JPH097913A - 基板加熱装置 - Google Patents

基板加熱装置

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Publication number
JPH097913A
JPH097913A JP15597295A JP15597295A JPH097913A JP H097913 A JPH097913 A JP H097913A JP 15597295 A JP15597295 A JP 15597295A JP 15597295 A JP15597295 A JP 15597295A JP H097913 A JPH097913 A JP H097913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
wafer
hot plate
cover
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP15597295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanao Matsushita
正直 松下
Shigeru Sasada
滋 笹田
Yoshimitsu Fukutomi
義光 福冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP15597295A priority Critical patent/JPH097913A/ja
Publication of JPH097913A publication Critical patent/JPH097913A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板加熱装置内への基板の搬入に際して基板
の熱処理に不均一が生じにくい基板加熱装置。 【構成】 ウェハWを筐体20中に搬入し、プレート4
0上にセットする。その後カバー60を降下させ、プレ
ート40上にセットされたウェハWをプレート40及び
カバー60によって形成された半密閉空間内で加熱処理
する。この際、基板導入部30aをシャッタ20aと基
板処理部30bとの間に配しているので、ウェハWの搬
入及び搬出に際してシャッタ20a側から進入した外気
の影響によって温度不均一が生じても、ウェハWがセッ
トされる奥側の基板処理部30bにおける温度をほぼ均
一に保つことができる。よって、ウェハWが周囲のプレ
ート40やカバー60から受ける熱量を、ウェハW面内
の各部で加熱処理の開始当初から等しくして、ウェハW
の加熱処理を均一なものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウェハや液晶
表示器用ガラス基板に加熱処理を施す基板加熱装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハなどに、レジスト塗布、加
熱処理、冷却処理、現像処理などの各種処理を所望の手
順で実行する基板処理装置は広く知られている。
【0003】図2は、この種の基板処理装置の一部に組
込まれる基板加熱装置であるベークユニットの一般的な
構造を説明する図である。図示のように、外側を覆う筐
体2の内部には、ウェハを加熱処理するためのホットプ
レート4と、ウェハの熱処理時にホットプレート4上に
降下して半密閉空間を形成し、その空間内部にウェハを
収容するホットプレートカバー6とが設けられている。
【0004】ウェハの搬入時には、筐体2に設けたシャ
ッタ2aを開放してホットプレートカバー6を上昇させ
る。処理済みのウェハが内部に存在する場合には、ま
ず、搬送ロボットを用いて処理済みのウェハを筐体2外
に搬出する。次いで、未処理のウェハを筐体2中に搬入
し、ホットプレート4上に載置する。その後、ホットプ
レートカバー6を降下させて、ホットプレート4上に載
置されたウェハをホットプレート4及びホットプレート
カバー6によって形成される半密閉空間中に保持し、こ
の空間中のウェハに所望の温度及び時間条件で加熱処理
を施す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2の装置で
は、ウェハの搬入時にシャッタ2aから進入する外気O
Aに起因して、ウェハの均一な加熱処理が困難となる場
合が生じる。
【0006】すなわち、ウェハの搬入時にシャッタ2a
を開放してホットプレートカバー6を上昇位置に移動さ
せたとき、シャッタ2a側からホットプレートカバー6
下方に外気OAが進入する。この結果、ホットプレート
4上面及びホットプレートカバー6内面の温度がシャッ
タ2aのある受渡位置側で相対的に降下し、この受渡位
置側から奥側にかけてホットプレート4表面及びホット
プレートカバー6内面に温度勾配が生じる。このような
温度勾配は、加熱処理開始直後のウェハ面内に温度不均
一を生じさせることとなるので、結果としてウェハの加
熱処理がその面内で不均一なものとなってしまう場合が
生じてしまう。
【0007】そこで、この発明は、基板加熱装置内への
基板の搬入に際して受渡位置から装置内に外気が流入し
ても、基板の熱処理に不均一が生じにくい基板加熱装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の基板加熱装置は、基板をプレート上に支
持して基板に所定の加熱処理を行う基板加熱装置におい
て、基板の搬入及び搬出を行う受渡位置側に、外気の流
入によって生じる温度変化を緩和する基板導入部を備え
ることを特徴とする。
【0009】また、請求項2の基板加熱装置は、プレー
トと基板の加熱処理中に基板を覆うカバーとを基板の搬
入及び搬出が行われる方向に関して細長く形成してお
り、プレート及びカバー間の領域のうち受渡位置側を基
板導入部とし、基板導入部に対して奥側に加熱処理中の
基板が配置されることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の装置では、基板の搬入及び搬出を行
う受渡位置側に外気の流入によって生じる温度変化を緩
和する基板導入部を備えるので、基板の搬入及び搬出時
に受渡位置から進入した外気によってプレート及びカバ
ー間の高温雰囲気が奥側に押込まれてカバー及びプレー
トに温度不均一が生じても、カバー及びプレートのうち
加熱処理すべき基板が配置される奥側では温度がほぼ均
一に保たれる。よって、処理すべき基板の受ける熱量を
その面内で加熱処理開始当初からほぼ等しくして、基板
の加熱処理を均一なものとすることができる。
【0011】また、請求項2の装置では、プレートと基
板の加熱処理中にこれを覆うカバーとを基板の搬入及び
搬出が行われる方向に関して細長く形成しており、プレ
ート及びカバー間の領域のうち受渡位置側を基板導入部
とし、基板導入部に対して奥側に加熱処理中の基板が配
置されるので、簡単な構成で基板の加熱処理を均一なも
のとすることができる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明に係る基板加熱装置の一実
施例であるベークユニットの構造を説明する図である。
【0013】ベークユニット10の外側を構成する筐体
20の一側面には、ウェハWの受渡しのためのシャッタ
20aが設けられている。このシャッタ20aは、未処
理のウェハWを加熱処理のために筐体20内に搬入する
際や処理済みのウェハWを筐体20外に搬入する際には
開放され、ウェハWの加熱処理中には閉止される。
【0014】筐体20の内部には、本体加熱部30が収
容されており、この本体加熱部30は、ウェハWを支持
して所望の温度で加熱するためのホットプレート40
と、ウェハWの熱処理時にホットプレート40上に降下
して保温のための半密閉空間を形成するホットプレート
カバー60とから構成される。
【0015】本体加熱部30は、ホットプレート40及
びホットプレートカバー60のうちシャッタ20aに近
い受渡位置側の基板導入部30aと、ホットプレート4
0及びホットプレートカバー60のうちシャッタ20a
から離れた奥側の基板処理部30bとから構成されると
考えることができる。
【0016】後者の基板処理部30bは、従来のベーク
ユニット同様にウェハWをホットプレート40上に支持
してウェハWを加熱処理する部分である。一方、前者の
基板導入部30aは、奥側の基板処理部30bにおける
温度をほぼ均一に保つ緩衝地帯としての役割を有する。
すなわち、ウェハWの搬入及び搬出に際してシャッタ2
0a側から進入した外気によってホットプレートカバー
60下の高温雰囲気HAがホットプレート40及びホッ
トプレートカバー60間の領域のうち奥側に押込まれ、
ホットプレート40及びホットプレートカバー60に温
度不均一(局所的な温度低下に起因する温度分布)が生
じても、加熱処理すべきウェハWが配置される奥側の基
板処理部30bにおける温度はほぼ均一に保たれる。
【0017】ホットプレート40は、筐体20外からシ
ャッタ20aを介して搬入されたウェハWを受取るリフ
タピン42と、このリフタピン42からウェハWを受取
ってホットプレート40上に支持するプロキシミティギ
ャップ用ボール44とを備える。リフタピン42は、図
示を省略するアクチュエータによって昇降自在となって
おり、これらを同期して動作させることによりウェハW
を水平に保って昇降させることが可能になる。プロキシ
ミティギャップ用ボール44は、ホットプレート40上
に固設されており、リフタピン42の下降に伴って下降
してきたウェハWをホットプレート40上にホットプレ
ート40表面と平行になるように支持する。なお、ホッ
トプレート40上のウェハWにはホットプレート40か
らの輻射熱が供給されるが、ホットプレート40の温度
は、処理中におけるウェハWの中心直下に対応するホッ
トプレート40部分の表面直下に近接して埋込まれてい
る温度センサ46の出力をモニタすることによって制御
される。
【0018】ホットプレートカバー60は、ウェハWを
上方から覆う上板部62と、この上板部62の周縁から
下方に延びるスカート状の側板部64とを備える。この
ホットプレートカバー60は、図示を省略する昇降機構
によって上下動可能となっており、ウェハWの搬入及び
搬出に際してシャッタ20aが開放されるとこれに伴っ
て図1に示す上昇位置まで上昇し、ウェハWの処理に際
してシャッタ20aが閉止されるとこれに伴って降下し
てホットプレート40上に半密閉空間を形成する。
【0019】以下、図1のベークユニットの動作につい
て説明する。まず、ウェハW搬入のため筐体20に設け
たシャッタ20aを開放してホットプレートカバー60
を上昇させる。処理済みのウェハWが内部に存在する場
合には、処理済みのウェハWを、リフタピン42の昇降
動作を利用して搬送ロボットのハンド(図示を省略)に
移載し筐体20外に搬出させる。次いで、未処理のウェ
ハWを筐体20中のホットプレート40及びホットプレ
ートカバー60間に搬入させ、上昇したリフタピン42
上に移載後、このリフタピン42とともに降下させてホ
ットプレート40上に載置させる。その後、ホットプレ
ートカバー60を降下させて、ホットプレート40上に
載置されたウェハWをホットプレート40及びホットプ
レートカバー60によって形成される半密閉空間のう
ち、基板処理部30bに対応する奥側部分で所望時間だ
け加熱処理する。この際、基板導入部30aをシャッタ
20aと基板処理部30bとの間に配してあるので、ウ
ェハWの搬入及び搬出に際してシャッタ20a側から進
入した外気の影響によってホットプレート40及びホッ
トプレートカバー60に温度不均一が生じても、加熱処
理すべきウェハWが配置される奥側の基板処理部30b
における温度をほぼ均一かつ設定通りに保つことができ
る。よって、ウェハWが周囲のホットプレート40やホ
ットプレートカバー60から受ける熱量を、ウェハW面
内の各部で加熱処理の開始当初から等しくして、ウェハ
Wの加熱処理を均一なものとすることができる。
【0020】以上、実施例に即してこの発明を説明した
が、この発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では、基板導入部30aのウェハW
の進退方向に関する距離を基板処理部30bのウェハW
の進退方向に関する距離の約1/2程度としているが、
この距離は、加熱処理の温度、本体加熱部30の熱容量
等の各種条件に応じて適宜変更することが好ましい。
【0021】また、上記実施例では、ホットプレート4
0及びホットプレートカバー60からなる本体加熱部3
0をウェハWの進退方向に関して長くしてその受渡位置
側を外気の影響を緩和するための基板導入部30aとし
た構造となっているが、本体加熱部30を従来通りウェ
ハWを収容するだけの構造とし、そのような本体加熱部
とシャッタ20aとの間にウェハWが通過できるような
トンネル状の予備加熱部を設け、このような予備加熱部
内を加熱温調することにより緩衝地帯として用いるなら
ば、外気の流入によって生じる温度変化の影響を緩和さ
せることができる。
【0022】また、上記実施例では、ホットプレートカ
バー60を昇降させてウェハWの搬入及び搬出を行うこ
ととしているが、ホットプレートカバー60を昇降させ
ないでそのシャッタ20a側の側部に開閉機構を設けた
構造とし、この開閉機構を介してウェハWの搬入及び搬
出を行うこともできる。
【0023】また、上記実施例では、プロキシミティギ
ャップ用ボール44を用いてウェハWをホットプレート
40上に支持しているが、吸着機構によってウェハWを
ホットプレート40上に直接支持することもできる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の基板加熱装置によれば、基板
の搬入及び搬出を行う受渡位置側に外気の流入によって
生じる温度変化を緩和する基板導入部を備えるので、基
板の搬入及び搬出時に受渡位置から進入した外気によっ
てカバー及びプレートに温度不均一が生じても、カバー
及びプレートのうち加熱処理すべき基板が配置される奥
側では温度がほぼ均一に保たれる。よって、基板の受け
る熱量をその面内で加熱処理開始当初からほぼ等しくし
て、基板の加熱処理を均一なものとすることができる。
【0025】また、請求項2の基板加熱装置によれば、
プレートと基板の加熱処理中にこれを覆うカバーとを基
板の搬入及び搬出が行われる方向に関して細長く形成し
ており、プレート及びカバー間の領域のうち受渡位置側
を基板導入部とし、基板導入部に対して奥側に加熱処理
中の基板が配置されるので、簡単な構成で基板の加熱処
理を均一なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の熱処理装置の断面構造を
説明する側面図である。
【図2】従来の装置の構造を説明する図である。
【符号の説明】
20 筐体 20a シャッタ 30 本体加熱部 30a 基板導入部 30b 基板処理部 40 ホットプレート 42 リフタピン 44 プロキシミティギャップ用ボール 60 ホットプレートカバー 62 上板部 64 側板部 W ウェハ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をプレート上に支持して当該基板に
    所定の加熱処理を行う基板加熱装置において、 基板の搬入及び搬出を行う受渡位置側に、外気の流入に
    よって生じる温度変化を緩和する基板導入部を備えるこ
    とを特徴とする基板加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記プレートと前記基板の加熱処理中に
    当該基板を覆うカバーとを当該基板の搬入及び搬出が行
    われる方向に関して細長く形成しており、前記プレート
    及び前記カバー間の領域のうち前記受渡位置側を前記基
    板導入部とし、当該基板導入部に対して奥側に加熱処理
    中の前記基板が配置されることを特徴とする請求項1記
    載の基板加熱装置。
JP15597295A 1995-06-22 1995-06-22 基板加熱装置 Pending JPH097913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15597295A JPH097913A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 基板加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15597295A JPH097913A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 基板加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH097913A true JPH097913A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15617564

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15597295A Pending JPH097913A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 基板加熱装置

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JP (1) JPH097913A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11192992B2 (en) 2016-12-29 2021-12-07 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Thermoplastic vulcanizates for foaming applications

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11192992B2 (en) 2016-12-29 2021-12-07 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Thermoplastic vulcanizates for foaming applications

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