JPH0977064A - 二重壁構造を有する食品用容器及び蓋 - Google Patents

二重壁構造を有する食品用容器及び蓋

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JPH0977064A
JPH0977064A JP7257228A JP25722895A JPH0977064A JP H0977064 A JPH0977064 A JP H0977064A JP 7257228 A JP7257228 A JP 7257228A JP 25722895 A JP25722895 A JP 25722895A JP H0977064 A JPH0977064 A JP H0977064A
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container
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wall
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JP7257228A
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Kichinosuke Nagashio
吉之助 長塩
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 釜飯、幕の内等の御飯類や、蕎麦、うどん、
ラーメン等の麺類等の食べ物と、お茶、水、コーヒ、紅
茶、味噌汁等の嗜好飲料との二種類を任意に組み合わ
せ、或いは、お茶、水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の嗜好
飲料の内の二種類を任意に組み合わせたものを一つの容
器と蓋に収納して販売できる容器で、且つ、重量感があ
る容器を提供する。 【解決手段】 外壁層と内壁層との二重壁構造を有する
容器であって、該容器は該外壁層と該内壁層との間に両
壁層によって囲まれた密閉空間部が形成されていて、そ
して、該密閉空間部に液体を注入及び該密閉空間部に収
納された液体を排出できる少なくとも一カ所の開口部
と、該開口部のための閉蓋具とが設けられている二重壁
構造を有する食品用容器で密閉空間部を形成する壁層の
少なくとも一部が容器本体から突出し、そして、その突
出部に開口部が設けられている二重壁構造を有する食品
用容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釜飯、幕の内等の
御飯類や、蕎麦、うどん、ラーメン等の麺類の食べ物、
或いは、お茶、水、コーヒ、紅茶等の嗜好飲料の飲み物
を収納して販売するに適した二重壁構造を有する食品用
容器と蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、釜飯、幕の内等の御飯類や、蕎
麦、うどん、ラーメン等の麺類、或いは、お茶、水、コ
ーヒ、紅茶等の嗜好飲料を収納して販売している容器と
蓋は、通常一枚の合成樹脂板をプレス成形したものを使
用している。
【0003】ところが,このような合成樹脂製容器や蓋
では重量感に乏しい、特に、釜飯弁当等では陶器の重量
感が容器に要求されるが、前記の様な合成樹脂容器では
それがないという欠点がある。又、弁当の購入者は、幕
の内弁当や釜飯弁当等の食べ物を購入すると共に別途お
茶等の飲み物を購入するのが一般的である。このように
弁当等の食べ物とお茶等の飲み物とを別々に購入して、
持ち運ぶことは不便であり、費用も二種類のものを購入
しなければならないため高価となって経済的でないとい
う欠点がある。
【0004】そこで、本発明者は、弁当等の食べ物とお
茶等の飲み物とが一つの容器に収納できておれば、両者
を別々に購入する必要がなく、便利であり、かつ経済的
になること、及び釜飯弁当等に適する陶器の様な重量感
を出すことに着目して、容器或いは/及び蓋を二重壁構
造とすることにより本発明を完成した。二重壁構造の容
器は、従来から知られているが、これらの容器は、保温
や熱の伝達を防止することを目的として容器の外周部に
真空室(実開昭62−132966号公報)や空隙(実
開平4−1132号公報)を形成しているものが大部分
である。或は、内容器と外容器とを二重に設けて、その
内容器を使用した後に、外容器はそのままにして内容器
だけを取換え可能とした経済的な容器が存在する。しか
しながら、これらの二重壁構造の容器では本発明の目的
とする要求を満たすことができないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、釜飯、幕の
内等の御飯類や、蕎麦、うどん、ラーメン等の麺類等の
食べ物と、お茶、水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の嗜好飲
料の飲み物との二種類を任意に組合せ、或いは、お茶、
水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の嗜好飲料の飲み物の内の
二種類を任意に組合せたものを一つの容器と蓋に収納し
て販売することができる容器と蓋であって、且つ、重量
感がある容器と蓋を提供することを解決課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段は以下
の通りである。
【0007】(1)外壁層と内壁層との二重壁構造を有
する容器であって、該容器は該外壁層と該内壁層との間
に両壁層によって囲まれた密閉空間部が形成されてい
て、そして、該密閉空間部に液体を注入及び該密閉空間
部に収納された液体を排出することができる少なくとも
一カ所の開口部と、該開口部のための閉蓋具とが設けら
れていることを特徴とする二重壁構造を有する食品用容
器。 (2)前記(1)の食品用容器において、密閉空間部を
形成する壁層の少なくとも一部が容器本体から突出して
おり、そして、その突出部に開口部が設けられているこ
とを特徴とする二重壁構造を有する食品用容器。 (3)外壁層と内壁層との二重壁構造を有する容器の蓋
であって、該蓋には該外壁層と該内壁層との間に両壁層
によって囲まれた密閉空間部が形成されていて、そし
て、該密閉空間部に液体を注入及び該密閉空間部に収納
された液体を排出することができる少なくとも一カ所の
開口部と、該開口部のための閉蓋具とが設けられている
ことを特徴とする二重壁構造を有する食品用容器の蓋。
【0008】本発明で密閉空間部を設けたのは、お茶、
水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の嗜好飲料である液体をそ
こに収納しても外部に漏れないようにするためである。
又、密閉空間部に飲み物を収納すると、容器本体、或い
は、蓋本体はそれによって重たくなり、それらに重量感
を持たせることができるからである。
【0009】密閉空間部内に飲料を注入するときには、
密閉空間部に連通する開口部から行うようにしてある。
開口部は、注入口と排出口(飲み口)とのために2ヶ所
別々に設けてもよいし、共用する一カ所であってもよ
い。そして、飲料注入後は閉蓋具により開口部を密閉す
る。閉蓋具は、従来から通常用いられている蓋或いは栓
等を使用する。密閉空間部内に収納されている飲料を飲
むときには、容器又は蓋を傾斜させて開口部から直接飲
むか、或いは、ストロー等の補助具を使用して飲むこと
ができる。また、飲み口となる開口部が容器本体、或い
は、蓋本体から突出していれば、飲み易くなるので、突
出部を容器本体、或いは、蓋本体に設け、そこに開口部
を形成すれば好都合である。
【0010】容器の形状としては、釜飯弁当用に釜の形
状、幕の内弁当用に直方体形状とすることができ、麺類
のための容器としては、丼形状やカップラーメンで用い
られているコップ状の形状であってもよい。また、お茶
用の容器は湯飲み状、コーヒや紅茶用の容器は把手付の
コップ状の形状とすることができる。即ち、このよう
に、本発明では、容器の形状は、容器に収納する食べ物
のイメージに合わせて任意の形状とすることができる。
また、蓋の形状は、容器の形状に合わせて決定すればよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、二重壁構造の容器の内
壁内側の空間部内には、従来と同様に、釜飯、幕の内等
の御飯類や、蕎麦、うどん、ラーメン等の麺類等の食べ
物を、そして、外壁層と内壁層との間に形成した密閉空
間部内には、お茶、水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の嗜好
飲料の飲み物を、それぞれの内から任意に選択して2種
類を組み合わせ、それぞれの収納部内に収納して販売す
るようにするか、或いは、お茶、水、コーヒ、紅茶、味
噌汁等の嗜好飲料の内から選択した2種類をそれぞれの
収納部内に収納して販売することができる。また、容器
内の密閉空間部と蓋の密閉空間部とを任意に組み合わせ
て使用することもできる。
【0012】容器或いは蓋は、外壁層と内壁層とを別々
に製造して、これを容器形状、或いは、蓋形状に組み合
わせて固着すれば製造することができるが、これに限る
ものではない。固着手段としては、接着剤、高周波加熱
による溶着、ろう付、溶接、或いは、機械的な嵌み合わ
せによる結合等の公知の固着手段が採用できる。
【0013】また、容器或いは蓋の材料としては、合成
樹脂材料や鉄系、アルミニウム系等の金属材料を用いる
ことができる。なお、容器或いは蓋の外壁には、断熱性
を持たせるために、合成樹脂の発泡体材料を使用すれば
容器或いは蓋を持つ手が熱くならずに好都合である。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
【0015】図1は、本発明の釜飯用容器を示す図であ
る。図1(a)は平面図、図1(b)は断面図である。
【0016】図1に示すように、本発明の二重壁構造を
有する釜飯用容器は、外壁層1及び内壁層2によって容
器本体が形成されている。そして、外壁層1と内壁層2
との間に密閉空間部3を形成して、この密閉空間部内に
お茶、水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の飲み物を収納でき
るようにしてある。容器本体の上部には、密閉空間3に
飲み物を注入することができる開口部4が設けられてい
る。この開口部4は、図示していないが、閉蓋具によっ
て密閉できるようになっている。また、外壁層1と内壁
層2との間隔を保って密閉空間部3を形成するために、
複数の間隔子5が配設されている。釜飯の御飯類の食べ
物は、内壁2内の空間部6に収納する。このように釜飯
の御飯類の食べ物とお茶等の飲み物をそれぞれの空間部
に収納した後に蓋7をかぶせて、飲み物付きの釜飯とし
て販売することができる。
【0017】容器の密閉空間部3内には、飲み物が収納
されているため、容器本体の重量は重くなり、重量感が
出て釜飯用容器として好都合である。また、空間部6に
収納されている御飯類を食べるときには、密閉空間部3
内に収納されている飲み物をストロー等で飲むことがで
きる。
【0018】図2は、本発明の容器本体の一部を突出さ
せて飲み口としたことを示す図である。
【0019】図1に示す開口部4に代えて、内壁層2の
一部を容器本体から突出させて突出部8を形成し、その
先端部に飲み物の飲み口としての開口部4を形成させて
容器としている。
【0020】このように、飲み口を突出させたのは、密
閉空間部に収納された飲み物を直接飲むのに飲み易くす
るためである。
【0021】図3は本発明の蕎麦、うどん等の麺類用容
器を示す図である。
【0022】図3に示すように麺類用容器は、その形状
を丼状に形成して外壁層1と内壁層2との間に密閉空間
部3を広く設けてある。密閉空間部3の広さは収納物に
応じて任意に調整すればよい。
【0023】密閉空間部3の間隔を保つことができるよ
うに複数の間隔子5を設けてあることは、図1の容器と
同様である。麺類は空間部6に収納し、飲み物は密閉空
間部3に収納する。飲み物を飲む時には、開口部4の飲
み口から飲むことができる。容器の蓋7は任意に設ける
ことができる。
【0024】図4は本発明の麺類用容器の蓋の構造を示
している断面図である。
【0025】図4に示すように、蓋は外壁層1と内壁層
2とで構成された二重壁構造となっている。そして、外
壁層1と内壁層2との間に密閉空間部3を形成してあ
り、この密閉空間部3には、図1で述べた密閉空間と同
様に、お茶、水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の飲み物を収
納できるようにしてある。密閉空間部3に飲み物を注
入、或いは、密閉空間部3内の飲み物を飲むことができ
るように突出した開口部4が設けられている。この開口
部は、図示していないが、閉蓋具によって密閉できるよ
うになっている。
【0026】飲み物を充填した蓋は、任意の容器と組み
合わせて販売することが可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、釜飯、幕の内等の御飯
類や、蕎麦、うどん、ラーメン等の麺類等の食べ物と、
お茶、水、コーヒ、紅茶、味噌汁等の嗜好飲料の飲み物
との二種類を任意に組み合わせたものを一つの容器に必
要に応じて蓋内に収納して販売することができ、且つ、
容器に重量感を出すことができる。即ち、購入者は、食
べ物と飲み物とを一つの容器で購入できることとなるの
で便利となり、経済的にも安価となる。また、食べる時
に容器に陶器のような重量感を感じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の釜飯用容器を示す図である。
【図2】本発明の容器本体の一部を突出させて飲み口と
したことを示す図である。
【図3】本発明の蕎麦、うどん等の麺類用容器を示す図
である。
【図4】本発明の麺類用容器の蓋の構造を示している断
面図である。
【符号の説明】
1 外壁層 2 内壁層 3 密閉空間部 4 開口部 5 間隔子 6 空間部 7 蓋 8 突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁層と内壁層との二重壁構造を有する
    容器であって、該容器には該外壁層と該内壁層との間に
    両壁層によって囲まれた密閉空間部が形成されていて、
    そして、該密閉空間部に液体を注入及び該密閉空間部に
    収納された液体を排出することができる少なくとも一カ
    所の開口部と、該開口部のための閉蓋具とが設けられて
    いることを特徴とする二重壁構造を有する食品用容器。
  2. 【請求項2】 請求項1の食品用容器において、密閉空
    間部を形成する壁層の少なくとも一部が容器本体から突
    出しており、そして、その突出部に開口部が設けられて
    いることを特徴とする二重壁構造を有する食品用容器。
  3. 【請求項3】 外壁層と内壁層との二重壁構造を有する
    容器の蓋であって、該蓋には該外壁層と該内壁層との間
    に両壁層によって囲まれた密閉空間部が形成されてい
    て、そして、該密閉空間部に液体を注入及び該密閉空間
    部に収納された液体を排出することができる少なくとも
    一カ所の開口部と、該開口部のための閉蓋具とが設けら
    れていることを特徴とする二重壁構造を有する食品用容
    器の蓋。
JP7257228A 1995-09-11 1995-09-11 二重壁構造を有する食品用容器及び蓋 Pending JPH0977064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244293A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Hirohito Kawaura カップ食品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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