20には、相関二重サン
プリング回路22からエンハンス回路27までの回路に
ついて、第1の実施の形態の2系統の回路に加えて、フ
ィールド蓄積方式の場合のための第3の系統の回路が設
けられている。
【0032】そして、撮像信号を第1と第2の系統の回
路に通すか第3の系統の回路に通すかを切り換えるため
のスイッチ28a,28bが、3系統の回路の前段と後
段とに配置されている。
【0033】また、電子内視鏡10には、その電子内視
鏡10に用いられている固体撮像素子11が順次走査方
式とフィールド蓄積方式のどちらの方式であるか等のデ
ータを記録したメモリ(ROM)13が設けられてい
て、そのデータがビデオプロセッサ20のシステムコン
トロール部40で読み込まれ、その内容に対応して、二
つのスイッチ28a,28bの切り換えとタイミングジ
ェネレータ33の発振パルス周波数の切り換え等が行わ
れるようになっている。
【0034】その結果、固体撮像素子11が順次走査方
式のCCDの場合には、ビデオプロセッサ20において
第1と第2の系統の回路により第1の実施の形態の場合
と同様の信号処理が行われて、順次走査方式のテレビモ
ニタ50に内視鏡観察画像が表示される。
【0035】また、固体撮像素子11がフィールド蓄積
方式のCCDの場合には、第3系統の回路によって信号
が処理されて、図4に示されるように、第1のラインメ
モリ31R,31Gだけを使用して映像信号の書き込み
と読み出しが同じ周波数で行われ、飛び越し走査のテレ
ビモニタ60に内視鏡観察画像が表示される。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、カラー単板タイプの固
体撮像素子で撮像した内視鏡観察画像を、順次走査のテ
レビモニタ画面に飛び越し走査の場合と同数の走査線に
より半分の時間で表示することができるので、ちらつき
が感じられなくてしかも垂直方向の解像度の低下もな
い、鮮明な画像表示を行うことができ、術者が長時間連
続して観察しても目が疲れず、正確な診断を行うことが
できる。
【0037】また、従来のフィールド蓄積方式の固体撮
像素子を用いた内視鏡と本発明の順次走査方式の固体撮
像素子を用いた内視鏡を切り換え使用できるようにすれ
ば非常に便利であり、その切り換えが自動的に行われる
ようにすればユーザーにとってさらに便利である。
【0038】なお、従来方式のフィールド蓄積方式の固
体撮像素子と順次走査方式の固体撮像素子は、基本的に
は共に同時式なので、回路の大部分を共用可能であり、
装置の大型化やコストの大幅なアップをまねくことはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子内視鏡装置の第1の実施の形態の
構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示すタイム
チャート図である。
【図3】本発明の電子内視鏡装置の第2の実施の形態の
構成ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作を示すタイム
チャート図である。
【図5】従来の電子内視鏡装置の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 電子内視鏡 11 固体撮像素子 20 ビデオプロセッサ 22〜27 撮像信号処理回路 50 テレビモニタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部内にカラー単板タイプの固
    体撮像素子を配置して、その固体撮像素子で撮像された
    内視鏡観察画像をテレビモニタに表示するための撮像信
    号処理回路を設けた電子内視鏡装置において、 上記固体撮像素子が、全画素の出力信号を順次読み出す
    順次走査を行うことを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】上記固体撮像素子が、水平読み出しレジス
    タを2系統含んでいて、隣り合う2ラインの出力信号が
    同時に読み出される請求項1記載の電子内視鏡装置。
  3. 【請求項3】上記撮像信号処理回路に、フィールド蓄積
    方式の固体撮像素子で撮像された信号を処理するための
    回路が併設されている請求項1又は2記載の電子内視鏡
    装置。
JP7245641A 1995-09-25 1995-09-25 電子内視鏡装置 Withdrawn JPH0984758A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20031205