JPH097680A - ケーブルコネクタ - Google Patents

ケーブルコネクタ

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Publication number
JPH097680A
JPH097680A JP7157936A JP15793695A JPH097680A JP H097680 A JPH097680 A JP H097680A JP 7157936 A JP7157936 A JP 7157936A JP 15793695 A JP15793695 A JP 15793695A JP H097680 A JPH097680 A JP H097680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
cable
resin body
molded resin
cable connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7157936A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Haga
悟郎 芳賀
Takao Suzuki
隆男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP7157936A priority Critical patent/JPH097680A/ja
Publication of JPH097680A publication Critical patent/JPH097680A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本のケーブルを同時に結線でき、ケーブ
ルコネクタのより高密度な構成を実現することができ、
かつ、ハウジングへのコンタクトの組込みを効率よく行
うことのできるケーブルコネクタを提供する。 【構成】 本発明は、絶縁性材料からなる成形樹脂体3
と、この成形樹脂体3に所定間隔をおいて配列保持され
両端部が成形樹脂体3から突出している複数のコンタク
ト1と、成形樹脂体3におけるケーブル2との接合側に
設けられた隔壁部材31とを具備する。コンタクト1は
一端部に電気接点部10を有し、かつ、他端部にバレル
部11を有し、隔壁部材31は折曲可能であって上壁部
31aと仕切壁部31bとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルコネクタに関
し、特に高密度多芯のケーブルコネクタの結線構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バス用ケーブルコネクタ等の多
芯のケーブルコネクタを製作する上において重要な点の
一つはコンタクトとケーブルとの結線である。すなわ
ち、大量の結線、組立を短時間に、正確にかつ簡単に行
なわなければならず、このため、このようなケーブルコ
ネクタにおいては、圧着や圧接などの無半田接続が広く
行われている。
【0003】ところで、近年の電子装置は、高密度化お
よび高集積化、さらには小型化を指向しており、機器内
部の実装用コネクタも多芯であるばかりでなく高密度化
が求められている。また、機器内配線や装置とのインタ
ーフェイスにおいてもデータ伝送量の増大に見合う高密
度なケーブルコネクタが必要となっている。
【0004】従来の圧接用のケーブルコネクタでは、コ
ンタクトを2列に配置し、実装スペースの許される限り
コネクタ外形寸法を列方向へ延長してフラットリボンケ
ーブルのような平なケーブルとしてそのまま圧接結線す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンタ
クトの列方向に関して実装寸法の制限がある場合には、
コンタクトの配置は列間方向(列方向と直交する方向)
へも増やす必要がある。この場合には、コンタクト列が
4列までは、2列分を一組として圧接部のピッチを変換
して接点部ピッチの半分とし、そのピッチに適合するフ
ラットリボンケーブルを2セット(2列分)圧接する。
具体的には、仮に1.27mmピッチのフラットリボン
ケーブルでは、コネクタ部が2.54mmピッチで4列
構成、あるいは1.27mm千鳥格子で4列構成とな
る。しかし、5列以上の場合には、前記のようなピッチ
変換は不可能となる。仮に、片側に3列、その反対側に
2列引出すにしても、ケーブルのピッチを考えると、そ
の実現は困難であるという問題を残している。
【0006】本発明の目的は、コンタクトサブアッセン
ブリへ結線するケーブルが独立型あるいはフラットリボ
ン型のいずれであっても、複数本のケーブルを同時に結
線でき、ケーブルコネクタのより高密度な構成を実現す
ることができ、かつ、ハウジングへのコンタクトの組込
みを効率よく行うことのできるケーブルコネクタを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、絶縁性材料からなる成形樹脂体と、この
成形樹脂体に所定間隔をおいて配列保持され両端部が前
記成形樹脂体から突出している複数のコンタクトと、前
記成形樹脂体におけるケーブルとの接合側に設けられた
隔壁部材とを具備し、前記コンタクトは一端部に電気接
点部を有し、かつ、他端部にバレル部を有し、前記隔壁
部材は折曲可能であって上壁部と仕切壁部とからなるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のケーブルコネクタは、コンタクトにセ
ットしたケーブルを結線用治具によって同時にコンタク
トに結線させることができ、これをコネクタハウジング
に組込むことができる。
【0009】
【実施例】次に、添付の図面を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の1実施例におけるコンタ
クトサブアッセンブリを示す正面図である。図2は、本
発明の1実施例におけるコンタクトサブアッセンブリを
示す平面図である。図3は、本発明の1実施例における
コンタクトサブアッセンブリを示す右側面図である。
【0011】図1〜図3に示すように、一端部に電気接
点部10を有するコンタクト1は、後述するケーブル2
の心線を圧着挟持して電気的接続をするためのバレル部
11を他端部に有している。
【0012】このコンタクト1は、絶縁性材料からなる
成形樹脂体3によって等間隔に配列保持されている。バ
レル部11は、成形樹脂体3から露出されるように構成
されている。成形樹脂体3にはケーブル4側の端部に隔
壁部31が折り曲げ可能に形成されている。この隔壁部
31は、上壁部31aと仕切壁部31bとから構成され
ており、後述する各ケーブル2の圧着部を隔絶するもの
となる。
【0013】次に、コンタクト1とケーブル2の結線工
程は、先ず、図4(a)に示すように、成形樹脂体3に
整列保持されたコンタクト1のバレル部11にケーブル
2の心線を当て、かつ、治具を用いて各ケーブル2の心
線をバレル部11に圧着させる。このケーブル2の圧着
の後に、図4(b)に示すように成形樹脂体3の隔壁部
31を矢印方向に折り曲げて、図4(c)に示すように
隔壁部31によって各ケーブルの圧着部を遮断する。こ
の状態の斜面図を図5に示す。この隔壁部31は、各ケ
ーブルの圧着部を遮蔽状態に分離独立させることにな
り、コンタクト間の絶縁性を確保することができ、ま
た、耐電圧の向上に寄与することができる。
【0014】本実施例においては、コンタクトピッチの
安定性および組立コストの低減などの理由からインサー
ションモールドとして図示したが、コンタクト1を成形
樹脂体3に圧入等の手段によって保持させる形式であっ
てもよい。
【0015】図6は、前記コンタクト1を成形樹脂体3
に固定保持して得られたコンタクトサブアッセンブリC
をコネクタハウジングHに組込んだ状態を示す。コンタ
クトサブアッセンブリCのハウジングH内への固定保持
手段は、正確に行えるものであれば、どのような手段を
用いて行ってもよく、また、ハウジングHの構造等につ
いても特に限定されるものではない。
【0016】図7は、本発明をケーブルコネクタに応用
した場合を示すもので、コンタクトサブアッセンブリC
がフードF内に固定保持された状態を示している。ブッ
シング7は、ケーブル2を束状にするものである。本発
明に用いるケーブルは、独立型であってもフラットリボ
ン型であっても良い。
【0017】図8は、本発明の他の実施例を示す正面図
である。図9は、本発明の他の実施例を示す平面図であ
る。図8および図9に示すように、ケーブルが同軸ケー
ブル2Aである場合においては、接点部と結線部との配
置関係を変更して構成しておけば、対応できるものとな
る。すなわち、同軸ケーブル2Aの信号線20Aをコン
タクト1Aのバレル部20Aに圧着させて接続させ、グ
ランド線20Bをコンタクト1Bのバレル部11Bに圧
着させて接続させておく。そして、信号用コンタクト1
Aとグランド用コンタクト1Bを交互に配置させてお
く。
【0018】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、複数本
のケーブルを同時にコンタクトに結線させることがで
き、また、各コンタクトは成形樹脂体に所定のピッチや
配置で一体的に配列されているため、ハウジングへのコ
ンタクトの組込みを簡易迅速に行うことができ、生産効
率の向上を図ることができる。
【0019】また、本発明によれば、ケーブルとコンタ
クトとを直線状に圧着させ、ケーブルを引出させること
ができるので、ケーブルへのストレスの低減が図れると
ともに、ケーブル結線部周りの構造強化を容易に行うこ
とができる。
【0020】さらに、本発明によれば、コネクタハウジ
ングや一部の附属品の変更で、コンタクトの列方向の芯
数展開を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のケーブルコネクタにおける
コンタクトサブアッセンブリを示す正面図である。
【図2】本発明の1実施例のケーブルコネクタにおける
コンタクトサブアッセンブリを示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例のケーブルコネクタにおける
コンタクトサブアッセンブリを示す側面図である。
【図4】本発明の実施例におけるコンタクトサブアッセ
ンブリとケーブルの結線工程を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の1実施例におけるコンタクトサブアッ
センブリとケーブルの結線状態を示す斜視図である。
【図6】本発明のケーブルコネクタにおけるコンタクト
サブアッセンブリをコネクタハウジングへ装填した状態
を示す一部切欠平面図である。
【図7】本発明のケーブルコネクタの一部切欠平面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 コンタクト 2 ケーブル 3 成形樹脂体 11 バレル部 31 隔壁部 C コンタクトサブアッセンブリ H コネクタハウジング F フード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性材料からなる成形樹脂体と、この
    成形樹脂体に所定間隔をおいて配列保持され両端部が前
    記成形樹脂体から突出している複数のコンタクトと、前
    記成形樹脂体におけるケーブルとの接合側に設けられた
    隔壁部材とを具備し、前記コンタクトは一端部に電気接
    点部を有し、かつ、他端部にバレル部を有し、前記隔壁
    部材は折曲可能であって上壁部と仕切壁部とからなるこ
    とを特徴とするケーブルコネクタ。
JP7157936A 1995-06-23 1995-06-23 ケーブルコネクタ Pending JPH097680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7157936A JPH097680A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 ケーブルコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7157936A JPH097680A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 ケーブルコネクタ

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JPH097680A true JPH097680A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15660723

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JP7157936A Pending JPH097680A (ja) 1995-06-23 1995-06-23 ケーブルコネクタ

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JP (1) JPH097680A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155206A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 山一電機株式会社 ケーブルコネクタ及びそれ備えた車載カメラモジュール用コネクタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04315779A (ja) * 1991-04-15 1992-11-06 Fujikura Ltd 防水コネクタ
JPH06333626A (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 Yazaki Corp コネクタ

Patent Citations (2)

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Effective date: 19991027