JPH0982470A - 複合調理器 - Google Patents

複合調理器

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Publication number
JPH0982470A
JPH0982470A JP23861495A JP23861495A JPH0982470A JP H0982470 A JPH0982470 A JP H0982470A JP 23861495 A JP23861495 A JP 23861495A JP 23861495 A JP23861495 A JP 23861495A JP H0982470 A JPH0982470 A JP H0982470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
frequency
high frequency
heating
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP23861495A
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English (en)
Inventor
Toshio Kakizawa
俊夫 柿沢
Tatsuya Nakagawa
達也 中川
Kazuhiro Furuta
和浩 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジと加熱器との両機能を備え、小型
で小消費電力であり、使い勝手の良好な複合調理器を提
供する。 【解決手段】 筐体1の開口部が手前方向に傾斜して形
成され、筐体の後部に設けられた支点14を介して調理
物の収容空間96を有する扉2が開閉可能に配設されて
いる。保持手段16により扉の開き状態が保持される。
筐体の底側に順次加熱手段とプレート3とが配置されい
る。筐体の後方側に高周波発生手段が備えられ、加熱手
段は高周波発生手段が発生する高周波から遮蔽される高
周波シールド手段を備え、扉が筐体に対して閉じられた
際に、該扉と筐体との間から前記高周波が外部に漏洩す
るのを防止する高周波漏洩防止手段を備え、保持手段は
扉が開かれたことを検出する扉開き検出手段を備え、扉
開きが検出された場合には、前記高周波の発生を停止さ
せる高周波停止手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合調理器に関
し、特に電子レンジと加熱器(誘導加熱調理器やハロゲ
ンヒータ等)との両機能を備えた複合調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、核家族化が進み、また、学生の下
宿生活など単身生活者が増加しており、それに伴いワン
ルームマンションなど簡単なキッチンシステムを持った
部屋に居住する人が多くなりつつある。
【0003】一方、調理済み食品の発達から、単身生活
者は、暖め調理などの再加熱調理、湯沸かしなど簡単な
調理をする調理機器があれば快適な生活を送ることが可
能となってきた。かかる社会情勢に沿うべく、最近のワ
ンルームマンションにおいては、再加熱調理機器として
の電子レンジと簡単な加熱器(加熱コイルを備えた電磁
調理器やハロゲンヒータ等)が、設置されるようになっ
てきた。
【0004】又、ワンルームマンションの場合、安全性
の面からガス器具等よりも電化製品の使用が望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワンル
ームマンションは比較的狭い空間であり、キッチンシス
テムの近傍に電子レンジと電磁調理器の2台の調理器を
設置したのでは、狭い空間を更に狭くしてしまう。
【0006】又、ワンルームマンションの契約電流容量
は、例えば、20A程度と比較的小容量であり、エアコ
ンディショナと他の熱器具1台程度で最大電流になって
しまうのが現状である。即ち、大電力機器を使用する場
合、最大2台程度であり、容量がオーバするとしばしば
ブレーカが切れていた。
【0007】ところで、前述の欠点(占有スペースが大
きいこと)への対処手段としては、例えば電子レンジと
加熱器(電磁調理器やハロゲンヒータ等)の2種類の調
理器を一体化・小型化して複合調理器とすることが考え
られる。かかる複合調理器(従来技術)には、次の3通
りがある。
【0008】電子レンジ本体の上部に電磁調理器の加
熱コイルを組み込んだもの。
【0009】横開き又は縦開きの扉の電子レンジの内
部に前記加熱コイルを組み込んだもの。
【0010】電磁調理器本体の後部にヒンジを設け
て、このヒンジ部に電子レンジの発生するマイクロ波を
遮弊するために着脱自在の網目状の蓋を取り付けたも
の。
【0011】しかし、各装置には次のような欠点があ
る。
【0012】の装置は、電子レンジ(複合調理器)を
調理台の上に置き、電磁調理器として使用する場合、電
子レンジの高さの分(約350mm)だけ調理容器
(鍋)の高さが高くなる。これでは使用者にとって非常
に不便であり、且つ、不安定な状態で電磁調理器を使用
することとなる。例えば、特開平5−187640号公
報、実公昭62−30643号公報等。
【0013】の装置は、現在使用されている一般の電
子レンジのオーブン内部底面に前記加熱コイルを配置し
たものであり、一般に食器よりも鍋の大きさが大きいた
め、電磁調理器として使用する際、鍋の取り出しが非常
に不便であり、また、調理の際に鍋の中の撹拌ができず
不便である。例えば、実開平2−56396号公報、特
開昭63−281377号公報等。
【0014】の装置は、蓋を開けた場合にその蓋を支
える機構を設けることができない。そのため、着脱自在
の蓋を取り外して使用することとなり、その蓋の置き場
所を捜すなど使用者にとっては不便である。又、蓋と電
磁調理器本体との嵌合の信頼性の確保が難しい。例え
ば、特公昭55−28197号公報、特公昭55−45
806号公報等。
【0015】また、前述の欠点への他の対処手段として
は、電子レンジに加熱コイルを組み込む提案があるが
(例えば、特開昭55−28197号公報、特開昭55
−45806号公報等)、次のような欠点がある。
【0016】この提案では、筺体底部から電波を供給
する構造であるので、導波管が底部に存在し、加熱コイ
ルの設置ができない。
【0017】導波管がオーブン底部に存在すると、例
えば、ふきこぼれ等により、食品がオーブン底面にこぼ
れた時、導波管内に侵入するおそれがある。導波管内に
食品が入ると電子レンジ加熱の際にこの食品が加熱され
て火災を引き起こす可能性がある等、信頼性の面で問題
がある。
【0018】筺体の外形寸法対オーブン内寸法比、即
ち、容積率が非常に小さくなる。
【0019】以上に記した如く、従来の提案はいずれ
も、前述のワンルームマンションの場合のような要求
(小スペース、小電力、操作性の良好さ)を全て満足し
たものは存在しなかった。
【0020】そこで、本発明の目的は、電子レンジと加
熱器との両機能を備え、小型で小消費電力であり、使い
勝手の良好な複合調理器を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、上部開口部が手前方向に傾
斜して形成された筐体と、該筐体の後部に設けられた支
点を介して開閉可能に設けられ、調理物の収容空間を有
する扉と、該扉が前記筐体に対して開かれたときに保持
する保持手段と、前記筐体の底側に配置された加熱手段
と、該加熱手段の上方に配置されたプレートと、前記筐
体の後方側に配置された高周波発生手段とを備え、前記
加熱手段は高周波発生手段が発生する高周波から遮蔽さ
れる高周波シールド手段を備え、前記扉が筐体に対して
閉じられた際に、該扉と筐体との間から前記高周波が外
部に漏洩するのを防止する高周波漏洩防止手段を備え、
前記保持手段は前記扉が開かれたことを検出する扉開き
検出手段を備え、扉開きが検出された場合には、前記高
周波の発生を停止させる高周波停止手段を備えたことを
特徴とする。
【0022】請求項1記載の発明によれば、筐体と扉と
は支点を介して開閉可能に配設され、筐体と扉とにより
調理物の収容空間(キャビティ)が形成される。扉を開
くと保持手段により該開き状態が保持される。前記収容
空間の下部にはプレートとその下面側には加熱手段が配
置され、調理物はプレート上に載置される。電子レンジ
用の高周波発生手段は筐体の後方側に配置され、高周波
シールド手段により加熱手段は高周波から遮蔽される。
また、高周波漏洩防止手段は扉が閉じられた際に、扉と
筐体との間から高周波が外部に漏洩するのを防止する。
扉開き検出手段記は扉が開かれたことを検出し、扉開き
が検出された場合には、高周波停止手段は高周波の発生
を停止させる。
【0023】また、請求項2記載の発明は、前記加熱手
段は電磁調理器用の加熱コイルからなり、前記プレート
の下面部に非磁性体の金属箔膜が配設され、該プレート
の金属箔膜は筐体底部に形成されたプレート受け部に圧
接されたことを特徴とする。請求項2記載の発明によれ
ば、加熱手段としての電磁調理器用の加熱コイルによ
り、プレート上に載置される鍋が誘導加熱され、該鍋の
中の調理物が加熱される。
【0024】また、請求項3記載の発明は、前記加熱コ
イルの近傍に前記高周波発生手段が発生した高周波を検
出する高周波検出手段を備え、該高周波検出手段の検出
値が所定値以上の場合に、前記高周波の出力を停止させ
る高周波停止手段を備えたことを特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明によれば、高周波検出
手段は加熱コイルの近傍における高周波の漏れを検出
し、その検出値が所定値以上の場合に、高周波停止手段
は高周波の出力を停止させる。
【0026】また、請求項4記載の発明は、前記プレー
ト受け部は前記高周波の波長の1/4以下の間隔の突起
を備えたことを特徴とする。
【0027】請求項4記載の発明によれば、高周波の波
長の1/4以下の間隔の突起により高周波の漏洩が防止
される。
【0028】また、請求項5記載の発明は、前記加熱手
段は電磁調理器用の加熱コイルを備え、該加熱コイルは
非磁性体の金属材で覆われ、該非磁性体の金属材は前記
筐体に形成された調理物の収容空間と同電位とされたこ
とを特徴とする。
【0029】請求項5記載の発明によれば、加熱コイル
は非磁性体の金属材で覆われ、該非磁性金属材は筐体に
形成された調理物の収容空間と同電位とされているの
で、加熱コイルは高周波から遮蔽される。
【0030】また、請求項6記載の発明は、前記加熱手
段は電磁調理器用の加熱コイルを備え、該加熱コイル
は、非磁性体の金属材で覆われた加熱コイル素線がコイ
ル状に巻回されてなることを特徴とする。
【0031】請求項6記載の発明によれば、加熱コイル
は非磁性体の金属材で覆われた加熱コイル素線がコイル
状に巻回されてなっているので、加熱コイルは高周波か
ら遮蔽される。
【0032】また、請求項7記載の発明は、前記扉が開
いて前記保持手段により保持されている状態を検出する
扉保持検出手段を備え、該扉保持検出手段が扉の開き状
態を検出した場合に前記加熱手段を作動可能とする作動
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項7記載の発明によれば、扉保持検出
手段により扉が開いて保持手段により保持されている状
態が検出され、扉保持検出手段が扉の開き状態を検出し
ている場合には作動制御手段が加熱手段を作動可能とす
る。このようにすれば、扉が開いている場合のみ、加熱
手段が作動する。
【0034】また、請求項8記載の発明は、前記筺体の
左右高さはほぼ同一高さとされたことを特徴とする。
【0035】請求項8記載の発明によれば、筐体の上面
には突起物が無く、使い勝手が良い。
【0036】また、請求項9記載の発明は、前記加熱手
段は硝子管に封止されたヒータを備え、前記プレートは
光を透過する非誘電体材からなり、前記ヒータの外郭ケ
ースは高周波の透過を防止する高周波透過防止手段を備
え、該ヒータの外郭ケースは調理物の配置部に対して隙
間なく固定されたことを特徴とする。
【0037】請求項9記載の発明によれば、硝子管封止
のヒータなので焼き物が容易に行え、高周波透過防止手
段により高周波が漏洩した場合に透過が防止される。
【0038】また、請求項10記載の発明は、前記ヒー
タは高周波を遮断するフィルタを介してヒータ加熱用電
源に接続されたことを特徴とする。
【0039】請求項10記載の発明によれば、ヒータは
高周波を遮断するフィルタを介してヒータ加熱用電源
(例えば、商用電源)に接続されているので、ヒータ加
熱用電源には高周波が重畳されない。
【0040】また、請求項11記載の発明は、前記加熱
手段は発熱体が金属で封止されたヒータを備え、該金属
封止の金属は調理物の配置部と同電位にされたことを特
徴とする。
【0041】請求項11記載の発明によれば、金属封止
のヒータなので、高周波のシールドが確実に行える。
【0042】また、請求項12記載の発明は、前記プレ
ート上には外周部に第1歯車を備えた円形の回転網が配
置され、該回転網の外周部に対向して第1歯車に歯合さ
れる第2歯車が配置されたことを特徴とする。
【0043】請求項12記載の発明によれば、第2歯車
が回転駆動される第1歯車が回転され、この第1歯車の
回転により回転網が回転される。従って、回転網上の調
理物は加熱ムラがなくなり、又、回転駆動手段が回転網
の外周部に配置されているので、加熱手段の配置がしや
すい。
【0044】また、請求項13記載の発明は、前記回転
網の外周部の回転軌跡上に重量センサが設けられたこと
を特徴とする。
【0045】請求項13記載の発明によれば、重量セン
サの検出重量に応じて調理時間を制御することができ
る。
【0046】また、請求項14記載の発明は、前記高周
波シールド手段は、高周波を減衰させる狭いギャップの
空間を備えてなることを特徴とする。
【0047】請求項14記載の発明によれば、例えば図
2(C)に示すように、寸法Yだけ立上がり部21が曲
げ部96bを覆い、ギャップGが形成されているので、
各構成部材の寸法公差等から扉が若干開いた場合等に、
公差の吸収に対して有効である。
【0048】また、請求項15記載の発明は、前記扉の
内面側には金属で覆われた線状のヒータが備えられたこ
とを特徴とする。
【0049】請求項15記載の発明によれば、扉の内面
側にヒータを備えたので、上部加熱の焼き物ができる。
【0050】また、請求項16記載の発明は、部開口部
が手前方向に傾斜して形成された筐体と、該筐体の後部
に設けられた支点を介して開閉可能に設けられ、調理物
の収容空間を有する扉と、前記筐体の底部側に配置され
た電磁誘導加熱手段と、該電磁誘導加熱手段の上方に配
置され、調理容器が載置されるプレートと、前記筐体の
後方側に配置された高周波発生手段とを備え、前記電磁
誘導加熱手段は高周波発生手段が発生する高周波から遮
蔽される高周波シールド手段を備え、前記扉が筐体に対
して閉じられた際に、該扉と筐体との間から前記高周波
が外部に漏洩するのを防止する高周波漏洩防止手段を備
え、高周波により調理が開始された場合には、電磁誘導
加熱手段に電力を供給した後、前記プレートに載置され
た負荷を検出するようにしたことを特徴とする。
【0051】請求項16記載の発明によれば、電子レン
ジ調理(高周波による調理)を開始したとき、先ず電磁
調理器(電磁誘導加熱手段)を動作して鍋の有無を判定
した後に電子レンジ調理に入るので、誤って金属の容器
に入れたまま電子レンジ調理を行うことを防止すること
ができる。
【0052】また、請求項17記載の発明は、高周波に
よる加熱時に、前記負荷が検出された場合には、警報を
発し、全ての動作を停止させることを特徴とする。
【0053】請求項17記載の発明によれば、電子レン
ジの調理時(高周波による加熱時)に、負荷(鍋)が検
出された場合には、警報を発し、全ての動作を停止させ
るので、電磁調理器と電子レンジの誤操作を行っても、
警報が発せられ、安全性が高い。
【0054】また、請求項18記載の発明は、高周波に
よる加熱時に、前記負荷が検出された場合には、警報を
発すると共に、高周波加熱調理を継続することを特徴と
する。
【0055】請求項18記載の発明によれば、金属製容
器を用いた場合でも電子レンジ(高周波加熱)の調理が
可能であり、警報を発して使用者に誤操作であることを
認識させることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複合調理器を図示
の実施形態例に基いて説明する。
【0057】(1)第1実施形態例 図1は本実施形態例の複合調理器の斜視図であり、図2
(A)は図1におけるA−A断面に沿う断面図であり、
図2(B),(C)は部分拡大図である。
【0058】図1において、1は筺体であり、その内部
には後述する金属製の下キャビティ20及び上キャビテ
ィ96によって構成されたキャビティ4を有する(図2
参照)。下キャビティ20の底部には、加熱用容器を載
置する為の略円形の非磁性体製(例えば結晶化ガラス
等)のプレート3が設けられている。筺体1の右側に
は、後述する操作板5が設けられている。
【0059】2は調理物を出し入れする際に開閉する扉
であり、扉2の中央部には蓋をした際に調理物を覗き見
る為のパンチングメタル製の網6が配置され、該網6は
上キャビティ96と溶接により機械的および電気的に接
続されている。そして、扉2の下部の外周にはマイクロ
波(後述する)の漏洩を防止するためのチョーク構造1
9(図2参照)が設けられ、このチョーク構造19に対
応する位置に、キャビティ4と電気的に一体に形成され
た前板20aが配置されている(即ち、キャビティ4と
前板20aとは同電位に構成されている)。
【0060】一方、扉2の前方下部にはフック8が設け
られ、該フック8が嵌合する筐体1の位置にはロック穴
7が形成されている。該ロック穴7の後部には、フック
8がロック穴7に挿入されたことを検出し、扉2の閉状
態を検出する為の蓋スイッチ45(図5参照)が設けら
れている。
【0061】筺体1の後部にはヒンジ13が固定され、
該ヒンジ13には扉2が支点14を中心に回転するよう
に取り付けられている。
【0062】更に、ヒンジ13の手前側には、扉2を開
状態で支持する支持装置16が配置されている。支持装
置16は、第1,第2クランク9,11がピン10によ
り回動可能に一体化されてなり、第1クランク9の上端
はピン98により扉2の側面に回転可能に取り付けら
れ、第2クランク11の下端はピン15により回転可能
に筐体1の側面に取り付けられている。また、第1クラ
ンク9のピン10側には曲げ形成された部分取っ手12
が設けられ、該取っ手12により扉2が開けられたとき
第1,第2クランク9,11が伸びた状態で保持され、
更に、使用者がこの部分取っ手12を持って手前に引く
と、扉2を閉める動作となる。
【0063】図2(A)〜(C)に示すように、キャビ
ティ4は下キャビティ20と上キャビティ96とにより
扉2を閉じたときに構成される空間である。扉2を閉じ
た際におけるマイクロ波の外部漏洩防止のために、両キ
ャビティ20,96の接合面に前述のチョーク構造19
が設けられている。
【0064】該チョーク構造19は、図示のように、上
キャビティ96の外周部分に略S字状に折り曲げ形成さ
れる金属板の曲げ部分96aに対して、図示形状のよう
に先端に曲げ部分を有し略U字状に曲げられたチョーク
構造片19bを上キャビティ96に溶接することによっ
て、チョーク構造をなす空間が構成される。このチョー
ク構造19は、扉2が閉じられたときに下キャビティ2
0のチョーク構造に対向する前板20aから前記曲げ部
分19aの壁面までの距離Xが、マイクロ波の1/4波
長(約30mm)に構成されている。また、前記曲げ部
分96bは、図2(B)に示すように、前板部分より長
さYだけ長く構成されており、下キャビティ20の前板
部分20aから更に図中下方に該Y部分に対応する長さ
だけ曲げられている。図2(C)の場合は、扉カバー部
18が曲げ部96bをカバーしていない。そして、下キ
ャビティ20の立上がり部21(図2(B)の20bに
相当する)が曲げ部96bに距離Yだけ対向する構造に
なっている。
【0065】この寸法Yは、チョーク構造により減衰さ
れたマイクロ波を更に減衰させる目的で設けられてお
り、特にそれぞれの寸法公差などから扉2が若干開いた
ときなどに有効であり、従来は10〜15mmが用いら
れていた。
【0066】更に、チョーク構造19の左右両側面には
(図2(B),(C)参照)、チョーク構造19で減衰
されたマイクロ波を更に減衰する為の覆い部分Yが形成
され、この部分Yはギャップが狭くされ、上キャビティ
96の下方の曲げ部分96bが、下キャビティ20の曲
げ部分20cに覆い被さるように形成されている。な
お、18は扉カバーであり、21は下キャビティ20の
立上がり部である。
【0067】図3は、図1における支持機構16をなす
ピン15の周辺部のB−B線に沿う断面図である。
【0068】図3に示すように、第2クランク11の下
端には右方に曲げられた挿入部11aが形成され、該挿
入部11aは筺体1に固定されたピン15を中心とする
円弧溝1aに挿入されている。挿入部11aに対向した
位置にマイクロスイッチ17のレバー17aが配置さ
れ、扉2が開けられたときに回転駆動された挿入部11
aがレバー17aに係合され、マイクロスイッチ17が
閉じられる。このように構成することにより、扉2が完
全に開放された状態、即ち、扉2が開放され支持機構1
6によりロックされている状態を検出することが可能と
なる。
【0069】図4は本実施形態例における各種の部品配
置を説明するための正面図であり、図5は側面図であ
る。
【0070】図4および図5に示すように、プレート3
の下方には、所定距離を置いて電磁器調理用の加熱コイ
ル25が配置されている。加熱コイル25の下方には電
磁調理器用の制御回路39(図8参照)が配置されてい
る。筺体1の右方の操作板5の下方には電子レンジ用の
昇圧トランス24,マグネトロン23,電子レンジ制御
回路43(図8参照)が配置されている。マグネトロン
23は導波管22に固定され、導波管22は複合調理器
の背面に沿って配置され、その開口部22aは調理物が
載置される方向を向いている(図4参照)。26は冷却
ファンであり、前述の昇圧トランス24,マグネトロン
23,制御回路39,43,加熱コイル25の冷却を行
う。なお、冷却用風のガイド板(図示せず)は、それぞ
れの要素部品に風が当たるように配置されている。
【0071】1bは筺体1に設けられたゴム製の足であ
り、2aは扉2に設けられた取っ手である。
【0072】図6(A)は前記加熱コイル部近辺の断面
図、図6(B)は要部拡大図である。
【0073】図6(A),(B)に示すように、プレー
ト3の下方にはアルミ箔等の非磁性体箔がシールド材3
2として配設されている。該シールド材32は数十um
の厚さであり、マグネトロン23が発生するマイクロ波
は透過しないが、加熱コイル25が発生する磁力線は透
過する。シールド材32は接着剤によってプレート3に
接着され、該シールド材32の周辺部が下キャビティ2
0の受け部20eに載置されている。該受け部20eに
は、突起20fが例えば20nm間隔で多数形成され、
アルミ箔が電気的に接続される。
【0074】ここで、シールド材32の作用について説
明する。
【0075】例えば、後述するインバータが30KHz
の周波数で発振していると仮定すると、この周波数にお
ける表皮効果による浸透深さδ1 は、δ1 =0.49m
mとなり、マグネトロン23から発振されるマイクロ波
の周波数は2.45GHzであり、このときの表皮効果
はδ2 =0.0017mmである。そこで、シールド材
32として、厚さ10〜数十μmのアルミ箔を使用すれ
ば、取扱性が良好で、マイクロ波はシールドされ、且
つ、電磁調理器として使用する場合に発熱せず、強度的
にも十分である。
【0076】ところで、後述のように、加熱コイル25
上に鍋がないとき、即ち、無負荷のときにはインバータ
が停止するように無負荷検出回路(図16の重量スイッ
チ105等)が鍋負荷の無いことを検出してインバータ
を所定時間停止するようにタイマがセットされるように
なっている(図9のステップS69,S70参照)。そ
して、この所定時間が経過すると再びインバータを駆動
して鍋負荷の有無を検査する。その結果、鍋が無いとき
には再び所定時間だけ停止するようにタイマがセットさ
れ、繰り返される。そして、鍋負荷を検出したときイン
バータは連続して通電され続ける。
【0077】また、図6(A),(B)において、ボス
30の上に加熱コイル25が固定され、プレート3の外
周部に沿ってプレート押え28が被せられ、ネジ33に
より固定されている。28aで示す箇所にはシールド用
のシリコンが充填され、プレート押え28とプレート3
とが接着接合される。このように構成することにより、
プレート押え28とプレート3との接合部から、調理の
ふきこぼれ等により発生した水分が加熱コイル25に侵
入するのを防止することができる。
【0078】図7は本実施形態例の制御系のブロック図
であり、図8は操作板5の正面図である。
【0079】図7および図8に示すように、商用電源3
4に対して、電源スイッチ35を介して本装置の電源と
なる直流電源36が接続されている。第1キー40は電
磁調理器(IH)キー59と電子レンジキー58とから
なる切り換え用キ−群であり、第2キー41はその他の
制御用キー郡である。切り換えスイッチ42は第1キー
40を読み込んだ結果により制御回路38により切り換
えられる。電磁調理器制御回路39及び電子レンジ制御
回路43は、切り換えスイッチ42により切り換えられ
たときにそれぞれ動作する。
【0080】電磁調理器を使用する際、前記扉2を開状
態で保持するクランク機構(第1,第2クランク9,1
1)に連動するクランクスイッチ44が制御回路38に
接続されており、クランク機構の開閉状態を読み込む。
そして、クランクスイッチ44が開放されるとインバー
タが停止され、クランクスイッチ44が閉状態、即ち、
扉2が開いて保持されている時に加熱コイル25にマイ
クロ波が供給される。かかる機能は準E級増幅回路の一
般的な機能であるので、詳述することを省略する。
【0081】加熱コイル25の電磁誘導作用によってプ
レート3上に置かれた鍋50が加熱される。プレート3
の加熱コイル25側にはサーミスタ49が密着され、鍋
50の温度を検出する。加熱コイル25近傍にはマイク
ロ波を検出するためのアンテナ48が設けられ、アンテ
ナ48の出力は検波回路37に接続され、該検波回路3
7の出力は制御回路38に入力される。制御回路38は
この検波出力値が所定値以上の場合にマイクロ波が漏洩
していると判断してマグネトロン23への給電を停止す
る。
【0082】電子レンジ制御回路43は扉スイッチ45
を介して昇圧トランス24に接続されている。昇圧トラ
ンス24の二次側はダイオード51,コンデンサ52に
よって倍電圧整流回路が構成され、マグネトロン23に
倍電圧が供給される。46,47は並列共振回路用のコ
ンデンサであり、コンデンサ46と加熱コイル25との
並列共振回路により約23KHzのスイッチング周波数
でインバータがスイッチング電力を供給する。
【0083】また、図8に示すように、操作板5は上部
に7セグメントからなる4桁の表示装置53が配置さ
れ、加熱調理用の設定時間等が表示される。
【0084】表示装置53の下方には、時間設定のアッ
プダウン用のボタン54,55と、出力の大小設定用の
大小ボタン56,57と、前述の電子レンジボタン5
8、IHボタン59が備えられている。表示装置53に
は、時間のボタンが押されたときには、その時刻が表示
され、出力ボタンが押されたときにはその時の出力が表
示される。
【0085】60はスタートスイッチであり、前述の調
理機器,時間,出力等の設定を行った後に押下すること
により調理が開始される。61はストップスイッチであ
り、調理の中断をするときに使用される。99は電源ボ
タンであり、電源スイッチ35に連動されている。
【0086】次に、本実施形態例の動作を、図9に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0087】電磁調理器としての動作 先ず、電磁調理器(誘導加熱調理器)による動作か又は
電子レンジによる動作かの選択が、スイッチ58,59
によって決定される(ステップS63,S75)。電磁
調理器が選択された場合には(ステップS63;y)、
スイッチ42の接点a,bが短絡される。次いで、出力
および調理時間の設定が完了され(ステップS64)、
スタートスイッチ60が押下されると(ステップS6
5)、電磁調理器制御回路39が動作可能な状況とな
り、クランクスイッチ17(図3参照)の状態を判別し
て(ステップS66)、クランクスイッチ17が閉状態
であれば電磁調理器インバータ(加熱コイル25とコン
デンサ46からなる並列共振回路)が駆動される(ステ
ップS67)。
【0088】電磁調理器インバータの駆動後、鍋50が
加熱コイル25上に置かれているかを判別するため後述
する無負荷検知回路(図16(B)参照)により負荷検
知がなされる(ステップS69)。負荷が検出されたと
き(即ち、鍋50が置かれているとき)、設定時間がカ
ウントオーバしていないかを調べ(ステップS71)、
設定時間がカウントオーバしていないときには(ステッ
プS71;n)、停止ボタン61が押下されない限り
(ステップS74;n)、前述の動作を繰り返す。
【0089】前記ステップS71において、設定時間が
カウントオーバしている場合には(ステップS71;
y)、電磁調理器インバータの動作を停止する(ステッ
プS86)。
【0090】又、前記ステップS69において、負荷検
出スイッチ(図16(B)の重量スイッチ105)が負
荷を検出しなかったときは(ステップS69;n)、例
えば5秒間隔で負荷検出を繰り返すためのタイマを駆動
する(ステップS70)。このタイマはタイマ=0であ
るかを監視し続けるが(ステップS73)、この間に、
停止ボタン61が押下されたかを同時に監視し続け(ス
テップS72)、停止ボタン61が押下された場合には
停止へと動作が移行する(ステップS86)。
【0091】前記ステップS73においてタイマ=0と
なると(ステップS73;y)、前記ステップS66に
戻り、前記動作を繰り返す。
【0092】電子レンジとしての動作 先ず、電子レンジとしての基本的動作および機能を説明
する。
【0093】クランク機構(クランク9,11)が外さ
れて扉2が閉じられると、フック8がロック穴7に嵌入
され、扉スイッチ45(図5参照)が閉じられる。
【0094】操作板5上の電源ボタン99が押下される
と電源スイッチ35が閉じられ、回路全体に電源が供給
される。レンジボタン58が操作されてレンジが選択さ
れると、先ず、切り換えスイッチ42はab接点が閉じ
て電磁調理器の回路が選択される。その後、適当な出力
電力と時間が設定された後、スタートボタン60が押下
される。
【0095】このとき、前述の如くレンジボタン58の
押下により電子レンジとして選択されているが、スター
トボタン60が押下されると先ず電磁調理器の回路が動
作して加熱コイル25にインバータ電流が供給される。
電磁調理器の無負荷検出回路(図16(A),(B)参
照)が動作して無負荷が検出されると、間違って鍋負荷
が載置されていないと判断して電子レンジとして正常動
作を開始する。即ち、無負荷検知回路が負荷を検知する
と鍋50が載置されていると判断して電子レンジとして
動作すること無く停止する。この時、警報を出すように
しておく。
【0096】前述の無負荷検知回路が無負荷を検出する
と切り換えスイッチ42はac接点が閉じて電子レンジ
の回路が選択される。扉2が完全に閉じられていると扉
スイッチ45が閉じているので、電子レンジ制御回路4
3は動作を開始する。即ち、コンデンサ47とトランス
24の並列共振回路に対して約23KHzのスイッチン
グ周波数のスイッチング電力を供給する。又、扉スイッ
チ45が開放されると電子レンジインバータ(昇圧トラ
ンス24,コンデンサ47で構成されるインバータ)は
停止する。
【0097】前記電子レンジインバータの動作によりト
ランス24の二次側に電力が供給される。二次側は倍電
圧整流回路となっており、マグネトロン23に対して4
KVの電圧を供給する。調理途中で扉2が開かれ扉スイ
ッチ45が開放されると電子レンジインバータは停止す
る。そして、正常に電子レンジが動作して設定時間が経
過したとき、又は、途中で停止ボタン61が押されたと
き電子レンジ制御回路43は停止する。
【0098】電子レンジの場合、マイクロ波がキャビテ
ィ外に漏れることは好ましくないことは周知である。そ
こで、扉部分にはチョーク構造19が設けられている
(図2(A)〜(C)参照)。チョーク構造19により
減衰されたマイクロ波を、扉2が若干開いた時、即ち、
電子レンジの使用中にも拘らず、不用意に扉2を開いた
ときの瞬間でも電波の漏れを防止するために、図2
(A)〜(C)に示すように、蓋部分の金属96bと下
キャビティ20の金属部分20bとが15mm程度重ね
合わされている。
【0099】そこで、下キャビティ20のチョーク構造
19の開口部に対応する前板の幅(Z幅、図2(B),
(C)参照)が狭くなり、電波漏れを従来と同様のレベ
ルに保持でき、且つ、電磁調理器として使用したときZ
幅が狭く、使い勝手の良いものとなる。
【0100】また、電磁調理器の加熱コイル25をシー
ルドしているシールド材32(図6参照)に傷がつきマ
イクロ波が漏れた時、アンテナ48がマイクロ波を受信
する。この出力は検波器37によって検波され、この検
波出力は直流電圧となる。この電圧は制御回路38によ
り一定電圧以上か否かが判別され、一定電圧以上の場
合、マイクロ波が漏れていると判断してマグネトロン2
3への電力供給を停止する。
【0101】次にフローチャートに基づく動作を説明す
る。
【0102】前記ステップS63において電磁調理器で
ないときは(ステップS63;n)、電子レンジが選択
されたかが判定される(ステップS75)。そして、出
力設定・時間設定を判別し(ステップS76)、スター
トスイッチ60が押下されるのを待つ(ステップS7
7)。
【0103】スタートスイッチ60が押下されると(ス
テップS77;y)、切り換えスイッチ42は常閉状態
(接点aと接点bとがオン状態)から動作せず、先ず、
電磁調理器の回路で電磁調理器インバータが駆動され
(ステップS78)、負荷検出(ステップS79)が行
なわれる。負荷が検出されたとき、即ち、電磁誘導加熱
が可能な金属の鍋が載置されているときは(ステップS
79;y)、電子レンジ加熱をすべきでないので停止へ
とフローが流れる(ステップS86)。
【0104】前記ステップS79において負荷検出を行
い鍋の検出がなかったときは(ステップS79;n)、
電磁調理器インバータを停止して、切り換えスイッチ4
2を接点cと接点aの短絡状態、即ち、電子レンジヘと
切り換え(ステップS80)、電子レンジインバータを
駆動する(ステップS81)。この後、使用者が扉2を
開いたときに(ステップS82;y)、電子レンジイン
バータの動作を停止するように構成され(ステップS8
3)、扉2が閉じており(ステップS82;n)、設定
時間がカウントオーバせず(ステップS84;n)、途
中で停止ボタンが押下されなければ(ステップS85;
n)、前記電磁調理器の動作と同じように設定時間にな
るまで電子レンジインバータを駆動し続ける。
【0105】(2)第2実施形態例 図11は第2実施形態例のブロック図である。
【0106】第1実施形態例の説明では電磁調理器イン
バータと電子レンジインバータを別の回路として説明し
たが、電磁調理器インバータと電子レンジインバータと
に対して同一のものを使用しても良い。即ち、近年では
電磁調理器と電子レンジのインバータ回路は準E級増幅
器による同一の回路構成のものを使用することが可能に
なったからである。
【0107】図10に示すように、インバータの出力ト
ランジスタ88のコレクタに対して電磁調理器と電子レ
ンジを切り換えるための切り換えスイッチ89が接続さ
れてる。該スイッチ89のb接点は加熱コイル25に接
続され、該スイッチ89のc接点は扉スイッチ45のc
接点を介して昇圧トランス24に接続されている。87
はトランジスタ88を駆動する駆動回路である。
【0108】このように構成しても、第1実施形態例と
同様な動作を確保することができる。
【0109】(3)第3実施形態例 図11は、第1,第2実施形態例における加熱コイル2
5の代わりにハロゲンヒータ90を使用したときのブロ
ック図である。
【0110】本実施形態例は、前記図7および図10に
示した場合と異なり、ハロゲンヒータ90はインバータ
で駆動されておらず、次のように構成されている。
【0111】即ち、ハロゲンヒータ90は、商用電源3
4に対して、電源スイッチ35、切り換えスイッチ10
0及びフィルタ98を介して直接接続されている。フィ
ルタ98はマイクロ波がハロゲンヒータ90に重畳され
たとき、商用電源34など外に漏れて人体に影響を与え
ることを防止する機能を有する。
【0112】図12(A)はヒータにハロゲンヒータを
使用した場合のヒータ部分の断面図であり、図12
(B)はその部分拡大図である。
【0113】図12(A),(B)に示すように、ヒー
タケース91内には断熱材92が配設され、その内部に
ハロゲンヒータ90が収納されている。このヒータの構
造は従来の一般的なハロゲンヒータの構造と同一であ
る。
【0114】ヒータケース91は下キャビティ20の受
け部20e上に載置され、該ヒータケース91上にプレ
ート3Aが載置された後、プレート押え28を用いてネ
ジ33により固定される。プレート3Aは半透明の結晶
化ガラスが使用され、赤外線を透過する。前記ネジ33
による固定によりヒータケース91と下キャビティ20
とは機械的および電気的に接続されて高周波に対してシ
ールド機能を有し、ヒータ部を介するマイクロ波(マグ
ネトロン23が発生した)の漏洩が防止される。28a
はプレート3上に発生した食品のふきこぼれが、ヒータ
部に侵入するのを防止するための、接着剤を用いた封止
構造である。
【0115】前述の如くハロゲンヒータ90はフィルタ
98を介して商用電源34に接続され、フィルタ98は
内部にマイクロ波を遮断するコイル102を備え、フィ
ルタ98は絶縁のための端子台103を介して外部に引
き出される。
【0116】このように構成しても、第1実施形態例と
同様な動作を確保することができる。
【0117】(4)第4実施形態例 図13はヒータ部にシーズヒータ93を用いた場合の要
部側断面図である。
【0118】シーズヒータ93はシーズヒータケース9
4に収納され、ネジ95で固定されている。
【0119】また、本実施形態例の制御系のブロック図
は、図11のハロゲンヒータ90をシーズヒータ93に
置換したものである。
【0120】このように構成しても、第1実施形態例と
同様な動作を確保することができる。
【0121】(5)各構成部材の詳細構成 (5−1) 図14(A),(B)は、電磁調理器の加
熱コイル25のマイクロ波シールド手段の例を示す平面
図および断面図である。
【0122】図14(A),(B)に示すように、加熱
コイル25はリッツ線93Aが適当な巻数だけ渦巻状に
巻かれて構成されている。該渦巻状の加熱コイル25全
体がアルミ箔などの非磁性体金属箔で作られたシールド
箔94Aで覆われている。該シールド箔94Aは加熱コ
イル25が前記ボス30(図6参照)に固定される際、
下キャビティ20と電気的に一体化され、マグネトロン
23が発生するマイクロ波により加熱コイル25が加熱
されるのを防止する。シールド箔94Aは袋状の容器に
形成され、該容器に加熱コイル25を入れて封止すれば
よい。
【0123】(5−2) 図15は加熱コイル25のシ
ールド手段の他の例である。
【0124】リッツ線93Aは素線の状態のときに非磁
性体の金属のシールド被覆95Aによって被覆される。
その上で渦巻状に必要巻数だけ巻かれている。
【0125】このように構成してもシールド効果を確保
することができる。
【0126】(5−3) 図16(A),(B)は重量
センサが配置されたターンテーブルの断面図および部分
拡大図である。
【0127】図16(A),(B)において、ターンテ
ーブル112は円形をなし、焼き網113上に中心を合
せて配置されている。焼き網113の下面には、プレー
ト押え28の内周に沿って回転可能なように突起113
aが全周に渡って形成されている。また、焼き網113
の外周には歯車113bが形成され、該歯車113b
は、ギアドモータ107のシャフト106に固定された
歯車106aに歯合されている。
【0128】また、焼き網113の外周部下面には、プ
レート3の押え28に対向した位置3箇所にシャフト1
08に回転自在に挿通されたローラ104が配置され、
該ローラ104の回転により焼き網113が回転可能と
なっている。
【0129】前述の3個のローラ104が同時に停止さ
れる位置の下キャビティ20の部分に重量センサ105
が配置されている。該重量センサ105はターンテーブ
ル112の回転中の瞬時にターンテーブル112上に載
置された鍋および調理物の重量を計測する。
【0130】(5−4) 図17および図18は、マグ
ネトロン,昇圧トランスなどの部品を配置する他の例を
示す図であって、図17は正面図、図18は側面図であ
る。
【0131】前記図4および図5では、マグネトロン2
3とトランス24を筺体1右側に配置したが(図4参
照)、本例は筐体1の後部にマグネトロン23とトラン
ス24を配置した。このように配置すると、電磁調理器
など鍋を加熱する場合に右側の突起物等が無くなり、非
常に使い勝手が良くなる。
【0132】又、シーズヒータ93(図13参照)が、
扉2の内側に該扉2を閉めたときでも覗き見ることが可
能なように配置されている。このように構成すれば、従
来のオーブンレンジとしての機能も付加される。
【0133】また、扉2の保持機構は扉の後部への回転
力を引っ張り保持する方法、ヒンジ部で摩擦力を発生さ
せて保持する方法など種々考えられるが、何れの方法で
も良い。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように各請求項記載の発明
によれば、次のような効果がある。
【0135】請求項1記載の発明によれば、加熱手段
(電磁調理器)と高周波発生手段(電子レンジ)とを一
体に構成したので、装置の占有面積が少なく、又、扉が
開放状態でも保持できるので、使い勝手が良好となる。
【0136】請求項2記載の発明によれば、加熱コイル
により電磁誘導加熱を行っているので、プレートが熱く
ならず、加熱器として使用した直後でも電子レンジとし
ての使用が可能である。
【0137】請求項3記載の発明によれば、加熱コイル
の近傍に高周波の検出手段を設けたので、万一シールド
箔が破壊され高周波が漏れた場合でも、電子レンジを使
用すると高周波漏れを検出して停止するので安全であ
り、高周波の漏れを確実に止めることも可能である。
【0138】請求項4記載の発明によれば、高周波の漏
洩を確実に防止することができる。
【0139】請求項5記載の発明および請求項6記載の
発明によれば、加熱コイルの全体が非磁性金蔵材で覆わ
れるので、高周波のシールドが確実で取扱い性が良く、
また、素線をシールドしているので、高周波のシールド
が確実であり、組立時の取扱い性が良い。
【0140】請求項7記載の発明によれば、完全に扉が
開いたことを検出して電磁調理器(加熱手段)が動作す
るので、例えば、蓋をした状態又は中途半端に蓋が閉じ
ている状態で電磁調理器が動作することを防止でき、不
用意な動作がなくなり安全である。
【0141】請求項8記載の発明によれば、筺体の左右
の高さを同一としたので、調理鍋の取っ手が筐体の左右
に当たることが無くなり使い勝手が良い。
【0142】請求項9記載の発明によれば、硝子管封止
のヒータを使用したので、焼き物などが容易に可能にな
り用途が拡大でき、高周波がヒータを介して漏洩した場
合でも危険性が無く信頼性が良い。
【0143】請求項10記載の発明によれば、万一高周
波がヒータを介して漏洩した場合にもフィルタにより遮
断されるので、ヒータ加熱用電源(商用電源)に漏れる
ことがない。
【0144】請求項11記載の発明によれば、金属封止
ヒータを用いたので、高周波のシールドが確実であり、
且つ、焼き物などが容易にできるなど用途が広がる。
【0145】請求項12記載の発明によれば、プレート
上に外周駆動される回転網を設けたので、電子レンジと
して使用する際、加熱ムラを防止できる。又、回転駆動
源をプレートの外周部に配置したので加熱ヒータの邪魔
にならない。
【0146】請求項13記載の発明によれば、重量セン
サの検出値に基づいて調理時間を設定可能なので、自動
調理が可能となる。
【0147】請求項14記載の発明によれば、扉のチョ
ーク構造(高周波遮蔽手段)の後に筺体側面を用いた減
衰部分を設けたので、高周波を十分に低減でき、且つ、
チョーク構造部分の幅を狭くできるので、調理空間(キ
ャビティ)の幅の外型の比を小さくでき、設置面積が小
さくできる。
【0148】請求項15記載の発明によれば、扉の内面
にヒータを配置したので、上方からの加熱による焼き物
調理ができる。
【0149】請求項16記載の発明によれば、電子レン
ジ(高周波加熱手段)調理を開始したとき、先ず第一に
電磁調理器(電磁誘導加熱手段)を動作して鍋の有無を
判定した後に電子レンジ調理に入るので、誤って金属の
容器に入れたまま電子レンジ調理を行うことを防止する
ことができる。
【0150】請求項17記載の発明によれば、電磁調理
器(電磁誘導加熱手段)と電子レンジ(高周波加熱手
段)の誤操作を行った場合でも安全性が高い。
【0151】請求項18記載の発明によれば、故意に金
属性容器を用いた場合でも電子レンジ(高周波加熱手
段)での加熱が可能であり、又、警報を発するので使用
者に対して誤操作か否かの注意を促すことができるの
で、幅広い調理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の斜視図である。
【図2】(A)は図1におけるA−A線に沿う断面図、
(B)および(C)は部分拡大図である。
【図3】図1におけるB−B線に沿う断面図である。
【図4】同第1実施形態例の正面図である。
【図5】同第1実施形態例の側面図である。
【図6】(A)は同第1実施形態例における加熱コイル
の周辺部の断面図、(B)は部分拡大図である。
【図7】同第1実施形態例の制御系ブロック図である。
【図8】同第1実施形態例の操作板の平面図である。
【図9】同第1実施形態例の動作フローチャートであ
る。
【図10】同第2実施形態例の制御系ブロック図であ
る。
【図11】同第3実施形態例の制御系ブロック図であ
る。
【図12】(A)は同第3実施形態例に使用するハロゲ
ンヒータの近傍の断面図、(B)は部分拡大図である。
【図13】同第4実施形態例に使用するシーズヒータの
近傍の断面図である。
【図14】(A)は同第1実施形態例における加熱コイ
ルの平面図、(B)は断面図である。
【図15】同第1実施形態例における他の加熱コイルの
断面図である。
【図16】(A)は同第1実施形態例におけるターンテ
ーブルの断面図、(B)は部分断面図である。
【図17】同第5実施形態例の正面図である。
【図18】同第5実施形態例の側面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 扉 3 プレート 4 キャビティ(収容空間) 5 操作板 6 網 9 第1クランク(保持手段) 11 第2クランク(保持手段) 12 曲げ部分取っ手 13 ヒンジ 14 支点 16 支持装置(保持手段) 17 スイッチ(扉保持検出手段) 19 チョーク構造(高周波漏洩防止手段) 20 下キャビティ 22 導波管 23 マグネトロン(高周波発生手段) 24 昇圧トランス 25 加熱コイル(電磁調理器用の加熱コイル) 32 シールド材 37 検波回路(高周波検出手段) 39 電磁調理器用制御回路 43 電子レンジ制御回路 44 クランクスイッチ 45 扉スイッチ(扉開き検出手段) 48 アンテナ(高周波検出手段) 50 鍋 90 ハロゲンヒータ(硝子管封止のヒータ) 93 リッツ線 96 上キャビティ 102 ターンテーブル 103 焼き網(回転網) 105 重量センサ
フロントページの続き (72)発明者 古田 和浩 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口部が手前方向に傾斜して形成さ
    れた筐体と、 該筐体の後部に設けられた支点を介して開閉可能に設け
    られ、調理物の収容空間を有する扉と、 該扉が前記筐体に対して開かれたときに保持する保持手
    段と、 前記筐体の底側に配置された加熱手段と、 該加熱手段の上方に配置されたプレートと、 前記筐体の後方側に配置された高周波発生手段とを備
    え、 前記加熱手段は高周波発生手段が発生する高周波から遮
    蔽される高周波シールド手段を備え、 前記扉が筐体に対して閉じられた際に、該扉と筐体との
    間から前記高周波が外部に漏洩するのを防止する高周波
    漏洩防止手段を備え、 前記保持手段は前記扉が開かれたことを検出する扉開き
    検出手段を備え、扉開きが検出された場合には、前記高
    周波の発生を停止させる高周波停止手段を備えたことを
    特徴とする複合調理器。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段は電磁調理器用の加熱コイ
    ルからなり、前記プレートの下面部に非磁性体の金属箔
    膜が配設され、該プレートの金属箔膜は筐体底部に形成
    されたプレート受け部に圧接されたことを特徴とする請
    求項1記載の複合調理器。
  3. 【請求項3】 前記加熱コイルの近傍に前記高周波発生
    手段が発生した高周波を検出する高周波検出手段を備
    え、該高周波検出手段の検出値が所定値以上の場合に、
    前記高周波の出力を停止させる高周波停止手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の複合調理器。
  4. 【請求項4】 前記プレート受け部は前記高周波の波長
    の1/4以下の間隔の突起を備えたことを特徴とする請
    求項2記載の複合調理器。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段は電磁調理器用の加熱コイ
    ルを備え、該加熱コイルは非磁性体の金属材で覆われ、
    該非磁性体の金属材は前記筐体に形成された調理物の収
    容空間と同電位とされたことを特徴とする請求項1記載
    の複合調理器。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段は電磁調理器用の加熱コイ
    ルを備え、該加熱コイルは、非磁性体の金属材で覆われ
    た加熱コイル素線がコイル状に巻回されてなることを特
    徴とする請求項1記載の複合調理器。
  7. 【請求項7】 前記扉が開いて前記保持手段により保持
    されている状態を検出する扉保持検出手段を備え、該扉
    保持検出手段が扉の開き状態を検出した場合に前記加熱
    手段を作動可能とする作動制御手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の複合調理器。
  8. 【請求項8】 前記筺体の左右高さはほぼ同一高さとさ
    れたことを特徴とする請求項1記載の複合調理器。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段は硝子管に封止されたヒー
    タを備え、前記プレートは光を透過する非誘電体材から
    なり、前記ヒータの外郭ケースは高周波の透過を防止す
    る高周波透過防止手段を備え、該ヒータの外郭ケースは
    調理物の配置部に対して隙間なく固定されたことを特徴
    とする請求項1記載の複合調理器。
  10. 【請求項10】 前記ヒータは高周波を遮断するフィル
    タを介してヒータ加熱用電源に接続されたことを特徴と
    する請求項9記載の複合調理器。
  11. 【請求項11】 前記加熱手段は発熱体が金属で封止さ
    れたヒータを備え、該金属封止の金属は調理物の配置部
    と同電位にされたことを特徴とする請求項1記載の複合
    調理器。
  12. 【請求項12】 前記プレート上には外周部に第1歯車
    を備えた円形の回転網が配置され、該回転網の外周部に
    対向して第1歯車に歯合される第2歯車が配置されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合調理器。
  13. 【請求項13】 前記回転網の外周部の回転軌跡上に重
    量センサが設けられたことを特徴とする請求項12記載
    の複合調理器。
  14. 【請求項14】 前記高周波シールド手段は、高周波を
    減衰させる狭いギャップの空間を備えてなることを特徴
    とする請求項1記載の複合調理器。
  15. 【請求項15】 前記扉の内面側には金属で覆われた線
    状のヒータが備えられたことを特徴とする請求項1記載
    の複合調理器。
  16. 【請求項16】 上部開口部が手前方向に傾斜して形成
    された筐体と、 該筐体の後部に設けられた支点を介して開閉可能に設け
    られ、調理物の収容空間を有する扉と、 前記筐体の底部側に配置された電磁誘導加熱手段と、 該電磁誘導加熱手段の上方に配置され、調理容器が載置
    されるプレートと、 前記筐体の後方側に配置された高周波発生手段とを備
    え、 前記電磁誘導加熱手段は高周波発生手段が発生する高周
    波から遮蔽される高周波シールド手段を備え、 前記扉が筐体に対して閉じられた際に、該扉と筐体との
    間から前記高周波が外部に漏洩するのを防止する高周波
    漏洩防止手段を備え、 高周波により調理が開始された場合には、電磁誘導加熱
    手段に電力を供給した後、前記プレートに載置された負
    荷を検出するようにしたことを特徴とする複合調理器。
  17. 【請求項17】 高周波による加熱時に、前記負荷が検
    出された場合には、警報を発し、全ての動作を停止させ
    ることを特徴とする請求項16記載の複合調理器。
  18. 【請求項18】 高周波による加熱時に、前記負荷が検
    出された場合には、警報を発すると共に、高周波加熱調
    理を継続することを特徴とする請求項16記載の複合調
    理器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017186A (ko) * 2002-08-20 2004-02-26 삼성전자주식회사 히터를 구비한 조리기
WO2011145928A1 (en) * 2010-05-20 2011-11-24 Echotect B.V. Thin slab of a composite material comprising a solid filler and a thermoplastic binder

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