JPH0980086A - 交流信号電圧測定装置 - Google Patents

交流信号電圧測定装置

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JPH0980086A
JPH0980086A JP23809595A JP23809595A JPH0980086A JP H0980086 A JPH0980086 A JP H0980086A JP 23809595 A JP23809595 A JP 23809595A JP 23809595 A JP23809595 A JP 23809595A JP H0980086 A JPH0980086 A JP H0980086A
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JP
Japan
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section
signal
frequency
input
digital data
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Application number
JP23809595A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Yamazaki
一秀 山崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定する交流信号の周波数に追従した測定時
間で、高速・高精度に交流信号電圧を測定する。 【構成】 CPU部16により制御される周波数カウン
タ部15で入力信号周波数測定を行い、測定した入力信
号周波数をDSP部19に与え、DSP部19でA/D
変換器18によりディジタルデータに変換された交流信
号のディジタルデータ取込時間を入力信号周波数の整数
波分を取り込む制御を行い、取り込んだディジタルデー
タを順次平均化しディジタル検波処理を行うことによ
り、入力信号の周波数に追従して交流信号電圧を高速に
測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定する交流信号の周
波数に追従して、高速・高精度に交流信号電圧を測定す
る交流信号電圧測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、交流電圧を測定する場合、入力
信号に応じて入力部の増幅率を適切な増幅率に設定し、
入力部の出力信号を検波処理することによりDC信号に
変換し、検波されたDC信号の電圧と入力部の増幅率
(測定レンジ)から交流信号電圧を測定することができ
る。
【0003】上記手段による従来の交流信号電圧測定装
置を図5に示す。図5において、11は測定する交流信
号の入力端、12は複数の増幅率を有する入力部、13
は交流信号をDC信号に変換する検波部、14は検波部
13の出力するDC信号をディジタルデータに変換する
A/D変換器、15は入力信号の周波数を測定する周波
数カウンタ部、17は入力された交流信号の電圧および
周波数を表示する表示部、16は入力部12、A/D変
換器14、周波数カウンタ15および表示部16を制御
するCPU部である。
【0004】交流信号をDC信号に変換する検波部13
は、図6に示すように、ダイオード21、電流制限抵抗
22(R22)、放電抵抗23(R23)、コンデンサ
24(C24)から構成され、コンデンサ24は入力さ
れる交流信号に追従して充放電を行う。充電時定数
1、放電時定数T2は T1=(R22×R23)/(R22+R23)×C24 T2=R23×C24 となり、交流信号をDC信号に変換するには充電時定数
を放電時定数よりも十分に大きくする必要があり、測定
周波数が低いほど充電時定数を大きくしなければなら
ず、最低測定周波数により検波部13の応答時間が決定
される。
【0005】上記構成において、入力端11に印加され
た交流信号は、CPU部16により適切な増幅率に制御
される入力部12により、適切なレベルの交流信号とな
り、周波数カウンタ部15と検波部13に入力される。
入力信号周波数は、CPU部16により制御される周波
数カウンタ部により測定を行うことができる。入力信号
電圧(VIN)は、交流信号をDC信号に変換する検波部
13のDC信号をA/D変換器14でディジタルデータ
に変換し、CPU16でディジタルデータに変換された
DC信号電圧(DCOUT)と入力部12で設定している
増幅率のフルスケール入力に対するDC信号のディジタ
ルデータ(DCFS)および入力部12の増幅率(FS
から VIN=FS×(DCIN/DCFS) と演算処理することにより交流信号電圧を得ることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、最低測定周波数により検波部13の応答時間が決定
されるため、最低測定周波数よりも十分に高い周波数の
信号であっても、常に最低測定周波数により決定される
検波部13の応答時間が経過しなければ正しい交流信号
電圧結果が得られず、高速に交流信号電圧を測定するこ
とが困難であるという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、測定する交流信号の周波数に追従して、高速・
高精度に交流信号電圧を測定する交流信号電圧測定装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、交流信号をディジタルデータに変換するA
/D変換器と、ディジタルデータを順次平均化しディジ
タル検波処理を行うDSP部と、周波数カウンタ部・D
SP部を制御するCPU部を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記のような構成により、次のような
作用を有する。すなわち、CPU部により制御される周
波数カウンタ部で入力信号周波数測定を行い、測定した
入力信号周波数をDSP部に与え、DSP部でA/D変
換器によりディジタルデータに変換された交流信号のデ
ィジタルデータ取込時間を入力信号周波数の整数波分を
取り込む制御を行い、取り込んだディジタルデータを順
次平均化しディジタル検波処理を行うことにより、入力
信号の周波数に追従して交流信号電圧を高速に測定でき
る。
【0010】また、ディジタル信号処理で検波を行うた
め、アナログ回路で構成される入力部の周波数特性や増
幅率のばらつきをあらかじめ校正し、CPU部に格納す
ることにより、アナログ回路のばらつきや経年変化に影
響されずに、常に高精度で測定することができるという
効果も有する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すものであ
る。図1において、18は交流信号をディジタルデータ
に変換するA/D変換器、19はディジタルデータを順
次平均化しディジタル検波処理を行うDSP部である。
【0012】上記実施例の動作を図2とともに説明す
る。上記構成において、CPU部16により制御される
周波数カウンタ部15で入力信号周波数測定を行う。測
定した入力信号周波数はCPU部16からDSP部19
に与えられる。DSP部19では、データ取込時間TIN
をCPU部16から与えられた入力信号周波数fINから TIN=n/fIN(n:自然数) として、入力信号の整数波分を取り込み、A/D変換器
18によりディジタルデータに変換された交流信号のデ
ィジタルデータを順次平均化しディジタル検波処理を行
う。ディジタル検波処理は図3(a)〜図3(c)に示
すように、交流信号のディジタルデータを絶対値に変換
し、順次平均化することで実現できる。
【0013】DSP部19の1データの処理時間TDSP1
がA/D変換器18のサンプルクロック周期TCLKより
も短い場合には(TDSP1<TCLK)、測定時間TMEAS
データ取込時間TINと等しくなるので、入力信号の周波
数に追従した測定時間で交流信号電圧を高速に測定する
ことができる。
【0014】また、DSP部19の1データの処理時間
DSP1がA/D変換器18のサンプルクロック周期T
CLKよりも長い場合には(TDSP1<TCLK)、測定時間T
MEASは以下に示すようにDSP部19の処理時間TDSP
となる。DSP部19の処理時間TDSPは処理するデー
タ数Nと1データの処理時間TDSP1で TDSP=N×TDSP1 と決められる。処理するデータ数Nは N=TIN×TCLK=n/fIN×TCLK となるので、 TMEAS=n/fIN×TCLK となり、この場合にも入力信号の周波数に追従した測定
時間で交流信号電圧を高速に測定することができる。図
4は、本発明の第二の実施例を示すものである。図4に
おいて、18は交流信号ディジタルデータに変換するA
/D変換器、20はディジタルデータを貯えるメモリー
である。
【0015】上記構成において、CPU部16により制
御される周波数カウンタ部15で入力信号周波数測定を
行う。CPU部16において測定した入力信号周波数f
INからデータ取込時間TINを TIN=n/fIN(n:自然数) として、A/D変換器18によりディジタルデータに変
換された交流信号のディジタルデータをメモリー20に
取り込むように設定する。メモリー20の取り込み終了
後にCPU部16でディジタルデータを順次平均化しデ
ィジタル検波処理を行う。
【0016】この場合、測定時間TMEASはディジタルデ
ータの取り込み時間TDATAとCPU部16の処理時間T
CPUで TMEAS=TDATA+TCPU となり、ディジタルデータの取り込み時間TDATAは TDATA=n/fIN であり、CPU部16の処理時間TCPUはデータ数に比
例するので、この場合にも入力信号の周波数に追従した
測定時間で交流信号電圧を高速に測定することができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、抵抗とコンデンサから構成されるアナログ回路方式
による検波処理ではなく、交流信号のディジタルデータ
を順次平均化し検波処理を行うディジタル検波方式であ
るため、入力信号の周波数に追従した測定時間で交流信
号電圧を高速に測定することができる。
【0018】また、ディジタル信号処理で検波を行うた
め、アナログ回路で構成される入力部の周波数特性や増
幅率のばらつきをあらかじめ校正し、CPU部に格納す
ることにより、アナログ回路のばらつきや経年変化に影
響されずに、常に高精度で測定することができるという
効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における交流信号電圧測
定装置のブロック図
【図2】同実施例における交流信号電圧測定の処理を示
す流れ図
【図3】同実施例のディジタル検波処理を示す波形図
【図4】本発明の第二の実施例における交流信号電圧測
定装置のブロック図
【図5】従来の映像信号発生装置のブロック図
【図6】従来の検波処理回路
【符号の説明】
11 入力端 12 入力部 13 検波部 14、18 A/D変換器 15 周波数カウンタ部 16 CPU部 17 表示部 19 DSP部 20 メモリー 21 ダイオード 22 電流制限抵抗(R22) 23 放電抵抗(R23) 24 コンデンサ(C24)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の増幅率を有する入力部と、入力信
    号の周波数を測定する周波数カウンタ部と、交流信号を
    ディジタルデータに変換するA/D変換器と、ディジタ
    ルデータを順次平均化しディジタル検波処理を行うDS
    P部と、電圧測定結果を表示する表示部と、上記入力部
    ・周波数カウンタ部・DSP部および表示部を制御する
    CPU部を備え、上記CPU部により適切な増幅率に制
    御される上記入力部の出力信号を上記CPU部ににより
    制御される上記周波数カウンタ部に入力することにより
    入力信号周波数測定を行い、測定した入力信号周波数を
    上記DSP部に与え、上記DSP部で上記入力部の出力
    信号を上記A/D変換器で変換されるディジタルデータ
    の信号取込時間を制御することにより、入力信号の周波
    数に追従して交流信号電圧を測定できるようにした交流
    信号電圧測定装置。
JP23809595A 1995-09-18 1995-09-18 交流信号電圧測定装置 Pending JPH0980086A (ja)

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