JPH0976998A - 精密着陸のための航空機の監視及び誘導の方法及び装置 - Google Patents
精密着陸のための航空機の監視及び誘導の方法及び装置Info
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- JPH0976998A JPH0976998A JP8055491A JP5549196A JPH0976998A JP H0976998 A JPH0976998 A JP H0976998A JP 8055491 A JP8055491 A JP 8055491A JP 5549196 A JP5549196 A JP 5549196A JP H0976998 A JPH0976998 A JP H0976998A
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-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G5/00—Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
- G08G5/0017—Arrangements for implementing traffic-related aircraft activities, e.g. arrangements for generating, displaying, acquiring or managing traffic information
- G08G5/0021—Arrangements for implementing traffic-related aircraft activities, e.g. arrangements for generating, displaying, acquiring or managing traffic information located in the aircraft
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C23/00—Combined instruments indicating more than one navigational value, e.g. for aircraft; Combined measuring devices for measuring two or more variables of movement, e.g. distance, speed or acceleration
- G01C23/005—Flight directors
-
- G—PHYSICS
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- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/04—Control of altitude or depth
- G05D1/06—Rate of change of altitude or depth
- G05D1/0607—Rate of change of altitude or depth specially adapted for aircraft
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- G05D1/0676—Rate of change of altitude or depth specially adapted for aircraft during a phase of take-off or landing specially adapted for landing
-
- G—PHYSICS
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- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G5/00—Traffic control systems for aircraft, e.g. air-traffic control [ATC]
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- G08G5/025—Navigation or guidance aids
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 精密着陸のための航空機の監視及び誘導の方
法及び装置 【解決手段】 本発明は、航空機の着陸操作時における
誘導技術を改良して航空機をより低いコストで運転する
ようにしたもので、ヘッドアップディスプレイHUD
(5)に加えて、姿勢及び機首方位基準システムAHR
S(1)及び対気データ計算システムADC(3)を具
備し、ヘッドアップディスプレイHUD(5)によって
飛行通路ベクトルを表示するようになっている。この飛
行通路ベクトルの座標角FPA,Δは、標準的な航空電
子技術の広域測位システムGPS(4)から得た東西及
び南北の水平速度情報VEO,VNSから取出され、この広
域測位システム(4)は、他方で、航空機の位置決定と
航法のために利用される。従って、購入についてもメン
テナンスについても高価な装置である慣性プラットホー
ムの搭載能力を必要としない。
法及び装置 【解決手段】 本発明は、航空機の着陸操作時における
誘導技術を改良して航空機をより低いコストで運転する
ようにしたもので、ヘッドアップディスプレイHUD
(5)に加えて、姿勢及び機首方位基準システムAHR
S(1)及び対気データ計算システムADC(3)を具
備し、ヘッドアップディスプレイHUD(5)によって
飛行通路ベクトルを表示するようになっている。この飛
行通路ベクトルの座標角FPA,Δは、標準的な航空電
子技術の広域測位システムGPS(4)から得た東西及
び南北の水平速度情報VEO,VNSから取出され、この広
域測位システム(4)は、他方で、航空機の位置決定と
航法のために利用される。従って、購入についてもメン
テナンスについても高価な装置である慣性プラットホー
ムの搭載能力を必要としない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DGAC、FAA又は
JAAのような承認された民間組織の保証によるカテゴ
リ2又は3Aで運転する航空機の着陸操作時における誘
導技術の改良に関し、航空機を、より低いコストである
すぐ下のカテゴリ3A又は3Bで運転するのに適したも
のにすることを目的としている。
JAAのような承認された民間組織の保証によるカテゴ
リ2又は3Aで運転する航空機の着陸操作時における誘
導技術の改良に関し、航空機を、より低いコストである
すぐ下のカテゴリ3A又は3Bで運転するのに適したも
のにすることを目的としている。
【0002】
【従来の技術】カテゴリ2又は3Aで運転する航空機で
は、着陸操作時に、最小の垂直視界つまりデシジョン高
度DH(Decision Height )が50フィートになり、そ
して、最小の水平視界つまり滑走路視程RVR(Runway
Visual Range )が200メートルになる。
は、着陸操作時に、最小の垂直視界つまりデシジョン高
度DH(Decision Height )が50フィートになり、そ
して、最小の水平視界つまり滑走路視程RVR(Runway
Visual Range )が200メートルになる。
【0003】カテゴリ2又は3Aで要求されるこのよう
な視界の制限は、高度と垂直速度とを提示する風圧測定
中央装置〔以下、「対気データ計算システム」という〕
ADC(Air Data Computer )により、そして、縦軸及
び横軸のトリム角と、3軸による垂直及び水平加速度
と、磁気的機首方位とを指示するところの慣性プラット
ホームなし機首方位及びトリム角基準中央装置〔以下、
「姿勢及び機首方位基準システム」という〕AHRS
(Attitude Heading Reference System )により制御さ
れる自動操縦装置を装備した航空機のために採用されて
いる。
な視界の制限は、高度と垂直速度とを提示する風圧測定
中央装置〔以下、「対気データ計算システム」という〕
ADC(Air Data Computer )により、そして、縦軸及
び横軸のトリム角と、3軸による垂直及び水平加速度
と、磁気的機首方位とを指示するところの慣性プラット
ホームなし機首方位及びトリム角基準中央装置〔以下、
「姿勢及び機首方位基準システム」という〕AHRS
(Attitude Heading Reference System )により制御さ
れる自動操縦装置を装備した航空機のために採用されて
いる。
【0004】すでに非常に良好な保証レベル2又は3A
の性能に関わらず、気象に恵まれない地方で運転するも
のには十分ではない。これは、この保証レベルの最小視
界の尊重によって、無視できない飛行率に針路変更しな
ければならず、重要な点をやり損なう結果になるからで
ある。
の性能に関わらず、気象に恵まれない地方で運転するも
のには十分ではない。これは、この保証レベルの最小視
界の尊重によって、無視できない飛行率に針路変更しな
ければならず、重要な点をやり損なう結果になるからで
ある。
【0005】その結果、視界をできるだけ小さくし、よ
り低い視界条件で着陸操作をすることができるようにす
るために、カテゴリ2又は3Aで保証される航空機には
すぐ下のカテゴリ3A又は3Bに向かって装備を進展さ
せるという現実的必要が存在する。
り低い視界条件で着陸操作をすることができるようにす
るために、カテゴリ2又は3Aで保証される航空機には
すぐ下のカテゴリ3A又は3Bに向かって装備を進展さ
せるという現実的必要が存在する。
【0006】或る実行手段は、下のカテゴリでの他の保
証によって自動操縦を変えることである。この運転は、
慣性プラットホームなしの姿勢及び機首方位基準システ
ムAHRSを慣性形クラス中央装置〔以下、「慣性基準
システム」という〕IRS(Inertial Reference Syste
m )によって変えることが必要になるので、高コストに
なるという不都合がある。
証によって自動操縦を変えることである。この運転は、
慣性プラットホームなしの姿勢及び機首方位基準システ
ムAHRSを慣性形クラス中央装置〔以下、「慣性基準
システム」という〕IRS(Inertial Reference Syste
m )によって変えることが必要になるので、高コストに
なるという不都合がある。
【0007】必要な性能を増大するための他の手段は、
カテゴリ2又は3Aで保証される航空機の誘導装置に、
ハイブリッドシステム構成用のヘッドアップディスプレ
イHUD(Head Up Display )を加えることである。こ
の追加によって、航空会社によって直接装備することが
できるレベルのものでキット状に形成することができ、
実在のシステムアーキテクチャを大きく修正することな
く調和的なやり方で組込むという利点が得られる。
カテゴリ2又は3Aで保証される航空機の誘導装置に、
ハイブリッドシステム構成用のヘッドアップディスプレ
イHUD(Head Up Display )を加えることである。こ
の追加によって、航空会社によって直接装備することが
できるレベルのものでキット状に形成することができ、
実在のシステムアーキテクチャを大きく修正することな
く調和的なやり方で組込むという利点が得られる。
【0008】ヘッドアップディスプレイを有するハイブ
リッドシステムのカテゴリ2又は3Aでの保証に対する
要求は、保証機関(とりわけ、グループJAR AWO 及び A
C 120-28C FAR)により規制されている。これらは、す
でに保証されているカテゴリ2又は3Aとして厳密に必
要とされる情報、従って、必ず利用可能な、例えば、地
上速度情報〔以下、「飛行通路ベクトル」という〕FP
V(Flight Path Vector)のような情報と比べてより上
の品質や異なる性質をもつ第一次情報を用意しなければ
ならないという新しい拘束をもたらす。それ故、このよ
うな情報の作成のソースを用意する必要がある。
リッドシステムのカテゴリ2又は3Aでの保証に対する
要求は、保証機関(とりわけ、グループJAR AWO 及び A
C 120-28C FAR)により規制されている。これらは、す
でに保証されているカテゴリ2又は3Aとして厳密に必
要とされる情報、従って、必ず利用可能な、例えば、地
上速度情報〔以下、「飛行通路ベクトル」という〕FP
V(Flight Path Vector)のような情報と比べてより上
の品質や異なる性質をもつ第一次情報を用意しなければ
ならないという新しい拘束をもたらす。それ故、このよ
うな情報の作成のソースを用意する必要がある。
【0009】この問題は、伝統的に、慣性基準システム
IRSの搭載によって、つまり、最新の解決のために自
動操縦の再保証を含むレベルAHRS/IRSの設置に
よって解決される。このような解決法は、技術的に満足
するが、慣性基準システムの購入及びメンテナンスにコ
ストがかかるという経済的利益はかんばしくない事態を
呈する。
IRSの搭載によって、つまり、最新の解決のために自
動操縦の再保証を含むレベルAHRS/IRSの設置に
よって解決される。このような解決法は、技術的に満足
するが、慣性基準システムの購入及びメンテナンスにコ
ストがかかるという経済的利益はかんばしくない事態を
呈する。
【0010】そのうえ、航空機の位置決定及び航法を援
助する目的で、航空機に衛星による位置測定受信機〔以
下、「広域測位システム」という〕GPS(Global Pos
itioning System )を装備することが次第に検討されて
きている。こうした見通しのもとで、標準的な航空電子
技術(TSO C 129c1 )は、最近、広域測位システムGP
Sを航空機上に搭載されなければならない最小の特徴に
よって、確立されつつある。このような標準技術による
と、広域測位システムGPSが、経度、緯度及び高度と
いった位置座標に加えて、機体の東西・南北の水平速度
及び垂直速度を示すようにしなければならない。
助する目的で、航空機に衛星による位置測定受信機〔以
下、「広域測位システム」という〕GPS(Global Pos
itioning System )を装備することが次第に検討されて
きている。こうした見通しのもとで、標準的な航空電子
技術(TSO C 129c1 )は、最近、広域測位システムGP
Sを航空機上に搭載されなければならない最小の特徴に
よって、確立されつつある。このような標準技術による
と、広域測位システムGPSが、経度、緯度及び高度と
いった位置座標に加えて、機体の東西・南北の水平速度
及び垂直速度を示すようにしなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低コ
ストの姿勢及び機首方位基準システムAHRSと、表示
される飛行通路ベクトルを作成するために、標準的な航
空電子技術に広域測位システムGPSの可能性を利用し
たヘッドアップディスプレイとを基礎にしたハイブリッ
ドシステムを用いて、すぐ下のカテゴリ3A又は3Bに
向かうカテゴリ2又は3Aでの精密着陸の局面で実施負
担をできるだけ小さくするという航空会社の需要に応え
ることができるより低いコストの解決法を提供すること
である。
ストの姿勢及び機首方位基準システムAHRSと、表示
される飛行通路ベクトルを作成するために、標準的な航
空電子技術に広域測位システムGPSの可能性を利用し
たヘッドアップディスプレイとを基礎にしたハイブリッ
ドシステムを用いて、すぐ下のカテゴリ3A又は3Bに
向かうカテゴリ2又は3Aでの精密着陸の局面で実施負
担をできるだけ小さくするという航空会社の需要に応え
ることができるより低いコストの解決法を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、コンパ
スを装備し特に磁気的機首方位Ψmと垂直加速度azを
送出する姿勢及び機首方位基準システムAHRS、特に
気圧的垂直速度VzBを提供する対気データ計算システム
ADC、緯度と経度と高度の位置座標に加えて東西と南
北の水平速度VEO,VNSを送出する標準的な航空電子技
術の広域測位システムGPS、及び、人工的な水平線と
飛行通路ベクトルFPVを表示するヘッドアップディス
プレイを備えた航空機に適用される精密着陸のための航
空機の監視・誘導の方法によって達成される。この方法
は、ヘッドアップディスプレイ上に2つの座標角を用い
て飛行通路ベクトルFPVの端点を設定することにあ
り、この座標角の一方は、人工的な水平線を基準にした
垂直傾斜角FPA(Flight Path Angle )であって、関
係式: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 ここで、VzB1 は、対気データ計算システムADCから
得られる気圧的垂直速度VzBと姿勢及び機首方位基準シ
ステムAHRSから得られる垂直加速度az とを混成し
た結果得られる気圧−慣性的(baro-inertielle )垂直
速度である、から導出され、他方は、航空機の左右対称
性に垂直な縦方向平面をシンボル化した前記ヘッドアッ
プディスプレイ画面の垂直中線を基準にした水平経路角
Δであって、関係式: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl ここで、declは磁気的偏角である、から導出される。
スを装備し特に磁気的機首方位Ψmと垂直加速度azを
送出する姿勢及び機首方位基準システムAHRS、特に
気圧的垂直速度VzBを提供する対気データ計算システム
ADC、緯度と経度と高度の位置座標に加えて東西と南
北の水平速度VEO,VNSを送出する標準的な航空電子技
術の広域測位システムGPS、及び、人工的な水平線と
飛行通路ベクトルFPVを表示するヘッドアップディス
プレイを備えた航空機に適用される精密着陸のための航
空機の監視・誘導の方法によって達成される。この方法
は、ヘッドアップディスプレイ上に2つの座標角を用い
て飛行通路ベクトルFPVの端点を設定することにあ
り、この座標角の一方は、人工的な水平線を基準にした
垂直傾斜角FPA(Flight Path Angle )であって、関
係式: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 ここで、VzB1 は、対気データ計算システムADCから
得られる気圧的垂直速度VzBと姿勢及び機首方位基準シ
ステムAHRSから得られる垂直加速度az とを混成し
た結果得られる気圧−慣性的(baro-inertielle )垂直
速度である、から導出され、他方は、航空機の左右対称
性に垂直な縦方向平面をシンボル化した前記ヘッドアッ
プディスプレイ画面の垂直中線を基準にした水平経路角
Δであって、関係式: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl ここで、declは磁気的偏角である、から導出される。
【0013】本発明の目的は、また、前記方法を実行す
る航空機の監視及び誘導の装置であって、コンパスを装
備し特に磁気的機首方位Ψmと垂直加速度az を送出す
る姿勢及び機首方位基準システムAHRS、特に気圧的
垂直速度VzBを提供する対気データ計算システムAD
C、緯度と経度と高度の位置座標に加えて東西と南北の
水平速度VEO,VNSを送出する標準的な航空電子技術の
広域測位システムGPS、人工的な水平線と飛行通路ベ
クトルFPVを表示するヘッドアップディスプレイ及
び、ヘッドアップディスプレイ用のコンピュータを具備
する装置によって達成される。このコンピュータは、次
の手段を装備している: (a)人工的な水平線を基準にした飛行通路ベクトルF
PVの端点による垂直傾斜座標角FPA(Flight Path
Angle )を、関係式: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 ここで、VzB1 は、対気データ計算システムADCから
得られる気圧的垂直速度VzBと姿勢及び機首方位基準シ
ステムAHRSから得られる垂直加速度az とを混成し
た結果得られる気圧−慣性的垂直速度である、を用いて
計算する手段、及び、(b)航空機の左右対称性に垂直
な縦方向平面をシンボル化した前記ヘッドアップディス
プレイ画面の垂直中線に対する前記飛行通路ベクトルF
PVの端点の水平経路座標角Δを、関係式: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl ここで、declは磁気的偏角である、を用いて計算する手
段。
る航空機の監視及び誘導の装置であって、コンパスを装
備し特に磁気的機首方位Ψmと垂直加速度az を送出す
る姿勢及び機首方位基準システムAHRS、特に気圧的
垂直速度VzBを提供する対気データ計算システムAD
C、緯度と経度と高度の位置座標に加えて東西と南北の
水平速度VEO,VNSを送出する標準的な航空電子技術の
広域測位システムGPS、人工的な水平線と飛行通路ベ
クトルFPVを表示するヘッドアップディスプレイ及
び、ヘッドアップディスプレイ用のコンピュータを具備
する装置によって達成される。このコンピュータは、次
の手段を装備している: (a)人工的な水平線を基準にした飛行通路ベクトルF
PVの端点による垂直傾斜座標角FPA(Flight Path
Angle )を、関係式: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 ここで、VzB1 は、対気データ計算システムADCから
得られる気圧的垂直速度VzBと姿勢及び機首方位基準シ
ステムAHRSから得られる垂直加速度az とを混成し
た結果得られる気圧−慣性的垂直速度である、を用いて
計算する手段、及び、(b)航空機の左右対称性に垂直
な縦方向平面をシンボル化した前記ヘッドアップディス
プレイ画面の垂直中線に対する前記飛行通路ベクトルF
PVの端点の水平経路座標角Δを、関係式: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl ここで、declは磁気的偏角である、を用いて計算する手
段。
【0014】上記装置には、その上に、コンパス上で動
作し、航空機の磁気量の影響を補正することによって磁
気的機首方位の計測を精緻化した磁気量補償回路〔以
下、「磁気量補償ユニット」という〕RMCU(Remote
Magnetic Compensator Unit)を設けるのが有利であ
る。
作し、航空機の磁気量の影響を補正することによって磁
気的機首方位の計測を精緻化した磁気量補償回路〔以
下、「磁気量補償ユニット」という〕RMCU(Remote
Magnetic Compensator Unit)を設けるのが有利であ
る。
【0015】広域測位システムGPSから航空機垂直速
度情報を得、この情報を姿勢及び機首方位基準システム
AHRS及び対気データ計算システムADCにより得た
測定値から推定される航空機垂直速度情報と比較して、
良好な制御機能を実現するようにするのも有利な手法で
ある。
度情報を得、この情報を姿勢及び機首方位基準システム
AHRS及び対気データ計算システムADCにより得た
測定値から推定される航空機垂直速度情報と比較して、
良好な制御機能を実現するようにするのも有利な手法で
ある。
【0016】さらに有利な手法として、広域測位システ
ムGPSは、飛行準備の局面で着陸操作の始めと同程度
に優良な利用可能性を確実にすることができる完全制御
装置を備える。本発明の他の特徴及び利点は、実施例に
示される実現態様の説明から明らかになる。以下、図面
を参照しつつその説明をする。
ムGPSは、飛行準備の局面で着陸操作の始めと同程度
に優良な利用可能性を確実にすることができる完全制御
装置を備える。本発明の他の特徴及び利点は、実施例に
示される実現態様の説明から明らかになる。以下、図面
を参照しつつその説明をする。
【0017】
【実施例】図1は、自動操縦装置とヘッドアップディス
プレイをベースとして備えより低い費用で保証レベル2
又は3Aからすぐ下の保証レベル2A又は3Bに移行す
ることができるようにした航空機のためのハイブリッド
誘導システムを示す。このシステムは、2種の誘導設
備、つまり、保証レベル2又は3Aに対応する航空機を
ベースにした装置を装備した既存の第1誘導設備、及
び、すぐ下の保証レベル2A又は3Bに移行するために
付加された第2誘導設備に区別される。
プレイをベースとして備えより低い費用で保証レベル2
又は3Aからすぐ下の保証レベル2A又は3Bに移行す
ることができるようにした航空機のためのハイブリッド
誘導システムを示す。このシステムは、2種の誘導設
備、つまり、保証レベル2又は3Aに対応する航空機を
ベースにした装置を装備した既存の第1誘導設備、及
び、すぐ下の保証レベル2A又は3Bに移行するために
付加された第2誘導設備に区別される。
【0018】保証レベル2又は3Aに対応する航空機を
ベースにした装置を装備した既存の誘導設備は、慣性プ
ラットホームなしの姿勢及び機首方位基準システムAH
RS1、コンパス2、及び、対気データ計算システムA
DC3である。姿勢及び機首方位基準システムAHRS
1は姿勢と機首方位の情報及び水平加速度を提供する慣
性基準システムIRSに対して低コストの装備である。
ベースにした装置を装備した既存の誘導設備は、慣性プ
ラットホームなしの姿勢及び機首方位基準システムAH
RS1、コンパス2、及び、対気データ計算システムA
DC3である。姿勢及び機首方位基準システムAHRS
1は姿勢と機首方位の情報及び水平加速度を提供する慣
性基準システムIRSに対して低コストの装備である。
【0019】図2は、姿勢及び機首方位基準システムA
HRS1の磁気的機首方位を提示している。対気データ
計算システムADCは、姿勢と垂直速度の情報を提供す
る。
HRS1の磁気的機首方位を提示している。対気データ
計算システムADCは、姿勢と垂直速度の情報を提供す
る。
【0020】すぐ下の保証レベル2A又は3Bへの移行
のために付加された誘導設備は、標準的な航空電子技術
の広域測位システムGPS4、ヘッドアップディスプレ
イHUD5とそのコンピュータHUDC6、及び、磁気
量補償ユニットRMCU7である。
のために付加された誘導設備は、標準的な航空電子技術
の広域測位システムGPS4、ヘッドアップディスプレ
イHUD5とそのコンピュータHUDC6、及び、磁気
量補償ユニットRMCU7である。
【0021】広域測位システムGPS4は、現代的航空
機の位置決定及び航法の重要な援助手段として役立つの
で、理にかなっている。これが、短期間乃至平均的な期
間で、現代的航空機をベースにした航法装置の一部をな
すようになることに疑いはない。その上、広域測位シス
テムGPS用の標準的な航空電子技術(TSO C 129c1)
は現在から既に存在している。このような広域測位シス
テムGPSは、緯度と経度と高度といった位置情報に加
えて、垂直速度及び東西と南北の水平速度を送出する。
このシステムは、このような情報を、新規利用を企図す
るごとに独特の出力を想定する必要がない種類の多重シ
ステムタイプのサポートARINC429によって提供
する。
機の位置決定及び航法の重要な援助手段として役立つの
で、理にかなっている。これが、短期間乃至平均的な期
間で、現代的航空機をベースにした航法装置の一部をな
すようになることに疑いはない。その上、広域測位シス
テムGPS用の標準的な航空電子技術(TSO C 129c1)
は現在から既に存在している。このような広域測位シス
テムGPSは、緯度と経度と高度といった位置情報に加
えて、垂直速度及び東西と南北の水平速度を送出する。
このシステムは、このような情報を、新規利用を企図す
るごとに独特の出力を想定する必要がない種類の多重シ
ステムタイプのサポートARINC429によって提供
する。
【0022】ヘッドアップディスプレイHUD5は古典
的なタイプのものである。これは、パイロットがそれを
通して風景を見るようになっている準透明プレート、及
び、この準透明プレートを介して、バイロットによりそ
れが風景に重なり合って目視されるようになっているシ
ンボルを表示することができる投射システムを備えてい
る。表示される主要なシンボルは、図2に示されるよう
に、航空機モデル10、機首方位目盛12がつけられた
人工的な水平線11、及び、飛行通路ベクトルFPVの
端点位置に翼がある小円の形状で標示されたレチクル1
1である。
的なタイプのものである。これは、パイロットがそれを
通して風景を見るようになっている準透明プレート、及
び、この準透明プレートを介して、バイロットによりそ
れが風景に重なり合って目視されるようになっているシ
ンボルを表示することができる投射システムを備えてい
る。表示される主要なシンボルは、図2に示されるよう
に、航空機モデル10、機首方位目盛12がつけられた
人工的な水平線11、及び、飛行通路ベクトルFPVの
端点位置に翼がある小円の形状で標示されたレチクル1
1である。
【0023】航空機モデル10は、航空機の左右対称性
に垂直な縦方向平面内の航空機の縦方向基準上に固定的
に位置する。このモデルは機首方位目盛12に関係する
ことができ、この目盛は、次の機首方位を評価するため
に、次の機首方位に応じて人工的な水平線11上に次々
に現れる。
に垂直な縦方向平面内の航空機の縦方向基準上に固定的
に位置する。このモデルは機首方位目盛12に関係する
ことができ、この目盛は、次の機首方位を評価するため
に、次の機首方位に応じて人工的な水平線11上に次々
に現れる。
【0024】人工的な水平線11は、水平線に一致させ
るために航法システムの表示の下方で移動する。この水
平線は、航空機モデル10に関係して、大まかな手法で
縦方向及び側方のトリム角を評価することができる。
るために航法システムの表示の下方で移動する。この水
平線は、航空機モデル10に関係して、大まかな手法で
縦方向及び側方のトリム角を評価することができる。
【0025】レクチル13は、針路上にあり傾斜をもつ
飛行通路ベクトルFPVの端点位置を標示する翼付きの
小円の形状をなし、ヘッドアップディスプレイ上を動く
ことができ、その垂直方向位置は、人工的な水平線の上
又は下にあって飛行通路角FPAに依存しており、航空
機モデル10を通るヘッドアップディスプレイの中線1
4に関する側方のずれは、ヘッドアップディスプレイ用
のコンピュータ6によって一方及び他方を決定する経路
角Δに依存する。
飛行通路ベクトルFPVの端点位置を標示する翼付きの
小円の形状をなし、ヘッドアップディスプレイ上を動く
ことができ、その垂直方向位置は、人工的な水平線の上
又は下にあって飛行通路角FPAに依存しており、航空
機モデル10を通るヘッドアップディスプレイの中線1
4に関する側方のずれは、ヘッドアップディスプレイ用
のコンピュータ6によって一方及び他方を決定する経路
角Δに依存する。
【0026】ヘッドアップディスプレイHUD用のコン
ピュータ6は、人工的な水平線11と機首方位目盛との
位置を決定するが、この機首方位目盛は、姿勢及び機首
方位基準システムAHRS1により与えられる航空機の
縦方向及び側方のトリム角の指示をもとにして目盛付け
される。このコンピュータは、また、飛行通路ベクトル
の端点位置を示すレチクル13の位置をも決定する。こ
の決定をするために、飛行通路ベクトルFPVの傾斜角
FPA及び経路角Δが計算される。
ピュータ6は、人工的な水平線11と機首方位目盛との
位置を決定するが、この機首方位目盛は、姿勢及び機首
方位基準システムAHRS1により与えられる航空機の
縦方向及び側方のトリム角の指示をもとにして目盛付け
される。このコンピュータは、また、飛行通路ベクトル
の端点位置を示すレチクル13の位置をも決定する。こ
の決定をするために、飛行通路ベクトルFPVの傾斜角
FPA及び経路角Δが計算される。
【0027】飛行通路ベクトルの傾斜角を計算するため
に、このコンピュータは、気圧的垂直速度VzB及び東西
と南北の水平速度VEO,VNSをもとにして次の関係式
(1)を用いて処理を行う: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 (1) 気圧−慣性的垂直速度VzB1 は、対気データ計算システ
ムADC3から供給される気圧的高度ZB と姿勢及び機
首方位基準システムAHRS1から供給される垂直加速
度az との混成により古典的手法で得られ、この混成
は、垂直加速度azを積分して慣性的垂直速度V1 を差
引き、この垂直速度を気圧的高度情報ZB に結合させる
ことにある。東西と南北の水平速度VEO,VNSは標準的
な航空電子技術の広域測位システムGPSから供給され
る。
に、このコンピュータは、気圧的垂直速度VzB及び東西
と南北の水平速度VEO,VNSをもとにして次の関係式
(1)を用いて処理を行う: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 (1) 気圧−慣性的垂直速度VzB1 は、対気データ計算システ
ムADC3から供給される気圧的高度ZB と姿勢及び機
首方位基準システムAHRS1から供給される垂直加速
度az との混成により古典的手法で得られ、この混成
は、垂直加速度azを積分して慣性的垂直速度V1 を差
引き、この垂直速度を気圧的高度情報ZB に結合させる
ことにある。東西と南北の水平速度VEO,VNSは標準的
な航空電子技術の広域測位システムGPSから供給され
る。
【0028】関係式(1)は、それ以前に、人工的な水
平線11により標示された水平面に対する飛行通路ベク
トルFPVの傾斜角FPAの正接(tan FPA )が、飛行
通路ベクトルFPVの水平成分(VEO 2 +VNS 2 )1/2
に対する垂直成分VzB1 の比に等しいことを述べてい
る。
平線11により標示された水平面に対する飛行通路ベク
トルFPVの傾斜角FPAの正接(tan FPA )が、飛行
通路ベクトルFPVの水平成分(VEO 2 +VNS 2 )1/2
に対する垂直成分VzB1 の比に等しいことを述べてい
る。
【0029】飛行通路ベクトルFPVの経路角Δを計算
するために、ヘッドアップディスプレイ用のコンピュー
タ6は、姿勢及び機首方位基準システムAHRS1から
供給される磁気的機首方位Ψm、広域測位システムGP
S4から送出される水平速度VEO,VNSから導出された
地理的北方に対して正しい経路角tan-1(VEO/
VNS)、及び、広域測位システムGPS4によって作ら
れた位置決定を用いてアドレスされるテーブルから引出
された磁気的偏角declをもとにし、次の関係式を適用し
て処理を行う: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl 実際、地理的北方に対する飛行通路ベクトルFPVの経
路角TRKV は、広域測位システムGPS4から送出され
る東西水平速度VEOと南北水平速度VNSの比の逆正接
( tan -1 )値で与えられる。それから、航空機モデル
10を通るヘッドアップディスプレイ画面の垂直中線に
対する、即ち、航空機の胴体水平基準RHFに対する経
路角Δを差引かなければならない。このことは、図3に
示されるように、地理的北方を基準にした経路角TRKV
から、磁気的北方を基準にした機首方位角Ψm及び東方
向を正にして計算した磁気的偏角declを減じることにあ
る。
するために、ヘッドアップディスプレイ用のコンピュー
タ6は、姿勢及び機首方位基準システムAHRS1から
供給される磁気的機首方位Ψm、広域測位システムGP
S4から送出される水平速度VEO,VNSから導出された
地理的北方に対して正しい経路角tan-1(VEO/
VNS)、及び、広域測位システムGPS4によって作ら
れた位置決定を用いてアドレスされるテーブルから引出
された磁気的偏角declをもとにし、次の関係式を適用し
て処理を行う: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl 実際、地理的北方に対する飛行通路ベクトルFPVの経
路角TRKV は、広域測位システムGPS4から送出され
る東西水平速度VEOと南北水平速度VNSの比の逆正接
( tan -1 )値で与えられる。それから、航空機モデル
10を通るヘッドアップディスプレイ画面の垂直中線に
対する、即ち、航空機の胴体水平基準RHFに対する経
路角Δを差引かなければならない。このことは、図3に
示されるように、地理的北方を基準にした経路角TRKV
から、磁気的北方を基準にした機首方位角Ψm及び東方
向を正にして計算した磁気的偏角declを減じることにあ
る。
【0030】カテゴリ3A2又は3Bでの運転に必要な
レベルを満足する広域的精密性を取得するためには、広
域測位システムGPS4により取得した位置決定情報、
及び、コンパスを装備した磁気量補償ユニットRMCU
7を用いて補償された磁気的機首方位情報Ψmにより方
角が分かる磁気的偏角の精密テーブルを利用する。
レベルを満足する広域的精密性を取得するためには、広
域測位システムGPS4により取得した位置決定情報、
及び、コンパスを装備した磁気量補償ユニットRMCU
7を用いて補償された磁気的機首方位情報Ψmにより方
角が分かる磁気的偏角の精密テーブルを利用する。
【0031】必要な安全レベルは、姿勢及び機首方位基
準システムAHRS1、対気データ計算システムADC
3及び広域測位システムGPS4から供給される諸情
報、特に、広域測位システムGPS4並びに姿勢及び機
首方位基準システムAHRSから同時に送出される垂直
速度情報の冗長度によって、そして、全体の制御(un c
ontrole de l'integrete)、飛行準備局面でのGPS情
報の利用可能性や完全性の予想、及び、滑走面への着陸
初期のGPS情報の利用可能性や完全性の確認を行うこ
とがてきるRAIM(Receiver Autonomous Integrity
Monitoring)形装置を装備した広域測位システムGPS
を利用することによって、実現される。
準システムAHRS1、対気データ計算システムADC
3及び広域測位システムGPS4から供給される諸情
報、特に、広域測位システムGPS4並びに姿勢及び機
首方位基準システムAHRSから同時に送出される垂直
速度情報の冗長度によって、そして、全体の制御(un c
ontrole de l'integrete)、飛行準備局面でのGPS情
報の利用可能性や完全性の予想、及び、滑走面への着陸
初期のGPS情報の利用可能性や完全性の確認を行うこ
とがてきるRAIM(Receiver Autonomous Integrity
Monitoring)形装置を装備した広域測位システムGPS
を利用することによって、実現される。
【0032】当然ながら、本発明は上述した実現態様に
限定されるものではなく、また、提示したものは、本発
明の精神を逸脱することなく当業者に受入れ可能な多数
の変形の余地がある。
限定されるものではなく、また、提示したものは、本発
明の精神を逸脱することなく当業者に受入れ可能な多数
の変形の余地がある。
【図1】 本発明に適合する航空機誘導装置の原理的ブ
ロック図を示す図。
ロック図を示す図。
【図2】 ヘッドアップディスプレイの画面上に現れる
主要なシンボルを示す図。
主要なシンボルを示す図。
【図3】 飛行通路ベクトルFPVの端点経路の座標角
を取得する態様を線図的に示す図。
を取得する態様を線図的に示す図。
1 姿勢及び機首方位基準システムAHRS 2 コンパス 3 対気データ計算システムADC 4 広域測位システムGPS 5 ヘッドアップディスプレイHUD 6 ヘッドアップディスプレイ用のコンピュータHUD
C 7 磁気量補償ユニットRMCU 10 航空機モデル 11 人工的水平線 12 機首方位目盛 13 レチクル 14 垂直中線
C 7 磁気量補償ユニットRMCU 10 航空機モデル 11 人工的水平線 12 機首方位目盛 13 レチクル 14 垂直中線
Claims (7)
- 【請求項1】 コンパス(2)を装備し、特に、磁気的
機首方位Ψmと垂直加速度az を送出する姿勢及び機首
方位基準システムAHRS(1)、特に、気圧的高度Z
B を提供する対気データ計算システムADC(3)、緯
度と経度と高度の位置座標に加えて、東西と南北の水平
速度VEO,VNSを送出する標準的な航空電子技術の広域
測位システムGPS(4)、及び、人工的な水平線(1
1)と飛行通路ベクトルFPV(13)を表示するヘッ
ドアップディスプレイHUD(5)を備えた航空機に適
用される精密着陸のための航空機の監視及び誘導の方法
であって、前記ヘッドアップディスプレイHUD(5)
上の前記飛行通路ベクトルFPVの端点を2つの座標角
を用いて設定し、これらの座標角の一方は、前記人工的
な水平線(11)を基準にした垂直傾斜角FPAであっ
て、次の関係式から導出し: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 ここで、VzB1 は、対気データ計算システムADCから
送出される気圧的高度ZB と姿勢及び機首方位基準シス
テムAHRSから送出される垂直加速度az とを混成し
た結果得られる気圧−慣性的垂直速度である、これらの
座標角の他方は、航空機の左右対称性に垂直な縦方向平
面をシンボル化した前記ヘッドアップディスプレイ画面
の垂直中線(14)を基準にした水平経路座標角Δであ
って、次の関係式から導出する: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl ここで、declは磁気的偏角である、ことを特徴とする方
法。 - 【請求項2】 前記磁気的偏角は、前記広域測位システ
ムGPS(4)により提供される位置決定出力によって
方角が分かる磁気的偏角テーブルから導出されることを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 速度情報を送出する広域測位システムG
PS(4)を備えた航空機に適用され、装備全体が、前
記対気データ計算システムADC(3)に結合される前
記姿勢及び機首方位基準システムAHRS(1)からそ
して前記広域測位システムGPS(4)から送出される
垂直速度情報の比較によってテストされることを特徴と
する請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 コンパス(2)を装備し、特に、磁気的
機首方位Ψmと垂直加速度az を送出する姿勢及び機首
方位基準システムAHRS(1)、特に、気圧的高度Z
B を提供する対気データ計算システムADC(3)、緯
度と経度と高度の位置座標に加えて、東西と南北の水平
速度VEO,VNSを送出する標準的な航空電子技術の広域
測位システムGPS(4)、及び、人工的な水平線(1
1)と飛行通路ベクトルFPV(13)を表示するヘッ
ドアップディスプレイHUD(5)、及び、ヘッドアッ
プディスプレイ用のコンピュータから成る航空機の監視
及び誘導の装置であって、前記コンビュータは、人工的
な水平線(11)に対する前記飛行通路ベクトルFPV
の端点の垂直傾斜座標角FPAを、次の関係式を用いて
計算する第1の手段: FPA=tan-1〔VzB1 /(VEO 2 +VNS 2 )1/2 〕 ここで、VzB1 は、対気データ計算システムADCから
送出される気圧的高度ZB と姿勢及び機首方位基準シス
テムAHRSから送出される垂直加速度az とを混成し
た結果得られる気圧−慣性的垂直速度である、及び、航
空機の左右対称性に垂直な縦方向平面をシンボル化した
前記ヘッドアップディスプレイ画面の垂直中線に対する
前記飛行通路ベクトルの端点の水平経路座標角Δ、次の
関係式を用いて計算する第2の手段: Δ=−Ψm+tan-1(VEO/VNS)−decl ここで、declは磁気的偏角である、を備えることを特徴
とする装置。 - 【請求項5】 さらに、航空機の磁気量の影響により引
起こされるコンパス(2)の誤差を補正する磁気量補償
ユニットRMCU(7)を具備することを特徴とする請
求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 前記広域測位システムGPS(4)は全
体制御装置を備えることを特徴とする請求項4に記載の
装置。 - 【請求項7】 垂直速度情報を送出する広域測位システ
ムGPS(4)を具備し、さらに、この広域測位システ
ムGPS(4)からそして装備全体をテストするコンパ
ス(2)に結合される姿勢及び機首方位基準システムA
HRS(1)から送出される垂直速度情報の比較する手
段を具備することを特徴とする請求項4に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9501826A FR2730841B1 (fr) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | Procede et dispositif de surveillance et de guidage d'aeronef pour atterrissage de precision |
FR9501826 | 1995-02-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0976998A true JPH0976998A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=9476239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8055491A Withdrawn JPH0976998A (ja) | 1995-02-17 | 1996-02-19 | 精密着陸のための航空機の監視及び誘導の方法及び装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5666111A (ja) |
EP (1) | EP0729126B1 (ja) |
JP (1) | JPH0976998A (ja) |
BR (1) | BR9600768A (ja) |
CA (1) | CA2169686C (ja) |
DE (1) | DE69610448T2 (ja) |
FR (1) | FR2730841B1 (ja) |
Cited By (1)
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- 1996-02-09 EP EP96400271A patent/EP0729126B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1996-02-09 DE DE69610448T patent/DE69610448T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-02-16 BR BR9600768A patent/BR9600768A/pt not_active Application Discontinuation
- 1996-02-16 US US08/603,084 patent/US5666111A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-02-16 CA CA002169686A patent/CA2169686C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1996-02-19 JP JP8055491A patent/JPH0976998A/ja not_active Withdrawn
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