JPH0976964A - オートバイの携帯用補助キャリア - Google Patents

オートバイの携帯用補助キャリア

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JPH0976964A
JPH0976964A JP7232352A JP23235295A JPH0976964A JP H0976964 A JPH0976964 A JP H0976964A JP 7232352 A JP7232352 A JP 7232352A JP 23235295 A JP23235295 A JP 23235295A JP H0976964 A JPH0976964 A JP H0976964A
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auxiliary
carrier frame
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    • B62J7/00Luggage carriers
    • B62J7/02Luggage carriers characterised by the arrangement thereof on cycles
    • B62J7/04Luggage carriers characterised by the arrangement thereof on cycles arranged above or behind the rear wheel

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートバイのキャリアフレームに簡単な取付
構造を以て携帯用補助キャリアを随時且つ容易に脱着で
きるようにして、この補助キャリアによりキャリアフレ
ームの荷物積載面積拡大を図る。 【解決手段】 キャリアフレームCfの外側方に延出し
て補助的な荷物載置部をし得る補助キャリア本体7の基
部に、キャリアフレームCf上に載置係合し得る支点部
8aを形成すると共に、その補助キャリア本体7の基端
に、該キャリア本体7の支点部8a回りの回動を規制す
るようキャリアフレームCfに係合し得る係合片10を
連設し、それら係合片10および支点部8aの、キャリ
アフレームCfに対する各係合により補助キャリア本体
7をキャリアフレームCfに支持させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートバイの車体
フレームに一体的に支持されるキャリアフレームに取付
けられて、その荷物積載面積を随時に拡大するための携
帯用補助キャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にオートバイのキャリアフレーム
は、大きな荷物を無理なく積載できるように荷物積載面
を極力広く形成することが望ましいが、キャリアフレー
ムには常に大きな荷物を積載する訳ではないので、キャ
リアフレーム自体を大型化した場合には却って通常の外
観体裁が悪くなり商品性を損なう不都合がある。
【0003】そこでキャリアフレーム自体は比較的小型
に形成して、それに、荷物積載面を随時拡大するための
補助キャリアを取付けるようにしたものが既に提案(例
えば実開平3−53982号公報参照)されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記提案のも
のでは、キャリアフレームに補助キャリアが張出位置と
格納位置との間で回動可能に枢着されており、そのた
め、補助キャリアを回動自在とする軸受機構や、同キャ
リアの回動位置を選択的に固定する固定機構を特別に設
ける必要があり、それだけ構造が複雑化しコストが嵩む
等の問題がある。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
で、上記問題を生じさせることなくキャリアフレームの
荷物積載面積を随時に拡大できるようにした構造簡単
な、オートバイの携帯用補助キャリアを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、車体フレームに一体的に支持された
キャリアフレームに対し着脱可能な、オートバイの携帯
用補助キャリアであって、前記キャリアフレームの外側
方に延出して補助的な荷物載置部を形成し得る補助キャ
リア本体の基部に、キャリアフレーム上に載置係合し得
る支点部を形成すると共に、その補助キャリア本体の基
端に、該キャリア本体の支点部回りの回動を規制するよ
うキャリアフレームに係合し得る係合片を連設し、それ
ら係合片および支点部の、キャリアフレームに対する各
係合により前記補助キャリア本体をキャリアフレームに
支持させるようにしたことを特徴とし、また請求項2の
発明は、請求項1の発明の前記特徴に加えて、前記補助
キャリア本体が、キャリアフレームの第1のフレーム部
を横切るようにそれぞれ延び且つ相互に間隔をおいて並
ぶ一対の主杆と、その両主杆間を一体的に連結する連結
杆とを少なくとも備え、前記支点部が、前記第1のフレ
ーム部にこれを跨いで係合し得るよう両主杆の基部に形
成され、前記係合片が、キャリアフレームの、前記第1
のフレーム部と交差する第2のフレーム部に下側より係
合し得るよう前記両主杆の基端に主杆と角度をなしてそ
れぞれ連設され、その両係合片の相互間隔が変化するよ
うに前記補助キャリア本体を弾性変形させて、両係合片
を前記第2のフレーム部に対し係脱させるようにしたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作 用】各請求項の発明の上記特徴によれば、キャリ
アフレームに補助キャリアを取付けるに当たっては、補
助キャリア本体基部の支点部をキャリアフレーム上に載
置係合させると共に、同キャリア本体基端の係合片を、
該本体の支点部回りの回動を規制するようキャリアフレ
ームに係合させるだけでよい。このような取付状態にお
いて、補助キャリア本体にはその自重や積載荷物の重量
に因り支点部回りにモーメントが作用するが、そのモー
メントを係合片を介してキャリアフレームに受け止めさ
せて補助キャリアを一定の適正な設置姿勢に保持するこ
とができるから、この補助キャリアによって、キャリア
フレーム外側方に補助的な荷物載置部を随時に且つ安定
よく形成することができる。しかも補助キャリアの設置
に際してはキャリアフレームに補助キャリアを回動自在
に連結する軸受機構や、その回動位置を選択的に固定す
る構造複雑な固定機構を特別に設ける必要はない。
【0008】また補助キャリアを必要としない場合に
は、それをキャリアフレームより分離して車体の物入れ
等に収納しておけばよい。
【0009】また特に請求項2の発明の上記特徴によれ
ば、補助キャリア本体を弾性変形させて該本体基端の一
対の係合片の相互間隔を変化させるだけで、その両係合
片をキャリアフレーム(第2のフレーム部)に簡単に係
脱させることができる。しかも係合片とキャリアフレー
ム(第2のフレーム部)との係合状態は、補助キャリア
本体自身の弾性復元力を以て効果的に保持することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に例示した本発明の一実施例に基づいて以下に具体的に
説明する。
【0011】添付図面において、図1は、本発明の第1
実施例の補助キャリアをセットしたオートバイの一実施
例を示す全体側面図、図2は、第1実施例の補助キャリ
アの取付状態を示すオートバイ後部の要部斜視図、図3
は図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は図2の4−
4線に沿う拡大断面図、図5は図2の5矢視図、図6
は、第2実施例の補助キャリアの取付状態を示す要部斜
視図である。
【0012】先ず、図1において、オートバイVの車体
フレームFには、その下部にパワーユニットPが、また
その上部に燃料タンクT及びシートSがそれぞれ装着さ
れている。シートSの後方には、パワーユニットPによ
り駆動される後輪Wrの上方を覆うリヤカウルRと、そ
のリヤカウルRの上方に間隔をおいて位置するキャリア
フレームCfとが配設され、またシートSの下方には、
リヤカウルRの左右両側よりも外側方に膨出する左右一
対のサイドカバーScと、その一方のサイドカバーSc
内を縦通して車体後方に延びる排気マフラMとが配設さ
れる。それらリヤカウルR、サイドカバーSc及び排気
マフラMは何れも車体フレームFに公知の固定手段で固
定されるものであり、またキャリアフレームCfの前端
部は、シートS後部及びサイドカバーSc上部を車体フ
レームFに共締めする取付ボルトBを以て車体フレーム
Fに一体的に締着されている。更にキャリアフレームC
fよりも下方においてリヤカウルRの左右両外側には左
右一対のウインカランプRwが、またリヤカウルRの後
半部上面にはテールランプRtがそれぞれ突設されてい
る。
【0013】次に図2〜5を参照して、キャリアフレー
ムCf及び補助キャリアCsの構造を具体的に説明す
る。キャリアフレームCfは、各々前後方向に延びる左
右一対の縦杆1,1と、その両縦杆1,1の後端間を一
体に連結すべく左右方向に延びる横杆2とより略U字状
に形成されており、このキャリアフレームCfを補強す
るために両縦杆1,1間には、前記横杆2とは別に複数
本の横杆21 〜23 が前後に間隔をおいて一体的に横架
連結される。第2列の横杆22 とリヤカウルRとの間に
は、その間を一体に接続する連結片12が一体的に連結
される。而してこの実施例において縦杆1,1は本発明
の第1のフレーム部に、また横杆22 ,2 3 は本発明の
第2のフレーム部にそれぞれ対応する。
【0014】各縦杆1の前部は、シートSの後端下部に
回り込むように前下りに傾斜して延びており、その先端
部には、前記ボルトBが挿通される扁平部1aが形成さ
れている。また各縦杆1の下面には、荷物固定用の紐等
の索条(図示せず)を引っ掛けるための複数の係止脚3
が間隔をおいて一体に垂設される。更に左右の縦杆1,
1と、シートS後面と、第2列の横杆22 とに囲まれる
空間には、小物入れとして機能するテールバッグ4が配
設され、このバッグ4は、公知の固定手段(図示例では
固定紐13)を以てキャリアフレームCfに着脱可能に
固定される。前記テールバッグ4には、公知の開閉手段
(図示例ではファスナ5)により開閉可能な蓋6が設け
られ、その蓋6を随時開放することによりバッグ4内へ
の荷物の出入れが可能である。
【0015】また補助キャリアCsは、キャリアフレー
ムCfの外側方に延出して補助的な荷物載置部を形成す
るための補助キャリア本体7と、この補助キャリア本体
7の基端に一体的に連設されるフック片10とを備えて
いる。その補助キャリア本体7は、前後に間隔をおいて
並ぶ一対の主杆8,8と、その両主杆8,8間を一体的
に連結する連結杆9とを有して略コ字状に形成される。
それら主杆8,8の各基部には、キャリアフレームCf
の一方の縦杆1(第1のフレーム部)にその上方より跨
ぐように載置係合し得る支点部としての凹曲部8aがそ
れぞれ設けられる。この凹曲部8aは、図示例の如く主
杆8の一部を略上半円弧状に塑性加工することにより形
成してもよいし、或いは主杆8が比較的大径の場合に
は、その基部の下面に下向きの凹溝を切削加工すること
により形成してもよい。
【0016】前記一対の主杆8,8の各基端には、該主
杆8,8と略直交する一対のフック片10,10がそれ
ぞれ一体に形成されており、その両フック片10,10
は、その先端相互が互いに接近対面するように内向きに
形成される。これらフック片10,10は、補助キャリ
ア本体7の前記凹曲部8a(支点部)回りの回動を規制
するようキャリアフレームCfの横杆22 ,23 (第2
のフレーム部)に下側より係合し得る本発明の係合片を
構成するものであって、前記凹曲部8a(支点部)回り
に補助キャリア本体7に生ずるモーメントをキャリアフ
レームCfに受け止めさせる作用点としての機能を果た
し得るものである。各フック片10には、対応する横杆
2 ,23 に前後方向(即ち縦杆1に沿う方向)に移動
不能に係止し得る係止段部10aが主杆8の基端より間
隔をおいて設けられており、この係止段部10aは、図
示例のようにフック片10の一部を下り階段状、或いは
略下半円弧状に塑性加工することにより形成してもよい
し、またフック片10が比較的大径である場合には、そ
の上面に上向きの凹溝を切削加工することにより形成し
てもよい。
【0017】而して補助キャリアCsは、全体が金属フ
レーム等の弾性変形可能なフレーム材で構成されている
ので、キャリアフレームCfに補助キャリアCsを装着
する際には、その補助キャリア本体7を弾性変形させて
前後主杆8,8の基端に連なるフック片10,10の相
互間隔を拡げるようにすれば、各フック片10,10の
横杆22 ,23 (第2のフレーム部)通過を無理なく行
わせることが可能であり、その通過後に補助キャリア本
体7を自己の弾性復元力で元の形態に復元させれば、各
フック片10の係止段部10aを横杆22 ,23 (第2
のフレーム部)に難なく係止させることができる。また
斯かる係止状態を解除する場合にも、前記と同様に補助
キャリア本体7を弾性変形させて前後のフック片10,
10の相互間隔を拡げるようにすれば、各フック片1
0,10の横杆22 ,23 からの離脱を無理なく行い得
るものである。
【0018】次に前記実施例の作用について説明する。
キャリアフレームCf上に載置すべき荷物が無いか、又
は有っても小さい場合には、補助キャリアCsは使う必
要がないので、テールバッグ4等の適宜の収納場所に収
納しておく。これにより、補助キャリアCsがキャリア
フレームCfの外観体裁を損なう虞れはないし、補助キ
ャリアCsを紛失する心配もない。
【0019】またキャリアフレームCf上にその本来の
載置面より左右に食み出すような大きな荷物(図5の符
号Aを参照)を積載する場合には、その荷物の一部がキ
ャリアフレームCfの両側下方に垂れ下がることがあ
り、その場合には、垂れ下がった荷物でリヤウインカラ
ンプRwが隠されたり、或いは荷物の一部が高温の排気
マフラMに接触する恐れがある。そこでこのような大き
な荷物を積載する場合には、テールバッグ4等より一対
の補助キャリアCsを取り出し、それらをキャリアフレ
ームCfに、図2に示す如く支点部としての前記凹曲部
9aを左右の縦杆1上にそれぞれ上側より係合させ且つ
係合片としての前記フック片10を横杆2 2 ,23 にそ
れぞれ下側より係合させた所定の取付状態に置くように
する。
【0020】この取付けに際しては、例えば前後一方の
フック片10(係止段部10a)を先ず1つの横杆22
に係合させ、その係合状態を保ちつつ補助キャリアCs
を弾性変形(即ち一対の主杆8,8を拡開変形)させて
前後のフック片10,10の相互間隔を拡げるようにす
る。そしてこの状態のまま、他方のフック片10が他の
横杆23 を通過するまで補助キャリアCsを移動させ、
次いで補助キャリアCsを自己の弾性力で元の形態に復
元させて該他方のフック片10(係止段部10a)を該
他の横杆23 に係合させると共に、各主杆8,8の凹曲
部9a(支点部)を縦杆1上に載置係合させるように補
助キャリアCsを略水平状態に置けば、取付け作業が完
了する。
【0021】而して補助キャリアCsの取付状態におい
ては、補助キャリアCsの上に荷物を載せていなくて
も、該キャリアCsの重心が縦杆1よりも外側に偏位し
ている関係で補助キャリア本体7には、該本体7の、キ
ャリアフレームCfよりオーバハングした先部を下向き
(従ってフック片10を上向き)に回動させようとす
る、前記凹曲部9a(支点部)回りのモーメントが作用
するが、そのモーメントは、作用点となるフック片10
と横杆22 ,23 との各係合部を経てキャリアフレーム
Cfに受け止められるので、補助キャリアCsを一定の
適正な設置姿勢に保つことが可能である。また特に補助
キャリアCs上に荷物を載せた場合には、その荷物の重
量も加わって補助キャリアCsには、前記モーメントと
同方向で且つそれよりも大きいモーメントが作用するの
で、該補助キャリアCsの支持が一層安定する。
【0022】また、補助キャリアCsをキャリアフレー
ムCfより取り外す作業は、前記と逆の手順で行えばよ
い。
【0023】かくして補助キャリアCsの脱着作業に際
しては、これを弾性変形させて補助キャリア本体7の一
対の主杆8,8にそれぞれ連なるフック片10,10の
相互間隔を変化させるだけで、それらフック片10,1
0をキャリアフレームCf(特に第2のフレーム部とし
ての横杆22 ,23 )に簡単に係脱させることができる
から、補助キャリアCsの脱着作業能率を高めることが
できる。しかもフック片10,10とキャリアフレーム
Cf(特に第2のフレーム部としての横杆22,23
との係合状態を、補助キャリアCs自体の弾性復元力を
利用して効果的に維持することが可能である。
【0024】また図6には本発明の第2実施例が示され
ている。この実施例において、補助キャリア本体7の基
本的な形状は前記実施例と同様の略コ字状であるが、前
後一対の主杆8,8の基端にそれぞれ連設される係合片
としてのフック片10,10の形態が前記実施例と相違
しており、即ちそれらフック片10,10は、その先端
相互が互いに離反するように外向きに形成される。而し
てこの実施例のものでも補助キャリアCsの脱着作業に
際しては、これを弾性変形させるようにするが、特に係
合片たる一対のフック片10,10が外向きである関係
で、この実施例では一対の主杆8,8を互いに接近させ
るように弾性変形させて前後のフック片10,10の相
互間隔を縮小させるようにする。それ以外の作業手順は
前記実施例と同様であり、前記実施例と同様の作用効果
が期待できる。
【0025】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はそれら実施例に限定されることなく、本発
明の範囲内で種々の実施例が可能である。例えば非使用
時の補助キャリアの収納場所としては、図示例のような
キャリアフレーム上のテールバッグに限定されず、例え
ばテールバックが省略される場合にはオートバイのシー
ト下方等の車体適所に物入れを設置して、そこに補助キ
ャリアを収納するようにしてもよく、また補助キャリア
を乗員がバッグ等に入れて直接携帯するようにしてもよ
い。また図示例では、係合片たるフック片10,10を
第2,第3列の横杆22 ,23 に係合させるようにした
が、必要に応じて他の横杆2,21 に係合させるように
してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば、
キャリアフレームに補助キャリアを脱着できるようにし
たので、必要に応じて補助キャリアをキャリアフレーム
に装着することにより、キャリアフレームの荷物積載面
積を随時に拡大することができ、従ってキャリアフレー
ム自体が比較的小型であっても、それと補助キャリアと
で大きな荷物を無理なく積載することができる。しかも
補助キャリアの取付けに当たっては、補助キャリア本体
基部の支点部をキャリアフレーム上に載置係合させると
共に、同キャリア本体基端の係合片を、該本体の支点部
回りの回動を規制するようキャリアフレームに単に係合
させるだけでよいから、取扱い操作が良好であるばかり
か、補助キャリアのキャリアフレームへの固定支持構造
が頗る簡単でコスト節減に寄与し得る。また補助キャリ
アを必要としない場合には、これをキャリアフレームよ
り分離して車体の物入れ等に収納しておくことができる
から、外観体裁を損なう虞れがなく、オートバイの商品
性を高めることができる。
【0027】また特に請求項2の発明によれば、補助キ
ャリア本体を弾性変形させて、該キャリア本体基端の一
対の係合片の相互間隔を変化させるだけで、その両係合
片をキャリアフレームに簡単に係脱させることができる
ので、補助キャリアのキャリアフレームに対する脱着操
作が頗る容易であり、しかも補助キャリア自身の弾性復
元力を利用して係合片とキャリアフレーム(第2のフレ
ーム部)との係合状態を効果的に保つことができるか
ら、それだけ補助キャリアの支持が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の補助キャリアをセットし
たオートバイの一実施例を示す全体側面図
【図2】第1実施例の補助キャリアの取付状態を示すオ
ートバイ後部の要部斜視図
【図3】図2の3−3線に沿う拡大断面図
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図
【図5】図2の5矢視図
【図6】第2実施例の補助キャリアの取付状態を示す要
部斜視図
【符号の説明】
Cf キャリアフレーム Cs 補助キャリア F 車体フレーム 1 キャリアフレームの第1のフレーム部とし
ての縦杆 22 ,23 キャリアフレームの第2のフレーム部とし
ての横杆 7 補助キャリア本体 8 主杆 8a 支点部としての凹曲部 9 連結杆 10 係合片としてのフック片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム(F)に一体的に支持され
    たキャリアフレーム(Cf)に対し着脱可能な、オート
    バイの携帯用補助キャリアであって、 前記キャリアフレーム(Cf)の外側方に延出して補助
    的な荷物載置部を形成し得る補助キャリア本体(7)の
    基部に、キャリアフレーム(Cf)上に載置係合し得る
    支点部(8a)を形成すると共に、その補助キャリア本
    体(7)の基端に、該キャリア本体(7)の支点部(8
    a)回りの回動を規制するようキャリアフレーム(C
    f)に係合し得る係合片(10)を連設し、それら係合
    片(10)および支点部(8a)の、キャリアフレーム
    (Cf)に対する各係合により前記補助キャリア本体
    (7)をキャリアフレーム(Cf)に支持させるように
    したことを特徴とする、オートバイの携帯用補助キャリ
    ア。
  2. 【請求項2】 前記補助キャリア本体(7)は、前記キ
    ャリアフレーム(Cf)の第1のフレーム部(1)を横
    切るようにそれぞれ延び且つ相互に間隔をおいて並ぶ一
    対の主杆(8,8)と、その両主杆(8,8)間を一体
    的に連結する連結杆(9)とを少なくとも備え、前記支
    点部(8a)は、前記第1のフレーム部(1)にこれを
    跨いで係合し得るよう前記両主杆(8,8)の基部に形
    成され、前記係合片(10)は、キャリアフレーム(C
    f)の、前記第1のフレーム部(1)と交差する第2の
    フレーム部(22 ,23 )に下側より係合し得るよう前
    記両主杆(8,8)の基端に該主杆(8,8)と角度を
    なしてそれぞれ連設され、その両係合片(10,10)
    の相互間隔が変化するように前記補助キャリア本体
    (7)を弾性変形させて、両係合片(10,10)を前
    記第2のフレーム部(22 ,23 )に対し係脱させるよ
    うにしたことを特徴とする、請求項1に記載のオートバ
    イの携帯用補助キャリア。
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