JPH0979985A - 粒子反応パターン判定方法およびその装置 - Google Patents

粒子反応パターン判定方法およびその装置

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JPH0979985A
JPH0979985A JP23433495A JP23433495A JPH0979985A JP H0979985 A JPH0979985 A JP H0979985A JP 23433495 A JP23433495 A JP 23433495A JP 23433495 A JP23433495 A JP 23433495A JP H0979985 A JPH0979985 A JP H0979985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】反応パターンと気泡パターンとを良好に分離す
ることができ、もって反応パターンを精度よく検出で
き、信頼性の高いパターン判定を実現する。 【解決手段】検査対象から得られた二次元画像データS
を回路41,42を使って高低2つの閾値でスライス
し、このスライスによって分離された各領域のスライス
レベル間での面積差から回路50を使って各領域の急峻
度を求め、また、回路51,52を使って各領域のスラ
イスレベルでの円形度を求め、さらに回路47を使って
各領域の最大値を求め、得られた最大値、円形度および
急峻度のデータと気泡判断基準データとを比較して各領
域の中に気泡領域が存在するか否か判定し、気泡領域が
存在するときには二次元画像データから気泡領域の二次
元画像データを削除したデータを基にして粒子パターン
判定回路55でパターンを判定するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液中の抗原抗体
の検出や細菌感受性の検査などを行う目的で、いわゆる
マイクロタイター法を実行するときに必要なパターン判
定の自動化に寄与できる粒子反応パターン判定方法およ
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野では、血液型の判定、抗原抗体
の検出、各種蛋白質の検出、ビールス等の検出、細菌感
受性の検査を行うとき、マイクロタイター法で検出・判
定することが広く行われている。
【0003】このマイクロタイター法を実施する場合に
は、検体を収容するために、図3に示すようなマイクロ
タイタープレート(以後、MTPと略称する。)1と呼
称されている検体収容容器が使用される。
【0004】MTP1は、通常、アクリル樹脂、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニールなどの透光性のプラスチック
で形成されており、検体を収容するためのウエル2を、
たとえば8×12の配列で96個備えている。ウエル2
相互の間隔は一定に保たれており、各ウエル2の底壁は
図4に示すようにU字状あるいはV字状に形成されてい
る。MTP1の周壁3は、ウエル2の深さより所定だけ
高く形成されており、その下端周縁部には水平方向外方
に向けて2mm程度突出する厚さ3mm程度のリブ4が
形成されている。そして、リブ4の下面で内周縁部に
は、周壁3の厚みに相当する幅の切欠部5が形成されて
おり、この切欠部5と別のMTPの上端部とを嵌合させ
ることによって、MTP1を複数積層できるようになっ
ている。また、周壁3の外面には図3に示すように、各
MTPを識別するためのバーコードラベル6を貼着する
領域が設定されている。
【0005】このように構成されたMTP1を用いてマ
イクロタイター法で、たとえば抗原抗体反応を検査する
場合には、図4に示すように、採取した血液7をウエル
2内に収容し、これに試薬を添加する。この試薬の添加
によって粒子反応が起こり、この粒子反応は図5(a) に
示すようにパターン8として現れる。このパターン8の
面積は反応の程度を表している。そこで、パターン8の
たとえば面積を基準面積と比較し、図5(b) に示すよう
に陰性(−)か陽性(+)かを判定するようにしてい
る。
【0006】ところで、上述した粒子反応パターンの判
定は、検査者の目視によって行われている場合が多い。
しかし、最近では画像処理技術を応用してパターン判定
を自動化する試みがなされている。
【0007】図6には粒子反応パターンの判定を自動化
した従来の粒子反応パターン判定装置の概略構成が示さ
れている。この装置では、検査に供されるMTP1を水
平に保持するMTP保持台11を備えている。MTP保
持台11の下方には、MTP保持台11に保持されてい
るMTP1の下面に向けて照明光を照射する照明装置1
2が設けられている。この照明装置12は、光源13か
ら放射された光を拡散板14に通し、この拡散板14に
よって拡散された光を照明光としてMTP1の下面に照
射する。
【0008】一方、MTP保持台11の上方にはMTP
1の各ウエル2内の粒子反応パターン像を検出するCC
DTVカメラ等で代表されるパターン検出器15が配置
されている。
【0009】パターン検出器15で検出された各パター
ン情報と図示しないバーコードリーダで読み取られた識
別情報とは判定処理装置16に導入される。判定処理装
置16は、各ウエル毎に得られたパターン情報と基準と
なるパターン情報とを比較して図5(b) に示すような判
定結果を求める。そして、この判定結果と識別情報とを
プリンタ17へ出力する。なお、MTP1を自動搬送す
るようにした装置も考えられている。
【0010】しかしながら、上記のように構成された従
来の粒子反応パターン判定装置にあっては次のような問
題があった。すなわち、上述したマイクロタイター法を
実行するとき、ウエル2の検体中に気泡の含まれている
場合が往々してある。気泡は反応とは関係ないが、従来
の装置では気泡も反応パターンの一部として検出しまう
ため、正確な判定を行うことが困難であった。
【0011】なお、気泡を撮像したときに得られる輝度
分布パターンは反応パターンの輝度分布に較べて変化率
が大きい。このことを利用してパターン検出器で検出さ
れた輝度分布を微分し、この微分値の分布に基づいて気
泡の混入を判定するようにした装置も考えられている。
【0012】しかし、細菌感受性反応などにおいては、
図7に反転輝度レベルとして反応パターンの輝度分布2
1を示すように、局所的に極めて急峻な箇所22を持つ
反応の生じることがあり、この急峻な箇所22では気泡
の微分値と同程度となる。また、急峻な箇所は1箇所に
限らず複数生じることもある。したがって、微分値の分
布のみで気泡を判定すると、誤った判定が行われる場合
があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の粒
子反応パターン判定装置にあっては、ウエル中に混入し
た気泡の影響を受けて反応パターンを精度よく検出する
ことが困難で、信頼性の高いパターン判定を行えない問
題があった。
【0014】そこで本発明は、反応パターンと気泡パタ
ーンとを良好に分離することができ、もって反応パター
ンを精度よく検出でき、信頼性の高いパターン判定の実
現に寄与できる粒子反応パターン判定方法およびその装
置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、粒子反応パターンを判定
するに当って、検査対象から得られた二次元画像データ
を高低2つの閾値でスライスし、このスライスによって
分離された各領域のスライスレベル間での面積差から各
領域の急峻度を求めるとともに前記各領域のスライスレ
ベルでの円形度を求め、さらに前記各領域の最大値を求
め、得られた最大値、円形度および急峻度のデータと気
泡判断基準データとを比較して前記各領域の中に気泡領
域が存在するか否か判定し、気泡領域が存在するときに
は前記二次元画像データから気泡領域の二次元画像デー
タを削除したデータを基にしてパターンを判定するよう
にしている。
【0016】また、上記目的を達成するために、請求項
2に係る発明では、検体を収容するウエルを複数有した
透光性のマイクロタイタープレートに向けて照明光を照
射する照明手段と、前記マイクロタイタープレートの前
記各ウエルを観測して上記各ウエル内に収容されている
検体の反応パターン像を検出するパターン検出手段と、
このパターン検出手段で得られた検出結果を判定する判
定手段とを備えた粒子反応パターン判定装置において、
前記判定手段は、前記パターン検出器によって前記各ウ
エル毎に得られた二次元画像データを高低2つの閾値で
スライスし、このスライスによって分離された各領域の
スライスレベル間での面積差から各領域の急峻度を求め
る急峻度算出手段と、前記各領域のスライスレベルでの
円形度を算出する円形度算出手段と、前記各領域の最大
値を求める最大値算出手段と、この最大値算出手段、前
記円形度算出手段および前記急峻度算出手段で算出され
た各領域データと気泡判断基準データとを比較して前記
各領域の中に気泡領域が存在するか否か判定し、気泡領
域が存在するときには前記二次元画像データから気泡領
域の二次元画像データを削除する気泡領域データ削除手
段と、この手段によって気泡領域データの削除された二
次元画像データを基にしてパターンを判定するパターン
判定手段とを備えている。
【0017】本発明に係る方法および装置では、気泡を
撮像して得られる二次元画像データが次のような3つの
特徴を有しているという事実を応用している。すなわ
ち、第1に気泡部分は反応部分より最大値(反転輝度分
布データ上での)が高い場合が多い。第2に気泡部分で
は反応部分に較べて輝度の変化率が大きい。つまり反応
部分に較べて急峻度が大きい。第3に気泡部分では反応
部分に較べて水平断面の円形度が高い。
【0018】本発明に係る方法および装置では、上述し
た最大値、急峻度、円形度を知らべ、これらのデータと
気泡判断基準データとを比較することによってどの領域
が気泡であるかを知るようにしている。そして、最終的
にパターン検出器から得られた二次元画像データから気
泡領域の二次元画像データを削除し、残った二次元画像
データを使ってパターン判定を行うようにしている。
【0019】したがって、急峻度だけで気泡を判定する
場合に較べて、高い正確度で気泡領域を判定・削除する
ことができ、パターン判定の信頼性を向上させることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係
る粒子反応パターン判定装置のブロック構成図が示され
ている。
【0021】光源31から出た光は拡散板等の光学系3
2を介してMTP1の下面に照射される。一方、MTP
1の上方位置にはMTP1の各ウエル2内の粒子反応パ
ターン像を検出するCCDTVカメラ等で代表されるパ
ターン検出器33が設けられている。
【0022】このパターン検出器33よって各ウエル2
毎に得られた二次元画像データ(反転輝度分布デー
タ)、データメモリ回路34に格納された後、判定装置
35の前段要素であるデータ処理部36に各ウエル毎に
順次送られる。
【0023】データ処理部36では送られてきた二次元
画像データAを平均最大値算出回路37と平均最小値算
出回路38とに導入する。平均最大値算出回路37と平
均最小値算出回路38は、各ラインデータのうちからそ
れぞれ最大値と最小値とをプロットし、これらを平均し
て平均最大値AVmax と平均最小値AVmin を算出す
る。そして、算出された平均最大値AVmax データおよ
び平均最小値AVmin データは第1の閾値算出回路39
と第2の閾値算出回路40とに与えれれる。
【0024】第1の閾値算出回路39は、第1の閾値L
1 をL1 =P1 ×(AVmax −AVmin )/100 として
算出する。なお、P1 は係数で、たとえば0.9 の値が用
いられる。第2の閾値算出回路40は、第2の閾値L2
をL2 =P2 ×(AVmax −AVmin )/100 として算
出する。なお、P2 は係数で、たとえば0.2 の値が用い
られる。
【0025】これらL1 データおよびL2 データは、高
低2つのスライスレベルとして第1の閾値領域分離回路
41と第2の閾値領域分離回路42とに与えられる。第
1の閾値領域分離回路41では二次元画像データAを導
入し、このデータAを第1の閾値L1 でスライスする。
また、第2の閾値領域分離回路42も二次元画像データ
Aを導入し、このデータAを第2の閾値L2 でスライス
する。このスライスによって二次元画像データAは、複
数の独立した領域に分離される。
【0026】これら分離された領域には第1の閾値領域
指定回路43および第2の閾値領域指定回路44によっ
て番号が付される。ただし、第2の閾値L2 によるスラ
イスのみで存在する領域には番号は付されない。そし
て、第1の閾値領域指定回路43および第2の閾値領域
指定回路44は、番号の付されている領域を順次指定す
る。
【0027】この領域指定指令は第1の閾値面積演算回
路45と第2の閾値面積演算回路46とに与えられる。
また、第1の閾値領域指定回路43からの領域指定指令
は最大値検出回路47にも与えられる。最大値検出回路
47はその領域nにおける最大値Mnを検出する。
【0028】第1の閾値面積演算回路45と第2の閾値
面積演算回路46とは、図2に示すように、指定された
領域nのスライスレベルL1 での面積S1nと、指定され
た領域nのスライスレベルL2 での面積S2nとをそれぞ
れ算出する。算出された面積S1nデータと面積S2nデー
タとは面積差演算回路48に導入され、この回路48お
いて面積差SDn=S1n−S2nが求められる。一方、第1
の閾値算出回路39および第2の閾値算出回路40で算
出された第1の閾値L1 データおよび第2の閾値L2 デ
ータは閾値差演算回路49に導入され、この回路49に
おいて閾値差が求められる。
【0029】閾値差演算回路49で算出された閾値差デ
ータと面積差演算回路48で求められた面積差SDnデー
タとは比率RSL演算回路50に導入され、この回路に
おいて領域nにおける急峻度RSLn =(S1n−S2n)
/(L1 −L2 )が算出される。
【0030】一方、前述した第1の閾値領域指定回路4
3および第2の閾値領域指定回路44の領域指定指令
は、第1の閾値円形度演算回路51と第2の閾値円形度
演算回路52とに与えられる。この第1の閾値円形度演
算回路51および第2の閾値円形度演算回路52は、領
域nのスライスレベルL1 での円形度R1nと領域nのス
ライスレベルL2 での円形度R2nとを算出する。
【0031】このようにして算出された領域nの最大値
Mn 、高低スライスレベル間での急峻度SDn、高低スラ
イスレベルでの円形度R1n,R2nは、気泡判定回路53
に導入される。気泡判定回路53は、これらのデータと
基準値設定回路54から読み出された気泡判断基準デー
タとを比較し、領域nに気泡が存在するか否か判定し、
気泡が存在するときには気泡が存在していることを示す
領域削除指令を粒子パターン判定回路55に与える。こ
のような気泡検出動作が分離された全ての領域について
順次行われる。
【0032】粒子パターン判定回路55は、領域削除指
令が与えられる都度、その領域nの二次元画像データを
元の二次元画像データAから削除する。そして、粒子パ
ターン判定回路55は、気泡検出動作が全て終了し、こ
れに基づく領域データ削除動作が終了した時点で、残っ
た二次元画像データのパターンと基準パターンとを比較
して各ウエル毎に図5(b) に示すような判定結果を求
め、この判定結果と図示しない検出手段で得られたMT
Pの識別情報とをプリンタ56へ出力する。
【0033】このように、気泡の存在を識別するのに有
効な最大値、急峻度、円形度の3つのデータを収集し、
これらのデータと気泡判断基準データとを比較すること
によってどの領域が気泡であるかを知り、パターン検出
器33から得られた二次元画像データから気泡領域の二
次元画像データを削除し、残った二次元画像データを使
って通常のパターン判定を行うようにしている。
【0034】したがって、高い正確度で気泡領域を特定
・削除することができるので、精度の高いパターン検出
が可能となり、パターン判定の信頼性を向上させること
ができ、パターン判定の自動化に寄与できる。。
【0035】なお、上述した例では気泡を認識し、画像
の上で気泡を除去しているが、同じ手法で正規の反応パ
ターンについても、前述した特性値を選択することによ
り反応パターンを判定することができる。すなわち、正
規の反応パターンに対して基準となる特性値を設定して
おき、この基準特性値に合致するパターンを正規の反応
パターンとして認識することができる。また、上述した
気泡除去処理は、専用のハードウェアを設けて行う場合
に限らずソフトウェアで実行させるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気泡による誤判定の発生を防止でき、判定の自動化に寄
与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る粒子反応パターン判
定装置のブロック構成図
【図2】同装置で運用するスライスレベルの説明図
【図3】マイクロタイター法で用いられるマイクロタイ
タープレートの斜視図
【図4】同プレートを局部的に取出して示す断面図
【図5】マイクロタイター法による粒子反応パターンの
パターン形態の一例および同パターンの判定結果の一例
を示す図
【図6】従来の粒子反応パターン判定装置の概略構成図
【図7】粒子反応パターンの輝度分布の一例を示す図
【符号の説明】
1…マイクロタイタープレート(MTP) 2…ウエル 7…試料 33…パターン検出器 34…データメモリ回路 35…判定装置 36…データ処理部 37…平均最大値算出回路 38…平均最小値算出回路 39…第1の閾値算出回路 40…第2の閾値算出回路 41…第1の閾値領域分離回路 42…第2の閾値領域分離回路 45…第1の閾値面積演算回路 46…第2の閾値面積演算回路 47…最大値検出回路 50…比率RLS演算回路 51…第1の閾値円形度演算回路 52…第2の閾値円形度演算回路 53…気泡判定回路 54…基準値設定回路 55…粒子パターン判定回路 56…プリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子反応パターンを判定するに当って、検
    査対象から得られた二次元画像データを高低2つの閾値
    でスライスし、このスライスによって分離された各領域
    のスライスレベル間での面積差から各領域の急峻度を求
    めるとともに前記各領域のスライスレベルでの円形度を
    求め、さらに前記各領域の最大値を求め、得られた最大
    値、円形度および急峻度のデータと気泡判断基準データ
    とを比較して前記各領域の中に気泡領域が存在するか否
    か判定し、気泡領域が存在するときには前記二次元画像
    データから気泡領域の二次元画素データを削除したデー
    タを基にしてパターンを判定することを特徴とする粒子
    反応パターン判定方法。
  2. 【請求項2】検体を収容するウエルを複数有した透光性
    のマイクロタイタープレートに向けて照明光を照射する
    照明手段と、前記マイクロタイタープレートの前記各ウ
    エルを観測して上記各ウエル内に収容されている検体の
    反応パターン像を検出するパターン検出手段と、このパ
    ターン検出手段で得られた検出結果を判定する判定手段
    とを備えた粒子反応パターン判定装置において、 前記判定手段は、前記パターン検出器によって前記各ウ
    エル毎に得られた二次元画像データを高低2つの閾値で
    スライスし、このスライスによって分離された各領域の
    スライスレベル間での面積差から各領域の急峻度を求め
    る急峻度算出手段と、前記各領域のスライスレベルでの
    円形度を算出する円形度算出手段と、前記各領域の最大
    値を求める最大値算出手段と、この最大値算出手段、前
    記円形度算出手段および前記急峻度算出手段で算出され
    た各領域データと気泡判断基準データとを比較して前記
    各領域の中に気泡領域が存在するか否か判定し、気泡領
    域が存在するときには前記二次元画像データから気泡領
    域の二次元画像データを削除する気泡領域データ削除手
    段と、この手段によって気泡領域データの削除された二
    次元画像データを基にしてパターンを判定するパターン
    判定手段とを具備してなることを特徴とする粒子反応パ
    ターン判定装置。
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