JPH0981449A - 擬似デュアルポートメモリ - Google Patents
擬似デュアルポートメモリInfo
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- JPH0981449A JPH0981449A JP23511795A JP23511795A JPH0981449A JP H0981449 A JPH0981449 A JP H0981449A JP 23511795 A JP23511795 A JP 23511795A JP 23511795 A JP23511795 A JP 23511795A JP H0981449 A JPH0981449 A JP H0981449A
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- address
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デュアルポートメモリの改良に関し、大容量
で実装面積の少ないデュアルポートメモリを、経済的に
実現可能とすることを目的とする。 【解決手段】 異なるアドレス領域を有する二個のシン
グルポートメモリ(100)と、二つのアクセス源(2
00)からのアクセス要求(rq)の一方に優先権を付
与する競合手段(300)と、競合手段が優先権を付与
したアクセス源から入力されるアドレス(a)により、
アクセスするメモリを決定すると共に、非優先側を他方
のメモリに同時にアクセスを可能とする切替手段(40
0)とを設ける様に構成し、また両方のアクセス源が同
一のメモリにアクセスを要求した場合に、優先側がアク
セスし終る迄、非優先側からのアクセスを待機させ、ま
た競合手段(300)は、両方のアクセス源からのアク
セスが競合する度に、交互に、或いは所定比率で優先権
を付与する様に構成する。
で実装面積の少ないデュアルポートメモリを、経済的に
実現可能とすることを目的とする。 【解決手段】 異なるアドレス領域を有する二個のシン
グルポートメモリ(100)と、二つのアクセス源(2
00)からのアクセス要求(rq)の一方に優先権を付
与する競合手段(300)と、競合手段が優先権を付与
したアクセス源から入力されるアドレス(a)により、
アクセスするメモリを決定すると共に、非優先側を他方
のメモリに同時にアクセスを可能とする切替手段(40
0)とを設ける様に構成し、また両方のアクセス源が同
一のメモリにアクセスを要求した場合に、優先側がアク
セスし終る迄、非優先側からのアクセスを待機させ、ま
た競合手段(300)は、両方のアクセス源からのアク
セスが競合する度に、交互に、或いは所定比率で優先権
を付与する様に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデュアルポートメモ
リの改良に関し、特にシングルポートメモリを用いて実
現する擬似デュアルポートメモリに関する。
リの改良に関し、特にシングルポートメモリを用いて実
現する擬似デュアルポートメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】デュアルポートメモリは、二つのアクセ
ス源から同時にアクセスを可能とする有用な記憶装置で
あるが、高価であり、且つ小容量のメモリしか実現され
ていなかった。
ス源から同時にアクセスを可能とする有用な記憶装置で
あるが、高価であり、且つ小容量のメモリしか実現され
ていなかった。
【0003】従って、大容量のデュアルポートメモリを
実現する為には、小容量のデュアルポートメモリを多数
併用する必要があり、経済的には実現出来ず、また実装
面積も増大することとなり、その結果、使用範囲はデー
タ転送能力を要求される部分等に限定されていた。
実現する為には、小容量のデュアルポートメモリを多数
併用する必要があり、経済的には実現出来ず、また実装
面積も増大することとなり、その結果、使用範囲はデー
タ転送能力を要求される部分等に限定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるデュアルポートメモリは、高価且つ小
容量であり、大容量のメモリが経済的にまた実装面積の
点で実現困難であった為、使用範囲が限定されていた。
な如く、従来あるデュアルポートメモリは、高価且つ小
容量であり、大容量のメモリが経済的にまた実装面積の
点で実現困難であった為、使用範囲が限定されていた。
【0005】本発明は、大容量で実装面積の少ないデュ
アルポートメモリを、経済的に実現可能とすることを目
的とする。
アルポートメモリを、経済的に実現可能とすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100A および100B は、本発
明により設けられた二個のシングルポートメモリであ
る。
ある。図1において、100A および100B は、本発
明により設けられた二個のシングルポートメモリであ
る。
【0007】2001 および2002 は、本発明により
設けられた二つのアクセス源である。300は、本発明
により設けられた競合手段である。
設けられた二つのアクセス源である。300は、本発明
により設けられた競合手段である。
【0008】400は、本発明により設けられた切替手
段である。シングルポートメモリ(100A )および
(100B )は、互いに異なるアドレス領域を有してい
る。
段である。シングルポートメモリ(100A )および
(100B )は、互いに異なるアドレス領域を有してい
る。
【0009】競合手段(300)は、二つのアクセス源
(2001 、2002 )からのアクセス要求(rq1 、
rq2 )を競合制御し、一方のアクセス要求(rq1 )
にアクセス優先権を付与する。
(2001 、2002 )からのアクセス要求(rq1 、
rq2 )を競合制御し、一方のアクセス要求(rq1 )
にアクセス優先権を付与する。
【0010】切替手段(400)は、競合手段(30
0)がアクセス優先権を付与した一方のアクセス源(2
001 )から入力されるアドレス(a1 )により、アク
セスするシングルポートメモリ(100A )を決定する
と共に、他方のアクセス源(2002 )を他方のシング
ルポートメモリ(100B )に同時にアクセスを可能と
する。
0)がアクセス優先権を付与した一方のアクセス源(2
001 )から入力されるアドレス(a1 )により、アク
セスするシングルポートメモリ(100A )を決定する
と共に、他方のアクセス源(2002 )を他方のシング
ルポートメモリ(100B )に同時にアクセスを可能と
する。
【0011】なお切替手段(400)は、両方のシング
ルポートメモリ(100A 、100 B )が同一のシング
ルポートメモリ(100A )にアクセスを要求した場合
に、競合手段(300)がアクセス優先権を付与したア
クセス源(2001 )がアクセスを終了する迄、他方の
アクセス源(2002 )からの同一のシングルポートメ
モリ(100A )に対するアクセスを待機させることが
考慮される。
ルポートメモリ(100A 、100 B )が同一のシング
ルポートメモリ(100A )にアクセスを要求した場合
に、競合手段(300)がアクセス優先権を付与したア
クセス源(2001 )がアクセスを終了する迄、他方の
アクセス源(2002 )からの同一のシングルポートメ
モリ(100A )に対するアクセスを待機させることが
考慮される。
【0012】また競合手段(300)は、両方のアクセ
ス源(2001 、2002 )からのアクセスが競合する
度に、両アクセス源(2001 、2002 )に交互にア
クセス優先権を付与することが考慮される。
ス源(2001 、2002 )からのアクセスが競合する
度に、両アクセス源(2001 、2002 )に交互にア
クセス優先権を付与することが考慮される。
【0013】また競合手段(300)は、両方のアクセ
ス源(2001 、2002 )からのアクセスが競合した
場合に、両アクセス源(2001 、2002 )に、予め
定められた回数比率で、アクセス優先権を付与すること
が考慮される。
ス源(2001 、2002 )からのアクセスが競合した
場合に、両アクセス源(2001 、2002 )に、予め
定められた回数比率で、アクセス優先権を付与すること
が考慮される。
【0014】更に各シングルポートメモリ(100A 、
100B )は、それぞれ奇数アドレス領域と、偶数アド
レス領域とを付与されることが考慮される。従って、経
済的で且つ大容量を容易に実現可能なシングルポートメ
モリを用いて、擬似的なデュアルポートメモリを実現可
能となり、大容量で実装面積の少ないデュアルポートメ
モリを、経済的に実現可能となる。
100B )は、それぞれ奇数アドレス領域と、偶数アド
レス領域とを付与されることが考慮される。従って、経
済的で且つ大容量を容易に実現可能なシングルポートメ
モリを用いて、擬似的なデュアルポートメモリを実現可
能となり、大容量で実装面積の少ないデュアルポートメ
モリを、経済的に実現可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による擬似デュ
アルポートメモリを示す図であり、図3は図2における
制御部を例示する図であり、図4は図3におけるアクセ
ス要求受付部を例示する図であり、図5は図3における
アクセス権判定部を例示する図であり、図6は図3にお
けるREADY計数部を例示する図である。なお、全図
を通じて同一符号は同一対象物を示す。
より説明する。図2は本発明の実施形態による擬似デュ
アルポートメモリを示す図であり、図3は図2における
制御部を例示する図であり、図4は図3におけるアクセ
ス要求受付部を例示する図であり、図5は図3における
アクセス権判定部を例示する図であり、図6は図3にお
けるREADY計数部を例示する図である。なお、全図
を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0016】図2においては、図1におけるシングルポ
ートメモリ(100A )および(100B )として二組
の読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )および(1
o )が設けられ、また図1におけるアクセス源(200
1 )および(2002 )として二組のバス(21 )およ
び(22 )が設けられ、また図1における競合手段(3
00)および切替手段(400)として制御部(3)お
よび四組のデータ切替ゲート部(G)(41e)、
(41o)、(42e)および(42o)〔データ切替ゲート
部(G)(4)と総称する〕が設けられている。
ートメモリ(100A )および(100B )として二組
の読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )および(1
o )が設けられ、また図1におけるアクセス源(200
1 )および(2002 )として二組のバス(21 )およ
び(22 )が設けられ、また図1における競合手段(3
00)および切替手段(400)として制御部(3)お
よび四組のデータ切替ゲート部(G)(41e)、
(41o)、(42e)および(42o)〔データ切替ゲート
部(G)(4)と総称する〕が設けられている。
【0017】また制御部(3)は、図3に示される如
く、アクセス要求受付部(31)、アクセス権判定部
(32)、アドレスゲート制御部(33)およびRAM
制御部(34)から構成されており、アクセス要求受付
部(31)およびアクセス権判定部(32)が図1にお
ける競合手段(300)の役割を果たし、またアドレス
ゲート制御部(33)およびRAM制御部(34)が、
前述のデータ切替ゲート部(G)(4)と共に図1にお
ける切替手段(400)の役割を果たす。
く、アクセス要求受付部(31)、アクセス権判定部
(32)、アドレスゲート制御部(33)およびRAM
制御部(34)から構成されており、アクセス要求受付
部(31)およびアクセス権判定部(32)が図1にお
ける競合手段(300)の役割を果たし、またアドレス
ゲート制御部(33)およびRAM制御部(34)が、
前述のデータ切替ゲート部(G)(4)と共に図1にお
ける切替手段(400)の役割を果たす。
【0018】またアクセス要求受付部(31)には、本
発明(請求項4)の実施形態を実現する場合には、RE
ADY計数部(35)が付加される。最初に、当該擬似
デュアルポートメモリの動作概要を、図2を用いて説明
する。
発明(請求項4)の実施形態を実現する場合には、RE
ADY計数部(35)が付加される。最初に、当該擬似
デュアルポートメモリの動作概要を、図2を用いて説明
する。
【0019】図2において、二個の読取り書込み記憶装
置(RAM)(1e )および(1o)の内、読取り書込
み記憶装置(RAM)(1e )には偶数アドレス領域が
割当てられ、また読取り書込み記憶装置(RAM)(1
o )には奇数アドレス領域が割当てられている。
置(RAM)(1e )および(1o)の内、読取り書込
み記憶装置(RAM)(1e )には偶数アドレス領域が
割当てられ、また読取り書込み記憶装置(RAM)(1
o )には奇数アドレス領域が割当てられている。
【0020】バス(21 )に当該擬似デュアルポートメ
モリに対するアクセス要求が発生すると、アドレス(a
1 )およびアドレスストローブ信号(ads1 )が制御
部(3)に入力される。
モリに対するアクセス要求が発生すると、アドレス(a
1 )およびアドレスストローブ信号(ads1 )が制御
部(3)に入力される。
【0021】同様に、バス(22 )に当該擬似デュアル
ポートメモリに対するアクセス要求が発生すると、アド
レス(a2 )およびアドレスストローブ信号(ad
s2 )が制御部(3)に入力される。
ポートメモリに対するアクセス要求が発生すると、アド
レス(a2 )およびアドレスストローブ信号(ad
s2 )が制御部(3)に入力される。
【0022】制御部(3)は、一方のバス〔例えば(2
1 )〕のみからアドレス(a1 )およびアドレスストロ
ーブ信号(ads1 )を入力された場合には、当該バス
(2 1 )に読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )ま
たは(1o )に対するアクセスを許容し、許容したバス
(21 )から入力されたアドレス(a1 )が偶数である
か奇数であるかを最下位ビットにより識別し、偶数であ
れば、データ切替ゲート部(G)(41e)および
(42o)を導通状態、データ切替ゲート部(G)
(4 1o)および(42e)を遮断状態に設定し、入力され
たアドレス(a1 )〔=偶数アドレス(ae )〕と、制
御部(3)で生成したRAM制御信号(rmce )とを
読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )に入力し、ま
たデータ(d1 )は、読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )とバス(21 )との間で、導通状態にあるデー
タ切替ゲート部(G)(41e)を介して読取りまたは書
込む。
1 )〕のみからアドレス(a1 )およびアドレスストロ
ーブ信号(ads1 )を入力された場合には、当該バス
(2 1 )に読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )ま
たは(1o )に対するアクセスを許容し、許容したバス
(21 )から入力されたアドレス(a1 )が偶数である
か奇数であるかを最下位ビットにより識別し、偶数であ
れば、データ切替ゲート部(G)(41e)および
(42o)を導通状態、データ切替ゲート部(G)
(4 1o)および(42e)を遮断状態に設定し、入力され
たアドレス(a1 )〔=偶数アドレス(ae )〕と、制
御部(3)で生成したRAM制御信号(rmce )とを
読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )に入力し、ま
たデータ(d1 )は、読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )とバス(21 )との間で、導通状態にあるデー
タ切替ゲート部(G)(41e)を介して読取りまたは書
込む。
【0023】なおバス(21 )が読取り書込み記憶装置
(RAM)(1e )にアクセス中に、バス(22 )に当
該擬似デュアルポートメモリに対するアクセス要求が発
生した場合には、制御部(3)はバス(22 )から入力
されるアドレス(a2 )が偶数であるか奇数であるかを
識別し、奇数であれば、バス(21 )から読取り書込み
記憶装置(RAM)(1e )に対するアクセスと並行し
て、入力されたアドレス(a2 )〔=奇数アドレス(a
o )〕と、制御部(3)で生成したRAM制御信号(r
mco )とを読取り書込み記憶装置(RAM)(1o )
に入力し、またデータ(d2 )は、読取り書込み記憶装
置(RAM)(1o )とバス(22 )との間で、導通状
態にあるデータ切替ゲート部(G)(42o)を介して読
取りまたは書込む。
(RAM)(1e )にアクセス中に、バス(22 )に当
該擬似デュアルポートメモリに対するアクセス要求が発
生した場合には、制御部(3)はバス(22 )から入力
されるアドレス(a2 )が偶数であるか奇数であるかを
識別し、奇数であれば、バス(21 )から読取り書込み
記憶装置(RAM)(1e )に対するアクセスと並行し
て、入力されたアドレス(a2 )〔=奇数アドレス(a
o )〕と、制御部(3)で生成したRAM制御信号(r
mco )とを読取り書込み記憶装置(RAM)(1o )
に入力し、またデータ(d2 )は、読取り書込み記憶装
置(RAM)(1o )とバス(22 )との間で、導通状
態にあるデータ切替ゲート部(G)(42o)を介して読
取りまたは書込む。
【0024】一方、バス(22 )から入力されるアドレ
ス(a2 )が偶数であった場合には、制御部(3)はバ
ス(21 )から読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )に対するアクセスが終了する迄、バス(21 )
から読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )に対する
アクセスを待機させる。
ス(a2 )が偶数であった場合には、制御部(3)はバ
ス(21 )から読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )に対するアクセスが終了する迄、バス(21 )
から読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )に対する
アクセスを待機させる。
【0025】また、バス(21 )から入力されたアドレ
ス(a1 )が奇数であれば、データ切替ゲート部(G)
(410)および(42e)を導通状態、データ切替ゲート
部(G)(41e)および(42o)を遮断状態に設定し、
以下前述と同様の過程で、バス(21 )には読取り書込
み記憶装置(RAM)(1o )にアクセスを許容し、続
いてバス(22 )から読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )に対するアクセス要求が発生した場合には並行
してアクセスを許容し、読取り書込み記憶装置(RA
M)(1o )に対するアクセス要求が発生した場合には
バス(21 )からのアクセスが終了する迄待機させる。
ス(a1 )が奇数であれば、データ切替ゲート部(G)
(410)および(42e)を導通状態、データ切替ゲート
部(G)(41e)および(42o)を遮断状態に設定し、
以下前述と同様の過程で、バス(21 )には読取り書込
み記憶装置(RAM)(1o )にアクセスを許容し、続
いてバス(22 )から読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )に対するアクセス要求が発生した場合には並行
してアクセスを許容し、読取り書込み記憶装置(RA
M)(1o )に対するアクセス要求が発生した場合には
バス(21 )からのアクセスが終了する迄待機させる。
【0026】以上の過程は、バス(22 )から先にアク
セス要求が発生した場合にも、同様に処理される。更
に、バス(21 )および(22 )から同時に当該擬似デ
ュアルポートメモリに対するアクセスが発生した場合に
は、制御部(3)は一方〔例えば先着〕のバス〔例えば
(21 )〕に優先的にアクセス権を付与し、前述と同様
に、バス(2 1 )に対しては所望する読取り書込み記憶
装置(RAM)(1e )または(1o)にアクセスを許
容し、他方のバス(22 )にはバス(21 )がアクセス
していない読取り書込み記憶装置(RAM)(1o )ま
たは(1e )に対しては並行してアクセスを許容し、同
一の読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )または
(1o )に対してはアクセスを待機させる。
セス要求が発生した場合にも、同様に処理される。更
に、バス(21 )および(22 )から同時に当該擬似デ
ュアルポートメモリに対するアクセスが発生した場合に
は、制御部(3)は一方〔例えば先着〕のバス〔例えば
(21 )〕に優先的にアクセス権を付与し、前述と同様
に、バス(2 1 )に対しては所望する読取り書込み記憶
装置(RAM)(1e )または(1o)にアクセスを許
容し、他方のバス(22 )にはバス(21 )がアクセス
していない読取り書込み記憶装置(RAM)(1o )ま
たは(1e )に対しては並行してアクセスを許容し、同
一の読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )または
(1o )に対してはアクセスを待機させる。
【0027】以上の如く、一回の同時アクセスで一方の
バス(21 )に優先権を付与して終了すると、制御部
(3)は次回に同時アクセスが発生した場合に、他方の
バス(22 )に優先権を付与する如く設定しており、以
下同様に、同時アクセスが発生する度に、バス(21 )
および(22 )に交互に優先権を付与する如く設定し、
両バス(21 )および(22 )に対して平等にアクセス
可能としている〔本発明(請求項3)を適用した実施形
態の場合〕。
バス(21 )に優先権を付与して終了すると、制御部
(3)は次回に同時アクセスが発生した場合に、他方の
バス(22 )に優先権を付与する如く設定しており、以
下同様に、同時アクセスが発生する度に、バス(21 )
および(22 )に交互に優先権を付与する如く設定し、
両バス(21 )および(22 )に対して平等にアクセス
可能としている〔本発明(請求項3)を適用した実施形
態の場合〕。
【0028】なお、両バス(21 )および(22 )から
のアクセス頻度が等しくない場合には、前述の如く、ア
クセス要求受付部(31)にREADY計数部(35)
を付加することにより、バス(21 )および(22 )に
交互に優先権を付与する代わりに、予め設定された比率
で、両バス(21 )および(22 )に優先権を付与する
ことにより、アクセス頻度に比例してアクセス可能とし
ている〔本発明(請求項4)を適用した実施形態の場
合〕。
のアクセス頻度が等しくない場合には、前述の如く、ア
クセス要求受付部(31)にREADY計数部(35)
を付加することにより、バス(21 )および(22 )に
交互に優先権を付与する代わりに、予め設定された比率
で、両バス(21 )および(22 )に優先権を付与する
ことにより、アクセス頻度に比例してアクセス可能とし
ている〔本発明(請求項4)を適用した実施形態の場
合〕。
【0029】次に、以上の動作概要の内、本発明(請求
項3)を適用した実施形態の詳細を、図2乃至図5を併
用して説明する。図2乃至図5において、バス(21 )
から制御部(3)に入力されたアドレス(a1 )および
アドレスストローブ信号(ads1 )、並びにバス(2
2 )から制御部(3)に入力されたアドレス(a2 )お
よびアドレスストローブ信号(ads2 )は、アクセス
要求受付部(31)に入力される。
項3)を適用した実施形態の詳細を、図2乃至図5を併
用して説明する。図2乃至図5において、バス(21 )
から制御部(3)に入力されたアドレス(a1 )および
アドレスストローブ信号(ads1 )、並びにバス(2
2 )から制御部(3)に入力されたアドレス(a2 )お
よびアドレスストローブ信号(ads2 )は、アクセス
要求受付部(31)に入力される。
【0030】アクセス要求受付部(31)内では、アド
レス(a1 )およびアドレスストローブ信号(ad
s1 )は、アドレスデコーダ(311)および論理積ゲ
ート(313)を介してフリップフロップ(FF)(3
15)のセット入力端子(S)に入力され、クロック信
号(clk)に同期化され、アクセス要求信号(r
q1 )として出力端子(Q)から出力されると共に、論
理和ゲート(317)およびフリップフロップ(FF)
(318)を介してバス開始信号(bs)として出力さ
れる。
レス(a1 )およびアドレスストローブ信号(ad
s1 )は、アドレスデコーダ(311)および論理積ゲ
ート(313)を介してフリップフロップ(FF)(3
15)のセット入力端子(S)に入力され、クロック信
号(clk)に同期化され、アクセス要求信号(r
q1 )として出力端子(Q)から出力されると共に、論
理和ゲート(317)およびフリップフロップ(FF)
(318)を介してバス開始信号(bs)として出力さ
れる。
【0031】同様に、アドレス(a2 )およびアドレス
ストローブ信号(ads2 )も、アドレスデコーダ(3
12)および論理積ゲート(314)を介してフリップ
フロップ(FF)(316)のセット入力端子(S)に
入力され、クロック信号(clk)に同期化され、アク
セス要求信号(rq2 )として出力端子(Q)から出力
されると共に、論理和ゲート(317)を介してバス開
始信号(bs)として出力される。
ストローブ信号(ads2 )も、アドレスデコーダ(3
12)および論理積ゲート(314)を介してフリップ
フロップ(FF)(316)のセット入力端子(S)に
入力され、クロック信号(clk)に同期化され、アク
セス要求信号(rq2 )として出力端子(Q)から出力
されると共に、論理和ゲート(317)を介してバス開
始信号(bs)として出力される。
【0032】アクセス要求受付部(31)から出力され
たアクセス要求信号(rq1 )および(rq2 )は、ア
クセス権判定部(32)に入力される。なおアクセス要
求受付部(31)に入力されたアドレス(a1 )および
(a2)は、その儘アドレスゲート制御部(33)に転
送される。
たアクセス要求信号(rq1 )および(rq2 )は、ア
クセス権判定部(32)に入力される。なおアクセス要
求受付部(31)に入力されたアドレス(a1 )および
(a2)は、その儘アドレスゲート制御部(33)に転
送される。
【0033】アクセス権判定部(32)内では、アクセ
ス要求信号(rq1 )および(rq 2 )は、直接および
インバータ(321)および(322)を介して四個の
論理積ゲート(323)、(324)、(325)およ
び(326)に入力される。
ス要求信号(rq1 )および(rq 2 )は、直接および
インバータ(321)および(322)を介して四個の
論理積ゲート(323)、(324)、(325)およ
び(326)に入力される。
【0034】論理積ゲート(323)は、アクセス要求
信号(rq1 )のみが入力された場合に〔即ちアクセス
要求信号(rq1 )がHレベル、アクセス要求信号(r
q2)がLレベルの場合に〕Hレベル信号を出力し、ま
た論理積ゲート(324)は、アクセス要求信号(rq
2 )のみが入力された場合に〔即ちアクセス要求信号
(rq2 )がHレベル、アクセス要求信号(rq1 )が
Lレベルの場合に〕Hレベル信号を出力し、また論理積
ゲート(325)は、何れのアクセス要求信号(r
q1 )および(rq2 )も入力されなかった場合に〔即
ちアクセス要求信号(rq1 )および(rq2 )が何れ
もLレベルの場合に〕Hレベル信号を出力し、更に論理
積ゲート(326)は、両アクセス要求信号(rq1 )
および(rq2)が入力された場合に〔即ちアクセス要
求信号(rq1 )および(rq2 )が何れもHレベルの
場合に〕Hレベル信号を出力する。
信号(rq1 )のみが入力された場合に〔即ちアクセス
要求信号(rq1 )がHレベル、アクセス要求信号(r
q2)がLレベルの場合に〕Hレベル信号を出力し、ま
た論理積ゲート(324)は、アクセス要求信号(rq
2 )のみが入力された場合に〔即ちアクセス要求信号
(rq2 )がHレベル、アクセス要求信号(rq1 )が
Lレベルの場合に〕Hレベル信号を出力し、また論理積
ゲート(325)は、何れのアクセス要求信号(r
q1 )および(rq2 )も入力されなかった場合に〔即
ちアクセス要求信号(rq1 )および(rq2 )が何れ
もLレベルの場合に〕Hレベル信号を出力し、更に論理
積ゲート(326)は、両アクセス要求信号(rq1 )
および(rq2)が入力された場合に〔即ちアクセス要
求信号(rq1 )および(rq2 )が何れもHレベルの
場合に〕Hレベル信号を出力する。
【0035】論理積ゲート(323)の出力信号は、論
理和ゲート(329)を介してフリップフロップ(F
F)(32B)の入力端子(J)に入力され、また論理
積ゲート(324)の出力信号は、論理和ゲート(32
A)を介してフリップフロップ(FF)(32B)の入
力端子(K)に入力される。
理和ゲート(329)を介してフリップフロップ(F
F)(32B)の入力端子(J)に入力され、また論理
積ゲート(324)の出力信号は、論理和ゲート(32
A)を介してフリップフロップ(FF)(32B)の入
力端子(K)に入力される。
【0036】また論理積ゲート(325)の出力信号
は、直接論理積ゲート(328)に入力され、論理積ゲ
ート(326)の出力信号は、フリップフロップ(F
F)(327)によりクロック信号(clk)に同期化
された後、論理積ゲート(328)に入力され、更に論
理積ゲート(328)の出力信号は、論理和ゲート(3
29)および(32A)を介してフリップフロップ(F
F)(32B)の入力端子(J)および(K)に入力さ
れる。
は、直接論理積ゲート(328)に入力され、論理積ゲ
ート(326)の出力信号は、フリップフロップ(F
F)(327)によりクロック信号(clk)に同期化
された後、論理積ゲート(328)に入力され、更に論
理積ゲート(328)の出力信号は、論理和ゲート(3
29)および(32A)を介してフリップフロップ(F
F)(32B)の入力端子(J)および(K)に入力さ
れる。
【0037】従って、アクセス要求信号(rq1 )のみ
が入力された場合には、フリップフロップ(FF)(3
2B)の出力端子(Q)から直接出力される判定信号
(dc 1 )がHレベルに設定され、また出力端子(Q)
からインバータ(32C)を介して出力される判定信号
(dc2 )がLレベルに設定され、バス(21 )に優先
権が付与されたことをアドレスゲート制御部(33)お
よびRAM制御部(34)に通知する。
が入力された場合には、フリップフロップ(FF)(3
2B)の出力端子(Q)から直接出力される判定信号
(dc 1 )がHレベルに設定され、また出力端子(Q)
からインバータ(32C)を介して出力される判定信号
(dc2 )がLレベルに設定され、バス(21 )に優先
権が付与されたことをアドレスゲート制御部(33)お
よびRAM制御部(34)に通知する。
【0038】また、アクセス要求信号(rq2 )のみが
入力された場合には、フリップフロップ(FF)(32
B)の出力端子(Q)から直接出力される判定信号(d
c1)がLレベルに設定され、また出力端子(Q)から
インバータ(32C)を介して出力される判定信号(d
c2 )がHレベルに設定され、バス(22 )に優先権が
付与されたことをアドレスゲート制御部(33)および
RAM制御部(34)に通知する。
入力された場合には、フリップフロップ(FF)(32
B)の出力端子(Q)から直接出力される判定信号(d
c1)がLレベルに設定され、また出力端子(Q)から
インバータ(32C)を介して出力される判定信号(d
c2 )がHレベルに設定され、バス(22 )に優先権が
付与されたことをアドレスゲート制御部(33)および
RAM制御部(34)に通知する。
【0039】また、何れのアクセス要求信号(rq1 )
および(rq2 )も入力されなかった場合には、フリッ
プフロップ(FF)(32B)の出力端子(Q)から直
接出力される判定信号(dc1 )、並びにインバータ
(32C)を介して出力される判定信号(dc2 )が現
状を維持し、バス(21 )および(22 )に付与されて
いる優先権が変化しないことをアドレスゲート制御部
(33)およびRAM制御部(34)に通知する。
および(rq2 )も入力されなかった場合には、フリッ
プフロップ(FF)(32B)の出力端子(Q)から直
接出力される判定信号(dc1 )、並びにインバータ
(32C)を介して出力される判定信号(dc2 )が現
状を維持し、バス(21 )および(22 )に付与されて
いる優先権が変化しないことをアドレスゲート制御部
(33)およびRAM制御部(34)に通知する。
【0040】更に、前のクロック周期に何れのアクセス
要求信号(rq1 )および(rq2)も入力されていな
かった状態で、次のクロック周期に両アクセス要求信号
(rq1 )および(rq2 )が入力された場合には、フ
リップフロップ(FF)(32B)の出力端子(Q)か
ら直接出力される判定信号(dc1 )、並びにインバー
タ(32C)を介して出力される判定信号(dc2 )
は、前のクロック周期に出力済の信号レベルを反転し、
バス(21 )および(22 )に付与されていた優先権が
反転したことをアドレスゲート制御部(33)およびR
AM制御部(34)に通知する。
要求信号(rq1 )および(rq2)も入力されていな
かった状態で、次のクロック周期に両アクセス要求信号
(rq1 )および(rq2 )が入力された場合には、フ
リップフロップ(FF)(32B)の出力端子(Q)か
ら直接出力される判定信号(dc1 )、並びにインバー
タ(32C)を介して出力される判定信号(dc2 )
は、前のクロック周期に出力済の信号レベルを反転し、
バス(21 )および(22 )に付与されていた優先権が
反転したことをアドレスゲート制御部(33)およびR
AM制御部(34)に通知する。
【0041】アドレスゲート制御部(33)は、アクセ
ス権判定部(32)から入力される判定信号(dc1 )
および(dc2 )の信号レベルにより、バス(21 )に
読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )および
(1o )に対するアクセスの優先権が付与されたと判定
した場合には、アクセス要求受付部(31)から転送さ
れるアドレス(a1 )が偶数であるか奇数であるかを最
下位ビットにより分析し、偶数と識別した場合には、デ
ータ切替ゲート部(G)(41e)および(42o)に入力
するゲート制御信号(g1e)および(g2o)をHレベル
に設定し、またデータ切替ゲート部(G)(41o)およ
び(42e)に入力するゲート制御信号(g1o)および
(g2e)をLレベルに設定することにより、データ切替
ゲート部(G)(41e)および(42o)を導通状態に設
定し、またデータ切替ゲート部(G)(4 1o)および
(42e)を遮断状態に設定し、更にアクセス要求受付部
(31)から転送されるアドレス(a1 )を偶数アドレ
ス(ae )として読取り書込み記憶装置(RAM)(1
e )に入力する。
ス権判定部(32)から入力される判定信号(dc1 )
および(dc2 )の信号レベルにより、バス(21 )に
読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )および
(1o )に対するアクセスの優先権が付与されたと判定
した場合には、アクセス要求受付部(31)から転送さ
れるアドレス(a1 )が偶数であるか奇数であるかを最
下位ビットにより分析し、偶数と識別した場合には、デ
ータ切替ゲート部(G)(41e)および(42o)に入力
するゲート制御信号(g1e)および(g2o)をHレベル
に設定し、またデータ切替ゲート部(G)(41o)およ
び(42e)に入力するゲート制御信号(g1o)および
(g2e)をLレベルに設定することにより、データ切替
ゲート部(G)(41e)および(42o)を導通状態に設
定し、またデータ切替ゲート部(G)(4 1o)および
(42e)を遮断状態に設定し、更にアクセス要求受付部
(31)から転送されるアドレス(a1 )を偶数アドレ
ス(ae )として読取り書込み記憶装置(RAM)(1
e )に入力する。
【0042】また分析の結果、アドレス(a1 )を奇数
と識別した場合には、アドレスゲート制御部(33)
は、データ切替ゲート部(G)(41o)および(42e)
に入力するゲート制御信号(g1o)および(g2e)をH
レベルに設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(41e)および(42o)に入力するゲート制御信号(g
1e)および(g2o)をLレベルに設定することにより、
データ切替ゲート部(G)(4 1o)および(42e)を導
通状態に設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(41e)および(42o)を遮断状態に設定し、更にアク
セス要求受付部(31)から転送されるアドレス
(a1 )を奇数アドレス(ao )として読取り書込み記
憶装置(RAM)(1O )に入力する。
と識別した場合には、アドレスゲート制御部(33)
は、データ切替ゲート部(G)(41o)および(42e)
に入力するゲート制御信号(g1o)および(g2e)をH
レベルに設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(41e)および(42o)に入力するゲート制御信号(g
1e)および(g2o)をLレベルに設定することにより、
データ切替ゲート部(G)(4 1o)および(42e)を導
通状態に設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(41e)および(42o)を遮断状態に設定し、更にアク
セス要求受付部(31)から転送されるアドレス
(a1 )を奇数アドレス(ao )として読取り書込み記
憶装置(RAM)(1O )に入力する。
【0043】またアドレスゲート制御部(33)は、ア
クセス権判定部(32)から入力される判定信号(dc
1 )および(dc2 )の信号レベルにより、バス
(22 )に読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )お
よび(1o )に対するアクセスの優先権が付与されたと
判定した場合には、アクセス要求受付部(31)から転
送されるアドレス(a2 )が偶数であるか奇数であるか
を最下位ビットにより分析し、偶数と識別した場合に
は、データ切替ゲート部(G)(42e)および(41o)
に入力するゲート制御信号(g2e)および(g1o)をH
レベルに設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42o)および(41e)に入力するゲート制御信号(g
2o)および(g1e)をLレベルに設定することにより、
データ切替ゲート部(G)(42e)および(41o)を導
通状態に設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42o)および(41e)を遮断状態に設定し、更にアク
セス要求受付部(31)から転送されるアドレス
(a2 )を偶数アドレス(ae )として読取り書込み記
憶装置(RAM)(1e )に入力する。
クセス権判定部(32)から入力される判定信号(dc
1 )および(dc2 )の信号レベルにより、バス
(22 )に読取り書込み記憶装置(RAM)(1e )お
よび(1o )に対するアクセスの優先権が付与されたと
判定した場合には、アクセス要求受付部(31)から転
送されるアドレス(a2 )が偶数であるか奇数であるか
を最下位ビットにより分析し、偶数と識別した場合に
は、データ切替ゲート部(G)(42e)および(41o)
に入力するゲート制御信号(g2e)および(g1o)をH
レベルに設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42o)および(41e)に入力するゲート制御信号(g
2o)および(g1e)をLレベルに設定することにより、
データ切替ゲート部(G)(42e)および(41o)を導
通状態に設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42o)および(41e)を遮断状態に設定し、更にアク
セス要求受付部(31)から転送されるアドレス
(a2 )を偶数アドレス(ae )として読取り書込み記
憶装置(RAM)(1e )に入力する。
【0044】また分析の結果、アドレス(a2 )を奇数
と識別した場合には、アドレスゲート制御部(33)
は、データ切替ゲート部(G)(42o)および(41e)
に入力するゲート制御信号(g2o)および(g1e)をH
レベルに設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42e)および(41o)に入力するゲート制御信号(g
2e)および(g1o)をLレベルに設定することにより、
データ切替ゲート部(G)(4 2o)および(41e)を導
通状態に設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42e)および(41o)を遮断状態に設定し、更にアク
セス要求受付部(31)から転送されるアドレス
(a2 )を奇数アドレス(ao )として読取り書込み記
憶装置(RAM)(1O )に入力する。
と識別した場合には、アドレスゲート制御部(33)
は、データ切替ゲート部(G)(42o)および(41e)
に入力するゲート制御信号(g2o)および(g1e)をH
レベルに設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42e)および(41o)に入力するゲート制御信号(g
2e)および(g1o)をLレベルに設定することにより、
データ切替ゲート部(G)(4 2o)および(41e)を導
通状態に設定し、またデータ切替ゲート部(G)
(42e)および(41o)を遮断状態に設定し、更にアク
セス要求受付部(31)から転送されるアドレス
(a2 )を奇数アドレス(ao )として読取り書込み記
憶装置(RAM)(1O )に入力する。
【0045】一方、RAM制御部(34)は、アクセス
要求受付部(31)から出力されるバス開始信号(b
s)と、アクセス権判定部(32)から出力される判定
信号(dc1 )および(dc2 )とを受信すると、アド
レスゲート制御部(33)から読取り書込み記憶装置
(RAM)(1e )または(1o )に偶数アドレス(a
e)または奇数アドレス(ao )が入力されるのと同期
して、RAM制御信号(rmce )または(rmco )
を生成し、読取り書込み記憶装置(RAM)(1e)ま
たは(1o )に入力する。
要求受付部(31)から出力されるバス開始信号(b
s)と、アクセス権判定部(32)から出力される判定
信号(dc1 )および(dc2 )とを受信すると、アド
レスゲート制御部(33)から読取り書込み記憶装置
(RAM)(1e )または(1o )に偶数アドレス(a
e)または奇数アドレス(ao )が入力されるのと同期
して、RAM制御信号(rmce )または(rmco )
を生成し、読取り書込み記憶装置(RAM)(1e)ま
たは(1o )に入力する。
【0046】なおアドレスゲート制御部(33)が、バ
ス(21 )に優先権が付与され、アドレス(a1 )を偶
数と判定し、ゲート制御信号(g1e)および(g2o)を
Hレベルに設定し、偶数アドレス(ae )を読取り書込
み記憶装置(RAM)(1e)に入力し、またRAM制
御部(34)がRAM制御信号(rmce )を読取り書
込み記憶装置(RAM)(1e )に入力している状態
で、バス(21 )から入力されたアドレス(a2 )がア
クセス要求受付部(31)から転送された場合には、ア
ドレス(a2 )が奇数であるか否かを最下位ビットによ
り判定し、奇数と判定した場合には、アドレス(a2 )
を奇数アドレス(ao )として読取り書込み記憶装置
(RAM)(1o )に入力すると共に、RAM制御部
(34)にもRAM制御信号(rmco )を生成させ、
読取り書込み記憶装置(RAM)(1o)に入力させる
ことにより、バス(21 )から読取り書込み記憶装置
(RAM)(1e )にアクセスするのと並行して、バス
(22 )から読取り書込み記憶装置(RAM)(1o )
にアクセス可能とする。
ス(21 )に優先権が付与され、アドレス(a1 )を偶
数と判定し、ゲート制御信号(g1e)および(g2o)を
Hレベルに設定し、偶数アドレス(ae )を読取り書込
み記憶装置(RAM)(1e)に入力し、またRAM制
御部(34)がRAM制御信号(rmce )を読取り書
込み記憶装置(RAM)(1e )に入力している状態
で、バス(21 )から入力されたアドレス(a2 )がア
クセス要求受付部(31)から転送された場合には、ア
ドレス(a2 )が奇数であるか否かを最下位ビットによ
り判定し、奇数と判定した場合には、アドレス(a2 )
を奇数アドレス(ao )として読取り書込み記憶装置
(RAM)(1o )に入力すると共に、RAM制御部
(34)にもRAM制御信号(rmco )を生成させ、
読取り書込み記憶装置(RAM)(1o)に入力させる
ことにより、バス(21 )から読取り書込み記憶装置
(RAM)(1e )にアクセスするのと並行して、バス
(22 )から読取り書込み記憶装置(RAM)(1o )
にアクセス可能とする。
【0047】またアドレス(a2 )を偶数と判定した場
合には、RAM制御部(34)からレディ信号(rdy
1 )が出力される迄、バス(22 )から読取り書込み記
憶装置(RAM)(1e )へのアクセスを待機させる。
合には、RAM制御部(34)からレディ信号(rdy
1 )が出力される迄、バス(22 )から読取り書込み記
憶装置(RAM)(1e )へのアクセスを待機させる。
【0048】また読取り書込み記憶装置(RAM)(1
e )または(1o )に対するアクセスが終了すると、R
AM制御部(34)はレディ信号(rdy1 )または
(rdy2 )を出力し、バス(21 )または(22 )お
よびアクセス要求受付部(31)に返送する。
e )または(1o )に対するアクセスが終了すると、R
AM制御部(34)はレディ信号(rdy1 )または
(rdy2 )を出力し、バス(21 )または(22 )お
よびアクセス要求受付部(31)に返送する。
【0049】アクセス要求受付部(31)においては、
フリップフロップ(FF)(315)または(316)
が、RAM制御部(34)から返送されるレディ信号
(rdy1 )または(rdy2 )を入力端子(R)に入
力されると、出力端子(Q)から出力中のアクセス要求
信号(rq1 )または(rq2 )を出力停止する。
フリップフロップ(FF)(315)または(316)
が、RAM制御部(34)から返送されるレディ信号
(rdy1 )または(rdy2 )を入力端子(R)に入
力されると、出力端子(Q)から出力中のアクセス要求
信号(rq1 )または(rq2 )を出力停止する。
【0050】次に、前述の動作概要の内、本発明(請求
項4)を適用した実施形態の詳細を、更に図6を追加し
て説明する。図2乃至図6において、アクセス要求受付
部(31)にはREADY計数部(35)が追加され、
アクセス要求受付部(31)から出力されるアクセス要
求信号(rq1 )および(rq2 )は、一旦READY
計数部(35)に入力された後、アクセス要求信号(r
q1 ′)および(rq2 ′)として出力され、アクセス
権判定部(32)に入力される。
項4)を適用した実施形態の詳細を、更に図6を追加し
て説明する。図2乃至図6において、アクセス要求受付
部(31)にはREADY計数部(35)が追加され、
アクセス要求受付部(31)から出力されるアクセス要
求信号(rq1 )および(rq2 )は、一旦READY
計数部(35)に入力された後、アクセス要求信号(r
q1 ′)および(rq2 ′)として出力され、アクセス
権判定部(32)に入力される。
【0051】例えばバス(21 )からデュアルポートメ
モリへのアクセス頻度と、バス(2 2 )からデュアルポ
ートメモリへのアクセス頻度とが「1」対「2」とする
と、バス(21 )からREADY計数部(35)のレジ
スタ(REG)(356)のアドレス(a1 )と、頻度
「1」に相当するデータ(d1 =0)と、読取り書込み
信号(r1 /w1 )を書込み状態〔例えばLレベル〕に
設定することにより、レジスタ(REG)(356)に
頻度「1」(レジスタ値=0)を設定し、またバス(2
2 )からREADY計数部(35)のレジスタ(RE
G)(357)のアドレス(a2 )と、頻度「2」に相
当するデータ(d2 =0)と、読取り書込み信号(r2
/w2 )を書込み状態〔例えばLレベル〕に設定するこ
とにより、レジスタ(REG)(357)に頻度「2」
(レジスタ値=1)を設定する。
モリへのアクセス頻度と、バス(2 2 )からデュアルポ
ートメモリへのアクセス頻度とが「1」対「2」とする
と、バス(21 )からREADY計数部(35)のレジ
スタ(REG)(356)のアドレス(a1 )と、頻度
「1」に相当するデータ(d1 =0)と、読取り書込み
信号(r1 /w1 )を書込み状態〔例えばLレベル〕に
設定することにより、レジスタ(REG)(356)に
頻度「1」(レジスタ値=0)を設定し、またバス(2
2 )からREADY計数部(35)のレジスタ(RE
G)(357)のアドレス(a2 )と、頻度「2」に相
当するデータ(d2 =0)と、読取り書込み信号(r2
/w2 )を書込み状態〔例えばLレベル〕に設定するこ
とにより、レジスタ(REG)(357)に頻度「2」
(レジスタ値=1)を設定する。
【0052】なておダウンカウンタ(DCNT)(35
A)および(35B)は、リセット信号(rst)によ
り、共に「0」に設定されているので、レジスタ(RE
G)(356)および(357)に何も設定しない場合
の初期値は、共に頻度「1」となっている。
A)および(35B)は、リセット信号(rst)によ
り、共に「0」に設定されているので、レジスタ(RE
G)(356)および(357)に何も設定しない場合
の初期値は、共に頻度「1」となっている。
【0053】かかる状態で、バス(21 )および
(22 )からアクセス要求受付部(31)にアドレス
(a1 )およびアドレスストローブ信号(ads1 )、
並びにアドレス(a2 )およびアドレスストローブ信号
(ads2 )が入力されると、アクセス要求受付部(3
1)は、前述と同様に、アクセス要求信号(rq1 )お
よび(rq2 )を生成し、READY計数部(35)に
伝達する。
(22 )からアクセス要求受付部(31)にアドレス
(a1 )およびアドレスストローブ信号(ads1 )、
並びにアドレス(a2 )およびアドレスストローブ信号
(ads2 )が入力されると、アクセス要求受付部(3
1)は、前述と同様に、アクセス要求信号(rq1 )お
よび(rq2 )を生成し、READY計数部(35)に
伝達する。
【0054】READY計数部(35)では、アクセス
要求信号(rq1 )および(rq2)が単独で入力され
た場合には、論理積ゲート(353)の出力信号がLレ
ベルに設定される為、インバータ(35C)の出力信号
はHレベルに設定され、論理積ゲート(35F)および
(35G)が導通状態に設定される為、入力されたアク
セス要求信号(rq1 )または(rq2 )は、それぞれ
アクセス要求信号(rq1 ′)および(rq2 ′)とし
て、アクセス権判定部(32)に伝達される。
要求信号(rq1 )および(rq2)が単独で入力され
た場合には、論理積ゲート(353)の出力信号がLレ
ベルに設定される為、インバータ(35C)の出力信号
はHレベルに設定され、論理積ゲート(35F)および
(35G)が導通状態に設定される為、入力されたアク
セス要求信号(rq1 )または(rq2 )は、それぞれ
アクセス要求信号(rq1 ′)および(rq2 ′)とし
て、アクセス権判定部(32)に伝達される。
【0055】一方、アクセス要求信号(rq1 )および
(rq2 )が同時に入力された場合には、論理積ゲート
(353)の出力信号がHレベルに設定される為、論理
積ゲート(354)および(355)が導通状態に設定
され、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)および
(35B)は、RAM制御部(34)からそれぞれ論理
積ゲート(354)または(355)を介して入力され
るレディ信号(rdy1)または(rdy2 )を計数す
る。
(rq2 )が同時に入力された場合には、論理積ゲート
(353)の出力信号がHレベルに設定される為、論理
積ゲート(354)および(355)が導通状態に設定
され、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)および
(35B)は、RAM制御部(34)からそれぞれ論理
積ゲート(354)または(355)を介して入力され
るレディ信号(rdy1)または(rdy2 )を計数す
る。
【0056】なおダウンカウンタ(DCNT)(35
A)および(35B)は、値0から更にダウンカウント
するときにのみ、出力端子(CO)の出力信号をHレベ
ルに設定し、それ以外は出力端子(CO)の出力信号を
Lレベルに設定する。
A)および(35B)は、値0から更にダウンカウント
するときにのみ、出力端子(CO)の出力信号をHレベ
ルに設定し、それ以外は出力端子(CO)の出力信号を
Lレベルに設定する。
【0057】例えば、リセット信号(rst)がHレベ
ルとなり、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)およ
び(35B)の内容が共に「0」にリセットされ、レジ
スタ(REG)(356)には頻度「1」(レジスタ値
=0)、レジスタ(REG)(357)には頻度「2」
(レジスタ値=1)を設定した後、最初にアクセス権が
バス(21 )側に渡されたとすると、ダウンカウンタ
(DCNT)(35A)の出力端子(CO)の出力信号
がHレベルに設定される為、論理和ゲール(35D)に
はインバータ(358)によりLレベルが入力される
為、次のアクセス要求信号(rq1 )および(rq2 )
が同時に入力された場合、論理和ゲート(35D)から
はLレベルが出力されて論理積ゲート(35F)を遮断
状態に設定し、アクセス要求信号(rq1 )がアクセス
要求信号(rq1 ′)として出力されず〔Lレベル〕、
アクセス要求信号(rq2 〕がアクセス要求信号(rq
2 ′)として出力される〔Hレベル〕状態が設定された
とすると、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)の出
力端子(CO)の出力信号が同時にダウンカウンタ(D
CNT)(35B)の入力端子(LD)に入力され、レ
ジスタ(REG)(357)の値がダウンカウンタ(D
CNT)(35B)に設定されると、バス(22)に優
先権が付与され、デュアルポートメモリに対するアクセ
スを実行し終わる度に、RAM制御部(34)から返送
されるレディ信号(rdy2 )が入力され、導通状態に
設定されている論理積ゲート(355)を介してダウン
カウンタ(DCNT)(35B)のクロック端子(C
K)に入力され、ダウンカウンタ(DCNT)(35
B)がレディ信号(rdy2 )を計数し、頻度「2」を
計数し終わると、出力端子(CO)の出力信号がHレベ
ルに設定され、論理積ゲート(35G)を遮断状態に設
定し、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)の入力端
子(LD)をHレベルに設定することにより、レジスタ
(REG)(356)の値を設定することにより、代わ
りにダウンカウンタ(DCNT)(35A)の出力端子
(CO)の出力信号がLレベルに設定されて論理積ゲー
ト(35F)が導通状態に設定され、アクセス要求信号
(rq1 )がアクセス要求信号(rq1 ′)として出力
され〔Hレベル〕、アクセス要求信号(rq2 )がアク
セス要求信号(rq2 ′)として出力されない〔Lレベ
ル〕状態が設定されたとすると、バス(21 )に優先権
が付与されてデュアルポートメモリに対するアクセスを
実行し終わる度に、RAM制御部(34)から返送され
るレディ信号(rdy1 )が入力され、導通状態に設定
されている論理積ゲート(354)を介してダウンカウ
ンタ(DCNT)(35A)のクロック端子(CK)に
入力され、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)がレ
ディ信号(rdy1 )を計数し、頻度「1」を計数し終
わると、出力端子(CO)の出力信号がHレベルに設定
され、論理積ゲート(35F)を遮断状態に設定し、再
びバス(22 )に優先権が移行する。
ルとなり、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)およ
び(35B)の内容が共に「0」にリセットされ、レジ
スタ(REG)(356)には頻度「1」(レジスタ値
=0)、レジスタ(REG)(357)には頻度「2」
(レジスタ値=1)を設定した後、最初にアクセス権が
バス(21 )側に渡されたとすると、ダウンカウンタ
(DCNT)(35A)の出力端子(CO)の出力信号
がHレベルに設定される為、論理和ゲール(35D)に
はインバータ(358)によりLレベルが入力される
為、次のアクセス要求信号(rq1 )および(rq2 )
が同時に入力された場合、論理和ゲート(35D)から
はLレベルが出力されて論理積ゲート(35F)を遮断
状態に設定し、アクセス要求信号(rq1 )がアクセス
要求信号(rq1 ′)として出力されず〔Lレベル〕、
アクセス要求信号(rq2 〕がアクセス要求信号(rq
2 ′)として出力される〔Hレベル〕状態が設定された
とすると、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)の出
力端子(CO)の出力信号が同時にダウンカウンタ(D
CNT)(35B)の入力端子(LD)に入力され、レ
ジスタ(REG)(357)の値がダウンカウンタ(D
CNT)(35B)に設定されると、バス(22)に優
先権が付与され、デュアルポートメモリに対するアクセ
スを実行し終わる度に、RAM制御部(34)から返送
されるレディ信号(rdy2 )が入力され、導通状態に
設定されている論理積ゲート(355)を介してダウン
カウンタ(DCNT)(35B)のクロック端子(C
K)に入力され、ダウンカウンタ(DCNT)(35
B)がレディ信号(rdy2 )を計数し、頻度「2」を
計数し終わると、出力端子(CO)の出力信号がHレベ
ルに設定され、論理積ゲート(35G)を遮断状態に設
定し、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)の入力端
子(LD)をHレベルに設定することにより、レジスタ
(REG)(356)の値を設定することにより、代わ
りにダウンカウンタ(DCNT)(35A)の出力端子
(CO)の出力信号がLレベルに設定されて論理積ゲー
ト(35F)が導通状態に設定され、アクセス要求信号
(rq1 )がアクセス要求信号(rq1 ′)として出力
され〔Hレベル〕、アクセス要求信号(rq2 )がアク
セス要求信号(rq2 ′)として出力されない〔Lレベ
ル〕状態が設定されたとすると、バス(21 )に優先権
が付与されてデュアルポートメモリに対するアクセスを
実行し終わる度に、RAM制御部(34)から返送され
るレディ信号(rdy1 )が入力され、導通状態に設定
されている論理積ゲート(354)を介してダウンカウ
ンタ(DCNT)(35A)のクロック端子(CK)に
入力され、ダウンカウンタ(DCNT)(35A)がレ
ディ信号(rdy1 )を計数し、頻度「1」を計数し終
わると、出力端子(CO)の出力信号がHレベルに設定
され、論理積ゲート(35F)を遮断状態に設定し、再
びバス(22 )に優先権が移行する。
【0058】以上により、バス(21 )および(22 )
に対する優先権の付与が、アクセス頻度に比例すること
となる。以上の説明から明らかな如く、本発明の実施形
態によれば、二個の読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )および(1o )を使用し、それぞれ偶数アドレ
ス領域および奇数アドレス領域を分担させ、二組のバス
(21 )および(22 )からのアクセス要求を制御部
(3)により競合処理を行ない、それぞれ優先権を付与
して均等に〔本発明の請求項3の実施形態〕、またはア
クセス頻度に比例して〔本発明の請求項4の実施形
態〕、アクセスを許容することにより、擬似的なデュア
ルポートメモリを実現することが可能となる。
に対する優先権の付与が、アクセス頻度に比例すること
となる。以上の説明から明らかな如く、本発明の実施形
態によれば、二個の読取り書込み記憶装置(RAM)
(1e )および(1o )を使用し、それぞれ偶数アドレ
ス領域および奇数アドレス領域を分担させ、二組のバス
(21 )および(22 )からのアクセス要求を制御部
(3)により競合処理を行ない、それぞれ優先権を付与
して均等に〔本発明の請求項3の実施形態〕、またはア
クセス頻度に比例して〔本発明の請求項4の実施形
態〕、アクセスを許容することにより、擬似的なデュア
ルポートメモリを実現することが可能となる。
【0059】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施形態に過ぎず、例えばアクセス要求受付部(31)、
アクセス権判定部(32)およびREADY計数部(3
5)の構成は、それぞれ図示されるものに限定されるこ
とは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合
にも本発明の効果は変わらない。また二個のシングルポ
ートメモリ(100A )および(100B )は偶数アド
レス領域および奇数アドレス領域を分担させるものに限
定されることは無く、アドレス(a)の最下位ビット以
外により区分する等、他に幾多の変形が考慮されるが、
何れの場合にも本発明の効果は変わらない。更に競合手
段(300)および切替手段(400)の構成は、図示
される制御部(3)およびデータ切替ゲート部(G)
(4)に限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮
されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
施形態に過ぎず、例えばアクセス要求受付部(31)、
アクセス権判定部(32)およびREADY計数部(3
5)の構成は、それぞれ図示されるものに限定されるこ
とは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合
にも本発明の効果は変わらない。また二個のシングルポ
ートメモリ(100A )および(100B )は偶数アド
レス領域および奇数アドレス領域を分担させるものに限
定されることは無く、アドレス(a)の最下位ビット以
外により区分する等、他に幾多の変形が考慮されるが、
何れの場合にも本発明の効果は変わらない。更に競合手
段(300)および切替手段(400)の構成は、図示
される制御部(3)およびデータ切替ゲート部(G)
(4)に限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮
されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
【0060】
【発明の効果】以上、本発明によれば、経済的で且つ大
容量を容易に実現可能なシングルポートメモリを用い
て、擬似的なデュアルポートメモリを実現可能となり、
大容量のデュアルポートメモリを、経済的に且つ実装面
積を増大させること無く実現可能となる。
容量を容易に実現可能なシングルポートメモリを用い
て、擬似的なデュアルポートメモリを実現可能となり、
大容量のデュアルポートメモリを、経済的に且つ実装面
積を増大させること無く実現可能となる。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による擬似デュアルポート
メモリ
メモリ
【図3】 図2における制御部
【図4】 図3におけるアクセス要求受付部
【図5】 図3におけるアクセス権判定部
【図6】 図3におけるREADY計数部
1 読取り書込み記憶装置(RAM) 2 バス 3 制御部 4 データ切替ゲート部(G) 31 アクセス要求受付部 32 アクセス権判定部 33 アドレスゲート制御部 34 RAM制御部 35 READY計数部 100 シングルポートメモリ 200 アクセス源 300 競合手段 311、312、351、352 アドレスデコーダ 313、314、323乃至326、328、353乃
至355、35F、35G 論理積ゲート 315、316、318、327、32B フリップフ
ロップ(FF) 317、329、32A、35D、35E 論理和ゲー
ト 321、322、32C、358、359、35C イ
ンバータ 356、357 レジスタ(REG) 35A、35B ダウンカウンタ(DCNT) 400 切替手段
至355、35F、35G 論理積ゲート 315、316、318、327、32B フリップフ
ロップ(FF) 317、329、32A、35D、35E 論理和ゲー
ト 321、322、32C、358、359、35C イ
ンバータ 356、357 レジスタ(REG) 35A、35B ダウンカウンタ(DCNT) 400 切替手段
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに異なるアドレス領域を有する二個
のシングルポートメモリと、 二つのアクセス源からのアクセス要求を競合制御し、一
方のアクセス要求にアクセス優先権を付与する競合手段
と、 前記競合手段がアクセス優先権を付与した一方のアクセ
ス源から入力されるアドレスにより、アクセスするシン
グルポートメモリを決定すると共に、他方のアクセス源
を他方のシングルポートメモリに同時にアクセスを可能
とする切替手段とを設けることを特徴とする擬似デュア
ルポートメモリ。 - 【請求項2】 前記切替手段は、両方のアクセス源が同
一のシングルポートメモリにアクセスを要求した場合
に、前記競合手段がアクセス優先権を付与したアクセス
源がアクセスを終了する迄、他方のアクセス源からの前
記同一のシングルポートメモリに対するアクセスを待機
させることを特徴とする請求項1記載の擬似デュアルポ
ートメモリ。 - 【請求項3】 前記競合手段は、両方のアクセス源から
のアクセスが競合する度に、前記両アクセス源に交互に
アクセス優先権を付与することを特徴とする請求項1記
載の擬似デュアルポートメモリ。 - 【請求項4】 前記競合手段は、両方のアクセス源から
のアクセスが競合した場合に、前記両アクセス源に、予
め定められた回数比率で、アクセス優先権を付与するこ
とを特徴とする請求項1記載の擬似デュアルポートメモ
リ。 - 【請求項5】 前記各シングルポートメモリは、それぞ
れ奇数アドレス領域と、偶数アドレス領域とを付与され
ることを特徴とする請求項1記載の擬似デュアルポート
メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23511795A JPH0981449A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 擬似デュアルポートメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23511795A JPH0981449A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 擬似デュアルポートメモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0981449A true JPH0981449A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16981314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23511795A Withdrawn JPH0981449A (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 擬似デュアルポートメモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0981449A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005285037A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Nec Corp | データ処理装置およびその処理方法ならびにプログラムおよび携帯電話装置 |
WO2008029517A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Sodick Co., Ltd. | Système informatique de commande de valeur numérique comportant une interface humaine qui utilise une mémoire partagée de faible côut |
KR100872018B1 (ko) * | 2003-04-11 | 2008-12-05 | 퀄컴 인코포레이티드 | 가상 이중-포트 동기 램 아키텍처 |
US7539825B2 (en) | 2001-10-25 | 2009-05-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi-port memory device providing protection signal |
US8102721B2 (en) | 2007-06-27 | 2012-01-24 | Infineon Technologies Ag | Pseudo dual-port memory |
JP2013066007A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Ricoh Co Ltd | 非同期吸収回路、画像処理装置及びプログラム |
JP2013065391A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Altera Corp | メモリ仲裁回路網 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP23511795A patent/JPH0981449A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7539825B2 (en) | 2001-10-25 | 2009-05-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Multi-port memory device providing protection signal |
KR100872018B1 (ko) * | 2003-04-11 | 2008-12-05 | 퀄컴 인코포레이티드 | 가상 이중-포트 동기 램 아키텍처 |
JP2005285037A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Nec Corp | データ処理装置およびその処理方法ならびにプログラムおよび携帯電話装置 |
WO2008029517A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Sodick Co., Ltd. | Système informatique de commande de valeur numérique comportant une interface humaine qui utilise une mémoire partagée de faible côut |
US8102721B2 (en) | 2007-06-27 | 2012-01-24 | Infineon Technologies Ag | Pseudo dual-port memory |
JP2013066007A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Ricoh Co Ltd | 非同期吸収回路、画像処理装置及びプログラム |
JP2013065391A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Altera Corp | メモリ仲裁回路網 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |