JPH0984279A - 無停電電源システム - Google Patents

無停電電源システム

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JPH0984279A
JPH0984279A JP7238848A JP23884895A JPH0984279A JP H0984279 A JPH0984279 A JP H0984279A JP 7238848 A JP7238848 A JP 7238848A JP 23884895 A JP23884895 A JP 23884895A JP H0984279 A JPH0984279 A JP H0984279A
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JP
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power supply
power
uninterruptible
uninterruptible power
equipment
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JP7238848A
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Kazutoshi Fujitani
和俊 藤谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】負荷機器を停電から守り、安全に終了動作を行
い、復電とともに負荷機器を確実に停電発生前の稼働状
態に戻すことができるシステムを得る。 【解決手段】電力変換設備、電力逆変換設備、充電設
備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の
停電の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給
する無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬
時電圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に
前記負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電
の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電
電源装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能
を具備した無停電電源システムにおいて、前記負荷機器
から前記無停電電源装置の出力停止指示を受けた時にす
でに電源が正常に復帰していた場合にも一度前記無停電
電源装置の出力を止め、一定時間後に再度前記無停電電
源装置から出力を開始するシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ、パソコンLAN、ワークステーション、ワークス
テーション・サーバ、FAコンピュータ、計装用コンピ
ュータ、オフィスコンピュータ、ミニコンピュータ、汎
用コンピュータなどのコンピュータシステムに使用する
無停電電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無停電電源システムの一
例として、電力変換器、電力逆変換器、充電器、蓄電池
を持ち、前記電力変換器の入力電源の停電の際にも前記
蓄電池から電力を負荷機器に供給する無停電電源装置
が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬時電圧低下などによ
り前記蓄電池器からの放電の際に前記負荷機器へ停電の
発生を知らせる機能と、この停電の発生の知らせを受け
た前記負荷機器からの前記無停電電源装置の出力停止の
指示を受けて出力停止を行う機能を具備したものがあ
る。
【0003】図4は、この無停電電源システムの動作を
説明するためのタイムチャートである。図4において、
停電T1が発生すると停電発生の通知を受けた負荷機器
は停電確認時間T3を経過しても停電が継続しているこ
とを確認した後、負荷機器で動作していたアプリケーシ
ョンプログラムの停止処理T5を実施した後、負荷機器
のシステム停止処理T6を実施した後、無停電電源装置
に対して無停電電源装置停止信号を送った後T10にア
イドリング状態T7となる。無停電電源装置は無停電電
源装置停止信号を受け取ると確認時間T12経過後、出
力を停止する。その後、復電T2により無停電電源装置
が再度電力を供給T14し、負荷機器機は電源投入と同
じ状態となり、立ち上げ処理終了後、通常運転を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4において、停電の
時間が停電確認時間T3以内に終わるような短い場合
や、システム停止処理T6よりも十分長い場合には、従
来の技術で対応できる。しかし、停電時間が短く無停電
電源装置が出力を停止した直後に復電した場合には負荷
機器をリセットするための時間が十分に得られず、負荷
機器が再起動できない場合がある。
【0005】また、図5においてシステム停止処理T6
を実施している最中に復電T2した場合、無停電電源装
置は正常運転となるため無停電電源装置停止信号は無効
となり、負荷機器はシステム停止よりT6後、アイドリ
ング状態T7を継続することになり再起動ができなくな
る。
【0006】また、図5において無停電電源装置停止信
号発呼T10を有効とすると、通常運転においても無停
電電源装置は無停電電源装置停止信号発呼T10を受け
付けることになり、ノイズなどの外乱で出力を停止して
しまうと負荷機器が正常な終了処理ができない。
【0007】さらに、負荷機器に電源投入後、初期化処
理が終了するまでの間の不安定な機関に誤って無停電電
源装置停止信号発呼T10が出力された場合に突然、無
停電電源装置が電力の供給を止める可能性がある。
【0008】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたもので、負荷機器を停電から守り、安全に終了動
作を行い、復電とともに負荷機器を確実に停電発生前の
稼働状態に戻すことができる無停電電源システムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、以下のように構成したものである。請求項1
の発明は、電力変換設備、電力逆変換設備、充電設備、
蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の停電
の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給する
無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬時電
圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に前記
負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電の発
生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電電源
装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能を具
備した無停電電源システムにおいて、前記負荷機器から
前記無停電電源装置の出力停止指示を受けた時にすでに
電源が正常に復帰していた場合にも一度前記無停電電源
装置の出力を止め、一定時間後に再度前記無停電電源装
置から出力を開始することを特徴とする無停電電源シテ
ムである。
【0010】請求項2の発明は、電力変換設備、電力逆
変換設備、充電設備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換
設備の入力電源の停電の際にも前記蓄電池設備から電力
を負荷機器に供給する無停電電源装置が、停電、瞬時停
電、電圧低下、瞬時電圧低下などにより前記蓄電池設備
からの放電の際に前記負荷機器へ停電の発生を知らせる
機能と、この停電の発生の知らせを受けた前記負荷機器
からの前記無停電電源装置の出力停止の指示を受けて出
力停止を行う機能を具備した無停電電源システムにおい
て、前記入力電源の停電中または復電後の設定された一
定時間の間のみ前記無停電電源装置への停止指令を受け
付けることを特徴とする無停電電源システムである。
【0011】請求項3の発明は、電力変換設備、電力逆
変換設備、充電設備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換
設備の入力電源の停電の際にも前記蓄電池設備から電力
を負荷機器に供給する無停電電源装置が、停電、瞬時停
電、電圧低下、瞬時電圧低下などにより前記蓄電池設備
からの放電の際に前記負荷機器へ停電の発生を知らせる
機能と、この停電の発生の知らせを受けた前記負荷機器
からの前記無停電電源装置の出力停止の指示を受けて出
力停止を行う機能を具備した無停電電源システムにおい
て、前記入力電源の電源供給開始以降、前記負荷機器が
初期化作業が終了し、正常動作を開始してから前記無停
電電源装置への無停電電源装置停止指令を受け付けるこ
とを特徴とする無停電電源システムである。
【0012】請求項4の発明は、電力変換設備、電力逆
変換設備、充電設備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換
設備の入力電源の停電の際にも前記蓄電池設備から電力
を負荷機器に供給する無停電電源装置が、停電、瞬時停
電、電圧低下、瞬時電圧低下などにより前記蓄電池設備
からの放電の際に前記負荷機器へ停電の発生を知らせる
機能と、この停電の発生の知らせを受けた前記負荷機器
からの前記無停電電源装置の出力停止の指示を受けて出
力停止を行う機能を具備した無停電電源システムにおい
て、停電の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前
記無停電電源装置の出力停止の指示を受けて無停電電源
装置の出力停止を行った直後に前記入力電源が復電した
場合に一定時間電力停止を維持することを特徴とする無
停電電源システムである。
【0013】請求項5の発明は、電力変換設備、電力逆
変換設備、充電設備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換
設備の入力電源の停電の際にも前記蓄電池設備から電力
を負荷機器に供給する無停電電源装置が、停電、瞬時停
電、電圧低下、瞬時電圧低下などにより前記蓄電池設備
からの放電の際に前記負荷機器へ停電の発生を知らせる
機能と、この停電の発生の知らせを受けた前記負荷機器
からの前記無停電電源装置の出力停止の指示を受けて出
力停止を行う機能を具備した無停電電源システムにおい
て、前記負荷機器に前記無停電電源装置の停止指令を発
する機能がない場合には、あらかじめ設定した時間をお
いて前記無停電電源装置の出力を停止する機能を有する
ことを特徴とする無停電電源システムである。
【0014】請求項1〜5のいずれかの発明によれば、
復電が自動シャットダウン前、自動シャットダウン中及
び自動シャットダウン後に発生しても人手を介さずに自
動停止、自動運転再開を確実に行うことにより引き続き
運転が可能となるため、ネットワークの24時間連続運
転を行う際に効果を発揮する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。 <第1の実施の形態> (構成)図1に示す無停電電源システムは、電力変換器
(電力変換設備)3、電力逆変換器(電力逆変換設備)
4、充電器(充電設備)5、蓄電池(蓄電設備)6、バ
イパス回路7、制御部8、インタフェース9を持ち、電
力変換器1の入力電源2の停電の際にも蓄電池6から電
力を負荷機器(インタフェース15と制御部16を有す
る)10に供給する無停電電源装置1が、停電、瞬時停
電、電圧低下、瞬時電圧低下などにより蓄電池6からの
放電の際に負荷機器10へ停電の発生を知らせる機能
と、この停電の発生の知らせを受けた負荷機器10から
の無停電電源装置1の出力停止の指示を受けて出力停止
を行う機能を具備している。
【0016】このような構成において、入力電源2が正
常な状態では無停電電源装置1は入力電源2を変換器3
に取り込み逆変換器4を経由して負荷機器10に電力を
供給するとともに、充電器5で蓄電池6の充電を行って
いる。
【0017】図2のように停電T1の発生などにより、
入力電源2から無停電電源装置1の出力を維持するため
の電力が得られなくなると蓄電池6から電力の供給を開
始し、逆変換器4を経由して負荷機器10に電力を供給
する。
【0018】無停電電源装置1から負荷機器10へ停電
信号12または蓄電池6の電圧低下信号13を送ること
により、停電発生の際に無停電電源装置1の蓄電池6で
バックアップ運転を行う。
【0019】瞬時停電で動作を開始しないために、停電
確認時間T3経過した後に負荷機器10上で動作してい
るアプリケーションプログラムを正常に終了させ、負荷
機器10に正常なシステム停止処理を行わせることがで
きる。
【0020】停電確認時間内に復電した場合はそのまま
通常の運転を継続する。負荷機器10が正常にシステム
停止した後、次の停電に備え蓄電池6の余分な放電を行
わないためと、復電の際に負荷機器10を立ち上げ直す
ために無停電装置1を停止させる。
【0021】(作用効果)図2のタイムチャートにおい
て、負荷機器10がシステム停止処理T6を行っている
最中に復電T2すると、無停電電源装置1は蓄電池6か
らの給電をやめ入力電源2から電力を得るようになる。
無停電電源装置1は通常の運転に移行するため負荷機器
10へは電力が引き続き供給される。
【0022】しかし、負荷機器10はすでにアプリケー
ションプログラム停止処理T5を行い、引き続いてシス
テム停止処理T6を開始しているため負荷機器10の停
止作業は完了してしまう。負荷機器10は終了動作が終
了すると、負荷機器10からの無停電電源装置停止信号
14が負荷機器10のインターフェース15から無停電
電源装置1のインタフェース9を経由して無停電電源装
置1の制御部8に伝わる。確認時間T12後、電源が正
常であっても無停電電源装置1は逆変換器4とバイパス
回路7を切り負荷機器10への電力供給を負荷機器10
を完全にリセットできる時間T13だけ停止し、負荷機
器10をリセットする。負荷機器10をリセットした後
無停電電源装置1は逆変換器4から負荷機器10へ電力
の供給を開始し、負荷機器10の運転を再度開始させ
る。
【0023】さらに、負荷機器10からの無停電電源装
置停止信号14がノイズなどにより誤って出されると、
無停電電源装置1は負荷機器10の運転状態とは関係な
く電力供給を停止してしまい、負荷機器10は電源が突
然切られることになる。無停電電源装置1が無停電電源
装置停止信号14を受け付ける期間を蓄電池6から電力
を供給を行っている間と、復電により蓄電池6から入力
電源2に切り変わってからの一定時間T14に限定する
ことにより、負荷機器10への電力供給が突然止まるこ
とを防止する。
【0024】さらに、図2において無停電電源装置1か
ら負荷機器10への電力の供給を開始すると、負荷機器
10は電力供給後の初期化作業中の不安定な状態で、無
停電電源装置停止信号14が誤って出されると無停電電
源装置1は負荷機器10の運転状態とは関係なく電力供
給を停止してしまい、負荷機器10は電源が突然切られ
ることになる。無停電電源装置1が無停電電源装置停止
信号14を電力供給開始から一定時間T15経過後受け
付けることにより、負荷機器10への電力供給が突然止
まることを防止する。
【0025】さらに、図4の従来例で示すように停電時
間がアプリケーションプログラム低処理T5を行い、引
き続いてシステム停止処理T6を行う時間より長い場合
であっても、無停電電源装置1が無停電電源装置停止信
号14の確認を行っている確認時間T12経過後すぐに
復電すると負荷機器10をリセットできない場合があ
る。負荷機器10をリセットするための十分な時間を確
保するために、無停電電源装置1は一定時間T13出力
を行わない。
【0026】また、無停電電源装置停止信号14を持た
ない負荷機器10においても停電発生後、無停電電源装
置1から負荷機器10へ停電信号12または蓄電池6の
電圧低下信号13を送ることにより、停電発生の際に無
停電電源装置1の蓄電池6でバックアップ運転している
間に負荷機器10上で動作しているアプリケーションプ
ログラムを正常に終了させ、負荷機器10に正常なシス
テム停止処理を行わせる。
【0027】無停電電源装置1は停電信号12または蓄
電池6の電圧低下信号13を出した後、インタフェース
9を経由してあらかじめ設定されていた時間経過後出力
を停止することにより、上記と同等の結果を得る。
【0028】以上述べた本発明の第1の実施の形態によ
れば、入力電源2が復電が自動シャットダウン前、自動
シャットダウン中及び自動シャットダウン後に発生して
も人手を介さずに自動停止、自動運転再開を確実に行う
ことにより引き続き運転が可能となるため、ネットワー
クの24時間連続運転を行う際に効果を発揮する。
【0029】このことは、コンピュータのネットワーク
が浸透するに従ってネットワークの耐障害性向上が求め
られるようになってきており、電源によるトラブルで代
表的例が停電であるが、瞬時停電、比較的短い停電、長
い停電それぞれに漏れなく対応することが可能になり、
実用的である。 <第2の実施の形態> (構成)図3において、入力電源2が正常な状態では無
停電電源装置1は入力電源2を変換器3に取り込み、逆
変換器4を経由してコンピュータネットワーク17のサ
ーバ19に電力を供給するとともに、充電器5で蓄電池
6の充電を行っている。
【0030】停電の発生などにより、入力電源2から無
停電電源装置1の出力を維持するための電力が得られな
くなると蓄電池6から電力の供給を開始し、逆変換器4
を経由してネットワーク17のサーバ19に電力を供給
する。
【0031】停電確認時間T3経過後、無停電電源装置
1からネットワーク17のサーバ19へ停電信号12ま
たは蓄電池6の電圧低下信号13をRS−232Cで送
ることにより、停電発生の際に無停電電源装置1の蓄電
池6でバックアップ運転している間に、ネットワーク1
7上のクライアント18とネットワーク17のサーバ1
9上で動作しているアプリケーションプログラムを正常
に終了させ、ネットワーク17のサーバ19に正常なシ
ステム停止処理T6を行わせることができる。
【0032】ネットワーク17のサーバ19が正常にシ
ステム停止した後、蓄電池6の余分な放電を行わないた
めと、復電の際にネットワーク17のサーバ19を立ち
上げ直すために、無停電電源装置1の出力を停止させる
為に無停電電源装置停止信号14をRS−232Cで送
る。ネットワーク17のサーバ19がアプリケーション
プログラム停止処理T5や、システム停止処理T6中に
復電した場合でも実行中の停止処理を継続し、終了後無
停電電源装置1の出力を止めネットワーク17のサーバ
19を再度立ちあげる。
【0033】(作用)停電が発生したときにネットワー
ク17のサーバ19を無停電電源装置1がバックアップ
し、停電が長引くようであればネットワーク17のサー
バ19をシャットダウンさせ無停電電源装置1の出力を
止める。これにより無停電電源装置1の蓄電池6の余分
な放電を防ぐ。
【0034】復電すると無停電電源装置1は電力の供給
を開始しネットワーク17のサーバ19を再度立ちあげ
る。ネットワーク17のサーバ19がシャットダウン中
に復電した場合、シャットダウンが終了してから無停電
電源装置1の出力を止めネットワーク17のサーバ19
をリセットしてから再度立ちあげる。無停電電源装置1
の無停電電源装置停止信号14が有効となる期間を停電
中と復電後一定時間以内という制約をも受けることによ
り信頼性を維持する。
【0035】(効果)復電が自動シャットダウン前、自
動シャットダウン中及び自動シャットダウン後に発生し
ても人手を介さずに自動停止、自動運転再開を確実に行
うことにより引き続き運転が可能となるため、ネットワ
ークの24時間連続運転を行うことができる。 <第3の実施の形態>図3において、停電発生などによ
り、入力電源2から停電電源装置1の出力を維持するた
めの電力が得られなくなると蓄電池6から電力の供給を
開始し、ネットワーク17のサーバ19に電力を供給す
る。
【0036】停電確認時間T3経過後、無停電電源装置
1からネットワーク17のサーバ19へ停電信号12ま
たは蓄電池6の電圧低下信号13を接点信号で送ること
により、停電発生の際に無停電電源装置1の蓄電池6で
バックアップ運転している間にネットワーク17上のク
ライアント18とネットワーク17のサーバ19上で動
作しているアプリケーションプログラムを正常に終了さ
せ、ネットワーク17のサーバ19に正常なシステム停
止処理T6を行わせることができる。
【0037】ネットワーク17のサーバ19が正常にシ
ステム停止した後、蓄電池6の余分な放電を行わないた
めと、復電の際にネットワーク17のサーバ19を立ち
上げ直すために無停電電源装置1の出力を停止させる為
に無停電電源装置停止信号14を接点信号で送る。
【0038】ネットワーク17のサーバ19がアプリケ
ーションプログラム停止処理T5やシステム停止処理T
6中に復電T2した場合でも実行中の停止処理を継続
し、無停電電源装置1の出力を止めネットワーク17の
サーバ19を再度立ちあげる。<第3の実施の形態>図
3において、停電の発生などにより、入力電源2から無
停電電源装置1の出力を維持するための電力が得られな
くなると、蓄電池6から供給を開始し、ネットワーク1
7のサーバ19に電力を供給する。
【0039】停電確認時間T3経過後、無停電電源装置
1からネットワーク17のサーバ19へ停電信号12ま
たは蓄電池6の電圧低下信号13を接点信号で送ること
により、停電発生の際に無停電電源装置1の蓄電池6で
バックアップ運転している間にネットワーク17上のク
ライアント18と、ネットワーク17のサーバ19上で
動作しているアプリケーションプログラムを正常に終了
させ、ネットワーク17のサーバ19に正常なシステム
停止処理T6を行わせることができる。
【0040】ネットワーク17のサーバ19がアプリケ
ーションプログラム停止処理T5やシステム停止処理T
6中に復電T2した場合でも実行中の停止処理を継続
し、無停電電源装置1の出力を止めネットワーク17の
サーバ19を再度立ちあげる。
【0041】ネットワーク17のサーバ19の初期化の
過程T9でハードウェアを初期化する際に接点信号の出
力の状態が変化してしまい、無停電電源装置停止信号1
4として出力されると、ネットワーク17のサーバ19
への電力供給が停止する可能性がある。このため、無停
電電源装置1は電力供給開始後一定時間T15経過後か
ら無停電電源装置停止信号14受け付けるような禁止期
間を設けネットワーク17のサーバ19正常に再度立ち
上げを行う。 <第4の実施の形態>図3において、サーバ19が無停
電電源装置停止信号14を持たない場合、停電の発生な
どにより、入力電源2から無停電電源装置1の出力を維
持するための電力が得られなくなると蓄電池6から電力
の供給を開始し、ネットワーク17のサーバ19に電力
を供給する。
【0042】停電確認時間T3経過後、無停電電源装置
1からネットワーク17のサーバ19へ停電信号12ま
たは蓄電池6の電圧低下信号13を接点信号で送ること
により、停電発生の際に無停電電源装置1の蓄電池6で
バックアップ運転している間にネットワーク17上のク
ライアント18とネットワーク17のサーバ19上で動
作しているアプリケーションプログラムを正常に終了さ
せ、ネットワーク17のサーバ19に正常なシステム停
止処理T6を行わせることができる。
【0043】ネットワーク17のサーバ19が正常にシ
ステム停止した後、蓄電池6の余分な放電を行わないた
めと、復電の際にネットワーク17のサーバ19を立ち
上げ直すために無停電電源装置1は停電信号12または
蓄電池6の電圧低下信号13を出力した後、あらかじめ
設定された無停電電源装置1の停止時間に達した時点で
電力の供給を止め、復電を待つ。無停電電源装置1の停
止時間に至る前に復電した場合においても無停電電源装
置1の停止時間に達した時点で電力の供給を止めネット
ワーク17のサーバ19をリセットした後電力の供給を
再開する。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、負荷機器を停電から守
り、安全に終了動作を行い、復電とともに負荷機器を確
実に停電発生前の稼働状態に戻すことができる無停電電
源システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無停電電源システムの第1の実施の形
態の概略構成を示すブロック図。
【図2】図1の装置の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図3】本発明の無停電電源システムの第2の実施の形
態の概略構成を示すブロック図。
【図4】従来の無停電電源システムの第1の例の動作を
説明するためのタイミングチャート。
【図5】従来の無停電電源システムの第2の例の動作を
説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1…無停電電源装置 2…入力電源 3…変換器 4…逆変換器 5…充電器 6…蓄電池 7…バイパス回路 8…無停電電源装置の制御部 9…無停電電源装置のインタフェース 11…サーバ19の入力電源 12…停電信号 13…蓄電池電圧低下信号 14…無停電電源装置停止信号 15…サーバ19のインタフェース 16…サーバ19の制御部 17…コンピュータネットワーク 18…クライアント 19…サーバ T1…停電 T2…復電 T3…停電確認信号 T4…通常運転 T5…アプリケーションプログラム停止処理 T6…システム停止処理 T7…アイドリング状態 T8…電源リセット T9…負荷機器始動 T10…無停電電源装置停止信号発呼 T11…無停電電源装置電力供給 T12…無停電電源装置停止信号確認時間 T13…無停電電源装置電力供給停止 T14…無停電電源装置停止信号有効期間 T15…無停電電源装置停止信号禁止期間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力変換設備、電力逆変換設備、充電設
    備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の
    停電の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給
    する無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬
    時電圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に
    前記負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電
    の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電
    電源装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能
    を具備した無停電電源システムにおいて、 前記負荷機器から前記無停電電源装置の出力停止指示を
    受けた時にすでに電源が正常に復帰していた場合にも一
    度前記無停電電源装置の出力を止め、一定時間後に再度
    前記無停電電源装置から出力を開始することを特徴とす
    る無停電電源シテム。
  2. 【請求項2】 電力変換設備、電力逆変換設備、充電設
    備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の
    停電の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給
    する無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬
    時電圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に
    前記負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電
    の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電
    電源装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能
    を具備した無停電電源システムにおいて、 前記入力電源の停電中または復電後の設定された一定時
    間の間のみ前記無停電電源装置への停止指令を受け付け
    ることを特徴とする無停電電源システム。
  3. 【請求項3】 電力変換設備、電力逆変換設備、充電設
    備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の
    停電の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給
    する無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬
    時電圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に
    前記負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電
    の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電
    電源装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能
    を具備した無停電電源システムにおいて、 前記入力電源の電源供給開始以降、前記負荷機器が初期
    化作業が終了し、正常動作を開始してから前記無停電電
    源装置への無停電電源装置停止指令を受け付けることを
    特徴とする無停電電源システム。
  4. 【請求項4】 電力変換設備、電力逆変換設備、充電設
    備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の
    停電の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給
    する無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬
    時電圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に
    前記負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電
    の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電
    電源装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能
    を具備した無停電電源システムにおいて、 停電の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無
    停電電源装置の出力停止の指示を受けて無停電電源装置
    の出力停止を行った直後に前記入力電源が復電した場合
    に一定時間電力停止を維持することを特徴とする無停電
    電源システム。
  5. 【請求項5】 電力変換設備、電力逆変換設備、充電設
    備、蓄電池設備を持ち、前記電力変換設備の入力電源の
    停電の際にも前記蓄電池設備から電力を負荷機器に供給
    する無停電電源装置が、停電、瞬時停電、電圧低下、瞬
    時電圧低下などにより前記蓄電池設備からの放電の際に
    前記負荷機器へ停電の発生を知らせる機能と、この停電
    の発生の知らせを受けた前記負荷機器からの前記無停電
    電源装置の出力停止の指示を受けて出力停止を行う機能
    を具備した無停電電源システムにおいて、 前記負荷機器に前記無停電電源装置の停止指令を発する
    機能がない場合には、あらかじめ設定した時間をおいて
    前記無停電電源装置の出力を停止する機能を有すること
    を特徴とする無停電電源システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037282A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Omron Corp 情報処理装置、無停電電源装置、給電方法、記録媒体、および、プログラム
JP2011186804A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2012504928A (ja) * 2008-10-01 2012-02-23 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電源装置

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