JPH0977200A - タンク車におけるエア配管装置 - Google Patents

タンク車におけるエア配管装置

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JPH0977200A
JPH0977200A JP23555395A JP23555395A JPH0977200A JP H0977200 A JPH0977200 A JP H0977200A JP 23555395 A JP23555395 A JP 23555395A JP 23555395 A JP23555395 A JP 23555395A JP H0977200 A JPH0977200 A JP H0977200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
sensor
air
sensor cable
air pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP23555395A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Ito
文隆 伊藤
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンク車の各区画室の頂部に設けられたセン
サに接続するセンサケーブルの取付けを容易にするとと
もに、作業者が安全に防護枠内を歩行できるようにす
る。 【構成】 複数の区画室7を有するタンク車1のタンク
4上方に延出された各エア配管15にセンサケーブル2
2を収容する。各エア配管15にはセンサ10の近接位
置にて分岐管21を介装し、センサケーブル22をエア
配管15外部に突出させてセンサ10に接続するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタンク車のタンクに設け
られたエア式底弁を操作するためのエアを流通させるエ
ア配管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8に示す如く一般にタンク0
1の各区画室02の底部に設けた底弁をエアによって開
閉させるようにしたタンク車にあっては、タンク01の
下方に設けたエアタンクと各底弁をエア配管03で接続
し、更に区画室02の積載物の一部を排出する場合、タ
ンク01上部の防護枠04内に設けられたマンホール蓋
05を開いて区画室02内の積載物を見ながらタンク0
1上部で底弁を開閉する必要があるために、エア配管0
3をタンク01上部に延出させるとともに底弁を開閉す
るスイッチ06が内装された上部コントロールボックス
07をタンク01上部のエア配管03に介装している。
そしてこのスイッチ06の切換操作により底弁を開閉し
区画室02内の積載物を排出するようになっている。
【0003】また区画室02の頂部には積載物を積込む
ときに積載物の液面位置を感知して積載物がタンク01
上部から漏れ出すのを防止するオーバーフローセンサや
タンク01の区画室02に収容されている積載物の収容
量が検知できる液面レベルセンサ等を設け、前記各セン
サ08の検知情報を伝達するためのセンサケーブル09
がタンク01上部に配設させてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記構造にあ
っては区画室毎にエア配管とセンサケーブルとをタンク
上部の防護枠内に配設する必要があり、タンク上部に配
設されるエア配管とセンサケーブルの本数が非常に多く
なる。そのためセンサケーブルの取付けが非常に複雑に
なるばかりか、作業者がマンホール蓋開閉等のためにタ
ンク上部の防護枠内を歩くときセンサケーブルに足を引
っかけて転倒する危険があった。
【0005】そこで本発明はタンク上部に配設されるセ
ンサケーブルをエア配管内に収容することによりセンサ
ケーブルの取付けを容易にし、作業者が安全に防護枠内
を歩行できるようにしたタンク車におけるエア配管装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、タンクの各区
画室の底部にはエアで作動する底弁を設け、頂部にはマ
ンホール蓋とタンク下部から延びたセンサケーブルに接
続されて前記各区画室の積載物の液面位置を感知するセ
ンサを設け、前記タンク上部に前記各マンホール蓋とセ
ンサとを囲む防護枠を立設し、前記各底弁とタンク下部
に設けられたエアタンクとをエア配管で接続し、前記エ
ア配管をタンク上部に延出させるとともにエア配管上で
マンホール蓋に近接した位置に底弁開閉操作用のスイッ
チを介装してなるタンク車において、前記エア配管内に
エアの流通を阻害しないようにセンサケーブルを収容
し、エア配管の一部には前記センサケーブルをセンサに
接続するためにエア配管外部に突出させうる分岐管を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明すると図1において、1はタンクトレーラ2と
トラクタ3とよりなるタンク車で、前記タンクトレーラ
2はタンク4と前記トラクタ3に連結するキングピン5
と、後輪6とより構成されている。前記タンク4は複数
の区画室7を有し、これらの区画室7の底部にはエアで
作動する底弁8が、頂部にはマンホール蓋9とオーバー
フローセンサ10とがそれぞれ設けられている。またタ
ンク4の上部には前記マンホール蓋9とオーバーフロー
センサ10とを囲むように防護枠11が長方形状に立設
されている。12、13はタンク4の前方と後方とに設
けた梯子である。
【0008】図2は前記底弁8の作動系を示すもので、
タンク4下部Aに設けられたエアタンク14からのエア
配管15は複数本に分岐されタンク上部Bに延びた後に
底弁8に接続されている。前記エア配管15の内タンク
下部Aに位置する部分には地上より操作できる下部コン
トロールボックス16のスイッチ17が分装されてい
る。またタンク4の区画室7の積載物の一部を排出する
際に区画室7上部のマンホール蓋9を開いて区画室7内
の積載物の液面位置を見ながらタンク4上部Bで底弁8
を開閉する必要があるため、タンク上部Bに位置するエ
ア配管15にはタンク4上部Bの各区画室7の上方位置
にて操作できる上部コントロールボックス18のスイッ
チ19が介装されている。更にエア配管15の下部コン
トロールボックス16内に位置する部分と、タンク4上
部でセンサ10に近接する部分とにはそれぞれT字形の
分岐管20、21が設けられている。
【0009】前記オーバーフローセンサ10は図3に示
す如くマンホール蓋9の近接位置に取り付けられてお
り、その先部がタンク4内の積載物の液面位置を感知し
て積載物の供給をストップさせ積載物がタンク4上部B
から漏れ出すのを未然に防止するようになっており、そ
の基部はタンク4上部Bに突出しており、センサケーブ
ル22を接続するようになっている。
【0010】前記センサケーブル22は図2及び図4に
示す如く各エア配管15内にエアの流通を阻害しないよ
うに収容され、その先部はオーバーフローセンサ10の
近接位置において、前記分岐管21側方の開口部23よ
り突出させ、オーバーフローセンサ10に接続してあ
る。センサケーブル22の基部は図2及び図5に示す如
く下部コントロールボックス16内の前記分岐管20側
方の開口部24より突出させ、積載物の供給を停止させ
る制御部25に接続してある。
【0011】前記両開口部23、24には樹脂やゴム等
のシール部材26を設けて開口部23、24を閉鎖する
とともにセンサケーブル22を固定してある。その際、
センサケーブル22はエア配管15内に収容されている
ためタンク4上部Bにセンサケーブル22のための空間
が不要となり、防護枠11内の空間が広く確保でき作業
者の歩行が安全になる。またオーバーフローセンサ10
の近接位置の分岐管21よりセンサケーブル22を突出
させるようにしたのでセンサケーブル22をオーバーフ
ローセンサ10に容易に接続できるようになっている。
更にエア配管15をタンク4に配設するだけでセンサケ
ーブル22の配設も同時に行えるのでセンサケーブル2
2のための配設作業が不要となる。
【0012】尚、本発明の実施例においてはセンサをオ
ーバーフローセンサとして説明しているが、液面レベル
センサ等でも同様の作用効果を有するものである。また
タンク車はタンクトレーラとトラクタとより構成される
ものに限定されず、走行用エンジン等を有する車体にタ
ンクを搭載したものであっても良い。更に分岐管をT字
管としているがY字管等の開口部を有するものであれば
良い。
【0013】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明すると、タンク4の区画室7へ液体を積込む場合
には、まず作業者がタンク後方の梯子13を登って防護
枠11内に入る。そして防護枠11内を前方に歩いてい
くのであるが、このとき図3に示すようにセンサケーブ
ル22がエア配管15に収容されているので、防護枠1
1内の空間が広く確保でき、このため安全に歩くことが
でき、センサケーブル22を損傷させることもない。
【0014】液体を積込む区画室7に到着するとマンホ
ール蓋9を開いて油槽所の液体をタンク車1に導くため
のローディングアーム(図示せず)の先端をタンク4内
に挿入して液体の積込みを開始する。前記区画室7内に
供給される積載物の液面位置が区画室7の頂部に近づく
と区画室7の頂部に取付けられたオーバーフローセンサ
10の先部に液面が触れて検知される。するとその検知
信号はセンサケーブル22を通って下部コントロールボ
ックス16内に入り、下部コントロールボックス16内
の制御部25により前記ローディングアームからの積載
物の供給が停止され、積載物がタンク4上部Bより漏れ
出すのを防止できる。液体の積込みが終了すると、マン
ホール蓋9を閉じてタンク4後方の梯子13から降り
る。
【0015】次に区画室7に収容されている積載物を排
出する場合には、まずタンク4下部Aの下部コントロー
ルボックス16のスイッチ17を「ON」に操作する。
するとエアタンク14の圧縮空気はエア配管15を通っ
て下部コントロールボックス16を通過し、タンク4上
部Bに延出されたエア配管15を通ってタンク4上部B
の上部コントロールボックス18に達する。
【0016】その後、作業者がタンク4上部Bに登り図
6の上部コントロールボックス18のスイッチ19を
「ON」に操作すると上部コントロールボックス18に
達していた圧縮空気はエア配管15を通ってタンク4底
部の底弁8に供給されて底弁8を開き、積載物の排出が
開始される。その際、圧縮空気は分岐管21内を通過す
るが、センサケーブル22を突出させた開口部23はシ
ール部材26で固められているので、開口部23から圧
縮空気が外部へ漏れることがない。またセンサケーブル
22はエア配管15の内径より十分小さいため圧縮空気
の流通を阻害しない。
【0017】積載物の排出が終了すると図6の上部コン
トロールボックス18のスイッチ19を「OFF」にし
て底弁8を閉じ、マンホール蓋9を閉じた後、防護枠1
1内を後方に歩いていき、梯子13を降りる。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明は、タンクの上方に延
出されたエア配管にセンサケーブルを収容したので、タ
ンク上部の空間が広く確保でき作業者が安全に防護枠内
を歩くことができるとともに、センサケーブルに足を引
っかけることがなくなり、センサケーブルの損傷を防止
することができる。またエア配管をタンクに配設される
だけでセンサケーブルも同時に配設することができるの
で、センサケーブルのための配設作業が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を装備したタンク車の全体図である。
【図2】底弁の作動系を示すエア配管図である。
【図3】エア配管装置を示す斜視図である。
【図4】タンク上方の分岐管の詳細を示す断面図であ
る。
【図5】下部コントロールボックス内の分岐管の詳細を
示す断面図である。
【図6】上部コントロールボックスの斜視図である。
【図7】従来のエア配管装置を示す斜視図である。
【図8】従来の上部コントロールボックスを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1タンク車 4タンク 7区画室 8底弁 9マンホール蓋 10オーバーフローセンサ(センサ) 11防護枠 15エア配管 19スイッチ 21分岐管 22センサケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクの各区画室の底部にはエアで作動す
    る底弁を設け、頂部にはマンホール蓋とタンク下部から
    延びたセンサケーブルに接続されて前記各区画室の積載
    物の液面位置を感知するセンサを設け、前記タンク上部
    に前記各マンホール蓋とセンサとを囲む防護枠を立設
    し、前記各底弁とタンク下部に設けられたエアタンクと
    をエア配管で接続し、前記エア配管をタンク上部に延出
    させるとともにエア配管上でマンホール蓋に近接した位
    置に底弁開閉操作用のスイッチを介装してなるタンク車
    において、前記エア配管内にエアの流通を阻害しないよ
    うにセンサケーブルを収容し、エア配管の一部には前記
    センサケーブルをセンサに接続するためにエア配管外部
    に突出させうる分岐管を設けたことを特徴とするタンク
    車におけるエア配管装置。
JP23555395A 1995-09-13 1995-09-13 タンク車におけるエア配管装置 Pending JPH0977200A (ja)

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