JPH0977304A - 給紙制御装置 - Google Patents
給紙制御装置Info
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- JPH0977304A JPH0977304A JP7236682A JP23668295A JPH0977304A JP H0977304 A JPH0977304 A JP H0977304A JP 7236682 A JP7236682 A JP 7236682A JP 23668295 A JP23668295 A JP 23668295A JP H0977304 A JPH0977304 A JP H0977304A
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- paper feed
- tray
- paper
- start position
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、転写紙の過積載を確実に検知
することが可能な給紙制御装置を実現する。 【解決手段】 複数枚の転写紙を収納し、画像形成に合
わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写紙を給送する給紙段
を有する給紙制御装置であって、制御部1は、トレイ手
段をセットした際に、既に給紙開始規定位置に達してい
ることが検知された場合と、トレイ手段がセットされて
から、転写紙の上面が給紙開始規定位置まで上昇したこ
とが検知されるまでの計測時間が規定時間未満であった
場合とに、表示装置4に過積載の警告表示を行うように
する。
することが可能な給紙制御装置を実現する。 【解決手段】 複数枚の転写紙を収納し、画像形成に合
わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写紙を給送する給紙段
を有する給紙制御装置であって、制御部1は、トレイ手
段をセットした際に、既に給紙開始規定位置に達してい
ることが検知された場合と、トレイ手段がセットされて
から、転写紙の上面が給紙開始規定位置まで上昇したこ
とが検知されるまでの計測時間が規定時間未満であった
場合とに、表示装置4に過積載の警告表示を行うように
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やページプリ
ンタ等で使用する転写紙を給送する給紙制御装置に関
し、特に、安定した給紙動作を実現可能な給紙制御装置
に関する。
ンタ等で使用する転写紙を給送する給紙制御装置に関
し、特に、安定した給紙動作を実現可能な給紙制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の画像形成装置に
おいては、原稿の画像情報(原画像)の濃度に応じた電
気信号(画像信号)に変換し、その画像信号に応じてレ
ーザ光などを用いて感光体ドラム上に静電潜像を形成す
る。
おいては、原稿の画像情報(原画像)の濃度に応じた電
気信号(画像信号)に変換し、その画像信号に応じてレ
ーザ光などを用いて感光体ドラム上に静電潜像を形成す
る。
【0003】そして、この静電潜像を現像によりトナー
像としてから転写紙に転写し、転写紙上のトナー像を定
着装置のヒータにより加熱して溶融定着させている。こ
のような画像形成装置においては、一定の枚数の転写紙
を収納しておき、画像形成に合わせて1枚ずつ転写紙を
給送する給紙段を備えた給紙制御装置が設けられてい
る。
像としてから転写紙に転写し、転写紙上のトナー像を定
着装置のヒータにより加熱して溶融定着させている。こ
のような画像形成装置においては、一定の枚数の転写紙
を収納しておき、画像形成に合わせて1枚ずつ転写紙を
給送する給紙段を備えた給紙制御装置が設けられてい
る。
【0004】このような給紙制御装置においては、昇降
式のトレイ手段が備えられている。そして、転写紙を給
送する際にはトレイ手段に載置された転写紙が所定の給
紙開始規定位置まで上昇するように、上昇手段が設けら
れている。
式のトレイ手段が備えられている。そして、転写紙を給
送する際にはトレイ手段に載置された転写紙が所定の給
紙開始規定位置まで上昇するように、上昇手段が設けら
れている。
【0005】ところで、この種のトレイ手段では一般的
に積載枚数の上限が規定されている。これは、給紙開始
位置を規定位置で行うことで所定の給紙性能を確保する
ために必要となるからである。
に積載枚数の上限が規定されている。これは、給紙開始
位置を規定位置で行うことで所定の給紙性能を確保する
ために必要となるからである。
【0006】もし、規定された積載枚数を超えた場合に
は給紙開始位置が保証外になるため、給紙開始時にジャ
ム(紙詰まり)やノー・フィード(給送されない状態)
が発生する可能性が高くなる。
は給紙開始位置が保証外になるため、給紙開始時にジャ
ム(紙詰まり)やノー・フィード(給送されない状態)
が発生する可能性が高くなる。
【0007】また、規定した積載枚数を遵守した場合で
あっても、実際に使用される紙の厚さにはばらつきがあ
り、給紙開始規定位置をオーバーすることも有り得る。
あっても、実際に使用される紙の厚さにはばらつきがあ
り、給紙開始規定位置をオーバーすることも有り得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように積載され
る紙のトレイ上の高さを正確に知るためには、ステッピ
ングモータによる位置制御が望ましいが、ステッピング
モータはコストがかかり、構成が複雑化する等のために
給紙のためには適していない。
る紙のトレイ上の高さを正確に知るためには、ステッピ
ングモータによる位置制御が望ましいが、ステッピング
モータはコストがかかり、構成が複雑化する等のために
給紙のためには適していない。
【0009】また、転写紙の積載枚数レベルを直接測定
する検知系を新たに設けることも考えられるが、これも
コストの問題や装置が複雑化する等により適していな
い。従って、本発明の目的は、簡単な構成で、転写紙の
過積載を確実に検知することが可能な給紙制御装置を提
供することである。
する検知系を新たに設けることも考えられるが、これも
コストの問題や装置が複雑化する等により適していな
い。従って、本発明の目的は、簡単な構成で、転写紙の
過積載を確実に検知することが可能な給紙制御装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記の課題を
解決する第1の発明は、複数枚の転写紙を収納し、画像
形成に合わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写紙を給送す
る給紙段を有する給紙制御装置であって、前記給紙段に
おいて画像形成装置本体から引き出し可能に構成された
トレイ手段と、前記トレイ手段が上昇開始位置にセット
されたことを検知する初期位置検知手段と、前記トレイ
手段を給紙開始規定位置まで上昇させる上昇手段と、前
記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定位置ま
で上昇したことを検知する上限検知手段と、各種表示を
行う表示手段と、前記トレイ手段がセットされた際に、
前記上限検知手段により給紙開始規定位置に達している
ことが検知された場合に、前記表示手段に警告表示を行
う制御手段と、を備えたことを特徴とする給紙制御装置
である。
解決する第1の発明は、複数枚の転写紙を収納し、画像
形成に合わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写紙を給送す
る給紙段を有する給紙制御装置であって、前記給紙段に
おいて画像形成装置本体から引き出し可能に構成された
トレイ手段と、前記トレイ手段が上昇開始位置にセット
されたことを検知する初期位置検知手段と、前記トレイ
手段を給紙開始規定位置まで上昇させる上昇手段と、前
記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定位置ま
で上昇したことを検知する上限検知手段と、各種表示を
行う表示手段と、前記トレイ手段がセットされた際に、
前記上限検知手段により給紙開始規定位置に達している
ことが検知された場合に、前記表示手段に警告表示を行
う制御手段と、を備えたことを特徴とする給紙制御装置
である。
【0011】この給紙制御装置の発明によれば、トレイ
手段をセットした時点で給紙開始規定位置に達している
ことが検知された場合に、警告表示が行なわれる。従っ
て、簡単な構成で、転写紙の過積載を確実に検知するこ
とが可能になる。
手段をセットした時点で給紙開始規定位置に達している
ことが検知された場合に、警告表示が行なわれる。従っ
て、簡単な構成で、転写紙の過積載を確実に検知するこ
とが可能になる。
【0012】また、第2の発明は、複数枚の転写紙を収
納し、画像形成に合わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写
紙を給送する給紙段を有する給紙制御装置であって、前
記給紙段において画像形成装置本体から引き出し可能に
構成されたトレイ手段と、前記トレイ手段が上昇開始位
置にセットされたことを検知する初期位置検知手段と、
前記トレイ手段を給紙開始規定位置まで上昇させる上昇
手段と、前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始
規定位置まで上昇したことを検知する上限検知手段と、
各種表示を行う表示手段と、前記トレイ手段に載置され
た転写紙が給紙開始規定位置まで上昇する時間を計測す
るタイマ手段と、前記初期位置検知手段で前記トレイ手
段がセットされたことを検知した後に、前記上限検知手
段で前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定
位置まで上昇したことが検知されるまでの計測時間が規
定時間未満であった場合に、前記表示手段に警告表示を
行う制御手段と、を備えたことを特徴とする給紙制御装
置。
納し、画像形成に合わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写
紙を給送する給紙段を有する給紙制御装置であって、前
記給紙段において画像形成装置本体から引き出し可能に
構成されたトレイ手段と、前記トレイ手段が上昇開始位
置にセットされたことを検知する初期位置検知手段と、
前記トレイ手段を給紙開始規定位置まで上昇させる上昇
手段と、前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始
規定位置まで上昇したことを検知する上限検知手段と、
各種表示を行う表示手段と、前記トレイ手段に載置され
た転写紙が給紙開始規定位置まで上昇する時間を計測す
るタイマ手段と、前記初期位置検知手段で前記トレイ手
段がセットされたことを検知した後に、前記上限検知手
段で前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定
位置まで上昇したことが検知されるまでの計測時間が規
定時間未満であった場合に、前記表示手段に警告表示を
行う制御手段と、を備えたことを特徴とする給紙制御装
置。
【0013】この給紙制御装置の発明によれば、トレイ
手段がセットされた後に、トレイ手段に載置された転写
紙が給紙開始規定位置まで上昇したことが検知されるま
での計測時間が規定時間未満であった場合に、警告表示
が行われる。
手段がセットされた後に、トレイ手段に載置された転写
紙が給紙開始規定位置まで上昇したことが検知されるま
での計測時間が規定時間未満であった場合に、警告表示
が行われる。
【0014】従って、簡単な構成で、転写紙の過積載を
確実に検知することが可能になる。尚、上記の規定時間
は、複数の給紙段毎に予め定められたものとすること
で、積載の異なるトレイであっても確実に過積載を検知
することができるようになる。
確実に検知することが可能になる。尚、上記の規定時間
は、複数の給紙段毎に予め定められたものとすること
で、積載の異なるトレイであっても確実に過積載を検知
することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。図1は本発明の実施の形態の一般的な給
紙制御装置の概略構成を示す機能ブロック図である。ま
た、図2はトレイ手段とセンサとの関係を示す模式図で
ある。
細に説明する。図1は本発明の実施の形態の一般的な給
紙制御装置の概略構成を示す機能ブロック図である。ま
た、図2はトレイ手段とセンサとの関係を示す模式図で
ある。
【0016】この図1において、制御部1は画像形成装
置の各部を制御するもので、この実施の形態においては
各種検知結果の処理を行う。テーブル2は各種データが
予め格納されているもので、ここでは、トレイが上昇す
るのに要する規定時間のデータが格納されている。
置の各部を制御するもので、この実施の形態においては
各種検知結果の処理を行う。テーブル2は各種データが
予め格納されているもので、ここでは、トレイが上昇す
るのに要する規定時間のデータが格納されている。
【0017】タイマ3は所定のクロックをカウントする
タイマであり、制御部1に計測結果を伝達している。表
示装置4は制御部1からの命令にしたがって各種表示を
行うものである。I/Oインタフェース5は各種センサ
での検知結果を取り込み、また、各種駆動用モータに対
して必要な駆動電流を供給するものである。
タイマであり、制御部1に計測結果を伝達している。表
示装置4は制御部1からの命令にしたがって各種表示を
行うものである。I/Oインタフェース5は各種センサ
での検知結果を取り込み、また、各種駆動用モータに対
して必要な駆動電流を供給するものである。
【0018】そして、このI/Oインタフェース4に
は、紙有センサ11〜14、上限センサ21〜24、カ
セットセンサ31〜34、トレイ上昇駆動用のモータ4
1〜44が接続されている。尚、ここでは、4種類のカ
セットが使用される画像形成装置を想定しており、各セ
ンサ及びモータは4個ずつ設けられているものとする。
は、紙有センサ11〜14、上限センサ21〜24、カ
セットセンサ31〜34、トレイ上昇駆動用のモータ4
1〜44が接続されている。尚、ここでは、4種類のカ
セットが使用される画像形成装置を想定しており、各セ
ンサ及びモータは4個ずつ設けられているものとする。
【0019】尚、図2では、第1のカセット51につい
て、紙有センサ11と上限センサ21との配置の様子を
模式的に示している。すなわち、カセット51内のトレ
イ51aには転写紙が所定の位置に載置されるように規
制板51b〜51dが設けられている。そして、モータ
41による上昇機構(図示せず)により、トレイ51a
は上方に駆動されるように構成されている。このトレイ
51に転写紙が載置された状態において、転写紙の上面
が所定の位置(給紙開始規定位置)まで駆動されたこと
を上限センサ21が検知する。また、転写紙の有無につ
いては、トレイ51aの切り欠き部に設けられた紙有セ
ンサ11が検知するようになっている。そして、このカ
セット51が画像形成装置内に挿入されたこと(トレイ
51aが上昇開始位置にセットされたこと)を、カセッ
トセンサ31(図2に示さず)が検知するようになって
いる。
て、紙有センサ11と上限センサ21との配置の様子を
模式的に示している。すなわち、カセット51内のトレ
イ51aには転写紙が所定の位置に載置されるように規
制板51b〜51dが設けられている。そして、モータ
41による上昇機構(図示せず)により、トレイ51a
は上方に駆動されるように構成されている。このトレイ
51に転写紙が載置された状態において、転写紙の上面
が所定の位置(給紙開始規定位置)まで駆動されたこと
を上限センサ21が検知する。また、転写紙の有無につ
いては、トレイ51aの切り欠き部に設けられた紙有セ
ンサ11が検知するようになっている。そして、このカ
セット51が画像形成装置内に挿入されたこと(トレイ
51aが上昇開始位置にセットされたこと)を、カセッ
トセンサ31(図2に示さず)が検知するようになって
いる。
【0020】尚、他のカセットについても、紙有セン
サ,上限センサ,カセットセンサが同様にして検知を行
う。また、これらのセンサについては、マイクロスイッ
チによるものや、フォトセンサによるものなど、各種の
センサが考えられる。
サ,上限センサ,カセットセンサが同様にして検知を行
う。また、これらのセンサについては、マイクロスイッ
チによるものや、フォトセンサによるものなど、各種の
センサが考えられる。
【0021】このように構成された給紙制御装置につい
て、図3及び図4のフローチャートを参照して動作説明
を行う。ここで、図3はトレイ上昇において転写紙の過
積載を検知するサブルーチンであり、一定時間毎にメイ
ンの処理ルーチンからコールされるものである。また、
図4は図3のサブルーチンにより過積載が検知された場
合の警告表示を解除するためのサブルーチンであり、図
3において過積載が検知された後の警告表示中に一定時
間毎にコールされるものである。
て、図3及び図4のフローチャートを参照して動作説明
を行う。ここで、図3はトレイ上昇において転写紙の過
積載を検知するサブルーチンであり、一定時間毎にメイ
ンの処理ルーチンからコールされるものである。また、
図4は図3のサブルーチンにより過積載が検知された場
合の警告表示を解除するためのサブルーチンであり、図
3において過積載が検知された後の警告表示中に一定時
間毎にコールされるものである。
【0022】まず、制御部1はカセットセンサ31〜3
4の検知結果をI/Oインタフェース5を介して読み込
み、カセット段の検知を行う(図3S1)。これによ
り、各カセットが画像形成装置内に挿入されているか否
かを確認する。
4の検知結果をI/Oインタフェース5を介して読み込
み、カセット段の検知を行う(図3S1)。これによ
り、各カセットが画像形成装置内に挿入されているか否
かを確認する。
【0023】そして、カセット段別にトレイの上昇に要
する規定時間をテーブル2から読み込み、処理プログラ
ムの該当するレジスタにセットする(図3S2)。この
規定時間とは、各カセット毎に定められた搭載枚数(5
00枚,1000枚等)分の標準的な転写紙が搭載され
た状態で、上昇手段(モータ+トレイ駆動機構)による
上昇に要する時間(秒数)である。従って、例えば、搭
載枚数が500枚か1000枚かによっても、この規定
時間は異なるものである。
する規定時間をテーブル2から読み込み、処理プログラ
ムの該当するレジスタにセットする(図3S2)。この
規定時間とは、各カセット毎に定められた搭載枚数(5
00枚,1000枚等)分の標準的な転写紙が搭載され
た状態で、上昇手段(モータ+トレイ駆動機構)による
上昇に要する時間(秒数)である。従って、例えば、搭
載枚数が500枚か1000枚かによっても、この規定
時間は異なるものである。
【0024】ここで、制御部1はカセットセンサ31〜
34の状態を監視しており、カセット挿入エッジ検出を
行う(図3S3)。いずれかのカセットが挿入されたこ
とを検出した場合は、次の処理に進み、挿入を検出しな
い場合は処理を終了する。
34の状態を監視しており、カセット挿入エッジ検出を
行う(図3S3)。いずれかのカセットが挿入されたこ
とを検出した場合は、次の処理に進み、挿入を検出しな
い場合は処理を終了する。
【0025】カセットが挿入されたことを検知した場合
には、その挿入されたカセットについて上限センサ21
〜24のいずれかにより上限検知を行う。すなわち、挿
入された時点では、トレイ上昇が行なわれておらずトレ
イは下降した状態にある。この時点で、転写紙が所定の
搭載枚数を超えて載置されている場合には、トレイを上
昇させない状態でも、本来トレイを上昇させて達する上
限位置に達していることがある。このような過積載があ
れば、転写紙の上端が上限センサ21〜24によって検
知される。
には、その挿入されたカセットについて上限センサ21
〜24のいずれかにより上限検知を行う。すなわち、挿
入された時点では、トレイ上昇が行なわれておらずトレ
イは下降した状態にある。この時点で、転写紙が所定の
搭載枚数を超えて載置されている場合には、トレイを上
昇させない状態でも、本来トレイを上昇させて達する上
限位置に達していることがある。このような過積載があ
れば、転写紙の上端が上限センサ21〜24によって検
知される。
【0026】従って、トレイ上昇前に上限センサ21〜
24によって上限検知された場合には、過積載であると
判断して制御部1は転写紙の過積載の警告表示を表示装
置4に対して行う(図3S9)。尚、制御部1は既に挿
入を検知したカセットが分かっているので、そのカセッ
トの番号(若しくは、そのカセットに載置される転写紙
のサイズ(B5,A4,B4,……))を合わせて警告
表示することも可能である。警告表示を行った場合に
は、処理を終了して後述する警告表示回路ルーチンを実
行する。
24によって上限検知された場合には、過積載であると
判断して制御部1は転写紙の過積載の警告表示を表示装
置4に対して行う(図3S9)。尚、制御部1は既に挿
入を検知したカセットが分かっているので、そのカセッ
トの番号(若しくは、そのカセットに載置される転写紙
のサイズ(B5,A4,B4,……))を合わせて警告
表示することも可能である。警告表示を行った場合に
は、処理を終了して後述する警告表示回路ルーチンを実
行する。
【0027】また、トレイ上昇前に上限検知により検知
されなかった場合には、トレイの上昇を行うため、制御
部1は挿入されたカセットについて該当するモータ41
〜44のいずれかを駆動して、載置された転写紙の上面
が所定の上限位置に到達するまでトレイを上昇させる
(図3S5〜図3S6)。
されなかった場合には、トレイの上昇を行うため、制御
部1は挿入されたカセットについて該当するモータ41
〜44のいずれかを駆動して、載置された転写紙の上面
が所定の上限位置に到達するまでトレイを上昇させる
(図3S5〜図3S6)。
【0028】このトレイの上昇の際、制御部1は上昇開
始から上昇完了までの時間をタイマ3を用いて計測し、
上昇に要した時間がレジスタにセットされた規定時間を
経過しているか/規定時間未満かを判断する(図3S
7)。
始から上昇完了までの時間をタイマ3を用いて計測し、
上昇に要した時間がレジスタにセットされた規定時間を
経過しているか/規定時間未満かを判断する(図3S
7)。
【0029】トレイの上昇に要した時間が規定時間未満
であれば、転写紙が搭載枚数を超えているために短時間
でトレイ上昇が完了したと考えられるので、制御部1は
転写紙の過積載の警告表示を表示装置4に対して行う
(図3S9)。尚、制御部1は既に挿入を検知したカセ
ットが分かっているので、そのカセットの番号(若しく
は、そのカセットに載置される転写紙のサイズ(B5,
A4,B4,……))を合わせて警告表示することも可
能である。警告表示を行った場合には、処理を終了して
後述する警告表示回路ルーチンを実行する。
であれば、転写紙が搭載枚数を超えているために短時間
でトレイ上昇が完了したと考えられるので、制御部1は
転写紙の過積載の警告表示を表示装置4に対して行う
(図3S9)。尚、制御部1は既に挿入を検知したカセ
ットが分かっているので、そのカセットの番号(若しく
は、そのカセットに載置される転写紙のサイズ(B5,
A4,B4,……))を合わせて警告表示することも可
能である。警告表示を行った場合には、処理を終了して
後述する警告表示回路ルーチンを実行する。
【0030】また、上限検知までに規定時間を経過して
いる場合には、通常の動作によりトレイ上昇を終了し、
このルーチンも終了する。そして、警告表示を行って図
3のルーチンを終了した場合には、図4のルーチンがコ
ールされる。この図4のルーチンによれば、警告表示を
行ったカセットが抜かれたかを制御部1がカセットセン
サ31〜34の検知結果により判断する(図4S1)。
そして、該当するカセットが抜かれた場合に、制御部1
は表示部4における過積載の警告表示を解除する(図4
S2)。
いる場合には、通常の動作によりトレイ上昇を終了し、
このルーチンも終了する。そして、警告表示を行って図
3のルーチンを終了した場合には、図4のルーチンがコ
ールされる。この図4のルーチンによれば、警告表示を
行ったカセットが抜かれたかを制御部1がカセットセン
サ31〜34の検知結果により判断する(図4S1)。
そして、該当するカセットが抜かれた場合に、制御部1
は表示部4における過積載の警告表示を解除する(図4
S2)。
【0031】尚、この解除を行う場合には、過積載の転
写紙が抜き取られたか否かは検知しない。この図4のル
ーチンが終了すると再び図3のルーチンが一定時間毎に
コールされるため、抜かれたカセットの挿入に伴って図
3の過積載検知が実行される。従って、過積載の転写紙
がそのままの状態であれば、制御部1は再び警告表示を
表示装置4に対して行う。
写紙が抜き取られたか否かは検知しない。この図4のル
ーチンが終了すると再び図3のルーチンが一定時間毎に
コールされるため、抜かれたカセットの挿入に伴って図
3の過積載検知が実行される。従って、過積載の転写紙
がそのままの状態であれば、制御部1は再び警告表示を
表示装置4に対して行う。
【0032】以上説明したように、トレイを有するカセ
ットを画像形成装置にセットした際に、上限検知手段と
しての上限センサにより規定位置に達していることが検
知された場合に、表示装置に警告表示を行う給紙制御装
置についての第1の発明によれば、簡単な構成で、転写
紙の過積載を確実に検知することが可能になる。そし
て、過積載を確実に検知することで、ジャム等の不具合
を回避することができ、給紙の信頼性が向上する。
ットを画像形成装置にセットした際に、上限検知手段と
しての上限センサにより規定位置に達していることが検
知された場合に、表示装置に警告表示を行う給紙制御装
置についての第1の発明によれば、簡単な構成で、転写
紙の過積載を確実に検知することが可能になる。そし
て、過積載を確実に検知することで、ジャム等の不具合
を回避することができ、給紙の信頼性が向上する。
【0033】また、上限検知手段としての上限センサで
トレイに載置された転写紙が給紙開始規定位置まで上昇
したことが検知されるまでの上昇に要した計測時間が規
定時間未満であった場合に、表示装置に警告表示を行う
給紙制御装置についての第2の発明によれば、ステッピ
ングモータ等の高価なモータを使用しなくても、通常の
モータによるトレイの駆動時間から転写紙の過積載を確
実に検知することが可能になる。尚、上記の計測時間
は、複数の給紙段毎に予め定められたものとすること
で、積載の異なるトレイであっても確実に過積載を検知
することができるようになる。そして、過積載を確実に
検知することで、ジャム等の不具合を回避することがで
き、給紙の信頼性が向上する。
トレイに載置された転写紙が給紙開始規定位置まで上昇
したことが検知されるまでの上昇に要した計測時間が規
定時間未満であった場合に、表示装置に警告表示を行う
給紙制御装置についての第2の発明によれば、ステッピ
ングモータ等の高価なモータを使用しなくても、通常の
モータによるトレイの駆動時間から転写紙の過積載を確
実に検知することが可能になる。尚、上記の計測時間
は、複数の給紙段毎に予め定められたものとすること
で、積載の異なるトレイであっても確実に過積載を検知
することができるようになる。そして、過積載を確実に
検知することで、ジャム等の不具合を回避することがで
き、給紙の信頼性が向上する。
【0034】尚、以上の実施の形態の説明においては、
4つのカセットを使用する画像形成装置を例にしたが、
単一のカセットを使用する画像形成装置であっても、ま
た、更に多いカセットを使用する画像形成装置であって
も、同様の処理を行うことで過積載を有効に検知するこ
とが可能になる。
4つのカセットを使用する画像形成装置を例にしたが、
単一のカセットを使用する画像形成装置であっても、ま
た、更に多いカセットを使用する画像形成装置であって
も、同様の処理を行うことで過積載を有効に検知するこ
とが可能になる。
【0035】また、以上の実施の形態において使用した
各センサやモータは従来から存在するものであり、図3
及び図4に示した制御部1の処理プログラムの追加によ
って上述した給紙制御が実現できる。従って、簡単な構
成で確実な過積載の検知が行なえるようになる。
各センサやモータは従来から存在するものであり、図3
及び図4に示した制御部1の処理プログラムの追加によ
って上述した給紙制御が実現できる。従って、簡単な構
成で確実な過積載の検知が行なえるようになる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、トレイを有
するカセットを画像形成装置にセットした際に、上限検
知手段としての上限センサにより規定位置に達している
ことが検知された場合に、表示装置に警告表示を行う給
紙制御装置についての第1の発明によれば、簡単な構成
で、転写紙の過積載を確実に検知することが可能にな
る。
するカセットを画像形成装置にセットした際に、上限検
知手段としての上限センサにより規定位置に達している
ことが検知された場合に、表示装置に警告表示を行う給
紙制御装置についての第1の発明によれば、簡単な構成
で、転写紙の過積載を確実に検知することが可能にな
る。
【0037】また、上限検知手段としての上限センサで
トレイに載置された転写紙が給紙開始規定位置まで上昇
したことが検知されるまでの上昇に要した計測時間が規
定時間未満であった場合に、表示装置に警告表示を行う
給紙制御装置についての第2の発明によれば、ステッピ
ングモータ等の高価なモータを使用しなくても、通常の
モータによるトレイの駆動時間から転写紙の過積載を確
実に検知することが可能になる。尚、上記の計測時間
は、複数の給紙段毎に予め定められたものとすること
で、積載の異なるトレイであっても確実に過積載を検知
することができるようになる。
トレイに載置された転写紙が給紙開始規定位置まで上昇
したことが検知されるまでの上昇に要した計測時間が規
定時間未満であった場合に、表示装置に警告表示を行う
給紙制御装置についての第2の発明によれば、ステッピ
ングモータ等の高価なモータを使用しなくても、通常の
モータによるトレイの駆動時間から転写紙の過積載を確
実に検知することが可能になる。尚、上記の計測時間
は、複数の給紙段毎に予め定められたものとすること
で、積載の異なるトレイであっても確実に過積載を検知
することができるようになる。
【0038】そして、過積載を確実に検知することで、
ジャム等の不具合を回避することができ、給紙の信頼性
が向上する。
ジャム等の不具合を回避することができ、給紙の信頼性
が向上する。
【図1】本発明の実施の形態の一例の給紙制御装置の構
成を示す機能ブロック図である。
成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例におけるカセットと
センサとの配置を示す模式図である。
センサとの配置を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例における転写紙過積
載検知の処理ルーチンを示すフローチャートである。
載検知の処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の一例における警告表示の
解除ルーチンを示すフローチャートである。
解除ルーチンを示すフローチャートである。
1 制御部 2 テーブル 3 タイマ 4 表示装置 5 I/Oインタフェース 11〜14 紙有センサ 21〜24 上限センサ 31〜34 カセットセンサ 41〜44 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数枚の転写紙を収納し、画像形成に合
わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写紙を給送する給紙段
を有する給紙制御装置であって、 前記給紙段において画像形成装置本体から引き出し可能
に構成されたトレイ手段と、 前記トレイ手段が上昇開始位置にセットされたことを検
知する初期位置検知手段と、 前記トレイ手段を給紙開始規定位置まで上昇させる上昇
手段と、 前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定位置
まで上昇したことを検知する上限検知手段と、 各種表示を行う表示手段と、 前記トレイ手段がセットされた際に、前記上限検知手段
により給紙開始規定位置に達していることが検知された
場合に、前記表示手段に警告表示を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする給紙制御装置。 - 【請求項2】 複数枚の転写紙を収納し、画像形成に合
わせて画像形成装置へ1枚ずつ転写紙を給送する給紙段
を有する給紙制御装置であって、 前記給紙段において画像形成装置本体から引き出し可能
に構成されたトレイ手段と、 前記トレイ手段が上昇開始位置にセットされたことを検
知する初期位置検知手段と、 前記トレイ手段を給紙開始規定位置まで上昇させる上昇
手段と、 前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定位置
まで上昇したことを検知する上限検知手段と、 各種表示を行う表示手段と、 前記トレイ手段に載置された転写紙が給紙開始規定位置
まで上昇する時間を計測するタイマ手段と、 前記初期位置検知手段で前記トレイ手段がセットされた
ことを検知した後に、前記上限検知手段で前記トレイ手
段に載置された転写紙が給紙開始規定位置まで上昇した
ことが検知されるまでの計測時間が規定時間未満であっ
た場合に、前記表示手段に警告表示を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする給紙制御装置。 - 【請求項3】 前記制御手段が警告を行うか否かを決定
する前記規定時間は、複数の給紙段毎に予め定められた
ものであることを特徴とする請求項2記載の給紙制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236682A JPH0977304A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 給紙制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236682A JPH0977304A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 給紙制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977304A true JPH0977304A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17004223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7236682A Pending JPH0977304A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 給紙制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977304A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035689A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2016041621A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 理想科学工業株式会社 | 給紙装置 |
JP2017015781A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017218292A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2018012596A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート給送装置、画像形成装置及びシート給送方法 |
US10518991B2 (en) | 2016-11-30 | 2019-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and feeding apparatus |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7236682A patent/JPH0977304A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035689A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2016041621A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 理想科学工業株式会社 | 給紙装置 |
JP2017015781A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017218292A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2018012596A (ja) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート給送装置、画像形成装置及びシート給送方法 |
US10518991B2 (en) | 2016-11-30 | 2019-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and feeding apparatus |
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