JPH0980875A - 光ビーム走査装置 - Google Patents
光ビーム走査装置Info
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- JPH0980875A JPH0980875A JP23437695A JP23437695A JPH0980875A JP H0980875 A JPH0980875 A JP H0980875A JP 23437695 A JP23437695 A JP 23437695A JP 23437695 A JP23437695 A JP 23437695A JP H0980875 A JPH0980875 A JP H0980875A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は出射される光ビームを走査面上に集
光させて直線走査する光学ユニットを備える光ビーム走
査装置に関し、光ビームの走査における光学特性の向上
を図ることを目的とする。 【解決手段】 光学ユニットの防塵ガラス43が取り付
けられる光学フレーム41に係合部45a,45bが形
成された第1及び第2のガイド部44a,44bが形成
される。また、スライダフレーム48の裏面にクリーニ
ング部材52が設けられ、摺動部49a,49b,上記
第1及び第2のガイド部44a,44bに係合させるク
リーニング部47A で所定時に防塵ガラス43を清掃す
る構成とする。
光させて直線走査する光学ユニットを備える光ビーム走
査装置に関し、光ビームの走査における光学特性の向上
を図ることを目的とする。 【解決手段】 光学ユニットの防塵ガラス43が取り付
けられる光学フレーム41に係合部45a,45bが形
成された第1及び第2のガイド部44a,44bが形成
される。また、スライダフレーム48の裏面にクリーニ
ング部材52が設けられ、摺動部49a,49b,上記
第1及び第2のガイド部44a,44bに係合させるク
リーニング部47A で所定時に防塵ガラス43を清掃す
る構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出射される光ビー
ムを走査面上に集光させて直線走査する光学ユニットを
備える光ビーム走査装置に関する。近年、光ビームを走
査面上に集光、走査する光学ユニットを備える光ビーム
走査装置として、例えばレーザプリンタが普及してい
る。レーザプリンタは光学ユニットで感光ドラム上に光
ビームを走査して印刷を行うもので印字の高品質化の要
求に伴って、光学ユニットの光学特性の向上を図る必要
がある。
ムを走査面上に集光させて直線走査する光学ユニットを
備える光ビーム走査装置に関する。近年、光ビームを走
査面上に集光、走査する光学ユニットを備える光ビーム
走査装置として、例えばレーザプリンタが普及してい
る。レーザプリンタは光学ユニットで感光ドラム上に光
ビームを走査して印刷を行うもので印字の高品質化の要
求に伴って、光学ユニットの光学特性の向上を図る必要
がある。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタは、光学ユニット
により感光ドラムを露光して文字や画像情報に応じた潜
像を形成し、現像器によってトナー像として可視化す
る。その後、転写器で記録紙に転写を行い、定着するこ
とにより印刷が行われる。この場合、転写後の感光ドラ
ムには未転写トナーが存在することから、このトナーを
クリーナにより除去している。このようなレーザプリン
タにおける光学ユニットには、ポリゴンミラーを用いて
光ビームを走査するものと、ホログラムディスクを用い
て光ビームを走査するものとがある。
により感光ドラムを露光して文字や画像情報に応じた潜
像を形成し、現像器によってトナー像として可視化す
る。その後、転写器で記録紙に転写を行い、定着するこ
とにより印刷が行われる。この場合、転写後の感光ドラ
ムには未転写トナーが存在することから、このトナーを
クリーナにより除去している。このようなレーザプリン
タにおける光学ユニットには、ポリゴンミラーを用いて
光ビームを走査するものと、ホログラムディスクを用い
て光ビームを走査するものとがある。
【0003】ここで、図28に、従来のポリゴンミラー
による光学ユニットの概略構成図を示す。図28に示す
光学ユニット11は、半導体レーザにより出射されたレ
ーザ光がコリメートレンズ13及びシリンドリカルレン
ズ14を介して回転自在なポリゴンミラー15に入射さ
れて反射される。そして、ポリゴンミラー15で反射し
たレーザ光は、fθレンズ16及び防塵ガラス17を介
して感光ドラム18上に集光させて直線走査を行う構成
である。
による光学ユニットの概略構成図を示す。図28に示す
光学ユニット11は、半導体レーザにより出射されたレ
ーザ光がコリメートレンズ13及びシリンドリカルレン
ズ14を介して回転自在なポリゴンミラー15に入射さ
れて反射される。そして、ポリゴンミラー15で反射し
たレーザ光は、fθレンズ16及び防塵ガラス17を介
して感光ドラム18上に集光させて直線走査を行う構成
である。
【0004】また、図29に、従来のホログラムによる
光学ユニットの概略構成図を示す。図29に示す光学ユ
ニット21は、半導体レーザ12から出射されたレーザ
光がコリメートレンズ13及びシリンドリカルレンズ1
4を介して回転自在なホログラムディスク22に入射さ
れ、ホログラムディスク22からの回折光としてのビー
ム光がホログラムプレート23及び防塵ガラス17を介
して感光ドラム18上に集光させて直線走査を行う構成
である。
光学ユニットの概略構成図を示す。図29に示す光学ユ
ニット21は、半導体レーザ12から出射されたレーザ
光がコリメートレンズ13及びシリンドリカルレンズ1
4を介して回転自在なホログラムディスク22に入射さ
れ、ホログラムディスク22からの回折光としてのビー
ム光がホログラムプレート23及び防塵ガラス17を介
して感光ドラム18上に集光させて直線走査を行う構成
である。
【0005】なお、上記光学ユニット11,21は、図
示しないが、光路上に複数のミラー等の光学部品を配置
して光軸を変更させることにより、所定のスペースに収
納されるように構成される。この場合、ミラーは光学ユ
ニットのフレームで長手方向の両端が支持されて固定さ
れる。
示しないが、光路上に複数のミラー等の光学部品を配置
して光軸を変更させることにより、所定のスペースに収
納されるように構成される。この場合、ミラーは光学ユ
ニットのフレームで長手方向の両端が支持されて固定さ
れる。
【0006】また、光学ユニット11,21の作動中に
レーザ光が外部へ漏れないように装置のカバーなどの遮
光部材で閉ざされている。この場合、用紙ジャムやメン
テナンス等でメインスイッチの入力中にカバーを開ける
ことがあり、このようなときにインターロックスイッチ
により高圧電源で駆動される帯電器や転写器の電源、レ
ーザ電源等が電気的に遮断する機構を設けることが一般
的である。
レーザ光が外部へ漏れないように装置のカバーなどの遮
光部材で閉ざされている。この場合、用紙ジャムやメン
テナンス等でメインスイッチの入力中にカバーを開ける
ことがあり、このようなときにインターロックスイッチ
により高圧電源で駆動される帯電器や転写器の電源、レ
ーザ電源等が電気的に遮断する機構を設けることが一般
的である。
【0007】しかし、インターロックスイッチが誤動作
した場合や、カバー開放時に故意にインターロックスイ
ッチを入力状態にしてメンテナンスを行う場合もあるこ
とから、このような場合であってもレーザ光が外部に漏
れないように遮光機構を設けることが行われている。
した場合や、カバー開放時に故意にインターロックスイ
ッチを入力状態にしてメンテナンスを行う場合もあるこ
とから、このような場合であってもレーザ光が外部に漏
れないように遮光機構を設けることが行われている。
【0008】ここで、図30に、従来の遮光機構の構成
図を示す。図30において、光学ユニット11,21の
フレーム31にカバー等の突出部分で押される可動部3
2が設けられ、該可動部32に第1のアーム33が延出
する。第1のアーム33はフレーム31との間でバネ3
4により外側方向に付勢されている。また、第1のアー
ム33の先端は第2のアーム35の一端に回動自在に係
合する。第2のアーム35は、軸35aで回動自在であ
り、他端が第3のアーム36と回動自在に係合する。そ
して、第3のアーム36には遮光板37が設けられて半
導体レーザ12の光軸12a上で遮光、解放するように
該第3のアーム36と共に可動する。上記第1〜第3の
アーム33,35,36によりリンク機構を構成するも
のである。
図を示す。図30において、光学ユニット11,21の
フレーム31にカバー等の突出部分で押される可動部3
2が設けられ、該可動部32に第1のアーム33が延出
する。第1のアーム33はフレーム31との間でバネ3
4により外側方向に付勢されている。また、第1のアー
ム33の先端は第2のアーム35の一端に回動自在に係
合する。第2のアーム35は、軸35aで回動自在であ
り、他端が第3のアーム36と回動自在に係合する。そ
して、第3のアーム36には遮光板37が設けられて半
導体レーザ12の光軸12a上で遮光、解放するように
該第3のアーム36と共に可動する。上記第1〜第3の
アーム33,35,36によりリンク機構を構成するも
のである。
【0009】すなわち、可動部32が押されていない場
合にはバネ34で第1のアーム33が付勢された状態で
遮光板37が光軸12a上に位置されて遮光する。ま
た、カバー等で可動部32が押された場合には第1のア
ーム33が可動して第2のアーム35及び第3のアーム
36を回動させて遮光板37を光軸12a上より移動さ
せて遮光を解除するものである。
合にはバネ34で第1のアーム33が付勢された状態で
遮光板37が光軸12a上に位置されて遮光する。ま
た、カバー等で可動部32が押された場合には第1のア
ーム33が可動して第2のアーム35及び第3のアーム
36を回動させて遮光板37を光軸12a上より移動さ
せて遮光を解除するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記光学ユニ
ット11,21では、記録紙の搬送による紙屑粉の飛
散、現像器へのトナー補給時のトナー飛散、クリーナに
よる感光ドラム上の残留トナーのクリーニング時のトナ
ー飛散を生じる。通常はカバーやフレーム等の形状でト
ナーや紙屑粉等の不純物の侵入を防止しているが、これ
らのトナーや紙屑粉等が防塵ガラス17に付着し、該防
塵ガラスから出射するレーザ光を部分的に遮光して印刷
像の劣化等の光学的な特性に影響を与えている。
ット11,21では、記録紙の搬送による紙屑粉の飛
散、現像器へのトナー補給時のトナー飛散、クリーナに
よる感光ドラム上の残留トナーのクリーニング時のトナ
ー飛散を生じる。通常はカバーやフレーム等の形状でト
ナーや紙屑粉等の不純物の侵入を防止しているが、これ
らのトナーや紙屑粉等が防塵ガラス17に付着し、該防
塵ガラスから出射するレーザ光を部分的に遮光して印刷
像の劣化等の光学的な特性に影響を与えている。
【0011】また、図30に示すような所定状態時のレ
ーザビームを遮光する遮光機構は遮光板37を第1〜第
3のアーム33,35,36のリンク機構で移動させる
ことから、光路の途中をアームによる遮光を防ぐために
複雑な形状のアームにしなければならず、光路が複雑に
設定されている場合などでは当該遮光機構が設けられな
い場合がある。
ーザビームを遮光する遮光機構は遮光板37を第1〜第
3のアーム33,35,36のリンク機構で移動させる
ことから、光路の途中をアームによる遮光を防ぐために
複雑な形状のアームにしなければならず、光路が複雑に
設定されている場合などでは当該遮光機構が設けられな
い場合がある。
【0012】一方、上述のようにレーザ光を走査するに
際して、光路変更のために配置されたミラーが、特に長
尺の場合に装置振動や外乱等により所定の振幅で凹面、
凸面を繰り返す弦振動を生じて走査線速度にむらを発生
させ、縦線の間隔の粗密発生や横線の連続線が得られな
くなるという事態を生じさせる。このような事態の発生
に対処する方法として、ミラーの断面係数を向上させて
振動への剛性を高める方法(特開平5−281483号
公報参照)、ミラー支持位置による振動抑制や光学部品
中央部分の接着固定を行う方法(特開平5−29726
0号公報参照)、光学フレームの共振周波数を変化させ
て防振する方法(特開平5−264916号公報参照)
等が知られているが、これらの方法は光学部品の振動防
止を図ることができるが厳密な振動抑制や光学部品の歪
みに対して不十分である。
際して、光路変更のために配置されたミラーが、特に長
尺の場合に装置振動や外乱等により所定の振幅で凹面、
凸面を繰り返す弦振動を生じて走査線速度にむらを発生
させ、縦線の間隔の粗密発生や横線の連続線が得られな
くなるという事態を生じさせる。このような事態の発生
に対処する方法として、ミラーの断面係数を向上させて
振動への剛性を高める方法(特開平5−281483号
公報参照)、ミラー支持位置による振動抑制や光学部品
中央部分の接着固定を行う方法(特開平5−29726
0号公報参照)、光学フレームの共振周波数を変化させ
て防振する方法(特開平5−264916号公報参照)
等が知られているが、これらの方法は光学部品の振動防
止を図ることができるが厳密な振動抑制や光学部品の歪
みに対して不十分である。
【0013】このように、防塵ガラスへのトナー等の付
着、遮光機構の設置困難性やミラー等の光学部品の振動
や歪みによるビーム集光性、等速走査性等の光学特性の
劣化は、印刷の解像度が240dpiから600dpi
へと高解像度になるに伴って印字品質を劣化させるとい
う問題がある。
着、遮光機構の設置困難性やミラー等の光学部品の振動
や歪みによるビーム集光性、等速走査性等の光学特性の
劣化は、印刷の解像度が240dpiから600dpi
へと高解像度になるに伴って印字品質を劣化させるとい
う問題がある。
【0014】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、光ビームの走査における光学特性の向上を図る
光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
もので、光ビームの走査における光学特性の向上を図る
光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、フレーム内に光源、光路変更手段、
集光手段及びその他光学部品を収納して密閉し、該光源
から出射されるビーム光を該フレームに設けられた防塵
透明部材を通過させて走査面上に走査させる光ビーム走
査装置において、前記フレームの前記防塵透明部材の近
傍にガイド部が形成され、該ガイド部に係合して移動に
より該防塵透明部材上を清掃するクリーニング部が設け
られる光ビーム走査装置が構成される。
に、請求項1では、フレーム内に光源、光路変更手段、
集光手段及びその他光学部品を収納して密閉し、該光源
から出射されるビーム光を該フレームに設けられた防塵
透明部材を通過させて走査面上に走査させる光ビーム走
査装置において、前記フレームの前記防塵透明部材の近
傍にガイド部が形成され、該ガイド部に係合して移動に
より該防塵透明部材上を清掃するクリーニング部が設け
られる光ビーム走査装置が構成される。
【0016】請求項2では、請求項1記載のフレーム上
のガイド部に所定形状の係合部が形成され、前記クリー
ニング部の支持フレームが該係合部と摺動可能に係合
し、前記防塵透明部材に接触して清掃を行うクリーニン
グ部材を有する。請求項3では、請求項2記載のクリー
ニング部は、前記ガイド部に係合する支持フレームに、
前記防塵透明部材に接触してクリーニングを行うクリー
ニング部材を巻回する回転自在なローラと、該ローラと
共に回転する第1の回転部材と、該ガイド部の一部に係
合して該クリーニング部の移動で該第1の回転部材を回
転させる第2の回転部材とが設けられる。
のガイド部に所定形状の係合部が形成され、前記クリー
ニング部の支持フレームが該係合部と摺動可能に係合
し、前記防塵透明部材に接触して清掃を行うクリーニン
グ部材を有する。請求項3では、請求項2記載のクリー
ニング部は、前記ガイド部に係合する支持フレームに、
前記防塵透明部材に接触してクリーニングを行うクリー
ニング部材を巻回する回転自在なローラと、該ローラと
共に回転する第1の回転部材と、該ガイド部の一部に係
合して該クリーニング部の移動で該第1の回転部材を回
転させる第2の回転部材とが設けられる。
【0017】請求項4では、請求項3において、前記ク
リーニング部に前記ローラ、及び前記第2の回転部材を
前記防塵透明部材側に所定圧力で押圧する与圧印加手段
が設けられる。請求項5では、請求項1〜4の何れか一
項において、前記フレームに形成された前記ガイド部の
延長上に前記クリーニング部の退避領域を設けて該退避
領域に係止部を形成し、前記クリーニング部に該係止部
と嵌合する嵌合部を設ける。
リーニング部に前記ローラ、及び前記第2の回転部材を
前記防塵透明部材側に所定圧力で押圧する与圧印加手段
が設けられる。請求項5では、請求項1〜4の何れか一
項において、前記フレームに形成された前記ガイド部の
延長上に前記クリーニング部の退避領域を設けて該退避
領域に係止部を形成し、前記クリーニング部に該係止部
と嵌合する嵌合部を設ける。
【0018】請求項6では、フレーム内に光源、光路変
更手段、集光手段及びその他光学部品を収納し、該光源
から出射されるビーム光を該フレームに設けられた防塵
透明部材を通過させて走査面上に走査させる光ビーム走
査装置において、所定時に、移動により前記防塵透明部
材と接触して清掃を行うクリーニング部材を備えると共
に、該防塵透明部材を通過する前記ビーム光を遮断又は
通過させる窓部を備えたクリーニング遮光部が設けられ
る光ビーム走査装置が構成される。
更手段、集光手段及びその他光学部品を収納し、該光源
から出射されるビーム光を該フレームに設けられた防塵
透明部材を通過させて走査面上に走査させる光ビーム走
査装置において、所定時に、移動により前記防塵透明部
材と接触して清掃を行うクリーニング部材を備えると共
に、該防塵透明部材を通過する前記ビーム光を遮断又は
通過させる窓部を備えたクリーニング遮光部が設けられ
る光ビーム走査装置が構成される。
【0019】請求項7では、請求項6記載のクリーニン
グ遮光部を、前記クリーニング部材による清掃、及び前
記ビーム光の遮断又は通過させるべく移動させる昇降手
段が設けられる。請求項8では、請求項6又は7記載の
クリーニング部材は、所定量前記防塵透明部材側に突出
させたブレード状の部材、又は前記清掃時に少なくとも
非回転となるローラ状の部材で形成されてなる。
グ遮光部を、前記クリーニング部材による清掃、及び前
記ビーム光の遮断又は通過させるべく移動させる昇降手
段が設けられる。請求項8では、請求項6又は7記載の
クリーニング部材は、所定量前記防塵透明部材側に突出
させたブレード状の部材、又は前記清掃時に少なくとも
非回転となるローラ状の部材で形成されてなる。
【0020】請求項9では、フレーム内に光源、所定数
の反射手段を備える光路変更手段、集光手段及びその他
光学部品を収納し、該光源から出射されるビーム光を走
査面上に走査させる光ビーム走査装置において、前記反
射手段は長手方向の両端で固定され、該長手方向の所定
位置で固定する所定数の中間固定手段が設けられる光ビ
ーム走査装置が構成される。
の反射手段を備える光路変更手段、集光手段及びその他
光学部品を収納し、該光源から出射されるビーム光を走
査面上に走査させる光ビーム走査装置において、前記反
射手段は長手方向の両端で固定され、該長手方向の所定
位置で固定する所定数の中間固定手段が設けられる光ビ
ーム走査装置が構成される。
【0021】請求項10では、請求項9記載の反射手段
と前記中間固定手段との間に弾性部材を介在させてな
る。上述のように請求項1乃至3の発明では、防塵透明
部材が設けられるフレームに形成されたガイド部にクリ
ーニング部が摺動自在に係合され、該クリーニング部に
設けられたクリーニング部材又は第2の回転部材で回転
するローラに巻回されたクリーニング部材で該クリーニ
ング部の摺動に際して該防塵透明部材を清掃する。これ
により、簡易にクリーニング機構が構成され、効果的に
防塵透明部材に付着した不純物が除去されて光学特性を
向上させることができ、印字品質を向上させることが可
能となる。
と前記中間固定手段との間に弾性部材を介在させてな
る。上述のように請求項1乃至3の発明では、防塵透明
部材が設けられるフレームに形成されたガイド部にクリ
ーニング部が摺動自在に係合され、該クリーニング部に
設けられたクリーニング部材又は第2の回転部材で回転
するローラに巻回されたクリーニング部材で該クリーニ
ング部の摺動に際して該防塵透明部材を清掃する。これ
により、簡易にクリーニング機構が構成され、効果的に
防塵透明部材に付着した不純物が除去されて光学特性を
向上させることができ、印字品質を向上させることが可
能となる。
【0022】請求項4の発明では、クリーニング部に設
けられた与圧印加手段でローラ、及び第2の回転部材を
防塵透明部材側に所定圧力で押圧する。これにより、防
塵透明部材に付着した不純物を高効率で除去することが
可能となる。請求項5の発明では、ビーム光の出射時に
クリーニング部の嵌合部を係止部に嵌合させて退避領域
に固定させる。これにより、クリーニング部によるビー
ム光の遮光を防止することが可能となる。
けられた与圧印加手段でローラ、及び第2の回転部材を
防塵透明部材側に所定圧力で押圧する。これにより、防
塵透明部材に付着した不純物を高効率で除去することが
可能となる。請求項5の発明では、ビーム光の出射時に
クリーニング部の嵌合部を係止部に嵌合させて退避領域
に固定させる。これにより、クリーニング部によるビー
ム光の遮光を防止することが可能となる。
【0023】請求項6乃至8の発明では、クリーニング
遮光部が所定時に例えば昇降手段で移動させてプレート
状又はローラ状のクリーニング部材で防塵透明部材を清
掃すると共に、該防塵透明部材を通過するビーム光を遮
断させる。これにより、メンテナンス等のときに遮光と
防塵透明部材の清掃とを同時に行うことが可能となっ
て、安全性の向上と共に、光学特性の向上による印字品
質の向上を図ることが可能である。
遮光部が所定時に例えば昇降手段で移動させてプレート
状又はローラ状のクリーニング部材で防塵透明部材を清
掃すると共に、該防塵透明部材を通過するビーム光を遮
断させる。これにより、メンテナンス等のときに遮光と
防塵透明部材の清掃とを同時に行うことが可能となっ
て、安全性の向上と共に、光学特性の向上による印字品
質の向上を図ることが可能である。
【0024】請求項9の発明では、反射手段を長手方向
の所定位置で所定数の中間固定手段を設けて固定する。
これにより、反射手段の長さを疑似的に短縮させて撓み
を防止することが可能となり、これによる光学特性の向
上、印字品質の向上を図ることが可能となる。
の所定位置で所定数の中間固定手段を設けて固定する。
これにより、反射手段の長さを疑似的に短縮させて撓み
を防止することが可能となり、これによる光学特性の向
上、印字品質の向上を図ることが可能となる。
【0025】請求項10の発明では、弾性部材を反射手
段と中間固定手段との間に介在させる。これにより、発
生する装置の振動が吸収することが可能となり、これに
よる光学特性の向上、印字品質の向上を図ることが可能
となる。
段と中間固定手段との間に介在させる。これにより、発
生する装置の振動が吸収することが可能となり、これに
よる光学特性の向上、印字品質の向上を図ることが可能
となる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1実施例の要
部斜視図を示す。また、図2に、図1の分解斜視図を示
す。図1及び図2は、後述する(図7)光ビーム走査装
置における光学ユニットのレーザビーム出射窓部分を示
したものである。図1及び図2において、上記光学ユニ
ットのレーザビーム出射窓は光学フレーム41に形成さ
れた嵌合部42に防塵透明部材である防塵ガラス43が
嵌合される。
部斜視図を示す。また、図2に、図1の分解斜視図を示
す。図1及び図2は、後述する(図7)光ビーム走査装
置における光学ユニットのレーザビーム出射窓部分を示
したものである。図1及び図2において、上記光学ユニ
ットのレーザビーム出射窓は光学フレーム41に形成さ
れた嵌合部42に防塵透明部材である防塵ガラス43が
嵌合される。
【0027】光学フレーム41の嵌合した防塵ガラス4
3の近傍であって、該防塵ガラス43の短方向両側のレ
ーザビーム出射側に係合部である第1及び第2のガイド
部44a,44bが一体に形成される。すなわち、第1
及び第2のガイド部44a,44b間に防塵ガラス43
が位置される。また、第1のガイド部の上面には例えば
U字溝の係合部45aが形成されると共に、第2のガイ
ド部の下面(底面に相当する面)に例えばU字溝の係合
部45bが形成される。
3の近傍であって、該防塵ガラス43の短方向両側のレ
ーザビーム出射側に係合部である第1及び第2のガイド
部44a,44bが一体に形成される。すなわち、第1
及び第2のガイド部44a,44b間に防塵ガラス43
が位置される。また、第1のガイド部の上面には例えば
U字溝の係合部45aが形成されると共に、第2のガイ
ド部の下面(底面に相当する面)に例えばU字溝の係合
部45bが形成される。
【0028】なお、光学フレーム41には防塵ガラス4
3の片側(又は両側でもよい)に後述するクリーニング
機構の退避位置としての退避領域46が一体に形成され
ている。すなわち、第1及び第2のガイド部44a,4
4bは、防塵ガラス43の幅(長手方向)に相当する有
効走査領域と退避領域46とに形成されている。
3の片側(又は両側でもよい)に後述するクリーニング
機構の退避位置としての退避領域46が一体に形成され
ている。すなわち、第1及び第2のガイド部44a,4
4bは、防塵ガラス43の幅(長手方向)に相当する有
効走査領域と退避領域46とに形成されている。
【0029】一方、クリーニング部47A は、支持フレ
ームであるスライダフレーム48の上下方向であって、
光学フレーム41の第1及び第2のガイド部44a,4
4b(係合部45a,45b)に嵌合する摺動部49
a,49bが同一形状のU字状に形成される。また、ス
ライダフレーム48の平面部分にはコ字状の切り欠き5
0を形成して片持ち梁の弾性部51が形成され、この弾
性部51の裏面(防塵ガラス43側に対応)にブロック
状のクリーニング部材52が設けられる。このクリーニ
ング部材51は、例えばフェルト等の汚れを付着する柔
らかい材質のもので形成される。そして、このクリーニ
ング部47A が光学フレーム41の第1及び第2のガイ
ド部44a,44bに嵌合されて、該第1及び第2のガ
イド部44a,44bに沿って摺動するものである。上
記第1及び第2のガイド部44a,44bと、クリーニ
ング部47A とでクリーニング機構を構成する。
ームであるスライダフレーム48の上下方向であって、
光学フレーム41の第1及び第2のガイド部44a,4
4b(係合部45a,45b)に嵌合する摺動部49
a,49bが同一形状のU字状に形成される。また、ス
ライダフレーム48の平面部分にはコ字状の切り欠き5
0を形成して片持ち梁の弾性部51が形成され、この弾
性部51の裏面(防塵ガラス43側に対応)にブロック
状のクリーニング部材52が設けられる。このクリーニ
ング部材51は、例えばフェルト等の汚れを付着する柔
らかい材質のもので形成される。そして、このクリーニ
ング部47A が光学フレーム41の第1及び第2のガイ
ド部44a,44bに嵌合されて、該第1及び第2のガ
イド部44a,44bに沿って摺動するものである。上
記第1及び第2のガイド部44a,44bと、クリーニ
ング部47A とでクリーニング機構を構成する。
【0030】そこで、図3に、図1のクリーニング機構
の動作説明図を示す。図3に示すように、防塵ガラス4
3をクリーニング部47A でクリーニングを行う場合、
操作者がスライダフレーム48の弾性部51を外側より
押圧してクリーニング部材52を防塵ガラス43に所定
の接触圧力Pで押し付け、スライダフレーム48を第1
及び第2のガイド部44a,44bに沿って摺動させる
ことにより、防塵ガラス43に付着したトナーや紙屑粉
等の不純物をクリーニング部材52に付着させてクリー
ニングを行うものである。
の動作説明図を示す。図3に示すように、防塵ガラス4
3をクリーニング部47A でクリーニングを行う場合、
操作者がスライダフレーム48の弾性部51を外側より
押圧してクリーニング部材52を防塵ガラス43に所定
の接触圧力Pで押し付け、スライダフレーム48を第1
及び第2のガイド部44a,44bに沿って摺動させる
ことにより、防塵ガラス43に付着したトナーや紙屑粉
等の不純物をクリーニング部材52に付着させてクリー
ニングを行うものである。
【0031】このようなクリーニング動作は、例えばト
ナー補給後等の際に併せて行う。クリーニング後は、当
該クリーニング部47A を光学フレーム41の退避領域
46に位置させて該防塵ガラス43を通過する走査光ビ
ームを遮光しないようにするものである。
ナー補給後等の際に併せて行う。クリーニング後は、当
該クリーニング部47A を光学フレーム41の退避領域
46に位置させて該防塵ガラス43を通過する走査光ビ
ームを遮光しないようにするものである。
【0032】なお、クリーニング部材52の防塵ガラス
43への接触圧力は操作者によって任意に与えられ、例
えば不純物が固く付着している場合であっても効果的に
除去することができるものである。また、クリーニング
動作はトナー補給時に限らず、印刷像の状況や防塵ガラ
ス43の汚れによって適時行ってもよい。
43への接触圧力は操作者によって任意に与えられ、例
えば不純物が固く付着している場合であっても効果的に
除去することができるものである。また、クリーニング
動作はトナー補給時に限らず、印刷像の状況や防塵ガラ
ス43の汚れによって適時行ってもよい。
【0033】ここで、図4に、図1のクリーニング機構
の押圧力の説明図を示す。図1及び図2ではスライダフ
レーム48の弾性部51をコ字状の切り欠き50により
形成する際、その弾性部51の横方向の長さでクリーニ
ング部材52を押圧するときの与える力の加減が決定さ
れるもので、図4に示すように、弾性部51aを横方向
に長く切り欠き(E形状)50aで形成することによ
り、所望の接触圧力Pを与える力を軽減させることがで
きるものである。
の押圧力の説明図を示す。図1及び図2ではスライダフ
レーム48の弾性部51をコ字状の切り欠き50により
形成する際、その弾性部51の横方向の長さでクリーニ
ング部材52を押圧するときの与える力の加減が決定さ
れるもので、図4に示すように、弾性部51aを横方向
に長く切り欠き(E形状)50aで形成することによ
り、所望の接触圧力Pを与える力を軽減させることがで
きるものである。
【0034】続いて、図5に、図1のガイド部の他のガ
イド溝形状の説明図を示す。図1及び図2に示す第1及
び第2のガイド部44a,44bの係合部45a,45
bをU字溝で形成した場合を示したが、図5(A)に示
すようにV字溝の係合部45a1 ,45b1 に形成し、
又は図5(B)に示すように凹状溝の係合部45a2,
45b2 に形成し、又は図5(C)に示すように円弧凸
状の係合部45a3 ,45b3 に形成してもよい。この
場合、クリーニング部47A の摺動部49a,49bの
形状をそれぞれ嵌合する対応の形状に形成される。
イド溝形状の説明図を示す。図1及び図2に示す第1及
び第2のガイド部44a,44bの係合部45a,45
bをU字溝で形成した場合を示したが、図5(A)に示
すようにV字溝の係合部45a1 ,45b1 に形成し、
又は図5(B)に示すように凹状溝の係合部45a2,
45b2 に形成し、又は図5(C)に示すように円弧凸
状の係合部45a3 ,45b3 に形成してもよい。この
場合、クリーニング部47A の摺動部49a,49bの
形状をそれぞれ嵌合する対応の形状に形成される。
【0035】この場合、第1及び第2のガイド部44
a,44bに図5(C)のように凸状の係合部45
a3 ,45b3 に形成することにより、移動時の摩擦、
形状によるガタツキ、またバリや反り等の加工時の障害
などによる移動性の悪化を防止することができ、安定し
てクリーニング部47A を摺動させることができるもの
である。
a,44bに図5(C)のように凸状の係合部45
a3 ,45b3 に形成することにより、移動時の摩擦、
形状によるガタツキ、またバリや反り等の加工時の障害
などによる移動性の悪化を防止することができ、安定し
てクリーニング部47A を摺動させることができるもの
である。
【0036】なお、図1及び図5(A),(B)に示す
係合部45a,45a1 ,45a2,45b,45
b1 ,45b2 とクリーニング部47A の摺動部49
a,49bの形状を凹凸で逆に形成してもよい。続い
て、図6に、第1実施例の他の実施例の要部斜視図を示
す。図6に示すように、まず光学フレーム41の退避領
域46に係止部である凹部53を形成すると共に、第1
及び第2のガイド部44a,44bの係合部45a,4
5bをクリーニング部47の設定した退避位置まで形成
する。そして、図1に示すクリーニング部47A のスラ
イダフレーム48の端部に該凹部53に嵌合する嵌合部
であるフック部54が形成されたもので、他の構成は図
1(図2)と同様である。
係合部45a,45a1 ,45a2,45b,45
b1 ,45b2 とクリーニング部47A の摺動部49
a,49bの形状を凹凸で逆に形成してもよい。続い
て、図6に、第1実施例の他の実施例の要部斜視図を示
す。図6に示すように、まず光学フレーム41の退避領
域46に係止部である凹部53を形成すると共に、第1
及び第2のガイド部44a,44bの係合部45a,4
5bをクリーニング部47の設定した退避位置まで形成
する。そして、図1に示すクリーニング部47A のスラ
イダフレーム48の端部に該凹部53に嵌合する嵌合部
であるフック部54が形成されたもので、他の構成は図
1(図2)と同様である。
【0037】すなわち、上記クリーニング部47A が退
避領域46に退避しているときに、フック部54を凹部
53に嵌合することで固定するもので、これによりクリ
ーニング部47A を退避位置で確実に停止固定させて光
軸の遮光を防止することができると共に、装置の稼動時
や運搬時におけるクリーニング部47A の誤移動を防止
することができるものである。
避領域46に退避しているときに、フック部54を凹部
53に嵌合することで固定するもので、これによりクリ
ーニング部47A を退避位置で確実に停止固定させて光
軸の遮光を防止することができると共に、装置の稼動時
や運搬時におけるクリーニング部47A の誤移動を防止
することができるものである。
【0038】なお、退避領域46の凹部53の係止部
と、クリーニング部47A のフック部54の嵌合部とで
固定する場合を示したが、スライダフレーム48の摺動
部49a,49bの弾性を利用した方法などによっても
固定させてもよい。続いて、図7に、第1実施例のクリ
ーニング機構が搭載される光ビーム走査装置の構成図を
示す。図7(A)は内部平面図、図7(B)は側部断面
図である。図7(A),(B)に示す光ビーム走査装置
61は、例えばレーザプリンタに適用されるものとし
て、光学ユニット62と感光ドラム63とを示してお
り、ホログラム光学系を用いたものを示している。
と、クリーニング部47A のフック部54の嵌合部とで
固定する場合を示したが、スライダフレーム48の摺動
部49a,49bの弾性を利用した方法などによっても
固定させてもよい。続いて、図7に、第1実施例のクリ
ーニング機構が搭載される光ビーム走査装置の構成図を
示す。図7(A)は内部平面図、図7(B)は側部断面
図である。図7(A),(B)に示す光ビーム走査装置
61は、例えばレーザプリンタに適用されるものとし
て、光学ユニット62と感光ドラム63とを示してお
り、ホログラム光学系を用いたものを示している。
【0039】図7(A),(B)において、光学ユニッ
ト62は、光源部64に半導体レーザ65とコリメータ
レンズ66が配設される。この光源部64より出射され
たレーザビームはシリンドリカルレンズ67を介して第
1のミラー68で反射されてホログラムディスク69に
入射される。ホログラムディスク69で回折されたレー
ザビームは第2のミラー70,第3のミラー71及び第
4のミラー72で光路変更され、ホログラムプレート7
3を介して第5のミラー74で反射されて防塵ガラス4
3を通過される。これらが、光学フレーム41内に配設
されて密閉される。
ト62は、光源部64に半導体レーザ65とコリメータ
レンズ66が配設される。この光源部64より出射され
たレーザビームはシリンドリカルレンズ67を介して第
1のミラー68で反射されてホログラムディスク69に
入射される。ホログラムディスク69で回折されたレー
ザビームは第2のミラー70,第3のミラー71及び第
4のミラー72で光路変更され、ホログラムプレート7
3を介して第5のミラー74で反射されて防塵ガラス4
3を通過される。これらが、光学フレーム41内に配設
されて密閉される。
【0040】そして、光学ユニット62の防塵ガラス4
3を通過したレーザビームが感光ドラム63上に集光さ
れ、該感光ドラム63の軸方向に直線走査される。この
防塵ガラス43の近傍の光学フレーム41(光学ユニッ
ト62の外側)に上記クリーニング部47A (図示せ
ず)が設けられるものである。このような光ビーム走査
装置61は後述する第2〜第5実施例においても適用さ
れるものである。
3を通過したレーザビームが感光ドラム63上に集光さ
れ、該感光ドラム63の軸方向に直線走査される。この
防塵ガラス43の近傍の光学フレーム41(光学ユニッ
ト62の外側)に上記クリーニング部47A (図示せ
ず)が設けられるものである。このような光ビーム走査
装置61は後述する第2〜第5実施例においても適用さ
れるものである。
【0041】なお、光学ユニット62内には、前述の図
30と同様に光学フレーム41に表出する可動部75よ
り第1〜第3のアーム76〜78がリンク構造で設けら
れ、第3のアーム78の先端に遮光板(図に表われず)
が設けられて必要時に光路を遮断する。
30と同様に光学フレーム41に表出する可動部75よ
り第1〜第3のアーム76〜78がリンク構造で設けら
れ、第3のアーム78の先端に遮光板(図に表われず)
が設けられて必要時に光路を遮断する。
【0042】次に、図8に、本発明の第2実施例の要部
斜視図を示す。また、図9に、図8の分解斜視図を示
す。図8及び図9において、クリーニング部47B が、
上記同様の摺動部49a,49bが形成されたスライダ
フレーム48の裏面に所定角度θで弾性板81が取り付
けられ、該弾性板81の先端部分にブロック状のクリー
ニング部52が取り付けられたもので、他の構成及び変
形例の構成は第1実施例と同様である。
斜視図を示す。また、図9に、図8の分解斜視図を示
す。図8及び図9において、クリーニング部47B が、
上記同様の摺動部49a,49bが形成されたスライダ
フレーム48の裏面に所定角度θで弾性板81が取り付
けられ、該弾性板81の先端部分にブロック状のクリー
ニング部52が取り付けられたもので、他の構成及び変
形例の構成は第1実施例と同様である。
【0043】そこで、図10に、図8のクリーニング状
態の説明図を示す。まず、図10(A)は初期状態を示
しており、クリーニング部47B のクリーニング部材5
2が弾性板81の角度θ’による弾性力で防塵ガラス4
3の前面より深く押し込まれている。そして、図10
(B)に示すようにクリーニング部47B をギャップG
一定でスライドさせると弾性板81(クリーニング部材
52)が防塵ガラス43上で角度θに対して戻り方向
(クリーニング部47B 側)に角度Δθだけ撓む。
態の説明図を示す。まず、図10(A)は初期状態を示
しており、クリーニング部47B のクリーニング部材5
2が弾性板81の角度θ’による弾性力で防塵ガラス4
3の前面より深く押し込まれている。そして、図10
(B)に示すようにクリーニング部47B をギャップG
一定でスライドさせると弾性板81(クリーニング部材
52)が防塵ガラス43上で角度θに対して戻り方向
(クリーニング部47B 側)に角度Δθだけ撓む。
【0044】これにより、防塵ガラス43にクリーニン
グ部材52が一定した接触圧力が加わることになり、該
防塵ガラスに余分な力を加えることなく固く付着してい
る不純物をも除去することができるものである。次に、
図11に、本発明の第3実施例の要部斜視図を示す。ま
た、図12に図11の分解斜視図を示すと共に、図13
に図11のクリーニング部の分解斜視図を示す。図11
〜図13において、クリーニング部47C が、スライダ
フレーム48の上面48a及び下面48bを広く形成
し、それらの先端に上述と同様の摺動部49a,49b
が形成される。この場合、上面48a及び下面48bに
は支持穴82a,82bが形成される。
グ部材52が一定した接触圧力が加わることになり、該
防塵ガラスに余分な力を加えることなく固く付着してい
る不純物をも除去することができるものである。次に、
図11に、本発明の第3実施例の要部斜視図を示す。ま
た、図12に図11の分解斜視図を示すと共に、図13
に図11のクリーニング部の分解斜視図を示す。図11
〜図13において、クリーニング部47C が、スライダ
フレーム48の上面48a及び下面48bを広く形成
し、それらの先端に上述と同様の摺動部49a,49b
が形成される。この場合、上面48a及び下面48bに
は支持穴82a,82bが形成される。
【0045】一方、巻取ローラ83及び供給ローラ84
がそれぞれアーム85により支持されて連設され、巻取
ローラ83が供給ローラ84の回転軸86に回転自在に
支持される。また、巻取ローラ83の回転軸上に第1の
回転部材としての第1のゴムローラ87が固定され、該
第1のゴムローラ87に当接して第2の回転部材として
の第2のゴムローラ88がアーム87aにより支持され
て回転自在に設けられる。 この第2のゴムローラ88
は巻取ローラ83の軸を回転支点として回転自在に支持
される。また、巻取ローラ83と供給ローラ84には例
えば不織布等の布状のクリーニング部材(89,図14
参照)がたすき掛け上に巻回される。そして、供給ロー
ラ84の回転軸86をスライダフレーム48の上面48
a及び下面48bに形成された支持穴82a,82bに
回転自在に支持させたものである。
がそれぞれアーム85により支持されて連設され、巻取
ローラ83が供給ローラ84の回転軸86に回転自在に
支持される。また、巻取ローラ83の回転軸上に第1の
回転部材としての第1のゴムローラ87が固定され、該
第1のゴムローラ87に当接して第2の回転部材として
の第2のゴムローラ88がアーム87aにより支持され
て回転自在に設けられる。 この第2のゴムローラ88
は巻取ローラ83の軸を回転支点として回転自在に支持
される。また、巻取ローラ83と供給ローラ84には例
えば不織布等の布状のクリーニング部材(89,図14
参照)がたすき掛け上に巻回される。そして、供給ロー
ラ84の回転軸86をスライダフレーム48の上面48
a及び下面48bに形成された支持穴82a,82bに
回転自在に支持させたものである。
【0046】この場合、巻取ローラ83と供給ローラ8
4にはクリーニング部材(89)の弛みを除去するバッ
クテンション機構(図示せず)が設けられており、さら
には巻取ローラ83と第2のゴムローラ88に防塵ガラ
ス43方向への与圧を印加する与圧機構(図15におい
て説明する)が設けられる。また、第1のゴムローラ8
7の径φ1 と第2のゴムローラ88の径φ2 とは、巻取
ローラ83の回転速度をクリーニング部(89)の移動
速度より遅くするためにφ1 >φ2 に設定することによ
り、不純物の除去の効率を高めている。
4にはクリーニング部材(89)の弛みを除去するバッ
クテンション機構(図示せず)が設けられており、さら
には巻取ローラ83と第2のゴムローラ88に防塵ガラ
ス43方向への与圧を印加する与圧機構(図15におい
て説明する)が設けられる。また、第1のゴムローラ8
7の径φ1 と第2のゴムローラ88の径φ2 とは、巻取
ローラ83の回転速度をクリーニング部(89)の移動
速度より遅くするためにφ1 >φ2 に設定することによ
り、不純物の除去の効率を高めている。
【0047】このようなクリーニング部47C は、上述
と同様の光フレーム41に形成された第1及び第2のガ
イド部44a,44bに摺動自在に係合されるもので、
このとき該第1のガイド部44aの平坦部44a1 に第
2のゴムローラ88が接触する。
と同様の光フレーム41に形成された第1及び第2のガ
イド部44a,44bに摺動自在に係合されるもので、
このとき該第1のガイド部44aの平坦部44a1 に第
2のゴムローラ88が接触する。
【0048】そこで、図14に、第3実施例の動作説明
図を示す。図14に示すように、後述する与圧機構によ
り第2のゴムローラ88が第1のガイド部44aの平坦
部44a1 に押圧力P1 で接触すると共に、巻取ローラ
83が防塵ガラス43に押圧力P1 で接触する。そし
て、クリーニング部47C をスライドさせると、第2の
ゴムローラ88が平坦部44a1 との摩擦力で回転し、
これによって第1のゴムローラ87を介して巻取ローラ
83がクリーニング部材89を防塵ガラス43と接触し
ながら回転して供給ローラ84より該クリーニング部材
89を巻き取ることによって該防塵ガラス43上の不純
物を除去していく。
図を示す。図14に示すように、後述する与圧機構によ
り第2のゴムローラ88が第1のガイド部44aの平坦
部44a1 に押圧力P1 で接触すると共に、巻取ローラ
83が防塵ガラス43に押圧力P1 で接触する。そし
て、クリーニング部47C をスライドさせると、第2の
ゴムローラ88が平坦部44a1 との摩擦力で回転し、
これによって第1のゴムローラ87を介して巻取ローラ
83がクリーニング部材89を防塵ガラス43と接触し
ながら回転して供給ローラ84より該クリーニング部材
89を巻き取ることによって該防塵ガラス43上の不純
物を除去していく。
【0049】この場合、クリーニング部材89は供給ロ
ーラ84より常に新しい部分が送られることになり、ク
リーニング効果を高めることができる。また、巻取ロー
ラ83はクリーニングを実施するごとに外径が大きくな
るが、第1のゴムローラ87と第2のゴムローラ88が
回転自在に支持されていることから駆動性に影響なくク
リーニングを行うことができる。
ーラ84より常に新しい部分が送られることになり、ク
リーニング効果を高めることができる。また、巻取ロー
ラ83はクリーニングを実施するごとに外径が大きくな
るが、第1のゴムローラ87と第2のゴムローラ88が
回転自在に支持されていることから駆動性に影響なくク
リーニングを行うことができる。
【0050】ここで、図15に、クリーニング時の与圧
印加の説明図を示す。まず、与圧印加手段である与圧機
構として、図15(A),(B)に示すように巻取ロー
ラ83の回転軸の一方でコイルバネ90が設けられて、
該コイルバネ90のそれぞれの端部がアーム85及びア
ーム87aにそれぞれ係止されて第2のゴムローラ88
を平坦部44a1 側に付勢している。また、図に表われ
ないが巻取ローラ83の回転軸の他方でコイルバネが設
けられてそのそれぞれの端部がスライダフレーム48
(下面48b)及びアーム85にそれぞれ係止されて、
第2のゴムローラ88を平坦部44a1 側と反対方向に
付勢している。そして、一端がレバー91がスライダフ
レーム48の上面48aに軸支され、他端がアーム85
に当接して移動させることによって、巻取ローラ83の
防塵ガラス43への接触、非接触を切り替える。
印加の説明図を示す。まず、与圧印加手段である与圧機
構として、図15(A),(B)に示すように巻取ロー
ラ83の回転軸の一方でコイルバネ90が設けられて、
該コイルバネ90のそれぞれの端部がアーム85及びア
ーム87aにそれぞれ係止されて第2のゴムローラ88
を平坦部44a1 側に付勢している。また、図に表われ
ないが巻取ローラ83の回転軸の他方でコイルバネが設
けられてそのそれぞれの端部がスライダフレーム48
(下面48b)及びアーム85にそれぞれ係止されて、
第2のゴムローラ88を平坦部44a1 側と反対方向に
付勢している。そして、一端がレバー91がスライダフ
レーム48の上面48aに軸支され、他端がアーム85
に当接して移動させることによって、巻取ローラ83の
防塵ガラス43への接触、非接触を切り替える。
【0051】すなわち、図15(A)は非クリーニング
時の場合であり、レバー91により巻取ローラ83が防
塵ガラス43に対して非接触状態とし、クリーニング部
材89を巻き取らない状態としている。また、図15
(B)はクリーニング時の場合であり、レバー91によ
り巻取ローラ83を防塵ガラス43に対して接触状態と
するものである。
時の場合であり、レバー91により巻取ローラ83が防
塵ガラス43に対して非接触状態とし、クリーニング部
材89を巻き取らない状態としている。また、図15
(B)はクリーニング時の場合であり、レバー91によ
り巻取ローラ83を防塵ガラス43に対して接触状態と
するものである。
【0052】このように与圧機構を設けることによっ
て、最適な圧力で巻取ローラ83(クリーニング部材8
9)を防塵ガラス43に与えることができ、固く付着し
た不純物をも効率的に除去することができるものであ
る。なお、上述の巻取ローラ83及び供給ローラ84に
おけるバックテンション機構は図示されていないが、支
持部形状による回転時に負荷を与える与圧印加法や、単
一歯とラチェットなどの一方向のみ回転させるクラッチ
的なもので実現することができる。また、上記第3実施
例では第1及び第2の回転部として、第1及び第2のゴ
ムローラ87,88を示したが、樹脂又は金属製のロー
ラでもよく、さらには駆動性の安定化を図るために樹脂
又は金属のローラ表面に凹凸形状を形成してもよい。
て、最適な圧力で巻取ローラ83(クリーニング部材8
9)を防塵ガラス43に与えることができ、固く付着し
た不純物をも効率的に除去することができるものであ
る。なお、上述の巻取ローラ83及び供給ローラ84に
おけるバックテンション機構は図示されていないが、支
持部形状による回転時に負荷を与える与圧印加法や、単
一歯とラチェットなどの一方向のみ回転させるクラッチ
的なもので実現することができる。また、上記第3実施
例では第1及び第2の回転部として、第1及び第2のゴ
ムローラ87,88を示したが、樹脂又は金属製のロー
ラでもよく、さらには駆動性の安定化を図るために樹脂
又は金属のローラ表面に凹凸形状を形成してもよい。
【0053】続いて、図16に、第3実施例の他の実施
例の要部斜視図を示す。また、図17に図16の分解斜
視図を示すと共に、図18に図16のクリーニング部の
分解斜視図を示す。図16〜図18において、クリーニ
ング部47D は、図11〜図13に示す第1及び第2の
ゴムローラ87,88に代えて、互いに噛合する第1及
び第2の歯車92,93で形成される。この場合、第1
の歯車92の径φ3 と、第2の歯車93の径φ4 とをφ
3 >φ4 に設定する。
例の要部斜視図を示す。また、図17に図16の分解斜
視図を示すと共に、図18に図16のクリーニング部の
分解斜視図を示す。図16〜図18において、クリーニ
ング部47D は、図11〜図13に示す第1及び第2の
ゴムローラ87,88に代えて、互いに噛合する第1及
び第2の歯車92,93で形成される。この場合、第1
の歯車92の径φ3 と、第2の歯車93の径φ4 とをφ
3 >φ4 に設定する。
【0054】そして、光フレーム41における第1のガ
イド部44aの平坦部にラック44a2 を形成したもの
で、第1及び第2のガイド部44a,44bにクリーニ
ング部47D を係合するときに、ラック44a2 に第2
の歯車93を噛合させるものであり、他の構成は図11
〜図13と同様である。
イド部44aの平坦部にラック44a2 を形成したもの
で、第1及び第2のガイド部44a,44bにクリーニ
ング部47D を係合するときに、ラック44a2 に第2
の歯車93を噛合させるものであり、他の構成は図11
〜図13と同様である。
【0055】そこで、図19に、図16のクリーニング
動作の説明図を示す。図19において、巻取ローラ83
及びラック44a2 と噛合する第2の歯車93には図1
5に示すような与圧機構(図19では図示せず)により
防塵ガラス43側に接触圧力P1 が与えられており、ク
リーニング部47D をスライドさせることでラック44
a2 と噛合する第2の歯車93が回転され、巻取ローラ
83が回転される。これにより、図14と同様に防塵ガ
ラス43上の不純物を除去するものである。
動作の説明図を示す。図19において、巻取ローラ83
及びラック44a2 と噛合する第2の歯車93には図1
5に示すような与圧機構(図19では図示せず)により
防塵ガラス43側に接触圧力P1 が与えられており、ク
リーニング部47D をスライドさせることでラック44
a2 と噛合する第2の歯車93が回転され、巻取ローラ
83が回転される。これにより、図14と同様に防塵ガ
ラス43上の不純物を除去するものである。
【0056】なお、上記図11〜図19において、巻取
ローラ83の表面をクリーニング部材として回転により
防塵ガラス43上の不純物を除去するようにしてもよ
い。この場合は供給ローラ84は不要となる。上記第1
〜第3実施例に示すように、防塵ガラス43上を、移動
するクリーニング部47A 〜47D のクリーニング部材
52,89で不純物を除去することにより、簡易な機構
で該防塵ガラス43の不純物の付着による光学特性の劣
化を防止することができ、印字品質を向上させることが
できるものである。
ローラ83の表面をクリーニング部材として回転により
防塵ガラス43上の不純物を除去するようにしてもよ
い。この場合は供給ローラ84は不要となる。上記第1
〜第3実施例に示すように、防塵ガラス43上を、移動
するクリーニング部47A 〜47D のクリーニング部材
52,89で不純物を除去することにより、簡易な機構
で該防塵ガラス43の不純物の付着による光学特性の劣
化を防止することができ、印字品質を向上させることが
できるものである。
【0057】次に、図20に、本発明の第4実施例の外
観概略図を示す。図20(A)は、ポリゴン光学系を用
いた光ビーム走査装置101の主要構成部分の構成図で
ある。図20(A)において、半導体レーザ102より
出射されたレーザビームがコリメートレンズ103,シ
リンドリカルレンズ104を介してポリゴンミラー10
5に入射される。該ポリゴンミラー105で反射したレ
ーザビームが集光レンズ106を通って第1及び第2の
ミラー107,108で光路変更され、fθレンズ10
9を通り、防塵ガラス110を通過するように構成され
て、光学フレーム(図示せず)に収納されて光学ユニッ
トが構成される。この場合、第1及び第2のミラー10
7,108は長手方向の両側でミラー支持部111で支
持され、それぞれ押さえバネ112で固定される。
観概略図を示す。図20(A)は、ポリゴン光学系を用
いた光ビーム走査装置101の主要構成部分の構成図で
ある。図20(A)において、半導体レーザ102より
出射されたレーザビームがコリメートレンズ103,シ
リンドリカルレンズ104を介してポリゴンミラー10
5に入射される。該ポリゴンミラー105で反射したレ
ーザビームが集光レンズ106を通って第1及び第2の
ミラー107,108で光路変更され、fθレンズ10
9を通り、防塵ガラス110を通過するように構成され
て、光学フレーム(図示せず)に収納されて光学ユニッ
トが構成される。この場合、第1及び第2のミラー10
7,108は長手方向の両側でミラー支持部111で支
持され、それぞれ押さえバネ112で固定される。
【0058】また、光学ユニットの防塵ガラス110を
通過したレーザビームは感光ドラム113上に集光され
て走査される。そして、防塵ガラス110の感光ドラム
113側にクリーニング遮光部114が配置される。ク
リーニング遮光部114は、図20(B)に示すよう
に、長手方向の両側でガイド棒115,115により昇
降するもので、支持フレーム116に軸支された軸11
7を支点として回動する昇降部材118が設けられる。
この昇降部材118には窓部119が形成され、また防
塵ガラス110側の裏面に該防塵ガラス110の長さに
対応するクリーニング部材120が設けられる。クリー
ニング部材120は、例えば角型形状のゴム等で形成さ
れたブレードを金属又はプラスチック等の部材で所定長
突出させたものである。また、昇降部材118の所定部
分には後述する軌道ガイド部に係合して回動するための
案内部121が設けられる。なお、支持フレーム116
には昇降の駆動力を受ける連結部122が設けられる。
連結部122の先端にはガイド軸121aが形成されて
いる。
通過したレーザビームは感光ドラム113上に集光され
て走査される。そして、防塵ガラス110の感光ドラム
113側にクリーニング遮光部114が配置される。ク
リーニング遮光部114は、図20(B)に示すよう
に、長手方向の両側でガイド棒115,115により昇
降するもので、支持フレーム116に軸支された軸11
7を支点として回動する昇降部材118が設けられる。
この昇降部材118には窓部119が形成され、また防
塵ガラス110側の裏面に該防塵ガラス110の長さに
対応するクリーニング部材120が設けられる。クリー
ニング部材120は、例えば角型形状のゴム等で形成さ
れたブレードを金属又はプラスチック等の部材で所定長
突出させたものである。また、昇降部材118の所定部
分には後述する軌道ガイド部に係合して回動するための
案内部121が設けられる。なお、支持フレーム116
には昇降の駆動力を受ける連結部122が設けられる。
連結部122の先端にはガイド軸121aが形成されて
いる。
【0059】ここで、図21に、図20のクリーニング
遮光部の駆動説明図を示す。図21(A),(B)は、
支持フレーム116の昇降させる昇降手段の一例を示し
たもので、例えば光ビーム走査装置101の装置フレー
ム(図示せず)に設けた可動部123にプーリ124が
固定される。そして、固定部125aからプーリ124
及び固定部125bに沿ってワイヤ126を懸架して支
持フレーム116の連結部122に固定している。な
お、127a,127bはストッパである。
遮光部の駆動説明図を示す。図21(A),(B)は、
支持フレーム116の昇降させる昇降手段の一例を示し
たもので、例えば光ビーム走査装置101の装置フレー
ム(図示せず)に設けた可動部123にプーリ124が
固定される。そして、固定部125aからプーリ124
及び固定部125bに沿ってワイヤ126を懸架して支
持フレーム116の連結部122に固定している。な
お、127a,127bはストッパである。
【0060】いま、図21(A)は支持フレーム116
が下方に位置した状態を示しており、可動部123が例
えば装置カバー等で、図21(B)に示すように矢印方
向に移動するとプーリ124によりワイヤ126が引か
れて支持フレーム116が上昇するものである。
が下方に位置した状態を示しており、可動部123が例
えば装置カバー等で、図21(B)に示すように矢印方
向に移動するとプーリ124によりワイヤ126が引か
れて支持フレーム116が上昇するものである。
【0061】そこで、図22に、図20のクリーニング
遮光部の動作説明図を示す。また、図23に、図20の
クリーニング遮光部をガイドする軌道ガイド部の説明図
を示す。図23に示す軌道ガイド部128は上昇溝12
8aと下降溝128bが連続的に形成されたもので、昇
降部材118における連結部121のガイド軸121a
が係合する。すなわち、昇降部材118のガイド軸12
1aが軌道ガイド部128の上昇溝128aを上昇する
ときは光軸解放時の軌道であり、下降溝128bを下降
するときはクリーニング時の軌道である。
遮光部の動作説明図を示す。また、図23に、図20の
クリーニング遮光部をガイドする軌道ガイド部の説明図
を示す。図23に示す軌道ガイド部128は上昇溝12
8aと下降溝128bが連続的に形成されたもので、昇
降部材118における連結部121のガイド軸121a
が係合する。すなわち、昇降部材118のガイド軸12
1aが軌道ガイド部128の上昇溝128aを上昇する
ときは光軸解放時の軌道であり、下降溝128bを下降
するときはクリーニング時の軌道である。
【0062】図22(A)は昇降部材118が遮光位置
のときを示しており、ガイド軸121aが軌道ガイド部
128の下降溝128bの下方に位置されたときの状
態である。このとき、クリーニング部材120は防塵ガ
ラス110の下方に接触している状態である。また、図
22(B)は昇降部材118が上昇に移るときの状態で
あり、ガイド軸121aが上昇溝128aの下方に位
置される。このとき、クリーニング部材120は防塵ガ
ラス110より離れる。
のときを示しており、ガイド軸121aが軌道ガイド部
128の下降溝128bの下方に位置されたときの状
態である。このとき、クリーニング部材120は防塵ガ
ラス110の下方に接触している状態である。また、図
22(B)は昇降部材118が上昇に移るときの状態で
あり、ガイド軸121aが上昇溝128aの下方に位
置される。このとき、クリーニング部材120は防塵ガ
ラス110より離れる。
【0063】そして、昇降部材118が上昇したとき
が、図22(C)に示すようにガイド軸121aが上昇
溝128aの上方に位置される。このとき、防塵ガラ
ス110からの光軸が窓部119と一致する。また、図
22(D)が昇降部材118の下降時に移るときの状態
であって、ガイド軸121aは下降溝128bの上方
に位置される。このとき、クリーニング部材120は防
塵ガラス110の上方に接触する。そこで、図22
(A)の状態(遮光状態)とすべく昇降部材118が下
降したときに、クリーニング部材120により防塵ガラ
ス110が清掃されるものである。
が、図22(C)に示すようにガイド軸121aが上昇
溝128aの上方に位置される。このとき、防塵ガラ
ス110からの光軸が窓部119と一致する。また、図
22(D)が昇降部材118の下降時に移るときの状態
であって、ガイド軸121aは下降溝128bの上方
に位置される。このとき、クリーニング部材120は防
塵ガラス110の上方に接触する。そこで、図22
(A)の状態(遮光状態)とすべく昇降部材118が下
降したときに、クリーニング部材120により防塵ガラ
ス110が清掃されるものである。
【0064】いま、図20(D)の状態で防塵ガラス1
10からの光軸は窓部119によって解放されており、
光学ユニットからのレーザビームが防塵ガラス110を
通過して感光ドラム113に導かれる。そこで、用紙ジ
ャム等でメンテナンスが必要となったときに装置カバー
が開けられると、支持フレーム(図21)と共に昇降部
材118が下降し始め、クリーニング部材120で防塵
ガラス110を清掃して付着したトナーや紙屑粉等の不
純物を除去する。そして、図20(A)のように昇降部
材118が下降したときに清掃が終了すると共に、遮光
が行われる。
10からの光軸は窓部119によって解放されており、
光学ユニットからのレーザビームが防塵ガラス110を
通過して感光ドラム113に導かれる。そこで、用紙ジ
ャム等でメンテナンスが必要となったときに装置カバー
が開けられると、支持フレーム(図21)と共に昇降部
材118が下降し始め、クリーニング部材120で防塵
ガラス110を清掃して付着したトナーや紙屑粉等の不
純物を除去する。そして、図20(A)のように昇降部
材118が下降したときに清掃が終了すると共に、遮光
が行われる。
【0065】ところで、クリーニング部材120の防塵
ガラス110への接触圧力は不純物除去に影響を及ぼす
ことから安定した圧力を与える必要があるもので、本実
施例では連結部120により防塵ガラス110とクリー
ニング部材120の距離を維持し、クリーニング部材1
20のブレード突出部分の撓みで一定の圧力を加えるよ
うにしている。そして、装置のメンテナンス等が終了し
た後に昇降部材118を図22(B),(C)に示すよ
うに、クリーニング部材120を防塵ガラスに接触させ
ない状態で上昇させることで不純物の再付着を防止し、
遮光を解除して良好なレーザビームの出射を行うもので
ある。
ガラス110への接触圧力は不純物除去に影響を及ぼす
ことから安定した圧力を与える必要があるもので、本実
施例では連結部120により防塵ガラス110とクリー
ニング部材120の距離を維持し、クリーニング部材1
20のブレード突出部分の撓みで一定の圧力を加えるよ
うにしている。そして、装置のメンテナンス等が終了し
た後に昇降部材118を図22(B),(C)に示すよ
うに、クリーニング部材120を防塵ガラスに接触させ
ない状態で上昇させることで不純物の再付着を防止し、
遮光を解除して良好なレーザビームの出射を行うもので
ある。
【0066】このように、メンテナンス時等の遮光と防
塵ガラスの清掃を容易に行うことができ、光学特性を向
上させて印字品質の向上を図ることができるものであ
る。続いて、図24に、第4実施例の他の実施例の外観
概略図を示す。図24に示す光ビーム走査装置101
は、図20に示す構成と同様であり、クリーニング遮光
部114におけるクリーニング部材129をローラ状と
したものである(図25参照)。この場合、ローラ状の
クリーニング部材129には端部に例えばラチェット機
構等の逆回転防止機構及び回転機構(図示せず)が設け
られる。
塵ガラスの清掃を容易に行うことができ、光学特性を向
上させて印字品質の向上を図ることができるものであ
る。続いて、図24に、第4実施例の他の実施例の外観
概略図を示す。図24に示す光ビーム走査装置101
は、図20に示す構成と同様であり、クリーニング遮光
部114におけるクリーニング部材129をローラ状と
したものである(図25参照)。この場合、ローラ状の
クリーニング部材129には端部に例えばラチェット機
構等の逆回転防止機構及び回転機構(図示せず)が設け
られる。
【0067】そこで、図25に、図24のクリーニング
遮光部の動作説明図を示す。図25(A)〜(D)はク
リーニング遮光部114の備える昇降部材118(図2
0(B)参照)の窓部119,クリーニング部材129
を示して、連結部121等は省略してあるが、基本動作
は図22と同様である。
遮光部の動作説明図を示す。図25(A)〜(D)はク
リーニング遮光部114の備える昇降部材118(図2
0(B)参照)の窓部119,クリーニング部材129
を示して、連結部121等は省略してあるが、基本動作
は図22と同様である。
【0068】すなわち、図25(A),(B)は昇降部
材118が下方に位置して遮光状態のときであり、図2
5(C),(D)は昇降部材が上方に位置して遮光解除
状態のときである。そして、図25(D)の上方から図
25(A)の下方に下降するとき、ローラ状のクリーニ
ング部材129は防塵ガラス110と接触し、かつ逆回
転防止機構により非回転状態となる。従って、クリーニ
ング部材129が防塵ガラス110と接触しながら付着
されているトナーや紙屑粉等の不純物を除去するもので
ある。
材118が下方に位置して遮光状態のときであり、図2
5(C),(D)は昇降部材が上方に位置して遮光解除
状態のときである。そして、図25(D)の上方から図
25(A)の下方に下降するとき、ローラ状のクリーニ
ング部材129は防塵ガラス110と接触し、かつ逆回
転防止機構により非回転状態となる。従って、クリーニ
ング部材129が防塵ガラス110と接触しながら付着
されているトナーや紙屑粉等の不純物を除去するもので
ある。
【0069】そして、昇降部材118が下方に位置した
ときに、回転機構によりクリーニング部材129を所定
量回転させて次のクリーニング時の不純物除去に備える
ものである。次に、図26に、本発明の第5実施例の外
観概略図を示す。また、図27に、図26のミラー支持
の拡大説明図を示す。ポリゴン光学系を用いた光ビーム
走査装置131の主要構成部分の構成図である。図26
において、半導体レーザ102より出射されたレーザビ
ームがコリメートレンズ103,シリンドリカルレンズ
104を介してポリゴンミラー105に入射される。該
ポリゴンミラー105で反射したレーザビームが集光レ
ンズ106を通って反射手段である第1及び第2のミラ
ー107,108で光路変更され、fθレンズ109を
通り、防塵ガラス110を通過するように構成される。
ときに、回転機構によりクリーニング部材129を所定
量回転させて次のクリーニング時の不純物除去に備える
ものである。次に、図26に、本発明の第5実施例の外
観概略図を示す。また、図27に、図26のミラー支持
の拡大説明図を示す。ポリゴン光学系を用いた光ビーム
走査装置131の主要構成部分の構成図である。図26
において、半導体レーザ102より出射されたレーザビ
ームがコリメートレンズ103,シリンドリカルレンズ
104を介してポリゴンミラー105に入射される。該
ポリゴンミラー105で反射したレーザビームが集光レ
ンズ106を通って反射手段である第1及び第2のミラ
ー107,108で光路変更され、fθレンズ109を
通り、防塵ガラス110を通過するように構成される。
【0070】ここで、第1及び第2のミラー107,1
08は、図27(A),(B)に示すように、長手方向
の両端部で所定の位置決め及び角度精度を保持するため
に高剛性のミラー支持部111a,111bで支持さ
れ、それぞれの両端部を押さえバネ112で両端が固定
される。そして、第1及び第2のミラー107,108
を、長手方向の略中央部分の光軸を遮光しない位置で中
間固定手段である固定アーム132により固定する。
08は、図27(A),(B)に示すように、長手方向
の両端部で所定の位置決め及び角度精度を保持するため
に高剛性のミラー支持部111a,111bで支持さ
れ、それぞれの両端部を押さえバネ112で両端が固定
される。そして、第1及び第2のミラー107,108
を、長手方向の略中央部分の光軸を遮光しない位置で中
間固定手段である固定アーム132により固定する。
【0071】固定アーム132は、図27(B)に示す
ように、第1及び第2のミラー107,108の設置角
度に対応する溝133a,133bに該第1及び第2の
ミラー107,108の略中央部分を位置させるもの
で、該固定アーム132と第1及び第2のミラー10
7,108との間隙にゴム系の充填材又は接着剤等の弾
性部材134a,134bが充填される。この弾性部材
134a,134bを充填させることにより、振動時の
エネルギ吸収、熱膨張等による光学部品の伸縮を弾性力
を利用して吸収するためのものである。
ように、第1及び第2のミラー107,108の設置角
度に対応する溝133a,133bに該第1及び第2の
ミラー107,108の略中央部分を位置させるもの
で、該固定アーム132と第1及び第2のミラー10
7,108との間隙にゴム系の充填材又は接着剤等の弾
性部材134a,134bが充填される。この弾性部材
134a,134bを充填させることにより、振動時の
エネルギ吸収、熱膨張等による光学部品の伸縮を弾性力
を利用して吸収するためのものである。
【0072】図26に戻り、以上のような光学部品で光
学ユニットが構成され、光学フレーム(図示せず)に収
納される。この場合、第1及び第2のアーム107,1
08は固定アーム132により固定されることにより、
間接的にその略中央部分を光学フレームに固定支持され
た状態となる。なお、固定アーム132は一箇所に限ら
ず、複数箇所に設けて、第1及び第2のミラー107,
108を固定してもよい。
学ユニットが構成され、光学フレーム(図示せず)に収
納される。この場合、第1及び第2のアーム107,1
08は固定アーム132により固定されることにより、
間接的にその略中央部分を光学フレームに固定支持され
た状態となる。なお、固定アーム132は一箇所に限ら
ず、複数箇所に設けて、第1及び第2のミラー107,
108を固定してもよい。
【0073】そして、上記のように構成された光学ユニ
ットの防塵ガラス110を通過したレーザビームは感光
ドラム113上に集光されて走査されるものである。と
ころで、一般に長尺のミラーは力学的に一種の梁と考え
られており、両端で固定されたミラーの撓みはミラーの
中央部で最大となる。この場合、静撓みはPL3 /3E
I(Pは加振力、Lはミラーの長さ、Eはガラス定数、
Iは断面係数)で表わされることから、ミラーの撓みは
長さLの3乗できいてくることになる。また、光学ユニ
ットは他の構成として偏光器を回転させるモータや、装
置全体の振動等の要因で振動が発生し、この振動(固有
振動数)とミラーの固有振動数(長さの要因でも変化す
る)が同じになると共振作用で振幅が大となる。
ットの防塵ガラス110を通過したレーザビームは感光
ドラム113上に集光されて走査されるものである。と
ころで、一般に長尺のミラーは力学的に一種の梁と考え
られており、両端で固定されたミラーの撓みはミラーの
中央部で最大となる。この場合、静撓みはPL3 /3E
I(Pは加振力、Lはミラーの長さ、Eはガラス定数、
Iは断面係数)で表わされることから、ミラーの撓みは
長さLの3乗できいてくることになる。また、光学ユニ
ットは他の構成として偏光器を回転させるモータや、装
置全体の振動等の要因で振動が発生し、この振動(固有
振動数)とミラーの固有振動数(長さの要因でも変化す
る)が同じになると共振作用で振幅が大となる。
【0074】本実施例では、第1及び第2のミラー10
7,108を長さ方向の略中央部分の光軸を遮光しない
位置で弾性部材134a,134bを介して固定アーム
132により固定することから、該第1及び第2のミラ
ー107,108の長さを疑似的に短縮されて、撓み強
度が増加し、固定アーム132が振動時の減衰器として
の役割をも果たしている。また、周囲温度変化によりミ
ラーの伸縮を生じても弾性部材134a,134bによ
って伸縮を妨げることもなく、固有振動数を固定アーム
の取り付け位置及び個数によって任意に設定できるもの
である。
7,108を長さ方向の略中央部分の光軸を遮光しない
位置で弾性部材134a,134bを介して固定アーム
132により固定することから、該第1及び第2のミラ
ー107,108の長さを疑似的に短縮されて、撓み強
度が増加し、固定アーム132が振動時の減衰器として
の役割をも果たしている。また、周囲温度変化によりミ
ラーの伸縮を生じても弾性部材134a,134bによ
って伸縮を妨げることもなく、固有振動数を固定アーム
の取り付け位置及び個数によって任意に設定できるもの
である。
【0075】このように、第1及び第2のミラー10
7,108を長手方向の所定位置で固定アーム132に
より固定することから、該第1及び第2のミラー10
7,108の撓みが軽減され、これによって光学特性が
向上し、印字品質を向上させることができるものであ
る。
7,108を長手方向の所定位置で固定アーム132に
より固定することから、該第1及び第2のミラー10
7,108の撓みが軽減され、これによって光学特性が
向上し、印字品質を向上させることができるものであ
る。
【0076】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至3の発明によ
れば、防塵透明部材が設けられるフレームに形成された
ガイド部にクリーニング部が摺動自在に係合され、該ク
リーニング部に設けられたクリーニング部材又は第2の
回転部材で回転するローラに巻回されたクリーニング部
材で該クリーニング部の摺動に際して該防塵透明部材を
清掃することにより、簡易にクリーニング機構が構成さ
れ、効果的に防塵透明部材に付着した不純物が除去され
て光学特性を向上させることができ、印字品質を向上さ
せることができる。
れば、防塵透明部材が設けられるフレームに形成された
ガイド部にクリーニング部が摺動自在に係合され、該ク
リーニング部に設けられたクリーニング部材又は第2の
回転部材で回転するローラに巻回されたクリーニング部
材で該クリーニング部の摺動に際して該防塵透明部材を
清掃することにより、簡易にクリーニング機構が構成さ
れ、効果的に防塵透明部材に付着した不純物が除去され
て光学特性を向上させることができ、印字品質を向上さ
せることができる。
【0077】請求項4の発明によれば、クリーニング部
に設けられた与圧印加手段でローラ、及び第2の回転部
材を防塵透明部材側に所定圧力で押圧することにより、
防塵透明部材に付着した不純物を高効率で除去すること
ができる。請求項5の発明によれば、ビーム光の出射時
にクリーニング部の嵌合部を係止部に嵌合させて退避領
域に固定させることにより、クリーニング部によるビー
ム光の遮光を防止することができる。
に設けられた与圧印加手段でローラ、及び第2の回転部
材を防塵透明部材側に所定圧力で押圧することにより、
防塵透明部材に付着した不純物を高効率で除去すること
ができる。請求項5の発明によれば、ビーム光の出射時
にクリーニング部の嵌合部を係止部に嵌合させて退避領
域に固定させることにより、クリーニング部によるビー
ム光の遮光を防止することができる。
【0078】請求項6乃至8の発明によれば、クリーニ
ング遮光部が所定時に例えば昇降手段で移動させてプレ
ート状又はローラ状のクリーニング部材で防塵透明部材
を清掃すると共に、該防塵透明部材を通過するビーム光
を遮断させることにより、メンテナンス等のときに遮光
と防塵透明部材の清掃とを同時に行うことが可能となっ
て、安全性の向上と共に、光学特性の向上による印字品
質の向上を図ることができる。
ング遮光部が所定時に例えば昇降手段で移動させてプレ
ート状又はローラ状のクリーニング部材で防塵透明部材
を清掃すると共に、該防塵透明部材を通過するビーム光
を遮断させることにより、メンテナンス等のときに遮光
と防塵透明部材の清掃とを同時に行うことが可能となっ
て、安全性の向上と共に、光学特性の向上による印字品
質の向上を図ることができる。
【0079】請求項9の発明によれば、反射手段を長手
方向の所定位置で所定数の中間固定手段を設けて固定す
ることにより、反射手段の長さを疑似的に短縮させて撓
みを防止することが可能となり、これによる光学特性の
向上、印字品質の向上を図ることができる。
方向の所定位置で所定数の中間固定手段を設けて固定す
ることにより、反射手段の長さを疑似的に短縮させて撓
みを防止することが可能となり、これによる光学特性の
向上、印字品質の向上を図ることができる。
【0080】請求項10の発明によれば、弾性部材を反
射手段と中間固定手段との間に介在させることにより、
発生する装置の振動が吸収することが可能となり、これ
による光学特性の向上、印字品質の向上を図ることがで
きる。
射手段と中間固定手段との間に介在させることにより、
発生する装置の振動が吸収することが可能となり、これ
による光学特性の向上、印字品質の向上を図ることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例の要部斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1のクリーニング機構の動作説明図である。
【図4】図1のクリーニング機構の押圧力の説明図であ
る。
る。
【図5】図1のガイド部の他のガイド溝形状の説明図で
ある。
ある。
【図6】第1実施例の他の実施例の要部斜視図である。
【図7】第1実施例のクリーニング機構が搭載される光
ビーム走査装置の構成図である。
ビーム走査装置の構成図である。
【図8】本発明の第2実施例の要部斜視図である。
【図9】図8の分解斜視図である。
【図10】図8のクリーニング状態の説明図である。
【図11】本発明の第3実施例の要部斜視図である。
【図12】図11の分解斜視図である。
【図13】図11のクリーニング部の分解斜視図であ
る。
る。
【図14】第3実施例の動作説明図である。
【図15】クリーニング時の与圧印加の説明図である。
【図16】第3実施例の他の実施例の要部斜視図であ
る。
る。
【図17】図16の分解斜視図である。
【図18】図16のクリーニング機構の分解斜視図であ
る。
る。
【図19】図16のクリーニング動作の説明図である。
【図20】本発明の第4実施例の外観概略図である。
【図21】図20のクリーニング遮光部の駆動説明図で
ある。
ある。
【図22】図20のクリーニング遮光部の動作説明図で
ある。
ある。
【図23】図20のクリーニング遮光部をガイドする軌
道ガイド部の説明図である。
道ガイド部の説明図である。
【図24】第4実施例の他の実施例の外観概略図であ
る。
る。
【図25】図24のクリーニング遮光部の動作説明図で
ある。
ある。
【図26】本発明の第5実施例の外観概略図である。
【図27】図26のミラー支持の拡大説明図である。
【図28】従来のポリゴンミラーによる光学ユニットの
概略構成図である。
概略構成図である。
【図29】従来のホログラムによる光学ユニットの概略
構成図である。
構成図である。
【図30】従来の遮光機構の構成図である。
41 光学フレーム 43 防塵ガラス 44a 第1のガイド部 44b 第2のガイド部 47A 〜47D クリーニング部 48 スライダフレーム 51 弾性部 52,89,120,129 クリーニング部材 61,101,131 光ビーム走査装置 81 弾性板 83 巻取ローラ 84 供給ローラ 87 第1のゴムローラ 88 第2のゴムローラ 92 第1の歯車 93 第2の歯車 107 第1のミラー 108 第2のミラー 111 ミラー支持部 114 クリーニング遮光部 118 昇降部材 119 窓部 132 固定アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内村 広治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 和泰 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 芥田 朋和 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 平 良彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 フレーム内に光源、光路変更手段、集光
手段及びその他光学部品を収納して密閉し、該光源から
出射されるビーム光を該フレームに設けられた防塵透明
部材を通過させて走査面上に走査させる光ビーム走査装
置において、 前記フレームの前記防塵透明部材の近傍にガイド部が形
成され、該ガイド部に係合して移動により該防塵透明部
材上を清掃するクリーニング部が設けられることを特徴
とする光ビーム走査装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のフレーム上のガイド部に
所定形状の係合部が形成され、前記クリーニング部の支
持フレームが該係合部と摺動可能に係合し、前記防塵透
明部材に接触して清掃を行うクリーニング部材を有する
ことを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のクリーニング部は、前記
ガイド部に係合する支持フレームに、前記防塵透明部材
に接触してクリーニングを行うクリーニング部材を巻回
する回転自在なローラと、該ローラと共に回転する第1
の回転部材と、該ガイド部の一部に係合して該クリーニ
ング部の移動で該第1の回転部材を回転させる第2の回
転部材とが設けられることを特徴とする光ビーム走査装
置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記クリーニング部
に前記ローラ、及び前記第2の回転部材を前記防塵透明
部材側に所定圧力で押圧する与圧印加手段が設けられる
ことを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項において、前
記フレームに形成された前記ガイド部の延長上に前記ク
リーニング部の退避領域を設けて該退避領域に係止部を
形成し、前記クリーニング部に該係止部と嵌合する嵌合
部を設けることを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項6】 フレーム内に光源、光路変更手段、集光
手段及びその他光学部品を収納し、該光源から出射され
るビーム光を該フレームに設けられた防塵透明部材を通
過させて走査面上に走査させる光ビーム走査装置におい
て、 所定時に、移動により前記防塵透明部材と接触し
て清掃を行うクリーニング部材を備えると共に、該防塵
透明部材を通過する前記ビーム光を遮断又は通過させる
窓部を備えたクリーニング遮光部が設けられることを特
徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項7】 請求項6記載のクリーニング遮光部を、
前記クリーニング部材による清掃、及び前記ビーム光の
遮断又は通過させるべく移動させる昇降手段が設けられ
ることを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項8】 請求項6又は7記載のクリーニング部材
は、所定量前記防塵透明部材側に突出させたブレード状
の部材、又は前記清掃時に少なくとも非回転となるロー
ラ状の部材で形成されてなることを特徴とする光ビーム
走査装置。 - 【請求項9】 フレーム内に光源、所定数の反射手段を
備える光路変更手段、集光手段及びその他光学部品を収
納し、該光源から出射されるビーム光を走査面上に走査
させる光ビーム走査装置において、 前記反射手段は長手方向の両端で固定され、該長手方向
の所定位置で固定する所定数の中間固定手段が設けられ
ることを特徴とする光ビーム走査装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の反射手段と前記中間固
定手段との間に弾性部材を介在させてなることを特徴と
する光ビーム走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23437695A JPH0980875A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 光ビーム走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23437695A JPH0980875A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 光ビーム走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0980875A true JPH0980875A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16970042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23437695A Withdrawn JPH0980875A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 光ビーム走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0980875A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003096101A1 (fr) * | 2002-05-09 | 2003-11-20 | Seiko Epson Corporation | Scanner optique et mecanisme pour nettoyer le verre de protection du scanner optique |
JP2006178257A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Ricoh Co Ltd | 光書込装置及び画像形成装置 |
JP2007144664A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008065337A (ja) * | 2002-05-09 | 2008-03-21 | Seiko Epson Corp | 光走査装置のカバーガラス清掃機構 |
US7528855B2 (en) | 2005-07-28 | 2009-05-05 | Ricoh Company Limited | Light scanning device, and image forming apparatus using the light scanning device |
US7898559B2 (en) | 2006-02-03 | 2011-03-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus |
KR101111902B1 (ko) * | 2007-02-06 | 2012-02-14 | 삼성전자주식회사 | 광주사창 클리닝셔터를 갖는 광주사모듈 및 이를 포함하는화상형성장치 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23437695A patent/JPH0980875A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |