JPH0980212A - ビーム整形プリズム及びこれを用いた光学ヘッド - Google Patents

ビーム整形プリズム及びこれを用いた光学ヘッド

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JPH0980212A
JPH0980212A JP7235025A JP23502595A JPH0980212A JP H0980212 A JPH0980212 A JP H0980212A JP 7235025 A JP7235025 A JP 7235025A JP 23502595 A JP23502595 A JP 23502595A JP H0980212 A JPH0980212 A JP H0980212A
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JP
Japan
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prism
beam shaping
incident
light beam
light
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JP7235025A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamawaki
健 山脇
Osamu Koyama
理 小山
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な生産性にて製造でき且つ良好に色消し
がなされているビーム整形プリズムを提供する。 【解決手段】 屈折率n1 の第1プリズム1は第1面〜
第3面1a〜1cを有し、屈折率n2 の第2プリズム2
は第1面〜第3面2a〜2cを有し、第1及び第2のプ
リズムの第3面1c,2cが偏光膜3を介して接合され
ている。入射光束ray0を第1プリズム第1面1aか
ら入射させ、屈折光束ray1を第1プリズム第2面1
bで反射させ、反射光束ray2を第1及び第2のプリ
ズムの接合面で屈折させ、屈折光束ray3を第2プリ
ズム第1面2aで屈折させ、出射光束ray4となす。
第1プリズム1の第1面1aと第2面1bとを平行とな
し、且つ、入射光束ray0と出射光束ray4との方
向が略直交するように第1プリズム1及び第2プリズム
2の形状を設定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的情報記録再
生技術に属するものであり、特に、入射光束と出射光束
との間で断面内の特定方向に関しビーム径を変換するビ
ーム整形プリズム及び該ビーム整形プリズムを用いた光
学ヘッドに関する。本発明のビーム整形プリズム及び光
学ヘッドは例えば光源として半導体レーザを用いた光デ
ィスク装置等の光学的情報記録再生装置を構成するのに
好適に使用される。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザを光源とする光学装置にお
いて、従来より半導体レーザの遠視野像を楕円形状から
略円形に変換して結像スポットを略円形にすることを目
指した種々のビーム整形手段が提案されている。その一
例として、特開昭59−188852号公報には、図3
に示される様なビーム整形プリズムが提案されている。
【0003】図3において、101は第1プリズムであ
り、102は第2プリズムである。第1プリズム101
は第1面101a、第2面101b及び第3面101c
を有し、第2プリズム102は第1面102a、第2面
102b及び第3面102cを有し、第1プリズム第3
面101cは第2プリズム第3面102cと接合されて
いる。この接合面には偏光膜を介在させることができ
る。これら2つのプリズム101,102は同一のガラ
ス材料からなる。
【0004】不図示の半導体レーザから発せられ不図示
のコリメートレンズにより平行光束とされた光束103
は、紙面内方向に短軸をもち且つ紙面と垂直の方向に長
軸をもつ楕円断面形状(短軸方向光束径L1 )を有して
いる。光束103は、第1プリズム第1面101aに入
射して屈折し、第1プリズム第2面101bで反射し、
第1プリズム第3面101c及び第2プリズム第3面1
02cを透過し、第2プリズム第1面102aから光束
104として出射する。これにより、紙面内の光束径が
拡大し、入射光束103の断面形状のほぼ長軸方向光束
径L2 をもつほぼ円形の断面形状を有する出射光束10
4に変換される。
【0005】出射光束104と逆向きに進行する光束を
第2プリズム第1面102aに入射させると、第2面1
02bで反射して、第3面102bから出射する。
【0006】半導体レーザの波長におけるプリズム10
1,102の屈折率をnとし、紙面内での入射光束10
3と出射光束104との光束拡大率(ビーム整形比)を
M(=L2 /L1 )とし、θ3 ’=θ4 ’=45°と
し、出射光束104と入射光束103とが直交するとす
れば、第1プリズム101の頂角θ1 ’,θ2 ’は、次
の式 θ1 ’=φ1 ’+45° (1) θ2 ’=(φ2 ’−φ1 ’)/2+90° (2) ここで φ1 ’=cos-1{(n2 −1)/(n22 −1)}1/2 (3) φ2 ’=sin-1(sinφ1 ’/n) (4) で表すことができる。
【0007】上記式(1)〜(4)より、第1プリズム
101の頂角θ1 ’,θ2 ’ならびに第1プリズム第1
面101aでの入射角φ1 ’及び屈折角φ2 ’が求ま
り、プリズムの形状及び入射条件を決定することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このプ
リズム設計(形状決定)方法においては、プリズム10
1,102が同一のガラス材料で構成されているため、
半導体レーザの波長が変動すると、出射光束104の方
向が変化し入射光束103との直交性に大きな誤差が生
じてしまう。これは、特に光学的情報記録再生のための
光学ヘッドの場合には、大きな問題となる。
【0009】この問題に対しては、従来より、プリズム
101,102として互いに異なるガラス材料からなる
ものを用いることにより、波長変動による出射光束の方
向変化を抑制する手法(色消し)が提案されている。
【0010】しかし、この色消しの手法を上記特開昭5
9−188852号公報に記載のプリズム設計方法に適
用しようとしても、プリズム101,102の屈折率が
異なるため、上記式(2),(3)は成立せず、プリズ
ム101の形状は簡単には決定できない。
【0011】また、プリズム101では、第2面101
bを反射面として用いている。一般に、反射で使用する
面には透過で使用する面よりも厳しい面精度が要求され
る。従って、上記特開昭59−188852号公報に記
載の様な形状のビーム整形プリズムに対しては、製造コ
ストを引下げ歩留まりを向上させ生産性を向上させるこ
とが強く望まれる。
【0012】そこで、本発明は、良好な生産性にて製造
でき且つ良好に色消しがなされているビーム整形プリズ
ムを提供することを目的とするものである。
【0013】また、本発明は、この様なビーム整形プリ
ズムを用いた光学ヘッドを提供することを目的とするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、第1屈折率の材料からなる第
1プリズムと第2屈折率の材料からなる第2プリズムと
を有しており、前記第1プリズムは第1面、第2面及び
第3面を有し、前記第2プリズムは第1面、第2面及び
第3面を有し、前記第1プリズム第3面と前記第2プリ
ズム第3面とが接合されており、入射光束を前記第1プ
リズム第1面から入射させ、該第1プリズム第1面で屈
折した光束を前記第1プリズム第2面で反射させ、該第
1プリズム第2面で反射した光束を前記第1プリズムと
第2プリズムとの接合面で屈折させ、該接合面で屈折し
た光束を前記第2プリズム第1面で屈折させ、出射光束
となす様にしており、前記第1プリズム第1面と前記第
1プリズム第2面とを平行となし、且つ、前記入射光束
の方向と前記出射光束の方向とが同一平面内で略直交す
るように前記第1プリズム及び前記第2プリズムの形状
を設定してなる、ことを特徴とするビーム整形プリズ
ム、が提供される。
【0015】本発明の一態様においては、前記入射光束
の方向と前記出射光束の方向とにより決定される平面
が、前記第1プリズムの第1面、第2面及び第3面なら
びに前記第2プリズムの第1面、第2面及び第3面の全
てと直交している。
【0016】本発明の一態様においては、前記入射光束
の方向と前記出射光束の方向とにより決定される平面内
でのビーム整形比が1.5以上とくに1.8以上であ
る。
【0017】本発明の一態様においては、前記第1プリ
ズム第3面と前記第2プリズム第3面とが偏光膜を介し
て接合されている。
【0018】本発明の一態様においては、前記第2プリ
ズムは第3面と第1面とがなす角と第3面と第2面とが
なす角とが等しい2等辺三角プリズムである。
【0019】また、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、以上の如きビーム整形プリズムと、該ビ
ーム整形プリズムへの入射光束を発する光源と、前記ビ
ーム整形プリズムからの出射光束を収束させる対物レン
ズとを含んでなることを特徴とする光学ヘッド、が提供
される。
【0020】本発明の一態様においては、前記光源は半
導体レーザである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の具体的実施の形態を説明する。
【0022】図1は、本発明によるビーム整形プリズム
の一実施形態を示す概略構成図である。
【0023】図1において、1は第1プリズムであり、
2は第2プリズムである。第1プリズム1は第1面1
a、第2面1b及び第3面1cを有し、第2プリズム2
は第1面2a、第2面2b及び第3面2cを有し、第1
プリズム第3面1cは第2プリズム第3面2cと接合さ
れている。この接合は偏光膜3を介在させてなされてい
る。また、第1プリズム第2面1bにはミラーコーティ
ング4が施されている。第1プリズム1の全ての面及び
第2プリズム2の全ての面は紙面に垂直である。第1プ
リズム1において、第1面1aと第2面1bとは互いに
平行であり(平行の精度は、誤差30秒以内であるのが
好ましい)、第2面1bと第3面1cとのなす角はθ1
である。第2プリズム2において、第1面2aと第3面
2cとのなす角及び第2面2bと第3面2cとのなす角
はいずれもθ2 である。
【0024】第1プリズム1は第1屈折率n1 [λ]
(波長依存性あり)をもつ第1のガラス材料からなり、
第2プリズム2は第2屈折率n2 [λ](波長依存性あ
り)をもつ第2のガラス材料(第1のガラス材料とは異
なる)からなる。
【0025】不図示の半導体レーザから発せられ不図示
のコリメートレンズにより平行光束とされた光束ray
0は、紙面内方向に短軸をもち且つ紙面と垂直の方向に
長軸をもつ楕円断面形状を有している。光束ray0
は、第1プリズム第1面1aに入射し屈折して光束ra
y1となり、該光束ray1は第1プリズム第2面1b
で反射して光束ray2となり、該光束ray2は第1
プリズム第3面1c、偏光ビームスプリッタ3及び第2
プリズム第3面2cを透過し屈折して光束ray3とな
り、該光束ray3は第2プリズム第1面2aから光束
ray4として出射する。これにより、紙面内の光束径
が拡大し、ほぼ円形の断面形状を有する出射光束に変換
される。
【0026】紙面内での入射光束ray0と出射光束r
ay4との光束拡大率(ビーム整形比)をMとし、入射
光束ray0と第1プリズム第3面1c及び第2プリズ
ム第3面2cとのなす角を45°とすると、第1プリズ
ム1の角θ1 、第2プリズム2の角θ2 、第1プリズム
第1面1aでの入射角φ1 及び屈折角φ2 、第1プリズ
ム1と第2プリズム2との接合面での入射角φ3 及び屈
折角φ4 、及び第2プリズム第1面2aでの入射角φ5
及び屈折角φ6 は、スネルの法則及び反射の法則に従
い、次の式 φ1 =135°−θ1 (5) φ2 =sin-1(sinφ1 /n1 ) (6) φ3 =θ1 −φ2 (7) φ4 =sin-1(sinφ3 ・n1 /n2 ) (8) φ5 =θ2 −φ4 (9) φ6 =sin-1(sinφ5 ・n2 ) (10) を満たす。ビーム整形比Mは、M=(cosφ2 ・co
sφ4 ・cosφ6 )/(cosφ1 ・cosφ3 ・c
osφ5 )である。
【0027】従って、θ1 ,θ2 ,n1 ,n2 の組合わ
せを適宜選択することにより、入射光束ray0と出射
光束ray4とがほぼ直交する様にすることができる。
そして、本実施例では、光源の波長が変動(例えば±5
nmの変動)してn1 ,n2の値が変化したとしても、
入射光束ray0と出射光束ray4とがほぼ直交する
状態(例えば角度3分以内、好ましくは角度2分以内)
を維持する様にすることができる。ビーム整形比Mは、
例えば1.5以上とされ、所望により1.8以上とされ
る。
【0028】以下に、具体的な設計例を示す。
【0029】(設計例1)第1プリズム1のガラス材料
として株式会社オハラ製のBK7(波長λ1 =780n
mにおける屈折率n1 [λ1 ]が1.51072、波長
λ2 =785nmにおける屈折率n1 [λ2 ]が1.5
1062、波長λ3 =790nmにおける屈折率n1
[λ3 ]が1.51052)を用い、第2のプリズム2
のガラス材料として株式会社オハラ製のLF25(波長
λ1 =780nmにおける屈折率n2[λ1 ]が1.5
7219、波長λ2 =785nmにおける屈折率n2
[λ2 ]が1.57203、波長λ3 =790nmにお
ける屈折率n2 [λ3 ]が1.57187)を用いた。
θ2 =42°に固定した。45°であると戻り光やゴー
ストが生じやすいから、これから少し外したものであ
る。
【0030】表1及び表2に、波長λ1 =780nmに
おいて角θ1 を変化させた場合の角φ1 〜φ6 の値及び
光束ray1〜ray4の方向(この方向は、入射光束
ray0の方向と直交する出射方向を0°として反時計
回りに正の角度をとって示したものである)を示す。表
3及び表4は波長λ2 =785nmの場合を示し、表5
及び表6は波長λ3 =790nmの場合を示す。また、
表7は以上の結果に基づき算出した、波長変動λ1 →λ
2 の場合の出射光束ray4の方向変化Δ5ray4 及び波
長変動λ1 →λ3 の場合の出射光束ray4の方向変化
Δ10ray4 を示すものである。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
【表7】 φ6 =−3°即ちray4=0°であると、出射光束r
ay4が入射光束ray0と直交する。そこで、θ1
79.32°〜79.34°とすると、±5μm程度の
波長変動があっても、出射光束ray4と入射光束ra
y0との直交性を誤差1.5分以内に維持でき、良好な
色消し効果が得られることが分かる。
【0038】(設計例2)第1プリズム1のガラス材料
として株式会社オハラ製のSF11(波長λ1 =780
nmにおける屈折率n1 [λ1 ]が1.76591、波
長λ2 =785nmにおける屈折率n1 [λ2 ]が1.
76561、波長λ3 =790nmにおける屈折率n1
[λ3 ]が1.76530)を用い、第2のプリズム2
のガラス材料として株式会社オハラ製のガラス材料La
SF016(波長λ1 =780nmにおける屈折率n2
[λ1 ]が1.76203、波長λ2 =785nmにお
ける屈折率n2 [λ2 ]が1.76185、波長λ3
790nmにおける屈折率n 2 [λ3 ]が1.7616
7)を用いた。設計例1と同様に、θ2 =42°に固定
した。
【0039】表8及び表9に、波長λ1 =780nmに
おいて角θ1 を変化させた場合の角φ1 〜φ6 の値及び
光束ray1〜ray4の方向(この方向は、入射光束
ray0の方向と直交する出射方向を0°として反時計
回りに正の角度をとって示したものである)を示す。表
10及び表11は波長λ2 =785nmの場合を示し、
表12及び表13は波長λ3 =790nmの場合を示
す。また、表14は以上の結果に基づき算出した、波長
変動λ1 →λ2 の場合の出射光束ray4の方向変化Δ
5ray4 及び波長変動λ1 →λ3 の場合の出射光束ray
4の方向変化Δ10ray4 を示すものである。
【0040】
【表8】
【0041】
【表9】
【0042】
【表10】
【0043】
【表11】
【0044】
【表12】
【0045】
【表13】
【0046】
【表14】 φ6 =−3°即ちray4=0°であると、出射光束r
ay4が入射光束ray0と直交する。そこで、θ1
73.44°〜73.45°とすると、±5μm程度の
波長変動があっても、出射光束ray4と入射光束ra
y0との直交性を誤差2分以内に維持でき、良好な色消
し効果が得られることが分かる。
【0047】図2は、以上の様な本発明によるビーム整
形プリズムを用いて構成された光学ヘッドの一実施形態
を示す概略構成図である。この図において、1〜4は上
記図1におけると同一の部材を示す。
【0048】図2において、光源たる半導体レーザ11
から発せられた発散偏光光束は、コリメートレンズ12
により平行光束とされ、平行な入射光束としてビーム整
形プリズム10の第1プリズム1に入射する。該ビーム
整形プリズム10で整形された光束は、入射光束とほぼ
直交する方向に出射する。この出射光束は、1/4波長
板13を経て対物レンズ14により収束され、光学的情
報記録媒体たる光ディスク15の記録面上に光スポット
を形成する。
【0049】該光スポットからの光は、上記対物レンズ
14及び1/4波長板13を経て、ほぼ平行な偏光光束
として、ビーム整形プリズム10の第2プリズム2の第
1面に再入射する。この再入射光束は、偏光膜3で反射
され、上記再入射光束とほぼ直交し且つ上記入射光束と
ほぼ平行な方向に第2プリズム2から再出射する。この
再出射光束は、集光レンズ16及びシリンドリカルレン
ズ17を経て4分割光検出器18に入射する。該光検出
器18の検出信号から、トラッキング誤差信号、フォー
カス誤差信号及び情報信号等の信号を得ることができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の様な本発明によれば、入射光束に
波長変動があっても、ビーム整形プリズムへの入射光束
とビーム整形プリズムからの出射光束との直交性を十分
良好に維持でき、良好な色消し効果が得られる。しか
も、このビーム整形プリズムの第1プリズムは、その第
1面と第2面とが互いに平行であるので、その製造に際
しては、先ず、大きな光学材料ブロックを両面研摩して
容易に良好な平行度の平行平板を作成し、しかる後に該
平行平板を切断し第3面研摩等を行って個々の第1プリ
ズムを得ることができる。従って、ビーム整形プリズム
の製造コストを引下げ歩留まりを向上させて良好な生産
性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビーム整形プリズムの一実施形態
を示す概略構成図である。
【図2】本発明によるビーム整形プリズムを用いて構成
された光学ヘッドの一実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図3】従来のビーム整形プリズムの一例を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1 第1プリズム 1a 第1プリズム第1面 1b 第1プリズム第2面 1c 第1プリズム第3面 2 第2プリズム 2a 第2プリズム第1面 2b 第2プリズム第2面 2c 第2プリズム第3面 3 偏光膜 4 ミラーコーティング ray0 入射光束 ray4 出射光束 10 ビーム整形プリズム 11 半導体レーザ 12 コリメートレンズ 13 1/4波長板 14 対物レンズ 15 光ディスク 16 集光レンズ 17 シリンドリカルレンズ 18 4分割光検出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1屈折率の材料からなる第1プリズム
    と第2屈折率の材料からなる第2プリズムとを有してお
    り、 前記第1プリズムは第1面、第2面及び第3面を有し、
    前記第2プリズムは第1面、第2面及び第3面を有し、
    前記第1プリズム第3面と前記第2プリズム第3面とが
    接合されており、 入射光束を前記第1プリズム第1面から入射させ、該第
    1プリズム第1面で屈折した光束を前記第1プリズム第
    2面で反射させ、該第1プリズム第2面で反射した光束
    を前記第1プリズムと第2プリズムとの接合面で屈折さ
    せ、該接合面で屈折した光束を前記第2プリズム第1面
    で屈折させ、出射光束となす様にしており、 前記第1プリズム第1面と前記第1プリズム第2面とを
    平行となし、且つ、前記入射光束の方向と前記出射光束
    の方向とが同一平面内で略直交するように前記第1プリ
    ズム及び前記第2プリズムの形状を設定してなる、こと
    を特徴とするビーム整形プリズム。
  2. 【請求項2】 前記入射光束の方向と前記出射光束の方
    向とにより決定される平面が、前記第1プリズムの第1
    面、第2面及び第3面ならびに前記第2プリズムの第1
    面、第2面及び第3面の全てと直交していることを特徴
    とする、請求項1に記載のビーム整形プリズム。
  3. 【請求項3】 前記入射光束の方向と前記出射光束の方
    向とにより決定される平面内でのビーム整形比が1.5
    以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載
    のビーム整形プリズム。
  4. 【請求項4】 前記入射光束の方向と前記出射光束の方
    向とにより決定される平面内でのビーム整形比が1.8
    以上であることを特徴とする、請求項3に記載のビーム
    整形プリズム。
  5. 【請求項5】 前記第1プリズム第3面と前記第2プリ
    ズム第3面とが偏光膜を介して接合されていることを特
    徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のビーム整形
    プリズム。
  6. 【請求項6】 前記第2プリズムは第3面と第1面とが
    なす角と第3面と第2面とがなす角とが等しい2等辺三
    角プリズムであることを特徴とする、請求項2〜5のい
    ずれかに記載のビーム整形プリズム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載のいずれかに記載の
    ビーム整形プリズムと、該ビーム整形プリズムへの入射
    光束を発する光源と、前記ビーム整形プリズムからの出
    射光束を収束させる対物レンズとを含んでなることを特
    徴とする光学ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記光源は半導体レーザであることを特
    徴とする、請求項7に記載の光学ヘッド。
JP7235025A 1995-09-13 1995-09-13 ビーム整形プリズム及びこれを用いた光学ヘッド Pending JPH0980212A (ja)

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JP7235025A Pending JPH0980212A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 ビーム整形プリズム及びこれを用いた光学ヘッド

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JP (1) JPH0980212A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567366B2 (en) 1997-08-29 2003-05-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical pickup using laser light of different wavelengths to record and reproduce information to/from a disk
EP1118985A3 (en) * 2000-01-21 2006-12-06 Sony Corporation Optical element and optical pick-up

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