JPH0983837A - 直流再生回路 - Google Patents

直流再生回路

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Publication number
JPH0983837A
JPH0983837A JP7241385A JP24138595A JPH0983837A JP H0983837 A JPH0983837 A JP H0983837A JP 7241385 A JP7241385 A JP 7241385A JP 24138595 A JP24138595 A JP 24138595A JP H0983837 A JPH0983837 A JP H0983837A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
video signal
signal
output
reference voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP7241385A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
賢二 松本
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
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Publication of JPH0983837A publication Critical patent/JPH0983837A/ja
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流再生を安価に実現する。 【解決手段】 映像信号Vinは1水平同期ごとに極性
が反転する。信号Vinの極性反転に応じて値が変化す
る極性反転信号P0は、コンデンサ2、抵抗器3からな
る微分回路にて微分され、クランプパルスに変換され
る。クランプパルスのうち正のパルスが入力されると、
トランジスタ4はオンとなり、そのコレクタ電圧は基準
電圧Ref1に固定される。結合コンデンサ1を介して
入力された信号Vin中の水平同期信号の電位が基準電
圧Ref1に固定され、直流成分が再生される。こうし
て、2水平同期ごとにクランプすることによって映像信
号Vinの同一レベルを捉えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶駆動用映像回
路において、映像信号の直流成分を再生する直流再生回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルを駆動する液晶駆動回
路に与えられる映像信号は、液晶パネル内の蓄積電荷を
少なくするために、信号交流化手法によってその平均電
圧が0になるように交流信号に変換されていた。図3は
この信号交流化手法を説明するための信号波形図であ
る。図示しない反転回路は、図3(a)に示す映像信号
V0の極性を図3(b)のような極性反転信号P0に従
って1水平同期ごとに反転させる。ここでは、極性反転
信号P0が「L」レベルのときに映像信号を反転させて
いる。こうして、図3(c)のような交流化された映像
信号Vinが生成される。
【0003】そして、この映像信号Vinを液晶駆動回
路に入力するには、画像の平均的な明るさを表す直流成
分を再生して、液晶駆動回路に最適なバイアスを与える
ことが必要であった。直流再生回路としては、図3
(d)に示すクランプパルスが入力される度に映像信号
を一定電圧に固定して直流分を再生する回路が従来より
知られている。この直流再生回路は、水平同期信号のタ
イミングでクランプを行うことになるが、期間T1とT
2では映像信号Vinの極性が反転しているため、水平
同期信号の電位が期間T1とT2で大きく異なる。よっ
て、このような直流再生回路を利用することはできな
い。
【0004】そこで、1水平同期ごとに極性が反転して
いる映像信号Vinに対しては、図4に示すような直流
再生回路が従来用いられていた。この直流再生回路は、
可変抵抗器11で電圧Ref2を調整することによって
オペアンプ12の出力電位を変化させるものであり、こ
れでレベルオフセット調整を行うことができる。また、
可変抵抗器13を調整することによってゲイン調整を行
うことができる。そして、液晶パネルがカラー表示用の
ものであれば、R(赤)映像信号、G(緑)映像信号、
B(青)映像信号ごとに図4の回路が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の直
流再生回路は、映像信号の周波数帯域が直流から100
MHzにわたる広い帯域のためにオペアンプが高価にな
ることと、カラー表示のために3回路分必要なことから
高価になってしまうという問題点があった。本発明は、
上記課題を解決するためになされたもので、直流再生を
安価に実現できる直流再生回路を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の直流再生回路
は、映像信号の極性反転に応じて値が変化する極性反転
信号を微分する微分回路と、映像信号の入力端子と出力
端子間に直列に挿入された結合コンデンサと、設定変更
の可能な基準電圧を発生するオフセット調整回路と、出
力端子とオフセット調整回路の出力間に設けられ、微分
回路から出力される正と負のパルスのうち、一方のパル
スが出力されたときに導通状態となるスイッチ回路とを
有するものである。このような構成により、極性反転信
号の変化に応じて、微分回路から正負のパルスが出力さ
れ、一方のパルスが出力されたときにスイッチ回路が導
通状態となる。そして、極性反転信号は映像信号の極性
反転に応じて変化するので、極性反転(所定の周期)の
2倍の周期ごとに出力端子が基準電圧に固定される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す
直流再生回路の回路図、図2はこの直流再生回路の動作
を説明するためのタイミングチャート図である。図示し
ない反転回路から入力される映像信号Vinは、図2
(a)に示すように1水平同期ごとに極性が反転してお
り、期間T1では上に行くほど明るいことを示し、期間
T2では下に行くほど明るいことを示す。そして、入力
端子に与えられた映像信号Vinは、結合コンデンサ1
によって直流成分がカットされる。
【0008】次いで、図2(b)に示す極性反転信号P
0は、コンデンサ2、抵抗器3からなる微分回路にて微
分され、図2(c)に示すクランプパルスに変換され
る。このクランプパルスのうち正のクランプパルスP1
が入力されると、スイッチ回路であるトランジスタ4は
オンとなる。
【0009】これにより、トランジスタ4のコレクタ電
圧は、そのエミッタに与えられた基準電圧Ref1に固
定される(より正確には、トランジスタ4のコレクタ−
エミッタ間飽和電圧を基準電圧Ref1に加えたものと
なる)。なお、この基準電圧Ref1は、図示しない電
圧源に接続されたオフセット調整回路である可変抵抗器
5によって任意に設定することができる。
【0010】こうして、結合コンデンサ1を介して入力
された映像信号Vin中の水平同期信号の電位が基準電
圧Ref1に固定され、直流成分が再生される。このと
き、図2(c)から分かるように正のクランプパルスP
1は、すぐに電圧0となり、トランジスタ4もオフとな
るが、結合コンデンサ1の放電により、上記電位は基準
電圧Ref1のまま保持される。
【0011】そして、以上のような動作がクランプパル
スP1が生じる度に繰り返される。このように、2水平
同期ごとにクランプすることによって映像信号Vinの
同一レベルを捉えることができ、可変抵抗器5で基準電
圧Ref1を調整することによって所望の直流成分を有
する映像信号を出力することができる。
【0012】したがって、コンデンサ1、2、抵抗器
3、トランジスタ4、可変抵抗器5という安価な部品で
直流再生回路を実現できるため、図4のようなオペアン
プが不要となり、価格を安くすることができる。また、
カラー表示の場合、R映像信号、G映像信号、B映像信
号ごとに図1の回路が必要となるが、各部品のばらつき
が非常に少ないため、従来は3個必要であったオフセッ
ト調整回路(可変抵抗器5)を1個で共用することがで
きる。つまり、1個の可変抵抗器5から3個のトランジ
スタ4に基準電圧Ref1を与えればよい。
【0013】なお、本実施の形態では、映像信号の出力
端子(トランジスタ4のコレクタと結合コンデンサ1が
接続される点)に、トランジスタ6、図示しない電圧源
に接続された抵抗器7からなるエミッタホロワ回路が接
続されているが、これは上記クランプ動作のためには、
出力端子に接続される次段回路の入力抵抗が大きい方が
望ましいからである。
【0014】また、本実施の形態では、1水平同期ごと
に極性が反転している映像信号Vinの場合について説
明したが、1垂直同期ごとに極性が反転している映像信
号の場合にも同様に対応することができる。すなわち、
本実施の形態では、トランジスタ4がオフしてから2水
平同期の間、基準電圧Ref1を維持できるような容量
に結合コンデンサ1を設定すればよいが、1垂直同期ご
との場合は、2垂直同期分に対応した容量にすればよ
い。
【0015】また、正のクランプパルスP1が生じる度
にクランプするようにしたが、負のクランプパルスP2
を使ってもよい。なお、本実施の形態では、図4の直流
再生回路のようなゲイン調整を行わないが、反転回路、
直流再生回路、液晶駆動回路を含む映像信号系において
は、各所にゲイン調整部が設けられているので、このよ
うな別回路でゲイン調整を行えばよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、直流再生回路を微分回
路、結合コンデンサ、オフセット調整回路及びスイッチ
回路から構成することにより、映像信号の極性が反転す
る所定の周期の2倍の周期ごとに出力端子が基準電圧に
固定されるので、所望の直流成分を有する映像信号を出
力することができ、上記各回路は安価な部品で実現でき
るため、価格を安くすることができる。また、カラー表
示の場合、従来は3個必要であったオフセット調整回路
を1個で共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す直流再生回
路の回路図である。
【図2】 図1の直流再生回路の動作を説明するための
タイミングチャート図である。
【図3】 信号交流化手法を説明するための信号波形図
である。
【図4】 従来の直流再生回路の回路図である。
【符号の説明】
1…結合コンデンサ、2…コンデンサ、3、7…抵抗
器、4、6…トランジスタ、5…可変抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周期ごとに極性が反転している映
    像信号の直流分を再生する直流再生回路において、 前記映像信号の極性反転に応じて値が変化する極性反転
    信号を微分する微分回路と、 映像信号の入力端子と出力端子間に直列に挿入された結
    合コンデンサと、 設定変更の可能な基準電圧を発生するオフセット調整回
    路と、 前記出力端子とオフセット調整回路の出力間に設けら
    れ、微分回路から出力される正と負のパルスのうち、一
    方のパルスが出力されたときに導通状態となるスイッチ
    回路とを有することを特徴とする直流再生回路。
JP7241385A 1995-09-20 1995-09-20 直流再生回路 Pending JPH0983837A (ja)

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JP7241385A JPH0983837A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 直流再生回路

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JP7241385A Pending JPH0983837A (ja) 1995-09-20 1995-09-20 直流再生回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071512A3 (en) * 2002-02-19 2003-11-20 Kopin Corp Liquid crystal display with integrated switches for dc restore of ac coupling capacitor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071512A3 (en) * 2002-02-19 2003-11-20 Kopin Corp Liquid crystal display with integrated switches for dc restore of ac coupling capacitor
JP2005518558A (ja) * 2002-02-19 2005-06-23 コピン・コーポレーシヨン 直流回復用集積化スイッチを有する液晶
US7138993B2 (en) 2002-02-19 2006-11-21 Kopin Corporation LCD with integrated switches for DC restore

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