JPH0982387A - 多心ケーブル用コネクタ - Google Patents

多心ケーブル用コネクタ

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JPH0982387A
JPH0982387A JP7236462A JP23646295A JPH0982387A JP H0982387 A JPH0982387 A JP H0982387A JP 7236462 A JP7236462 A JP 7236462A JP 23646295 A JP23646295 A JP 23646295A JP H0982387 A JPH0982387 A JP H0982387A
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JP
Japan
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connector
arms
arm
case
flexible
Prior art date
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Pending
Application number
JP7236462A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kiyofuji
俊亨 清藤
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Witco of Jupiter Dentsu Co Ltd
Original Assignee
Witco of Jupiter Dentsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Witco of Jupiter Dentsu Co Ltd filed Critical Witco of Jupiter Dentsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多心ケーブルの各コードを、簡単かつ確実に
接続する。 【解決手段】 両側面に電極4を張り付けた複数のアー
ム3を、相互間に所定間隔を設けて平行に、可撓杆2の
一側面に連設したコネクタ片1を、可撓性のプラスチッ
クで一体に成形し、1対のコネクタ片1を、各アーム士
を相互係合させてケース6に収容し、必要に応じてケー
ス6の側板6aに螺挿したビス7により、重合するアー
ム3を締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気導線の多い、
たとえばフラットケーブル同士の接続に使用して効果的
な、接続が簡単で、しかも抜け外れる恐れのないコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、弱電機器の多数の回路の信号
を送信するフラットケーブル同士を接続する従来のコネ
クタでは、両ケーブルを一直線上に並べて、一方のコネ
クタ片の電極端子を、他方のコネクタの電極端子に押し
入れて、両端子を弾性係合させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、なんらかの
事情で、いずれか一方のケーブルが引っ張られると、コ
ネクタが分離することがある。
【0004】これを防止するためには、コネクタに分離
防止装置を設ければよいが、そのようにすると、コネク
タの結合分離の操作が面倒になるとともに、コネクタが
複雑かつ大型となり、高価になる。
【0005】本発明は、一旦結合したコネクタは、引っ
張っただけでは分離することはなく、かつ必要に応じ、
簡単な操作により容易に分離することができるようにし
た、小形かつ安価なコネクタを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 電気絶縁性の可撓杆の一側面に、側方を向き、か
つ遊端部の前後両面に、それぞれ、円弧状の凸出部と凹
入部を形成した同形等寸の複数のアームを、相互間にア
ームの前後幅と等間隔を設けて連設し、アームの前後両
面に、それぞれ板状電極を張り付けるとともに、可撓杆
に電極のコードへの接続部を貫設したコネクタ片を、可
撓性のプラスチックにより一体に成形し、コードを接続
した左右1対の可撓杆のアームの列同士を相互係合し
て、ケース内に弛みなく収容する。
【0007】(2) 上記(1)項において、可撓杆とアー
ムを、軟質プラスチックにより一体に成形し、ケースの
一側面に螺挿したビスにより、ケース内において重合す
る複数のアームの電極同士を圧接する。
【0008】(3) 上記(1)項において、電極を張り付
けたアームを、硬質プラスチックにより一体に成形し、
所定間隔を設けて前後に並ぶ複数の上記アームの基部
を、軟質プラスチックにより成形した左右幅の狭幅な可
撓杆により一体に連結する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に基づいて、本発
明を具体的に説明する。図1〜図4は、本発明の第1実
施例を示すもので、コネクタを構成する左右1対のコネ
クタ片(1)は、可撓性のプラスチックで一体に成形され
ている。
【0010】コネクタ片(1)の角棒状の可撓杆(2)の一
側面には、側方を向く複数のアーム(3)が、相互間にア
ーム(3)の前後幅(図1の上下幅)と等間隔を設けて連
設され、各アーム(3)の遊端部の前後両面には、それぞ
れ、円弧状の凸出部(3a)と凹入部(3b)が形成されてい
る。
【0011】各アーム(3)の前後両面には、それぞれ、
厚さの薄い1対の板状電極(4)の接触部(4a)が、コネク
タ片(1)成形時に一体に張り付けられ、接触部(4a)の基
部は可撓杆(2)内に没入し、その基端に連設した円筒状
の接続部(4b)は可撓杆(2)より突出して、フラットケー
ブル(図示省略)のコード(5)が接続されている。
【0012】左右1対の上記コネクタ片(1)の各電極
(4)に、図4に示すように、フラットケーブルの各コー
ド(5)を接続して、両コネクタ片(1)を不平行に保持
し、図に示すように、一端(図4の上端)同士を押し付
けて上端のアーム(3)同士を係合させるとともに、両可
撓杆(2)を反対方向に湾曲させれば、同一可撓杆(2)の
相隣るアーム(3)の遊端間が拡開する。この状態のま
ま、両可撓杆(2)同士を上端より順次押し付ければ、同
1に示すように、両可撓杆(2)の全アーム(3)は順次係
合して、両可撓杆(2)は平行となり、各アーム(3)の対
応する電極(4)同士は重合して接触している。
【0013】上述の各アーム(3)や可撓杆(2)は、ケー
ス(6)内に弛みなく収容されるとともに、各コード(5)
は、ケース(6)の側面を遊通している。
【0014】このようにして結合したコネクタは、各ア
ーム(3)の凸出部と凹入部の相互係合作用により、ケー
ブルを引っ張っただけでは引き離されることはなく、必
要に応じ、結合時と反対の操作により、一端より順次引
き離すことができる。
【0015】ケース(6)の一方の側板(6a)の中央には、
外方よりビス(7)が螺挿されて重合する多数のアーム
(3)を締め付けている。このビス(7)は、アーム(3)が
多数のコネクタ片(1)を可撓性の大きい軟質プラスチッ
クで成形した場合に、電極(4)同士の接触不良事故が発
生するのを防止するためのもので、その恐れのない場合
には省略してもよい。ケース(6)は、各部材への塵芥の
付着と、他物の衝接による部材の破損と、コネクタの直
角方向への抜け外れを防止する。
【0016】さらに、ビス(7)により各アーム(3)を締
め付ける場合、締め付けた適度な弾性力を付与するため
に、板バネや座バネをビス(7)の先端に介在させること
もあり、また、それと同様の弾性力を得るために、アー
ム(3)自体を硬質の弾性力のある材料で成形することも
できる。
【0017】両可撓杆(2)と全アーム(3)を可撓性の大
きい軟質プラスチックで成形すれば、コネクタの結合と
分離はより容易となる。しかし、アーム(3)が多数のコ
ネクタの場合、アーム(3)の僅かな弾性変形により、重
合した全アーム(3)の幅が所定幅より若干拡幅して電極
同士が接触不良となったり、電極(4)の一部がアーム
(3)より剥れることがあるが、図1に示す如く、ビス
(7)により、全アーム(3)の凹凸係合部同士を強く締め
付ければ、この問題は解消される。
【0018】各アーム(3)を硬質プラスチックで成形
し、可撓杆(2)を軟質プラスチックで厚さを薄く成形す
れば、コネクタの製作が若干面倒となるが、可撓杆(2)
の可撓性が増大するので、コネクタの結合分離がより容
易となり、しかもアーム(3)の剛性が増大するので、重
合した場合弾性変形せず、電極(4)同士の接触不良事故
や電極(4)の剥離事故が防止される。
【0019】図5〜図7は、本発明の第2実施例を示す
もので、上記(1)に相当するコネクタ片(11)の上記(2)
に相当する可撓杆(12)は、可撓杆(2)より、図5の左右
幅が狭幅で、材質は軟質プラスチックである。
【0020】上記(3)に相当する各アーム(13)は、図5
と図7に示すように、アーム(3)より若干長寸で、硬質
プラスチックからなり、その遊端部には、アーム(3)と
同様に凸出部(13a)と凹入部(13b)が形成され、各アーム
(13)の前後両面には、アーム(3)と同様に板状電極(14)
が張り付けられ、その接触部(14a)の基端に連設した円
筒状の接続部(14b)には、図示を省略したフラットケー
ブルのコード(15)が接続されている。
【0021】コネクタ片(11)は、電極(14)を張り付けた
アーム(13)を予め硬質プラスチックで一体に成形した
後、所定数のアーム(13)を上記コネクタ片(1)と同様に
配設し、アーム(13)の基部(13c)を軟質プラスチックに
より一体に連結して、可撓杆(12)とともにコネクタ片(1
1)を成形したもので、1対のコネクタ片(11)は、上記
(6)に相当するケース(16)に封入されている。なお上記
ビス(7)は省略されている。
【0022】
【発明の効果】
(1) 上述のように簡単な操作により結合分離すること
ができ、結合した場合には、対向する各アームの凸出部
と凹入部が係合し、しかも、コネクタがケースに覆われ
ているので、ケーブルを強く引っ張っても、また引き離
す方向と直角方向の応力が一方のコネクタ片に作用して
も、両コネクタ片が離間することはなく、各対応電極同
士は常時確実に接触している。
【0023】(2) 請求項2のようにして、ケースにア
ーム締付用ビスを設けてアーム同士を締め付ければ、電
極同士の接触不良事故や電極の剥離事故が強く防止され
るので、多数のアームを設けたコネクタの可撓杆とアー
ムを可撓性の大きい軟質プラスチックで成形して、コネ
クタの結合と分離を容易とすることができ、また電極同
士が確実に接触しているので大電流を安心して流すこと
ができる。
【0024】(3) 請求項3のように、コネクタの各ア
ームを硬質プラスチックで成形し、可撓杆を軟質プラス
チックで厚さを薄く成形すれば、ケースにアーム締付用
ビスを設けなくても、請求項2と同様の効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のコネクタの一部切欠平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】第1実施例のコネクタ片の斜視図である。
【図4】両コネクタ片結合中の状況を示す一部省略平面
図である。
【図5】第2実施例のコネクタの横断平面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】第2実施例のアームの斜視図である。
【符号の説明】
(1)(11)コネクタ片 (2)(12)可撓杆 (3)(13)アーム (3a)(13a)凸出部 (3b)(13b)凹入部 (4)(14)電極 (4a)(14a)接触部 (4b)(14b)接続部 (5)(15)コード (6)(16)ケース (6a)側板 (7)ビス (13c)基部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性の可撓杆の一側面に、側方を
    向き、かつ遊端部の前後両面に、それぞれ、円弧状の凸
    出部と凹入部を形成した同形等寸の複数のアームを、相
    互間にアームの前後幅と等間隔を設けて連設し、アーム
    の前後両面に、それぞれ板状電極を張り付けるととも
    に、可撓杆に電極のコードへの接続部を貫設したコネク
    タ片を、可撓性のプラスチックにより一体に成形し、コ
    ードを接続した左右1対の可撓杆のアームの列同士を相
    互係合して、ケース内に弛みなく収容してなる多心ケー
    ブル用コネクタ。
  2. 【請求項2】 可撓杆とアームを、軟質プラスチックに
    より一体に成形し、ケースの一側面に螺挿したビスによ
    り、ケース内において重合する複数のアームの電極同士
    を圧接させてなる請求項1記載の多心ケーブル用コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 電極を張り付けたアームを、硬質プラス
    チックにより一体に成形し、所定間隔を設けて前後に並
    ぶ複数の上記アームの基部を、軟質プラスチックにより
    成形した左右幅の狭幅な可撓杆により一体に連結してな
    る請求項1記載の多心ケーブル用コネクタ。
JP7236462A 1995-09-14 1995-09-14 多心ケーブル用コネクタ Pending JPH0982387A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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