JPH0979472A - 丸形減勢槽 - Google Patents

丸形減勢槽

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Publication number
JPH0979472A
JPH0979472A JP23956795A JP23956795A JPH0979472A JP H0979472 A JPH0979472 A JP H0979472A JP 23956795 A JP23956795 A JP 23956795A JP 23956795 A JP23956795 A JP 23956795A JP H0979472 A JPH0979472 A JP H0979472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
flow
round
energy
discharged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23956795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kitsutaka
豊 橘鷹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP23956795A priority Critical patent/JPH0979472A/ja
Publication of JPH0979472A publication Critical patent/JPH0979472A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 槽内旋回流の形成を防止できる丸形減勢槽を
提供する。 【課題解決手段】 放出口32aを囲んで設けられた槽
の内周面31aに、径方向に突出して、放出された噴流
37を周方向において受け止めるパンチングボード3
3,34,35,36を周方向に適当間隔をおいて設け
る。噴流37は、径方向に流れて内周面31aに衝突し
た後に周方向に流れようとするが、パンチングボード3
3,34,35,36に受け止められて乱流となる。よ
って、旋回流は生じず、噴流37は効果的に減勢され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放流弁などの放出
口より放出される噴流を受け止めて減勢する丸形減勢槽
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放流弁などを設ける際には、放出
する噴流の勢いを低減する弁構造とするとともに、弁か
ら放出された噴流の勢いをさらに低減する減勢槽を設け
ている。
【0003】図4おいて、放流形スリーブ弁1は減勢槽
2の内部に立設されており、配管3よりエルボ4、ライ
ザー5を通じて放流形スリーブ弁1に送り込まれた噴流
6は、その下端近傍に形成された上下方向の弁口1aか
ら放射状に放出されることで、そのまま下方へ落下する
のに比べて勢いが低減される。
【0004】減勢槽2は、水平断面が四角形をなす四角
形槽として形成され、各角部における放流形スリーブ弁
1の弁口1aより上方の位置にコーナーバッフル7が設
けられていて、放流形スリーブ弁1の弁口1aから放出
された噴流6は、各角部に集められ上昇し、各コーナー
バッフル7に衝突して勢いが低減される。
【0005】図5においては、コーンスリーブ弁11が
減勢槽12の内部に立設されており、配管13よりエル
ボ14、ライザー15を通じてコーンスリーブ弁11に
送り込まれた流水16は、弁口11aよりコーン部11
bの外周面沿いに下方かつ放射状に放出されることで勢
いが低減される。
【0006】減勢槽12は、図4に示したものとほぼ同
様に形成されており、四角形槽の各角部に設けられたコ
ーナーバッフル17により、コーンスリーブ弁11の弁
口11aから放出された噴流16aの勢いがさらに低減
される。
【0007】図6においては、管理用弁21,配管22
に連通したフロート弁23が、減勢槽24の内部に弁口
23aを下向きとして設けられるとともに、減勢槽24
内の中央位置に液位検出用筒体25とフロート26が設
けられていて、フロート26の作用でフロート弁23を
自動開閉させることにより、ほぼ一定流量の流体を配管
27を通じて槽外へ流出させるようになっている。その
際、配管22より流量調節弁23に送り込まれた噴流2
8は、弁口23aから下向きに放出され、減勢槽24の
底面や液位検出用筒体25に衝突することで勢いが低減
される。ここでも、減勢槽24は四角形槽として形成さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の減勢槽はいずれも四角形槽として形成されており、こ
れは、上記したように弁口から放出された噴流を各角部
に集めるためであるとともに、槽内旋回流の形成を防止
するためであるが、四角形槽は大きな設置スペースを要
するという問題がある。
【0009】しかるに、放出された噴流が槽の壁面に悪
影響を及ぼさないという点においては、従来の四角形槽
に内接する大きさの丸形槽で十分であり、かつ、丸形槽
は市販のヒューム管などを利用できるので製作が容易で
あるという利点がある。ただし、丸形槽の場合、槽内旋
回流の形成は免れえず、減勢効果を期待できないという
問題がある。
【0010】本発明は上記問題を解決するもので、槽内
旋回流の形成を防止できる丸形減勢槽を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の丸形減勢槽は、放出口より放出される噴流
を受け止めて減勢する丸形減勢槽であって、放出口を囲
んで設けられた槽の内周面に、放出された噴流を周方向
において受け止める径方向に突出した減勢板を、周方向
に適当間隔をおいて設けたものである。
【0012】上記した減勢板としては、パンチングボー
ドや長尺のアングルを用いることができ、槽の周方向に
適当間隔をおいて、小口径の減勢槽の場合は4ケ所、大
口径の減勢槽の場合は6ケ所〜8ケ所というように複数
個設ければよい。
【0013】このような構成によれば、放出口より槽の
内部に放出された噴流は、径方向に流れて内周面に衝突
した後、方向転換して周方向に流れようとするが、各減
勢板に受け止められて乱れを生じる。よって旋回流は生
じず、噴流の勢いは低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態の丸
形減勢槽の平面図であり、図2は同丸形減勢槽の縦断面
図である。丸形減勢槽31の内部には放流管32が配置
されており、その放出口32aは下向きに開口してい
る。丸形減勢槽31の内周面31aには、径方向に突出
するように、パンチングボード33,34,35,36
が周方向にほぼ等間隔に設けられている。
【0015】このような構成により、放出口32aから
丸形減勢槽31の内部に放出された噴流37は、下方、
次いで径方向に流れて槽の内周面31aに当たり、その
後、方向転換して周方向に流れつつ上昇しようとする
が、パンチングボード33,34,35,36によって
周方向において受け止められて乱流となる。したがっ
て、旋回流は生じない。噴流37は、乱流となることで
圧損を生じるとともに、パンチングボード33,34,
35,36の孔を通過することによっても圧損を生じる
ので、効果的に減勢される。
【0016】上記した構成に代えて、図3に示したよう
に、丸形減勢槽31の内周面31aに、径方向に突出す
るように、アングル38,39,40,41を周方向に
ほぼ等間隔に設けることによっても、噴流を周方向にお
いて受け止めて旋回流の発生を防止し、噴流の勢いを低
減できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、放出口
から放出される噴流を周方向において受け止める減勢板
を槽の内周面に設けたことにより、従来の丸形槽の欠点
であった旋回流の形成を防止でき、減勢効果を高めるこ
とができる。このような丸形減勢槽は、四角形減勢槽に
比べて設置スペースを低減できるとともに、製作が容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の丸形減勢槽の平面図であ
る。
【図2】図1に示した丸形減勢槽の縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態の丸形減勢槽の平面図で
ある。
【図4】従来の四角形減勢槽およびその内部に設置され
た放流スリーブ弁の構成を示した説明図である。
【図5】従来の四角形減勢槽およびその内部に設置され
たコーンスリーブ弁の構成を示した説明図である。
【図6】従来の四角形減勢槽およびその内部に設置され
たフロート弁の構成を示した説明図である。
【符号の説明】
31 丸形減勢槽 31a 内周面 32a 放出口 33,34,35,36 パンチングボード 37 噴流 38,39,40,41 アングル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放出口より放出される噴流を受け止めて
    減勢する丸形減勢槽であって、放出口を囲んで設けられ
    た槽の内周面に、放出された噴流を周方向において受け
    止める径方向に突出した減勢板を、周方向に適当間隔を
    おいて設けたことを特徴とする丸形減勢槽。
JP23956795A 1995-09-19 1995-09-19 丸形減勢槽 Pending JPH0979472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23956795A JPH0979472A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 丸形減勢槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23956795A JPH0979472A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 丸形減勢槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0979472A true JPH0979472A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17046726

Family Applications (1)

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JP23956795A Pending JPH0979472A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 丸形減勢槽

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JP (1) JPH0979472A (ja)

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