JPH07232021A - 気液分離器 - Google Patents

気液分離器

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JPH07232021A
JPH07232021A JP2819494A JP2819494A JPH07232021A JP H07232021 A JPH07232021 A JP H07232021A JP 2819494 A JP2819494 A JP 2819494A JP 2819494 A JP2819494 A JP 2819494A JP H07232021 A JPH07232021 A JP H07232021A
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JP
Japan
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water
gas
inflow pipe
steam
liquid
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JP2819494A
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English (en)
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Noriyuki Imada
典幸 今田
Hidehisa Yoshizako
秀久 吉廻
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の流入量が増大しても流体を気体と液体
とに完全に分離することができること。 【構成】 胴体30の上部側に上部出口管32が接続さ
れ、底部側に下部出口管33が接続され、中程には流入
管31が接続されている。さらに、胴体30の遷移領域
36内には円環状突起37が形成されている。そして流
入管31から胴体30内に噴射された水−蒸気二相流の
うち水は下降旋回流34によってドレンタンク側へ流出
し、蒸気は胴体30の中央部を通って上昇旋回流35と
なって上部出口管32から流出する。このとき、水滴の
一部が胴体30の側壁に沿って上昇しても、遷移領域3
6には、円環状突起37によってガス流速の遅い領域が
形成されているため、上昇した水が失速し、水の上昇移
動が防止される。 【効果】 流入管から胴体内に流入される流体の流入量
が増大しても気液二相流体を気体と液体とに完全に分離
し、液体排出用出口管から液体が流出するのを防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気液分離器に係り、特
に、変圧ボイラの水壁管より送出される蒸気−水二相流
体を蒸気と水とに分離するに好適な気液分離器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、気液分離器として、蒸気−水二相
流体を蒸気と水とに分離する気水分離器が知られてい
る。この気水分離器を用いたシステムとしては、変圧運
転ボイラシステムがある。このシステムは、図4に示す
ように、給水管21からの水を節炭器22を介して火炉
壁23へ送給し、火炉壁23で生成された蒸気と水の二
相流体を気水分離器24へ送給して気水分離器24で蒸
気と水に分離し、蒸気を過熱器25へ送給し、水をドレ
ンタンク26を介して給水管21へ戻すようになってい
る。また過熱器25に送給された蒸気は過熱蒸気となっ
て蒸気タービン27へ送給され、蒸気タービン27の駆
動に寄与される。そして蒸気タービン27を通過した蒸
気は復水器28で水に戻され、再循環ポンプ29によっ
て節炭器22側へ送られる。このシステムにおける各部
での水の状態を図5に示す。図5は横軸に負荷を、縦軸
にエンタルピーをとっている。
【0003】図5から節炭器22入口と火炉壁23入口
では全負荷において水であり、過熱器25出口側では全
負荷において蒸気となっていることがわかる。ところ
が、過熱器25入口側では高負荷時には蒸気となってい
るものの、低負荷時には水と蒸気とが混合した気液二相
流状態となっていることがわかる。
【0004】ところで、過熱器25に水が混入すると、
種々のトラブルのもとになるので、これを防止するため
に、従来、図4に示すように、火炉壁23と過熱器25
との間に二相流体を水と蒸気とに分離する気水分離器2
4が設けられている。
【0005】気水分離器24は、図6に示すように、円
筒形の胴体30、流入管31、上部出口管32、下部出
口管33を備えている。流入管31は胴体30表面の接
線方向に沿って取付けられている。このため、二相流体
が流入管31から胴体30内に導入されると、胴体30
内には下向きの下降旋回流34が形成される。そして、
このとき、蒸気に較べて密度の重い水は遠心力によって
胴体30の側壁側に引き寄せられ、壁に衝突した後、液
膜となって側壁を伝わって下方に流れ、下部出口管33
から排出され、ドレンタンク26に集められる。一方、
蒸気は、下部出口管33がドレンタンク26で水封され
ているので、胴体30の下側で反転し、胴体30の中央
部を通って上昇し、上部出口管32から過熱器25へ送
出される。このとき、胴体30内上方には上向きの上昇
旋回流35が形成される。
【0006】このように、気水分離器24においては、
旋回流34、35によって生じる遠心力を利用して二相
流体を水と蒸気とに分離することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の気水分離器24
においては、二相流体の流入量が一定のときには二相流
体を水と蒸気とに確実に分離することはできるが、二相
流体の流入量が設定量を超えたときについて十分配慮さ
れておらず、二相流体の流入量が増大したときに二相流
体を水と蒸気とに完全に分離できない場合がある。すな
わち、現在、気水分離器として員数低減、小型化の要求
がある。この要求に対処するためには、気水分離器1基
当りの流入量を増やすことが余儀なくされる。以下、流
入量が増大したときの問題点について述べる。
【0008】従来の気水分離器24において、1基当り
の流入量を増やしたときに気水分離器24内でどのよう
な現象が生じるかを調べるために、アクリル製の模型を
作成し、水−蒸気二相流の代わりに、水−空気二相流を
流して水流実験を行ったところ、図7に示すような実験
結果が得られた。
【0009】図7において、水−空気二相流を流入管3
1から胴体30内に噴射すると、流入管31から噴出し
た水のほとんどが側壁に衝突して下方に向かって流れて
いるが、上昇流があるために、その一部分は上方に吹き
飛ばされて流入管31より上方の側壁に水滴となって付
着する。流入管31より上方の側壁近傍は上昇流が形成
されているので、流入管31より上部の側壁に付着した
水滴は側壁を伝わって上昇し、上部出口管32から過熱
器25側へ流出される。このとき、流入管31より上方
の側壁に付着し上部出口管32から流出する水の量は流
入管31より流入する水量および空気量が増加するに従
って多くなることがわかった。
【0010】そこで、流入管31内の流速と乾き度とを
実機と合わせて、上部出口管32から流出する水滴の量
を測定したところ図8に示すような結果が得られた。こ
こで、従来の処理量に対する測定結果を○印で示し、従
来の処理量の2倍に相当する結果を□印で示す。図8に
示す実験結果より、従来の処理量では、全乾き度に亘っ
て上部出口管32から流出する水はほとんど無いことが
わかる。しかし、処理量を従来の2倍とした場合には、
上部出口管32から約0.3%の水が流出することがわ
かる。上部出口管32から水が流出し、過熱器25側に
流れ込むと種々のトラブルの元となるので、従来の気水
分離器24の構造では現状以上に処理量を上げることが
できない。
【0011】本発明の目的は、流体の流入量が増大して
も流体を気体と液体とに完全に分離することができる気
液分離器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、流体通路を構成する胴体の上部側に気体
排出用出口管が接続され、胴体の底部側に液体排出用出
口管が接続され、胴体の中ほどに胴体内へ流体を導入す
る流入管が接続され、胴体の内壁に流入管から導入され
た流体の上昇移動を抑制する円環状突起が形成されてい
る気液分離器を構成したものである。
【0013】円環状突起としては、胴体内の領域のうち
流入管接続部より底部側に形成される下向きの旋回流と
流入管接続部より上部側に形成される上向きの旋回流と
の間の遷移領域内に形成されているものが望ましい。
【0014】また、前記各気液分離器においては、胴体
内を臨む流入管の開口端と円環状突起との距離は流入管
の内径の0.1倍〜1.0倍に設定されているものを構
成したり、円環状突起の胴体壁面からの高さは胴体の内
径の1/100以上に設定されているものを構成したり
することが望ましい。
【0015】
【作用】前記した手段によれば、胴体内に円環状突起が
形成されると、突起の付け根部にガス流速が遅い領域が
形成される。このような領域が形成されると、胴体内に
導入された二相流体の内上昇ガス流に同伴された水滴は
側壁に沿って上昇するが、円環状突起によって形成され
たガス流速の遅い領域を通過するときに水滴は失速す
る。失速した水滴は互いに合体し大きな水滴あるいは液
膜となり、その自重によって下降する。このため蒸気が
気体排出用出口管から流出されるのを防止することがで
きる。
【0016】一方、上昇する水の量が多く、突起の下に
水が溜り、その一部が突起を超えて上昇する恐れがある
場合には、下向きの旋回流と上向きの旋回流との間の遷
移領域内に円環状突起を設けると、水分の上昇を防止す
ることができる。すなわち、遷移領域内においては上向
きの速度成分が小さくなるため、この領域内に円環状突
起を設けると、上向きの速度成分がなくなり、突起に付
着した水滴は合体して大きな水滴となり、自重により下
降する。このため、遷移領域内に円環状突起を配置する
と、流入量が増大しても突起に水が溜ることがないの
で、突起を超えて上部に水が流出するのを防止すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0018】本実施例は、気液分離器として、水−蒸気
二相流を水と蒸気とに分離する気水分離器を変圧運転ボ
イラシステムに適用したものである。図1において、気
水分離器24は円筒状の胴体30、複数の流入管31、
上部出口管32、下部出口管33を備えており、胴体3
0の上部側に気体排出用出口管として上部出口管32が
接続され、胴体30の底部側には液体排出用出口管とし
て下部出口管33が接続されている。さらに、胴体30
の中程には複数の流入管31が胴体30の円周方向に沿
って接続されている。さらに胴体30の内部には流入管
31と胴体30との接続部より底部側に形成される下降
旋回流34と流入管31と胴体30との接続部より上部
側に形成される上昇旋回流35との間の遷移領域36内
に円環状突起37が膨出形成されている。
【0019】この円環状突起37を形成するに際して
は、流入管31の開口端と円環状突起37との距離Xは
流入管31の内径dの0.1倍〜1.0倍に設定するこ
とが望ましく、また円環状突起37の胴体30壁面から
の高さは胴体30の内径Dの1/100以上に設定する
ことが望ましいが、本実施例では、後述する実験結果に
基づき、距離Xは0.5倍に、突起37の高さは内径D
の0.01倍に設定されている。
【0020】上記構成において、火炉壁を通過した蒸気
−水二相流体が各流入管31から気水分離器24内に噴
射されると、胴体30内には下降旋回流34が形成され
る。このとき、蒸気に較べて密度の重い水は遠心力によ
って側壁側に引く寄せられ、側壁に衝突した後、液膜と
なって側壁を伝わって下方に流れ、下部出口管33から
ドレンタンク側へ流出する。一方、蒸気は胴体30の底
部側で反転し、胴体30の中央部を上昇して上部出口管
32から過熱器側へ流出する。このとき、胴体30内に
は蒸気による上昇旋回流35が形成される。そして、処
理量の増大に伴って各流入管31から噴射された二相流
体の流量が増加すると、蒸気の上昇移動に伴って水滴の
一部が側壁に沿って上昇するが、遷移領域36内は、環
状突起37によってガス流速が遅い領域となっているの
で、上昇した水滴は失速する。そして失速した水滴は互
いに合体し、大きな水滴あるいは液膜となり、その自重
によって下部出口管33側に落下する。
【0021】このように、本実施例においては、遷移領
域36内に円環状突起37を設け、上向きの速度成分が
なくなるようにしたため、胴体30内に流入する二相流
体の流量が増加しても、上部出口管32から蒸気が流出
するのを防止することができる。
【0022】従って、本実施例によれば、処理量を増大
した場合、従来の気水分離器では4基の気水分離器が必
要であったが、本実施例のものを用いれば、1基当りの
処理量を従来の2倍とすることができ、処理量を増大し
た場合気水分離器を2基減らすことができる。
【0023】ここで、処理量を従来の2倍にしたとき
に、上部出口管32から流出する水の量を測定したとこ
ろ、図5に示すような結果が得られた。図5において、
横軸に乾き度を、縦軸に流出量を取っている。図5か
ら、処理量を2倍にしても上部出口管32から水がほと
んど流出していないことが理解される。
【0024】また本実施例における効果を模型実験によ
り確認したところ以下に示すような結果が得られた。
【0025】まず、円環状突起37の高さと上部出口管
32から流出する水量との関係を調べた結果を図6に示
す。図6において、速度分布は胴体30の内径Dと円環
状突起37の高さhとで整理できると考え、横軸はh/
Dをとっている。縦軸は流入管31より流入した全水量
WAに対する上部出口管32から流出した水量W0の比
である。また円環状突起37は流入管31の開口端より
30mm上方に取り付けた。また流入する空気量および
水量は図12で示したデータのうち、処理量が2倍、乾
き度が0.8の状態と同じ流量とした。
【0026】上記実験結果より、円環状突起37の高さ
h/Dが0.01以下ではさほど効果がないが、0.0
1以上では上部出口管32からの水の流出量は円環状突
起37が無いときに較べて1/7以下になることがわか
る。ただし、円環状突起37の高さをあまり高くする
と、胴体30の断面積が小さくなり、上昇速度が遅くな
ってしまうので、必要以上に高くするのは逆効果であ
る。
【0027】次に、円環状突起37の設置位置を変え
て、上部出口管32から流出する水の量を調べた結果を
図7に示す。図7において、流入管31近傍の速度分布
は流入管31の内径dと円環状突起37と流入管31開
口端との距離Xとで整理できると考え、横軸はX/dに
とっている。縦軸は流入した全水量WAと上部出口管3
2より流出した水量W0との比である。また円環状突起
37が無いときの上部出口管32からの流出量を破線で
示す。
【0028】図7より、X/dが2から9の範囲では、
円環状突起37の位置に関係なく、上部出口管32から
流出する水の流出量は、円環状突起37が無い場合の約
1/7となることがわかった。さらに、X/dが0.5
の場合、上部出口管32の流出量は1/60以下とな
り、ほとんど水が流出しなくなることがわかった。
【0029】上記実験結果は、現状の流入管内蒸気流速
および気水分離器24の内径を基に行ったものであり、
これらの値が変わった場合、上述した円環状突起37の
最適位置が変化すると考えられる。この場合、気水分離
器24内の流れを観察し、流入管31の下側に形成され
る下降旋回流34と上側に形成される上昇旋回流35と
の間の遷移領域36内に円環状突起37を設置すれば、
上述したと同様な効果が得られる。
【0030】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0031】図8は、円環状突起37の代わりに、胴体
30の遷移領域36内に複数の突起38を円環状に配置
したものであり、他の構成は図1のものと同様であるの
で、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省
略する。本実施例においても、複数の突起38によっ
て、遷移領域36内にガス流速の遅い領域を形成するこ
とができるため、水滴の上昇を防止し、上部出口管32
から水が流出するのを防止することができる。
【0032】また図1に示す実施例においては、流入管
31として6本設けたものについて述べたが、図9に示
すように、流入管31を4本設けたり、あるいは図10
に示すように、流入管31を2本設けた場合でも、遷移
領域36内に円環状突起37を設けることによって前記
実施例と同様な効果を得ることができる。
【0033】また円環状突起37として、図1では、そ
の断面が略正方形形状のものについて述べたが、図1に
示すように、円環状突起37として、その断面が半円形
形状のものを用いたり、あるいは図12に示すように、
その断面が略L字形状に形成されたものを用いることも
できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
胴体内に円環状突起を形成し、流入管から胴体内に流入
した流体のうち液体の上昇移動を防止するようにしたた
め、流入管から胴体内に流入される流体の流入量が増大
しても気液二相流体を気体と液体とに完全に分離し、液
体排出用出口管から液体が流出するのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明の要部構成図である。
【図5】乾き度と流出量との関係を示す特性図である。
【図6】円環状突起の高さと上部出口管から流出する水
量との関係を示す図である。
【図7】円環状突起の位置と上部出口管から流出する水
量との関係を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す要部構成図である。
【図9】流入管が4本のときの実施例を示す図である。
【図10】流入管が2本のときの実施例を示す図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図12】本発明の他の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図13】変圧運転ボイラシステムの全体構成図であ
る。
【図14】ボイラ負荷とエンタルピーとの関係を示す特
性図である。
【図15】従来例の構成図である。
【図16】従来例を用いて水流実験を行ったときの状態
を説明するための図である。
【図17】従来例を用いて水流実験を行ったときの乾き
度と流出量との関係を示す図である。
【符号の説明】
30 胴体 31 流入管 32 上部出口管 33 下部出口管 34 下降旋回流 35 上昇旋回流 36 遷移領域 37 円環状突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路を構成する胴体の上部側に気体
    排出用出口管が接続され、胴体の底部側に液体排出用出
    口管が接続され、胴体の中ほどに胴体内へ流体を導入す
    る流入管が接続され、胴体の内壁に流入管から導入され
    た流体の上昇移動を抑制する円環状突起が形成されてい
    る気液分離器。
  2. 【請求項2】 円環状突起は、胴体内の領域のうち流入
    管接続部より底部側に形成される下向きの旋回流と流入
    管接続部より上部側に形成される上向きの旋回流との間
    の遷移領域内に形成されている請求項1記載の気液分離
    器。
  3. 【請求項3】 胴体内を臨む流入管の開口端と円環状突
    起との距離は流入管の内径の0.1倍〜1.0倍に設定
    されている請求項1または2記載の気液分離器。
  4. 【請求項4】 円環状突起の胴体壁面からの高さは胴体
    の内径の1/100以上に設定されている請求項1、2
    または3記載の気液分離器。
JP2819494A 1994-02-25 1994-02-25 気液分離器 Pending JPH07232021A (ja)

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