JPH0981992A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0981992A
JPH0981992A JP7238400A JP23840095A JPH0981992A JP H0981992 A JPH0981992 A JP H0981992A JP 7238400 A JP7238400 A JP 7238400A JP 23840095 A JP23840095 A JP 23840095A JP H0981992 A JPH0981992 A JP H0981992A
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frequency
signal
loop filter
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Yasuyuki Tanaka
康之 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生データの周波数が変動する場合であって
も正しくデータを再生する。 【解決手段】 回転ヘッドを用いてテープ状記録媒体か
ら信号を再生する再生手段と、前記再生信号に移送同期
したクロックを発生するクロック発生手段と、前記回転
ヘッドの回転速度と前記テープ状記録媒体の搬送速度と
に基づいて前記クロック発生手段を制御して、前記クロ
ックの周波数を変化させる手段とを備えて構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再生装置に関し、特
には、記録媒体からデジタル信号を再生する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として従来より、ビデオ信
号をデジタル信号として磁気テープに記録再生するデジ
タルVTRが知られている。
【0003】図4はこのようなデジタルVTRの再生系
の構成を示すブロック図である。
【0004】図4において、ヘッド403a,403b
が回転ドラム401に互いに180°の位相差をもって
取りつけられ、更に、磁気テープ405が回転ドラム4
03に180°+αだけ斜めに巻つけられている。ま
た、回転ドラム401はドラムモータ407により回転
され、磁気テープ405上をヘッド403a,bが所定
の角度をもって交互にトレースする。
【0005】磁気テープ405はキャプスタン413と
ピンチローラ411に挟まれており、キャプスタンモー
タ409の回転を制御することによりテープ405が搬
送される。
【0006】ヘッド403a,bの再生出力はそれぞれ
アンプ415a,bにより増幅され、スイッチ417を
介して交互にイコライザ419に出力される。そして、
イコライザ419により波形整形されて再生信号処理回
路421に出力される。再生信号処理回路421は、入
力された信号からPLLを用いて動作クロックを発生
し、このクロックを用いて入力信号をもとのデジタル信
号に変換し、更に、再生データがDCT等を用いて圧縮
・符号化されている場合には、データの伸長及び復号化
を行い、出力端子423に出力する。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】ここで、テープ4
05を正方向や逆方向に高速に搬送しながら画像を再生
する、いわゆるピクチャーサーチを行う場合を考える。
【0008】前述の再生信号処理回路で用いているPL
Lは、キャプチャーレンジを、例えばビット周波数の±
1%程度に設定する。キャプチャーレンジを広く設定す
ると、引き込みは早くなるがはずれやすく、再生データ
中のエラーが多くなり、また、キャプチャーレンジを狭
くするとはずれにくくなるが引き込みが遅くなる。
【0009】ピクチャーサーチ時には、磁気ヘッドと磁
気テープとの相対速度が通常再生時に比べて変化するた
め、再生データの周波数が変化する。この変化の様子を
図5に示す。
【0010】図に示したように、再生速度が変化する
と、それに応じて再生データの周波数が変化する。この
ままではPLLのキャプチャーレンジをはずれてしまう
ため、回転ドラムの回転数を変化させて、再生データの
周波数を通常再生時に近づけることも考えられている。
このように、回転ドラムの回転数を再生速度に応じて変
化させる場合のテープ速度とドラムの回転数との関係を
図6に示す。
【0011】しかしながら、このようにピクチャーサー
チ時においてドラムの回転数を制御する場合でも、通常
再生からピクチャーサーチに移行するときや、その逆の
場合等の過渡期においては、メカニカルな原因等によ
り、回転ドラムの回転数とテープ速度との関係が図6に
示す線からずれて、再生データの周波数がPLLのロッ
クレンジをはずれてしまい、正しくデータを再生できな
くなるという問題があった。
【0012】本発明は、前述の如き問題点を解消し、ピ
クチャーサーチ等、再生データの周波数が変動する場合
であっても正しくデータを再生することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、前記目的を達成するため、本発明は、回転ヘッド
を用いてテープ状記録媒体から信号を再生する再生手段
と、前記再生信号に位相同期したクロックを発生するク
ロック発生手段と、前記回転ヘッドの回転速度と前記テ
ープ状記録媒体の搬送速度とに基づいて前記クロック発
生手段を制御して、前記クロックの周波数を変化させる
制御手段とを備えて構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を用いて詳細に説明する。
【0015】本発明の実施例としてのデジタルVTRの
再生系の構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、ドラム101に設けられた
ヘッド103a,bが交互に磁気テープ105をトレー
スし、テープ105から信号を再生する。ヘッド103
a,bにより再生された信号はそれぞれアンプ107
a,bにより増幅されてスイッチ109を介してイコラ
イザ111に出力される。ここで、スイッチ109は後
述する回転ドラム101の回転位相を示す信号を用いて
不図示のスイッチングパルス発生回路により発生された
SWPに応じて切り換わる。
【0017】イコライザ111は再生信号を積分等化し
て電圧制御アンプ113に出力する。
【0018】ここで、イコライザ111の構成を図3に
示す。このイコライザは図3(a)に示すように、低域
の積分器301と高域強調のためのハイパスフィルタ3
03から構成されている。積分器301はリングヘッド
で減衰した低域成分を補償するものであり、ハイパスフ
ィルタ303は磁気記録再生の過程でスペーシングロス
等により減衰した高域成分を補償するものである。
【0019】ハイパスフィルタ303のインダクタはア
ナログICの内部では図3(b)に示すジャイレータを
用いて構成しており、このジャイレータの制御電圧をコ
ントロールすることにより回路の周波数特性を変化させ
ることができる。
【0020】電圧制御アンプ113は入力された再生信
号の大きさを後述するD/A変換器120の出力電圧で
調整し、A/D変換器115に出力する。A/D変換器
115は入力された信号を再びデジタル信号に変換し、
デジタル振幅検出回路117,デジタル位相検出回路1
21,データ検出回路127及びATF回路159に出
力する。
【0021】ここで、ヘッドから再生された信号はデジ
タル信号ではあるけれども、その波形はアナログ的に変
動する信号である。A/D変換器115はこのアナログ
的に波形の変動する信号をVCOからのクロック信号を
用いてサンプリングして、再びデジタル信号に変換する
ものである。
【0022】デジタル振幅検出回路117は、A/D変
換器115から出力されたデジタル信号における各サン
プリング点の振幅を検出し、ループフィルタ119に出
力する。ループフィルタ119は振幅検出回路117の
出力信号を平均化してD/A変換器120に出力し、D
/A変換器120はこのループフィルタ119の出力を
アナログ信号に変換してアンプ113に出力する。アン
プ113はこのA/D変換器120の出力に基づいてイ
コライザ111の出力信号のレベルを制御する。
【0023】デジタル位相検出回路121は、A/D変
換器115から出力されたデジタル信号の位相を検出
し、ループフィルタ123に出力する。ループフィルタ
123は位相検出回路の出力を平均化すると共に、後述
のように処理を施して電圧制御発振器(以下VCO)1
25に出力する。VCO125は入力信号に応じた周波
数の信号をクロックとしてA/D変換器115に出力す
る。以上のデジタル位相検出回路121,ループフィル
タ123及びVCO125によりPLLが構成されてい
る。
【0024】ATF回路159は入力されたデジタル再
生信号の低周波数成分に含まれる2種類のトラッキング
制御用のパイロット信号成分を抽出し、これら2種類の
パイロット信号成分を用いてヘッドとテープ上のトラッ
クとの位置ずれ量を検出して加算器157に出力する。
【0025】また、データ検出回路127は再生デジタ
ル信号からビタビ復号等の技術を用いてもとのデジタル
データを検出し、再生信号処理回路129に出力する。
再生信号処理回路129は再生データに対してデータ伸
長や復号化等の処理を施して元のビデオ信号として出力
する。
【0026】回転ドラム101はドラムモータ133に
より駆動されている。また、ドラムモータ133には周
波数信号発生器135及び位相信号発生器137が取り
つけられており、ドラム101(ヘッド103)の回転
速度を示す信号(ドラムFG)がドラム速度比較回路1
47及び制御回路163に出力され、また、ドラムの位
相を示す信号(ドラムPG)が位相比較回路149に出
力される。
【0027】ドラム速度比較回路147のもう1つの入
力には、システムコントローラ145からの目標周波数
を示す信号が供給され、ドラム速度比較回路147はこ
れらの信号の間の周波数誤差を検出して加算器153に
出力する。また、ドラム位相比較回路149はドラムの
回転位相の基準信号とドラムPG信号とを比較してその
位相差を検出し、ループフィルタ151を介して加算器
153に出力する。加算器153はこれらドラムの速度
誤差信号と位相誤差信号とを加算してドラムモータ13
3に出力し、ドラム101の回転動作を制御する。
【0028】一方、テープ105はキャプスタンモータ
139により搬送される。キヤプスタンモータ139に
は周波数信号発生器141が取りつけられており、キャ
プスタン139の回転速度、すなわちテープ105の搬
送速度を示す信号がキャプスタン速度比較回路155及
び制御回路163に出力される。
【0029】キャプスタン速度比較回路155のもう1
つの入力には、操作部143から指示された再生速度の
制御信号を受けたシステムコントローラ145から目標
周波数を示す信号が供給され、キャプスタン速度比較回
路155はこれらの信号の間の周波数誤差(速度誤差)
を検出して加算器157に出力する。加算器157には
前述の通りATF回路159からのトラッキング誤差信
号が供給されており、加算器157はこれら周波数誤差
(キャプスタン速度誤差)及びトラッキング誤差(キャ
プスタン位相誤差)を加算してドライバ161を介して
モータ139に出力し、キャプスタンのテープ搬送動作
を制御する。このようにキャプスタンを制御することに
より、テープの搬送速度及びヘッドとトラックとのトラ
ッキングを制御することができる。
【0030】次に、PLL用のループフィルタ123に
ついて説明する。
【0031】図2はループフィルタ123の構成を示す
ブロック図である。図2において、入力端子201に供
給された位相検出回路121からの位相検出出力は、ラ
グリード型フィルタ等のループフィルタ203によりフ
ィルタ処理が施され、LPF205と加算器213に出
力される。加算器213はループフィルタ203の出力
と、後述の積分器211の出力とを加算して、D/A変
換器215に出力する。
【0032】LPF205はループフィルタ203の出
力を所定期間、例えば1トラック期間分平均し、その結
果をレジスタ207に出力する。レジスタ207はLP
F205の出力を減算器209に出力する。
【0033】一方、VCO125から出力されたクロッ
クはカウンタ215に出力され、カウンタ215はこの
クロックを所定期間、例えば1トラック期間カウントす
る。そして、このカウント値を減算器219に出力す
る。レジスタ217には、1トラック期間のクロック数
の目標値が制御回路163により設定され、減算器21
9はカウンタ215のカウント値からレジスタ217か
らの目標値を減算し、係数器221に出力する。従っ
て、減算器209の出力は、クロックと目標周波数との
誤差を示していることになる。係数器221は減算器2
19の出力のゲインを制御して減算器209の負の入力
に供給する。
【0034】減算器209はレジスタ207の出力から
係数器221の出力を減算して積分器211に出力す
る。積分器211は減算器209の出力を1トラック期
間に1回、入力された値を積分して加算器213に出力
する。
【0035】ここで、1トラック期間の間で位相検出回
路121,ループフィルタ123,VCO125のPL
Lが位相ロックしている際に、何らかの外部要因により
VCOの発振周波数が低下しようとした場合について説
明する。この場合、位相検出回路121の出力信号が変
動して位相差が発生したことが検出されるので、ループ
フィルタ203の出力電圧が変化する。そして、VCO
125の出力クロックと再生信号のクロックとが位相同
期するように制御する。
【0036】このように、VCO125の発振周波数の
誤差による再生クロックとの位相誤差が補正されるが、
この状態においてはループフィルタ203の出力も上昇
してしまっており、PLLのロックレンジの中心からは
ずれている。従って、この状態からさらに再生クロック
との位相誤差を補正した場合、位相の変化に対してPL
Lのロックがはずれやすくなる。
【0037】そこで、本実施例では、LPF205〜レ
ジスタ207〜積分器211〜加算器213のパスによ
り、PLLのループに比べて遅い時定数にて位相誤差を
検出してループフィルタ203の出力の傾向を検知し、
ループフィルタ203の出力に加算することにより、ル
ープフィルタ203の出力の偏りを積分器211の出力
により肩代わりさせることでループフィルタ203の出
力を常にPLLのロックレンジの中心に保持するもので
ある。
【0038】また、カウンタ215〜減算器219〜係
数器221〜減算器209〜積分器211による周波数
安定化ループは、主に再生信号のエンベロープがないと
きや、PLLがはずれたときなどに効果をあらわす。つ
まり、レジスタ217に設定した値とカウント値との誤
差を積分器211に出力することでVCO125の出力
クロックの周波数を設定した値に保ち、VCOの温度変
化・経時変化に対応することができる。
【0039】次に、本実施例の特徴である、特殊再生時
におけるクロック発生動作の制御について説明する。
【0040】図1において、ドラムFGとキャプスタン
FGとは制御回路163に出力される。つまり、制御回
路163にはドラムの回転速度とテープの搬送速度とが
出力されていることになる。制御回路163はこれらの
情報から再生データの周波数を求める。
【0041】(1)式に、ヘッド103a,bのアジマ
ス角を±0°としたときの再生データの周波数の変移を
パーセントで表す。
【0042】 周波数変移fd =(N×l)/(N0 ×l0 )・・・(1) ここで、 l=π×D/(2cosα)−n×Vt /(2N), l0 =π×D/(2cosα)−Vt /(2N0 ) 但し、 N0 :記録時のドラムの回転数,N:再生時のドラムの
回転数,α:リード角,Vt :記録時のテープ速度,N
×Vt :再生時のテープ速度,D:ドラムの直径 である。
【0043】制御回路163は、(1)式に基づいて、
マイコンによる演算やテーブル引き等により再生データ
の周波数を求め、この周波数に応じた値を図2のレジス
タ217に設定する。従って、前述の周波数安定化ルー
プの働きによりVCO125の発振周波数を変化させる
と共に、このときの発振周波数をPLLのロックレンジ
の中央とすることができる。
【0044】すなわち、本実施例では、前述のように、
ループフィルタ203の出力の偏りは積分器211の出
力により肩代わりされているので、レジスタ217の設
定値を変えてVCOの発振周波数を変える場合であって
も、ループフィルタ203の出力を常にPLLのロック
レンジの中心にすることができる。
【0045】従って、再生データの周波数が変動した場
合であってもその変動に追従し、かつ、そのときのクロ
ック周波数をPLLのロックレンジの中心とすることが
できる。特に、前述のピクチャーサーチ等の再生データ
の周波数が変動する場合に、データを正しく再生可能な
周波数の範囲を従来のものに比べて格段に広げることが
できる。
【0046】また、本実施例においては、制御回路16
3により、再生データの周波数の演算結果をD/A変換
器165を介してイコライザ111に出力する。つま
り、再生データの周波数の変動に応じて図3に示したジ
ャイレータの制御電圧を変更して、イコライザ111の
周波数特性を再生データの周波数変動に追従させること
ができる。したがって、イコライザの等化誤差に基づく
再生エラーをなくすことができ、特に、ピクチャーサー
チ時の再生画質を大幅に向上させることが可能になる。
【0047】近年では、前述のドラムサーボやキャプス
タンサーボは、サーボ用のマイコンを用いてソフト的に
構成するように構成されており、制御回路163の演算
はサーボマイコンの空き時間を利用すれば、ハードの増
加を最小限に抑えることができる。
【0048】なお、前述の実施例では、テープ速度の検
出をキャプスタン回転周波数により検出したが、キャプ
スタンからピンチローラを離し、リールによりテープを
搬送する場合であっても、2つのリールの回転数により
テープの速度を検出することにより同様の効果を得るこ
とができる。
【0049】また、前述の実施例においては、ループフ
ィルタ203の出力をLPF205により平均化し、積
分器211により積分することでループフィルタ203
の出力に傾向を検知したが、位相検出出力データのMS
Bをアップダウンカウンタによりカウントすることによ
り検知可能であり、他の方法を用いることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、ヘッドの回転速度とテープの搬送速度とに基づい
てクロックの周波数を制御しているので、ヘッドとテー
プとの相対速度が変化して再生信号の周波数が変動した
場合でも、クロックの周波数をその変動に追従させるこ
とができる。
【0051】また、本願の他の発明では、ヘッドの回転
速度とテープの搬送速度とに基づいて再生信号の周波数
を検出し、この周波数がPLLのロックレンジの中心に
なるように制御しているので、ヘッドとテープとの相対
速度が変化して再生信号の周波数が変動した場合でもロ
ックレンジを広く保つことができる。
【0052】従って、正しくデータを再生することので
きる周波数範囲を広げることができ、特に、高速再生時
等のテープの移送速度が変動する場合においても良好な
信号を再生することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのデジタルVTRの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1におけるループフィルタの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1における等化回路の構成を示す図である。
【図4】従来のデジタルVTRの構成を示す図である。
【図5】テープ速度と再生データの周波数との関係を示
す図である。
【図6】再生データの周波数を一定としたときのテープ
速度とドラムの回転速度の関係を示す図である。
【符号の説明】
121 位相検出回路 123 ループフィルタ 163 制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドを用いてテープ状記録媒体か
    ら信号を再生する再生手段と、 前記再生信号に位相同期したクロックを発生するクロッ
    ク発生手段と、 前記回転ヘッドの回転速度と前記テープ状記録媒体の搬
    送速度とに基づいて前記クロック発生手段を制御して、
    前記クロックの周波数を変化させる制御手段とを備える
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック発生手段は、前記クロック
    をカウントするカウンタと、設定値を保持するレジスタ
    と、前記カウンタのカウント値と前記設定値との誤差を
    求める第1の演算手段と、前記第1の演算手段の出力を
    積分する積分手段と、前記積分手段の出力に応じた周波
    数の信号を前記クロックとして発生する発振手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記設定値を変化させることにより前
    記クロックの周波数を変化させることを特徴とする請求
    項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記クロック発生手段は更に、前記再生
    信号の位相を検出する位相検出手段と、前記位相検出手
    段の出力をフィルタ処理して出力するループフィルタ
    と、前記ループフィルタの出力と前記第1の演算手段の
    出力との誤差を求めて前記積分手段に出力する第2の演
    算手段と、前記積分手段の出力と前記ループフィルタの
    出力とを加算して前記発振手段に出力する加算手段とを
    有することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生手段により再生された再生信号
    を等化する等化手段を備え、 前記制御手段は更に、前記ヘッドの回転速度と前記テー
    プ状記録媒体の搬送速度とに基づいて前記等化手段の等
    化特性を制御することを特徴とする請求項1に記載の再
    生装置。
  5. 【請求項5】 前記等化手段を構成するフィルタのイン
    ダクタはジャイレータを用いて構成され、前記制御手段
    は前記ジャイレータを制御することにより前記等化特性
    を制御することを特徴とする請求項4に記載の再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記再生信号はアナログ的に波形の変動
    する信号であり、 前記クロックに応じて前記再生信号をサンプリングし
    て、デジタル信号に変換する変換手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の再生装置。
  7. 【請求項7】 回転ヘッドを用いて前記テープ状記録媒
    体から信号を再生する再生手段と、 PLL手段を用いて前記再生信号に位相同期したクロッ
    クを発生するクロック発生手段と、 前記テープ状記録媒体の搬送速度を検出する搬送速度検
    出手段と、 前記回転ヘッドの回転速度を検出する回転速度検出手段
    と、 前記テープ状記録媒体の搬送速度と前記回転ヘッドの回
    転速度とに基づいて前記再生信号の周波数を検出し、前
    記PLL手段のロックレンジの略中心を当該周波数とす
    るべく前記クロック発生手段を制御する制御手段とを備
    える再生装置。
  8. 【請求項8】 前記クロック発生手段は、前記クロック
    をカウントするカウンタと、設定値を保持するレジスタ
    と、前記カウンタのカウント値と前記設定値との誤差を
    求める第1の演算手段と、前記第1の演算手段の出力を
    積分する積分手段と、前記積分手段の出力に応じた周波
    数の信号を前記クロックとして発生する発振手段とを有
    することを特徴とする請求項7に記載の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記クロック発生手段は更に、前記再生
    信号の位相を検出する位相検出手段と、前記位相検出手
    段の出力をフィルタ処理して出力するループフィルタ
    と、前記ループフィルタの出力と前記第1の演算手段の
    出力との誤差を求めて前記積分手段に出力する第2の演
    算手段と、前記積分手段の出力と前記ループフィルタの
    出力とを加算して前記発振手段に出力する加算手段とを
    有することを特徴とする請求項8に記載の再生装置。
  10. 【請求項10】 前記PLL手段は、前記再生信号の位
    相を検出する位相検出手段と、前記位相検出手段の出力
    にフィルタ処理を施すループフィルタと、前記ループフ
    ィルタの出力を入力し、入力信号に応じた周波数の信号
    を前記クロックとして出力する発振手段とを有すること
    を特徴とする請求項9に記載のクロック発生装置。
  11. 【請求項11】 前記クロック発生手段は、前記ループ
    フィルタの出力の傾向を検知して前記発振手段を制御す
    る第1のループと、前記クロックの周波数と目標周波数
    との誤差を検知して前記発振手段を制御する第2のルー
    プとを有し、 前記制御手段は前記第2のループを制御することを特徴
    とする請求項10に記載の再生装置。
JP7238400A 1995-09-18 1995-09-18 再生装置 Withdrawn JPH0981992A (ja)

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